JP2011089541A - クラッチ装置及び車両用駆動装置 - Google Patents

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岐宣 鈴木
Hideaki Komada
英明 駒田
Hiroaki Ebuchi
弘章 江渕
Tomohito Ono
智仁 大野
Hirotatsu Kitahata
弘達 北畠
Takemasa Hata
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Abstract

【課題】動力の伝達効率を一定とすることが可能なクラッチ装置を提供する。
【解決手段】駆動機構21と係合機構22とが共通の軸線Axの回りに相対回転可能に配置され、駆動機構21は、軸線Axから径方向に所定距離離れた位置に設けられた第1係合部25を有し、係合機構22は、第1係合部25と軸線Ax方向に並ぶように設けられた第2係合部35を有し、第1及び第2係合部25、35が接触する係合位置と離間する解放位置との間で軸線Ax方向に移動可能であり、第2係合部35が第1係合部25に押し付けられるように第2係合部35よりも径方向内側の部分を押す付勢手段を備えたクラッチ装置20において、当該係合位置にて接触する第1係合部25の第1接触面25aと第2係合部35の第2接触面35aとのうち、それらの中央部が外周端及び内周端よりも、一方は後退するように形成された凹曲面であり、他方は突出するように形成された凸曲面である。
【選択図】図3A

Description

本発明は、係合部材同士を係合させ摩擦力により動力を伝達するクラッチ装置、及び車両用駆動装置に関する。
多板状のドリブンプレートと多板状のクラッチディスクとよりなるクラッチ接続部と、そのクラッチ接続部を押圧するピストンと、クラッチ接続部の背面にはクラッチ接続時の接続圧力を受けるためのプレッシャープレートとを設けている。上記ピストンはその押圧面に上記プレッシャープレートの解放端側に向けて突出した傾斜面、又は上記プレッシャープレートの受圧面における解放端側にクラッチ接続部に向けて突出した傾斜面のいずれか一方の傾斜面が曲面状である。曲線状の場合、クラッチ接続時においてその傾斜面がドリブンプレートに対して徐々に接触していくので、クラッチ接続が円滑となる。また、クラッチ接続時におけるドリブンプレートとクラッチディスクとの間の面圧を均一にすることができ、小型で、偏摩耗を生ぜず伝達効率に優れた湿式多板クラッチが知られている(特許文献1参照)。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2が存在する。
特開平7−77222号公報 特開2003−106343号公報
特許文献1の湿式多板クラッチにおいては、押圧初期はピストンの突出部での接触となり、押圧終期にて面あたりになるため、接触半径がずれてしまい動力の伝達効率が変化するという問題がある。
そこで、本発明は、動力の伝達効率を一定とすることが可能なクラッチ装置及び車両用駆動装置を提供することを目的とする。
本発明のクラッチ装置は、第1係合部材と第2係合部材とが共通の軸線の回りに相対回転可能に配置され、前記第1係合部材は、前記軸線から径方向に所定距離離れた位置に設けられた第1係合部を有し、前記第2係合部材は、前記第1係合部と前記軸線方向に並ぶように設けられた第2係合部を有するとともに、前記第1係合部と前記第2係合部とが接触する係合位置と前記第1係合部と前記第2係合部とが離間する解放位置との間で前記軸線方向に移動可能に設けられ、前記第2係合部が前記第1係合部に押し付けられるように前記第2係合部材の前記第2係合部よりも径方向内側の部分を押す付勢手段を備えたクラッチ装置において、前記第2係合部が接触する前記第1係合部の第1接触面及び前記第1係合部が接触する第2係合部の第2接触面のうち、一方の接触面はその中央部が外周端及び内周端よりも後退するように形成された凹曲面であり、他方の接触面はその中央部が外周端及び内周端よりも突出するように形成された凸曲面である(請求項1)。
本発明のクラッチ装置においては、第1接触面と第2接触面とは、一方が凸曲面で形成され、他方が凹曲面で形成されているため、接触初期から面あたりでの接触になる。また、付勢手段によって第2係合部が、第1係合部に押し付けられると、第1及び第2接触面はそれぞれ曲面であるため、第2係合部は第1係合部の曲面上で摺動する。第2係合部が摺動しても、それらの接触面はそれぞれ曲面で形成されているので、接触半径は変動せず、動力の伝達効率を一定とすることができる。
本発明のクラッチ装置は、第1係合部材と第2係合部材とが共通の軸線の回りに相対回転可能に配置され、前記第1係合部材は、前記軸線から径方向に所定距離離れた位置に設けられた第1係合部を有し、前記第2係合部材は、前記第1係合部と前記軸線方向に並ぶように設けられた第2係合部を有するとともに、前記第1係合部と前記第2係合部とが接触する係合位置と前記第1係合部と前記第2係合部とが離間する解放位置との間で前記軸線方向に移動可能に設けられ、前記第2係合部が前記第1係合部に押し付けられるように前記第2係合部材の前記第2係合部よりも径方向内側の部分を押す付勢手段を備えたクラッチ装置において、前記第2係合部が接触する前記第1係合部の第1接触面及び前記第1係合部が接触する第2係合部の第2接触面のうち、一方の接触面の径方向外側の端部には径方向外側に向かうに従って前記軸線方向に漸次突出して凹曲面を形成する凹曲部が設けられ、他方の接触面は径方向外側の端部及び径方向内側の端部が前記軸線方向にそれぞれ後退してそれら端部の間の部分が突出する凸曲面に形成されているものである(請求項2)。
本発明のクラッチ装置においては、第1接触面と第2接触面との径方向外側の端部は、一方には凹曲面を形成する凹曲部が設けられ、他方が凸曲面で形成されているため、接触初期から面あたりでの接触になる。また、第2接触面の面圧を下げることができる。さらに、付勢手段によって第2係合部が、第1係合部に押し付けられると、第1及び第2接触面の径方向外側の端部はそれぞれ曲面で形成されているため、第2係合部は第1係合部の曲部上で摺動する。第2係合部が摺動しても、それらの接触面の径方向外側の端部はそれぞれ曲面で形成されているので、接触半径は変動せず、動力の伝達効率を一定とすることができる。
本発明のクラッチ装置の一態様においては、前記一方の接触面の径方向内側の端部には、径方向内側に向かうに従って前記軸線方向に前記突出して凹曲面を形成する内周側凹曲部が設けらてもよい(請求項3)。この形態によれば、曲面の曲率半径を小さくすることができる。そのため、第1接触面と第2接触面とが接触するとき、その接触した部分の接線角度を大きくとることができる。
本発明のこれらのクラッチ装置の一態様においては、前記一方の接触面が前記第1接触面であり、前記他方の接触面が前記第2接触面であっててもよい(請求項4)。この形態によれば、第1接触面と第2接触面とが接触するとき、第2接触面が凸曲面で形成されているため、偏摩耗を抑制することできる。
本発明のこれらのクラッチ装置の一態様においては、前記一方の接触面が前記第2接触面であり、前記他方の接触面が前記第1接触面であってもよい(請求項5)。この形態によれば、第2係合部材の質量を低減することができるので、回転慣性を低減することができる。そのため、回転慣性による摩耗を抑制することができる。
これらの態様において、前記第2係合部は、磁性体製であり、前記第1係合部には、電磁コイルが設けられてもよい(請求項6)。
本発明の車両用駆動装置は、上述したクラッチ装置を備え、動力伝達経路中に設けられた電動機を回転不能にロックすることにより前記動力伝達経路から出力される出力回転数を前記動力伝達経路に入力される入力回転数より大きくするオーバードライブ状態に変更可能な車両用駆動装置において、前記第1係合部材は、所定の固定部材に回転不能に固定され、前記第2係合部材は、前記電動機と一体回転可能に接続されていることにより、上述した課題を解決する(請求項7)。
本発明の車両用駆動装置は、上述したクラッチ装置と、内燃機関と、電動機と、相互に差動可能な第1〜第4回転要素を有する差動機構と、前記差動機構から動力が出力される出力部材と、を備え、前記電動機は、前記差動機構の第1回転要素と一体に回転するように接続され、前記クラッチ装置の前記第1係合部材が所定の固定部材に回転不能に固定されるとともに、前記第2係合部材が前記差動機構の第2回転要素と一体に回転するように接続され、前記内燃機関は、前記差動機構の第3回転要素と一体に回転するように接続され、出力部材は、前記差動機構の第4回転要素と一体に回転するように接続され、前記差動機構は、各回転要素を共線図上に配列したときに前記第1回転要素、前記第2回転要素、前記第3回転要素、前記第4回転要素の順番で並ぶようにしてこれら各回転要素が相互に差動回転可能な状態で組み合わされていることにより、上述した課題を解決する(請求項8)。
以上説明したように、本発明のクラッチ装置においては、第1接触面と第2接触面とは、一方が凸曲面で形成され、他方が凹曲面で形成されているため、接触初期から面あたりでの接触になる。また、付勢手段によって第2係合部が、第1係合部に押し付けられると、第1及び第2接触面はそれぞれ曲面であるため、第2係合部は第1係合部の曲面上で摺動する。第2係合部が摺動しても、それらの接触面はそれぞれ曲面であるので、接触半径は変動せず、動力の伝達効率を一定とすることができる。
本発明の一形態に係る駆動装置が搭載された車両の全体構成を概略的に示す図。 図1に示された駆動装置の要部を詳細に示す図。 図2のロック装置の詳細を示した図であって、解放状態におけるロック装置を示す図。 図2のロック装置の詳細を示した図であって、係合状態におけるロック装置を示す図。 図2のロック装置の詳細を示した図であって、第2クラッチ板が駆動機構に押し付けられた状態におけるロック装置を示す図。 軸線方向から見た第1クラッチ板を示す図。 各クラッチ板を半径方向から見た状態を示した図であって、各クラッチ板の位相が一致している状態を示した図。 各クラッチ板を半径方向から見た状態を示した図であって、各クラッチ板の位相がずれている状態を示した図。 第2の形態に係る図2のロック装置の詳細を示した図であって、解放状態におけるロック装置を示す図。 第3の形態に係る図2のロック装置の詳細を示した図であって、解放状態におけるロック装置を示す図。 第4の形態に係る図2のロック装置の詳細を示した図であって、解放状態におけるロック装置を示す図。 差動機構を備えた車両用駆動装置の共線図。
(第1の形態)
図1は、本発明の一形態に係る駆動装置が搭載された車両の全体構成を概略的に示している。車両1はいわゆるハイブリッド車両として構成されている。周知のようにハイブリッド車両は、内燃機関を走行用の駆動力源として備えるとともに、電動機を他の走行用の駆動力源として備えた車両である。車両1に搭載されている駆動装置2は、内燃機関3と、電動機としての第1モータ・ジェネレータ4と、内燃機関3及び第1モータ・ジェネレータ4がそれぞれ連結された動力分配機構5と、車両1の駆動輪10に動力を出力するための出力ギア6とを備えている。また、駆動装置2には変速機構7を介して出力ギア6に連結された第2モータ・ジェネレータ8が設けられている。出力ギア6の動力は差動装置9を介して左右の駆動輪10に伝達される。
内燃機関3は、火花点火型の多気筒内燃機関として構成されており、その動力は入力軸11を介して動力分配機構5に伝達される。入力軸11と内燃機関3との間にはダンパ12が介在しており、内燃機関3のトルク変動はダンパ12にて吸収される。第1モータ・ジェネレータ4と第2モータ・ジェネレータ8とは同様の構成を持っていて、電動機としての機能と発電機としての機能とを兼ね備えている。第1モータ・ジェネレータ4は、固定部材であるケース13に固定されたステータ4aと、そのステータ4aの内周側に同軸に配置されたロータ4bとを備えている。第2モータ・ジェネレータ8も同様に、ケース13に固定されたステータ8aと、そのステータ8aの内周側に同軸に配置されたロータ8bとを備えている。
動力分配機構5は、相互に差動回転可能な3つの要素を持つシングルピニオン型の遊星歯車機構として構成されており、外歯歯車であるサンギアS1と、そのサンギアS1に対して同軸的に配置された内歯歯車であるリングギアR1と、これらのギアS1、R1に噛み合うP1を自転かつ公転自在に保持するキャリアC1とを備えている。この形態では、入力軸11がキャリアC1に、第1モータ・ジェネレータ4が連結部材14を介してサンギアS1に、出力ギア6がリングギアR1にそれぞれ連結されている。図2には、図1に示された駆動装置の要部を詳細に示している。連結部材14は中空状に構成されて、かつ入力軸11が挿入された状態で軸受15、16を介してケース13に支持されている。連結部材14の外周には第1モータ・ジェネレータ4のロータ4b(図2には不図示)が固定されている。
図1に示すように、減速機構7は、第2モータ・ジェネレータ8の回転を減速して出力ギア6に伝達するための機構であり、相互に差動回転可能な3つの要素を持つシングルピニオン型の遊星歯車機構として構成されている。減速機構7は外歯歯車であるサンギアS2と、そのサンギアS2に対して同軸的に配置された内歯歯車であるリングギアR2と、これらのギアS2、R2に噛み合うピニオンP2を自転かつ公転自在に保持するキャリアC2とを備えている。この形態では、サンギアS2が第2モータ・ジェネレータ8に、リングギアR2が出力ギア6にそれぞれ連結されており、キャリアC2はケース13に固定されている。これにより、第2モータ・ジェネレータ8の回転が減速されて出力ギア6に伝達されるとともに、第2モータ・ジェネレータ8の動力が増幅されて出力ギア6に伝達される。
駆動装置2には、第1モータ・ジェネレータ4がロックされる係合状態と、そのロックが解除される解放状態とに状態を切り替え可能なクラッチ装置としてのロック装置20が設けられている。図3A〜Cはロック装置20の詳細を示した図であり、図3Aは解放状態を、図3Bは係合状態を、図3Cは第2クラッチ板が駆動機構に押し付けられた状態をそれぞれ示している。ロック装置20は、第1係合部材としての駆動機構21と、第2係合部材としての係合機構22とを備えている。駆動機構21と係合機構22とは共通の軸線Axの回りを相対回転可能に配置されている。また、駆動機構21と係合機構22とはその軸線Ax方向において並ぶように設けられている。駆動機構21は係合機構22とケース13との間に介在しており、ケース13に対して固定されている。係合機構22には連結部材14が接続されており、連結部材14を介して第1モータ・ジェネレータ4のトルクが入力される。
駆動機構21には、ケース13に固定されたコイルハウジング23と、コイルハウジング23内に組み込まれた駆動手段としての電磁コイル24と、が設けられている。図3Aに示すように、コイルハウジング23は、軸線Axから径方向に所定の距離だけ離れた位置に設けられた第1係合部25を有している。第1係合部25は、係合機構22と接触する第1係合部25の第1接触面25aを有している。この第1接触面25aは曲面で形成されている。例えば、図3Aに示すように、その曲面はその中央部が外周端及び内周端よりも後退するように凹曲面で形成されている。
係合機構22は、回転部材としての第1クラッチ板30と、クラッチ部材としての第2クラッチ板31と、これらのクラッチ板30、31の間に介在する介在部材としての球状のカムボール32とを備えている。第1クラッチ板30と第2クラッチ板31とは、同軸上に互いに対向するように配置されている。また、各クラッチ板30、31は、円板状に構成されていて、各クラッチ板30、31の対向面にはカムボール32を保持するV字溝33、34が形成されている。第1クラッチ板30は、連結部材14に固定されている。第2クラッチ板31は、第1係合部25と軸線Ax方向に並ぶように設けられた第2係合部35を有している。また、第2係合部35は、前述した第1接触面25aと接触する係合機構22に相当する。さらに、第2係合部35は、その第1接触面25aと接触する第2係合部35の第2接触面35aを有している。この第2接触面35aは曲面で形成されている。例えば、図3Aに示すように、その曲面はその中央部が外周端及び内周端よりも突出するように凸曲面で形成されている。第2係合部35又は第2接触面35aは、磁性体で構成されている。
第2クラッチ板31は、図3Aに示すように第1接触面25aを有する第1係合部25と第2接触面35aを有する第2係合部35とが離間する解放位置と、図3Bに示すように第1接触面25aを有する第1係合部25と第2接触面35aを有する第2係合部35とが接触する係合位置との間で軸線Ax方向に移動可能に設けられている。また、その接触位置は、図3Aで説明すると、第1クラッチ板30及びカムボール32よりも径方向外側の位置に設けられている。
図4は第1クラッチ板30を軸線Ax方向から見た状態を示しており、図5及び図6は各クラッチ板30、31を半径方向から見た状態を示している。図5は各クラッチ板30、31の位相が一致している状態を、図6は各クラッチ板30、31の位相がずれている状態をそれぞれ示している。図4から明らかなように、第1クラッチ板30に設けられたV字溝33は、周方向に等間隔に6個並べられている。第2クラッチ板31に形成された他方のV字溝34も同様に周方向に等間隔に6個並べられている。各V字溝33、34は、第1クラッチ板30の中心線を含む断面で切断した場合には断面半円形をなしている(図3A〜C参照)。また、図4に示すように、第1クラッチ板30の軸線Ax方向から見ると、各V字溝33、34は、第1クラッチ板30の中心寄りの内側縁部と中心から離れた外側縁部とが同心の円弧をなすように湾曲している。さらに、図5及び図6に示すように、第1クラッチ板30の半径方向から見ると、各V字溝33、34はV字状に形成されていて、回転方向(図の上又は下方向)に関して深さが徐々に浅くなっている。
第2クラッチ板31の駆動機構21側には、駆動機構21から離れる方向に第2クラッチ板31を付勢する弾性部材としてのリターンスプリング36が設けられている。図3Aに示すように、第2クラッチ板31が解放位置にある場合、第2クラッチ板31と駆動機構21との間には所定の隙間Gが形成されている。そのため、ロック装置20が解放状態の場合は、第2クラッチ板31が第1クラッチ板30に接近する方向に押し付けられた状態で、第1クラッチ板30と第2クラッチ板31とが供回りする。また、支持用スナップリング37は、第1クラッチ板30、カムボール32、第2クラッチ板31及びリターンスプリング36を挟み込むように配置されている。
上述したように、第2係合部35又は第2接触面35aは磁性体製であるため、図3Aの状態で電磁コイル24に通電して励磁すると、電磁コイル24の磁力により第2クラッチ板31はリターンスプリング36の弾性力に抗して係合位置側に移動する。そして、第2クラッチ板31が係合位置に移動して第2接触面35aが第1接触面25aと接触すると、第2接触面35aと第1接触面25aとの間に摩擦力が生じるため、第2クラッチ板31が駆動機構21に対して停止する。つまり、図3Bに示すように、第1モータ・ジェネレータ4をロックする係合状態へ移行する。また、第1接触面25aは凹曲面で形成され、第2接触面35aは凸曲面で形成されているため、第1接触面25a及び第2接触面35aが接触初期から面あたりでの接触になる。
第1クラッチ板30にトルクが生じている場合、図6に示すように各クラッチ板30、31の位相がずれることにより、カムボール32がV字溝33、34内の浅い位置に移動して、第2クラッチ板31を駆動機構21に押し付ける力が発生する(図3Cの矢印A)。つまり、第2係合部35が第1係合部25に押し付けられるように係合機構22の第2係合部35よりも径方向内側の部分が押される(図3Cの矢印A)。これが、本発明の付勢手段として機能する。そのため、係合状態に移行した後に第1クラッチ板30に同じ方向のトルクが作用している限りにおいてその押し付け力は維持される。このように押し付け力を発生させることにより、係合機構22が本発明の付勢手段として機能する。この構成によれば、第2接触面35aと第1接触面25aとの接触点35bと、カムボール32が第2クラッチ板31を押す点32aとの位置がずれている。そのため、その押し付け力により、接触点35bが図3Cの矢印Bから矢印Cにずれる、即ち、第2接触面35a第1接触面25aの曲面に沿って摺動する。なお、V字溝33、34の傾斜角により押し付ける力が増加される。
この摺動には、以下の要件が必要となる。接触点35bにおいて、カムボール32の押し付け力の第1接触面25aの曲面に対する垂直分力から生じる摩擦抗力に対し、第2クラッチ板31を第1接触面25aの曲面に沿って摺動させるモーメントが大きくなるように、曲率半径を定めることが必要となる。また、第2接触面35a及び第1接触面25aの摩擦係数は小さい方が摺動し易いため、その摩擦係数は極力低く設定することが望ましい。
図1に示したように、ロック装置20に設けられた電磁コイル24の動作はコンピュータユニットとして構成された制御手段としてのロック制御装置40にて制御される。ロック制御装置40は、駆動装置2を制御するトランスミッションコントロールユニットなどの他のコンピュータユニットと兼用されてもよいし、ロック装置20の制御のために専用に設けられてもよい。ロック制御装置40には、車両1の車速に応じた信号を出力する車速センサ41と、駆動装置2の負荷(駆動力)に相関するアクセル開度に応じた信号を出力するアクセル開度センサ42とがそれぞれ接続されている。
以上の形態によれば、押し付け力によって、第2クラッチ板31が駆動機構21に押し付けられても、第2クラッチ板31が第1接触面25aの曲面に沿って摺動するので、第2接触面35aの外周側が開くのを抑制できる。そのため、電磁コイル24の磁力により第2クラッチ板31を係合位置側に移動する力の低下を抑制することができる。また、摺動することにより、接触点35bが図3Cの矢印Cにずれるので、局部の偏摩耗を抑制することができる。そのため、解放位置における第2クラッチ板31とコイルハウジング23との間の所定の隙間Gの拡大を防止することができる。さらに、摺動しても第2接触面35a及び第1接触面25aはそれぞれ曲面で形成されているので、接触半径は変動せず、動力の伝達効率を一定とすることができる。
(第2の形態)
次に、本発明の第2の形態を図7を参照して説明する。図7は第2の形態に係る図2のロック装置の詳細を示した図であって、解放状態におけるロック装置を示している。第1の形態と共通する構成については図7に同一の参照符号を付して説明を省略する。
図7に示すように、この形態は、第1接触面25aの径方向外側の端部には径方向外側に向かうに従って軸線Ax方向に漸次突出して凹曲面を形成する凹曲部が設けられ、第2接触面35aは径方向外側の端部及び径方向内側の端部が軸線Ax方向にそれぞれ後退してそれら端部の間の部分が突出する凸曲面に形成されている。
第1接触面25aと第2接触面35aとが係合位置に移動すると、第1の形態と同様に、第1モータ・ジェネレータ4をロックする係合状態へ移行する。また、第1接触面25aは凹曲面を形成する凹曲部が設けられ、第2接触面35aは凸曲部で形成されているため、第1接触面25a及び第2接触面35aが接触初期から面あたりでの接触になる。
第2の形態によれば、押し付け力によって、第2クラッチ板31が駆動機構21に押し付けられても、第2クラッチ板31が第1接触面25aの曲面に沿って摺動するので、第2接触面35aの外周側が開くのを抑制できる。そのため、電磁コイル24の磁力により第2クラッチ板31を係合位置側に移動する力の低下を抑制することができる。また、第1接触面25aは凹曲面を形成する凹曲部が設けられ、第2接触面35aは凸曲部で形成され、第1接触面25a及び第2接触面35aとが接触した場合の接触点35bが径方向外側に設定されている。そのため、面圧を下げることができる。これにより、摺動し易くなるので、局部での偏摩耗を抑制することができ、解放位置における第2クラッチ板31とコイルハウジング23との間の所定の隙間Gの拡大を防止することができる。さらに、摺動しても第2接触面35a及び第1接触面25aはそれぞれ曲面で形成されているので、接触半径は変動せず、動力の伝達効率を一定とすることができる。
(第3の形態)
次に、本発明の第3の形態を図8を参照して説明する。図8は第3の形態に係る図2のロック装置の詳細を示した図であって、解放状態におけるロック装置を示している。第1の形態と共通する構成については図8に同一の参照符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、この形態は、第1接触面25aの径方向外側の端部には径方向外側に向かうに従って軸線Ax方向に漸次突出して凹曲面を形成する外周側凹曲部が設けられ、第1接触面25aの径方向内側の端部には径方向内側に向かうに従って軸線Ax方向に漸次突出して凹曲面を形成する内周側凹曲部が設けられている。また、第2接触面35aは径方向外側の端部及び径方向内側の端部が軸線Ax方向にそれぞれ後退してそれら端部の間の部分が突出する凸曲面に形成されている。
第1接触面25aと第2接触面35aとが係合位置に移動すると、第1の形態と同様に、第1モータ・ジェネレータ4をロックする係合状態へ移行する。また、第1接触面25aは凹曲面を形成する外周側凹曲部及び凹曲面を形成する内周側凹曲部が設けられ、第2接触面35aは凸曲部で形成されているため、第1接触面25a及び第2接触面35aが接触初期から面あたりでの接触になる。
第3の形態によれば、押し付け力によって、第2クラッチ板31が駆動機構21に押し付けられても、第2クラッチ板31が第1接触面25aの曲面に沿って摺動するので、第2接触面35aの外周側が開くのを抑制できる。そのため、電磁コイル24の磁力により第2クラッチ板31を係合位置側に移動する力の低下を抑制することができる。また、接触面25a、35aの一部を曲面とすることにより、曲面の曲率半径を小さくすることができる。そのため、第1接触面25a及び第2接触面35aとが接触した場合の接触点35bでの接線角度を大きくとることができるので、第2クラッチ板31が第1接触面25aの曲面に沿って摺動し易くなる。これにより、局部での偏摩耗を抑制することができ、解放位置における第2クラッチ板31とコイルハウジング23との間の所定の隙間Gの拡大を防止することができる。
(第4の形態)
次に、本発明の第4の形態を図9を参照して説明する。図9は第4の形態に係る図2のロック装置の詳細を示した図であって、解放状態におけるロック装置を示している。第1の形態と共通する構成については図9に同一の参照符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、この形態は、第1接触面25aは、その中央部が外周端及び内周端よりも突出するように凸曲面で形成されている。第2接触面35aは、その中央部が外周端及び内周端よりも後退するように凹曲面で形成されている。すなわち、第1の形態の第1接触面25aと第2接触面35aとが、逆の場合の形態である。
第1接触面25aと第2接触面35aとが係合位置に移動すると、第1の形態と同様に、第1モータ・ジェネレータ4をロックする係合状態へ移行する。また、第1接触面25aは凸曲面で形成され、第2接触面35aは凹曲面で形成されているため、第1接触面25a及び第2接触面35aが接触初期から面あたりでの接触になる。
押し付け力によって、第2クラッチ板31が駆動機構21に押し付けられても、第2クラッチ板31が第1接触面25aの曲面に沿って摺動するので、第2接触面35aの外周側が開くのを抑制できる。そのため、電磁コイル24の磁力により第2クラッチ板31を係合位置側に移動する力の低下を抑制することができる。また、摺動することにより、局部の偏摩耗を抑制することができる。さらに、第2クラッチ板31の質量を低減することができるので、回転慣性を低減することができる。これにより、回転慣性による摩耗をも抑制することができる。そのため、解放位置における第2クラッチ板31とコイルハウジング23との間の所定の隙間Gの拡大を防止することができる。さらに、摺動しても第2接触面35a及び第1接触面25aはそれぞれ曲面で形成されているので、接触半径は変動せず、動力の伝達効率を一定とすることができる。
本発明は、上述した形態に限定されることなく、種々の形態にて実施することができる。上述した第2〜第3の形態では、第1接触面25aを凹曲面を形成する凹曲部と、第2接触面35aを凸曲面としたが、逆にしてもよい。これにより、第2クラッチ板31の質量を低減することができるので、回転慣性を低減することができる。これにより、回転慣性による摩耗を抑制することができる。
上述した形態では、駆動機構をケースに固定してクラッチ装置を第1モータ・ジェネレータをロックするためのロック装置として機能させたが、このクラッチ装置は回転運動が伝達される種々の動力伝達経路中に設けられてもよい。この場合、係合機構及び駆動機構の両方がそれぞれ異なる回転体に設けられてもよい。
本発明のクラッチ装置が組み込まれる車両用駆動装置は、上述したものに限定されない。例えば、内燃機関から出力ギアまでの動力伝達経路中に配置されたモータ・ジェネレータを回転不能にロックすることによって出力ギアの回転数を内燃機関の回転数よりも高くする、いわゆるオーバードライブ状態にすることが可能な駆動装置に組み込んでもよい。この場合も上述した形態と同様に、クラッチ装置の係合機構をモータ・ジェネレータのロータと一体回転するように設け、駆動機構をケースに固定すればよい。このようにクラッチ装置を設け、クラッチ装置の状態を切り替えることにより、駆動装置をオーバードライブ状態にしたり、その状態を解除したりすることができる。
また、本発明は、相互に差動可能な4つの回転要素を備え、各回転要素が共線図上において図10に示した順番で並ぶように組み合わされる差動機構を備えた車両用駆動装置に適用してもよい。図10に示したようにこの駆動装置では、第1回転要素がモータ・ジェネレータと、第2回転要素がクラッチ装置の係合機構と、第3回転要素が内燃機関と、第4回転要素が出力ギアとそれぞれ一体に回転するように接続される。このような差動機構は、例えば2つの遊星歯車機構を組み合わせることによって構成すればよい。この駆動装置においてもクラッチ装置を係合状態に切り替えることによって出力ギアの回転数を内燃機関の回転数より高くすることができる。そのため、クラッチ装置の状態を切り替えることにより、駆動装置をオーバードライブ状態にしたり、その状態を解除したりすることができる。
係合部材を駆動する駆動手段は電磁コイルに限定されない。モータ等の種々のアクチュエータを使用してよい。
2 駆動装置
4 第1モータ・ジェネレータ(電動機、第1MG)
13 ケース(固定部材)
20 ロック装置(クラッチ装置)
21 駆動機構(第1係合部材)
22 係合機構(第2係合部材、付勢手段)
23 リターンスプリング(弾性部材)
24 電磁コイル(駆動手段)
25 第1係合部
25a 第1接触面
30 第1クラッチ板(回転部材)
31 第2クラッチ板(クラッチ部材)
32 カムボール(介在部材)
33 V字溝
34 V字溝
35 第2係合部
35a 第2接触面
35b 接触点
40 ロック制御装置(制御手段)

Claims (8)

  1. 第1係合部材と第2係合部材とが共通の軸線の回りに相対回転可能に配置され、
    前記第1係合部材は、前記軸線から径方向に所定距離離れた位置に設けられた第1係合部を有し、
    前記第2係合部材は、前記第1係合部と前記軸線方向に並ぶように設けられた第2係合部を有するとともに、前記第1係合部と前記第2係合部とが接触する係合位置と前記第1係合部と前記第2係合部とが離間する解放位置との間で前記軸線方向に移動可能に設けられ、
    前記第2係合部が前記第1係合部に押し付けられるように前記第2係合部材の前記第2係合部よりも径方向内側の部分を押す付勢手段を備えたクラッチ装置において、
    前記第2係合部が接触する前記第1係合部の第1接触面及び前記第1係合部が接触する第2係合部の第2接触面のうち、一方の接触面はその中央部が外周端及び内周端よりも後退するように形成された凹曲面であり、他方の接触面はその中央部が外周端及び内周端よりも突出するように形成された凸曲面であるクラッチ装置。
  2. 第1係合部材と第2係合部材とが共通の軸線の回りに相対回転可能に配置され、
    前記第1係合部材は、前記軸線から径方向に所定距離離れた位置に設けられた第1係合部を有し、
    前記第2係合部材は、前記第1係合部と前記軸線方向に並ぶように設けられた第2係合部を有するとともに、前記第1係合部と前記第2係合部とが接触する係合位置と前記第1係合部と前記第2係合部とが離間する解放位置との間で前記軸線方向に移動可能に設けられ、
    前記第2係合部が前記第1係合部に押し付けられるように前記第2係合部材の前記第2係合部よりも径方向内側の部分を押す付勢手段を備えたクラッチ装置において、
    前記第2係合部が接触する前記第1係合部の第1接触面及び前記第1係合部が接触する第2係合部の第2接触面のうち、一方の接触面の径方向外側の端部には径方向外側に向かうに従って前記軸線方向に漸次突出して凹曲面を形成する凹曲部が設けられ、他方の接触面は径方向外側の端部及び径方向内側の端部が前記軸線方向にそれぞれ後退してそれら端部の間の部分が突出する凸曲面に形成されているクラッチ装置。
  3. 前記一方の接触面の径方向内側の端部には、径方向内側に向かうに従って前記軸線方向に前記突出して凹曲面を形成する内周側凹曲部が設けられている請求項2に記載のクラッチ装置。
  4. 前記一方の接触面が前記第1接触面であり、前記他方の接触面が前記第2接触面である請求項1〜3のいずれか一項に記載のクラッチ装置。
  5. 前記一方の接触面が前記第2接触面であり、前記他方の接触面が前記第1接触面である請求項1〜3のいずれか一項に記載のクラッチ装置。
  6. 前記第2係合部は、磁性体製であり、
    前記第1係合部には、電磁コイルが設けられている請求項1〜5のいずれか一項に記載のクラッチ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のクラッチ装置を備え、
    動力伝達経路中に設けられた電動機を回転不能にロックすることにより前記動力伝達経路から出力される出力回転数を前記動力伝達経路に入力される入力回転数より大きくするオーバードライブ状態に変更可能な車両用駆動装置において、
    前記第1係合部材は、所定の固定部材に回転不能に固定され、
    前記第2係合部材は、前記電動機と一体回転可能に接続されている車両用駆動装置。
  8. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のクラッチ装置と、内燃機関と、電動機と、相互に差動可能な第1〜第4回転要素を有する差動機構と、前記差動機構から動力が出力される出力部材と、を備え、
    前記電動機は、前記差動機構の第1回転要素と一体に回転するように接続され、
    前記クラッチ装置の前記第1係合部材が所定の固定部材に回転不能に固定されるとともに、前記第2係合部材が前記差動機構の第2回転要素と一体に回転するように接続され、
    前記内燃機関は、前記差動機構の第3回転要素と一体に回転するように接続され、
    出力部材は、前記差動機構の第4回転要素と一体に回転するように接続され、
    前記差動機構は、各回転要素を共線図上に配列したときに前記第1回転要素、前記第2回転要素、前記第3回転要素、前記第4回転要素の順番で並ぶようにしてこれら各回転要素が相互に差動回転可能な状態で組み合わされている車両用駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012255519A (ja) * 2011-06-10 2012-12-27 Jtekt Corp クラッチ

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