JP2011091117A - 電子部品搭載用基板の製造方法及び電子部品搭載用基板 - Google Patents

電子部品搭載用基板の製造方法及び電子部品搭載用基板 Download PDF

Info

Publication number
JP2011091117A
JP2011091117A JP2009241830A JP2009241830A JP2011091117A JP 2011091117 A JP2011091117 A JP 2011091117A JP 2009241830 A JP2009241830 A JP 2009241830A JP 2009241830 A JP2009241830 A JP 2009241830A JP 2011091117 A JP2011091117 A JP 2011091117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
electronic component
component mounting
insulating substrate
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009241830A
Other languages
English (en)
Inventor
Beji Sasaki
ベジ 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Freesia Makurosu Kk
Original Assignee
Freesia Makurosu Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Freesia Makurosu Kk filed Critical Freesia Makurosu Kk
Priority to JP2009241830A priority Critical patent/JP2011091117A/ja
Publication of JP2011091117A publication Critical patent/JP2011091117A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Abstract

【課題】導電部材と貫通孔との間の密着性を高めて信頼性を向上させる。
【解決手段】両面に銅板3,9をそれぞれ設けた絶縁基板1を有する積層体13に貫通孔13aを形成し、この貫通孔13aに、結合剤を混入した銅製の粉体15を充填した後、一対の加圧治具17,19を用いて加圧することで粉体15を固形化させる。この粉体15の固形化物15Aにより、絶縁基板1両側の銅板3,9相互を接続し、その後は各銅板3,9の表面に金属メッキ層21,23を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、絶縁基板の両面に設けた導体層相互を導電部材によって接続する電子部品搭載用基板の製造方法及び電子部品搭載用基板に関する。
絶縁基板の両面に銅箔による導体層を設け、この絶縁基板に設けた貫通孔に放熱部材を圧入することによって両面の導体層相互を接続し、もって放熱特性を改善させるようにした電子部品搭載用基板が知られている(下記特許文献1)。
特許第3174393号公報
しかしながら、上記した従来の電子部品搭載用基板では、1本のピン状の放熱部材を、両面に導体層を設けた絶縁基板の貫通孔に圧入しているだけなので、放熱部材と貫通孔との間に隙間が発生しやすく相互間の密着性が充分とは言えず、改善が望まれている。
そこで、本発明は、放熱部材を兼ねる導電部材と貫通孔との間の密着性を高めて信頼性を向上させることを目的としている。
本発明は、絶縁基板の両面に導体層をそれぞれ設けてこれら絶縁基板及び各導体層を貫通する貫通孔を形成し、前記貫通孔に導電性の粉体を充填した後、該粉体を前記貫通孔の両側から加圧して固形化させ、前記絶縁基板の両面の各導体層相互を前記固形化させた粉体を介して接続することを特徴とする。
本発明によれば、絶縁基板の貫通孔に充填した粉体を加圧し固形化させるようにしたので、該固形化させた粉体によって貫通孔に対する密着性が高まり、各導体層相互間での導電性及び放熱性が向上し、電子部品搭載用基板として信頼性を高めることができる。
本発明の一実施形態を示す電子部品搭載用基板の製造工程図で、(a)は一方の銅板を接合した絶縁基板と他方の銅板との間に接着シートを配置した状態、(b)は(a)の3つの部材を重ね合わせて加熱プレスを行って積層体を形成している状態、(c)は(b)の積層体に貫通孔を形成した状態である。 図1に続く電子部品搭載用基板の製造工程図で、図1(c)の積層体の貫通孔に粉体を充填した後加圧し固形化させるまでを、(a),(b),(c)の順に示す。 図2(c)の工程の後に、銅板表面に金属メッキ層を形成し、所定の後工程を経て完成したプリント配線板に電子部品を実装した状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
まず、図1(a)に示すように、絶縁層となる例えばガラスエポキシなどからなる絶縁基板1の図中で上部側となる一方の面に、導体層としての銅板3を接合固定する。そして、この絶縁基板1及び銅板3と、絶縁基板1に対し銅板3と反対側に位置する導体層としての銅板9との間に、プリプレグで構成した接着シート11を配置した状態で、図1(b)に示すように、上下一対のプレス型10,20により加熱プレスし、絶縁基板1と銅板9とを互いに接合固定して積層体13を製造する。
その後、図1(c)に示すように、上記した積層板13に対しドリルやプレス加工などによって圧入孔となる貫通孔13aを形成する。なお、ここでの貫通孔13aは円形としている。このとき図示しないスルーホールとなる孔明け加工も同時に実施する。
次に、図2(a)に示すように、図1(c)の積層体13の貫通孔13a内に、導電性の例えば銅製の粉体15を充填する。なお、この銅製の粉体15には、銅材料に適した結合剤(バインダ)を適量混合しているものとし、結合剤としては例えばエポキシ系の合成樹脂を主体としたものとする。
上記粉体15の充填時には、積層体13は、銅板9を下側として受け側の加圧治具17上に載置し、銅板3側の貫通孔13aから粉体15を山盛り状態となるよう供給する。なお、この粉体15の供給については、図示しない適宜の自動供給機により行うことで、量産に適したものとなる。また、粉体15は、銅板3,9と同材質の銅製としてもよいが、銅製に限らず、アルミニウムやその合金、鉄やその合金など、熱伝導性のある導電性の材料であればよい。
続いて図2(b)に示すように、銅板3側から加圧治具19を用いて受け側の加圧治具17との間で粉体15を加圧することで、粉体15は図2(c)のように固形化して上下の銅板3,9と一体化する固形化物15Aとなる。
その後、図3に示すように、図2(c)の積層体13の両側における各銅板3,9の表面に銅などによる金属メッキ層21,23を形成するとともに、スルーホールの内面にも同様にして金属メッキ層を形成する。そして、上記金属メッキ層21,23に対してエッチング処理によって所要の回路パターンを形成した上で、所要の電子部品25を実装する。
このような金属メッキ層21,23を形成するなど、粉体加圧後の電子部品搭載用基板の製造工程で発生する熱によって、固形化物15Aの固形化が促進されてより確実に固形化することが可能となる。なお、この固形化促進のために、図2(b),(c)の粉体加圧時に加熱により溶融させてもよい。
上記のように粉体15が固形化した固形化物15Aは、前記した所要の回路パターンによって、電子部品25が実装される金属メッキ層21及び銅板3から銅板9及び金属メッキ層23に向けて電流を流す導電部材として機能すると同時に、電子部品25から発生する熱を金属メッキ層21及び銅板3から、銅板9及び金属メッキ層23に伝達して放熱する放熱部材としても機能する。
このように、本実施形態によれば、積層体13の貫通孔13aにて粉体15を加圧して固形化させるようにしたので、該固形化した固形化物15Aにより、貫通孔13aとの間に隙間が発生しにくくなって密着性が高まり、各導体層3,9相互間での導電性及び放熱性が向上し、電子部品搭載用基板として信頼性を高めることができる。また、上記固形化物15Aにより貫通孔13aに対する密着性が高まることで、耐振動性が向上して経時劣化にも有効となる。
1 絶縁基板
3,9 銅板(導体層)
13a 積層板の貫通孔
15 粉体
15A 粉体を固形化させた固形化物

Claims (4)

  1. 絶縁基板の両面に導体層をそれぞれ設けてこれら絶縁基板及び各導体層を貫通する貫通孔を形成し、前記貫通孔に導電性の粉体を充填した後、該粉体を前記貫通孔の両側から加圧して固形化させ、前記絶縁基板の両面の各導体層相互を前記固形化させた粉体を介して接続することを特徴とする電子部品搭載用基板の製造方法。
  2. 前記加圧した粉体に電子部品搭載用基板製造時での後工程で発生する熱が付与されて固形化を促進させることを特徴とする請求項1に記載の電子部品搭載用基板の製造方法。
  3. 前記粉体に結合剤を混入したものを前記貫通孔に充填することを特徴とする請求項1または2に記載の電子部品搭載用基板の製造方法。
  4. 絶縁基板の両面に導体層をそれぞれ設けてこれら絶縁基板及び各導体層を貫通する貫通孔を形成し、この貫通孔に導電性の粉体を固形化させた固形化物が収容され、この固形化物を介して前記絶縁基板の両面の各導体層相互が接続されていることを特徴とする電子部品搭載用基板。
JP2009241830A 2009-10-20 2009-10-20 電子部品搭載用基板の製造方法及び電子部品搭載用基板 Pending JP2011091117A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009241830A JP2011091117A (ja) 2009-10-20 2009-10-20 電子部品搭載用基板の製造方法及び電子部品搭載用基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009241830A JP2011091117A (ja) 2009-10-20 2009-10-20 電子部品搭載用基板の製造方法及び電子部品搭載用基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011091117A true JP2011091117A (ja) 2011-05-06

Family

ID=44109128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009241830A Pending JP2011091117A (ja) 2009-10-20 2009-10-20 電子部品搭載用基板の製造方法及び電子部品搭載用基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011091117A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1197841A (ja) * 1997-09-16 1999-04-09 Noda Screen:Kk プリント回路基板の製造方法
JPH11298106A (ja) * 1998-04-07 1999-10-29 Asahi Chem Ind Co Ltd ビアホール充填型両面プリント配線板およびその製造方法
JP2002151839A (ja) * 2000-11-09 2002-05-24 Nitto Denko Corp 両面回路基板の製造方法および多層配線基板
JP2006196599A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Digital Powder Systems Inc 基板両面の導通方法及び配線基板

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1197841A (ja) * 1997-09-16 1999-04-09 Noda Screen:Kk プリント回路基板の製造方法
JPH11298106A (ja) * 1998-04-07 1999-10-29 Asahi Chem Ind Co Ltd ビアホール充填型両面プリント配線板およびその製造方法
JP2002151839A (ja) * 2000-11-09 2002-05-24 Nitto Denko Corp 両面回路基板の製造方法および多層配線基板
JP2006196599A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Digital Powder Systems Inc 基板両面の導通方法及び配線基板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI294757B (en) Circuit board with a through hole wire, and forming method thereof
JP4992310B2 (ja) 積層基板の製造方法
US8152953B2 (en) Method of making printed wiring board and method of making printed circuit board unit
JP2012079994A (ja) 部品内蔵プリント配線板およびその製造方法
US20090294160A1 (en) Method of making printed wiring board and electrically-conductive binder
JPWO2008047918A1 (ja) 電子機器のパッケージ構造及びパッケージ製造方法
JP2014146650A (ja) 配線基板およびその製造方法
KR20140017699A (ko) 회로판, 및 회로판의 제조 방법
JP2011091111A (ja) 電子部品搭載用基板の製造方法及び電子部品搭載用基板
JP2010062199A (ja) 回路基板
JP2002246536A (ja) 三次元実装パッケージの製造方法、及びその製造用のパッケージモジュール
JP5581828B2 (ja) 積層回路基板および基板製造方法
JP2011187477A (ja) 金属ベース回路基板の製造方法及び金属ベース回路基板
WO2013137401A1 (ja) 電子部品搭載用基板の製造方法及び電子部品搭載用基板
KR100895241B1 (ko) 패키지용 기판 제조방법
JP2002232133A (ja) 基板の接続方法および接続構造並びに多層基板
JP2011091117A (ja) 電子部品搭載用基板の製造方法及び電子部品搭載用基板
JP2011091116A (ja) 電子部品搭載用基板の製造方法及び電子部品搭載用基板
JP5422337B2 (ja) 電子部品搭載用基板の製造方法及び電子部品搭載用基板
JP4591181B2 (ja) プリント配線板
JP2005072184A (ja) メタルコアと多層基板の複合基板
JP5380243B2 (ja) 電子部品搭載用基板の製造方法及び電子部品搭載用基板
JP2010062339A (ja) 部品内蔵配線板、部品内蔵配線板の製造方法
JP2007201035A (ja) 積層基板の製造方法
KR101455533B1 (ko) 부품실장형 인쇄회로기판 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140304