JP2011095942A - 共用設備利用予約システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
共用設備等の利用予約につき、予約のキャンセルによる設備の使用状況の低下を防止し、より多くの利用者に希望する設備を利用する機会を与えることで、共用設備等をより有効に活用することを可能とした共用設備利用予約システムを提供する。
【解決手段】利用者は、予め付与されたポイントを使用して予約端末より設備の予約を行う。予約管理サーバは、設備利用予約要求に応じて、獲得ポイントと必要ポイントとを比較することで設備の利用予約を確定し、また、獲得ポイントから必要ポイントを減算することで第1の獲得ポイントを算出する予約処理手段と、予約キャンセル要求に応じて、第1の必要ポイントを算出し、さらに、そこから第2の獲得ポイントを算出するキャンセル処理手段と、設備利用処理手段と、譲渡処理手段とを有する予約管理部と、事後キャンセル要求処理部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、共用設備等を利用する可能性がある利用者に、予め共用設備等を予約するために必要なポイントを付与し、利用者はこのポイントを使用することで予約端末より希望する設備の利用予約を行うことが可能であり、さらに、より多くの利用者に希望する設備を利用する機会を与えることが可能な共用設備利用予約システムに関するものである。
近年、都市部を中心に人口集中による土地の高騰や生活環境の利便性から比較的大規模なマンション等の集合住宅に居住する人が増加する傾向にある。このような集合住宅には居住者が共同で利用できる共用室や共用設備等が備えられていることが多く見受けられる。また、特に最近では、プールやスポーツ施設等といった共用設備を備えたものも見受けられる。
このような集合住宅に備えられた共用設備等のうち、居住者にあまり人気のない設備はほとんど利用されることがない。その一方で、人気のある設備については予約が集中してしまい、設備の利用を希望していてもなかなか利用することができないといったことがしばしば起こっている。そのため、このような人気のある設備の利用希望者は利用する日をおおよそで決定し、とりあえず予約をしておくといった「とりあえず予約」が多く行われてしまっていることから、さらに予約が集中してしまい、状況は悪化する傾向にあるといった問題がある。
このような問題を解決するために、一般のレストランや娯楽施設等の予約については、上記のような「とりあえず予約」を防止する技術として、施設の予約やキャンセルをインターネット等の通信ネットワークを介してPC端末から予約管理サーバに接続することで手軽に素早く行うことを可能とし、さらに、クレジットカードを使用して料金を支払った場合等に付与される利用ポイント等として一般的に広く普及しているポイント制度を利用した予約システムが提案されている。
例えば特許文献1には、利用者に与えられたポイントを利用して予約を管理する方法として、予約したサービスに応じて保証ポイント数を利用者に設定し、さらに、この保証ポイント数を予約ごとに記憶した予約受付手段と、予約履行通知の受信時には、予約に対応する利用者の保証ポイント数を消去し、また、予約不履行通知の受信時には、予約に対応する利用者の保証ポイント数を消去すると共に、この保証ポイント数を蓄積しておき、利用者がポイントを利用する際にポイント残高から蓄積された保証ポイント数の累計を差し引いたポイント数を超えたポイントの利用を許可しないように管理するポイント利用手段とを備えるポイント利用予約管理方法が提案されている。
この提案によると、例えば、各施設等に所定のポイント数を付与しておき、クレジットカードに貯まった利用ポイント数の範囲内で各施設等の予約を可能にし、施設等の予約がキャンセルされた場合には、この利用ポイント数を減算するということが可能になる。従って、施設等の予約をキャンセルすると、獲得した利用ポイント数が減算されてしまうので、利用者は利用ポイント数不足のためクレジット会社からのサービスを受けることができなくなるといった不都合が発生するのである。そのため、各利用者に十分に検討したうえで予約するという行動を促すことになり、「とりあえず予約」を防止することが可能となるのである。
特開2009-140384号公報
しかしながら、特許文献1の提案では、一般的なレストランや娯楽施設等を予約の対象として考慮しているので、対応できる予約施設の範囲が非常に狭く、マンション等の比較的大規模な集合住宅における共用設備等の予約に適用するには次のような問題がある。
(1)利用者は予約をいつキャンセルしても利用者に与えられたポイント数から減算されるポイント数は同じである。つまり、予約のキャンセルに対するペナルティはいつの時点においてキャンセルしようとも同じということになる。従って、予約をキャンセルする可能性が高くなった場合にも、急いで予約のキャンセルをしようとはせず、直前まで待ってから予約をキャンセルするという「とりあえず予約」を行う可能性があり、予約をしていても予約をキャンセルする可能性が比較的高い割合で存在する。
(2)また、利用者が設備等の予約をキャンセルせず、予約したとおりに設備等を利用した場合には、利用者に与えられたポイント数は増減しない。そのため、同じ人が何度でも設備等を予約することができるということから、特定の利用者が毎回設備等を繰り返し利用するといった可能性が非常に高い。
マンション等の比較的大規模な集合住宅の共用設備等の場合、予約した設備を利用しないのならできるだけ早めにその予約をキャンセルし、より多くの利用者に希望する設備を利用する機会が与えられることが好ましい。また、特定の利用者だけで設備の利用を占有するのではなく、できるだけ各利用者が平均的に利用できるようにすることが好ましい。
ここで、このような共用設備等に関する問題はただ単にマンション等の比較的大規模な集合住宅においてだけではなく、例えばテニスコートや野球場、コンサート会場等といった各自治体が所有し運営する地域住民のための施設等においても同じ問題が存在している。
よって、本発明の目的は、マンション等の比較的大規模な集合住宅の居住者が共同で利用する共用設備等や各自治体が所有し運営する地域住民のための施設等の予約につき、共用設備等を利用する可能性がある利用者に、予め共用設備等を予約するために必要なポイントを付与し、利用者がこのポイントを使用して予約端末より希望する設備の利用予約を行うことで、利用予約のキャンセルによる設備の使用状況の低下を防止と共に、より多くの利用者に希望する設備を利用する機会を与えることで共用設備等をより有効に活用することを可能とした共用設備利用予約システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の共用設備利用予約システムは、以下の構成を有する。
予約管理サーバと予約端末とが通信ネットワークを介して接続された共用設備利用予約システムであって、前記予約管理サーバは、会員の情報を、会員を識別するための識別符号である会員ID とパスワードとに対応づけて予め会員テーブルに登録する手段と、予約対象となる設備の情報と設備ごとに異なる設備利用ポイントとの組み合わせを、設備IDと対応づけて予め設備テーブルに登録する手段と、前記予約対象となる設備の予約情報を、予約IDと対応づけて予約テーブルに登録するための手段とをポイントDBに格納する手段と、前記予約端末からの設備利用予約要求に応じて、該設備利用予約要求に含まれる設備IDに基づいて前記予約テーブルを参照し、設備IDと利用日時とステータスとを取得する処理手段と、前記設備利用要求に含まれる利用日時とステータスと前記取得された利用日時と前記取得されたステータスとにより予約可能か否かを判断する処理手段と、前記判断の結果、予約可能の場合、前記設備利用予約要求に含まれる会員IDに基づいて前記会員テーブルを参照し、獲得ポイントを取得し、さらに、前記設備利用予約要求に含まれる設備IDに基づいて前記設備テーブルを参照し、必要ポイントを取得する処理手段と、前記獲得ポイントと前記必要ポイントとを比較する処理手段と、前記比較の結果、前記獲得ポイントが前記必要ポイントと同一若しくは大きい場合には、前記設備利用予約要求に含まれる利用日時と会員IDと設備IDとを予約IDと対応づけて前記予約テーブルに登録する処理手段と、前記獲得ポイントから前記必要ポイントを減算し、第1の獲得ポイントを算出する処理手段と、前記第1の獲得ポイントを前記会員IDと対応づけて前記会員テーブルに更新登録する処理手段とを行う予約処理手段と、前記予約端末からの予約キャンセル要求に応じて、前記予約キャンセル要求に含まれる予約IDに基づいて前記予約テーブルを参照し、会員IDと設備IDとを取得する処理手段と、前記取得された設備IDに基づいて前記設備テーブルを参照し、必要ポイントを取得し、該必要ポイントを所定の関数で変換して第1の必要ポイントを算出し、さらに、前記会員IDに基づいて前記会員テーブルを参照し、獲得ポイントを取得し、該獲得ポイントに前記第1の必要ポイントを加算して第2の獲得ポイントを算出する処理手段と、前記第2の獲得ポイントを前記会員IDに対応づけて前記会員テーブルに更新登録する処理手段とを行うキャンセル処理手段と、前記予約端末からの設備利用要求に応じて、前記設備利用要求に含まれる情報に基づいて前記予約テーブルの情報を更新登録する設備利用処理手段と、前記予約端末からの譲渡処理要求に応じて、前記譲渡処理要求に含まれる譲渡情報に基づいて前記予約テーブルと前記会員テーブルの情報を更新登録する譲渡処理手段とを有する予約管理部と、事後キャンセル要求に応じて、前記事後キャンセル要求に応じた時点での日時と前記予約テーブルの利用日時とを比較し、前記予約テーブルの利用日時が前記事後キャンセル要求に応じた時点での日時を既に経過したものが存在するか否かを検索する処理手段と、前記検索の結果存在する場合、 前記事後キャンセル要求に含まれる情報に基づいて前記予約テーブルと前記会員テーブルの情報を更新登録する処理手段とを有する事後キャンセル処理部とを備えることを特徴とする。
また、上記システムにおいて、前記予約管理サーバは、所定の日時に基づいて前記予約テーブルの利用日時を参照し、ステータスを取得する処理手段と、前記ステータスより設備利用予約者が未決定か否かを判断する処理手段と、前記判断の結果、設備利用予約者が未決定の場合、前記予約テーブルより予約情報を抽出し、設備利用予約者未確定情報を生成する処理手段と、前記生成された設備利用予約者未確定情報に含まれる設備IDと利用日時とに基づいて同一情報が存在するか否かを検索する処理手段と、前記検索の結果、同一情報が存在する場合、前記設備利用予約者未確定情報に含まれる会員IDに基づいて前記会員テーブルを参照し、獲得ポイントを取得する処理手段と、前記取得された獲得ポイントにより設備利用予約者を決定する処理手段とを有する利用者決定部を備えることが好適である。
さらに、上記システムにおいて、前記予約管理サーバは、予約対象となる設備の内既に予約済みとなった設備の予約譲渡情報を、予約IDと対応づけて譲渡テーブルに登録する手段を格納した前記ポイントDBと、前記予約端末から第1の譲渡申出要求を受信すると、前記第1の譲渡申出要求に含まれる会員IDに基づいて前記予約テーブルを参照し、ステータスと利用有無とを取得する処理手段と、前記ステータスと前記利用有無とにより譲渡可能か否かを判断する処理手段と、前記判断の結果譲渡可能の場合、前記第1の譲渡申出要求に応じて、前記会員IDに基づいて前記予約テーブルから予約情報を抽出し、該予約情報から譲渡可能予約情報を生成する処理手段と、前記生成された譲渡可能予約情報を前記予約端末へ送信する処理手段と、前記予約端末からの第2の譲渡申出要求に応じて、前記第2の譲渡申出要求に含まれる情報を予約IDと対応づけて前記譲渡テーブルに登録する処理手段とを有する譲渡申出処理手段と、前記予約端末からの第1の譲渡受入要求を受信すると、前記第1の譲渡受入要求に含まれる設備IDに基づいて前記譲渡テーブルを参照し、譲渡先会員IDを取得する処理手段と、前記譲渡先会員IDより譲渡受入が可能か否かを判断する処理手段と、前記判断の結果譲渡受入が可能の場合、前記第1の譲渡申出要求に応じて、前記設備IDに基づいて前記譲渡テーブルから譲渡情報を抽出し、該譲渡情報から譲渡受入可能予約情報を生成する処理手段と、前記生成された譲渡受入可能予約情報を前記予約端末へ送信する処理手段と、前記予約端末からの第2の譲渡受入要求に応じて、前記第2の譲渡受入要求に含まれる情報を予約IDと対応づけて前記譲渡テーブルに更新登録する処理手段と、前記第2の譲渡受入要求に含まれる設備IDに基づいて前記設備テーブルを参照して必要ポイントを取得し、前記第2の譲渡受入要求に含まれる謝礼ポイントに前記必要ポイントを加算して第2の必要ポイントを算出する処理手段と、前記第2の譲渡受入要求に含まれる会員IDに基づいて前記会員テーブルを参照して獲得ポイントを取得し、該獲得ポイントから前記第2の必要ポイントを減算して第3の獲得ポイントを算出する処理手段と、前記第3の獲得ポイントを前記会員IDに対応づけて前記会員テーブルに更新登録する処理手段と、前記第2の譲渡受入要求に含まれる譲渡元会員IDに基づいて前記会員テーブルの会員IDを参照して会員IDと獲得ポイントとを取得し、該獲得ポイントに前記第2の必要ポイントを加算して第4の獲得ポイントを算出する処理手段と、前記第4の獲得ポイントを前記会員IDに対応づけて前記会員テーブルに更新登録する処理手段とを行う譲渡受入処理手段とを有する前記予約管理部とを備えることが、好適である。
本発明によれば、マンション等の比較的大規模な集合住宅の居住者が共同で利用する共用設備等や各自治体が所有し運営する地域住民のための施設等の予約につき、利用者による利用予約やキャンセルを手軽に素早く行うことを可能とし、利用予約のキャンセルが原因となる共用設備等の使用状況の低下を防止と共に、より多くの利用者に希望する設備を利用する機会を与えることで共用設備等をより有効に活用することを可能とする。
本発明の一実施例を示すシステム構成図である。 ポイントデータベースに格納されている会員テーブルのデータの構成図である。 ポイントデータベースに格納されている設備テーブルのデータの構成図である。 ポイントデータベースに格納されている予約テーブルのデータの構成図である。 予約管理部の処理の流れを説明するフローチャートである。 予約管理部の予約処理を説明するフローチャートである。 予約管理部のキャンセル処理を説明するフローチャートである。 予約管理部の設備利用処理を説明するフローチャートである。 事後キャンセル部を説明するフローチャートである。 予約管理部の譲渡処理を説明するフローチャートである。 ログイン画面の一例を示す図である。 メニュー画面の一例を示す図である。 予約画面の一例を示す図である。 キャンセル画面の一例を示す図である。 設備利用画面の一例を示す図である。 譲渡画面の一例を示す図である。 利用者決定部を説明するフローチャートである。 ポイントデータベースに格納されている譲渡テーブルのデータの構成図である。 予約管理部の譲渡申出処理を説明するフローチャートである。 予約管理部の譲渡受入処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明を適用した共用設備利用予約システムの一実施の形態について説明する。なお、同一の構成要素については、同一の参照番号を付し、説明を省略する。
図1は、本発明の一実施例を示すシステム構成図である。利用者が共用設備等の予約を行うための予約端末20と予約管理サーバ10とがLAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク30を介して接続されている。
予約端末20と予約管理サーバ10は、それぞれ適宜のコンピュータを用いて実施され、本システムの処理機能を実施可能とするプログラムをハードディスク等の適宜の記憶媒体に格納している。また、プログラムは当該コンピュータのCPU(Central Processing Unit)により実行される。
ここで、予約端末20は、1台分しか図示していないが、実際にはマンション等の集合住宅の各居住区域や共用スペース等に設置すればよく、2台以上存在する。予約管理サーバ10についても1台分しか図示していないが、負荷分散を計る等の目的で2台以上設置してもよい。また、通信ネットワーク30はLANに限定されるものではなく、例えばWAN(Wide Area Network)とすることもできるし、これらの組み合わせとすることもできる。このような構成を有することにより、後に詳述するように、予約管理サーバ10は予約端末20からの要求を受信して、予約、キャンセル等の処理を実行することができる。
予約管理サーバ10は、入力装置13、表示装置14及び記憶装置15を備えており、これらは予約管理サーバ10と有線又は無線により通信可能に接続されている。入力装置13は、キーボードやマウス、タッチパネル等の入力手段として機能する入力補助装置であり、表示装置14は、ディスプレイやプリンタ等の画面表示手段および出力手段として機能する装置である。記憶装置15は、磁気ディスク等の記憶装置であり、予約管理サーバ10に内蔵又は外部接続されている。ここで、この記憶装置15について、1台の記憶装置15が予約管理サーバ10に接続されているように図示しているが、2台以上の記憶装置15が予約管理サーバ10に接続されていてもよい。
記憶装置15には、本システムに必要な各種情報を登録するためのポイントDB(DataBase)16が格納されている。なお、以降においては、ポイントDB16がRDB(Relational DataBase)であるという前提で説明をするが、必ずしもRDBである必要はなく、通常のファイルにする等構築されるシステムの規模等に合せて選択すればよい。
予約管理サーバ10は、さらに、予約端末20からの共用設備等の設備利用予約要求や予約キャンセル要求、設備利用要求、譲渡要求等の各要求に応じて処理を行い、それらの処理の結果を予約端末20に送信したり、予約端末20に画面表示等させるための予約管理部11と、事後キャンセル要求に応じて予約されたものの実際には利用されなかった設備予約のキャンセル処理を行う事後キャンセル部12を備えている。
予約端末20は、前述の予約管理サーバ10と同様に入力装置22及び表示装置23を備えており、これらは予約端末20と有線又は無線により通信可能に接続されている。入力装置22は、キーボードやマウス、タッチパネル等の入力手段として機能する入力補助装置であり、表示装置23は、ディスプレイやプリンタ等の画面表示手段および出力手段として機能する装置である。また、図示していないが、予約端末20は記憶手段として機能する磁気ディスク等の記憶装置を備えており、予約端末20に記憶内臓又は外部接続している。
また、予約端末20は、予約管理サーバ10から受信した情報を表示装置23に画面表示するための、画面表示部21を備えている。画面表示部21は、本実施形態に係わる独自のプログラムであってもよいし、WEBブラウザ等であってもよい。例えば、WEBブラウザを画面表示部21として使用する場合、予約管理サーバ10の予約管理部11は、WEBアプリケーションとすればよい。
図2は、ポイントDB16に格納されている会員テーブル201のデータの構成図である。会員テーブル201は、例えば、マンション等の集合住宅の居住者等で共用設備等を利用予約する可能性がある者(以下「会員」という。)の情報を登録したテーブルであり、会員ID202、パスワード203、会員名204、会員種別205及び獲得ポイント206の各データ項目から構成されている。これらの情報は、会員情報として本システムの管理者等により予め登録される。当然ながら予約管理サーバ10には、会員テーブル201を登録、変更、削除等するためのプログラムが存在する。
会員ID202には、会員毎に設定され一意に識別可能な識別符号が登録されている。ここで登録に用いられる識別符号とは、例えば「K123」、「123456789」、「K−123−A001」のように数字又はアルファベット又は記号等で構成された符号であり、重複しないように設定する必要がある。これを用いることで、各会員を容易に識別することが可能となる。
パスワード203には、会員が本人であると予約管理サーバ10が認証するための識別符号が登録される。これは、会員本人しか知り得ない文字及び数字の羅列等から作成及び登録されたものである。このように、会員ID202とパスワード203とを組み合わせ、各情報に対応させることで、より強固に会員に対するセキュリティーを確保することが可能となる。
会員名204には、会員の氏名等が登録され、会員種別205には、本システムに対する会員が有する権限を示すコード等が登録される。また、獲得ポイント206には、会員が既に獲得しているポイントの数が登録される。
図3は、ポイントDB16に格納されている設備テーブル301のデータの構成図である。設備テーブル301は、予約対象となる設備の情報を登録するテーブルであり、設備ID302、設備名303、必要ポイント304及び収容人数305の各データ項目から構成される。これらの情報は、予約対象設備情報として本システムの管理者等により予め登録される。当然ながら予約管理サーバ10には、設備テーブル301を登録、変更、削除等するプログラムが存在する。
設備ID302には、設備毎に設定され一意に識別可能な識別符号が登録される。ここで登録に用いられる識別符号とは、上述の会員ID202で設定されたものと同様に構成され、登録されるものである。また、設備名303には、例えば「集会室」のような設備の名称が登録され、必要ポイント304には、当該設備に割り当てられ、会員が設備を利用予約する際に必要となるポイント数が登録される。収容人数305には、当該設備の収容人数が登録される。
図4は、ポイントDB16に格納されている予約テーブル401のデータの構成図である。予約テーブル401は、予約ID402、利用日時403、会員ID404、設備ID405、ステータス406及び利用有無407の各データ項目から構成され、会員によって予約対象とる設備の予約が行われる毎に新しいレコードが作成されて予約情報が登録更新される。
予約ID402には、予約情報毎に設定され一意に識別可能な識別符号が登録される。ここで登録に用いられる識別符号とは、上述の会員ID202で設定されたものと同様に構成され、登録されるものである。利用日時403には、利用予約設備の希望利用日時が、例えば“2009年8月26日14時〜16時”というように登録される。会員ID404には、利用予約を行った会員の会員ID202が登録され、設備ID405には、利用予約の対象設備の設備ID302が登録される。ステータス406には、利用予約が未確定であることを示すコードや利用予約が確定したことを示すコード、利用予約がキャンセルされたことを示すコード等が、例えば“予約未確定”“予約確定”“キャンセル”というように登録される。利用有無407には、予約を行った会員が未だ設備を利用していないことを示すコードや実際に設備を利用したことを示すコード等が、例えば、“利用なし” “利用済み”というように登録される。
次に、本発明の共用設備利用予約システムの処理の流れについて図を参照し、説明する。
図5は、予約管理部11の処理の流れを説明するフローチャートである。共用設備等の利用予約を希望する会員が、予約端末20の入力装置22を操作して画面表示部21を起動すると、画面表示部21は予約端末20より予約管理サーバ10の予約管理部11にログイン画面送信要求を送信する。予約管理部11は予約端末20よりログイン画面送信要求を受信すると、この要求に応じて、
予約端末20へログイン画面を送信する。予約端末20で受信したログイン画面は画面表示部21によって表示装置23に画面表示される(S501)。
表示されたログイン画面の指示に基づいて会員は入力装置22を操作し、会員ID及びパスワードを入力する。そして、会員が「実行」ボタン又は「中止」ボタンのクリック操作を行うと、画面表示部21は予約端末20より画面入力された情報を予約管理サーバ10の予約管理部11に送信する。予約管理部11は、受信した情報より判断及び検索を行う。前記情報に「中止」ボタンをクリック操作した情報が含まれる場合には、処理終了であると判断し、予約管理部11は予約管理サーバ10より予約端末20へ処理終了要求を送信し、処理を終了する。予約端末20は処理終了要求を受信すると、画面表示部21の処理を終了する。
一方、前記情報に「実行」ボタンをクリック操作した情報が含まれる場合には、予約管理部11は、受信した情報に含まれる会員IDとパスワードとに基づいてポイントDB16の会員テーブル201を参照し、前記会員IDと前記パスワードとが登録されているか否かを検索する。
検索の結果、登録されていない場合には、予約管理部11は予約管理サーバ10より予約端末20へ処理終了要求を送信し、処理を終了する。予約端末20は処理終了要求を受信すると、画面表示部21の処理を終了する。
また、検索の結果、登録されている場合には、予約管理部11は予約管理サーバ10よりメニュー画面を予約端末20へ送信する(S502)。予約端末20で受信したメニュー画面は、画面表示部21によって表示装置23に画面表示される(S503)。
ここで、S502でメニュー画面を送信する際、会員ID202に基づいたレコードの会員種別205を参照し、この会員種別205の設定値に応じたメニュー画面を送信するというステップを入れることにより、予約端末20で画面表示されるメニュー画面を会員種別205毎に変更することが可能となる。
会員は、予約端末20の表示装置23に画面表示されたメニュー画面の指示に基づいて、入力装置22を用いてクリック操作等することで、次の要求を予約端末20より予約管理サーバ10の予約管理部11へ送信する。予約管理部11は、受信した要求より判断を行う。
受信した要求が「中止」である場合には、処理終了であると判断し、予約管理部11は予約管理サーバ10より予約端末20へ処理終了要求を送信し、処理を終了する。予約端末20は処理終了要求を受信すると、画面表示部21の処理を終了する(S504)。また、予約管理部11は、受信した要求が「中止」以外である場合には、要求に応じた処理を実行し、S503へ遷移して処理を繰り返す(S505)。
次に、図6に予約管理部11の予約処理を説明するフローチャートを示す。予約管理部11は、S505で予約端末20より予約処理要求を受信すると、この要求に応じて、予約端末20へ予約画面を送信する。予約端末20で受信した予約画面は、画面表示部21によって表示装置23に表示される(S601)。
表示された予約画面の指示に基づいて会員は入力装置22を操作し、利用予約希望の設備ID及び利用日を入力する。そして、会員が「実行」ボタン又は「中止」ボタンのクリック操作を行い、画面表示部21は予約端末20より画面入力された情報を設備利用要求として予約管理サーバ10の予約管理部11に送信する。予約管理部11は、受信した情報より判断及び検索を行う。前記要求に「中止」ボタンをクリック操作した情報が含まれる場合には、処理終了であると判断し、S503へ遷移する。
一方、前記要求に「実行」ボタンをクリック操作した情報が含まれる場合には、前記要求に応じて、予約管理部11は予約処理を開始する(S602)。
まず、予約管理部11は、受信した前記要求に含まれる設備IDに基づいてポイントDB16の予約テーブル401を参照し、前記設備ID405と利用日403とステータス406とを取得する。そして、前記要求に含まれる利用日時とステータスと前記取得された利用日時403とステータス406とにより予約可能か否かを判断する。
具体的には、予約テーブル401のうち、設備ID405に前記要求に含まれる設備IDが設定されているレコードを参照し、利用日時403の全て又は一部が前記要求に含まれる利用日時と重複しているおり、かつステータス406に「予約確定」を示すコードが登録されているレコードが存在する場合には、予約不可能と判断し、予約管理部11は予約管理サーバ10より予約端末20にエラーメッセージを送信する。ここで、利用日時が重複しているとは、次のようなことを示している。例えば、利用日時403に“2009年8月26日14時〜16時”が登録されており、前記要求に含まれる利用日時が“2009年8月26日15時〜17時”であれば、利用日時が1時間だけ重複しているということになる。
また、予約管理部11は予約可能であると判断した場合には、設備利用要求に含まれる会員IDに基づいてポイントDB16の会員テーブル201を参照し、獲得ポイント206を取得し、さらに、前記要求に含まれる設備IDに基づいてポイントDB16の設備テーブル301を参照し、必要ポイント304を取得する。そして、取得された獲得ポイント206と必要ポイント304とを比較する。
前記比較の結果、獲得ポイント206が必要ポイント304よりも小さい場合には、予約管理部11は予約端末20へエラーメッセージを送信する。逆に、比較の結果、獲得ポイント206が必要ポイント304と同一若しくは大きい場合には、設備利用予約要求に含まれる利用日時と会員IDと設備IDとを予約IDと対応づけて予約テーブル401に新たなレコードとして、例えば、予約ID402に当該予約レコードを一意に識別可能な識別符号(例えば1から始まる通番等)を、利用日時403に予約画面から入力された利用日時を、会員ID404にログイン画面で入力された会員ID(すなわち予約端末20の操作を行っている会員の会員ID)を、設備ID405に予約画面から入力された設備IDを、ステータス406に“予約確定”を示すコードを、利用有無407に初期値である“利用なし”を示すコードを登録する。
その後、予約管理部11は、獲得ポイント206から必要ポイント304を減算し、第1の獲得ポイントを算出し、この第1の獲得ポイントを設備利用要求に含まれる会員IDと対応づけてポイントDB16の会員テーブル201に新たな獲得ポイントとして更新登録する(S603)。
そして、予約管理部11は以上の処理を行った後、予約処理を終了し、S503へ遷移する。
このように、会員が設備の利用予約を行うと、予め会員毎に付与されたポイントである獲得ポイントから予約した設備に応じたポイントである必要ポイントが減算される。また、獲得ポイントが予約したい設備の必要ポイントより小さい場合には、残念ながら設備を予約することはできない。
例えば、ある会員の獲得ポイントが100で、集会室の必要ポイントが30、テニスコートの必要ポイントが80である場合、当該会員が集会室を利用予約すると、当該会員の獲得ポイントより集会室の必要ポイントが減算されて獲得ポイントは残り70となる。次にテニスコートを予約しようとしても、テニスコートの必要ポイントは80であるため、獲得ポイント不足により予約することはできない。
これにより、同じ会員が多数の共用設備等を利用予約することを抑制することが可能となり、「とりあえず予約」等を最小限に抑えることが可能となる。また、さらに、予約が殺到するような人気のある設備には高いポイント数を、あまり利用されない人気のない設備には低いポイント数を、各々設備の必要ポイントに設定することで、会員により共用設備等ができるだけ平均的に利用されるようにすることが可能となる。
図7は、予約管理部11のキャンセル処理を説明するフローチャートである。予約管理部11は、S505で予約端末20よりキャンセル処理要求を受信すると、この要求に応じて、前記要求に含まれる会員IDに基づいて予約テーブル401を参照し、予約ID402と利用日時403と設備ID405とステータス406と利用有無407を取得する。そして、この取得された情報のうち、ステータス406と利用有無407とによりキャンセル可能か否かを判断する。具体的には、ステータス406に“キャンセル”を示すコードが登録されておらず、かつ利用有無407に利用前である“利用なし” を示すコードが登録されているレコード(以下「キャンセル対象レコード」という。)である場合にはキャンセル可能と判断し、予約キャンセル情報を生成する。また、前記条件に一致せずキャンセル不可能であると判断された場合には、予約キャンセル情報は生成されない。
次に予約管理部11は、前記生成された予約キャンセル情報を含んだキャンセル画面を予約端末20へ送信する。予約端末20で受信したキャンセル画面は、画面表示部21によって、表示装置23に表示される(S701)。
表示されたキャンセル画面の指示に基づいて会員は入力装置22を操作し、キャンセル希望の設備及び利用日を選択し入力する。そして、会員が「実行」ボタン又は「中止」ボタンのクリック操作を行い、画面表示部21は予約端末20より画面入力された情報を予約キャンセル要求として予約管理サーバ10の予約管理部11に送信する。予約管理部11は、受信した情報より判断及び検索を行う。予約キャンセル要求に「中止」ボタンをクリック操作した情報が含まれる場合には、処理終了であると判断し、S503へ遷移する。
一方、キャンセル処理要求に「実行」ボタンをクリック操作した情報が含まれる場合には、前記要求に応じて、予約管理部11はキャンセル処理を開始する(S702)。
まず、予約管理部11は、受信した予約キャンセル要求に応じて、前記要求に含まれる予約IDに基づいてポイントDB16の予約テーブル401を参照し、ステータス406を取得して“キャンセル”を示すコードを登録する。またこの時、予約管理部11は同様にして予約テーブル401を参照し、会員ID404と設備ID405とを取得する。前記取得された設備IDに基づいてポイントDB16の設備テーブル301を参照し、必要ポイント304を取得し、該必要ポイントを所定の関数で変換して第1の必要ポイントを算出する。さらに、会員ID404に基づいてポイントDB16の会員テーブル201を参照し、獲得ポイント206を取得し、該獲得ポイント206に第1の必要ポイントを加算して第2の獲得ポイントを算出する。そして、第2の獲得ポイントを会員ID404に対応づけてポイントDB16の会員テーブル201に新たな獲得ポイントとして更新登録する。(S703)
予約管理部11は、以上の処理を行った後、処理を終了し、S503へ遷移する。
このように、キャンセル処理は、会員が設備の利用予約をキャンセルすると、予め会員に付与したポイントである獲得ポイントに、予約した設備に応じたポイントである必要ポイントを所定の関数で変換し算出したポイントが加算される。そこで、この所定の関数は、当該予約レコードの利用日時403に近づくほど減少する、いわゆる広義単調減少関数とすればよい。こうすることで、早めに設備の利用予約をキャンセルすれば予約時に減算された必要ポイントとあまり違わないポイントが会員の獲得ポイントに加算される。従って、予約した設備を利用できなくなった場合には早めにキャンセルするという行動を会員に促すことが可能となり、これにより、他の会員が共有設備等を有効に活用できる機会が増加する。
ところで、上述の予約処理とキャンセル処理だけを備えた共用設備利用予約システムでも、本発明の目的を達成することは可能である。その場合、利用予約がキャンセルされないまま利用日時が経過してしまったものについては、利用予約した会員により設備が利用されたものとみなすことになる。従って、より共用設備等を有効に利用するためには、利用予約をしたにも関わらず実際には利用せず、またキャンセルもしなかった会員については、さらにペナルティを与えた方が好ましいと考えられる。そうすることで、会員は利用予約した設備を利用する必要がなくなった場合、さらなるペナルティを避けるために、できるだけ早め、少なくとも利用日時が経過する前までに利用予約をキャンセルするという行動を促されることになる。
そこで、利用予約がキャンセルされず、かつ実際に利用もされなかったかどうかを管理するためには、利用予約された設備が実際に利用された際、その旨の情報を予約テーブル401に登録する必要がある。具体的には、予約テーブル401の利用有無407に“利用済み”を登録する必要がある。
以下に、この処理を行うための設備利用処理について説明する。
図8は、予約管理部11の設備利用処理を説明するフローチャートである。予約管理サーバ10の予約管理部11は、S505で予約端末20より設備利用要求を受信すると、この要求に応じて、ポイントDB16に格納されている予約テーブル401のステータス406と利用有無407とを参照し、ステータス406に“キャンセル”を示すコードが登録されておらず、かつ利用有無407に利用前である“利用なし”のコード が登録されている予約レコード(以下「設備利用対象レコード」という。)をすべて抽出し、設備利用情報を生成する。そして、予約管理部11は、前記生成された設備利用情報を含んだ設備利用画面を予約端末20へ送信し、予約端末20で受信した設備利用画面は、画面表示部21によって、表示装置23に表示される(S801)
ここで、上述の条件に加えて、利用日時403が予約管理部11で設備利用要求を予約端末20より受信した時点での日時であるレコードを設備利用対象レコードとしてもよい。これにより、予約端末20の表示装置23に設備利用画面が画面表示される際、表示される情報量を削減し、会員は設備利用処理の対象となる予約レコードを探しやすくなる。
次に、表示された設備利用画面の指示に基づいて会員は入力装置22を操作し、設備利用処理希望の情報を選択し入力する。そして、会員が「実行」ボタン又は「中止」ボタンのクリック操作を行い、画面表示部21は予約端末20より画面入力された情報を設備利用処理要求として予約管理サーバ10の予約管理部11に送信する。予約管理部11は、受信した情報より判断及び検索を行う。設備利用処理要求に「中止」ボタンをクリック操作した情報が含まれる場合には、処理終了であると判断し、S503へ遷移する。
一方、設備利用処理要求に「実行」ボタンをクリック操作した情報が含まれる場合には、前記要求に応じて、予約管理部11は設備利用処理を開始する(S802)。
予約管理部11は、受信した設備利用処理要求に応じて、前記要求に含まれる予約IDに基づいてポイントDB16の予約テーブル401を参照して利用有無407を取得し、“利用済み”であることを示すコードを更新登録する(S803)。
なお、設備利用処理を行うことができるのは、予約管理権限を有している会員のみに限定することが望ましい。従って、運用上は、設備を利用する会員が、利用開始時等に部屋の鍵や設備利用のために必要な備品を、予約管理権限を有している会員から借りる等とし、その際、予約管理権限を有している会員が設備利用処理を行うようにすればよい。あるいは、予約管理権限を有している会員が、利用日時に実際に利用されているかを確認して設備利用処理を行ってもよいし、設備利用終了後、部屋の鍵等が返却された時点で設備利用処理を行ってもよい。
このような設備利用処理を備えることで、予約された設備が実際に利用されたときに、その旨の情報を予約テーブル401に更新登録することができる。逆に、予約テーブル401に登録されている利用予約の中で、利用日時407を経過した後、実際に利用されなかった設備利用予約について特定することが可能となり、当該予約を行った会員にペナルティを与えることが可能になる。
以下に、この会員にペナルティを与える処理である事後キャンセル処理について説明する。
図9は、事後キャンセル処理部12の事後キャンセル処理を説明するフローチャートである。予約管理サーバ10の操作者が、予約管理サーバ10の表示装置14に表示された画面の指示に基づいて入力装置13を操作し、事後キャンセル処理を事後キャンセル部12へ要求する。この場合の操作者とは、予約管理権限を有している会員であることが好ましい。
事後キャンセル部12は要求に応じて、ポイントDB16の予約テーブル401を参照し、前記事後キャンセル要求に応じた時点での日時と予約テーブル401の利用日時403とを比較し、予約テーブル401の利用日時403が前記事後キャンセル要求に応じた時点での日時を既に経過したものが存在するか否かを検索する(S901)。例えば、要求に応じた日時、つまり、会員が事後キャンセル処理を行った日時が“2009年8月26日16時1分”の場合、予約テーブル401の利用日時403に“2009年8月26日14時〜16時”が登録されているレコードは、前記日時を既に経過したものが存在するとして検索される。
検索の結果、前記日時を既に経過したもの(以下「事後キャンセル対象レコード」という。)が存在する場合、事後キャンセル部12は、事後キャンセル対象レコードについて、事後キャンセル処理を実行し、予約テーブル401のステータス406に“キャンセル”を示すコードを更新登録する。
またこのとき、事後キャンセル部12は、事後キャンセル対象レコードの会員ID404と設備ID405を取得し、取得された情報に基づいて前述のキャンセル処理と同様な算出方法により第2の獲得ポイントの算出を行う。つまり、前記取得された設備ID405に基づいてポイントDB16の設備テーブル301を参照し、必要ポイント304を取得し、該必要ポイントを所定の関数で変換して第1の必要ポイントを算出する。さらに、会員ID404に基づいてポイントDB16の会員テーブル201を参照し、獲得ポイント206を取得し、該獲得ポイント206に第1の必要ポイントを加算して第2の獲得ポイントを算出する。そして、第2の獲得ポイントを会員ID404に対応づけてポイントDB16の会員テーブル201に新たな獲得ポイントとして更新登録する(S903)。その後、S901へ遷移し、処理を繰り返す。
検索の結果、事後キャンセル対象レコードが存在しない場合には処理を終了する(S902)。
このように、事後キャンセル処理では、会員が利用予約をキャンセルせず実際には予約した設備を利用しなかった場合、会員の獲得ポイントには、予約した設備の必要ポイントを所定の関数で変換して算出したポイントが加算されるが、この場合には、前述したキャンセル処理において算出されるポイントよりも低い値になるようにするとよい。そうすることで、結果的に会員にはポイントが殆ど戻らなくなり、会員自身の獲得ポイントが減少してしまって別の利用予約が行えないということになる。従って、利用予約した設備を利用できなくなった場合には、そのまま利用予約を放置せず、会員自らキャンセルするという行動を促すことが可能になる。なお、事後キャンセル処理が行われた場合には、会員へはポイントを戻さない、あるいは、さらに獲得ポイント206を減算することで、ペナルティ効果を上げることも可能である。
ここで、会員が利用予約した設備を利用できなくなった場合に、それをキャンセルするのではなく、別の設備利用希望者である会員を積極的に見つける行動を促すことで、キャンセルに基づいたペナルティによる効果に加え、さらに、より多くの会員に共有設備等を活用できる機会を与えることが可能となる。
以下に、そのための処理機能としての譲渡処理について説明する。
図10は、予約管理部11の譲渡処理を説明するフローチャートである。予約管理サーバ10の予約管理部11は、S505で予約端末20より譲渡処理要求を受信すると、この要求に応じて、譲渡処理要求に含まれる会員IDに基づいてポイントDB16に格納されている予約テーブル401のステータス406と利用有無407とを参照し、ステータス406に“キャンセル”を示すコードが登録されておらず、かつ利用有無407に利用前である“利用なし”のコード が登録されている予約レコード(以下「譲渡対象レコード」という。)をすべて抽出し、譲渡可能情報を生成する。そして、予約管理部11は、前記生成された譲渡可能情報を含んだ譲渡画面を予約端末20へ送信し、予約端末20で受信した譲渡画面は、画面表示部21によって、表示装置23に表示される(S1001)。
表示された譲渡画面の指示に基づいて会員は入力装置22を操作し、譲渡を希望する設備及び利用日を選択し入力する。そして、会員が「実行」ボタン又は「中止」ボタンのクリック操作を行い、画面表示部21は予約端末20より画面入力された情報を譲渡要求として予約管理サーバ10の予約管理部11に送信する。予約管理部11は、受信した情報より判断及び検索を行う。譲渡要求に「中止」ボタンをクリック操作した情報が含まれる場合には、処理終了であると判断し、S503へ遷移する。
一方、譲渡要求に「実行」ボタンをクリック操作した情報が含まれる場合には、前記要求に応じて、予約管理部11は譲渡処理を開始する(S1002)。
まず、予約管理部11は、受信した譲渡要求に応じて、前記要求に含まれる譲渡先を新たな会員IDとして、前記要求に含まれる予約IDに対応づけてポイントDB16の予約テーブル401に更新登録する。
またこの時、設備の利用予約を譲渡した会員に対する獲得ポイントの処理を行う。予約管理部11は同様に前記要求に含まれる予約IDに基づいてポイントDB16の予約テーブル401を参照して設備ID405を取得し、前記取得された設備ID405に基づいてポイントDB16の設備テーブル301を参照して必要ポイント304を取得する。また、前記要求に含まれる会員IDに基づいてポイントDB16の会員テーブル201を参照して獲得ポイント206を取得する。前記獲得ポイント206に前記必要ポイント304を加算して新たな獲得ポイントとし、前記会員IDに対応づけてポイントDB16の会員テーブル201に更新登録する。
さらに、設備の利用予約を前記会員より譲渡された譲渡元である会員に対する獲得ポイントの処理を行う。前記要求に含まれる譲渡元に基づいてポイントDB16の会員テーブル201の会員ID202を参照して獲得ポイント206を取得する。前記獲得ポイント206から前記必要ポイント304を減算して新たな獲得ポイントとし、前記会員IDに202に対応づけてポイントDB16の会員テーブル201に更新登録する(S1003)。
予約管理部11は、以上の処理を行った後、処理を終了し、S503へ遷移する。
続いて、上述の各処理を行う際、予約端末20の画面表示部21によって表示装置23に表示される各処理画面について図を用いて説明する。
図11は、ログイン画面の一例を示す図である。ログイン画面1101は、会員ID入力欄とパスワード入力欄と「実行」ボタンと「中止」ボタンとから構成される。予約端末20の操作者である会員は、会員IDとこれに対応するパスワードとを入力装置22をそれぞれの入力欄に使用して入力する。ここで入力された情報である会員IDとパスワードは、会員が入力装置22によって「実行」ボタン又は「中止」ボタンのクリック操作を行うことで、画面表示部21は予約端末20より予約管理サーバ10の予約管理部11に送信する。
図12は、メニュー画面1201の一例を示す図である。メニュー画面1201は、「予約」「キャンセル」「譲渡」「設備利用」の4つの各処理メニューボタンと、「中止」ボタンとから構成されている。予約端末20の操作者である会員は、入力装置22を使用して各処理ボタンのクリック操作を行うことで、画面表示部21は予約端末20より各処理要求を予約管理サーバ10の予約管理部11に送信する。
ここで、各処理のうち、例えば「予約」「キャンセル」「譲渡」は一般の会員が行う処理であり、「設備利用」は予約管理権限を有している会員が行う処理である。そこで、一般の会員が操作を誤って「設備利用」ボタンをクリック操作しないようにするため、会員種別によりメニュー画面に表示される内容を変更するとよい。
具体的には、図5のS502で、予約管理部11が予約端末20より受信した情報に基づいてポイントDB16の会員テーブル201を参照し、会員IDとパスワードとが登録されているか否かの検索後、登録されている場合には、前記会員IDに基づいて会員テーブル201の会員種別205を取得するというステップを追加する。そして、会員種別205に予約管理権限を有していることを示すコードが登録されている場合には、図12のメニュー画面を予約端末20へ送信する。また、会員種別205に予約管理権限を有していることを示すコードが登録されていない場合には、「予約」「キャンセル」「譲渡」の3つの各処理メニューボタンと、「中止」ボタンとから構成されるメニュー画面を予約端末20へ送信すればよい。
図13は、予約画面の一例を示す図である。予約画面1301は、設備ID入力欄と利用日時入力欄と「実行」ボタンと「中止」ボタンとから構成される。予約端末20の操作者である会員は、利用予約を希望している設備に対応する設備IDと、それを利用する利用日時とをそれぞれの入力欄に入力装置22を使用して入力する。ここで入力された情報である設備IDと利用日時とは、会員が入力装置22によって「実行」ボタン又は「中止」ボタンのクリック操作を行うことで、画面表示部21は予約端末20より予約処理要求として予約管理サーバ10の予約管理部11に送信する。
なお、図に示した予約画面1301では、会員が入力装置22を使用して設備ID及び利用日時を入力するが、そのためには、利用予約を希望する設備に対応する設備IDを既に知っている必要がある。また、予約処理を実行するまで、利用予約を希望する設備で希望する利用日時に予約が可能か否かを知ることができないことから、やや利便性に欠ける。
そこで、予約画面1301で、例えば、予約可能設備及び利用日時の情報を一覧で表示し、表示された情報の中から利用予約を希望する設備、利用日時を選択できるようにしてもよい。また、さらに、一覧として表示された情報を、設備名等で並び替えたり、絞込んだりして表示できるようにしてもよい。
図14は、キャンセル画面の一例を示す図である。キャンセル画面1401は、「キャンセル」指示用のチェックボックスと設備名と利用日時と「実行」ボタンと「中止」ボタンとから構成され、予約管理サーバ10の予約管理部11より受信した予約キャンセル情報は、一覧として予約端末20の表示装置23に画面表示される。予約端末20の操作者である会員は、入力装置22を使用し、キャンセルを希望する利用予約に対応している「キャンセル」指示用のチェックボックスにチェックを入力する。その後、会員が入力装置22によって「実行」ボタン又は「中止」ボタンのクリック操作を行うことで、画面表示部21は予約端末20よりキャンセル処理要求として予約管理サーバ10の予約管理部11に送信する。
なお、表示画面には表示されていないが、予約キャンセル情報には設備名と利用日時とに対応した利用予約に係る予約ID402の情報も含まれている。従って、画面表示部21は会員によって「キャンセル」指示用のチェックボックスがチェックされた場合、当該チェックボックスに対応する設備名と利用日時とに加え、当該利用予約に係る予約IDも特定することが可能である。
このように、予約端末20の操作者である会員は、予約キャンセル情報として設備名と利用日時とを対応させた一覧表を参照することで、会員自身が利用予約した内容を確認することが可能となる。また、利用予約のキャンセルを希望する際、容易にその作業を行うことが可能となる。
図15は、設備利用画面1501の一例を示す図である。設備利用画面1501は、「利用済み」指示用のチェックボックスと設備名と会員名と利用日時と「実行」ボタンと「中止」ボタンとから構成され、予約管理サーバ10の予約管理部11より受信した設備利用情報は、一覧として予約端末20の表示装置23に画面表示される。予約端末20の操作者である会員は、入力装置22を使用し、設備利用処理を希望する利用予約に対応している「利用済み」指示用のチェックボックスにチェックを入力する。その後、会員が入力装置22によって「実行」ボタン又は「中止」ボタンのクリック操作を行うことで、画面表示部21は予約端末20より設備利用処理要求として予約管理サーバ10の予約管理部11に送信する。
なお、表示画面には表示されていないが、設備利用情報として設備名と会員名と利用日時とに対応した利用予約に係る予約ID402の情報も含まれている。従って、画面表示部21は会員によって「利用済み」指示用のチェックボックスがチェックされた場合、当該チェックボックスに対応する設備名と会員名と利用日時とに加え、当該利用予約に係る予約IDも特定することが可能である。
このように、予約端末20の操作者である会員は、設備利用情報として設備名と会員名と利用日時を対応させた一覧表を参照することで、設備利用処理の対象とすべき利用予約、すなわち、実際に利用されようとしている利用予約又は実際に利用された利用予約を容易に特定することが可能となる。また、利用予約の設備利用処理を希望する際、容易にその作業を行うことが可能となる。
図16は、譲渡画面1601の一例を示す図である。譲渡画面1601は、設備名と利用日時と譲渡先入力欄と「実行」ボタンと「中止」ボタンとから構成され、予約管理サーバ10の予約管理部11より受信した譲渡情報は、一覧として予約端末20の表示装置23に画面表示される。予約端末20の操作者である会員は、入力装置22を使用し、譲渡処理を希望する利用予約に対応している譲渡先入力欄に利用予約の譲渡先である会員に対応する会員IDを入力する。その後、会員が入力装置22によって「実行」ボタン又は「中止」ボタンのクリック操作を行うことで、画面表示部21は予約端末20より譲渡処理要求として予約管理サーバ10の予約管理部11に送信する。
なお、表示画面には表示されていないが、譲渡情報として設備名と利用日時とに対応した利用予約に係る予約ID402の情報も含まれている。従って、画面表示部21は会員によって譲渡先入力欄に譲渡先が入力された場合、当該入力に対応する設備名と利用日時とに加え、当該利用予約に係る予約IDも特定することが可能である。
さて、上述の本システムでは、設備の利用予約を希望する会員が予約端末20で予約操作を行うと、その段階で設備予約が確定するということになり、早い者から順に利用予約することが可能である。会員の中には頻繁に設備の利用予約をする者が存在する一方で、たまにしか予約しない者も存在する。そのような中で、マンション等の大規模な集合住宅の共用設備等や公共施設等は、特定の利用者だけで利用するのではなく、できるだけ多くの利用者に利用してもらうことが好ましい。
そこで、早い者から順に利用予約するのではなく、予約の段階では予約を確定せずに利用時間が重複する利用予約も許可しておき、所定の日時、例えば、利用日時の1週間前等に、改めて設備利用予約者を確定する処理を追加することで、頻繁に設備を利用しない利用者にも利用予約の機会を与え、できるだけ多くの利用者に共有設備等を利用してもらうことが可能となる。
以下に図を参照し、頻繁に設備を利用予約しない会員を優先して利用予約させるための追加機能である予約管理サーバ10の利用者決定部について説明する。
図17は、利用者決定部を説明するフローチャートである。利用者決定部は、例えば、毎日深夜等、所定の日時で起動され、所定の日時に基づいてポイントDB16の予約テーブル401の利用日時403を参照し、ステータス406を取得する。そして、ステータス406より設備利用予約者が未決定か否かを判断する。前記判断の結果、設備利用予約者が未決定の場合、つまり、ステータス406に“予約未確定”を示すコードが登録されている場合には、予約テーブル401より予約情報を抽出し、設備利用予約者未確定情報を生成する(S1701)。
前記生成された設備利用予約者未確定情報に含まれる設備ID405と利用日時403とに基づいて順に参照し、同一情報、つまり、設備ID405に同一の値が登録されており、利用日時403の全部又は一部が重複する情報が存在するか否かを検索する(S1702)。
前記検索の結果、同一情報が存在しない場合には、前記設備利用予約者未確定情報に含まれる予約IDに基づいてポイントDB16の予約テーブル401を参照し、ステータス406を取得する。前記取得されたステータス406に“予約確定”を示すコードを更新登録する(S1705)。以上の処理を行った後、処理を終了し、S1702へ遷移する。
一方、前記検索の結果、同一情報が存在する場合には、前記設備利用予約者未確定情報に含まれる会員IDに基づいてポイントDB16の会員テーブル201を参照し、獲得ポイント206を取得する(S1703)。そして、取得された獲得ポイント206のポイント数を比較し、ポイント数が最大である会員が行った利用予約を確定させる。つまり、獲得ポイント206のポイント数が最大である会員IDに基づいて前記設備利用予約者未確定情報を参照し、予約IDを取得する。前記予約IDに基づいてポイントDB16の予約テーブル401を参照し、ステータス406を取得し、“予約確定”を示すコードを更新登録する。また、同一情報を有する他の会員IDに基づいて前記設備利用予約者未確定情報を参照して予約IDを取得し、前記予約IDに基づいてポイントDB16の予約テーブル401を参照し、ステータス406を取得し、“キャンセル”を示すコードを更新登録する。
例えば、ある設備について、ポイントDB16の予約テーブル401の利用日時403に 第1のレコードとして“2009年8月26日14時〜16時”、第2のレコードとして“2009年8月26日15時〜17時”、第3のレコードとして“2009年8月26日16時〜18時”が登録されている3つの予約レコードが存在していたとする。第2のレコードに係る会員の獲得ポイント206が最大である場合、第2のレコードのステータス406に“予約確定”を示すコードが登録され、他の第1のレコード及び第3のレコードのステータス406には“キャンセル”を示すコードが登録される。
またこのとき、予約が確定した会員IDに対しては、前記設備利用予約者未確定情報に含まれる設備ID405に基づいてポイントDB16の設備テーブル301を参照し、必要ポイント304を取得する。その後、利用者決定部は、前記取得された獲得ポイント206から必要ポイント304を減算し、第1の獲得ポイントを算出し、この第1の獲得ポイントを前記会員IDと対応づけてポイントDB16の会員テーブル201に新たな獲得ポイントとして更新登録する(S1704)。
さらに、利用者決定部は、図示していないが、利用予約が確定した会員対して予約確定通知メールを、利用予約がキャンセルされた会員に対してキャンセル通知メールを送信する等の処理を行った後、処理を終了し、S1702へ遷移し、処理を繰り返す。
予約管理サーバ10がこのような利用者決定部を備えることで、獲得ポイント206が最大の会員、つまり、設備を頻繁に利用しない会員の利用予約が優先して予約確定されることになる。これにより、特定の会員だけでなく、より多くの会員に共有設備等を利用できる機会を提供することが可能となる。また、さらに、予約管理部11によるキャンセル処理で、予約テーブル401のステータス406が“予約未確定”であり、同じ設備について利用日時が重複する予約が存在する場合には、キャンセルによるペナルティを課さないようにすることで、重複予約されているほど人気のある設備のキャンセルを容易にし、より多くの会員が共有設備等を有効に活用できる機会を提供することが可能となる。
続いて、図10で説明した譲渡処理において、予約端末20より譲渡処理を行う際、利用予約の譲渡を希望している会員が譲渡先である会員の会員IDを入力するので、譲渡を希望していない利用予約を、利用予約の譲渡を希望している会員から勝手に譲渡される可能性が存在する。ただし、マンション等の大規模な集合住宅の共有設備等の利用予約では、そのようなことを行うと集団生活に支障をきたすため、会員による身勝手な利用予約の譲渡は抑制される。しかしながら、例えば、利用予約の対象を公共施設等とし、地域住民全員が公共施設等の利用者である会員となるような、会員の幅が広い場合には、上述のような抑制は効きにくくなる。
このような場合の対策としては、譲渡申出処理と譲渡受入処理とを譲渡処理の追加機能とすることが好ましい。そこで、以下に、譲渡申出処理と譲渡受入処理とを図に示し、説明する。なお、譲渡申出処理と譲渡受入処理に係る会員からの指示は、図12で示したメニュー画面に各指示ボタンを追加することで行うとよい。
図18は、ポイントDB16に格納されている譲渡テーブル1801のデータの構成図である。譲渡テーブル1801は、予約対象となる設備の内既に予約済みとなった設備の利用予約の譲渡に係る予約譲渡情報が登録されるテーブルであり、予約ID1802、設備ID1803、譲渡元会員ID1804、譲渡先ID1805及び謝礼ポイント1806の各データ項目から構成され、自身の利用予約の譲渡を希望する会員より譲渡申出が行われる毎に新しいレコードが作成されて予約譲渡情報が登録更新される。
予約ID1802には、譲渡の対象となる利用予約の予約ID402が登録され、設備ID1803には、譲渡の対象となる利用予約の設備ID302が登録される。また、譲渡元会員ID1804には、自身の利用予約の譲渡を希望する会員の会員ID202が登録され、譲渡先会員ID1804には、利用予約の譲渡を受け入れた会員の会員ID202が登録される。ここで登録されるIDは、それぞれ予約テーブル401で登録された予約ID402と、設備テーブル301で登録された設備ID302と、会員テーブル201で登録された会員ID202とに対応している。一方、謝礼ポイント1806には、利用予約の譲渡を希望する会員である譲渡元会員から、利用予約の譲渡を受け入れた会員である譲渡先会員への見返りとして支払われる謝礼ポイント数が登録される。
図19は、予約管理部11の譲渡申出処理を説明するフローチャートである。予約管理サーバ10の予約管理部11は、S505で予約端末20より第1の譲渡申出要求を受信すると、この第1の譲渡申出要求に含まれる会員IDに基づいてポイントDB16に格納されている予約テーブル401を参照し、ステータス406と利用有無407とを取得する。取得されたステータス406と利用有無407とにより利用予約の譲渡が可能か否かを判断する。具体的には、ステータス406に“予約確定”を示すコードが登録されており、かつ利用有無407に利用前である“利用なし”のコード が登録されている場合には、譲渡可能であると判断し、第1の譲渡申出要求に応じて、対応する予約情報を抽出し、譲渡可能予約情報を生成する。そして、予約管理部11は、前記生成された譲渡可能予約情報を含んだ譲渡申出画面を予約端末20へ送信し、予約端末20で受信した譲渡申出画面は、画面表示部21によって、表示装置23に表示される(S1901)。
表示された譲渡申出画面の指示に基づいて会員は入力装置22を操作し、譲渡可能予約情報の内譲渡を希望する情報を選択して謝礼ポイントを入力する。そして、会員が「実行」ボタン又は「中止」ボタンのクリック操作を行い、画面表示部21は予約端末20より画面入力された情報を第2の譲渡申出要求として予約管理サーバ10の予約管理部11に送信する。予約管理部11は、受信した情報より処理を行う。譲渡要求に「中止」ボタンをクリック操作した情報が含まれる場合には、処理終了であると判断し、S503へ遷移する(S1902)。
一方、第2の譲渡申出要求に「実行」ボタンをクリック操作した情報が含まれる場合には、前記要求に応じて、予約管理部11は第2の譲渡申出要求に含まれる情報を予約ID402と対応づけてポイントDB16の譲渡テーブル1801に更新登録する(S1903)。
予約管理部11は、以上の処理を行った後、処理を終了し、S503へ遷移する。
図20は、予約管理部11の譲渡受入処理を説明するフローチャートである。予約管理サーバ10の予約管理部11は、S505で予約端末20より譲渡申出検索要求を受信すると、前記要求に応じて、譲渡検索画面を予約端末20へ送信し、予約端末20で受信した譲渡検索画面は、画面表示部によって、表示装置23に表示される。表示された譲渡検索画面の指示に基づいて会員は入力装置22を操作し、譲渡検索を希望する設備IDを入力する。そして、会員が「実行」ボタン又は「中止」ボタンのクリック操作を行い、画面表示部21は予約端末20より画面入力された情報を第1の譲渡受入要求として予約管理サーバ10の予約管理部11に送信する。予約管理部11は、受信した情報より処理を行う。第1の譲渡受入要求に「中止」ボタンをクリック操作した情報が含まれる場合には、処理終了であると判断し、S503へ遷移する。
一方、第1の譲渡受入要求に「実行」ボタンをクリック操作した情報が含まれる場合には、前記要求に応じて、予約管理部11は譲渡受入処理を開始する。
予約管理部11は、第1の譲渡受入要求に応じて、この第1の譲渡受入要求に含まれる設備IDに基づいてポイントDB16に格納されている譲渡テーブル1801を参照し、譲渡先会員ID1805を取得する。取得された譲渡先ID1805により利用予約の譲渡受入が可能か否かを判断する。具体的には、譲渡先ID1805に初期値が登録されている場合、つまり利用予約の譲渡が申出されているが譲渡の受入がなされていない場合には、譲渡受入可能であると判断し、第1の譲渡受入要求に応じて、対応する譲渡情報を抽出し、譲渡受入可能予約情報を生成する。そして、予約管理部11は、前記生成された譲渡受入可能予約情報を含んだ譲渡受入画面を予約端末20へ送信し、予約端末20で受信した譲渡受入画面は、画面表示部21によって、表示装置23に表示される(S2001)。
表示された譲渡受入画面の指示に基づいて会員は入力装置22を操作し、譲渡受入可能予約情報の内譲渡受入を希望する情報を選択し入力する。そして、会員が「実行」ボタン又は「中止」ボタンのクリック操作を行い、画面表示部21は予約端末20より画面入力された情報を第2の譲渡受入要求として予約管理サーバ10の予約管理部11に送信する。予約管理部11は、受信した情報より譲渡処理を行う。第2の譲渡受入要求に「中止」ボタンをクリック操作した情報が含まれる場合には、処理終了であると判断し、S503へ遷移する。
一方、第2の譲渡受入要求に「実行」ボタンをクリック操作した情報が含まれる場合には、前記要求に応じて、予約管理部11は譲渡処理を開始する(S2002)。
予約管理部11は第2の譲渡受入要求に含まれる会員ID202を予約ID402と対応づけてポイントDB16の譲渡テーブル1801の譲渡先会員ID1805に更新登録する。さらに、第2の譲渡申出要求に含まれる会員ID202を予約ID402に対応づけてポイントDB16の予約テーブル401の会員ID404に更新登録する。
またこの時、第2の譲渡受入要求をした会員に対する獲得ポイントの処理を行う。予約管理部11は第2の譲渡受入要求に含まれる設備IDに基づいてポイントDB16の設備テーブル301を参照して必要ポイント304を取得し、第2の譲渡受入要求に含まれる謝礼ポイントに必要ポイント304を加算して第2の必要ポイントを算出する。次に、第2の譲渡受入要求に含まれる会員ID202に基づいて会員テーブル201を参照して獲得ポイント206を取得し、該獲得ポイント206から第2の必要ポイントを減算して第3の獲得ポイントを算出する。そして、第3の獲得ポイントを会員ID202に対応づけてポイントDB16の会員テーブル201の獲得ポイント206に新たな獲得ポイントとして更新登録する。
さらに、第2の譲渡受入要求に係る譲渡元の会員に対する獲得ポイントの処理を行う。第2の譲渡受入要求に含まれる譲渡元会員ID1804に基づいてポイントDB16の会員テーブル206の会員ID202を参照して獲得ポイント206を取得し、該獲得ポイント206に第2の必要ポイントを加算して第4の獲得ポイントを算出する。そして、第4の獲得ポイントを会員ID202に対応づけてポイントDB16の会員テーブル201の獲得ポイント206に新たな獲得ポイントとして更新登録する(S2003)。
予約管理部11は、以上の処理を行った後、処理を終了し、S503へ遷移する。
ここで、上述の譲渡申出処理と譲渡受入処理とに係る譲渡申出画面と譲渡受入画面とについて説明する。なお、それぞれの画面について図示はしていない。
譲渡申出画面は、図16の譲渡画面の表示と類似し、設備名と利用日時と謝礼ポイント入力欄と「実行」ボタンと「中止」ボタンとから構成され、予約管理サーバ10の予約管理部11より受信した譲渡可能予約情報は、一覧として予約端末20の表示装置23に画面表示されるとよい。予約端末20の操作者であり利用予約の譲渡を希望している会員は、入力装置22を使用し、譲渡を希望する利用予約に対応している謝礼ポイント入力欄に利用予約の譲渡先の会員に見返りとして与えられるポイント数を入力する。その後、会員が入力装置22によって「実行」ボタン又は「中止」ボタンのクリック操作を行うことで、画面表示部21は予約端末20より第2の譲渡申出要求として予約管理サーバ10の予約管理部11に送信される。
また、譲渡受入画面は、図15の設備利用画面の表示と類似し、「譲渡受入」指示用のチェックボックスと設備名と会員名と利用日時と「実行」ボタンと「中止」ボタンとから構成され、予約管理サーバ10の予約管理部11より受信した譲渡受入可能予約情報は、一覧として予約端末20の表示装置23に画面表示されるとよい。予約端末20の操作者であり利用予約の譲渡受入を希望している会員は、入力装置22を使用し、希望する利用予約に対応している「譲渡受入」指示用のチェックボックスにチェックを入力する。その後、会員が入力装置22によって「実行」ボタン又は「中止」ボタンのクリック操作を行うことで、画面表示部21は予約端末20より第2の譲渡受入要求として予約管理サーバ10の予約管理部11に送信される。
このように、利用予約について譲渡の申出及び譲渡の受入という2段階の手続きを踏むことにより、譲渡を申し出た会員と、譲渡を受け入れる会員とが納得した上で利用予約を譲渡することが可能になる。また、譲渡を受け入れると謝礼ポイントを受けることができるため、会員が設備を利用したい日時を、譲渡が申出されている利用予約の日時に合せて変更する等の行動を行うことも期待できる。従って、共用設備等がより平均的に利用されることになる。
なお、ここでは、譲渡申出→譲渡受入の順で行う譲渡処理を説明したが、まず譲渡受入を登録し(希望する利用日時、設備ID及び譲渡してくれた場合の謝礼ポイント等を設定した譲渡レコードを作成し)、利用予約をキャンセルしたい会員が、譲渡情報を参照して予約を譲渡してもよい。
10…予約管理サーバ、11…予約管理部、12…事後キャンセル部、13…入力装置、14…表示装置、15…記憶装置、16…ポイントDB、20…予約端末、21…画面表示部、22…入力装置、23…表示装置、30…通信ネットワーク、201…会員テーブル、301…設備テーブル、401…予約テーブル、1101…ログイン画面、1202…メニュー画面、1301…予約画面、1401…キャンセル画面、1501…設備利用画面、1601…譲渡画面、1801…譲渡テーブル

Claims (3)

  1. 予約管理サーバと予約端末とが通信ネットワークを介して接続された共用設備利用予約システムであって、
    前記予約管理サーバは、
    会員の情報を、会員を識別するための識別符号である会員ID とパスワードとに対応づけて予め会員テーブルに登録する手段と、
    予約対象となる設備の情報と設備ごとに異なる設備利用ポイントとの組み合わせを、設備IDと対応づけて予め設備テーブルに登録する手段と、
    前記予約対象となる設備の予約情報を、予約IDと対応づけて予約テーブルに登録するための手段とをポイントDBに格納する手段と、
    前記予約端末からの設備利用予約要求に応じて、該設備利用予約要求に含まれる設備IDに基づいて前記予約テーブルを参照し、設備IDと利用日時とステータスとを取得する処理手段と、
    前記設備利用要求に含まれる利用日時とステータスと前記取得された利用日時と前記取得されたステータスとにより予約可能か否かを判断する処理手段と、
    前記判断の結果、予約可能の場合、
    前記設備利用予約要求に含まれる会員IDに基づいて前記会員テーブルを参照し、獲得ポイントを取得し、さらに、前記設備利用予約要求に含まれる設備IDに基づいて前記設備テーブルを参照し、必要ポイントを取得する処理手段と、
    前記獲得ポイントと前記必要ポイントとを比較する処理手段と、
    前記比較の結果、前記獲得ポイントが前記必要ポイントと同一若しくは大きい場合には、
    前記設備利用予約要求に含まれる利用日時と会員IDと設備IDとを予約IDと対応づけて前記予約テーブルに登録する処理手段と、
    前記獲得ポイントから前記必要ポイントを減算し、第1の獲得ポイントを算出する処理手段と、
    前記第1の獲得ポイントを前記会員IDと対応づけて前記会員テーブルに更新登録する処理手段とを行う予約処理手段と、
    前記予約端末からの予約キャンセル要求に応じて、
    前記予約キャンセル要求に含まれる予約IDに基づいて前記予約テーブルを参照し、会員IDと設備IDとを取得する処理手段と、
    前記取得された設備IDに基づいて前記設備テーブルを参照し、必要ポイントを取得し、該必要ポイントを所定の関数で変換して第1の必要ポイントを算出し、さらに、前記会員IDに基づいて前記会員テーブルを参照し、獲得ポイントを取得し、該獲得ポイントに前記第1の必要ポイントを加算して第2の獲得ポイントを算出する処理手段と、
    前記第2の獲得ポイントを前記会員IDに対応づけて前記会員テーブルに更新登録する処理手段とを行うキャンセル処理手段と、
    前記予約端末からの設備利用要求に応じて、
    前記設備利用要求に含まれる情報に基づいて前記予約テーブルの情報を更新登録する設備利用処理手段と、
    前記予約端末からの譲渡処理要求に応じて、
    前記譲渡処理要求に含まれる譲渡情報に基づいて前記予約テーブルと前記会員テーブルの情報を更新登録する譲渡処理手段とを有する予約管理部と、
    事後キャンセル要求に応じて、前記事後キャンセル要求に応じた時点での日時と前記予約テーブルの利用日時とを比較し、前記予約テーブルの利用日時が前記事後キャンセル要求に応じた時点での日時を既に経過したものが存在するか否かを検索する処理手段と、
    前記検索の結果存在する場合、
    前記事後キャンセル要求に含まれる情報に基づいて前記予約テーブルと前記会員テーブルの情報を更新登録する処理手段とを有する事後キャンセル処理部とを備えることを特徴とする共用設備利用予約システム。
  2. 前記予約管理サーバは、さらに、
    所定の日時に基づいて前記予約テーブルの利用日時を参照し、ステータスを取得する処理手段と、
    前記ステータスより設備利用予約者が未決定か否かを判断する処理手段と、
    前記判断の結果、設備利用予約者が未決定の場合、
    前記予約テーブルより予約情報を抽出し、設備利用予約者未確定情報を生成する処理手段と、
    前記生成された設備利用予約者未確定情報に含まれる設備IDと利用日時とに基づいて同一情報が存在するか否かを検索する処理手段と、
    前記検索の結果、同一情報が存在する場合、
    前記設備利用予約者未確定情報に含まれる会員IDに基づいて前記会員テーブルを参照し、獲得ポイントを取得する処理手段と、
    前記取得された獲得ポイントにより設備利用予約者を決定する処理手段とを有する利用者決定部を備えることを特徴とする請求項1に記載の共用設備利用予約システム。
  3. 前記予約管理サーバは、さらに、
    予約対象となる設備の内既に予約済みとなった設備の予約譲渡情報を、予約IDと対応づけて譲渡テーブルに登録する手段を格納した前記ポイントDBと、
    前記予約端末から第1の譲渡申出要求を受信すると、
    前記第1の譲渡申出要求に含まれる会員IDに基づいて前記予約テーブルを参照し、ステータスと利用有無とを取得する処理手段と、
    前記ステータスと前記利用有無とにより譲渡可能か否かを判断する処理手段と、
    前記判断の結果譲渡可能の場合、前記第1の譲渡申出要求に応じて、
    前記会員IDに基づいて前記予約テーブルから予約情報を抽出し、該予約情報から譲渡可能予約情報を生成する処理手段と、
    前記生成された譲渡可能予約情報を前記予約端末へ送信する処理手段と、
    前記予約端末からの第2の譲渡申出要求に応じて、
    前記第2の譲渡申出要求に含まれる情報を予約IDと対応づけて前記譲渡テーブルに登録する処理手段とを有する譲渡申出処理手段と、
    前記予約端末からの第1の譲渡受入要求を受信すると、
    前記第1の譲渡受入要求に含まれる設備IDに基づいて前記譲渡テーブルを参照し、譲渡先会員IDを取得する処理手段と、
    前記譲渡先会員IDより譲渡受入が可能か否かを判断する処理手段と、
    前記判断の結果譲渡受入が可能の場合、前記第1の譲渡申出要求に応じて、
    前記設備IDに基づいて前記譲渡テーブルから譲渡情報を抽出し、該譲渡情報から譲渡受入可能予約情報を生成する処理手段と、
    前記生成された譲渡受入可能予約情報を前記予約端末へ送信する処理手段と、前記予約端末からの第2の譲渡受入要求に応じて、
    前記第2の譲渡受入要求に含まれる情報を予約IDと対応づけて前記譲渡テーブルに更新登録する処理手段と、
    前記第2の譲渡受入要求に含まれる設備IDに基づいて前記設備テーブルを参照して必要ポイントを取得し、前記第2の譲渡受入要求に含まれる謝礼ポイントに前記必要ポイントを加算して第2の必要ポイントを算出する処理手段と、
    前記第2の譲渡受入要求に含まれる会員IDに基づいて前記会員テーブルを参照して獲得ポイントを取得し、該獲得ポイントから前記第2の必要ポイントを減算して第3の獲得ポイントを算出する処理手段と、
    前記第3の獲得ポイントを前記会員IDに対応づけて前記会員テーブルに更新登録する処理手段と、
    前記第2の譲渡受入要求に含まれる譲渡元会員IDに基づいて前記会員テーブルの会員IDを参照して会員IDと獲得ポイントとを取得し、該獲得ポイントに前記第2の必要ポイントを加算して第4の獲得ポイントを算出する処理手段と、
    前記第4の獲得ポイントを前記会員IDに対応づけて前記会員テーブルに更新登録する処理手段とを行う譲渡受入処理手段とを有する前記予約管理部とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の共用設備利用予約システム。
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