JP2011097555A - スタンド及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】支柱の外部に設けられたスピーカから出力される音の音響環境の変動を低減することが可能なスタンドを提供する。
【解決手段】スタンド(30)は、表示部(20)を支持するための支柱(32)と、支柱(32)の外部に設けられたスピーカ(40)と、支柱(32)の内部に設けられ、支柱(32)の角度を変更するための可動機構(321)と、支柱(32)に取り付けられ、スピーカ(40)から出力された音の指向性を変更する変更部材(31)と、を有して構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、スピーカが設けられたスタンド及びそのスタンドを備えた表示装置に関する。
液晶テレビ、PC(Personal Computer)等の薄型表示装置は、表示パネル(表示部)の筐体にスピーカが取り付けられていることが一般的である。
しかし、スピーカの振動が表示部の筐体に伝達してしまうと、その表示部の筐体の構成部材が振動してしまうことになる。
このようなことから、本発明より先に出願された技術文献として、表示部20を支持する円筒形状の支柱32の内部にスピーカ33a,33bを設け、スピーカ33a,33bの振動により表示部20が振動してしまうことを防止する技術について開示された文献がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−154084号公報
しかし、上記特許文献1の発明では、円筒形状の支柱32の内部にスピーカ33a,33bを設ける構造を採用しているため、支柱32の内部に可動機構(スイベル等の機構)を設けることができず、表示部20の角度を任意に変更することができない。
このため、上記特許文献1の発明では、表示装置10の設置環境に応じて表示部20の角度を任意に変更することができず、表示装置10の利用環境が制限されてしまうことになる。
このようなことから、表示部を支持する支柱に対し、スピーカ及び可動機構を設けることが可能な構成が必要視されることになる。
なお、スピーカを設けた支柱に可動機構を設け、表示部を可動可能な構成にした場合は、支柱に設けた可動機構の可動状態に応じて、支柱に設けたスピーカの位置環境が変動することになる。
スピーカの位置環境が変動してしまうと、スピーカから出力される音の指向性も変動し、結果として、スピーカから出力される音の音響環境が変動してしまうことになる。例えば、スピーカの近傍に物体が存在すると、その物体はスピーカの音を反射する。一方、スピーカの周囲に物体が存在しない場合は、反射音が発生しない。従って、スピーカを設けた支柱にスイベル等の可動機構を設け、この可動機構を使用した場合には、スピーカ近傍に物体が存在する状況から、存在しない状況に変化し、結果として、スピーカから出力される音の音響環境が変動してしまうことになる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、上述した課題である、支柱の外部に設けられたスピーカから出力される音の音響環境の変動を低減することが可能なスタンド及び表示装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。
<スタンド>
本発明のスタンドは、
表示装置の表示部を支持するスタンドであって、
前記表示部を支持するための支柱と、
前記支柱の外部に設けられたスピーカと、
前記支柱の内部に設けられ、前記支柱の角度を変更するための可動機構と、
前記支柱に取り付けられ、前記スピーカから出力された音の指向性を変更する変更部材と、
を有することを特徴とする。
<表示装置>
本発明の表示装置は、
上記記載のスタンドを備えることを特徴とする。
本発明によれば、支柱の外部に設けられたスピーカから出力される音の音響環境の変動を低減することができる。
本実施形態の表示装置10の全体構成例を示す斜視図である。 本実施形態の表示装置10の全体構成例を示す正面図である。 本実施形態の表示装置10の全体構成例を示す側面図である。 本実施形態の表示装置10の全体構成例を示す背面図である。 接合部33を上下に回動した状態を説明するための図である。 支柱32を左右に回転した状態を説明するための図である。 スタンドリアカバー31の内側の構成例を説明するための図である。 接続部316の構成例を説明するための図である。 スタンドリアカバー31がない支柱32を左右に回転した状態を説明するための図である。 スタンドリアカバー31を取り外した状態の表示装置10の全体構成例を示す側面図である。 スタンドリアカバー31を取り外した状態の表示装置10の全体構成例を示す背面図である。 ウーファーユニット40とダイキャスト36との接続部分の拡大斜視図である。 ウーファーユニット40を取り外した状態の表示装置10の全体構成例を示す側面図である。 ウーファーユニット40を取り外した状態の表示装置10の全体構成例を示す背面図である。 スタンドリアカバー31の第1の変更構造例を説明するための第1の図である。 スタンドリアカバー31の第1の変更構造例を説明するための第2の図である。 スタンドリアカバー31の第2の変更構造例を説明するための第1の図である。 スタンドリアカバー31の第2の変更構造例を説明するための第2の図である。 第3の実施形態の表示装置10の全体構成例を示す側面図である。 スタンドリアカバー31を取り外した状態の表示装置10の全体構成例を示す側面図である。 スタンドリアカバー31を取り外した状態の表示装置10の全体構成例を示す背面図である。 スタンドリアカバー31を取り外した状態の表示装置10の全体構成例の他の構成例を示す背面図である。
<本実施形態のスタンド30の概要>
まず、図1〜図4を参照しながら、本実施形態のスタンド30の概要について説明する。
本実施形態のスタンド30は、図1、図2に示すように、表示装置10の表示部20を支持するスタンド30である。
本実施形態のスタンド30は、図3、図4に示すように、表示部20を支持するための支柱32と、支柱32の外部に設けられたスピーカ(ウーファーユニット40に相当)と、支柱32の内部に設けられ、支柱32の角度を変更するための可動機構(回転機構321に相当)と、支柱32に取り付けられ、スピーカ40から出力された音の指向性を変更する変更部材(スタンドリアカバー31に相当)と、を有して構成する。
これにより、本実施形態のスタンド30は、図3に示すように、支柱32の外部に設けられたスピーカ40から出力された音の指向性を変更部材31で変更することができる。その結果、支柱32の外部に設けられたスピーカ40から出力される音の音響環境の変動を低減することができる。以下、添付図面を参照しながら、本実施形態のスタンド30について説明する。なお、以下の説明では、スタンド30を搭載した表示装置10を基に詳細に説明する。
(第1の実施形態)
<表示装置10の全体構成例>
まず、図1、図2を参照しながら、本実施形態の表示装置10の全体構成例について説明する。
本実施形態の表示装置10は、PC(Personal Computer)、液晶テレビ、PDP(Plasma Display Panel)テレビ等の表示装置であり、図1に示すように、表示部20と、スタンド30と、を有して構成する。
表示部20は、液晶パネルやPDP等の薄型表示パネルを筐体で囲んで構成する。なお、表示装置10がPCの場合は、表示部20は、PC全体を制御するためのOS、ハードウェア等の制御部と薄型表示パネルとを筐体で囲んで構成する。
スタンド30は、表示部20を支持するものである。
本実施形態の表示装置10は、表示部20とスタンド30とがネジ等により接合され、スタンド30により表示部20を支持するように構成している。
本実施形態の表示装置10は、図2に示すように、低周波数の音域を出力する低音用のスピーカ(以下、「ウーファーユニット」という)40をスタンド30の支柱32に設けている。また、中高周波数の音域を出力する中高音用のスピーカ41、42を表示部20の左右に内蔵している。スピーカ41、42は、スタンド30の支柱32に設けられたウーファーユニット40を中心として左右対称に設けられている。
また、表示装置10は、音声出力回路(図示せず)を有して構成し、音声出力回路は、例えば、中高音用のスピーカ41、42に対し、200Hz以上の高周波数の音声信号を出力し、ウーファーユニット40に対し、200Hz未満の低周波数の音声信号を出力する。
本実施形態の表示装置10では、ウーファーユニット40の出力を中高音用のスピーカ41、42よりも大きくしているので、ウーファーユニット40の音が表示部20の振動の主な原因になるおそれがある。このため、本実施形態の表示装置10は、中高音用のスピーカ41、42よりも強固な振動対策が必要になるため、ウーファーユニット40をスタンド30の支柱32に設けている。これは、周波数の音域は比較的指向性が低いため、取り付け位置をさほど問題にしないためである。また、本実施形態の表示装置10では、中高周波数帯の音を出力する中高音用のスピーカ41、42を表示部20に設け、ステレオ音声出力やステレオ感の調整が容易な構成にしている。なお、本実施形態のスタンド30は、ウーファーユニット40は6ワットであり、中高音用のスピーカ41、42はそれぞれ3ワットである。
<スタンド30の構成例>
次に、図3〜図14を参照しながら、スタンド30の構成例について説明する。
図3は、本実施形態の表示装置10の全体構成例を示す側面図である。図3の破線部分が表示部20であり、実線部分がスタンド30である。図4は、図3に示す表示装置10の背面図である。
本実施形態のスタンド30は、スタンドリアカバー31と、スタンドフロントカバーを兼ねる支柱32と、接合部33と、台座であるスタンドベース34と、ヒンジ部35と、ダイキャスト36と、ウーファーユニット40と、を有して構成する。
スタンドリアカバー31は、スタンド30の背面を構成すると共に、カバー内部の構造(ダイキャスト36や、ウーファーユニット40)の保護等を目的とする部材である。支柱32は、スタンド30の前面を構成する部材である。接合部33は、支柱32と表示部20とを接合するための部材である。スタンドベース34は、スタンド30を机や床上等に載置するための部材であり、支柱32に支持された表示部20を立設姿勢で支持するために十分な底面積を有して構成する。ダイキャスト36は、支柱32の強度を高めるための部材である。ウーファーユニット40は、低周波数帯の音を出力するためのものである。
表示部20とスタンド30とは、図3に示すように、接合部33を用いてネジ等により接合している。支柱32と接合部33とはヒンジ部35を介して接続し、ヒンジ部35により、図5(a)、(b)に示すように、接合部33を上下に回動可能にしている。図5(a)は、ヒンジ部35により接合部33を上方に回動した状態を示し、図5(b)は、ヒンジ部35により接合部33を下方に回動した状態を示す。これにより、図5(a)、(b)に示すように、支柱32に接合した表示部20を上下に回動可能にすることができる。なお、接合部33の構成は、支柱32と表示部20とを接合することが可能であれば特に限定せず、あらゆる構成が適用可能である。また、ヒンジ部35の構成も、図5(a)、(b)に示すように、ヒンジ部35により接合部33を上下に回動可能にすることが可能であれば特に限定せず、あらゆる構成が適用可能である。
本実施形態の支柱32の内部には、図3に示すように、回転機構(スイベル機構)321が設けられており、回転機構321により、図6(a)、(b)に示すように、スタンドベース34上に設けられた支柱32の回転角度を任意に変更可能にしている。図6(a)は、回転機構321により支柱32を図6の右側に回転した状態を示し、図6(b)は、回転機構321により支柱32を図6の左側に回転した状態を示す。これにより、支柱32に接合した表示部20を左右に回転可能にすることができる。なお、回転機構321の構成は、図6(a)、(b)に示すように、スタンドベース34上に設けられた支柱32の回転角度を任意に変更することが可能であれば特に限定せず、あらゆる構成が適用可能である。
なお、本実施形態のスタンド30は、支柱32の外部にウーファーユニット40を設け、支柱32の内部に設置スペースを確保することを可能にしている。このため、支柱32の内部に回転機構321を設けることができる。また、設置スペースを多く確保することが必要になるような回転機構321も支柱32の内部に搭載することができる。
スタンドリアカバー31は、図4に示すように、ネジ311等により支柱32にネジ止めされている。
スタンドリアカバー31の内側は、図7に示すような構造で構成し、背面314の内側には、ネジ311等により支柱32にネジ止めされる箇所に接続部316を有し、その接続部316により、スタンドリアカバー31と支柱32とを接続する。接続部316は、図8に示すように、背面314の内側に突出した形状で構成している。図8は、図7に示す接続部316周辺を拡大した図である。接続部316の内側は、中空になっており、スタンドリアカバー31の背面314の外側からネジ311を接続部316の中空部分に挿入し、接続部316の穴317からスタンドリアカバー31の内側にネジ311を突出させることを可能にしている。そして、スタンドリアカバー31の内側に突出したネジ311により支柱32側にネジ止めし、スタンドリアカバー31と支柱32とを接続することになる。
また、接続部316には、スタンドリアカバー31を補強するためのリブ318が設けられており、スタンドリアカバー31の剛性を高めるようにしている。リブ318は、図8に示すように、背面314の上方に設けられた2つの接続部316を掛け渡すように設けられている。また、背面314の下方に設けられた2つの接続部316を掛け渡すように設けられている。接続部316は、支柱32と接続したり、ウーファーユニット40の近傍に位置したりするため、ウーファーユニット40の振動の影響を受け易い。このため、図8に示すように、接続部316を掛け渡すようにリブ318を設け、ウーファーユニット40の振動の影響を受け難い構造にしている。
また、スタンドリアカバー31の上部313には、図7に示すように、ネジ311等により支柱32にネジ止めされる箇所に穴319を有して構成し、その穴319にネジ311等を挿入し、そのネジ311等によりスタンドリアカバー31と支柱32とを接続する。
なお、本実施形態では、図4に示すように、ネジ311等により5箇所でスタンドリアカバー31を支柱32にネジ止めするようにした。しかし、スタンドリアカバー31を支柱32にネジ止めする位置やネジ311等の数も特に限定せず、任意の位置や任意の数のネジ311等でスタンドリアカバー31を支柱32にネジ止めするように構成することが可能である。
また、図7では、背面314の上方に設けられた2つの接続部316を掛け渡すようにリブ318を設け、背面314の下方に設けられた2つの接続部316を掛け渡すようにリブ318を設けることにした。しかし、背面314の上方に設けられた接続部316と背面314の下方に設けられた接続部316とを掛け渡すようにリブ318を設けるように構成することも可能である。このような構成であっても、スタンドリアカバー31の剛性を高め、ウーファーユニット40から出力された音による振動に耐えられるようにすることができる。
本実施形態のスタンドリアカバー31は、図4に示すように、スタンドリアカバー31の上部313に穴312を有しており、支柱32の外部に設けられたウーファーユニット40から出力された音を穴312から外部に逃すようにしている。具体的には、図3に示すように、ウーファーユニット40から出力された音は、一旦、スタンドリアカバー31の背面314方向に進み、スタンドリアカバー31の背面314で音の進行方向(指向性)が変更し、スタンドリアカバー31の上部313に設けられた穴312から外部に出力される。これにより、スタンドリアカバー31は、ウーファーユニット40から出力された音の指向性を変更し、その変更した音を外部に出力することができる。
なお、本実施形態のスタンド30は、支柱32の内部に回転機構321を設け、その回転機構321により、図6(a)、(b)に示すように、スタンドベース34上に設けられた支柱32の回転角度を任意に変更可能にしている。このため、本実施形態のスタンド30は、支柱32の回転角度に応じて、支柱32の外部に設けられたウーファーユニット40の位置環境が異なってしまうことになる。その結果、スタンドリアカバー31がない場合には、図9(a)、(b)に示すように、支柱32の回転角度に応じて、ウーファーユニット40から出力される音の指向性も変動し、結果として、支柱32の回転角度に応じて、ウーファーユニット40から出力される音の音響環境が変動してしまうことになる。図9(a)は、回転機構321により支柱32を図9の右側に回転した状態を示し、図9(b)は、回転機構321により支柱32を図9の左側に回転した状態を示す。
このため、本実施形態のスタンド30は、図3、図4に示すように、ウーファーユニット40全体を覆うようにスタンドリアカバー31を支柱32にネジ止めし、ウーファーユニット40から出力された音をスタンドリアカバー31の上部313に設けられた穴312から外部に逃すようにしている。これにより、支柱32の回転角度に応じてウーファーユニット40の位置環境が異なってしまっても、ウーファーユニット40から出力される音を常に上方から外部に逃し、ウーファーユニット40から出力される音の指向性の変動を低減することを可能にしている。その結果、本実施形態のスタンド30は、支柱32の外部に設けられたウーファーユニット40から出力される音の音響環境の変動を低減することができる。また、図3、図4に示すように、支柱32に取り付けられたダイキャスト36やウーファーユニット40等を全て覆うようにスタンドリアカバー31を支柱32にネジ止めすることで、ダイキャスト36やウーファーユニット40等を保護すると共に、ダイキャスト36やウーファーユニット40等が外部に露出することを防止することができる。その結果、スタンド30の製品保護を図ると共に、意匠性に優れたスタンド30を構成することができる。
図10は、図3に示す表示装置10のスタンドリアカバー31を取り外した状態の表示装置10の側面図である。図11は、図10に示す表示装置10の背面図である。
ウーファーユニット40とダイキャスト36とは、ダイキャスト36に設けられた取付部362と、ウーファーユニット40に突設されたネジ止め部38と、により接合されているが、ウーファーユニット40に突設されたネジ止め部38にダンパーゴム37がかまされている。ダンパーゴム37については後述する。
ウーファーユニット40は、図11に示すように、ネジ止め部38に対する4箇所の取付部362によりダイキャスト36に取り付けられている。本実施形態では、ウーファーユニット40の取り付け箇所を図11に示す4箇所にしたのは、ウーファーユニット40のパワーを考慮して、強度・バランスに優れているためである。但し、ウーファーユニット40をダイキャスト36に取り付ける箇所は、図11に示す4箇所に限定せず、任意の数箇所で取り付けるように構成することも可能である。
なお、図11では、ウーファーユニット40の上下に2つのネジ止め部38を各々設け、計4つのネジ止め部38に対する4箇所の取付部362により、ウーファーユニット40をダイキャスト36に取り付ける構成にした。しかし、2つのネジ止め部38を連結した棒状のネジ止め部38をウーファーユニット40の上下に各々設け、計2つのネジ止め部38に対する4箇所の取付部362により、ウーファーユニット40をダイキャスト36に取り付ける構成にすることも可能である。
本実施形態のウーファーユニット40は、出力部401から音を出力することになる。
ダイキャスト36は、アルミ、鉄などの板金で構成する。
ウーファーユニット40は、ダイキャスト36がなくても支柱32に取り付けることができるが、ウーファーユニット40は重量があるため支柱32に所定の強度が必要となる。支柱32に所定の強度がなければウーファーユニット40に基づく振動により表示装置10全体が振動してしまう。このため、本実施形態では、支柱32にダイキャスト36を取り付け、そのダイキャスト36により支柱32に強度を生み出し、ウーファーユニット40に基づく振動の表示部20への伝達を低減することにしている。なお、ダイキャスト36をプラスチック等の材質で構成した場合は、支柱32に必要な所定の強度を生み出すことができないため、その結果、ダイキャスト36と支柱32とが一緒に振動し、ウーファーユニット40に基づく振動がさらに増幅してしまうことになる。このため、ダイキャスト36は、プラスチック等の材質ではなく、アルミ、鉄などの材質で構成することが好ましい。
また、ダイキャスト36には、穴361が設けられており、その穴361を介して支柱32とスタンドリアカバー31とを接続することになる。具体的には、支柱32に設けられた接続部322が穴361を介してダイキャスト36から突出し、そのダイキャスト36から突出した接続部322と、スタンドリアカバー314の内側に設けられた接続部316と、をネジ311によりネジ止めし、穴361を介して支柱32とスタンドリアカバー31とを接続する。
本実施形態のスタンド30は、支柱32にダイキャスト36を設けているため、スタンドリアカバー31をダイキャスト36に直接設けたり、または、ダイキャスト36が設けられていない支柱32の外周部分に設けたりすることもできる。しかし、スタンドリアカバー31をダイキャスト36に直接設けた場合には、ダイキャスト36の振動がスタンドリアカバー31に直接伝わり、スタンドリアカバー31が振動してしまうことになる。また、ダイキャスト36が設けられていない支柱32の外周部分にスタンドリアカバー31を設けた場合には、ダイキャスト36の振動がスタンドリアカバー31に直接伝わることを回避できるが、支柱32とスタンドリアカバー31との中央部分の接続強度が弱くなってしまうことになる。
このため、本実施形態のスタンド30は、ダイキャスト36に穴361を設け、その穴361を介して支柱32とスタンドリアカバー31とを接続することにしている。これにより、支柱32とスタンドリアカバー31との中央部分の接続強度を高めることができる。
また、支柱32の上方には、ネジ穴329が設けられており、そのネジ穴329にネジ311等をネジ止めすることで、支柱32とスタンドリアカバー31とを接続することになる。これにより、スタンドリアカバー31の上部313を支柱32に接続し、支柱32とスタンドリアカバー31との接続強度を高めることができる。
図12は、図10に示す表示装置10のウーファーユニット40とダイキャスト36との接続部分の拡大斜視図である。
ウーファーユニット40とダイキャスト36とは、ダイキャスト36に設けられた取付部362と、ウーファーユニット40に突設されたネジ止め部38と、により接合されているが、図12(a)に示すように、ウーファーユニット40に突設されたネジ止め部38と、ダイキャスト36に設けられた取付部362と、の間にダンパーゴム37がかまされている。本実施形態では、ネジ止め部38の前後にそれぞれダンパーゴム37が設けられる構成にした(但し、ダンパーゴム37自体は図12(b)に示すように前後で一体型になっている)。しかし、ネジ止め部38の前後の何れか一方にダンパーゴム37が設けられる構成にすることも可能である。
また、本実施形態では、ダンパーゴム37を設け、スタンド30と表示部20との間の振動伝達を防止することにした。しかし、ダンパーゴム37以外の素材や構成であっても良く、例えば、シリコン、または、ばね等の弾性体等も適用可能であり、これらの防振または吸振機能を有する緩衝部材を設け、スタンド30と表示部20との間の振動伝達を防止するように構築することも可能である。
ウーファーユニット40は、ダンパーゴム37等の緩衝部材がなくても、ネジ止め部38によりダイキャスト36の取付部362に直接取り付けることができる。しかし、それでは、ウーファーユニット40の振動が直接ダイキャスト36に伝わることになる。このため、本実施形態では、図12(a)に示すように、ダンパーゴム37等の緩衝部材を設け、ウーファーユニット40から発生する振動を減衰したうえでダイキャスト36に伝達し、振動の総量を低減させることにしている。また、図12(b)に示すように、一体型になった構造のダンパーゴム37を用いることで、ネジ止め部38と取付部362とが直接接触する部分を無くし、ウーファーユニット40に基づく振動をダイキャスト36に伝達し易くすることにしている。
図13は、図10に示す表示装置10のウーファーユニット40を取り外した状態の表示装置10の側面図である。図14は、図13に示す表示装置10の背面図である。
ダイキャスト36には、ウーファーユニット40を接合するための取付部362が突設されている。また、ダイキャスト36は、ネジ363等により支柱32にネジ止めされている。なお、ここでも、ダイキャスト36と支柱32とを接続するネジ止め部分にダンパーゴム等の緩衝部材がかまされていてもよい。これにより、振動伝達を更に低減することができる。
<本実施形態のスタンド30の作用・効果>
このように、本実施形態のスタンド30は、支柱32の外部にダイキャスト36を設け、そのダイキャスト36にウーファーユニット40を設けることにしている。これにより、支柱32の強度を高めると共に、ウーファーユニット40による振動が支柱32に直接伝わることを回避することができる。
また、本実施形態のスタンド30は、図3、図4に示すように、ウーファーユニット40全体を覆うようにスタンドリアカバー31を支柱32にネジ止めし、ウーファーユニット40から出力された音をスタンドリアカバー31の上部313に設けられた穴312から外部に逃すように構成する。これにより、支柱32の回転角度に応じてウーファーユニット40の位置環境が異なってしまっても、ウーファーユニット40から出力される音を常に上方から外部に逃し、ウーファーユニット40から出力される音の指向性の変動を低減することを可能にしている。その結果、本実施形態のスタンド30は、支柱32の外部に設けられたウーファーユニット40から出力される音の音響環境の変動を低減することができる。
また、本実施形態のスタンド30は、スタンドリアカバー31を支柱32にネジ止めすると共に、スタンドリアカバー31にリブ318を設けて構成することにしている。これにより、ダイキャスト36やウーファーユニット40の振動がスタンドリアカバー31に直接伝わるのを回避すると共に、スタンドリアカバー31の剛性を高め、ウーファーユニット40から出力された音による振動に耐えられるようにすることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、スタンドリアカバー31は、図3、図4に示すように、ウーファーユニット40全体を覆うように支柱32にネジ止めし、ウーファーユニット40から出力された音をスタンドリアカバー31の上部313に設けた穴312から外部に逃す構成にした。これにより、支柱32の外部に設けられたウーファーユニット40から出力される音の音響環境の変動を低減することを可能にした。
しかし、スタンドリアカバー31の構造は、ウーファーユニット40から出力される音の音響環境の変動を低減することが可能であれば、例えば、図15、図16に示すような構造にすることも可能である。図15、図16は、ウーファーユニット40から音を出力する出力部401全体を覆うようにスタンドリアカバー31をウーファーユニット40にネジ止めした場合を示す。図15(a)は、表示装置10の全体構成例を示す側面図であり、図15(b)は、表示装置10の上面図であり、図16は、表示装置10の背面図である。この図15、図16に示すような構造であっても、ウーファーユニット40の出力部401から出力された音を、スタンドリアカバー31の上部313に設けた穴312から外部に逃すことができる。なお、スタンドリアカバー31をウーファーユニット40にネジ止めする際の構成は特に限定せず、公知のネジ止め構造を適用することが可能である。なお、図15、図16に示すような構造の場合にも、スタンドリアカバー31の背面314の内側にはリブ318を設けるように構成することが好ましい。これにより、スタンドリアカバー31の剛性を高め、ウーファーユニット40から出力された音による振動に耐えられるようにすることができる。
また、スタンドリアカバー31の構造は、図17、図18に示すような構造にすることも可能である。図17、図18は、ウーファーユニット40から音を出力する出力部401を少なくとも覆うようにスタンドリアカバー31を支柱32にネジ止めした場合を示す。図17(a)は、表示装置10の全体構成例を示す側面図であり、図17(b)は、表示装置10の上面図であり、図18は、表示装置10の背面図である。この図17、図18に示すような構造であっても、ウーファーユニット40の出力部401から出力された音を、スタンドリアカバー31の上部313に設けた穴312から外部に逃すことができる。なお、スタンドリアカバー31を支柱32にネジ止めする際の構成は特に限定せず、公知のネジ止め構造を適用することが可能である。また、スタンドリアカバー31の形状によっては、ダイキャスト36に穴361を設け、穴361を介してスタンドリアカバー31と支柱32とを接続するように構成することも可能である。また、図17、図18に示すような構造の場合にも、スタンドリアカバー31の背面314の内側にはリブ318を設けるように構成することが好ましい。これにより、スタンドリアカバー31の剛性を高め、ウーファーユニット40から出力された音による振動に耐えられるようにすることができる。
このように、本実施形態のスタンドリアカバー31の構造は、ウーファーユニット40から出力された音の指向性を変更することが可能な構造であれば特に限定せず、あらゆる構造が適用可能である。
なお、上述した本実施形態のスタンドリアカバー31の構造は、スタンドリアカバー31の上部313や下部313に板を設け、上部313に穴312を設けた構造にした。しかし、下部131に穴312を設ける構造にすることも可能である。また、上部313や、下部314に板がなく、開口部を構成するような構造にすることも可能である。この開口部を構成するような構造であっても、ウーファーユニット40の出力部401から出力された音を、スタンドリアカバー31の上部313や下部314の開口部から外部に逃すことができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
上述した実施形態では、図3に示すように、支柱32の内部に、回転機構(スイベル機構)321を設け、その回転機構321により、図6(a)、(b)に示すように、スタンドベース34上に設けられた支柱32の回転角度を任意に変更可能にした。
本実施形態では、支柱32の外部に、図21(a)、(b)に示す調整機構323を設け、図21(a)、(b)に示す調整機構323により、図19(a)、(b)に示すように、支柱32を介して表示部20とウーファーユニット40との高さを同時に調整する。
これにより、本実施形態のスタンド30は、支柱32の外部に設けた調整機構323により、支柱32を介して表示部20とウーファーユニット40との高さを同時に調整することができる。また、調整機構323の調整に伴い、支柱32に取り付けられたスタンドリアカバー31の高さも同時に調整することができる。その結果、本実施形態のスタンド30は、調整機構323を設けた場合でも、支柱32の外部に設けられたウーファーユニット40から出力される音の音響環境の変動を低減することができる。以下、図19〜図21を参照しながら、本実施形態のスタンド30の構成例について説明する。
本実施形態の支柱32の外部には、図21(a)、(b)に示すように、調整機構323を有して構成している。調整機構323は、支柱32の外枠324に設けられたガイド機構325と、ダイキャスト36の両端に設けられたガイド機構364と、で構成しており、ガイド機構325と、ダイキャスト36の両端のガイド機構364と、の間でダイキャスト36の高さを上下に調整することを可能にしている。ガイド機構325、364には、ガイド機構325,364同士が接触する部分に溝が設けられており、その溝により、ガイド機構325、364同士が勘合するように構成している。これにより、外枠324及び外枠324に設けられたガイド機構325が固定した状態で、ダイキャスト36及びダイキャスト36の両端に設けられたガイド機構364が上下に移動し、ダイキャスト36の高さを上下に調整することを可能にしている。なお、外枠324は、図20(a)、(b)に示すように、支柱32の一部を構成するものであり、支柱32の外装を構成し、スタンドベース34に対して固定されている。このため、支柱32は、外枠324以外の部分の構成が、図21(a)、(b)に示す調整機構323により、図19(a)、(b)に示すように上下に移動することになる。
本実施形態のスタンド30は、図19(a)、(b)に示すように、ダイキャスト36にウーファーユニット40が設けられているため、図21(a)、(b)に示す調整機構323により、ダイキャスト36の高さを調整することで、ダイキャスト36に設けられたウーファーユニット40の高さを調整することができる。
また、本実施形態のスタンド30は、図19(a)、(b)に示すように、支柱32の外部にダイキャスト36を取り付け、また、支柱32にヒンジ部35を介して接合部33を取り付けている。このため、ダイキャスト36の高さを調整することで、そのダイキャスト36が取り付けられた支柱32及びヒンジ部35を介して接合部33の高さを調整することができる。その結果、接合部33に取り付けられた表示部20の高さを調整することができる。
なお、本実施形態のスタンド30は、支柱32の外部に設けた調整機構323により、表示部20の高さを調整することができるため、ユーザの視聴位置に応じて表示部20の高さを適宜調整し、表示部20の表示内容をユーザにとって最適な角度で視認させることができる。また、表示部20の高さを適宜調整することで、ユーザ自身の視点角度を変更することなく、表示部20の表示内容をユーザにとって最適な角度で視認させることができる。
なお、本実施形態の表示装置10において、表示部20とウーファーユニット40とが各々独立したユニットになっている場合は、表示部20と、ウーファーユニット40と、の高さを個別に調整することが可能な調整機構を設けることも可能である。しかし、本実施形態の表示装置10は、音声出力回路(図示せず)を有して構成し、音声出力回路は、例えば、表示部20の中高音用のスピーカ41、42に対し、200Hz以上の高周波数の音声信号を出力し、ウーファーユニット40に対し、200Hz未満の低周波数の音声信号を出力することにしているため、表示部20とウーファーユニット40とが支柱32を介して連結している。このため、本実施形態の表示装置10において、表示部20と、ウーファーユニット40と、の高さを個別に調整することが可能な調整機構を設けた場合には、その調整機構による調整により、表示部20とウーファーユニット40との連結部分(配線部分等)に負荷がかかり、製品の耐久性を低減させてしまうことになる。このため、本実施形態のスタンド30は、支柱32を介して表示部20とウーファーユニット40との高さを同時に調整することができる調整機構323を設けることにしている。これにより、表示部20とウーファーユニット40との連結部分に負荷をかけずに、表示部20とウーファーユニット40との高さを調整することができる。
なお、本実施形態のスタンド30に設けた調整機構323は、図21(a)、(b)に示す構造に限定するものではなく、図22に示す構造で構成することも可能である。図22では、上述した実施形態で説明した構成については同じ符号を付与している。なお、図22では、ダイキャスト36の両端に設けられるガイド機構364を図示していないが、図21と同様に、ダイキャスト36の両端にガイド機構364が設けられている。また、図22では、ウーファーユニット40の位置を図21に示す位置よりも高くしている。これは、表示部20とウーファーユニット40との高さを調整し易くするためである。また、ウーファーユニット40の位置の変更に伴い、支柱32とスタンドリアカバー31とを接続する部分の位置(322,361)も変更している。
また、図22では、調整機構323による調整をロックするためのストッパーSを有して構成し、ストッパーSをロックした状態では、調整機構323により表示部20とウーファーユニット40との高さを調整できないようにしている。これにより、製品配送時や不使用状態時などにストッパーSをロックした状態にしておくことで、調整機構323により表示部20とウーファーユニット40との高さが変更しないようにすることができる。なお、表示装置10を使用する際は、ストッパーSのロック状態を解除することで、調整機構323により表示部20とウーファーユニット40との高さを調整することができる。
また、図22では、外枠324と、上下に移動する支柱(図20に示す上下に移動する支柱32)と、の間にスプリング機構326を設け、スプリング機構326の弾性力により、調整機構323により表示部20とウーファーユニット40との高さを調整した際に発生する装置全体の荷重の変動を緩和させるようにしている。これにより、調整機構323により表示部20とウーファーユニット40との高さを調整した場合でも、表示部20とウーファーユニット40とをスタンド30で支持した状態で安定化させることができる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、上記実施形態の支柱32の内部には、回転機構(スイベル機構)321を設けることにした。しかし、回転機構(スイベル機構)321に限定せず、チルトとスイベルとの少なくとも1つを含んだ可動機構321を設けるように構成することも可能である。この場合も、支柱32の内部に設けた可動機構321により、支柱32が可動し、支柱32の外部に設けられたウーファーユニット40の位置環境が異なってしまうことになる。このため、チルトとスイベルとの少なくとも1つを含んだ可動機構321を支柱32の内部に設けたスタンド30においても、本発明の技術思想を適用し、ウーファーユニット40から出力された音の指向性を変更するスタンドリアカバー31を設けることで、支柱32の外部に設けられたウーファーユニット40から出力される音の音響環境の変動を低減することができる。
また、上記実施形態における支柱32は、スタンドフロントカバーを兼ねる構成にしたが、支柱32に対し、フロントカバーを設ける構成にすることも可能である。
10 表示装置
20 表示部
30 スタンド
31 スタンドリアカバー(変更部材)
311 ネジ
312 穴(開口部)
313 上部
314 背面
315 下部
316 接続部(第1の接続部)
317 穴
318 リブ
32 支柱
321 回転機構(可動機構)
322 接続部(第2の接続部)
323 調整機構
324 外枠
325、364 ガイド機構
S ストッパー
329 ネジ穴
33 接合部
34 スタンドベース
35 ヒンジ部
36 ダイキャスト
361 穴
362 取付部
363 ネジ
37 ダンパーゴム
38 ネジ止め部
40 ウーファーユニット(スピーカ)
401 出力部
41、42 スピーカ

Claims (7)

  1. 表示装置の表示部を支持するスタンドであって、
    前記表示部を支持するための支柱と、
    前記支柱の外部に設けられたスピーカと、
    前記支柱の内部に設けられ、前記支柱の角度を変更するための可動機構と、
    前記支柱に取り付けられ、前記スピーカから出力された音の指向性を変更する変更部材と、
    を有することを特徴とするスタンド。
  2. 前記変更部材は、
    前記スピーカから音を出力する出力部を少なくとも覆うように設けられており、前記変更部材の上部に開口部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のスタンド。
  3. 前記スピーカは、
    前記支柱の背面に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のスタンド。
  4. 前記表示部と、前記スピーカと、は前記支柱を介して連結しており、
    前記支柱の外部には、
    前記支柱を介して前記表示部及び前記スピーカの高さを同時に調整する調整機構を有し、
    前記調整機構の調整に伴い、前記支柱に取り付けられた前記変更部材の高さも同時に調整することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のスタンド。
  5. 前記可動機構は、
    スイベルを含んで構成していることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のスタンド。
  6. 前記スピーカは、
    所定の周波数よりも低い周波数の音を出力するウーファーであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のスタンド。
  7. 請求項1から6の何れか1項に記載のスタンドを備えることを特徴とする表示装置。
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