JP2006033100A - スピーカー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のスピーカー装置においては、スピーカーユニットの音波が放射される方向と平行する方向にバスレフダクトを延在させる構成となっていたため、スピーカーユニット及びバスレフダクトが収納されるスピーカーボックスの奥行き方向の長さが大きくなり、スピーカー装置の奥行き寸法が大きくて奥行き方向に大型化されていた。
【解決手段】 スピーカーユニット21,22が取り付けられたスピーカーボックス20に開口部31を設け、その開口部にバスレフダクト26,27の一端を接続してバスレフダクトをスピーカーボックス内に収納したスピーカー装置に関する。開口部31は、スピーカーユニット21,22が取り付けられた正面部23aと直交する下面部23cに開口させて設け、そのスピーカーユニットの音波が放射される方向と直交する方向にバスレフダクト26,27を延在させる。
【選択図】 図3



Description

本発明は、スピーカーボックスに設けた開口部(ポート)にバスレフダクトを取り付け、スピーカーユニットの背面に放射される音波の一部を、バスレフダクトを通して前面からの音波と位相をそろえて放射させ、低音部の増強を目的としたスピーカー装置に関するものである。
従来の、この種のスピーカー装置としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、ポートの前方にスピーカーユニットを配置したバスレフ型スピーカーシステムに関するものが記載されている。このスピーカーシステムは、「2つ以上のスピーカーユニットを有するバスレフ型スピーカーシステムにおいて、ポートの前方にスピーカーユニットを配置し、前記ポートとスピーカーユニットの間に吸音材を配置した」ことを特徴としている。
このような構成を有するスピーカーシステムによれば、「スピーカーの裏面から発生する不要な音と、ポートから放射される不要な音を1つの吸音材で除去することができ、また、スピーカーシステムを小型にすることができる」という効果が期待される。
また、従来の他のスピーカー装置としては、例えば、特許文献2に記載されているようなものもある。特許文献2には、電気信号を音響信号に変換するスピーカー装置に関するものが記載されている。このスピーカー装置は、「前方側に開口部を有する前室部と、上記開口部を閉塞して取付けられた音響抵抗部材と、上記前室部に対して隔壁部を介してこの前室部の後方側に設けられた後室部と、上記隔壁部に取付けられ、放音部を上記前室部内に臨ませ、背面部を上記後室部内に臨ませたスピーカーユニットと、上記後室部内より前方側に向けて配設され、該後室部内を前方側外方に通じさせる中空ダクトとを備えた」ことを特徴としている。
このような構成を有するスピーカー装置によれば、「耐入力特性(制動特性)が良好であり、電気信号の音響への変換効率が良好であり、また、再生音響の周波数―音圧特性が良好であり、さらに、音の遅れ感のない良好な音質の音響再生が行える。」等の効果が期待される。
特開平11−41680号公報(第2頁、図1) 特開平9−93686号公報(第3頁、図1)
しかしながら、上述したような従来のスピーカー装置においては、特許文献1及び2のいずれに記載された発明の場合にも、スピーカーユニットの音波が放射される方向と平行する方向にバスレフダクトを延在させる構成となっていた。そのため、スピーカーユニット及びバスレフダクトが収納されるスピーカーボックスの奥行き方向の長さが大きくなり、スピーカー装置の奥行き寸法が大きく、スピーカー装置が奥行き方向に大型化されているという課題があった。
解決しようとする問題点は、従来のスピーカー装置では、スピーカーユニットの音波が放射される方向と平行する方向にバスレフダクトが延在されていたため、スピーカー装置の奥行き寸法が大きくなり、スピーカー装置が奥行き方向に大型化されているという点である。
本発明の請求項1記載のスピーカー装置は、スピーカーユニットが取り付けられたスピーカーボックスに開口部を設け、その開口部にバスレフダクトの一端を接続してバスレフダクトをスピーカーボックス内に収納したスピーカー装置において、開口部は、スピーカーユニットが取り付けられた面と直交する面に開口させて設け、そのスピーカーユニットの音波が放射される方向と直交する方向にバスレフダクトを延在させたことを最も主要な特徴とする。
本発明の請求項2記載のスピーカー装置は、開口部は、スピーカーユニットを挟んで両側に線対称又は点対称となるように配置して複数箇所に設け、その開口部と同数のバスレフダクトをスピーカーユニットを挟んで両側に線対称又は点対称となるように配置したことを特徴とする。
本発明の請求項3記載のスピーカー装置は、スピーカーボックスは、背面部が開口され且つ正面部にスピーカーユニットが取り付けられるボックス本体と、そのボックス本体の背面部に着脱可能に装着される蓋体とを有し、ボックス本体の上面部、下面部、左側面部及び右側面部の少なくとも1箇所に開口部を設けたことを特徴としている。
本発明の請求項4記載のスピーカー装置は、スピーカーボックスは、正面部が開口されるボックス本体と、そのボックス本体の正面部に着脱可能に装着されると共にスピーカーユニットが取り付けられる蓋体とを有し、ボックス本体の上面部、下面部、左側面部及び右側面部の少なくとも1箇所に開口部を設けたことを特徴としている。
本発明の請求項5記載のスピーカー装置は、開口部には、スピーカーボックスの内側に突出するボックス側接続部を設け、そのボックス側接続部及びバスレフダクトのダクト側接続部のうち、一方の接続部にはテーパ部を設け、他方の接続部にはテーパ部に嵌合されるテーパ受け部を設けたことを特徴としている。
本発明の請求項6記載のスピーカー装置は、バスレフダクトには、スピーカーボックスのボスにねじ止めするための固定片を設け、その固定片にはボックス側接続部に向かって傾斜した斜面部を設けると共に、ボスには斜面部に対応して同方向に傾斜した斜受面部を設け、ねじ止め時に斜面部を斜受面部に沿って移動させてダクト側接続部をボックス側接続部に圧接したことを特徴としている。
また、本発明の請求項7記載のスピーカー装置は、固定片はバスレフダクトの中心線を挟んで両側に一対設けると共に、スピーカーボックスの一対の固定片と対応する位置にボスを一対設けたことを特徴としている。
本発明の請求項1記載のスピーカー装置によれば、スピーカーボックスのスピーカーユニットが取り付けられた面と直交する面に開口部を設け、その開口部に接続されるバスレフダクトを、スピーカーユニットの音波が放射される方向と直交する方向に延在させる構成としたため、スピーカーボックスの薄型化を図ることができ、フラットパネルディスプレイ装置等のように薄型化の要求が極めて高い電子機器に用いて好適なスピーカー装置を提供することができる。
本発明の請求項2記載のスピーカー装置によれば、スピーカーボックスの開口部及びバスレフダクトを、スピーカーユニットを挟んで線対称又は点対称となるように配置する構成とすることにより、スピーカーユニットの背面に放射される音波の一部を、一対のバスレフダクトを通して前面からの音波と位相をそろえてバランス良く放射させ、低音部の音波を効率よく増強することができる。
本発明の請求項3又は4記載のスピーカー装置によれば、スピーカーボックスをボックス本体と蓋体とで構成し、そのボックス本体の上面部、下面部、左又は右側面部の少なくとも1箇所に開口部を設けてバスレフダクトを取り付ける構成とすることにより、構成の簡単なスピーカーボックスに対してバスレフダクトを効果的に取り付けて、低音部の音波を効率よく増強することができる。
本発明の請求項5記載のスピーカー装置によれば、開口部にボックス側接続部を設け、そのボックス側接続部及びバスレフダクトのダクト側接続部のうち、一方の接続部にはテーパ部を、他方の接続部にはテーパ受け部を設ける構成とすることにより、スピーカーボックスとバスレフダクトとの接続を、高い気密性を持たせて簡単且つ確実に行うことができる。
本発明の請求項6記載のスピーカー装置によれば、バスレフダクトには斜面部を有する固定片を設け、これを支持するスピーカーボックスのボスには斜受面部を設ける構成とすることにより、バスレフダクトのねじ止め作業に際して、そのねじによる締付力に基づきバスレフダクトにボックス側接続部に向かう力を付与し、ダクト側接続部とボックス側接続部との嵌合力を高めて、バスレフダクトをスピーカーボックスに対して確実且つ強固に接続することができる。
また、本発明の請求項7記載のスピーカー装置によれば、バスレフダクトに一対の固定片を設けると共に、これに対応して一対のボスを設ける構成とすることにより、バスレフダクトをスピーカーボックスに対してバランス良くしっかりと固定することができ、接続部から音漏れを発生するおそれがないようにすることができる。
スピーカーボックスの薄型化を図ることができ、フラットパネルディスプレイ装置等のように薄型化の要求が極めて高い電子機器に用いて好適なスピーカー装置を、簡単な構成によって実現した。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。図1〜図12は、本発明に係るスピーカー装置の実施の形態の例を説明するものである。即ち、図1は本発明のスピーカー装置が用いられたフラットパネルディスプレイ装置の正面側の斜視図、図2は同じく背面側の斜視図、図3はスピーカーボックスのボックス本体の内部を示す斜視図、図4はボックス本体に蓋体を嵌め合わせる前の斜視図、図5は同じくボックス本体に蓋体を嵌め合わせた後の斜視図、図6A,Bはボックス本体に蓋体を嵌め合わせる前後の断面図、図7は図4の要部を拡大した説明図、図8A,Bは図6A,Bの要部を拡大した説明図、図9A,Bはバスレフダクトの正面図及び一部を断面した底面図、図10A,Bはバスレフダクトを接続する前後の説明図、図11はバスレフダクト接続部の断面図、図12A,B及びCはバスレフダクトの配置の他の例を示す説明図である。
図1及び図2に示すように、フラットパネルディスプレイ装置1は、ディスプレイ本体2と、このディスプレイ本体2を支持するスタンド10と、により構成されている。
ディスプレイ本体2は、前面に37〜50インチの大型の画面3を有し、且つ機体の厚みが10cm未満の超薄型に形成されたプラズマ方式のテレビジョン装置である。このディスプレイ本体2においては、画面3の左右両側にスピーカー4,5が内蔵されており、この左右のスピーカー4,5からステレオ音声が出力されるようになっている。なお、このディスプレイ本体2のスピーカー4,5からは、主に中高音域の音声が出力される。
一方、ディスプレイ本体2を支持するスタンド10は、床面に接するベース板11に脚体12を立設し、その上に台座板13を水平に固定して構成され、この台座板13上にディスプレイ本体2が載置支持される。更に、スタンド10には、ディスプレイ本体2の背面側を支持する2本の支柱14,15が台座板13の左右両端部から垂直に立設されており、この支柱14,15にビス止めによってディスプレイ本体2を固定して一体化するものである。
なお、このスタンド10において脚体12は、ベース板11に対して左右に回転及び前後に傾斜調整が可能に構成されており、これによってディスプレイ本体2の画面の角度を任意に可変調整することができるようになっている。
そして、本実施例のフラットパネルディスプレイ装置1では、このスタンド10の背面側に立設された左右の支柱14及び15の上部間に支持されるように、スピーカー21,22を内蔵したスピーカーボックス20が装着されている。このスピーカーボックス20に内蔵されるスピーカー21,22は、低音再生専用のスピーカーユニット(ウーハー)であり、スタンド10に載せられたディスプレイ本体2と電気的に接続されて重低音を出力するものである。
このフラットパネルディスプレイ装置1において、ディスプレイ本体2の左右のスピーカー4,5の最大出力は夫々25W、スタンド10の背面側のスピーカーユニット21,22の最大出力は50Wであり、ディスプレイ本体2とスタンド10を組み合わせることにより、合計100Wの大音量の音響システムが完成する構成となっている。
図3〜図6等に示すように、スピーカーボックス20は、背面部が開口されたボックス本体23と、このボックス本体23の背面部に着脱可能に装着される蓋体24とからなる筐体として構成されている。ボックス本体23は、横長とされた長方形の正面部23aと、この正面部23aの上端縁に連続された上面部23bと、正面部23aの下端縁に連続された下面部23cと、正面部23aの左右両側に連続された左側面部23d及び右側面部23eとを有している。
図3に示すように、ボックス本体23の内部には、2つのスピーカーユニット21,22を取り付けるための2つのスピーカー取付部25a,25bと、2つのバスレフダクト26,27が接続される2つのボックス側接続部28a,28bと、2つのバスレフダクト26,27を支持するためのダクト支持部29,29と、蓋体24を取り付けるための2種類のボス30a,30bとが設けられている。
2つのスピーカー取付部25a,25bは、正面部23aの内面の中央部において上下方向に一列となるよう縦並びに配置されている。この2つのスピーカー取付部25a,25bの前面には、音波を外に放射するための多数の透孔が設けられている。2つのスピーカーユニット21,22は、図示しない固定ねじによって各スピーカー取付部25a,25bに着脱可能に固定されている。
2つのボックス側接続部28a,28bは、ボックス本体23の下面部23cにおいて、2つのスピーカーユニット21,22に対して左右方向へ線対称となるよう所定の間隔をあけて設けられている。各ボックス側接続部28a,28bは、内側に少々絞り込んだリング状の突起部からなり、その中央に開口された穴が、バスレフダクト26,27の穴に接続される開口部31を構成している。図10A及び図11に示すように、ボックス側接続部28a,28bの先端には、先細の円錐形をなすテーパ部32が設けられている。各ボックス側接続部28a,28bには、バスレフダクト26,27のダクト側接続部26a,27aがそれぞれ嵌合されている。
2つのバスレフダクト26,27は同一のものであり、図9A,B等に示すような構成を有している。バスレフダクト26,27は、パイプ状のダクト本体33と、このダクト本体33の外周面に設けられた一対の固定片34,34と、ダクト本体33の外周面であって軸方向の一端に設けられたストッパ部35とを有している。そして、ダクト本体33のストッパ部35側の端部に、ボックス側接続部28a,28bの各テーパ部32に嵌合される同じ傾斜角度を有するテーパ受け部36が設けられている。
一対の固定片34,34は、ダクト本体33の軸方向中途部において、直径方向の外側へ突出するよう左右対称形状に形成されている。各固定片34は、軸方向に展開されると共に上下方向に所定の間隔をあけて設けた上面部34a及び下面部34bと、その上面部34aと下面部34bとの間を適当な傾斜角度によって連結した斜面部34cとを有している。上面部34aにはネジ孔37が設けられており、そのネジ孔37はダクト本体33の軸方向に延在されている。このネジ孔37に挿入される固定ねじ38によってバスレフダクト26,27がボックス本体23に締付固定される。
ストッパ部35は、ボックス本体23にバスレフダクト26,27を位置決め等することを目的として設けたものである。ストッパ部35は、係合溝40を形成する平面形状がコ字状をなす突条部からなり、係合溝40の入口にはテーパ状に広げられた導入部40aが設けられている。この係合溝40には、図10A,B及び図11に示すように、ボックス本体23のボックス側接続部28a,28bの下部に設けた位置決め片41が係合される。この位置決め片41の係合により、バスレフダクト26,27の軸方向であるボックス側接続部28a,28b側への移動と、バスレフダクト26,27の回動とが防止される。
このようなバスレフダクト26,27をボックス側接続部28a,28bに接続した状態において支持する一対のダクト支持部29,29が、一対の固定片34,34と対応するボックス本体23の正面部23aの内面にそれぞれ立設されている。各ダクト支持部29は、ボックス側接続部28a,28b側に張り出した補強片42を有しており、その補強片41の上端に、固定片34の斜面部34cに対応して同方向に傾斜した斜面受部41aが設けられている。
図3に示すように、2種類のボス30a,30bのうち第1のボス30aは、ボックス本体23の、少々上向きに形成された上面部23bの内面の中途部に設けられている。この実施例では、第1のボス30aは、横方向に適当な間隔をあけて5箇所に設定されている。また、第2のボス30bは、ボックス本体23の正面部23aの内面であって、下面部23c及び左右の側面部23d,23eに沿って立設されている。この実施例では、第2のボス30bは、8箇所に設定されている。なお、各ボス30a,30bの上部には、それらの上面に開口するねじ孔が設けられている。
このような構成を有するボックス本体23の背面部を開閉可能とされた蓋体24は、図4〜図6A,Bに示すような構成を備えている。蓋体24は、ボックス本体23の背面部の全体を覆うことができる板体からなる。この蓋体24の、ボックス本体23の2種類のボス30a,30bに対応した位置には、ねじ止め用の座穴44が設けられている。これらの座穴44は、すべて蓋体24の周縁に沿って設けられているため、蓋体24の中央部をボックス本体23側にねじ止めするための座穴45が複数箇所(この実施例では4箇所)に設けられている。
この実施例では、蓋体24は17本の固定ねじによってボックス本体23にねじ止めされている。そして、各座穴44,45の近傍には、蓋体24をボックス本体23に組み立てる際のねじ止め作業の目安となる識別マーク50(この実施例では番号)が表示されている。この識別マーク50は、ねじ締めの順番となる番号順に表示されており、まずは外周縁の中央部からコーナー部に向かって回り込み、最後に中心部おいて締込作業が完了するように配置されている。
このような識別マーク50の番号順に従って固定ねじを締め込むことにより、ボックス本体23に対して蓋体24を全面に渡ってバランス好く締め付けることができ、蓋体24の外周縁全体をボックス本体23の外周縁全体に満遍なく密着させて密閉性を向上することができる。なお、この識別マーク50は、射出成形する金型から蓋体24を取り出すための突き出しピンの先端に刻印して設け、その突き出しピン跡を利用して形成することが好ましい。この場合には、識別マーク50を刻印するための特別の設備や部品を設ける必要がなく、既存の金型を利用できるため、金型費用のアップを招くことがない。図4及び図5に示す符号47は、スピーカーボックス20をアーム14,15に固定するためのねじ止め部である。
このように嵌め合わされるボックス本体23と蓋体24との接合部は、図7及び図8A,Bに拡大して断面図示するような密閉構造とされている。即ち、ボックス本体23には、断面形状がV字形をなすテーパ溝52が外縁部の全周に渡って連続して設けられている。これに対して、蓋体24には、断面形状がV字形をなすテーパ突条53が外縁部の全周に渡って連続して設けられている。
このように、ボックス本体23の周縁部に、外側に傾斜する外側傾斜面52aと、この外側傾斜面52aに対して略直角に折り返した傾斜面からなる内側傾斜面52bとによってテーパ溝52を形成する。そして、これら外側傾斜面52aと内側傾斜面52bとに対応して、外側傾斜面53aと、この外側傾斜面53aに対して略直角に折り返した傾斜面からなる内側傾斜面53bとを設けてテーパ突条53を形成する。このテーパ突条53をテーパ溝52にテーパ嵌合することにより、ボックス本体23に対する蓋体24の密着性を極めて高いものにすることができる。
このような構成を有するスピーカーボックス20は、例えば、次のようにして簡単に組み立てることができる。図3に示すように、まず、ボックス本体23の2箇所のスピーカー取付部25a,25bに、所定のスピーカーユニット(ウーハー)21,22をそれぞれねじ止めして取り付ける。
次に、2つのバスレフダクト26,27を、ボックス本体23の2つのボックス側接続部28a,28bにそれぞれ組み立てる。この組立作業は、次のようにして行うことができる。まず、図10Aに示すように、ボックス側接続部28a(又は28b)にダクト本体33の一端に設けたダクト側接続部26a(又は27a)側を臨ませる。このとき、各バスレフダクト26,27に設けた一対の固定片34,34の各下面部34bが、ボックス本体23の一対のダクト支持部29,29の上面に接触される。
次に、各固定片34の斜面部34cを、各ダクト支持部29と一体に設けた補強片42の斜面受部42aに沿って移動し、図10Bに示すように、バスレフダクト26(又は27)のダクト側接続部26a(又は27a)をボックス側接続部28a(又は28b)に嵌合させる。このとき、各バスレフダクト26,27のストッパ部35の係合溝40に、ボックス本体23の位置決め片41がそれぞれ係合される。
続いて、図3に示すように、固定ねじ38で固定片34を締め付けることにより、斜面受部42aからの反力によってバスレフダクト26(又は27)には、ボックス側接続部28a(又は28b)側に押圧される力が付与される。そのため、バスレフダクト26(又は27)は、図11に示すように、ダクト側接続部26a(又は27a)がボックス側接続部28a(又は28b)に圧接され、強固に嵌合された状態で接続される。
その後、図4〜図6A,Bに示すように、ボックス本体23の背面側の開口部に蓋体24を嵌め合わせる。これにより、図7及び図8A,Bに示すように、蓋体24の内面の外周縁に設けたテーパ突条53が、ボックス本体23の開口部の外周縁に設けたテーパ溝52に嵌合される。このテーパ嵌合状態において、蓋体24に設けた識別マーク50に表示された番号順に固定ねじを締め込み、複数本の固定ねじによって蓋体24をボックス本体23に締付固定する。
このとき、ボックス本体23と蓋体24の接合部の全周には、一方にV字形の凹部からなるテーパ溝52を設け、これに見合うV字形の凸部からなるテーパ凸条53を他方に設けてねじ止めする構成としたため、ねじ止め部の間の辺の逃げや、歪の発生を矯正して、互いに密着させることができる。しかも、固定ねじによる締結に関しては、できるだけ等間隔に配置して締結力が均等に働くように配慮し、蓋体24の辺の中央から締め始めて、コーナー部に向かう順番にねじ止めが行われるように識別マークを設けたことから、理想的な密閉環境を量産化によっても実現できるようになった。
更に、本実施例によれば、シーリング材を用いる必要がないため、それらの部品コストを削減することができる。しかも、シーリング材を用いないために環境問題にも非常に好ましく、スピーカーボックスの組立性、分解性の向上を図ることができる。更に、蓋体24をボックス本体23に固定するための固定ねじは、すべて蓋体24に設けた座穴44,45内に収納され、固定ねじの頭部が蓋体24の表面に露出することがないため、体裁面にねじ頭部を見せることなく安定した締結状態を得ることができる。
このような構成を有するスピーカー装置では、次のようにして、低音部の音波が放射される。即ち、2つのスピーカーユニット21,22の音の一部が、その前面であるスピーカーボックス20のボックス本体23の正面部23aの中央部に設けられた多数の透孔からフラットパネルディスプレイ装置1の背面側に放射される。これと同時に、2つのスピーカーユニット21,22の背面からスピーカーボックス20内に放射された音波が、2つのバスレフダクト26,27を通して、スピーカーボックス20の下面部23cに設けた2つの開口部31,31からボックス外に放射される。この開口部31から放射された音が、前面からの音波と位相をそろえて放射されることにより、低音部の増強をさせて迫力のある低音を発生することができる。
図12に示すA〜Cは、バスレフダクト26,27の配置構造の他の実施例を示すものである。図12Aは、スピーカーユニット21,22に対して2つのバスレフダクト26,27を点対称となるように配置したものである。即ち、前記実施例における第2のボックス側接続部28aをボックス本体23の上面部23bに設け、そのボックス側接続部28aに第2のバスレフダクト27を接続して、吊り下げるように構成したものである。このような構成とすることによっても、前記実施例と同様の効果を得ることができる。
図12B及びCは、2つのバスレフダクト26,27を横向きに配置し、左右側方から音波が放射されるように構成したものである。即ち、図12Bは、スピーカーユニット21,22に対して2つのバスレフダクト26,27を線対称に配置したもので、2つのスピーカーユニット21,22を挟んで両側に、互いに対向するように2つのバスレフダクト26,27が配置されている。また、図12Cは点対称に配置したもので、2つのスピーカーユニット21,22を挟んで両側に、上下方向に変位させて2つのバスレフダクト26,27が配置されている。これらの実施例では、音波が側方から放射されるため、前記実施例の支柱14,15による左右方向からの支持構造ではなく、上下方向からの支持構造となるように構成する。
以上説明したが、本願発明は前記実施例に限定されるものではなく、例えば、前記実施例においては2つのスピーカーユニット21,22を中心に2つのバスレフダクト26,27を線対称又は点対称に配置したが、スピーカーユニットは1つでも良く、また3つ以上であってもよい。また、前記実施例では、電子機器の一具体例としてフラットパネルディスプレイ装置に適用した例について説明したが、例えば、ステレオコンポーネント、ビデオプロジェクタ等のようにスピーカー装置を必要とするものであれば、各種の電子機器に適用できることは勿論である。このように、本願発明は、その要旨を変更しない範囲で各種の変更実施が可能である。
本発明のスピーカー装置が適用された電子機器の一実施例を示すフラットパネルディスプレイ装置を正面側から見た斜視図である。 本発明のスピーカー装置が適用された電子機器の一実施例を示すフラットパネルディスプレイ装置を背面側から見た斜視図である。 本発明のスピーカー装置に係るスピーカーボックスのボックス本体の内面を示す斜視図である。 本発明のスピーカー装置に係るスピーカーボックスのボックス本体に蓋体を嵌め合わせる前の斜視図である。 本発明のスピーカー装置に係るスピーカーボックスのボックス本体に蓋体を嵌め合わせた後の斜視図である。 本発明のスピーカー装置に係るスピーカーボックスを断面して示すもので、同図Aはボックス本体に蓋体を嵌め合わせる前の状態、同図Bはボックス本体に蓋体を嵌め合わせた後の状態のそれぞれ断面図である。 図4の要部を拡大して示す説明図である。 図8Aは図6Aの要部を拡大した断面図、同図Bは図6Bの要部を拡大した断面図である。 本発明のスピーカー装置に係るバスレフダクトを示すもので、同図Aは正面図、同図Bは底面図である。 本発明のスピーカー装置に係るスピーカーボックスを断面して示すもので、同図Aはバスレフダクトをボックス本体に接続する前の状態、同図Bはバスレフダクトをボックス本体に接続した後の状態のそれぞれ説明図である。 本発明のスピーカー装置に係るスピーカーボックスのバスレフダクト部分の断面図である。 本発明のスピーカー装置に係るバスレフダクトの配置構造の他の例を示すもので、同図Aはスピーカーユニットを中心に2つのバスレフダクトを上下方向に延在させて点対称に配置した例、同図Bはスピーカーユニットを中心に2つのバスレフダクトを左右方向に延在させて線対称に配置した例、同図Cはスピーカーユニットを中心に2つのバスレフダクトを左右方向に延在させて点対称に配置した例、をそれぞれ示す説明図である。
符号の説明
1‥フラットパネルディスプレイ装置、 2‥ディスプレイ本体、 4,5‥スピーカー、 10‥スタンド、 14,15‥支柱、 20‥スピーカーボックス、 21,22‥スピーカーユニット、 23‥ボックス本体、 24‥蓋体、 26,27‥バスレフダクト、 26a,27a‥ダクト側接続部、 28a,28b‥ボックス側接続部、 29‥ダクト支持部、 30a,30b‥ボス、 31‥開口部、 32‥テーパ部、 33‥ダクト本体、 34‥固定片、 35‥ストッパ部、 36‥テーパ受け部、 41‥位置決め片、 44,45‥座穴、 50‥識別マーク、 52‥テーパ溝、 53‥テーパ突条

Claims (7)

  1. スピーカーユニットが取り付けられたスピーカーボックスに開口部を設け、当該開口部にバスレフダクトの一端を接続して当該バスレフダクトを前記スピーカーボックス内に収納したスピーカー装置において、
    前記開口部は、前記スピーカーユニットが取り付けられた面と直交する面に開口させて設け、当該スピーカーユニットの音波が放射される方向と直交する方向に前記バスレフダクトを延在させたことを特徴とするスピーカー装置。
  2. 前記開口部は、前記スピーカーユニットを挟んで両側に線対称又は点対称となるように配置して複数箇所に設け、当該開口部と同数の前記バスレフダクトを前記スピーカーユニットを挟んで両側に線対称又は点対称となるように配置したことを特徴とする請求項1記載のスピーカー装置。
  3. 前記スピーカーボックスは、背面部が開口され且つ正面部に前記スピーカーユニットが取り付けられるボックス本体と、当該ボックス本体の前記背面部に着脱可能に装着される蓋体とを有し、
    前記ボックス本体の上面部、下面部、左側面部及び右側面部の少なくとも1箇所に前記開口部を設けたことを特徴とする請求項1記載のスピーカー装置。
  4. 前記スピーカーボックスは、正面部が開口されるボックス本体と、当該ボックス本体の前記正面部に着脱可能に装着されると共に前記スピーカーユニットが取り付けられる蓋体とを有し、
    前記ボックス本体の上面部、下面部、左側面部及び右側面部の少なくとも1箇所に前記開口部を設けたことを特徴とする請求項1記載のスピーカー装置。
  5. 前記開口部には、前記スピーカーボックスの内側に突出するボックス側接続部を設け、当該ボックス側接続部及び前記バスレフダクトのダクト側接続部のうち、一方の接続部にはテーパ部を設け、他方の接続部には前記テーパ部に嵌合されるテーパ受け部を設けたことを特徴とする請求項1記載のスピーカー装置。
  6. 前記バスレフダクトには、前記スピーカーボックスのボスにねじ止めするための固定片を設け、当該固定片には前記ボックス側接続部に向かって傾斜した斜面部を設けると共に、前記ボスには前記斜面部に対応して同方向に傾斜した斜受面部を設け、前記ねじ止め時に前記斜面部を前記斜受面部に沿って移動させて前記ダクト側接続部を前記ボックス側接続部に圧接したことを特徴とする請求項5記載のスピーカー装置。
  7. 前記固定片は前記バスレフダクトの中心線を挟んで両側に一対設けると共に、前記スピーカーボックスの前記一対の固定片と対応する位置に前記ボスを一対設けたことを特徴とする請求項6記載のスピーカー装置。

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