JP2011091530A - コンデンサマイクロホン - Google Patents

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Abstract

【課題】ユニット化された専用のディレイラインを用いることなく、音声信号パルスを静電容量の変化に応じて所定位相ずらすLC回路を構成できるようにする。
【解決手段】振動板との間で静電容量をもつ固定極120を複数の固定極片121〜124に分割し、各固定極片121〜124をコイル(インダクタ素子)151を介して直列に接続してLC回路12を構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンデンサマイクロホンに関し、さらに詳しく言えば、マイクロホンユニットの静電容量変化をデジタル処理して音声信号を得るようにしたコンデンサマイクロホンに関するものである。
コンデンサマイクロホンは、振動板と固定電極との組合せからなる一種のコンデンサを備え、音波による振動板の変位に伴う静電容量変化を電気信号として取り出すために、振動板と固定電極との間に直流電圧を加える必要がある。この直流電圧が成極電圧と呼ばれるもので、マイクロホンユニットの外部から電圧を印加する方法と、エレクトレット材により成極電圧を与える方法とがある。
また、コンデンサマイクロホンにおいては、振動板と固定電極との間のインピーダンスが非常に高いことから、FETや真空管といったインピーダンス変換器を用いて、所定レベルの電圧信号を得るようにしている。
しかしながら、上記従来のコンデンサマイクロホンは、静電容量変化を電圧に変換する際に、外部からの電界や磁界の影響を受けやすい。また、インピーダンス変換器を用いているために、例えば周囲の湿度が高いときには、インピーダンス変換器に固有の電荷漏洩を起こして雑音を発生させることがある。
さらには、エレクトレット型コンデンサマイクロホンは、例えば携帯電話機用などとして小型化が可能であるが、エレクトレット材は熱に弱いため、基板に実装する場合、リフローハンダ法が適用できない。したがって、抵抗やコンデンサなどのチップ部品とは別に実装しなければならない、という問題がある。
そこで、本出願人は、上記した問題を解決するため、特許文献1として、静電容量変化をデジタル信号に変換して音声信号を得るようにしたコンデンサマイクロホンを提案している。
すなわち、特許文献1に記載された発明は、第1クロックパルスを出力する第1クロック出力手段および上記第1クロックパルスよりも低周波数の第2クロックパルスを出力する第2クロック出力手段と、コンデンサマイクロホンユニットの静電容量とコイルのインダクタンスとを含むLC回路からなり、上記第2クロックパルスを上記静電容量の変化に応じて所定位相ずらして音声信号として出力する音声信号出力回路と、上記第2クロックパルスを上記音声信号に対する基準信号として出力する基準信号出力回路と、上記音声信号と上記基準信号とを得て、上記基準信号に対して上記音声信号が位相進みを持つときに進相パルス信号を出力し、位相遅れを持つときに遅相パルス信号を出力する位相比較手段と、上記進相パルス信号と上記第1クロックパルスとの論理積により加算パルスを出力する第1論理積回路と、上記遅相パルス信号と上記第1クロックパルスとの論理積により減算パルスを出力する第2論理積回路と、上記加算パルスと減算パルスとを計数して音声データ信号を出力する加減算計数器とを備えていることを特徴としている。
これによれば、静電容量変化を電圧に変換しないために、周囲の電磁界の影響を受けにくい。また、インピーダンス変換器の電荷漏洩による雑音も発生しない。さらには、エレクトレット材などによる成極電圧を必要としないため、抵抗やコンデンサなどのチップ部品と一緒にリフローハンダ法による実装方法も可能になる、と言った利点が得られる。
特開2003−23691号公報
ところで、パルスを遅延する遅延線として、それ専用のユニット化されたディレイラインが市販されている(例えば、エルメック社製の商品名「TDP」シリーズの出力ディレイライン参照)。
上記特許文献1に記載された発明を実施するにあたって、上記専用のディレイラインを用い、そのコンデンサにマイクロホンユニットを直列に接続すれば、音声信号パルスを静電容量の変化に応じて所定位相ずらすLC回路が容易に得られる。
しかしながら、市販品の専用ディレイラインはユニット化されているため、それを用いることは、マイクロホンユニットを設計するうえで、部品配置等の制約を受け、場合によっては、上記LC回路をマイクロホンユニット内に組み込めない、という問題が生ずる。
したがって、本発明の課題は、上記特許文献1に記載された発明において、ユニット化された専用のディレイラインを用いることなく、音声信号パルスを静電容量の変化に応じて所定位相ずらすLC回路を構成できるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、ともに円板状に形成された振動板と固定極とを所定の間隔をもって対向的に配置してなるマイクロホンユニットと、第1クロックパルスを出力する第1クロック出力手段および上記第1クロックパルスよりも低周波数の第2クロックパルスを出力する第2クロック出力手段と、上記マイクロホンユニットの静電容量とコイルのインダクタンスとを含むLC回路からなり、上記第2クロックパルスを上記静電容量の変化に応じて所定位相ずらして音声信号として出力する音声信号出力回路と、上記第2クロックパルスを上記音声信号に対する基準信号として出力する基準信号出力回路と、上記音声信号と上記基準信号とを得て、上記基準信号に対して上記音声信号が位相進みを持つときに進相パルス信号を出力し、位相遅れを持つときに遅相パルス信号を出力する位相比較手段と、上記進相パルス信号と上記第1クロックパルスとの論理積により加算パルスを出力する第1論理積回路と、上記遅相パルス信号と上記第1クロックパルスとの論理積により減算パルスを出力する第2論理積回路と、上記加算パルスと上記減算パルスとを計数して音声データ信号を出力する加減算計数器とを備えているコンデンサマイクロホンにおいて、上記固定極を複数の固定極片に分割し、上記各固定極片を上記コイルを介して直列に接続して上記LC回路を構成したことを特徴としている。
本発明の好ましい態様によれば、上記各固定極片が同一面積となるように、上記固定極が等角度で少なくとも3つ以上に分割される。
また、上記各固定極片の周縁から半径方向外側に向けて電極端子が引き出されており、上記電極端子間に上記コイルが接続されることが好ましい。
本発明によれば、固定極を複数の固定極片に分割し、各固定極片をコイル(インダクタ素子)を介して直列に接続することにより、専用のディレイラインを用いることなく、音声信号パルスを静電容量の変化に応じて所定位相ずらすLC回路を容易に得ることができる。しかも、小型のコイルを固定極に組み込むだけでよいため、マイクロホンユニットの設計の自由度が高められる。
また、各固定極片の周縁から半径方向外側に向けて電極端子を引き出しておけば、各固定極片間にコイルを容易に取り付けることができ、作業性の改善がはかれる。
本発明の実施形態に係るコンデンサマイクロホンのブロック図。 上記コンデンサマイクロホンにおける固定極を示す平面図。 上記固定極から分割された固定極片とコイルとからなるLC回路の等価回路図。 基準信号と音声信号の位相関係を示す波形図。 進相パルスと遅相パルスを示す波形図。 クロックパルス、加算パルスおよび減算パルスを示す波形図。
次に、図1ないし図6により、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
まず、図を参照して、この実施形態に係るコンデンサマイクロホン1は、音声信号出力回路10と、基準信号出力回路20と、高速のクロックパルスを発生するクロックパルス発生器30およびそのクロックパルスを所定の分周比で分周する分周器31と、音声信号と基準信号の位相を比較する位相比較器40と、位相比較器40から出力されるパルスを加算パルスと減算パルスとに変換するPNM変換部50と、その加算パルスと減算パルスとを計数して音声データを出力する加減算計数器60とを備えている。
音声信号出力回路10は、コンデンサマイクロホンユニット(以下、「マイクロホンユニット」)11と、マイクロホンユニット11の静電容量(C)とコイルのインダクタンス(L)とからなるLC回路12とを備えている。
図3に模式的に示すように、マイクロホンユニット11は、ダイアフラムリング131に張設された振動板130と固定極120とを図示しない電気絶縁性のスペーサリングを介して対向的に配置することにより構成されるが、その構成はシンプルであってよく、エレクトレット材などによる成極電圧は不要である。
図2に示すように、固定極120は、上記LC回路12を構成するため、複数の固定極片に分割される。分割数および各固定極片の面積は任意に決められてよいが、3つ以上で、各固定極片の面積はほぼ同一であることが好ましい。
この実施形態において、固定極120は、プリント基板140上に形成された銅箔よりなり、90゜の等角度で面積の等しい4つの固定極片121,122,123,124に分割されている。これにより、図3に示すように、固定極120と振動板130との間には、4つの静電容量C1が並列に存在することになる。
4つの固定極片のうち、隣接する2つの固定極片が信号入力側(IN)と信号出力側(OUT)に選ばれる。この実施形態では、固定極片121を信号入力側(IN),固定極片124を信号出力側(OUT)として、各固定極片121,122,123,124がコイル(インダクタ素子)151を介して直列に接続される。
すなわち、固定極片121と固定極片122との間,固定極片122と固定極片123との間および固定極片123と固定極片124との間に、それぞれコイル151が接続される。各コイル151のインダクタンスL1はほぼ同じであることが好ましい。
このように、振動板130と対向する固定極120を例えば4つの固定極片121〜124に分割し、その各々をコイル151を介して直列に接続することにより、専用のディレイラインを用いることなく、図3に例示するように、コイル151のインダクタンスL1と、振動板130と固定極片121〜124との間に存在する静電容量C1とによるLC回路(遅延線)12が構成される。
なお、図2に示すように、各固定極片121〜124ごとに、プリント基板140に半径方向外側に延びる舌片141〜144を連設し、各舌片141〜144に、各固定極片121〜124の周縁から引き出された電極端子121a〜124aを形成することにより、コイル151を各固定極片間に容易に接続することができる。
この実施形態において、基準信号出力回路20も、可変容量コンデンサ21の静電容量C2とコイル22のインダクタンスL2とからなる基準信号位相調整用のLC回路23を備えている。
クロックパルス発生器(第1クロック出力手段)30には、例えば水晶発振器が用いられ、高速(高周波数)のクロックパルスCK1を分周器(第2クロック出力手段)31とPNM変換部50とに与える。分周器31は、そのクロックパルスCK1を所定の分周比で分周して低速(低周波数)のクロックパルスCK2に変換する。
このクロックパルスCK2が、それぞれ電圧増幅器Aおよび保護抵抗Rを介して音声信号出力回路10のLC回路12と、基準信号出力回路20のLC回路23とに入力される。
音声信号出力回路10において、マイクロホンユニット11の静電容量C1は入力音圧によって変化するため、クロックパルスCK2は、その静電容量C1に応じて位相がずらされ、音声信号として電圧フォロワFを介して位相比較器40の一方の入力端子40aに与えられる。
基準信号出力回路20において、クロックパルスCK2は、そのLC回路23に設定されている時定数分位相がずらされるが、可変容量コンデンサ21による位相調整時を除いてその位相は一定であり、上記音声信号に対する基準信号として同じく電圧フォロワFを介して位相比較器40の他方の入力端子40bに与えられる。
位相比較器40は、音声信号出力回路10からの音声信号と基準信号出力回路20からの基準信号の位相を比較し、基準信号に対して音声信号が位相進みを持つときに第1出力端子40cに進相パルスS1を出力し、基準信号に対して音声信号が位相遅れを持つときに第2出力端子40dに遅相パルスS2を出力する。
この実施形態において、位相比較器40は、入力波形の立ち上がりで動作する位相周波数型比較器(Phase Frequency Comparator)であって、例えばモトローラ社製の集積回路MC4044などを使用することができる。
PNM(Pulse Number Modulation)変換部50は、ともに2入力型の第1ないし第3の3つの論理積回路51〜53と、1つの排他論理和回路54とを有し、上記進相パルスS1および遅相パルスS2のパルス幅をクロックパルスCK1のパルス数に変換して加算パルスP1と減算パルスP2とを出力する。
なお、このパルス数変換を高精度に行うには、クロックパルスCK1のパルス幅を進相パルスS1および遅相パルスS2のパルス幅よりも十分に短くする必要がある。
第1論理積回路51の一方の入力端子は、位相比較器40の第1出力端子40cに接続され、他方の入力端子は、第3論理積回路53の出力端子と接続されている。第2論理積回路52の一方の入力端子は、位相比較器40の第2出力端子40dに接続され、他方の入力端子は、第3論理積回路53の出力端子と接続されている。
第3論理積回路53の一方の入力端子は、クロックパルス発生器30に接続され、他方の入力端子は、排他論理和回路54の出力端子と接続されている。排他論理和回路54の一方の入力端子は、位相比較器40の第1出力端子40cに接続され、他方の入力端子は、位相比較器40の第2出力端子40dに接続されている。
排他論理和回路54の真理値は、入力が〔0,0〕もしくは〔1,1〕のとき出力が〔0〕となり、入力が〔1,0〕もしくは〔0,1〕のとき出力が〔1〕となる。なお、〔0〕はLレベルと同義,〔1〕はHレベルと同義である。
この実施形態において、加減算計数器60は、アップダウンバイナリカウンタからなり、PNM変換部50からの加算パルス信号P1と、減算パルス信号P2とに基づいて可逆的な加減算を行い、その音声データを例えば12ビットもしくは16ビットのパラレルデータとして出力する。
なお、加減算計数器60は、上記音声信号の位相が変化する前の状態を保持し、位相変化が起こったときにのみアップもしくはダウンカウントする。また、この実施形態においては、ディジタルの音声データをそのまま出力する第1出力端子OUT1と、音声データをD/A変換器61によりアナログ信号に変換して出力する第2出力端子OUT2とを備えている。
次に、図4ないし図6を参照して、このコンデンサマイクロホン1の動作について説明する。分周器31から、音声信号出力回路10と基準信号出力回路20とに、クロックパルスCK1を所定に分周してなる同一のクロックパルスCK2が供給される。
音声信号出力回路10において、クロックパルスCK2は、そのLC回路12にてマイクロホンユニット11の入力音圧に比例して位相がずらされた音声信号として位相比較器40の一方の入力端子40aに与えられる。
これに対して、基準信号出力回路20において、クロックパルスCK2は、そのLC回路23にて位相が一定量ずらされた基準信号として位相比較器40の一方の入力端子40aに与えられる。
図4に基準信号と音声信号の位相関係を示す。図4(a)が基準信号CK3で、図4(b),(c)が音声信号CK4である。基準信号CK3は位相が固定されているのに対して、音声信号CK4はマイクロホンユニット11の入力音圧によって位相が変化する。
図4(b)は音声信号CK4が基準信号CK3に対して+dθの進み位相を持っている状態を示し、図4(c)は音声信号CK4が基準信号CK3に対して−dθの遅れ位相を持っている状態を示している。
位相比較器40は、音声信号CK4が基準信号CK3に対して進み位相のとき、第1出力端子40cに進相パルスS1を出力し、音声信号CK4が基準信号CK3に対して遅れ位相のとき、第2出力端子40dに遅相パルスS2を出力する。
図5(a)に進相パルスS1を示し、図5(b)に遅相パルスS2を示す。この例において、区間T1,T3で進み位相、区間T2で遅れ位相であり、そのパルス幅は位相ずれ量に比例している。すなわち、位相比較器40で音声信号CK4がPWM(Pulse Width Modulation)変調される。
進相パルスS1が第1論理積回路51の一方の入力端子に与えられ、遅相パルスS2が第2論理積回路52の一方の入力端子に与えられる。位相比較器40が正常に動作しているとき、進相パルスS1と遅相パルスS2は交代的に出力されるため、排他論理和回路54の出力は〔1〕を保持している。
したがって、第3論理積回路53から、第1論理積回路51および第2論理積回路52の各他方の入力端子に、図6(a)に示すクロックパルスCK1が供給される。
これにより、第1論理積回路51は、クロックパルスCK1と進相パルスS1との論理積を求めて、図6(b)に示す加算パルスP1を加減算計数器60のUP端子に与える。また、第2論理積回路52は、クロックパルスCK1と遅相パルスS2との論理積を求めて、図6(c)に示す減算パルスP2を加減算計数器60のDOWN端子に与える。
このように、第1,第2論理積回路51,52によりPNM(Pulse Number Modulation)変調が行われ、進相パルスS1および遅相パルスS2のパルス幅がクロックパルスCK1のパルス数に変換される。
加減算計数器(アップダウンバイナリカウンタ)60は、加算パルス信号P1と、減算パルス信号P2とに基づいて可逆的な加減算を行い、この実施形態では、その音声データを12ビットもしくは16ビットのパラレルデータとして出力する。
なお、この実施形態によれば、第1出力端子OUT1からはディジタルの音声データをそのまま出力され、第2出力端子OUT2からは音声データがアナログ信号に変換して出力されるため、図示しない音声出力部側で、そのいずれかを選択することができる。
上記実施形態では、クロック発生器30として水晶発振回路を用いているが、これに代えて、CR発振回路,LC発振回路,マルチバイブレータなどを用いてもよい。また、加減算計数器60はマイクロプロセッサなどであってもよい。さらには、位相比較器40はアナログ型位相比較器であってもよいが、その場合には、出力信号を例えばA/D変換して論理積回路に入力することになる。
また、電圧増幅器A,保護抵抗R,電圧フォロワF,基準信号出力回路20のLC回路23,第3論理積回路53,排他的論理和回路54およびD/A変換器61は、本発明において任意的構成要素である。
10 音声信号出力回路
11 マイクロホンユニット
12 LC回路
120 固定極
121〜124 固定極片
130 振動板
151 コイル(インダクタ素子)
20 基準信号出力回路
23 LC回路
30 クロックパルス発生器(第1クロック出力手段)
31 分周器(第2クロック出力手段)
40 位相比較器
50 PNM変換部
51〜53 論理積回路
54 排他論理和回路
60 加減算計数器
S1 進相パルス
S2 遅相パルス
P1 加算パルス
P2 減算パルス

Claims (3)

  1. ともに円板状に形成された振動板と固定極とを所定の間隔をもって対向的に配置してなるマイクロホンユニットと、
    第1クロックパルスを出力する第1クロック出力手段および上記第1クロックパルスよりも低周波数の第2クロックパルスを出力する第2クロック出力手段と、
    上記マイクロホンユニットの静電容量とコイルのインダクタンスとを含むLC回路からなり、上記第2クロックパルスを上記静電容量の変化に応じて所定位相ずらして音声信号として出力する音声信号出力回路と、
    上記第2クロックパルスを上記音声信号に対する基準信号として出力する基準信号出力回路と、
    上記音声信号と上記基準信号とを得て、上記基準信号に対して上記音声信号が位相進みを持つときに進相パルス信号を出力し、位相遅れを持つときに遅相パルス信号を出力する位相比較手段と、
    上記進相パルス信号と上記第1クロックパルスとの論理積により加算パルスを出力する第1論理積回路と、上記遅相パルス信号と上記第1クロックパルスとの論理積により減算パルスを出力する第2論理積回路と、
    上記加算パルスと上記減算パルスとを計数して音声データ信号を出力する加減算計数器とを備えているコンデンサマイクロホンにおいて、
    上記固定極を複数の固定極片に分割し、上記各固定極片を上記コイルを介して直列に接続して上記LC回路を構成したことを特徴とするコンデンサマイクロホン。
  2. 上記各固定極片が同一面積となるように、上記固定極が等角度で少なくとも3つ以上に分割されていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサマイクロホン。
  3. 上記各固定極片の周縁から半径方向外側に向けて電極端子が引き出されており、上記電極端子間に上記コイルが接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載のコンデンサマイクロホン。
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