JP2022107979A - 共用施設予約システム - Google Patents

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Abstract

【課題】予約を行った申込者の事情を考慮して、抽選時の当選確率を変更できる共用施設予約システムを提供すること。【解決手段】共用施設予約システム1は、共用施設の利用を許可された複数の居住者から当該共用施設の予約を受け付ける予約受付部15と、予約受付部15が重複する複数の予約を受け付けたときに、予約を申し込んだ複数の申込者の中から当該予約が成立する予約成立者を決定する予約制御部21と、を有する。予約制御部21は、複数の申込者のそれぞれに優先度79を設定する優先度設定部71と、優先度79に基づいて各申込者の当選確率を算出する当選確率算出部72と、当選確率に基づいて複数の申込者に対する抽選を行い予約成立者を決定する抽選制御部73と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、特定の者が利用可能な共用施設の予約を抽選で行う共用施設予約システムに関する。
居住者が利用可能な共用施設として、共用駐車場、ゲストルーム、集会室、コミュニティスペースなどを備えるマンションがある。このようなマンションの居住者は、共有施設を利用する際に、部屋番号などの識別情報と利用予定日とをマンションの管理者に連絡して、共有施設を予約する。
特許文献1~4には、マンション等の共有施設の予約を行うコンピュータシステムが記載されている。これらの文献に記載のコンピュータシステムでは、複数の居住者の予約の申し込みが重なったときに、抽選により、予約成立者を決定する。
特開2012-083985号公報 特開2015-115813号公報 特開2017-200240号公報 特開2019-149829号公報
共用施設の予約を抽選で行うと、何度も予約の申込みをしたにも拘わらず、一回も当選せず、共用施設を利用できない居住者が現れる。このような場合に、共用施設を一度も利用できない居住者は、不公平感を持つ場合がある。また、共用施設の予約を抽選で行うと、例えば、身体に障碍を有する居住者に優先的に割り当てるべき予約を、他の者と同等の条件下で抽選しなければならないという状況が発生する。
本発明の課題は、かかる点に鑑みて、予約を行った申込者の事情を考慮して、抽選時の当選確率を変更できる共用施設予約システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の共用施設予約システムは、共用施設の利用を許可された複数の利用許可者から当該共用施設の予約を受け付ける予約受付部と、前記予約受付部が重複する複数の前記予約を受け付けたときに、前記予約を申し込んだ複数の申込者の中から当該予約が成立する予約成立者を決定する予約制御部と、を有し、前記予約制御部は、複数の前記申込者のそれぞれに優先度を設定する優先度設定部と、前記優先度に基づいて各申込者の当選確率を算出する当選確率算出部と、前記当選確率に基づいて複数の前記申込者に対する抽選を行い前記予約成立者を決定する抽選制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、利用許可者の中に共用施設の予約を申し込んだ申込者が複数いる場合に、各申込者に優先度が設定される。また、予約成立者を抽選で決定する際には、優先度に基づいて算出された当選確率が各申込者に割り当てられる。従って、特定の申込者について、特段の事情がある場合には、特定の申込者の優先度を上位に設定することにより、抽選時の当選確率を上昇させることができる。よって、各申込者の事情を考慮して予約成
立者を決定できる。
本発明において、記憶部を有し、前記記憶部には、前記共同施設について過去にされた予約の申し込みのそれぞれが申込記録として記録された申込履歴情報が記憶保持され、各申込記録には、予約が成立したことを示す成立情報が、前記申込者を特定する識別情報と関連づけられた形態で記録され、前記予約受付部は、前記申込者の前記識別情報の取得により前記予約を受け付け、前記優先度設定部は、前記識別情報に基づいて前記申込履歴情報を参照して前記成立情報が記録された前記申込記録の数をカウントして予約成立回数として取得し、前記予約成立回数に基づいて各申込者の前記優先度を設定するものとすることができる。このようにすれば、共用施設の予約についての過去の申込履歴情報から、各申込者の予約成立回数を取得できる。従って、抽選に際し、予約成立回数が多い申込者よりも、予約成立回数が少ない申込者の優先度を上位に設定して、当該申込者の当選確率を上げることができる。よって、何度も予約の申込みをしたにも拘わらず、一回も当選せず、共用施設を利用できない居住者の数を低下させることができる。
本発明において、各申込記録には、成立した予約をキャンセルしたキャンセル情報が、前記識別情報と関連付けられた形態で記録され、前記優先度設定部は、前記識別情報に基づいて前記申込履歴情報を参照して前記キャンセル情報が記録された前記申込記録の数をカウントしてキャンセル回数として取得し、前記キャンセル回数に基づいて各申込者の前記優先度を設定するものとすることができる。このようにすれば、過去の予約成立回数と、過去のキャンセル回数と、に基づいて、各申込者の優先度を設定できる。従って、予約成立回数が少ない申込者の当選確率を上昇させることができる。また、キャンセルを繰り返す申込者が存在する場合に、その者の当選確率を低下させることができる。
本発明において、前記記憶部には、前記予約を優先して成立させる優先事由と、前記優先事由が存在する前記利用許可者の前記識別情報と、が関連付けられた形態で記録された特定利用許可者優先情報が記憶保持されており、前記優先度設定部は、前記識別情報に基づいて前記特定利用許可者優先情報を参照し、前記識別情報に関連付けられた前記優先事由を取得し、前記予約成立回数、前記キャンセル回数、および前記優先事由に基づいて各申込者の前記優先度を設定するものとすることができる。このようにすれば、予約成立回数、キャンセル回数、および優先事由に基づいて各申込者の優先度を設定できる。従って、共用施設の利用に対して特段の優先事情がある申込者について任意に高い優先度を設定して、その者の当選確率を上げることができる。
本発明において、前記記憶部には、前記予約成立回数と、前記優先度を決定するための予約成立回数スコアと、が対応付けられた形態の予約成立回数スコア情報、前記キャンセル回数と、前記優先度を決定するためのキャンセル回数スコアと、が対応付けられた形態のキャンセル回数スコア情報、および、前記優先事由と、前記優先度を決定するための優先事由スコアとを関連付けた形態の優先事由スコア情報と、が記憶保持され、前記優先度設定部は、前記予約成立回数に基づいて前記予約成立回数スコア情報を参照し、前記キャンセル回数に基づいて前記キャンセル回数スコア情報を参照し、かつ、前記優先事由に基づいて前記優先事由スコア情報を参照し、前記予約成立回数スコア、前記キャンセル回数スコア、および前記優先事由スコアに基づいて前記優先度を設定するものとすることができる。このようにすれば、予約成立回数が優先度の設定に寄与する寄与の度合を予約成立回数スコアとして設定できる。また、キャンセル回数が優先度の設定に寄与する寄与の度合をキャンセル回数スコアとして設定できる。さらに、優先事由が優先度の設定に寄与する寄与の度合を優先事由スコアとして設定できる。従って、予約成立回数、キャンセル回数、および優先事由のそれぞれが優先度の設定に寄与する重みに、差をつけることができる。
本発明において、前記予約制御部は、前記予約成立回数スコア情報に前記予約成立回数スコアを記録するための予約成立回数スコア入力部と、前記予約成立回数スコア情報に前記キャンセル回数スコアを記録するためのキャンセル回数スコア入力部と、前記優先事由スコア情報に前記優先事由スコアを記録するための優先事由スコア入力部と、を備えるものとすることができる。このようにすれば、抽選を主宰する共用施設の管理者などが、予約成立回数スコア情報の予約成立回数スコアを記録、更新することが容易となる。従って、管理者は、予約成立回数が優先度の設定に寄与する重みを容易に設定できる。また、管理者が、キャンセル回数スコア情報のキャンセル回数スコアを記録、更新することが容易となる。従って、管理者は、キャンセル回数が優先度の設定に寄与する重みを容易に設定できる。さらに、管理者が、優先事由スコア情報の優先事由スコアを記録、更新することが容易となる。従って、管理者は、優先事由が優先度の設定に寄与する重みを容易に設定できる。また、このようにすれば、予約成立回数スコア、キャンセル回数スコア、および優先事由スコアの変更が容易となるので、管理者は、予約成立回数、キャンセル回数、および優先事由のそれぞれが優先度の設定に寄与する重みのバランスを調整することが容易となる。
本発明において、前記予約成立者からの前記予約のキャンセルを受け付けるキャンセル受付部を有し、前記予約制御部は、前記予約受付部が前記予約を受け付けたときに、前記申込履歴情報に、新たな前記申込記録として、前記申込者の前記識別情報が記録された新規申込記録を追加し、前記予約成立者が決定すると、前記新規申込記録に前記成立情報を記録し、前記予約成立者が前記予約をキャンセルすると前記新規申込記録に前記キャンセル情報を記録する申込記録更新部を備えるものとすることができる。このようにすれば、記録部の申込履歴情報を更新できる。
本発明において、記憶部を有し、前記予約受付部は、前記申込者を特定する識別情報の取得により前記予約を受け付け、前記記憶部には、前記共同施設について過去にされた予約の申し込みのそれぞれが申込記録として記録された申込履歴情報が記憶保持されるとともに、前記予約を優先して成立させる優先事由と、前記優先事由が存在する前記利用許可者を特定する前記識別情報と、が関連付けられた形態で記録された特定利用許可者優先情報が記憶保持され、各申込記録には、予約が成立したことを示す成立情報または予約が成立しなかったことを示す不成立情報と、成立した予約をキャンセルしたキャンセル情報とが、前記識別情報と関連付けられた形態で記録され、前記優先度設定部は、前記申込履歴情報を参照して前記識別情報が一致する前記申込記録の数をカウントして予約申込回数として取得する予約申込回数取得部と、前記識別情報に基づいて前記申込履歴情報を参照して前記成立情報が記録された前記申込記録の数をカウントして予約成立回数として取得する予約成立回数取得部と、前記識別情報に基づいて前記申込履歴情報を参照して前記キャンセル情報が記録された前記申込記録をカウントしてキャンセル回数として取得するキャンセル回数取得部と、前記識別情報に基づいて前記特定利用許可者優先情報を参照し、前記識別情報に関連付けられた前記優先事由を取得する優先事由取得部と、を備え、前記予約申込回数、前記予約成立回数、前記キャンセル回数、および前記優先事由のうちの少なくとも一つに基づいて各申込者の前記優先度を設定するものとすることができる。このようにすれば、各申込者の優先度を設定するために、予約成立回数、キャンセル回数、優先事由のうちの少なくとも一つの事情を考慮することができる。
本発明において、前記共用施設を開錠するための鍵と、前記鍵を収容する電子鍵付きのキーボックスと、前記予約成立者に対して前記鍵の使用を可能とするための鍵使用許可制御部と、を有し、前記記憶部には、前記利用許可者を特定する識別情報と、メールアドレスとを関連付けた形態の利用許可者情報が記録保持され、前記予約制御部は、前記予約成立者が決定すると、前記予約成立者の前記識別情報に基づいて前記利用許可者情報を参照して前記メールアドレスを取得し、前記メールアドレスを前記鍵使用許可制御部に受け渡
す予約情報送信部を有し、前記鍵使用許可制御部は、前記メールアドレスを取得すると、前記キーボックスを開錠するためのパスワードを前記予約成立者に送信するものとすることができる。このようにすれば、予約成立者に対してのみ、共用施設を利用するための鍵を使用させることが可能となる。
本発明において、前記予約受付部は、前記利用許可者が前記共用施設を利用する利用予定日を取得することにより前記予約を受け付け、前記予約制御部は、前記利用予定日が予め定めた特定期間内にあるか否かを判定する日付判定部と、前記利用予定日が前記特定期間から外れている場合に前記予約受付部が前記予約を受け付けた順に当該予約の申込者を前記予約成立者に決定する先着予約部と、を備えるものとすることができる。このようにすれば、共用施設の利用が繁忙となる特定期間内の予約は抽選により行い、共用施設の利用が落ち込む特定期間外の予約は、先着順で行うことができる。
本発明によれば、共同施設の予約の抽選を行う際に、各申込者の事情を考慮して、複数の申込者のそれぞれに優先度を設定して、当選確率を割り当てることができる。
本発明を適用した共用施設予約システムの概略構成図である。 サーバーシステムの記憶装置に記憶保持された情報の説明図である。 記憶装置に記憶保持された申込履歴情報の説明図である。 予約成立回数スコア情報、キャンセル回数スコア情報、優先事由スコア情報の説明図である。 優先度設定情報の説明図である。 予約処理動作のフローチャートである。 別の例の予約成立回数スコア情報、キャンセル回数スコア情報、優先事由スコア情報の説明図である。 別の例の優先度設定情報の説明図である。
以下、図面を参照して、本発明を適用した共用施設予約システムの実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1は、本発明を適用した共用施設予約システムの概略構成図である。本例の共用施設予約システム1は、利用許可者に共用施設の利用の予約を行わせるためのものである。本例において、利用許可者は、マンション2の居住者である。共用施設は、マンション2の付帯施設である。共用施設とは、例えば、共用駐車場、ゲストルーム、集会室、コミュニティスペースなどである。
本例の共用施設予約システム1では、日曜、祭日、年末年始、ゴールデンウイークなど、共用施設の利用の申込が多くなる特定期間中の予約は抽選によって成立させる。また、本例の共用施設予約システム1では、特定期間を除く予約は先着順で成立させる。共用施設予約システム1が抽選によって予約を成立させる場合には、共用施設予約システム1は、予約を申し込んだ居住者(申込者)のそれぞれに優先度を設定し、優先度に基づく当選確率を各申込者に割り当てる。そして、共用施設予約システム1は、当選確率に基づいて抽選を行って、予約が成立した予約成立者を決定する。
図1に示すように、共用施設予約システム1は、サーバーシステム3と、ネットワーク4を介してサーバーシステム3に接続された予約端末5と、ネットワーク4を介してサー
バーシステム3に接続された管理用コンピュータ6と、を備える。予約端末5は、マンション2の共用部分に設置される。管理用コンピュータ6は、マンション2の管理会社7に設置される。また、共用施設予約システム1は、共用施設を開錠するための鍵8と、鍵8を収容する電子鍵付きのキーボックス9と、を備える。キーボックス9は、マンション2の共用部分に設置される。本例では、キーボックス9は、ネットワーク4を介してサーバーシステム3と接続されている。ここで、居住者は、スマートホンやタブレットなどの自己の情報端末を、ネットワーク4を介してサーバーシステム3に接続することにより、予約端末5して機能させることができる。
サーバーシステム3は、予約端末5にウエブサービスを提供するWEBサーバー11と、共用施設の予約を行う予約制御用アプリケーションサーバー12と、鍵8の貸与を管理する鍵貸与用アプリケーションサーバー13と、を備える。WEBサーバー11と予約制御用アプリケーションサーバー12とは通信可能に接続されている。鍵貸与用アプリケーションサーバー13と、予約制御用アプリケーションサーバー12とは通信可能に接続されている。
(WEBサーバー)
WEBサーバー11は、CPUおよびメモリを備えるコンピュータである。WEBサーバー11は、ウエブサービス提供用アプリケーションソフトウエアが動作することにより、予約受付部15、およびキャンセル受付部16として機能する。
予約受付部15は、予約端末5に予約用画面を提供して、共用施設の利用を許可された複数の利用許可者から共用施設の予約を受け付ける。より具体的には、予約受付部15は、予約用画面に設けられた各入力欄に、居住者の識別情報、および共用施設を利用する利用予定日が入力されると、識別情報および利用予定日を受付情報として取得する。また、予約受付部15は、受け付けた受付情報を、予約制御用アプリケーションサーバー12に送信する。これにより、予約受付部15は、共用施設の予約を受け付ける。キャンセル受付部16は、予約端末5にキャンセル用画面を提供して、予約が成立した予約成立者から、成立した予約のキャンセルを受け付ける。また、キャンセル受付部16は、キャンセルを受け付けた旨を、予約制御用アプリケーションサーバー12に送信する。
さらに、WEBサーバー11は、ウエブサービス提供用アプリケーションソフトウエアが動作することにより、管理情報受付部17として機能する。管理情報受付部17は、管理用コンピュータ6に対して、各種のデータベースを操作するための管理画面を提供する。WEBサーバー11は、管理情報受付部17を介して受け付けた管理情報を、予約制御用アプリケーションサーバー12に送信する。
(予約制御用アプリケーションサーバー)
予約制御用アプリケーションサーバー12は、CPUおよびメモリを備えるコンピュータである。予約制御用アプリケーションサーバー12は、予約制御用アプリケーションソフトウエアが動作することにより、予約制御部21として機能する。予約制御用アプリケーションサーバー12には、記憶装置22(記憶部)が通信可能に接続されている。
ここで、記憶装置22には、各種の情報がテーブルの形態で記憶保持されている。図2(a)は、居住者情報の説明図であり、図2(b)は、特定居住者優先情報の説明図である。図2(a)に示すように、記憶装置22には、居住者に関する情報を記録した居住者情報31(予約許可者情報)が記憶保持されている。居住者情報31には、居住者を特定する識別情報32と、居住者の氏名33と、居住者のメールアドレス34と、が関連付けられた形態で記憶保持されている。識別情報32は、例えば、居住者の部屋番号などと対応付けられた記号である。
また、図2(b)に示すように、記憶装置22には、共用施設の予約に際して優先事由が存在する居住者がいる場合に、この居住者の識別情報32と、優先事由36と、が関連付けられた形態で記録された特定居住者優先情報35(特定利用許可者優先情報)が記憶保持されている。ここで、優先事由36には、居住者が、要支援者、要介護者、身障者、などであることが記録されている。なお、これらの優先事由36は、例であり、任意の文字列によって、任意の事由を記録しておくことができる。
さらに、記憶装置22には、共用施設の申込記録39を記録した申込履歴情報40が記録保持されている。図3は、申込履歴情報40の説明図である。図3に示すように、各申込記録39には、予約を申し込んだ居住者(申込者)を特定する識別情報32が記録されている。また、各申込記録39には、予約を申し込んだ申込日41、共用施設の利用予定日42、予約が成立したことを示す成立情報43または予約が成立しなかったことを示す不成立情報44、および成立した予約をキャンセルしたキャンセル情報45が、申込者を特定する識別情報32と関連づけられた形態で記録されている。
また、記憶装置22には、抽選に際して、各申込者の優先度を設定するための、予約成立回数スコア情報47、キャンセル回数スコア情報48、および優先事由スコア情報49が記録保持されている。図4は、予約成立回数スコア情報47、キャンセル回数スコア情報48、および優先事由スコア情報49の説明図である。図4(a)に示すように、予約成立回数スコア情報47には、過去に申し込んだ予約が成立した予約成立回数51と、優先度を決定するための予約成立回数スコア52と、が対応付けられた形態で記憶されている。キャンセル回数スコア情報48には、過去に成立した予約をキャンセルしたキャンセル回数53と、優先度を決定するためのキャンセル回数スコア54と、が対応付けられた形態で記憶保持されている。優先事由スコア情報49には、優先事由36と、優先度を決定するための優先事由スコア55とが関連付けた形態で記憶保持されている。
本例では、予約成立回数スコア情報47において、予約成立回数が0回の場合に予約成立回数スコアとして1ポイントが関連付けられ、予約成立回数が1回の場合に予約成立回数スコアとして0.5ポイントが関連付けられ、予約成立回数が2回以上の場合に予約成立回数スコアとして0.25ポイントが関連付けられている。キャンセル回数スコア情報48において、キャンセル回数が0回の場合にキャンセル回数スコアとして1ポイントが関連付けられ、キャンセル回数が1回の場合にキャンセル回数スコアとして0.5ポイントが関連付けられ、キャンセル回数が2回以上の場合にキャンセル回数スコアとして0.25ポイントが関連付けられている。
また、優先事由スコア情報49において、優先事由36に要支援者の文言が含まれる場合に、優先事由スコアとして1.5ポイントが関連付けられ、優先事由36に要介護者の文言が含まれる場合に、優先事由スコアとして2ポイントが関連付けられている。さらに、優先事由スコア情報49において、優先事由36に身障者の文言が含まれる場合に、優先事由スコアとして2ポイントが関連付けられ、優先事由36を有さない非該当者の場合に、優先事由スコアとして1ポイントが関連付けられている。
次に、図1に示すように、予約制御部21は、予約の申し込みに際して予約受付部15が受け付けた利用予定日42が予め定めた特定期間内にあるか否かを判定する日付判定部61を備える。
また、予約制御部21は、利用予定日42が特定期間から外れている場合に、予約受付部15が予約を受け付けた順に当該予約の申込者を予約成立者に決定する先着予約部62を備える。
さらに、予約制御部21は、利用予定日42が特定期間内にある場合に、抽選により予約成立者を決定する抽選予約部63を備える。抽選予約部63は、優先度設定部71、当選確率算出部72、および抽選制御部73を備える。
また、予約制御部21は、予約成立者が決定すると、予約成立者の情報を、鍵貸与用アプリケーションサーバー13に送信する予約情報送信部64を備える。さらに、予約制御部21は、申込履歴情報40を更新する申込記録更新部65を備える。また、予約制御部21は、予約成立回数スコア情報47、キャンセル回数スコア情報48、優先事由スコア情報49を管理するためのスコア管理部66を備える。
優先度設定部71は、予約受付部15が重複する複数の予約を受け付けたときに、予約を申し込んだ複数の居住者のそれぞれに優先度を設定する。本例では、優先度設定部71は、抽選に際して、各申込者の識別情報32に基づいて申込履歴情報40を参照して成立情報43が記録された申込記録39の数をカウントして予約成立回数51として取得する予約成立回数取得部75を備える。予約成立回数取得部75が予約成立回数51を取得すると、優先度設定部71は、予約成立回数取得部が取得した予約成立回数51に基づいて予約成立回数スコア情報47を参照して予約成立回数スコア52を取得する。
また、優先度設定部71は、抽選に際して、各申込者の識別情報32に基づいて申込履歴情報40を参照してキャンセル情報45が記録された申込記録39の数をカウントしてキャンセル回数53として取得するキャンセル回数取得部76を備える。キャンセル回数取得部76がキャンセル回数53を取得すると、優先度設定部71は、キャンセル回数53に基づいてキャンセル回数スコア情報48を参照してキャンセル回数スコア54を取得する。ここで、優先度設定部71が申込履歴情報40を参照して予約成立回数51およびキャンセル回数53をカウントする期間は、予約の申込日から過去1年の期間とすることができる。
さらに、優先度設定部71は、抽選に際して、各申込者の識別情報32に基づいて特定居住者優先情報35を参照し、識別情報32に関連付けられた優先事由36を取得する優先事由取得部77を備える。優先事由取得部77が優先事由36を取得すると、優先度設定部71は、優先事由36に基づいて優先事由スコア情報49を参照し、優先事由スコア55を取得する。
ここで、予約成立回数スコア52、キャンセル回数スコア54、および優先事由スコア55が取得されると、優先度設定部71は、これら予約成立回数スコア52、キャンセル回数スコア54、および優先事由スコア55に基づいて、優先度を設定する。本例では、予約成立回数スコア52、キャンセル回数スコア54、および優先事由スコア55の積を優先度とする。本例では、優先度設定部71は、優先度を設定する際に、識別情報32と、予約成立回数スコア52、キャンセル回数スコア54、および優先事由スコア55を代入した当選確率算出用の数式78と、数式78により算出された優先度79とを対応付けた形態の優先度設定情報80を生成して、記憶装置22に記憶保持する。図5は、優先度設定情報80の説明図である。優先度設定情報80については、その具体例を後述する。
次に、当選確率算出部72は、各申込者に設定された優先度に基づいて、各申込者の当選確率を算出する。より具体的には、当選確率算出部72は、全ての申込者の優先度を合計した合計優先度で各申込者の優先度を除算して各申込者の当選確率を算出する。全ての申込者の当選確率を合計した値は1である。
抽選制御部73は、当選確率に基づいて複数の申込者に対する抽選を行い予約成立者を
決定する。言い換えれば、抽選制御部73は、申込者の個々に算出された当選確率で各申込者が当選するようにランダムな抽選を行う。
予約情報送信部64は、予約成立者が決定すると、予約成立者の識別情報32に基づいて居住者情報31を参照してメールアドレス34を取得する。また、予約情報送信部64は、取得したメールアドレス34を鍵貸与用アプリケーションサーバー13に送信する。ここで、予約情報送信部64は、抽選制御部73が抽選によって予約成立者を決定した場合、および先着予約部62が先着順で予約成立者に決定した場合のいずれでも、予約成立者のメールアドレス34を鍵貸与用アプリケーションサーバー13に送信する。また、予約情報送信部64は、予約成立者が決定すると、予約できなかった予約不成立者(予約が不成立であった申込者)の識別情報32に基づいて居住者情報31を参照して、メールアドレス34を取得する。そして、取得したメールアドレス34に、予約が不成立だった旨のメッセージを送信する。
申込記録更新部65は、予約受付部15が予約を受け付けたときに、図3に示す申込履歴情報40に、新たな申込記録39として、申込者の識別情報32が記録された申込記録39(新規申込記録39)を追加する。また、申込記録更新部65は、予約成立者が決定すると、該当する予約の申込記録39に成立情報43を記録する。さらに、申込記録更新部65は、予約成立者が予約をキャンセルすると該当する予約の申込記録39にキャンセル情報45を記録する。また、申込記録更新部65は、申込者の予約が成立しなかった場合には、該当する予約の申込記録39に不成立情報44を記録する。また、キャンセル情報45を記録するための領域にNULLを記録する。これにより、申込記録更新部65は、申込履歴情報40を更新する。
スコア管理部66は、予約成立回数スコア情報47に予約成立回数スコア52を記録するための予約成立回数スコア入力部81と、キャンセル回数スコア情報48にキャンセル回数スコア54を記録するためのキャンセル回数スコア入力部82と、優先事由スコア情報49に優先事由スコア55を記録するための優先事由スコア入力部83と、を備える。予約成立回数スコア入力部81、キャンセル回数スコア入力部82、および優先事由スコア入力部83のぞれぞれは、WEBサーバー11からの管理情報を受信すると、管理情報に基づいて、予約成立回数スコア情報47、キャンセル回数スコア情報48、および優先事由スコア情報49のそれぞれを更新する。
すなわち、WEBサーバー11の管理情報受付部17が管理用コンピュータ6に提供する管理画面の入力欄に特定の予約成立回数51に対応する予約成立回数スコア52が入力されて、管理情報としてWEBサーバー11から予約制御用アプリケーションサーバー12に送信されると、予約成立回数スコア入力部81は、受信した予約成立回数スコア52を予約成立回数スコア情報47に記録して、特定の予約成立回数51に対応する予約成立回数スコア52を更新する。また、管理情報受付部17が管理用コンピュータ6に提供する管理画面の入力欄に特定キャンセル回数53に対応するキャンセル回数スコア54が入力されて、管理情報としてWEBサーバー11から予約制御用アプリケーションサーバー12に送信されると、キャンセル回数スコア入力部82は、受信したキャンセル回数スコア54をキャンセル回数スコア情報48に記録して、特定のキャンセル回数53に対応するキャンセル回数スコア54を更新する。さらに、管理情報受付部17が管理用コンピュータ6に提供する管理画面の入力欄に、特定の優先事由36に対応する優先事由スコア55が入力されて、管理情報としてWEBサーバー11から予約制御用アプリケーションサーバー12に送信されると、優先事由スコア入力部83は、受信した優先事由スコア55を優先事由スコア情報49に記録して、特定の優先事由36に対応する優先事由スコア55を更新する。
(鍵貸与用アプリケーションサーバー)
鍵貸与用アプリケーションサーバー13は、CPUおよびメモリを備えるコンピュータである。図1に示すように、鍵貸与用アプリケーションサーバー13は、鍵貸与用アプリケーションソフトウエアが動作することにより、鍵使用許可制御部91として機能する。
鍵貸与用アプリケーションサーバー13には、予約制御用アプリケーションサーバー12から予約成立者のメールアドレス34が送信される。鍵使用許可制御部91は、メールアドレス34を取得すると、キーボックス9を開錠するためのパスワードを取得したメールアドレスに送信する。
本例では、鍵使用許可制御部91は、メールアドレス34を取得するとパスワードとしてワンタイムパスワードを生成するパスワード生成部92と、生成されたワンタイムパスワードを取得したメールアドレス34に送信するパスワード送信部93とを備える。ワンタイムパスワードは、利用予定日42にのみ有効となるパスワードであり、鍵貸与用アプリケーションサーバー13が予約成立者のメールアドレス34を受信する毎に生成される。また、鍵使用許可制御部91は、キーボックス9を開錠するためのパスワードを設定するパスワード設定部94を備える。パスワード設定部94は、パスワード生成部92がワンタイムパスワードを生成すると、生成されたワンタイムパスワードと利用予定日42の情報をキーボックス9に送信する。これにより、生成したワンタイムパスワードを、利用予定日42にキーボックス9を開錠できるパスワードに設定する。
(予約処理動作)
図6は、予約処理動作のフローチャートである。共用施設の利用を希望する居住者は、予約端末5からWEBサーバー11にアクセスして、予約端末5に予約用画面を表示させる。また、共用施設の利用を希望する居住者は、予約用画面に設けられた各入力欄に、申込者の識別情報32と、共用施設を利用する利用予定日42と、を入力する。
予約受付部15は、居住者の識別情報32、および利用予定日42の取得により共用施設の予約を受け付ける。また、予約受付部15は、受け付けた受付情報を、予約制御用アプリケーションサーバー12に送信する。
予約制御用アプリケーションサーバー12の予約制御部21が受付情報を取得すると(ステップST1)、申込記録更新部65は、申込履歴情報40に、新たな申込記録39として、申込者の識別情報32が記録された申込記録39(新規申込記録39)を追加する。また、日付判定部61は、予約受付部15が受け付けた利用予定日42が予め定めた特定期間内にあるか否かを判定する(ステップST2)。
ここで、利用予定日42が特定期間から外れている場合には(ステップST2:No)、先着予約部62は、予約受付部15が予約を受け付けた順に当該予約の申込者を予約成立者に決定する(ステップST3)。
予約成立者が決定すると、申込記録更新部65は、申込者の識別情報32が記録された申込記録39に、予約が成立した成立情報43を記録する。また、申込記録更新部65は、申込者の予約が成立しなかった申込者の申込記録39には、不成立情報44を記録する(ステップST4)。これにより、申込履歴情報40が更新される。さらに、予約情報送信部64は、予約成立者のメールアドレス34を鍵貸与用アプリケーションサーバー13に送信する。また、予約情報送信部64は、予約が成立しなかった各申込者のメールアドレス34に、予約が不成立だった旨のメッセージを送信する。
鍵貸与用アプリケーションサーバー13において、鍵使用許可制御部91がメールアド
レス34を取得すると、パスワードを生成して、予約成立者に送信する。また、鍵使用許可制御部91は、生成されたパスワードを、キーボックス9を開錠するためのパスワードに設定する(ステップST5)。
次に、利用予定日42が特定期間内にある場合に、複数の予約が重なった場合には(ステップST2:Yes)、抽選予約部63は、抽選により予約成立者を決定する。抽選に際しては、優先度設定部71が、予約を申し込んだ複数の居住者(申込者)のそれぞれに優先度を設定する。
すなわち、予約が重なる申込者が存在する場合には、予約成立回数取得部75は、各申込者の識別情報32に基づいて、各申込者の予約成立回数51を取得する(ステップST7)。キャンセル回数取得部76は、各申込者の識別情報32に基づいて、各申込者のキャンセル回数53を取得する。さらに、優先事由取得部77は、各申込者の識別情報32に基づいて、各申込者の優先事由36を取得する(ステップST6)。
次に、優先度設定部71は、取得した予約成立回数51に基づいて予約成立回数スコア情報47を参照して予約成立回数スコア52を取得する。また、優先度設定部71は、取得したキャンセル回数53に基づいてキャンセル回数スコア情報48を参照してキャンセル回数スコア54を取得する。さらに、優先度設定部71は、取得した優先事由36に基づいて優先事由スコア情報49を参照し、優先事由スコア55を取得する(ステップST7)。
しかる後に、優先度設定部71は、予約成立回数スコア52、キャンセル回数スコア54、および優先事由スコア55に基づいて、各申込者の優先度を設定する(ステップST8)。
ここで、3名の申込者R001、申込者R002、申込者R002が存在する場合を例にして、優先度設定部71が各申込者の優先度を設定する過程を具体的に説明する。優先度設定部71が各申込者の優先度を設定する過程では、図5に示す優先度設定情報80が生成される。
本例では、申込者R001について、優先度設定部71が申込履歴情報40を参照して取得した予約成立回数51は2回である。予約成立回数スコア情報47において予約成立回数51が2回の場合に関連付けられた予約成立回数スコア52は0.25ポイントである。また、優先度設定部71が、申込履歴情報40を参照して取得した場合のキャンセル回数53は1回である。キャンセル回数スコア情報48においてキャンセル回数53が1回の場合に関連付けられたキャンセル回数スコア54は0.5ポイントである。さらに、優先度設定部71が特定居住者優先情報35を参照して取得した優先事由36は、非該当者である。優先事由スコア情報49において、非該当者に関連付けられた優先事由スコア55は、1.0ポイントである。従って、優先度設定部71は、図5に示すように、予約成立回数スコア52、キャンセル回数スコア54、および優先事由スコア55の積(0.25×0.5×1.0)である0.125を、申込者R001の優先度79とする。
申込者R002について、優先度設定部71が、申込履歴情報40を参照して取得した予約成立回数51は2回以上である。予約成立回数スコア情報47において予約成立回数51が2回以上の場合に関連付けられた予約成立回数スコア52は0.25ポイントである。また、優先度設定部71が、申込履歴情報40を参照して取得した場合のキャンセル回数53は2回以上である。キャンセル回数スコア情報48においてキャンセル回数53が2回以上の場合に関連付けられたキャンセル回数スコア54は0.25ポイントである。さらに、優先度設定部71が特定居住者優先情報35を参照して取得した優先事由36
は、非該当者である。優先事由スコア情報49において、非該当者に関連付けられた優先事由スコア55は、1.0ポイントである。従って、優先度設定部71は、図5に示すように、予約成立回数スコア52、キャンセル回数スコア54、および優先事由スコア55の積(0.25×0.25×1.0)である0.0625を申込者R002の優先度79とする。
申込者R003について、優先度設定部71が、申込履歴情報40を参照して取得した予約成立回数51は0回である。予約成立回数スコア情報47において予約成立回数51が0回の場合に関連付けられた予約成立回数スコア52は1.0ポイントである。また、優先度設定部71が、申込履歴情報40を参照して取得した場合のキャンセル回数53は0回である。キャンセル回数スコア情報48においてキャンセル回数53が0回の場合に関連付けられたキャンセル回数スコア54は1.0ポイントである。さらに、優先度設定部71が特定居住者優先情報35を参照して取得した優先事由36は、要介護者である。優先事由スコア情報49において、被該当者に関連付けられた優先事由スコア55は、2.0ポイントである。従って、優先度設定部71は、図5に示すように、予約成立回数スコア52、キャンセル回数スコア54、および優先事由スコア55の積(1.0×1.0×2.0)である2.0を申込者R003の優先度79とする。
各申込者について優先度が設定されると、当選確率算出部72は、各申込者に設定された優先度に基づいて、各申込者の当選確率を算出する(ステップST9)。すなわち、当選確率算出部72は、全ての申込者の優先度を合計した合計優先度で、各申込者の優先度を除算して、各申込者の当選確率を算出する。従って、本例では、申込者R001の当選確率は、0.125/(0.125+0.0625+2)=0.06となる。申込者R002の当選確率は、0.0625/(0.125+0.0625+2)=0.03となる。申込者R003の当選確率は、2.0/(0.125+0.0625+2)=0.91となる。なお、当選確率の算出では、四捨五入などの補正をする。また、各申込者の当選確率の和が1.0となるように誤差を補正する。
各申込者の当選確率が算出されると、抽選制御部73は、当選確率に基づいて複数の申込者に対する抽選を行い予約成立者を決定する(ステップST10)。すなわち、抽選制御部73は、申込者R001が0.06の当選確率で当選し、申込者R002が0.03の当選確率で当選し、かつ、申込者R003が0.91の当選確率で当選するようにランダムな抽選を行う。
予約成立者が決定すると、図3に示すように、申込記録更新部65は、各申込者の識別情報32が記録された申込記録39に、予約が成立した成立情報43を記録する。また、申込記録更新部65は、申込者の予約が成立しなかった申込者の申込記録39には、不成立情報44を記録する(ステップST4)。これにより、申込履歴情報40が更新される。さらに、予約情報送信部64は、予約成立者のメールアドレス34を鍵貸与用アプリケーションサーバー13に送信する。また、予約情報送信部64は、予約が成立しなかった各申込者のメールアドレス34に、予約が不成立だった旨のメッセージを送信する。
鍵貸与用アプリケーションサーバー13において、鍵使用許可制御部91がメールアドレス34を取得すると、パスワードを生成して、予約成立者に送信する。また、鍵使用許可制御部91は、生成されたパスワードを、キーボックス9を開錠するためのパスワードに設定する(ステップST5)。
ここで、予約のキャンセルを行う場合には、予約成立者は、予約端末5からWEBサーバー11に接続する。また、予約成立者は、予約端末5にキャンセル用画面に予約をキャンセルする旨の情報を入力する。ここで予約がキャンセルされると、申込履歴情報40の
うち、当該予約に対応する申込記録39にキャンセル情報45を記録する。これにより、申込履歴情報40が更新される。
次に、管理用コンピュータ6を操作する管理者は、予約成立回数51、キャンセル回数53、および優先事由36のそれぞれが抽選時の優先度設定に寄与する重みを変更することができる。この場合には、管理者は、管理用コンピュータ6を介してWEBサーバー11に接続して、管理用コンピュータ6に、管理画面を表示させる。そして、管理者は、管理画面の対応する入力欄に、特定の予約成立回数51に対応する予約成立回数スコア52、特定のキャンセル回数53に対応するキャンセル回数スコア54、特定の優先事由36に対応する優先事由スコア55を入力する。
ここで、管理画面にこれらの値が入力されると、これらの値は管理情報として予約制御用アプリケーションサーバー12に送信されてスコア管理部66の予約成立回数スコア入力部81、キャンセル回数スコア入力部82、および優先事由スコア入力部83のそれぞれに取得される。これにより、予約成立回数スコア入力部81、キャンセル回数スコア入力部82、および優先事由スコア入力部83は、予約成立回数スコア情報47の予約成立回数スコア52、キャンセル回数スコア情報48のキャンセル回数スコア54、および優先事由スコア情報49の優先事由スコア55のそれぞれを更新する。
次に、優先度設定部71は、取得した予約成立回数51に基づいて予約成立回数スコア情報47を参照して予約成立回数スコア52を取得する。また、優先度設定部71は、取得したキャンセル回数53に基づいてキャンセル回数スコア情報48を参照してキャンセル回数スコア54を取得する。さらに、優先度設定部71は、取得した優先事由36に基づいて優先事由スコア情報49を参照し、優先事由スコア55を取得する(ステップST7)。
なお、上記の処理動作において、ステップST6とステップST7とは、並行に処理されてもよい。すなわち、各申込者について、予約成立回数51の取得と予約成立回数スコア52の取得とを連続して行い、キャンセル回数53の取得とキャンセル回数スコア54とを連続して行い、優先事由36の取得と、優先事由スコア55の取得とを連続して行ってもよい。
(作用効果)
本例によれば、居住者の中に共用施設の予約を申し込んだ申込者が複数いる場合に、各申込者に優先度が設定される。また、予約成立者を抽選で決定する際には、優先度に基づいて算出された当選確率が各申込者に割り当てられる。従って、特定の申込者について、特段の事情がある場合には、特定の申込者の優先度を上位に設定することにより、抽選時の当選確率を上昇させることができる。よって、各申込者の事情を考慮して予約成立者を決定できる。
また、本例では、サーバーシステム3は、記憶装置22を有する。記憶装置22には、共同施設について過去にされた予約の申し込みのそれぞれが申込記録39として記録された申込履歴情報40が記憶保持されている。各申込記録39には、予約が成立したことを示す成立情報43または予約が成立しなかったことを示す不成立情報44が、申込者を特定する識別情報32と関連づけられた形態で記録されている。また、予約受付部15は、申込者の識別情報32の取得により予約を受け付ける。優先度設定部71は、識別情報32に基づいて申込履歴情報40を参照して成立情報43が記録された申込記録39の数をカウントして予約成立回数51として取得する予約成立回数取得部75を有し、予約成立回数51に基づいて各申込者の優先度79を設定する。従って、本例によれば、共用施設の予約についての過去の申込履歴情報40から、各申込者の予約成立回数51を取得でき
る。よって、抽選に際し、予約成立回数51が多い申込者よりも、予約成立回数51が少ない申込者の優先度79を上位に設定して、当該申込者の当選確率を上げることができる。これにより、何度も予約の申込みをしたにも拘わらず、一回も当選せず、共用施設を利用できない居住者の数を低下させることができる。
また、本例において、各申込記録39には、成立した予約をキャンセルしたキャンセル情報45が、識別情報32と関連付けられた形態で記録される。また、優先度設定部71は、識別情報32に基づいて申込履歴情報40を参照してキャンセル情報45が記録された申込記録39の数をカウントしてキャンセル回数53として取得するキャンセル回数取得部76を有し、キャンセル回数53に基づいて各申込者の優先度を設定する。従って、過去の予約成立回数51と、過去のキャンセル回数53と、に基づいて、各申込者の優先度79を設定できる。よって、予約成立回数51が少ない申込者の優先度79を上昇させることができる。また、キャンセルを繰り返す申込者が存在する場合に、その者の優先度79を低下させることができる。
さらに、本例では、記憶装置22に、予約を優先して成立させる優先事由36と、優先事由36が存在する居住者の識別情報32と、が関連付けられた形態で記録された特定居住者優先情報35が記憶保持される。優先度設定部71は、識別情報32に基づいて特定居住者優先情報35を参照し、識別情報32に関連付けられた優先事由36を取得する優先事由取得部77を有し、予約成立回数51、キャンセル回数53、および優先事由36に基づいて各申込者の優先度79を設定する。従って、予約成立回数51、キャンセル回数53、および優先事由36に基づいて各申込者の優先度79を設定できる。よって、共用施設の利用に対して特段の優先事情がある申込者について任意に高い優先度を設定して、その者の当選確率を上げることができる。また、本例では、優先事由36を任意のテキストで自由に設定できる。
また、本例では、記憶装置22には、予約成立回数51と、優先度79を決定するための予約成立回数スコア52と、が対応付けられた形態で記録された予約成立回数スコア情報47、キャンセル回数53と、優先度79を決定するためのキャンセル回数スコア54と、が対応付けられた形態で記録されたキャンセル回数スコア情報48、および、優先事由36と、優先度79を決定するための優先事由スコア55とを関連付けた形態の優先事由スコア情報49と、が記憶保持されている。また、優先度設定部71は、予約成立回数51に基づいて予約成立回数スコア情報47を参照し、キャンセル回数53に基づいてキャンセル回数スコア情報48を参照し、かつ、優先事由36に基づいて優先事由スコア情報49を参照し、予約成立回数スコア52、キャンセル回数スコア54、および優先事由スコア55に基づいて優先度79を設定する。従って、予約成立回数51が優先度79の設定に寄与する寄与の度合を予約成立回数スコア52として設定できる。また、キャンセル回数53が優先度79の設定に寄与する寄与の度合をキャンセル回数スコア54として設定できる。さらに、優先事由36が優先度79の設定に寄与する寄与の度合を優先事由スコア55として設定できる。従って、予約成立回数51、キャンセル回数53、および優先事由36のそれぞれが優先度79の設定に寄与する重みに、差をつけることができる。
さらに、予約制御部21は、予約成立回数スコア情報47に予約成立回数51と予約成立回数スコア52とを対応付けて記録するための予約成立回数スコア入力部81と、予約成立回数スコア情報47にキャンセル回数53とキャンセル回数スコア54とを対応付けて記録するためのキャンセル回数スコア入力部82と、優先事由スコア情報49に優先事由36と優先事由スコア55とを対応付けて記録するための優先事由スコア入力部83と、を備える。従って、管理者が、予約成立回数スコア情報47の予約成立回数スコア52を記録、更新することが容易となる。従って、管理者は、予約成立回数51が優先度79
の設定に寄与する重みを容易に設定できる。また、管理者が、キャンセル回数スコア情報48のキャンセル回数スコア54を記録、更新することが容易となる。従って、管理者は、キャンセル回数53が優先度79の設定に寄与する重みを容易に設定できる。さらに、管理者が、優先事由スコア情報49の優先事由スコア55を記録、更新することが容易となる。よって、管理者は、優先事由36が優先度79の設定に寄与する重みを容易に設定できる。また、予約成立回数スコア52、キャンセル回数スコア54、および優先事由スコア55の更新が容易なので、管理者は、予約成立回数51、キャンセル回数53、および優先事由36のそれぞれが優先度79の設定に寄与する重みのバランスを設定することが容易である。
また、本例では、予約成立者からの予約のキャンセルを受け付けるキャンセル受付部16を有する。予約制御部21は、予約受付部15が予約を受け付けたときに、申込履歴情報40に、新たな申込記録39として、申込者の識別情報32が記録された申込記録39(新規申込記録39)を追加し、予約成立者が決定すると、当該申込記録39に成立情報43を記録し、予約成立者が予約をキャンセルすると当該申込記録39にキャンセル情報45を記録する申込記録更新部65を備える。従って、記憶装置22の申込履歴情報40を更新できる。
さらに、本例では、共用施設を開錠するための鍵8と、鍵8を収容する電子鍵付きのキーボックス9と、を有する。また、サーバーシステム3は、鍵貸与用アプリケーションサーバー13に、予約成立者に対して鍵8の使用を可能とするための鍵使用許可制御部91を有する。記憶装置22には、居住者を特定する識別情報32と、メールアドレス34とを関連付けた形態の居住者情報が記録保持される。予約制御部21は、予約成立者が決定すると、予約成立者の識別情報32に基づいて居住者情報を参照してメールアドレス34を取得し、メールアドレス34を鍵使用許可制御部91に受け渡す。メールアドレス34を取得した鍵使用許可制御部91は、キーボックス9を開錠するためのパスワードを予約成立者に送信する。従って、予約成立者に対してのみ、共用施設を利用するための鍵8を使用させることが可能となる。
また、本例では、予約受付部15は、居住者が共用施設を利用する利用予定日42を取得することにより予約を受け付ける。予約制御部21は、利用予定日42が予め定めた特定期間内にあるか否かを判定する日付判定部61と、利用予定日42が特定期間から外れている場合に予約受付部15が予約を受け付けた順に当該予約の申込者を予約成立者に決定する先着予約部62と、を備える。また、予約制御部21は、利用予定日42が特定期間内にある場合に、予約を抽選で成立させる抽選予約部63を備える。従って、共用施設の利用が繁忙となる特定期間内の予約は抽選により行い、共用施設の利用が落ち込む特定期間外の予約は、先着順で行うことができる。
(変形例)
上記の例では、予約対象となる共用施設が1つの場合を説明したが、共用施設が複数ある場合でも、同様に管理できる。例えば、複数の共用施設のそれぞれに施設を識別する施設識別子を付与して識別可能に管理すれば、上記の共用施設予約システム1において、複数の共用施設の予約を管理できる。
また、予約がキャンセルされた場合、すなわち、キャンセル受付部16が予約成立者からのキャンセルを受け付けた場合には、抽選予約部63は、予約が成立しなかった複数の申込者について、再度、抽選を行って、予約成立者を決定してもよい。
さらに、上記の例では、予約成立回数51、キャンセル回数53、優先事由36、に基づいて優先度を設定したが、過去に予約を申し込んだ予約申込回数も考慮して優先度を設
定してもよい。この場合には、優先度設定部71は、申込履歴情報40を参照して識別情報32が一致する申込記録39の数をカウントして予約申込回数として取得する予約申込回数を取得する予約申込回数取得部を備えるものとすることができる。また、予約申込回数情報として、予約申込回数と予約申込回数スコアを対応付けた形態で記憶装置22に記憶保持させておく。そして、優先度設定部71は、予約申込回数スコア、予約成立スコア、キャンセル回数スコア54、優先事由スコア55に基づいて、優先度79を設定するものとする。
上記の例では、優先度設定部71は、予約成立回数51、キャンセル回数53、および優先事由36、に基づいて優先度79を設定しているが、優先度設定部71は、予約成立回数51、キャンセル回数53、優先事由36、および予約申込回数のうちの少なくとも一つに基づいて各申込者の優先度79を設定してもよい。
この場合には、優先度設定部71は、申込履歴情報40を参照して識別情報32が一致する申込記録39の数をカウントして予約申込回数として取得する予約申込回数取得部と、識別情報32に基づいて申込履歴情報40を参照して成立情報43が記録された申込記録39の数をカウントして予約成立回数51として取得する予約成立回数取得部75と、を備える。また、優先度設定部71は、識別情報32に基づいて申込履歴情報40を参照してキャンセル情報45が記録された申込記録39をカウントしてキャンセル回数53として取得するキャンセル回数取得部76と、識別情報32に基づいて特定居住者優先情報35を参照し、識別情報32に関連付けられた優先事由36を取得する優先事由取得部77と、を備えるものとすることができる。そして、優先度設定部71は、これらによって取得される予約成立回数51、キャンセル回数53、優先事由36、および予約申込回数のうちの少なくとも一つに基づいて、各申込者の優先度79を設定する。このようにすれば、各申込者の優先度79を設定する際に、予約成立回数、キャンセル回数、優先事由のうちの少なくとも一つの事情を考慮することができる。
さらに、優先度は、抽選の落選回数に基づいて優先度79を設定してもよい。この場合には、優先度設定部71は、申込履歴情報40を参照して識別情報32が一致する申込記録39の数をカウントして予約申込回数として取得する予約申込回数取得部と、識別情報32に基づいて申込履歴情報40を参照して成立情報43が記録された申込記録39の数をカウントして予約成立回数51として取得する予約成立回数取得部75と、予約申込回数から予約成立回数51を差し引いて落選回数を求める落選回数取得部と、を備えるものとすることができる。落選回数情報として、落選回数と落選回数スコアを対応付けた形態で記憶装置22に記憶保持させておく。そして、優先度設定部71は、落選回数スコアに基づいて、優先度79を設定する。
(優先度の設定と当選倍率算出の別の例)
次に、優先度79の設定と当選倍率算出の別の例を説明する。図7は、本例における予約成立回数スコア情報、キャンセル回数スコア情報、優先事由スコア情報の説明図である。図8は、本例における優先度設定情報80の説明図である。
本例では、優先度設定部71は、基準スコアと、予約成立回数51に関連付けられた予約成立回数スコア52と、キャンセル回数53に関連付けられたキャンセル回数スコア54と、優先事由36に関連付けられた優先事由スコア55の和によって設定される。本例では、優先度設定部71は、優先度を設定する際に、識別情報32と、予約成立回数スコア52、キャンセル回数スコア54、および優先事由スコア55を代入した当選確率算出用の数式78と、数式78により算出された優先度79とを対応付けた形態の優先度設定情報80を生成して、記憶装置22に記憶保持する。
本例では、図7(a)に示すように、予約成立回数スコア情報47において、予約成立回数51が0回の場合に予約成立回数スコア52として0ポイントが関連付けられ、予約成立回数51が1回の場合に予約成立回数スコア52として2ポイントが関連付けられ、予約成立回数51が2回以上の場合に予約成立回数スコア52として4ポイントが関連付けられている。図7(b)に示すように、キャンセル回数スコア情報48において、キャンセル回数53が0回の場合にキャンセル回数スコア54として0ポイントが関連付けられ、キャンセル回数53が1回の場合にキャンセル回数スコア54として2ポイントが関連付けられ、キャンセル回数53が2回以上の場合にキャンセル回数スコア54として4ポイントが関連付けられている。また、図7(c)に示すように、優先事由スコア情報49において、優先事由36が要支援者の場合に、優先事由スコア55として1ポイントが関連付けられ、優先事由36が要介護者の場合に、優先事由スコア55として2ポイントが関連付けられている。さらに、優先事由スコア情報49において、優先事由36が身障者の場合に、優先事由スコア55として3ポイントが関連付けられ、優先事由36を有さない非該当者の場合に、優先事由スコア55として0ポイントが関連付けられている。
本例においても、予約が重なる申込者として、申込者R001、申込者R002、申込者R003の3名がいる場合を例にして、優先度79の設定を具体的に説明する。申込者R001について、優先度設定部71が、申込履歴情報40を参照して取得した予約成立回数51は2回である。予約成立回数スコア情報47において予約成立回数51に関連付けられた予約成立回数スコア52は0ポイントである。また、優先度設定部71が、申込履歴情報40を参照して取得した場合のキャンセル回数53は1回である。キャンセル回数スコア情報48においてキャンセル回数53が1回の場合に関連付けられたキャンセル回数スコア54は-2ポイントである。さらに、優先度設定部71が特定居住者優先情報35を参照して取得した優先事由36は、非該当者である。優先事由スコア情報49において、非該当者に関連付けられた優先事由スコア55は0ポイントである。ここで、基準スコアは、8ポイントである。従って、図8に示すように、優先度設定部71は、基準スコア、予約成立回数スコア52、キャンセル回数スコア54、および優先事由スコア55の和(8-3-2+0)である3を申込者R001の優先度とする。
申込者R002について、優先度設定部71が、申込履歴情報40を参照して取得した予約成立回数51は2回以上である。予約成立回数スコア情報47において予約成立回数51が2回以上の場合に関連付けられた予約成立回数スコア52は-3ポイントである。また、優先度設定部71が、申込履歴情報40を参照して取得した場合のキャンセル回数53は2回以上である。キャンセル回数スコア情報48においてキャンセル回数53が2回以上の場合に関連付けられたキャンセル回数スコア54は-4ポイントである。さらに、優先度設定部71が特定居住者優先情報35を参照して取得した優先事由36は、非該当者である。優先事由スコア情報49において、非該当者に関連付けられた優先事由スコア55は0ポイントである。基準スコアは、8ポイントである。従って、図8に示すように、優先度設定部71は、基準スコア、予約成立回数スコア52、キャンセル回数スコア54、および優先事由スコア55の和(8-3-4+0)である1を申込者R002の優先度とする。
申込者R003について、優先度設定部71が、申込履歴情報40を参照して取得した予約成立回数51は0回である。予約成立回数スコア情報47において予約成立回数51が0回の場合に関連付けられた予約成立回数スコア52は0ポイントである。また、優先度設定部71が、申込履歴情報40を参照して取得した場合のキャンセル回数53は0回である。キャンセル回数スコア情報48においてキャンセル回数53が0回の場合に関連付けられたキャンセル回数スコア54は0ポイントである。さらに、優先度設定部71が特定居住者優先情報35を参照して取得した優先事由36は、要介護者である。優先事由スコア情報49において、被該当者に関連付けられた優先事由スコア55は3ポイントで
ある。ここで基準スコアは、8ポイントである。従って、図8に示すように、優先度設定部71は、基準スコア、予約成立回数スコア52、キャンセル回数スコア54、および優先事由スコア55の和(8+0+0+3)である11を申込者R003の優先度とする。
ここで、当選確率算出部72は、全ての申込者の優先度79を合計した合計優先度で、各申込者の優先度79を除算して、各申込者の当選確率を算出する。従って、申込者R001の当選確率は、3/(3+1+11)=0.2となる。申込者R002の当選確率は、1/(3+1+11)=0.07となる。申込者R003の当選確率は、11/(3+1+11)=0.73となる。
各申込者の優先度7979が算出されると、抽選制御部73は、申込者R001が0.2の当選確率で当選し、申込者R002が0.07の当選確率で当選し、かつ、申込者R003が0.73の当選確率で当選するようにランダムな抽選を行う。
1…共用施設予約システム、2…マンション、3…サーバーシステム、4…ネットワーク、5…予約端末、6…管理用コンピュータ、7…管理会社、8…鍵、9…キーボックス、11…WEBサーバー、12…予約制御用アプリケーションサーバー、13…鍵貸与用アプリケーションサーバー、15…予約受付部、16…キャンセル受付部、17…管理情報受付部、21…予約制御部、22…記憶装置、31…居住者情報(利用許可者情報)、32…識別情報、33…氏名、34…メールアドレス、35…特定居住者優先情報(特定利用許可者優先事由)、36…優先事由、39…申込記録、40…申込履歴情報、41…申込日、42…利用予定日、43…成立情報、44…不成立情報、45…キャンセル情報、47…予約成立回数スコア情報、48…キャンセル回数スコア情報、49…優先事由スコア情報、51…予約成立回数、52…予約成立回数スコア、53…キャンセル回数、54…キャンセル回数スコア、55…優先事由スコア、61…日付判定部、62…先着予約部、63…抽選予約部、64…予約情報送信部、65…申込記録更新部、66…スコア管理部、71…優先度設定部、72…当選確率算出部、73…抽選制御部、75…予約成立回数取得部、76…キャンセル回数取得部、77…優先事由取得部、78…当選確率算出用の数式、79…優先度、80…優先度設定情報、81…予約成立回数スコア入力部、82…キャンセル回数スコア入力部、83…優先事由スコア入力部、91…鍵使用許可制御部、92…パスワード生成部、93…パスワード送信部、94…パスワード設定部
また、本発明は、記憶部を有し、前記記憶部には、前記共用施設について過去にされた予約の申し込みのそれぞれが申込記録として記録された申込履歴情報が記憶保持され、各申込記録には、予約が成立したことを示す成立情報が、前記申込者を特定する識別情報と関連づけられた形態で記録され、前記予約受付部は、前記申込者の前記識別情報の取得により前記予約を受け付け、前記優先度設定部は、前記識別情報に基づいて前記申込履歴情報を参照して前記成立情報が記録された前記申込記録の数をカウントして予約成立回数として取得し、前記予約成立回数に基づいて各申込者の前記優先度を設定する。これにより、共用施設の予約についての過去の申込履歴情報から、各申込者の予約成立回数を取得で
きる。従って、抽選に際し、予約成立回数が多い申込者よりも、予約成立回数が少ない申込者の優先度を上位に設定して、当該申込者の当選確率を上げることができる。よって、何度も予約の申込みをしたにも拘わらず、一回も当選せず、共用施設を利用できない居住者の数を低下させることができる。
次に、本発明の別の形態の共用施設予約システムは、共用施設の利用を許可された複数の利用許可者から当該共用施設の予約を受け付ける予約受付部と、前記予約受付部が重複する複数の前記予約を受け付けたときに、前記予約を申し込んだ複数の申込者の中から当該予約が成立する予約成立者を決定する予約制御部と、記憶部と、をし、前記予約受付部は、前記申込者を特定する識別情報の取得により前記予約を受け付け、前記記憶部には、前記共用施設について過去にされた予約の申し込みのそれぞれが申込記録として記録された申込履歴情報が記憶保持されるとともに、前記予約を優先して成立させる優先事由と、前記優先事由が存在する前記利用許可者を特定する前記識別情報と、が関連付けられた形態で記録された特定利用許可者優先情報が記憶保持され、各申込記録には、予約が成立したことを示す成立情報または予約が成立しなかったことを示す不成立情報と、成立した予約をキャンセルしたキャンセル情報とが、前記識別情報と関連付けられた形態で記録され、前記予約制御部は、複数の前記申込者のそれぞれに優先度を設定する優先度設定部と、前記優先度に基づいて各申込者の当選確率を算出する当選確率算出部と、前記当選確率に基づいて複数の前記申込者に対する抽選を行い前記予約成立者を決定する抽選制御部と、を備え、前記優先度設定部は、前記申込履歴情報を参照して前記識別情報が一致する前記申込記録の数をカウントして予約申込回数として取得する予約申込回数取得部と、前記識別情報に基づいて前記申込履歴情報を参照して前記成立情報が記録された前記申込記録の数をカウントして予約成立回数として取得する予約成立回数取得部と、前記識別情報に基づいて前記申込履歴情報を参照して前記キャンセル情報が記録された前記申込記録をカウントしてキャンセル回数として取得するキャンセル回数取得部と、前記識別情報に基づいて前記特定利用許可者優先情報を参照し、前記識別情報に関連付けられた前記優先事由を取得する優先事由取得部と、を備え、前記予約申込回数、前記予約成立回数、前記キャンセル回数、および前記優先事由のうちの少なくとも一つに基づいて各申込者の前記優先度を設定することを特徴とする
また、本発明の別の形態の共用施設予約システムは、共用施設の利用を許可された複数の利用許可者から当該共用施設の予約を受け付ける予約受付部と、前記予約受付部が重複する複数の前記予約を受け付けたときに、前記予約を申し込んだ複数の申込者の中から当該予約が成立する予約成立者を決定する予約制御部と、を有し、前記予約受付部は、前記利用許可者が前記共用施設を利用する利用予定日を取得することにより前記予約を受け付け、前記予約制御部は、前記利用予定日が予め定めた特定期間内にあるか否かを判定する日付判定部と、前記利用予定日が前記特定期間から外れている場合に前記予約受付部が前記予約を受け付けた順に当該予約の申込者を前記予約成立者に決定する先着予約部と、複数の前記申込者のそれぞれに優先度を設定する優先度設定部と、前記優先度に基づいて各申込者の当選確率を算出する当選確率算出部と、前記利用予定日が予め定めた特定期間内
にある場合に、前記当選確率に基づいて複数の前記申込者に対する抽選を行い前記予約成立者を決定する抽選制御部と、を備えることを特徴とする。このようにすれば、共用施設の利用が繁忙となる特定期間内の予約は抽選により行い、共用施設の利用が落ち込む特定期間外の予約は、先着順で行うことができる。
本発明によれば、共用施設の予約の抽選を行う際に、各申込者の事情を考慮して、複数の申込者のそれぞれに優先度を設定して、当選確率を割り当てることができる。
また、本例では、サーバーシステム3は、記憶装置22を有する。記憶装置22には、共用施設について過去にされた予約の申し込みのそれぞれが申込記録39として記録された申込履歴情報40が記憶保持されている。各申込記録39には、予約が成立したことを示す成立情報43または予約が成立しなかったことを示す不成立情報44が、申込者を特定する識別情報32と関連づけられた形態で記録されている。また、予約受付部15は、申込者の識別情報32の取得により予約を受け付ける。優先度設定部71は、識別情報32に基づいて申込履歴情報40を参照して成立情報43が記録された申込記録39の数をカウントして予約成立回数51として取得する予約成立回数取得部75を有し、予約成立回数51に基づいて各申込者の優先度79を設定する。従って、本例によれば、共用施設の予約についての過去の申込履歴情報40から、各申込者の予約成立回数51を取得できる。よって、抽選に際し、予約成立回数51が多い申込者よりも、予約成立回数51が少ない申込者の優先度79を上位に設定して、当該申込者の当選確率を上げることができる。これにより、何度も予約の申込みをしたにも拘わらず、一回も当選せず、共用施設を利用できない居住者の数を低下させることができる。

Claims (10)

  1. 共用施設の利用を許可された複数の利用許可者から当該共用施設の予約を受け付ける予約受付部と、
    前記予約受付部が重複する複数の前記予約を受け付けたときに、前記予約を申し込んだ複数の申込者の中から当該予約が成立する予約成立者を決定する予約制御部と、を有し、
    前記予約制御部は、複数の前記申込者のそれぞれに優先度を設定する優先度設定部と、前記優先度に基づいて各申込者の当選確率を算出する当選確率算出部と、前記当選確率に基づいて複数の前記申込者に対する抽選を行い前記予約成立者を決定する抽選制御部と、を備えることを特徴とする共用施設予約システム。
  2. 記憶部を有し、
    前記記憶部には、前記共同施設について過去にされた予約の申し込みのそれぞれが申込記録として記録された申込履歴情報が記憶保持され、
    各申込記録には、予約が成立したことを示す成立情報が、前記申込者を特定する識別情報と関連づけられた形態で記録され、
    前記予約受付部は、前記申込者の前記識別情報の取得により前記予約を受け付け、
    前記優先度設定部は、前記識別情報に基づいて前記申込履歴情報を参照して前記成立情報が記録された前記申込記録の数をカウントして予約成立回数として取得し、前記予約成立回数に基づいて各申込者の前記優先度を設定することを特徴とする請求項1に記載の共用施設予約システム。
  3. 各申込記録には、成立した予約をキャンセルしたキャンセル情報が、前記識別情報と関連付けられた形態で記録され、
    前記優先度設定部は、前記識別情報に基づいて前記申込履歴情報を参照して前記キャンセル情報が記録された前記申込記録の数をカウントしてキャンセル回数として取得し、前記キャンセル回数に基づいて各申込者の前記優先度を設定することを特徴とする請求項2に記載の共用施設予約システム。
  4. 前記記憶部には、前記予約を優先して成立させる優先事由と、前記優先事由が存在する前記利用許可者の前記識別情報と、が関連付けられた形態で記録された特定利用許可者優先情報が記憶保持されており、
    前記優先度設定部は、前記識別情報に基づいて前記特定利用許可者優先情報を参照し、前記識別情報に関連付けられた前記優先事由を取得し、前記予約成立回数、前記キャンセル回数、および前記優先事由に基づいて各申込者の前記優先度を設定することを特徴とする請求項3に記載の共用施設予約システム。
  5. 前記記憶部には、前記予約成立回数と、前記優先度を決定するための予約成立回数スコアと、が対応付けられた形態の予約成立回数スコア情報、前記キャンセル回数と、前記優先度を決定するためのキャンセル回数スコアと、が対応付けられた形態のキャンセル回数スコア情報、および、前記優先事由と、前記優先度を決定するための優先事由スコアとを関連付けた形態の優先事由スコア情報と、が記憶保持され、
    前記優先度設定部は、前記予約成立回数に基づいて前記予約成立回数スコア情報を参照し、前記キャンセル回数に基づいて前記キャンセル回数スコア情報を参照し、かつ、前記優先事由に基づいて前記優先事由スコア情報を参照し、前記予約成立回数スコア、前記キャンセル回数スコア、および前記優先事由スコアに基づいて前記優先度を設定することを特徴とする請求項4に記載の共用施設予約システム。
  6. 前記予約制御部は、前記予約成立回数スコア情報に前記予約成立回数スコアを記録するための予約成立回数スコア入力部と、前記予約成立回数スコア情報に前記キャンセル回数
    スコアを記録するためのキャンセル回数スコア入力部と、前記優先事由スコア情報に前記優先事由スコアを記録するための優先事由スコア入力部と、を備えることを特徴とする請求項5に記載の共用施設予約システム。
  7. 前記予約成立者からの前記予約のキャンセルを受け付けるキャンセル受付部を有し、
    前記予約制御部は、前記予約受付部が前記予約を受け付けたときに、前記申込履歴情報に、新たな前記申込記録として、前記申込者の前記識別情報が記録された新規申込記録を追加し、前記予約成立者が決定すると、前記新規申込記録に前記成立情報を記録し、前記予約成立者が前記予約をキャンセルすると前記新規申込記録に前記キャンセル情報を記録する申込記録更新部を備えることを特徴とする請求項3から6のうちのいずれか一項に記載の共用施設予約システム。
  8. 記憶部を有し、
    前記予約受付部は、前記申込者を特定する識別情報の取得により前記予約を受け付け、
    前記記憶部には、前記共同施設について過去にされた予約の申し込みのそれぞれが申込記録として記録された申込履歴情報が記憶保持されるとともに、前記予約を優先して成立させる優先事由と、前記優先事由が存在する前記利用許可者を特定する前記識別情報と、が関連付けられた形態で記録された特定利用許可者優先情報が記憶保持され、
    各申込記録には、予約が成立したことを示す成立情報または予約が成立しなかったことを示す不成立情報と、成立した予約をキャンセルしたキャンセル情報とが、前記識別情報と関連付けられた形態で記録され、
    前記優先度設定部は、前記申込履歴情報を参照して前記識別情報が一致する前記申込記録の数をカウントして予約申込回数として取得する予約申込回数取得部と、前記識別情報に基づいて前記申込履歴情報を参照して前記成立情報が記録された前記申込記録の数をカウントして予約成立回数として取得する予約成立回数取得部と、前記識別情報に基づいて前記申込履歴情報を参照して前記キャンセル情報が記録された前記申込記録をカウントしてキャンセル回数として取得するキャンセル回数取得部と、前記識別情報に基づいて前記特定利用許可者優先情報を参照し、前記識別情報に関連付けられた前記優先事由を取得する優先事由取得部と、を備え、前記予約申込回数、前記予約成立回数、前記キャンセル回数、および前記優先事由のうちの少なくとも一つに基づいて各申込者の前記優先度を設定することを特徴とする請求項1に記載の共用施設予約システム。
  9. 前記共用施設を開錠するための鍵と、
    前記鍵を収容する電子鍵付きのキーボックスと、
    前記予約成立者に対して前記鍵の使用を可能とするための鍵使用許可制御部と、
    を有し、
    前記記憶部には、前記利用許可者を特定する識別情報と、メールアドレスとを関連付けた形態の利用許可者情報が記録保持され、
    前記予約制御部は、前記予約成立者が決定すると、前記予約成立者の前記識別情報に基づいて前記利用許可者情報を参照して前記メールアドレスを取得し、前記メールアドレスを前記鍵使用許可制御部に受け渡す予約情報送信部を有し、
    前記鍵使用許可制御部は、前記メールアドレスを取得すると、前記キーボックスを開錠するためのパスワードを前記予約成立者に送信することを特徴とする請求項2から8のうちのいずれか一項に記載の共用施設予約システム。
  10. 前記予約受付部は、前記利用許可者が前記共用施設を利用する利用予定日を取得することにより前記予約を受け付け、
    前記予約制御部は、前記利用予定日が予め定めた特定期間内にあるか否かを判定する日付判定部と、前記利用予定日が前記特定期間から外れている場合に前記予約受付部が前記予約を受け付けた順に当該予約の申込者を前記予約成立者に決定する先着予約部と、を備
    えることを特徴とする請求項1から8のうちのいずれか一項に記載の共用施設予約システム。
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