JP2011102550A - 燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料配管内の圧力を保持する機構を備えつつ、燃料タンクの開口部に挿入可能なコンパクトな体格を維持できる燃料供給装置の提供。
【解決手段】燃料タンク13の開口部13cを通して燃料タンク13内部に挿入配置され、燃料配管15を介して燃料を内燃機関に供給する燃料供給装置100であって、燃料供給装置100の挿入方向にその軸方向が沿うよう配置され、燃料を汲み上げる円柱状の燃料ポンプユニット40と、当該ユニット40の径方向外側に連接し、汲み上げられた燃料圧力を所定の圧力に調整するプレッシャレギュレータ50と、プレッシャレギュレータ50から吐き出された燃料を燃料配管15に流通させるとともに、燃料配管15内の燃料の圧力を所定の範囲内に保持する残圧保持装置70と、を備える。この残圧保持装置270は、燃料ポンプユニット40の径方向外側、かつプレッシャレギュレータ50に対して挿入方向とは反対方向に位置する。
【選択図】図1

Description

燃料を貯留する燃料タンクに形成された開口部を通して当該燃料タンクの内部に挿入配置され、機関と連通する燃料配管を介して当該燃料タンク内の燃料を機関に供給する燃料供給装置に関するものである。
従来、燃料タンクに貯留された燃料を機関に供給するための燃料供給系統は、当該燃料タンク内に配置される燃料供給装置、及び当該燃料供給装置を機関と連通させる燃料配管等を主体として構成されている。このような燃料供給系統に用いられる燃料供給装置として、例えば特許文献1には、燃料タンク内の燃料を汲み上げる燃料ポンプと、当該燃料ポンプによって汲み上げられた燃料の圧力を所定の圧力に調整するブレッシャーレギュレータと、を備えるものが開示されている。
さて、近年、機関の始動性を向上させるため、燃料配管内の燃料の圧力を、燃料ポンプの停止後も高いまま保持したいという要望がある。このような要望に応えるものとして、例えば特許文献2には、燃料配管の途中に、当該燃料配管の機関側の圧力を保持する弁装置を備える燃料供給系統が開示されている。
この特許文献2に開示の燃料供給系統が備える弁装置は、逆止弁及び逃がし弁を有している。逆止弁は、燃料供給装置から機関へ向う燃料の流れを許容し、機関から燃料供給装置へ向う燃料の逆流を防止するための構成であって、燃料ポンプが停止した後も、下流側である機関側の燃料配管内の圧力を保持する。一方、逃がし弁は、逆止弁の下流側において、燃料配管内の圧力が所定の圧力を超えた場合に開弁し、逆止弁の上流側、即ち燃料供給装置側に燃料を流通させる。これら逆止弁及び逃がし弁を備えることで弁装置は、ブレッシャーレギュレータから吐き出された燃料を燃料配管に流通させるとともに、燃料配管内の燃料の圧力を所定の範囲内に保持することができる。
特開2008−248801号公報 特許第3560700号明細書
さて、燃料供給装置と機関とを連通させる燃料配管の途中に設けられる特許文献2に開示の構成が備える弁装置は、具体的には上流側及び下流側の燃料配管とニップルを介して接続されている。このように設置された弁装置は、燃料配管内の圧力変動に伴って、周囲の部品に対し相対的に移動し、当該部品と干渉するおそれがある。そこで、特許文献2に開示の構成が備える弁装置を、特許文献1に開示の構成が備える燃料ポンプ等に固定することが想到され得る。
しかし、一般に燃料供給装置は、特許文献1に開示されているように、燃料タンクに形成された開口部を通して燃料ポンプ等の要素が当該燃料タンクの内部に挿入され、配置される。そして、この開口部の開口面積は、燃料タンクの強度低下の懸念や空間的制約により拡大することが非常に困難である。一方、特許文献2の弁装置を、そのまま燃料ポンプ等に固定すると、燃料供給装置の構成のうち、燃料タンク内に挿入される部分の挿入方向における投影面積が、残圧保持機構を追加したことにより増加してしまう。故に、開口部を通じて燃料供給装置を燃料タンク内に挿入することができなくなってしまうおそれがある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料配管内の圧力を保持する機構を備えつつ、燃料タンクの開口部に挿入可能なコンパクトな体格を維持できる燃料供給装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、燃料を貯留する燃料タンクに形成された開口部を通して燃料タンクの内部に挿入配置され、機関と連通する燃料配管を介して当該燃料タンク内の燃料を当該機関に供給する燃料供給装置であって、円柱状に形成されるとともに、燃料供給装置の挿入方向に軸方向が沿うよう配置され、燃料タンク内の燃料を汲み上げる燃料ポンプユニットと、燃料ポンプユニットの径方向外側に連接し、当該燃料ポンプユニットによって汲み上げられた燃料の圧力を所定の圧力に調整し、機関に向けて吐き出す調圧機構と、調圧機構と燃料配管との間に設けられ、調圧機構から吐き出された燃料を燃料配管に流通させるとともに、燃料配管内の燃料の圧力を所定の範囲内に保持する残圧保持機構と、を備え、残圧保持機構は、燃料ポンプユニットの径方向外側、かつ調圧機構に対して挿入方向とは反対方向に位置することを特徴とする燃料供給装置とする。
この発明によれば、残圧保持機構は、調圧機構とともに円柱状に形成された燃料ポンプユニットの径方向外側に位置している。加えて、この残圧保持機構は、調圧機構に対して挿入方向とは反対方向に位置しているので、燃料ポンプユニットの軸方向において、この調圧機構と重畳する。以上により、燃料ポンプユニットの軸方向、即ち燃料供給装置の開口部への挿入方向におけるこれら燃料ポンプユニット、調圧機構、及び残圧保持機構よりなる一体要素の投影面積は、残圧保持機構を追加したにもかかわらず、増加し難い。したがって、燃料供給装置は、燃料配管内の燃料の圧力を所定の範囲内に保持する機構を備えつつ、燃料タンクの開口部に挿入可能なコンパクトな体格を維持できる。
請求項2に記載の発明では、残圧保持機構は、調圧機構によって所定の圧力に調整された燃料を前記燃料配管に流通させる第一流路を、挿入方向に沿って形成する弁ハウジングと、第一流路の流路壁に形成される第一弁座部、及び調圧機構から燃料配管へ向う燃料の流れ方向において第一弁座部の下流側に位置し、第一弁座部に着座する第一弁体を具備する逆止弁と、を有することを特徴とする。
この発明によれば、燃料ポンプユニットが燃料を汲み上げている場合、調圧機構によって所定の圧力に調整された燃料は、弁ハウジングに形成される第一流路を燃料配管へ向けて流通しようとする。この燃料の流れにより、調圧機構から燃料配管へ向う燃料の流れ方向において第一弁座部の下流側に位置する第一弁体は、当該第一弁座部から離座する。故に、逆止弁は、第一流路における燃料の流れを許容する。一方、燃料ポンプユニットによる燃料の汲み上げが停止している場合、燃料は第一流路を燃料配管から調圧機構へ向けて流通しようとする。この流れによって第一弁体が第一弁座部に着座することで、逆止弁は、第一流路における燃料配管から調圧機構に向う燃料の逆流を遮断する。
以上のような動作を行う逆止弁は、第一流路に沿って移動する第一弁体により、第一流路における燃料の流通の許容及び遮断を切り替える。故に、残圧保持機構は、第一弁体の移動方向、即ち第一流路の形成される方向に長くなり易い。そこで、第一流路を弁ハウジングに挿入方向に沿って形成することで、残圧保持機構の挿入方向における投影面積を縮小できる。故に、残圧保持機構の追加による上述した一体要素の挿入方向おける投影面積の増加は、確実に抑制され得る。
請求項3に記載の発明では、調圧機構を収容し、当該調圧機構によって所定の圧力に調整された燃料を残圧保持機構に流通させる吐出流路を挿入方向に沿って形成する調圧弁ケースをさらに備え、第一流路は、吐出流路に同軸で位置することを特徴とする。
この発明によれば、調圧機構により圧力が調整された燃料は、当該調圧機構を収容する調圧弁ケースに挿入方向に沿って形成された吐出流路を流通し、当該吐出流路に同軸で位置する残圧保持機構の第一流路に流入する。このように、吐出流路と第一流路とを同軸に位置させることで、調圧機構及び残圧保持機構間の流通で燃料に生じる圧力損失を低減できる。故に、残圧保持機構の追加による圧力損失の増加が、燃料ポンプユニットの吐出流量の増加を要し、ひいては当該燃料ポンプユニットの大型化を引き起こしてしまう事態を回避できる。したがって、残圧保持機構の追加による上述した一体要素の挿入方向おける投影面積の増加は、確実に抑制され得る。
請求項4に記載の発明では、弁ハウジングは、第一流路の下流側と連通する第二流路を、第一流路に沿って形成し、残圧保持機構は、第二流路の流路壁に形成される第二弁座部、第二弁座部に対して第一流路の下流側とは反対側に位置し、第二弁座部に着座する第二弁体、及び第二弁体を第二弁座部に着座させる方向に付勢する付勢部材を具備する圧力逃がし弁をさらに有することを特徴とする。
この発明によれば、燃料ポンプユニットによる燃料の汲み上げが停止した後、第一流路における燃料の逆流を逆止弁が遮断している状態において、燃料配管内の燃料は、機関の熱により暖められて当該燃料配管内の圧力を上昇させる。そこで、第一流路の下流側と連通する第二流路を形成すると、燃料配管内の燃料は当該第二流路に逃げようとする。一方、この第二流路に設けられる圧力逃がし弁は、付勢部材による付勢によって、第二流路の流路壁に形成される第二弁座部に、当該第二弁座部に対して第一流路の下流側とは反対側から、第二弁体を着座させている。そして、燃料配管内の圧力が所定を超えると、第一流路の下流側から第二流路に逃げようとする燃料が、付勢部材の付勢力に抗して、第二弁体を第二弁座部から離座させる。この圧力逃がし弁の開弁により、燃料配管内の燃料は、第二流路を通過して逃げられる。故に、燃料配管内の圧力は下降する。
以上のような動作を行う圧力逃がし弁は、第二流路に沿って移動する第二弁体により、第二流路における燃料の流通の遮断及び許容を切り替える。故に、残圧保持機構は、第二弁体の移動方向、即ち第二流路の形成方向に長くなり易い。そこで、第二流路を弁ハウジングに第一流路に沿って形成することで、残圧保持機構の挿入方向における投影面積を縮小できる。故に、残圧保持機構の追加による上述した一体要素の挿入方向おける投影面積の増加は、確実に抑制され得る。
請求項5に記載の発明では、第二流路は、第一流路の上流側とも連通し、圧力逃がし弁の第二弁体は、第一流路の上流側の燃料によって第二弁座部に着座する方向に付勢されることを特徴とする。
この発明によれば、第二弁体は、第一流路の上流側とも連通する第二流路の形態により、第一流路の上流側の燃料によって第二弁座部に着座する方向に付勢される。この第二流路の形態により、第二弁体を第二弁座部に付勢する付勢部材の付勢力の低減が可能になる。以上によれば、付勢部材を小型化し易くなるので、ひいては残圧保持機構の小型化に貢献できる。したがって、燃料供給装置は体格がコンパクトなまま維持され得る。加えて、付勢部材の付勢力を低減は、弁ハウジングへの圧力逃がし弁の組付け性向上にも貢献できる。
請求項6に記載の発明では、燃料ポンプユニット、調圧機構、及び残圧保持機構を収容し、燃料ポンプユニットによって汲み上げられる燃料を貯留するサブタンクをさらに備えることを特徴とする。
一般に、燃料を貯留するためのサブタンクを備え、当該サブタンクに燃料ポンプユニット等を収容する形態の燃料供給装置が普及している。このような形態の燃料供給装置では、燃料ポンプユニット、調圧機構、及び残圧保持機構の挿入方向における投影面積が大きくなると、これらを収容するサブタンクはさらに大型化してしまう。故に、開口部を通じて燃料供給装置を燃料タンク内に挿入することがいっそう困難になる。したがって、コンパクトな体格を維持できる本発明の効果は、サブタンクを備える形態の燃料供給装置において、顕著に発揮される。
これら請求項7及び請求項の8に記載の発明によれば、燃料ポンプユニットの外殻を形成する円柱状のポンプユニットケース、及びこのポンプユニットケースの径方向外側に連接される調圧弁ケースを一体に形成することで、これらの体格を径方向に縮小し易い。故に、上述した一体要素の投影面積の抑制に貢献できる。
また、残圧保持機構は、調圧機構の挿入方向とは反対方向に位置しているので、調圧機構から吐き出される燃料によって、当該反対方向の力を受け、調圧弁ケースから離脱しようとする。しかし、請求項7の発明では、調圧弁ケース及び残圧保持機構のいずれか一方はから挿入方向と実質的に直交する方向に凸状嵌合爪を突出させ、当該挿入方向に沿って残圧保持機構を調圧弁ケースに組み付けることで、当該凸状嵌合爪に、調圧弁ケース及び残圧保持機構の他方が有する嵌合孔を嵌合させている。このように、残圧保持機構が調圧弁ケースに係合される形態では、凸状嵌合爪は、挿入方向と直交する方向を深さ方向とする嵌合孔に嵌合することで、残圧保持機構に作用する挿入方向とは反対方向の力に抗して、当該残圧保持機構の離脱を確実に防ぎ得る。一方、請求項8の発明のように、残圧保持機構に樹脂材料よりなる溶着部を形成し、当該溶着部を樹脂材料よりなる調圧弁ケースの外壁部に溶着させる形態としてもよい。この形態であっても、残圧保持機構の調圧弁ケースからの離脱を確実に防ぎ得る。
本発明の第一実施形態による燃料供給装置の構成を示す図である。 図1のII矢視図である。 燃料ポンプユニット等の構成を説明するための図であって、図2のIII‐III線断面図である。 燃料ポンプユニット等の構成を説明するための図であって、図2のIV‐IV線断面図である。 残圧保持装置の構成を説明するための拡大図である。 残圧保持装置の構成を説明するための拡大図であって、図5のVI‐VI線断面図である。 残圧保持装置の作動を説明するための図である。 本発明の第一実施形態による残圧保持装置の構成を説明するための図であって、図3のVIII矢視図である。 図5の変形例を示す図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態による燃料供給装置100を示している。燃料供給装置100は、燃料タンク13の底部13bに設置され、燃料配管15を介して当該燃料タンク13内の燃料を車両に搭載された内燃機関に供給する。
図1及び図2に示すように、燃料供給装置100は、フランジ20、サブタンク30、燃料ポンプユニット40、プレッシャレギュレータ50等から構成されている。この燃料供給装置100は、燃料タンク13の天井部13aに形成された開口部13cを通して当該燃料タンク13の内部に挿入される。第一実施形態において、燃料供給装置100の挿入方向は、サブタンク30、燃料ポンプユニット40等の軸方向に実質的に沿っている。
フランジ20は、樹脂材料等によって円盤状に形成され、燃料タンク13の開口部13cを塞ぐ蓋体である。このフランジ20の上部には、径方向外側に環状に突出する鍔部が設けられており、天井部13aの外側の面と液密に密着されている。加えてフランジ20には、燃料吐出管21及び給電ソケット22a,22b等が形成されるとともに、燃料ホース25及び給電配線23、並びにガイドシャフト24a及びスプリング24b等が組み付けられている。
燃料吐出管21及び給電ソケット22a,22bは、フランジ20の成型時に一体的に形成されている。燃料吐出管21は燃料ホース25によって燃料ポンプユニット40側と接続されており、当該燃料ポンプユニット40から汲み上げられた燃料を内燃機関へ向けて吐き出す。給電ソケット22aは、フランジ20の外部側に形成されており、電力供給のための給電プラグ(図示しない)が接続されている。給電ソケット22bは、フランジ20の内部側に形成されており、燃料ポンプユニット40に接続された給電配線23のプラグ部23aが接続されている。
ガイドシャフト24aは、金属材料よりなる円柱状の棒材であって、基端がフランジ20に取り付けられることで、先端がサブタンク30側に向けて突出している。ガイドシャフト24aは、フランジ20の周方向に等間隔で二箇所に配置されている。このガイドシャフト24aには、サブタンク30が天地方向に摺動自在に取付けられている。またスプリング24bは、金属の線材を螺旋状に巻設してなるコイルスプリングであって、フランジ20及びサブタンク30間に圧縮された状態で、ガイドシャフト24aの径方向外側に当該ガイドシャフト24aと同軸に配置されている。これらガイドシャフト24a及びスプリング24bの協働によれば、サブタンク30はフランジ20に対して地方向に押し付けられる。
サブタンク30は、樹脂材料等によって有底円筒状に形成され、燃料ポンプユニット40及びプレッシャレギュレータ50等を収容し、燃料ポンプユニット40によって汲み上げられる燃料を当該燃料ポンプユニット40近傍に貯留する構成である。このサブタンク30は、これらの要素40,50を収容した状態で、軸方向に沿って燃料タンク13の開口部13cに挿入される。このサブタンク30は、天方向側に開口しており、燃料に水平方向の加速度が作用した場合であっても、燃料ポンプユニット40によって汲み上げられる燃料を当該燃料ポンプユニット40近傍に貯留する。
このサブタンク30の側壁部33には、シャフト支持部34が形成されている。このシャフト支持部34は、ガイドシャフト24aを天地方向に貫通させることで、当該ガイドシャフト24aに対して摺動自在である。加えてシャフト支持部34の上面には、スプリング24bの下側が着座している。以上によれば、シャフト支持部34を介して作用するスプリング24bの付勢力によって、サブタンク30は底壁部31を燃料タンク13の底部13bに固定される。
燃料ポンプユニット40は、燃料タンク13内の燃料を吸入し、天方向に汲み上げ、燃料配管15及び内燃機関に向けて吐き出すための構成である。この燃料ポンプユニット40は、全体として円柱状に形成されるとともに、その軸方向がサブタンク30の軸方向、即ち燃料供給装置100の挿入方向に沿うよう配置されている。
図3に示すように、燃料ポンプユニット40は、フィルタケース41、サクションフィルタ44、電動モータ及びポンプ部(図示しない)、並びに高圧フィルタ43を有している。フィルタケース41は、例えばポリアセタール(POM)又はポリフェニレンサルファイド(PPS)等の樹脂材料によって形成され、当該燃料ポンプユニット40の外殻を形成する円柱状の部材である。このフィルタケース41には、モータ収容室41a及び当該モータ収容室41aと連通するフィルタ収容室41bが形成されている。モータ収容室41aは、フィルタケース41と同軸に形成される円柱状の空間である。フィルタ収容室41bは、フィルタケース41と同軸に形成され、モータ収容室41aの径方向外側を囲む円環状の空間である。加えてフィルタケース41には、プレッシャレギュレータ50を収容するプレッシャレギュレータケース46が一体で形成されている。このプレッシャレギュレータケース46は、フィルタ収容室41bの径方向外側に連接している。
サクションフィルタ44は、例えばポリエステル又はナイロン等の樹脂製の繊維からなる不織布を用いて形成されている。このサクションフィルタ44は、フィルタケース41の地方向側に取り付けられており、モータ収容室41aに吸い込まれる燃料を濾過し、燃料中の異物を除去する。
電動モータ及びポンプ部は、モータ収容室41aに収容されており、作動によって当該モータ収容室41a内に燃料を吸入させる。電動モータは、給電配線23(図1参照)と電気的に接続されおり、当該給電配線23を介して供給される電力によってポンプ部を駆動する。このポンプ部により、燃料はモータ収容室41a内で天方向に汲み上げられて、外周側に形成されたフィルタ収容室41bに圧送される。
サクションフィルタ44は、円筒状に形成されて、フィルタ収容室41bに収容されている。このサクションフィルタ44は、電動モータ及びポンプ部によって汲み上げられた燃料を濾過し、燃料中の異物をさらに除去する。
プレッシャレギュレータ50は、燃料ポンプユニットに収容された電動ポンプ及びポンプ部によって汲み上げられた燃料の圧力を所定の圧力に調整し、内燃機関に向けて吐き出す調圧機構である。このプレッシャレギュレータ50は、径の異なる二つの円柱を軸方向に組み合わせた外殻形状を呈している。プレッシャレギュレータ50は、その軸方向であって、長手方向を、燃料ポンプユニット40の軸方向に沿う方向に向けて、プレッシャレギュレータケース46内に収容されている。
プレッシャレギュレータケース46には、ドレインポート46a及び吐出流路47が形成されている。ドレインポート46aは、プレッシャレギュレータ50と同軸に形成されている円柱状の空間である。ドレインポート46aには、高圧フィルタ43を通過した燃料の圧力が所定の圧力を上回っていた場合に、プレッシャレギュレータ50内を通過した燃料が、当該プレッシャレギュレータ50の天方向の端部から排出される。このドレインポート46aは、例えばサブタンク30(図1参照)内に燃料を汲み上げるためのジェットポンプ(図示しない)に接続されている。吐出流路47は、高圧フィルタ43を通過した燃料を燃料配管15(図1参照)及び内燃機関側に流通させるための流路である。この吐出流路47は、燃料ポンプユニット40の軸方向、即ち燃料供給装置100の挿入方向に沿って形成されている。吐出流路47からは、プレッシャレギュレータ50によって所定の圧力に調整された燃料が吐き出される。
次に、本発明の特徴部分である残圧保持装置70について、図3〜図7に基づいて、図1及び図2を参照しつつ詳細に説明する。
図3及び図4に示すように、残圧保持装置70は、プレッシャレギュレータ50と燃料配管15(図1参照)に連通する燃料ホース25との間に設けられる機構である。具体的には、残圧保持装置70は、プレッシャレギュレータ50から吐出流路47を介して吐き出された燃料を、燃料ホース25及び燃料吐出管21を順に介して燃料配管15(図1参照)に流通させるとともに、当該燃料配管15内の燃料の圧力を所定の範囲内に保持するための機構である。本発明では、この残圧保持装置70は、燃料ポンプユニット40の径方向外側、かつプレッシャレギュレータ50に対して天方向に位置している。
図5及び図6に示すように、残圧保持装置70は、弁ハウジング71、逆止弁73、及び圧力逃がし弁77を有している。弁ハウジング71は、POM又はPPS等の樹脂材料によって形成され、プレッシャレギュレータケース46の上方に、挿入方向であるフィルタケース41の軸方向に沿って組み付けられる。この残圧保持装置70には、残圧受圧室70a、背圧受圧室70b、燃料吐出部75、第一流路72、第二流路76、スナップフィット嵌合孔71aが形成されている。
残圧受圧室70a及び背圧受圧室70bは、弁ハウジング71内に形成される空間であって、当該弁ハウジング71内を隔壁部71dと当該隔壁部71dの地方向に配置される環状のシール部材によって天地方向に分割することにより形成されている。残圧受圧室70aは、背圧受圧室70bの天方向に位置し、燃料吐出部75と連通している。この残圧受圧室70a内には燃料配管15(図1参照)内の残圧が作用する。また、背圧受圧室70bは、プレッシャレギュレータケース46の吐出流路47と連通しており、背圧受圧室70b内には当該吐出流路47から吐き出される燃料の背圧が作用する。
燃料吐出部75は、弁ハウジング71の上面から天方向に向けて延設される円管状の部分である。この燃料吐出部75には、燃料ホース25(図3及び図4参照)が取り付けられており、残圧受圧室70a及び当該燃料ホース25間の燃料の流通を可能にする。
第一流路72は、背圧受圧室70bと残圧受圧室70aとを連通する流路であり、プレッシャレギュレータ50によって圧力が調整された燃料を、燃料ホース25等を介して燃料配管15(図1参照)に流通させるための流路である。この第一流路72は、燃料ポンプユニット40の軸方向、即ち燃料供給装置100の挿入方向に沿って形成されており、かつ吐出流路47に実質的に同軸で位置している。加えて、この第一流路72には、当該第一流路72による燃料の流通の許容及び遮断を切り替える逆止弁73が設けられている。
第二流路76は、第一流路72と同様に、背圧受圧室70bと残圧受圧室70aとを連通する流路であって、この第一流路72に沿って当該第一流路72と並列に形成されている。この形態によれば、第二流路76は、第一流路72の下流側と上流側とで、ともに当該第一流路72と連通することとなる。加えて、この第二流路76には、当該第二流路76による燃料の流通の許容及び遮断を切り替える圧力逃がし弁77が設けられている。
逆止弁73は、第一流路72の流路壁72aに形成される第一弁座部73b、当該第一弁座部73bに着座する第一弁体73a、及び第一流路72内に第一弁体73aを支持する第一弁体支持部材74を具備している。
第一弁座部73bは、具体的には、流路壁72aから径方向内側に突出する突出部であって、第一流路72の下端部に、第一流路72の周方向において、全周に亘り形成されている。第一弁体73aは、プレッシャレギュレータ50から燃料配管15へ向う燃料の流れ方向において、第一弁座部73bの下流側に位置している。この第一弁体73aは、第一流路72と同軸に配置され、その軸方向に沿って第一弁体支持部材74に摺動自在に支持される円柱状の軸部73cと、当該軸部73cの下端に半球状に形成され、下流側から第一弁座部73bに着座する半球部73dとを有している。
第一弁体支持部材74は、第一流路72に天方向から圧入される部材であって、嵌合部74a、円筒部74b、及び保持部74cを有している。嵌合部74aは、リング状に形成されて、流路壁72aの内周面と嵌合している。円筒部74bは、円筒状に形成されて、内周壁で第一弁体73aの軸部73cを摺動自在に支持している。保持部74cは、円筒部74bを嵌合部74aに対して保持する部分である。この保持部74cの保持によって、円筒部74bは第一流路72と同軸に位置している。加えて、円筒部74bの外周面は流路壁72aの内周面から離間している。
圧力逃がし弁77は、第二流路76の流路壁76aに形成される第二弁座部77b及び当該第二弁座部77bに着座する第二弁体77a、第二流路76内に第二弁体77aを支持する第二弁体支持部材79、及び第二弁体77aを付勢する閉弁スプリング78を具備している。
第二弁座部77bは、具体的には、流路壁76aから径方向内側に突出する突出部であって、第二流路76の上端部に、第二流路76の周方向において、全周に亘り形成されている。第二弁体77aは、第一弁体73aと実質的に同一の部材であって、第二弁座部77bに対して燃料吐出部75側とは反対側となる地方向に位置している。この第二弁体77aは、第二流路76と同軸に配置され、その軸方向に沿って第二弁体支持部材79に摺動自在に支持される円柱状の軸部77cと、当該軸部77cの上端に半球状に形成され、下方から第二弁座部77bに着座する半球部77dとを有している。
第二弁体支持部材79は、第一弁体支持部材74と実質的に同一であって、第二流路76に地方向から圧入される部材である。第二弁体支持部材79は、嵌合部79a、円筒部79b、保持部79c、及び段差部79dを有している。嵌合部79aは、リング状に形成されて、流路壁76aの内周面と嵌合している。円筒部79bは、円筒状に形成されて、内周壁で第二弁体77aの軸部77cを摺動自在に支持している。さらに、円筒部79bの外周面には段差部79dが設けられている。この段差部79dは、円筒部79bの外径を縮小することにより形成されている。保持部79cは、円筒部79bを嵌合部79aに対して保持する部分である。この保持部79cの保持によって、円筒部79bは第二流路76と同軸に位置している。加えて、円筒部79bの外周面は流路壁76aの内周面から離間している。
閉弁スプリング78は、金属の線材を螺旋状に巻設してなるコイルスプリングであって、第二弁体77aの軸部77cの径方向外側に、当該軸部77cと同軸で配置されている。加えて閉弁スプリング78は、半球部77dと段差部79dとの間によって、軸方向に圧縮された状態で配置されており、第二弁体支持部材79に対して第二弁体77aを天方向に付勢し、第二弁体77aの半球部77dを第二弁座部77bに着座させる。
ここまで説明した残圧保持装置70は、スナップフィット係合によって燃料ポンプユニット40に組み付けられている。以下、残圧保持装置70を燃料ポンプユニット40に組み付けるための構成及び組み付けの工程について説明する。尚、残圧保持装置70は、燃料供給装置100の燃料タンク13(図1参照)への挿入方向、即ち燃料ポンプユニット40の軸方向に沿って当該燃料ポンプユニット40に組み付けられる。
弁ハウジング71の天地方向に沿って延設される外壁部71b,71cには、当該天地方向と直交する方向であって、フィルタケース41の周方向を深さ方向とするスナップフィット嵌合孔71aが、それぞれ形成されている。このスナップフィット嵌合孔71aは、挿入方向を長手方向とする矩形の孔部であって、外壁部71b,71cを周方向に貫通している。
一方、プレッシャレギュレータケース46の天方向の端部からは、一対の外壁部46b,46cが天方向に向けて延設されている。この外壁部46b,46cからは、スナップフィット嵌合爪48が、それぞれの相対する外壁部46c,46bとは反対方向に向って突出している。この各スナップフィット嵌合爪48は、天地方向と直交する方向であるフィルタケース41の周方向に沿って各外壁部46c,46bから突出している。加えて各スナップフィット嵌合爪48の天方向の端面48aは、突出方向に向うに従い、下方に傾斜している。
以上のような構成が設けられた弁ハウジング71は、第一流路72及び第二流路76内に逆止弁73及び圧力逃がし弁77等が組み付けられた後、プレッシャレギュレータケース46の天方向から、燃料ポンプユニット40の軸方向に沿って、当該ケース46に向けて挿入される。このとき、弁ハウジング71の外壁部71b,71cは、プレッシャレギュレータケース46の外壁部46b,46cの外表面に沿って移動し、スナップフィット嵌合爪48の端面48aに接触する。そして、これら外壁部71b,71cは、各端面48aの傾斜によって、弁ハウジング71の外側に押し広げられて、当該スナップフィット嵌合爪48を跨ぐ。さらに弁ハウジング71の挿入が継続されると、外壁部71b,71cに形成されたスナップフィット嵌合孔71aにはスナップフィット嵌合爪48が嵌合する。以上により、弁ハウジング71はプレッシャレギュレータケース46にスナップフィット係合される。
以上説明した残圧保持装置70が、燃料配管15側の燃料を所定の圧力に保持する作動について、図7(a)〜(c)に基づいて、図1及び図2を参照しつつ以下説明する。
まず、内燃機関が稼働状態にあり、燃料供給装置100によって当該内燃機関に燃料が供給されている状態について、図7(a)(矢示参照)を用いて説明する。
燃料ポンプユニット40に収容された電動モータの作動により汲み上げられた燃料は、プレッシャレギュレータケース46の吐出流路47内を天方向に流通し、残圧保持装置70の背圧受圧室70bに到達する。この背圧受圧室70b内の燃料は、第一流路72を燃料配管15側である残圧受圧室70aに向かって流通しようとする。この燃料の流れにより、第一流路72内に位置する逆止弁73の半球部73dが押し上げられることで、第一弁体73aは第一弁座部73bから離座する。以上により、開弁状態となった逆止弁73は、第一流路72における燃料の流通を許容する。燃料は、第一流路72を残圧受圧室70aに向って流通可能となり、燃料吐出部75、燃料ホース25、及び燃料吐出管21を通過して燃料配管15に到達する。
一方、背圧受圧室70b内の燃料は、第二流路76内では、圧力逃がし弁77の半球部77dを押し上げ、閉弁スプリング78とともに第二弁体77aを第二弁座部77bに押し付けている。以上により、閉弁状態となった圧力逃がし弁77は、第二流路76における燃料の流通を遮断する。したがって、燃料供給装置100によって内燃機関に燃料が供給されている状態では、残圧保持装置70は、プレッシャレギュレータ50から吐き出された燃料を燃料配管15に流通させられる。
次に、内燃機関の稼働が停止されることで、燃料供給装置100による当該内燃機関への燃料の供給も停止された状態について、図7(b)(矢示参照)を用いて説明する。燃料ポンプユニット40に収容された電動モータの作動が停止されることで、プレッシャレギュレータケース46の吐出流路47内、及び背圧受圧室70b内の燃料の圧力は次第に低下する。一方で、燃料配管15のうち、特に内燃機関近傍に位置する部分は、当該内燃機関の熱によって暖められて、当該燃料配管15内で燃料の膨張による圧力の上昇が生じる。この燃料配管15内の圧力上昇に伴って、当該燃料配管15と連通する残圧受圧室70a内の圧力も上昇する。すると、燃料は第一流路72及び第二流路76を残圧受圧室70aから背圧受圧室70bに向って逆流しようとする。この燃料の流れにより、第一流路72においては、逆止弁73の半球部73dが押し下げられることで、第一弁体73aは第一弁座部73bに着座する。以上により、閉弁状態となった逆止弁73は、第一流路72における燃料の流通を遮断し、燃料配管15からプレッシャレギュレータケース46に向う燃料の逆流を防止する。
一方、第二流路76においても、燃料は圧力逃がし弁77の半球部77dを押し下げようとする。しかし、閉弁スプリング78が、吐出流路47と連通する第二流路76内の燃料とともに第二弁体77aを第二弁座部77bに押し付けているので、第二弁体77aは第二弁座部77bに着座したままとなる。以上により、閉弁状態が維持された圧力逃がし弁77は、第二流路76における燃料の流通の遮断を継続する。したがって、燃料供給装置100による内燃機関への燃料の供給が停止された状態では、残圧保持装置70は、燃料配管15から燃料ポンプユニット40への燃料の流通を遮断することで、当該燃料配管15内の燃料の圧力、所謂残圧を保持することができる。
さらに、内燃機関の稼働が停止された状態下、燃料配管15内の燃料の圧力がさらに上昇し所定の圧力を上回った場合について、図7(c)(矢示参照)を用いて説明する。燃料配管15内の燃料の圧力上昇に伴って高圧となった残圧受圧室70a内の燃料は、第一流路72において、第一弁体73aを第一弁座部73bにさらに強く押し付けることとなる。故に、逆止弁73による第一流路72の遮断は継続される。すると、高圧となった残圧受圧室70a内の燃料は、第二流路76に逃げようとする。そして、燃料配管15内の圧力が所定を超えると、残圧受圧室70a内の燃料は、閉弁スプリング78及び第二流路76内の燃料の圧力に抗し、圧力逃がし弁77の半球部77dを押し下げ、第二弁体77aを第二弁座部77bから離座させる。以上により、開弁状態となった圧力逃がし弁77は、第二流路76における燃料の流通を許容する。以上により、燃料配管15内の燃料は第二流路76を通過して背圧受圧室70b側に逃げられる。故に、燃料配管15内の燃料の圧力は下降する。
以上によれば、残圧保持装置70は、燃料配管15内の燃料の圧力を所定の範囲内に保持することができる。
ここまで説明した第一実施形態では、図1及び図2に示すように、残圧保持装置70は、プレッシャレギュレータ50とともに燃料ポンプユニット40のフィルタケース41の径方向外側に位置している。加えて、この残圧保持装置70は、プレッシャレギュレータ50に対して天方向に位置しているので、燃料ポンプユニット40の軸方向において、このプレッシャレギュレータ50と重畳している。以上により、燃料供給装置100の開口部13cへの挿入方向におけるこれら燃料ポンプユニット40、プレッシャレギュレータ50、及び残圧保持装置70よりなる一体要素40,50,70の投影面積は、残圧保持装置70を追加したにもかかわらず、増加しない。したがって、燃料供給装置100は、燃料配管15内の燃料の圧力を所定の範囲内に保持する機構を備えつつ、燃料タンク13の開口部13cに挿入可能なコンパクトな体格を維持できる。
加えて、図5及び図6に示すように、第一実施形態では、逆止弁73は、第一流路72内を移動する第一弁体73aにより、第一流路72における燃料の流通の許容及び遮断を切り替える。故に、残圧保持装置70は、第一弁体73aの移動方向、即ち第一流路72の形成方向に長くなり易い。また、圧力逃がし弁77も、逆止弁73と同様に、第二流路76内を移動する第二弁体77aにより、第二流路76からの燃料の逃げを許容する。故に、残圧保持装置70は、第二弁体77aの移動方向、即ち第二流路76の形成方向に長くなり易い。そこで、第一流路72及び第二流路76を弁ハウジングに挿入方向である燃料ポンプユニット40の軸方向に沿って形成することで、残圧保持装置70の当該挿入方向における投影面積を確実に縮小できる。したがって、残圧保持装置70の追加による一体要素40,50,70の挿入方向おける投影面積(図2参照)の増加は、確実に抑制され得る。
加えて第一実施形態では、吐出流路47と第一流路72とを同軸に位置させることで、プレッシャレギュレータ50及び残圧保持装置70間での流通で燃料に生じる圧力損失を低減できる。故に、残圧保持装置70の追加による圧力損失の増加が、燃料ポンプユニットの吐出流量の増加を要し、ひいては当該燃料ポンプユニット40の大型化を引き起こしてしまう事態を回避できる。したがって、残圧保持装置70の追加による一体要素40,50,70の挿入方向おける投影面積(図2参照)の増加は、確実に抑制され得る。
また第一実施形態では、圧力逃がし弁77の第二弁体77aは、第一流路72の上流側である背圧受圧室70bとも連通する第二流路76の形態により、燃料ポンプユニット40側の背圧によって、第二弁座部77bに着座する方向に付勢される。この第二流路の形態により、第二弁体77aを第二弁座部77bに付勢する閉弁スプリング78の付勢力の低減が可能になる。以上によれば、閉弁スプリング78を小型化し易くなるので、ひいては残圧保持装置70の小型化に貢献できる。したがって、燃料供給装置100の体格はコンパクトなまま維持され得る。加えて、閉弁スプリング78の付勢力の低減は、弁ハウジング71の第二流路76内への圧力逃がし弁77の組付け性向上にも貢献できる。
さらに第一実施形態では、残圧保持装置70は、プレッシャレギュレータ50側から吐き出される燃料によって、天方向の力を受け、プレッシャレギュレータケース46から離脱しようとする。しかし、プレッシャレギュレータケース46のスナップフィット嵌合爪48を、弁ハウジング71のスナップフィット嵌合孔71aに嵌合させることで、残圧保持装置70は、フィルタケース41に係合される。この形態では、天地方向と直交方向に突出するスナップフィット嵌合爪48は、スナップフィット嵌合孔71aに嵌合することで、残圧保持装置70に作用する天方向の力に抗して、当該残圧保持装置70の離脱を確実に防ぎ得る。以上のようなスナップフィット係合を用いることで、フィルタケース41への残圧保持装置70の組付け性を向上させたうえで、残圧保持装置70を燃料ポンプユニット40に確実に保持させられる。
また加えて、図1及び図2に示すように、第一実施形態では、燃料供給装置100は、サブタンク30を備え、当該サブタンク30に一体要素40,50,70等を収容する形態である。このような形態の燃料供給装置100では、一体要素40,50,70の挿入方向における投影面積が大きくなると、これらを収容するサブタンク30はさらに大型化してしまう。故に、開口部13cを通じて燃料供給装置100を燃料タンク13内に挿入することがいっそう困難になる。したがって、コンパクトな体格を維持できる本発明の効果は、サブタンク30を備える形態の燃料供給装置100において、さらに顕著に発揮される。
尚、第一実施形態では、フィルタケース41が請求項に記載の「ポンプユニットケース」に、プレッシャレギュレータケース46が請求項に記載の「調圧弁ケース」に、スナップフィット嵌合爪48が請求項に記載の「凸状嵌合爪」に、プレッシャレギュレータ50が請求項に記載の「調圧機構」に、残圧保持装置70が請求項に記載の「残圧保持機構」に、スナップフィット嵌合孔71aが請求項に記載の「嵌合孔」に、閉弁スプリング78が請求項に記載の「付勢部材」に、それぞれ相当する。
(第二実施形態)
図8及び図9に示す本発明の第二実施形態は、第一実施形態の変形例である。第二実施形態の燃料供給装置200による残圧保持装置270は、フィルタケース241に熱板溶接により保持されている。以下、第二実施形態による燃料供給装置200について詳細に説明する。
残圧保持装置270は、フィルタケース241に一体で形成されているプレッシャレギュレータケース246の天方向に保持されている。ここで、これら残圧保持装置270、フィルタケース241、及びプレッシャレギュレータケース246は、第一実施形態による残圧保持装置70、フィルタケース41、及びプレッシャレギュレータケース46にそれぞれ相当する構成である。この残圧保持装置270が有する弁ハウジング271は、第一実施形態による弁ハウジング71に相当する構成であって、内部に残圧受圧室70a、背圧受圧室70b、第一流路72、第二流路76等を形成している。
弁ハウジング271は、樹脂材料によって形成され、地方向の外壁部に、残圧保持装置270を熱板溶着によってプレッシャレギュレータケース246に連接させるための溶着部271aを有している。この溶着部271aは、弁ハウジング271の地方向の端面であって、フィルタケース241の軸方向と直交する方向に沿って形成される平滑な平面である。
プレッシャレギュレータケース246は、フィルタケース241と一体で樹脂材料によって形成されている。このプレッシャレギュレータケース246の天方向の端部には、弁ハウジング271の溶着部271aに対応した形状の溶着部246dが設けられている。溶着部246dは、フィルタケース241の軸方向と直交する方向に沿って形成される平滑な平面である。
以上のような構成が設けられた弁ハウジング271は、第一流路72及び第二流路76内に逆止弁73及び圧力逃がし弁77等が組み付けられた後、溶着部271aに加熱された金属板の天方向の面が押し当てられる。一方プレッシャレギュレータケース246の溶着部246dには、溶着部271aに押し当てられた金属板の地方向の面が押し当てられる。これら、溶着部271a及び溶着部246dが充分に加熱され、溶着可能な温度まで上昇すると、熱せられた鉄板は外される。そして、弁ハウジング271を、プレッシャレギュレータケース246の天方向から、フィルタケース241の軸方向に沿って、当該ケース246に押し当てる。以上により、溶着部271a及び溶着部246dが互いに溶着するので、弁ハウジング271はプレッシャレギュレータケース246に保持される。ここまで説明した熱板溶着による弁ハウジング271とプレッシャレギュレータケース246との接合によれば、残圧保持装置270の当該ケース246からの離脱を確実に防ぎ得る。
尚、第二実施形態では、フィルタケース241が請求項に記載の「ポンプユニットケース」に、プレッシャレギュレータケース246が請求項に記載の「調圧弁ケース」に、残圧保持装置270が請求項に記載の「残圧保持機構」に、それぞれ相当する。
(他の実施形態)
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定して解釈されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
上記実施形態では、第一流路及び第二流路は、残圧保持装置の弁ハウジングに、燃料供給装置100の挿入方向に沿って形成されていた。しかし、第一流路及び第二流路の形成方向を限定するものではなく、例えば、第一流路及び第二流路がともに挿入方向と直交する方向に形成されていてもよい。このような形態の第一流路及び第二流路が形成された残圧保持装置であっても、プレッシャレギュレータ50の天方向に配置することで、上述した一体要素の挿入方向における投影面積の増加を抑制することができる。
上記実施形態では、第一流路は、プレッシャレギュレータケースに形成された吐出流路と同軸となるよう形成されていた。しかし、残圧保持装置及びプレッシャレギュレータの挿入方向における投影面積の増加が抑制できれば、これら第一流路及び吐出流路の相対的な位置関係は、適宜変更されて良い。
上記実施形態では、第二流路は、残圧受圧室及び背圧受圧室に連通しており、燃料配管内の燃料圧力の上昇により圧力逃がし弁が開弁された場合には、残圧受圧室内の燃料を背圧受圧室に流通させる構成であった。しかし、例えば第二流路の下端側が、弁ハウジングの外部に連通している形態であってもよい。この形態では、圧力逃がし弁の開弁によって残圧受圧室から第二流路に流入した燃料は、サブタンク内に放出されることとなる。
上記実施形態では、プレッシャレギュレータケースは、燃料ポンプユニットのフィルタケースに一体で形成されていた。しかし、プレッシャレギュレータケースは、フィルタケースとは別体で形成された後、当該フィルタケースに組みつけられていてもよい。また、上記実施形態では、残圧保持装置をプレッシャレギュレータケースに連接させる方法として、スナップフィット係合をさせる形態と、熱板溶着させる形態とを例に説明した。しかし、残圧保持装置をプレッシャレギュレータケースに確実に保持させることができれば、これらを連接する方法は限定されない。加えて、上記第一実施形態のようなスナップフィット係合をさせる形態であっても、凸状嵌合爪に相当する構成を弁ハウジングに、嵌合孔に相当する構成をプレッシャレギュレータケースに、設ける形態であってもよい。
そして、上記実施形態の燃料供給装置は、燃料ポンプユニット、プレッシャレギュレータ、残圧保持装置等をサブタンク内に収容した形態であった。しかし、サブタンクを備えない形態の燃料供給装置であっても、本発明を適用することにより燃料ポンプユニット、プレッシャレギュレータ、及び残圧保持装置の挿入方向における投影面積の低減を図ることができる。
13 燃料タンク、13a 天井部、13b 底部、13c 開口部、15 燃料配管、20 フランジ、21 燃料吐出管、22a,22b 給電ソケット、23 給電配線、23a プラグ部、24a ガイドシャフト、24b スプリング、25 燃料ホース、30 サブタンク、31 底壁部、33 側壁部、34 シャフト支持部、40 燃料ポンプユニット、41,241 フィルタケース(ポンプユニットケース)、41a モータ収容室、41b フィルタ収容室、43 高圧フィルタ、44 サクションフィルタ、46,246 プレッシャレギュレータケース(調圧弁ケース)、46a ドレインポート、46b,46c 外壁部、246d 溶着部、47 吐出流路、48 スナップフィット嵌合爪(凸状嵌合爪)、50 プレッシャレギュレータ(調圧機構)、70,270 残圧保持装置(残圧保持機構)、70a 残圧受圧室、70b 背圧受圧室、71,271 弁ハウジング、71a スナップフィット嵌合孔(嵌合孔)、271a 溶着部、71b,71c 外壁部、71d 隔壁部、72 第一流路、72a 流路壁、73 逆止弁、73a 第一弁体、73b 第一弁座部、73c 軸部、73d 半球部、74 第一弁体支持部材、74a 嵌合部、74b 円筒部、74c 保持部、75 燃料吐出部、76 第二流路、76a 流路壁、77 圧力逃がし弁、77a 第二弁体、77b 第二弁座部、77c 軸部、77d 半球部、78 閉弁スプリング(付勢部材)、79 第二弁体支持部材、79a 嵌合部、79b 円筒部、79c 保持部、79d 段差部、100,200 燃料供給装置

Claims (8)

  1. 燃料を貯留する燃料タンクに形成された開口部を通して前記燃料タンクの内部に挿入配置され、機関と連通する燃料配管を介して当該燃料タンク内の燃料を当該機関に供給する燃料供給装置であって、
    円柱状に形成されるとともに、前記燃料供給装置の挿入方向に軸方向が沿うよう配置され、前記燃料タンク内の燃料を汲み上げる燃料ポンプユニットと、
    前記燃料ポンプユニットの径方向外側に連接し、当該燃料ポンプユニットによって汲み上げられた燃料の圧力を所定の圧力に調整し、前記機関に向けて吐き出す調圧機構と、
    前記調圧機構と前記燃料配管との間に設けられ、前記調圧機構から吐き出された燃料を前記燃料配管に流通させるとともに、前記燃料配管内の燃料の圧力を所定の範囲内に保持する残圧保持機構と、を備え、
    前記残圧保持機構は、燃料ポンプユニットの前記径方向外側、かつ前記調圧機構に対して前記挿入方向とは反対方向に位置することを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記残圧保持機構は、
    前記調圧機構によって所定の圧力に調整された燃料を前記燃料配管に流通させる第一流路を、前記挿入方向に沿って形成する弁ハウジングと、
    前記第一流路の流路壁に形成される第一弁座部、及び前記調圧機構から前記燃料配管へ向う燃料の流れ方向において前記第一弁座部の下流側に位置し、前記第一弁座部に着座する第一弁体を具備する逆止弁と、を有することを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 前記調圧機構を収容し、当該調圧機構によって所定の圧力に調整された燃料を前記残圧保持機構に流通させる吐出流路を前記挿入方向に沿って形成する調圧弁ケースをさらに備え、
    前記第一流路は、前記吐出流路に同軸で位置することを特徴とする請求項2に記載の燃料供給装置。
  4. 前記弁ハウジングは、前記第一流路の前記下流側と連通する第二流路を、前記第一流路に沿って形成し、
    前記残圧保持機構は、前記第二流路の流路壁に形成される第二弁座部、前記第二弁座部に対して前記第一流路の前記下流側とは反対側に位置し、前記第二弁座部に着座する第二弁体、及び前記第二弁体を前記第二弁座部に着座させる方向に付勢する付勢部材を具備する圧力逃がし弁をさらに有することを特徴とする請求項2又は3に記載の燃料供給装置。
  5. 前記第二流路は、前記第一流路の上流側とも連通し、
    前記圧力逃がし弁の前記第二弁体は、前記第一流路の前記上流側の燃料によって前記第二弁座部に着座する方向に付勢されることを特徴とする請求項4に記載の燃料供給装置。
  6. 前記燃料ポンプユニット、前記調圧機構、及び前記残圧保持機構を収容し、前記燃料ポンプユニットによって汲み上げられる燃料を貯留するサブタンクをさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
  7. 前記燃料ポンプユニットの外殻を形成する円柱状のポンプユニットケース、及び前記ポンプユニットケースの径方向外側に連接する前記調圧機構を収容する調圧弁ケースは、樹脂材料によって一体で形成され、
    前記調圧弁ケース及び前記残圧保持機構のいずれか一方は、前記挿入方向と実質的に直交する方向に突出する凸状嵌合爪を有し、
    前記調圧弁ケース及び前記残圧保持機構の他方は、前記挿入方向に沿った当該調圧弁ケースへの組み付けにより前記凸状嵌合爪に嵌合し、前記直交方向を深さ方向とする嵌合孔を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
  8. 前記燃料ポンプユニットの外殻を形成する円柱状のポンプユニットケース、及び前記ポンプユニットケースの径方向外側に連接する前記調圧機構を収容する調圧弁ケースは、樹脂材料によって一体で形成され、
    前記残圧保持機構は、前記調圧弁ケースの外壁部に当該残圧保持機構を溶着により連接させる樹脂材料よりなる溶着部を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
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