JP2011088345A - 液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録ヘッドのフラッシング動作により生じるインクのミスト発生や、インクの堆
積を抑制するフラッシングボックスを備えた液体噴射装置を提供する。
【解決手段】ノズル面に形成されたノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドと、ノズル
から噴射される液体を受容する液体受容手段とを備える液体噴射装置であって、液体受容
手段は、液体噴射ヘッドから噴射される液体を受容する開口部と、一端部が回転機構によ
り保持され前記液体噴射ヘッドから噴射される液体が着弾する受面を有する液体受け部と
、受面に着弾した液体を洗浄する洗浄液を貯留する液体貯留部とを備え、液体受け部は他
端部が前記液体貯留部に貯留される洗浄液に浸る長さを有し、開口部を閉塞する状態にお
いて前記ノズル面と平行となる構成とした。
【選択図】図1
積を抑制するフラッシングボックスを備えた液体噴射装置を提供する。
【解決手段】ノズル面に形成されたノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドと、ノズル
から噴射される液体を受容する液体受容手段とを備える液体噴射装置であって、液体受容
手段は、液体噴射ヘッドから噴射される液体を受容する開口部と、一端部が回転機構によ
り保持され前記液体噴射ヘッドから噴射される液体が着弾する受面を有する液体受け部と
、受面に着弾した液体を洗浄する洗浄液を貯留する液体貯留部とを備え、液体受け部は他
端部が前記液体貯留部に貯留される洗浄液に浸る長さを有し、開口部を閉塞する状態にお
いて前記ノズル面と平行となる構成とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、インクジェットプリンター等の液体噴射装置に関し、特に、フラッシング動
作に伴い噴射されるインクを受容するフラッシングボックスを備える液体噴射装置に関す
る。
作に伴い噴射されるインクを受容するフラッシングボックスを備える液体噴射装置に関す
る。
液体噴射装置の一形態であるインクジェット式プリンター(以下、単にプリンターとい
う。)は、プリンターの長手方向に設けられたガイド軸に沿って移動するキャリッジと、
キャリッジに搭載され、インクタンクから供給されるインクを噴射する記録ヘッドとを備
え、記録ヘッドに設けられたノズルからインクを噴射することにより、例えば紙等の被記
録媒体に文字やイラスト等を記録する。
このようなプリンターでは、記録休止中等に記録ヘッドのノズル内に存在するインク中
のインク溶媒が揮発してインクが増粘することで、ノズルが目詰まりしてドット抜け等の
印刷不良を招くことがある。また、長時間の連続的な記録動作により、記録ヘッドのノズ
ルやインクの搬送流路内に気泡が生じることでノズルが目詰まりしてドット抜け等の印刷
不良を招くことがある。
このような不具合を解消するため、プリンターには記録ヘッドのメンテナンスを行うキ
ャッピング装置とフラッシングボックスとを備えたメンテナンスユニットが設けられる。
キャッピング装置は、記録ヘッドのノズル面と密着してノズルを覆い密閉するキャップ
を備え、印刷の休止時にはノズル内のインクの乾燥を防止する蓋体としての機能と、ノズ
ル面を覆って密封し、キャッピング本体とノズル面との空間の空気を吸引ポンプにより負
圧を印加してノズル面側から空気とともにノズル内のインクを強制的に吸引,排出してノ
ズルの目詰まりを解消するクリーニング機能とを有している。
一方、フラッシングボックスは、特許文献1に示すように印刷とは無関係にインクを吐
出させるフラッシング動作により吐出されたインクを受容する上方開口の箱体であって、
開口部を閉塞するように設けられたインク受け板を備える。インク受け板は上方から吐出
されるインクを受け止めつつ回転し、箱体下部の液体貯留部に流下させる構成である。
しかしながら、上記構成におけるインク受け板は常に乾いた状態でインクを受けるため
、インク受け板に着弾したインクがミストとなり易く、フラッシングボックス外へインク
が飛散するという不都合が生じる。また、高粘度のインクがインク受け板に着弾した場合
、インク受け板の回転によってもインクを液体貯留部に流下させることが困難な場合があ
り、インクの顔料などがインク受け面に堆積する恐れがあった。
う。)は、プリンターの長手方向に設けられたガイド軸に沿って移動するキャリッジと、
キャリッジに搭載され、インクタンクから供給されるインクを噴射する記録ヘッドとを備
え、記録ヘッドに設けられたノズルからインクを噴射することにより、例えば紙等の被記
録媒体に文字やイラスト等を記録する。
このようなプリンターでは、記録休止中等に記録ヘッドのノズル内に存在するインク中
のインク溶媒が揮発してインクが増粘することで、ノズルが目詰まりしてドット抜け等の
印刷不良を招くことがある。また、長時間の連続的な記録動作により、記録ヘッドのノズ
ルやインクの搬送流路内に気泡が生じることでノズルが目詰まりしてドット抜け等の印刷
不良を招くことがある。
このような不具合を解消するため、プリンターには記録ヘッドのメンテナンスを行うキ
ャッピング装置とフラッシングボックスとを備えたメンテナンスユニットが設けられる。
キャッピング装置は、記録ヘッドのノズル面と密着してノズルを覆い密閉するキャップ
を備え、印刷の休止時にはノズル内のインクの乾燥を防止する蓋体としての機能と、ノズ
ル面を覆って密封し、キャッピング本体とノズル面との空間の空気を吸引ポンプにより負
圧を印加してノズル面側から空気とともにノズル内のインクを強制的に吸引,排出してノ
ズルの目詰まりを解消するクリーニング機能とを有している。
一方、フラッシングボックスは、特許文献1に示すように印刷とは無関係にインクを吐
出させるフラッシング動作により吐出されたインクを受容する上方開口の箱体であって、
開口部を閉塞するように設けられたインク受け板を備える。インク受け板は上方から吐出
されるインクを受け止めつつ回転し、箱体下部の液体貯留部に流下させる構成である。
しかしながら、上記構成におけるインク受け板は常に乾いた状態でインクを受けるため
、インク受け板に着弾したインクがミストとなり易く、フラッシングボックス外へインク
が飛散するという不都合が生じる。また、高粘度のインクがインク受け板に着弾した場合
、インク受け板の回転によってもインクを液体貯留部に流下させることが困難な場合があ
り、インクの顔料などがインク受け面に堆積する恐れがあった。
そこで、本発明は上記課題を解決するため、記録ヘッドのフラッシング動作により生じ
るインクのミスト発生や、インクの堆積を抑制するフラッシングボックスを備えた液体噴
射装置を提供する。
るインクのミスト発生や、インクの堆積を抑制するフラッシングボックスを備えた液体噴
射装置を提供する。
本発明の第1の構成として、ノズル面に形成されたノズルから液体を噴射する液体噴射
ヘッドと、前記ノズルから噴射される液体を受容する液体受容手段とを備える液体噴射装
置であって、前記液体受容手段は、前記液体噴射ヘッドから噴射される液体を受容する開
口部と、一端部が回転機構により保持され、前記液体噴射ヘッドから噴射される液体が着
弾する受面を有する液体受け部と、前記受面に着弾した液体を洗浄する洗浄液を貯留する
液体貯留部とを備え、前記液体受け部は他端部が前記液体貯留部に貯留される洗浄液に浸
る長さを有し、前記開口部を閉塞する状態において前記ノズル面と平行となる構成とした
。
本発明によれば、一端部が回転機構により保持され、液体噴射ヘッドから噴射される液
体が着弾する受面を有する液体受け部が、他端部が貯留部に貯留される洗浄液に浸る長さ
を有することから、回転機構による回転動作により液体受け部の他端部を洗浄液に浸すこ
とが可能となり、液体が着弾する受面を洗浄液により直接洗浄することができるとともに
、液体が着弾する受面を保湿状態に保つことができる。
さらに、液体受け部が、開口部を閉塞する状態において開口部と平行となることから、
ノズルからの液体の噴射距離を一定に保つことができ、ミスト発生を抑制することができ
る。
ヘッドと、前記ノズルから噴射される液体を受容する液体受容手段とを備える液体噴射装
置であって、前記液体受容手段は、前記液体噴射ヘッドから噴射される液体を受容する開
口部と、一端部が回転機構により保持され、前記液体噴射ヘッドから噴射される液体が着
弾する受面を有する液体受け部と、前記受面に着弾した液体を洗浄する洗浄液を貯留する
液体貯留部とを備え、前記液体受け部は他端部が前記液体貯留部に貯留される洗浄液に浸
る長さを有し、前記開口部を閉塞する状態において前記ノズル面と平行となる構成とした
。
本発明によれば、一端部が回転機構により保持され、液体噴射ヘッドから噴射される液
体が着弾する受面を有する液体受け部が、他端部が貯留部に貯留される洗浄液に浸る長さ
を有することから、回転機構による回転動作により液体受け部の他端部を洗浄液に浸すこ
とが可能となり、液体が着弾する受面を洗浄液により直接洗浄することができるとともに
、液体が着弾する受面を保湿状態に保つことができる。
さらに、液体受け部が、開口部を閉塞する状態において開口部と平行となることから、
ノズルからの液体の噴射距離を一定に保つことができ、ミスト発生を抑制することができ
る。
本発明の第2の構成として、前記液体受け部の他端部が前記液体貯留部に貯留される洗
浄液を汲み上げる汲み上げ部を有する構成とした。
本発明によれば、前記構成から生じる効果に加え、液体受け部の他端部が汲み上げ部を
有することにより、回転機構による回転動作により貯留部に貯留される洗浄液をより多く
汲み上げることができる。
よって、より効果的に受面を洗浄液により直接洗浄することができるとともに、液体が
着弾する受面を保湿状態に保つことができる。
浄液を汲み上げる汲み上げ部を有する構成とした。
本発明によれば、前記構成から生じる効果に加え、液体受け部の他端部が汲み上げ部を
有することにより、回転機構による回転動作により貯留部に貯留される洗浄液をより多く
汲み上げることができる。
よって、より効果的に受面を洗浄液により直接洗浄することができるとともに、液体が
着弾する受面を保湿状態に保つことができる。
本発明の第3の構成として、前記液体受け部の受面が前記液体貯留部に貯留される洗浄
液を保持する溝を有する構成とした。
本発明によれば、前記構成から生じる効果に加え、液体受け部の受面上に存在する洗浄
液を必要以上に流出させることなく長時間保持することができ、保湿状態を長時間保つこ
とができる。
液を保持する溝を有する構成とした。
本発明によれば、前記構成から生じる効果に加え、液体受け部の受面上に存在する洗浄
液を必要以上に流出させることなく長時間保持することができ、保湿状態を長時間保つこ
とができる。
本発明の第4の構成として、前記液体受け部の受面が前記洗浄液を保持する吸収材を備
える構成とした。
本発明によれば、前記構成から生じる効果に加え、受面に保持された吸収材が噴射され
た液体を吸収することによりミストの発生をより効果的に抑制することができる。また、
吸収材は液体受面の回転動作により洗浄剤に浸るため、吸収した液体を効果的に洗浄する
ことができる。
える構成とした。
本発明によれば、前記構成から生じる効果に加え、受面に保持された吸収材が噴射され
た液体を吸収することによりミストの発生をより効果的に抑制することができる。また、
吸収材は液体受面の回転動作により洗浄剤に浸るため、吸収した液体を効果的に洗浄する
ことができる。
本発明の第5の構成として、前記液体受け部は、前記液体噴射ヘッド側に設けられた回
転駆動機構により回転し、前記液体噴射ヘッドが前記開口部の上方に位置したときに前記
ノズル面と平行となる構成とした。
本発明によれば、液体受け部が液体噴射ヘッド側に設けられた回転駆動機構により回転
することから、液体受け部を回転させるための動力を不要とすることができるとともに、
液体受け部の回転動作が液体噴射ヘッドの位置に対応したものとなる。特に、液体受け部
が液体噴射ヘッドが開口部の上方に位置したときにノズル面と平行となることにより、ノ
ズルからの液体の噴射距離を一定に保つことができ、ミスト発生を抑制することができる
。
転駆動機構により回転し、前記液体噴射ヘッドが前記開口部の上方に位置したときに前記
ノズル面と平行となる構成とした。
本発明によれば、液体受け部が液体噴射ヘッド側に設けられた回転駆動機構により回転
することから、液体受け部を回転させるための動力を不要とすることができるとともに、
液体受け部の回転動作が液体噴射ヘッドの位置に対応したものとなる。特に、液体受け部
が液体噴射ヘッドが開口部の上方に位置したときにノズル面と平行となることにより、ノ
ズルからの液体の噴射距離を一定に保つことができ、ミスト発生を抑制することができる
。
本発明の第6の構成として前記液体噴射装置が前記液体貯留部に洗浄液を補給する洗浄
液補給手段を備える構成とした。
本発明によれば、液体貯留部に洗浄液を補給する洗浄液補給手段を備えることから、液
体貯留部内の洗浄液が蒸発してなくなることを防止することができる。
液補給手段を備える構成とした。
本発明によれば、液体貯留部に洗浄液を補給する洗浄液補給手段を備えることから、液
体貯留部内の洗浄液が蒸発してなくなることを防止することができる。
なお、上記発明の概要は、本発明の必要な特徴のすべてを列挙したものではなく、これ
らの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。また、以下、発明の実施形態
を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するも
のではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らず、選択的に採用される構成又は工程をも含むものである。
らの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。また、以下、発明の実施形態
を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するも
のではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らず、選択的に採用される構成又は工程をも含むものである。
以下、発明の実施の形態を用いて本発明を説明する。
図1は、液体噴射装置の一形態であるプリンター装置1の内部構成を示す斜視図である
。
同図においてプリンター装置1は、いわゆるオフキャリッジ型の記録装置であり、紙等
の被記録媒体12を搬送する搬送ローラー11が接続された搬送モーター2と、搬送ロー
ラー11の上方において筐体9の長手方向に延長して架設されるキャリッジガイド軸4と
、キャリッジガイド軸4に支持され、駆動モーター7の駆動によってキャリッジガイド軸
4の延長方向(主走査方向)に往復動作するキャリッジ3と、キャリッジ3に接続され両
端部が駆動プーリー5aと遊星プーリー5bとに架け渡される駆動ベルト6と、駆動プー
リー5aに接続される駆動モーター7と、インクチューブ10によってキャリッジ3と接
続されるインクタンク8とを備える。
図1は、液体噴射装置の一形態であるプリンター装置1の内部構成を示す斜視図である
。
同図においてプリンター装置1は、いわゆるオフキャリッジ型の記録装置であり、紙等
の被記録媒体12を搬送する搬送ローラー11が接続された搬送モーター2と、搬送ロー
ラー11の上方において筐体9の長手方向に延長して架設されるキャリッジガイド軸4と
、キャリッジガイド軸4に支持され、駆動モーター7の駆動によってキャリッジガイド軸
4の延長方向(主走査方向)に往復動作するキャリッジ3と、キャリッジ3に接続され両
端部が駆動プーリー5aと遊星プーリー5bとに架け渡される駆動ベルト6と、駆動プー
リー5aに接続される駆動モーター7と、インクチューブ10によってキャリッジ3と接
続されるインクタンク8とを備える。
搬送モーター2は搬送ローラー11と接続され、搬送モーター2の駆動により被記録媒
体12をキャリッジガイド軸4の延長方向と直交する方向(副走査方向)に搬送する。キ
ャリッジ3は、後述の回転駆動機構と、底面3bに記録ヘッド13を備え、下面に複数の
ノズル開口13bが開設されたノズル面13aが形成される。インクタンク8は、複数の
インクカートリッジ14a乃至14fを収容する。各インクカートリッジ14a乃至14
fに収容されるインクは、インクタンク8の背面部に設けられた雌コネクタの各流路から
接続チューブ16を介して、インクチューブ10内に流入し、キャリッジ3と接続される
コネクタ19を経てノズル開口13bから噴射される。インクチューブ10及び接続チュ
ーブ16は、押出成形により成形され、インク流路が6個並列に連なって一体成形された
可撓性を有するチューブであって、キャリッジ3の主走査方向への往復動作に追従するよ
うにJ字又はU字状に撓む。
上記構成からなるプリンター装置1による印刷が開始されると、駆動モーター7の駆動
によりキャリッジ3がキャリッジガイド軸4上を記録領域P1内において往復移動し、か
つ、インクタンク8側から印加される圧力により、記録ヘッド13に形成されたノズル開
口からブラック,シアン,マゼンダ,イエロー等のインクを噴射し、搬送モーター2が被
記録媒体12を副走査方向に搬送することにより、被記録媒体12上に文字、イラスト等
の表示が記録される。
体12をキャリッジガイド軸4の延長方向と直交する方向(副走査方向)に搬送する。キ
ャリッジ3は、後述の回転駆動機構と、底面3bに記録ヘッド13を備え、下面に複数の
ノズル開口13bが開設されたノズル面13aが形成される。インクタンク8は、複数の
インクカートリッジ14a乃至14fを収容する。各インクカートリッジ14a乃至14
fに収容されるインクは、インクタンク8の背面部に設けられた雌コネクタの各流路から
接続チューブ16を介して、インクチューブ10内に流入し、キャリッジ3と接続される
コネクタ19を経てノズル開口13bから噴射される。インクチューブ10及び接続チュ
ーブ16は、押出成形により成形され、インク流路が6個並列に連なって一体成形された
可撓性を有するチューブであって、キャリッジ3の主走査方向への往復動作に追従するよ
うにJ字又はU字状に撓む。
上記構成からなるプリンター装置1による印刷が開始されると、駆動モーター7の駆動
によりキャリッジ3がキャリッジガイド軸4上を記録領域P1内において往復移動し、か
つ、インクタンク8側から印加される圧力により、記録ヘッド13に形成されたノズル開
口からブラック,シアン,マゼンダ,イエロー等のインクを噴射し、搬送モーター2が被
記録媒体12を副走査方向に搬送することにより、被記録媒体12上に文字、イラスト等
の表示が記録される。
図2は、記録ヘッド13のノズル面13aにおけるノズル開口13bの配列を示す。
同図に示すように、ノズル面13aには、ノズル開口13bが直線配列したノズル列1
3cが記録ヘッド3の主走査方向と直交する方向に所定間隔隔てて複数列設けられる。ま
た、各ノズル列13cは、副走査方向にずれて設けられる。
同図に示すように、ノズル面13aには、ノズル開口13bが直線配列したノズル列1
3cが記録ヘッド3の主走査方向と直交する方向に所定間隔隔てて複数列設けられる。ま
た、各ノズル列13cは、副走査方向にずれて設けられる。
また、プリンター装置1には、被記録媒体12への印刷が可能な範囲である記録領域P
1と、被記録媒体12への印刷が不可能な範囲である非記録領域P2とが存在し、非記録
領域P2内には、キャッピング装置24とフラッシングボックス30が配置される。
キャッピング装置24は、記録ヘッド13のノズル面13aを図外のキャップ体により
封止して密閉状態とすることにより、ノズル開口13bの乾燥を防止する保湿機能と、密
閉状態において吸引ポンプ27からの負圧をノズル開口13bに作用させてノズルからイ
ンクを強制的に吸引,排出する吸引機能を備える。キャッピング装置24のキャップ体は
、図外の昇降機構によりノズル面13aに対して近接,離間可能であって、キャリッジ3
がキャッピング装置24上に停止した状態においてキャップ体が上昇することによりノズ
ル面13aを封止する。なお、キャッピング装置24とフラッシングボックス30との間
には、図外のワイピング部材が設けられ、記録ヘッド13のノズル開口面13aのインク
を払拭する。
1と、被記録媒体12への印刷が不可能な範囲である非記録領域P2とが存在し、非記録
領域P2内には、キャッピング装置24とフラッシングボックス30が配置される。
キャッピング装置24は、記録ヘッド13のノズル面13aを図外のキャップ体により
封止して密閉状態とすることにより、ノズル開口13bの乾燥を防止する保湿機能と、密
閉状態において吸引ポンプ27からの負圧をノズル開口13bに作用させてノズルからイ
ンクを強制的に吸引,排出する吸引機能を備える。キャッピング装置24のキャップ体は
、図外の昇降機構によりノズル面13aに対して近接,離間可能であって、キャリッジ3
がキャッピング装置24上に停止した状態においてキャップ体が上昇することによりノズ
ル面13aを封止する。なお、キャッピング装置24とフラッシングボックス30との間
には、図外のワイピング部材が設けられ、記録ヘッド13のノズル開口面13aのインク
を払拭する。
フラッシングボックス30は、液体受容手段の一例であって、記録ヘッド13のフラッ
シング動作により噴射されるインクを受容する上方開口の箱体である。
ここで、フラッシング動作とは、電源投入時や印刷動作中に実行される記録ヘッド13
からインクを噴射してノズル開口13bをクリーニングする動作であって、キャリッジ3
がフラッシングボックス30の上方に停止した後に、印刷とは無関係にインクをフラッシ
ングボックス30に対して噴射する動作である。フラッシング動作により噴射されたイン
クは、フラッシングボックス30が備える後述のインク受け板33に着弾し、フラッシン
グボックス30内部に回収される。
シング動作により噴射されるインクを受容する上方開口の箱体である。
ここで、フラッシング動作とは、電源投入時や印刷動作中に実行される記録ヘッド13
からインクを噴射してノズル開口13bをクリーニングする動作であって、キャリッジ3
がフラッシングボックス30の上方に停止した後に、印刷とは無関係にインクをフラッシ
ングボックス30に対して噴射する動作である。フラッシング動作により噴射されたイン
クは、フラッシングボックス30が備える後述のインク受け板33に着弾し、フラッシン
グボックス30内部に回収される。
図3は、図1に示すプリンター装置1の電気的な接続例を示す。
プリンター装置1の制御装置100は、ローカルプリンターケーブル又は通信ネットワ
ーク回線を介してコンピューター200のプリンタードライバー201に接続されている
。プリンタードライバー201は、プリンター装置1の各構成要素に対して印刷やインク
吸引動作あるいはフラッシング動作を実行させるためのコマンドを送るソフトウェアを搭
載している。
図1の実施形態では、インクカートリッジ14a〜14fをキャリッジ3とは別の位置
に設けるいわゆるオフキャリッジ形のインクジェット式記録装置としたが、これに限らず
、複数のインクカートリッジが、キャリッジ3の上に直接搭載されているオンキャリッジ
型のインクジェット式プリンターであっても良い。
プリンター装置1の制御装置100は、ローカルプリンターケーブル又は通信ネットワ
ーク回線を介してコンピューター200のプリンタードライバー201に接続されている
。プリンタードライバー201は、プリンター装置1の各構成要素に対して印刷やインク
吸引動作あるいはフラッシング動作を実行させるためのコマンドを送るソフトウェアを搭
載している。
図1の実施形態では、インクカートリッジ14a〜14fをキャリッジ3とは別の位置
に設けるいわゆるオフキャリッジ形のインクジェット式記録装置としたが、これに限らず
、複数のインクカートリッジが、キャリッジ3の上に直接搭載されているオンキャリッジ
型のインクジェット式プリンターであっても良い。
以下、図4及び図5を参照し、フラッシングボックス30について詳説する。
同図に示すようにフラッシングボックス30は、矩形の箱体を構成し、内部に洗浄液F
を貯留する液体貯留部31と、液体貯留部31におけるノズル面13aと平行に対向する
面に開設される開口部32と、開口部32を液体貯留部31内部から開放又は閉塞するイ
ンク受け板33とから構成される。洗浄液Fは、例えば水やインクの内、顔料成分が排除
された液体が採用される。
液体貯留部31は、後述の補給タンク37から供給される洗浄液Fを受け入れる洗浄液
補給口38と、内部に貯留される洗浄液Fを排出する排出口35を有する。洗浄液補給口
38には、補給タンク37から延長する洗浄液補給管39が接続される。排出口35には
、排出チューブ36の一端部が接続される。排出チューブ36は、図外のキャッピング装
置24の排出チューブと連結され、他端部に吸引ポンプ27が接続される。
同図に示すようにフラッシングボックス30は、矩形の箱体を構成し、内部に洗浄液F
を貯留する液体貯留部31と、液体貯留部31におけるノズル面13aと平行に対向する
面に開設される開口部32と、開口部32を液体貯留部31内部から開放又は閉塞するイ
ンク受け板33とから構成される。洗浄液Fは、例えば水やインクの内、顔料成分が排除
された液体が採用される。
液体貯留部31は、後述の補給タンク37から供給される洗浄液Fを受け入れる洗浄液
補給口38と、内部に貯留される洗浄液Fを排出する排出口35を有する。洗浄液補給口
38には、補給タンク37から延長する洗浄液補給管39が接続される。排出口35には
、排出チューブ36の一端部が接続される。排出チューブ36は、図外のキャッピング装
置24の排出チューブと連結され、他端部に吸引ポンプ27が接続される。
開口部32は、上方から噴射されるインク滴を受容する入口となる開口であって、開口
部32の面積は、記録ヘッド13のノズル面13aの面積よりも大きく設定される。開口
部32が開設されるノズル面13aと平行に対向する面の裏側面32aには、インク受け
板33が回転自在に取り付けられる。
部32の面積は、記録ヘッド13のノズル面13aの面積よりも大きく設定される。開口
部32が開設されるノズル面13aと平行に対向する面の裏側面32aには、インク受け
板33が回転自在に取り付けられる。
インク受け板33は、開口部32の面積よりも大きい面積を有する板状部材であって、
上方から噴射されるインク滴Pを受ける面としての平坦なインク受け面33aと、インク
受け面33aの一端部に形成され、インク受け面33aの幅方向に沿って延長する筒状の
回転軸支持部33bと、当該回転軸支持部33bと向かい合うインク受け面33aの他端
部に形成される汲み上げ部33cとを有する。
上方から噴射されるインク滴Pを受ける面としての平坦なインク受け面33aと、インク
受け面33aの一端部に形成され、インク受け面33aの幅方向に沿って延長する筒状の
回転軸支持部33bと、当該回転軸支持部33bと向かい合うインク受け面33aの他端
部に形成される汲み上げ部33cとを有する。
インク受け面33aは、インク受け板33が回転軸支持部33bに挿通される回動棒4
1を回転中心として液体貯留部31内で回転することにより、液体貯留部31内に供給さ
れる洗浄液Fに浸った状態から開口部32を閉塞する状態へとその形態が変化する。なお
、インク受け面33a上に吸湿性を有する吸収材を貼着することによりインクを吸収する
構成としてもよい。
回転軸支持部33bは、液体貯留部31の内外を貫通する回動棒41を受け入れる孔で
あって、当該回転軸支持部33bに回動棒41が挿通されることにより、インク受け板3
3と回動棒41が一体化される。また、回動棒41はインク受け板33を挟んで互いに隔
てて設けられる回転機構としての軸受け34;34によって回動自在に支持され、液体貯
留部31の外部に突出する先端部にL字状に折曲するレバー44を有する。なお、回動棒
41と軸受け34;34との間にはインク受け板33を洗浄液Fに浸る方向へ附勢する図
外のバネが介挿されている。
汲み上げ部33cは、インク受け面33aの幅方向に沿ってJ字状にカールする形状で
あって、インク受け板33の取り付けに際しては、J字の先端部が液体貯留部31の内側
を向くように取り付けられる。
1を回転中心として液体貯留部31内で回転することにより、液体貯留部31内に供給さ
れる洗浄液Fに浸った状態から開口部32を閉塞する状態へとその形態が変化する。なお
、インク受け面33a上に吸湿性を有する吸収材を貼着することによりインクを吸収する
構成としてもよい。
回転軸支持部33bは、液体貯留部31の内外を貫通する回動棒41を受け入れる孔で
あって、当該回転軸支持部33bに回動棒41が挿通されることにより、インク受け板3
3と回動棒41が一体化される。また、回動棒41はインク受け板33を挟んで互いに隔
てて設けられる回転機構としての軸受け34;34によって回動自在に支持され、液体貯
留部31の外部に突出する先端部にL字状に折曲するレバー44を有する。なお、回動棒
41と軸受け34;34との間にはインク受け板33を洗浄液Fに浸る方向へ附勢する図
外のバネが介挿されている。
汲み上げ部33cは、インク受け面33aの幅方向に沿ってJ字状にカールする形状で
あって、インク受け板33の取り付けに際しては、J字の先端部が液体貯留部31の内側
を向くように取り付けられる。
以下、図5乃至図7を参照して回動棒41を回転させる回転駆動機構及びインク受け板
33の回転動作について説明する。
回転駆動機構は、例えば、キャリッジガイド軸4上を直線的に往復動作するキャリッジ
の駆動力を回転力に変えて回動棒41に伝達する機構により構成される。具体的には、キ
ャリッジ3の底面3に取り付けられるカム取り付け片42と、カム取り付け片42の底面
に取り付けられるカム板43とから構成される。カム取り付け片42は、キャリッジ3の
底面3bにおける記録ヘッド13の近傍に取り付けられる片であって、先端部が主走査方
向に突出する。カム板43は、カム取り付け片42の底面に沿って取り付けられる直角三
角形状であって、直角を形成する傾斜面43a及び傾斜面43bが回動棒41のレバー4
4と摺接する構成である。
33の回転動作について説明する。
回転駆動機構は、例えば、キャリッジガイド軸4上を直線的に往復動作するキャリッジ
の駆動力を回転力に変えて回動棒41に伝達する機構により構成される。具体的には、キ
ャリッジ3の底面3に取り付けられるカム取り付け片42と、カム取り付け片42の底面
に取り付けられるカム板43とから構成される。カム取り付け片42は、キャリッジ3の
底面3bにおける記録ヘッド13の近傍に取り付けられる片であって、先端部が主走査方
向に突出する。カム板43は、カム取り付け片42の底面に沿って取り付けられる直角三
角形状であって、直角を形成する傾斜面43a及び傾斜面43bが回動棒41のレバー4
4と摺接する構成である。
図5に示すように、上記回転駆動機構を備えるキャリッジ3が制御手段100によるフ
ラッシング動作の制御信号に基づいて印刷領域P1から非印刷領域P2の方向へ移動し、
キャリッジ3がフラッシングボックス30の開口部32に近づくと、図6に示すようにカ
ム板43の傾斜面43aと直立状態のレバー44とが摺接するとともに、レバー44が傾
斜面43aに沿って矢印で示すフラッシングボックス30の外側方向に徐々に傾動する。
そして、レバー44の傾動に伴って回動棒41によって連結されたインク受け板33が
液体貯留部31内において図外のバネに抗して開口部32を閉塞する方向に回転し、最終
的にキャリッジ3が図7に示すフラッシング位置まで移動すると、レバー44の先端部は
傾斜面43a及び傾斜面43bにより形成されるカム板43の頂部近傍で停止する。
レバー44の先端部がカム板43の直角な頂部近傍で停止した状態において、インク受
け板33のインク受け面33aは、上方に位置する開口部32及びノズル面13aと平行
な状態となり、開口部32を下方から閉塞する。つまり、インク受け面33aは開口部3
2を閉塞した状態において開口部32及びノズル面13aと平行な状態に保たれる。
ラッシング動作の制御信号に基づいて印刷領域P1から非印刷領域P2の方向へ移動し、
キャリッジ3がフラッシングボックス30の開口部32に近づくと、図6に示すようにカ
ム板43の傾斜面43aと直立状態のレバー44とが摺接するとともに、レバー44が傾
斜面43aに沿って矢印で示すフラッシングボックス30の外側方向に徐々に傾動する。
そして、レバー44の傾動に伴って回動棒41によって連結されたインク受け板33が
液体貯留部31内において図外のバネに抗して開口部32を閉塞する方向に回転し、最終
的にキャリッジ3が図7に示すフラッシング位置まで移動すると、レバー44の先端部は
傾斜面43a及び傾斜面43bにより形成されるカム板43の頂部近傍で停止する。
レバー44の先端部がカム板43の直角な頂部近傍で停止した状態において、インク受
け板33のインク受け面33aは、上方に位置する開口部32及びノズル面13aと平行
な状態となり、開口部32を下方から閉塞する。つまり、インク受け面33aは開口部3
2を閉塞した状態において開口部32及びノズル面13aと平行な状態に保たれる。
上記のようにインク受け板33が開口部32を閉塞した状態において、記録ヘッド13
がフラッシング動作を開始し、インク受け面33aにインクが噴射される。所定量のイン
クが噴射されフラッシング動作が完了すると、キャリッジ3は、印刷を継続するために再
び印刷領域P1へ移動するか、或いは、キャッピング装置24側に移動する。
キャリッジ3が印刷領域P1に移動を開始すると、図外のバネの附勢力によってレバー
44がカム板43の傾斜面43aに沿ってフラッシングボックス30の内側方向に退避し
、インク受け板33は再び洗浄液F内において直立に浸った状態に復帰する。
一方、キャリッジ3がキャッピング装置24側に移動すると、バネの附勢力によってレ
バー44がカム板43の傾斜面43bに沿って退避し、前記同様にインク受け板33は再
び洗浄液F内に浸った状態に復帰する。つまり、インク受け板33は、キャリッジ3がフ
ラッシング動作を行うためのフラッシング位置に停止したときにノズル面13aと平行と
なるように開口部32を閉塞し、キャリッジ3がフラッシング位置から左右いずれかの方
向に移動したときに開口部32を開放するとともに、洗浄液Fに浸る構成であり、インク
受け面33aに着弾したインク滴は洗浄液Fによって洗い流される。
そして、インク受け板33が洗浄液Fに浸った状態からノズル面13aと平行な状態と
なる度に汲み上げ部33cによって洗浄液Fが汲み上げられ、インク受け面33aは常に
保湿(湿潤)状態に保たれることとなる。
換言すれば、インク受け板33は、液体噴射ヘッド13を備えるキャリッジ3側に設け
られた回転駆動機構によりキャリッジ3の動作と連動して回転する構成であり、液体噴射
ヘッド13が開口部32の上方に位置したときにノズル面13aと平行となる構成である
。
がフラッシング動作を開始し、インク受け面33aにインクが噴射される。所定量のイン
クが噴射されフラッシング動作が完了すると、キャリッジ3は、印刷を継続するために再
び印刷領域P1へ移動するか、或いは、キャッピング装置24側に移動する。
キャリッジ3が印刷領域P1に移動を開始すると、図外のバネの附勢力によってレバー
44がカム板43の傾斜面43aに沿ってフラッシングボックス30の内側方向に退避し
、インク受け板33は再び洗浄液F内において直立に浸った状態に復帰する。
一方、キャリッジ3がキャッピング装置24側に移動すると、バネの附勢力によってレ
バー44がカム板43の傾斜面43bに沿って退避し、前記同様にインク受け板33は再
び洗浄液F内に浸った状態に復帰する。つまり、インク受け板33は、キャリッジ3がフ
ラッシング動作を行うためのフラッシング位置に停止したときにノズル面13aと平行と
なるように開口部32を閉塞し、キャリッジ3がフラッシング位置から左右いずれかの方
向に移動したときに開口部32を開放するとともに、洗浄液Fに浸る構成であり、インク
受け面33aに着弾したインク滴は洗浄液Fによって洗い流される。
そして、インク受け板33が洗浄液Fに浸った状態からノズル面13aと平行な状態と
なる度に汲み上げ部33cによって洗浄液Fが汲み上げられ、インク受け面33aは常に
保湿(湿潤)状態に保たれることとなる。
換言すれば、インク受け板33は、液体噴射ヘッド13を備えるキャリッジ3側に設け
られた回転駆動機構によりキャリッジ3の動作と連動して回転する構成であり、液体噴射
ヘッド13が開口部32の上方に位置したときにノズル面13aと平行となる構成である
。
以下、図4を参照して補給タンク37について詳説する。
補給タンク37は、洗浄液補給管39を介してフラッシングボックス30の液体貯留部
31と接続される収容体であって、密閉空間内に補給用の洗浄液Fを貯留する。
図4に示すように、フラッシングボックス30と補給タンク37との接続は、液体貯留
部31内に貯留される洗浄液Fの貯留基準液位レベルLと対応する位置に開設された洗浄
液補給受口38に対して洗浄液補給管39を接続することにより行われる。このような接
続とすることにより、液体貯留部31の貯留液位が常に貯留基準液位レベルLに保持され
る。
即ち、フラッシング動作により多量のインクが噴射され、液体貯留部31内の洗浄液F
がインクで次第に汚染されて廃液となると、排出口35より排出される。そして、廃液の
排出により、洗浄液Fの貯留液位が貯留基準液位レベルLを下回った場合、液体貯留部3
1内の空気が洗浄液補給受口38及び洗浄液補給管39を経由して補給タンク37内の上
部に移動し、補給タンク37内の上部で空気が溜まった分だけ補給タンク37内から液体
貯留部31内に洗浄液Fが補給され、液体貯留部31内の洗浄液Fの貯留液位が貯留基準
液位レベルLに到達すると補給が停止するので、液体貯留部31内の洗浄液Fの貯留液位
が常に貯留基準液位レベルLに保持される。
なお、補給タンク37の構成は本例に限られるものではなく、補給タンク37の上方に
開口する洗浄液補充口を設ける構成や、洗浄液補給管39に開閉バルブを設けておき、液
体貯留部31内の洗浄液Fを排出した後、補給時において制御手段100が水位レベルセ
ンサーから貯留基準液位レベルLを検出したら開閉バルブを閉じる構成としても良い。
補給タンク37は、洗浄液補給管39を介してフラッシングボックス30の液体貯留部
31と接続される収容体であって、密閉空間内に補給用の洗浄液Fを貯留する。
図4に示すように、フラッシングボックス30と補給タンク37との接続は、液体貯留
部31内に貯留される洗浄液Fの貯留基準液位レベルLと対応する位置に開設された洗浄
液補給受口38に対して洗浄液補給管39を接続することにより行われる。このような接
続とすることにより、液体貯留部31の貯留液位が常に貯留基準液位レベルLに保持され
る。
即ち、フラッシング動作により多量のインクが噴射され、液体貯留部31内の洗浄液F
がインクで次第に汚染されて廃液となると、排出口35より排出される。そして、廃液の
排出により、洗浄液Fの貯留液位が貯留基準液位レベルLを下回った場合、液体貯留部3
1内の空気が洗浄液補給受口38及び洗浄液補給管39を経由して補給タンク37内の上
部に移動し、補給タンク37内の上部で空気が溜まった分だけ補給タンク37内から液体
貯留部31内に洗浄液Fが補給され、液体貯留部31内の洗浄液Fの貯留液位が貯留基準
液位レベルLに到達すると補給が停止するので、液体貯留部31内の洗浄液Fの貯留液位
が常に貯留基準液位レベルLに保持される。
なお、補給タンク37の構成は本例に限られるものではなく、補給タンク37の上方に
開口する洗浄液補充口を設ける構成や、洗浄液補給管39に開閉バルブを設けておき、液
体貯留部31内の洗浄液Fを排出した後、補給時において制御手段100が水位レベルセ
ンサーから貯留基準液位レベルLを検出したら開閉バルブを閉じる構成としても良い。
以上説明したとおり、実施形態1によれば、インク受け板33が洗浄液Fに浸された状
態からノズル面13aと対向する方向に回転して、インク受け面33aとノズル面13a
とが平行に対向するので、インク受け面33aが洗浄液により保湿された状態で、フラッ
シング動作により記録ヘッドから噴射されるインクを受けることができるので、フラッシ
ング動作に伴い噴射されるインクがミストとなることを抑制することができる。
さらに、インク受け板33が回転する一端側に洗浄液Fの汲み上げ部33cを有してい
るので、インク受け板33の回転時に、インク受け面33における洗浄液Fに直接浸らな
い部分に対しても洗浄液Fを行き渡らせて保湿できるので、より効果的にミストの発生を
抑制することができる。
つまり、インク受け板33は少なくとも先端部が洗浄液Fに浸る長さであればよい。
態からノズル面13aと対向する方向に回転して、インク受け面33aとノズル面13a
とが平行に対向するので、インク受け面33aが洗浄液により保湿された状態で、フラッ
シング動作により記録ヘッドから噴射されるインクを受けることができるので、フラッシ
ング動作に伴い噴射されるインクがミストとなることを抑制することができる。
さらに、インク受け板33が回転する一端側に洗浄液Fの汲み上げ部33cを有してい
るので、インク受け板33の回転時に、インク受け面33における洗浄液Fに直接浸らな
い部分に対しても洗浄液Fを行き渡らせて保湿できるので、より効果的にミストの発生を
抑制することができる。
つまり、インク受け板33は少なくとも先端部が洗浄液Fに浸る長さであればよい。
実施形態2
以下、図8を参照して回転駆動機構の他の形態について説明する。なお、以下他の形態
について説明するが、実施形態1と同一の構成については同一符号を用い、説明を省略す
る。
本例における回転駆動機構は、キャリッジ3側に固着されるラック51と、当該ラック
51に噛み合う第1のピニオンギア52と、第1のピニオンギア52と同軸上に形成され
るウォームギア53と、当該ウォームギア53と噛み合う第2のピニオンギア54とによ
って構成される。
ラック51は、キャリッジ3の側面に対して主走査方向に延長するように固着されるギ
アであって、その延長長さはインク受け板33が液体貯留部31内において垂直に浸った
状態から開口部32及びノズル面13aと平行となるまで回転し得る長さに設定される。
第1のピニオンギア52は、ラック51と噛み合うギアであって、キャリッジ3が主走
査方向に移動することに対応してラック51の延長長さの範囲で回転可能である。
ウォームギア53は、上方の第1のピニオンギア52と同軸上に形成されるギアであっ
て、第1のピニオンギア52の回転に伴って回転する。なお、同軸上に形成される第1の
ピニオンギア52及びウォームギア53は、図外の軸受けにより回転自在に支持される。
第2のピニオンギア54は、フラッシングボックス30の外部に延長する回動棒41の
先端部に取り付けられ、ウォームギア53の回転に伴って回転する。
以下、図8を参照して回転駆動機構の他の形態について説明する。なお、以下他の形態
について説明するが、実施形態1と同一の構成については同一符号を用い、説明を省略す
る。
本例における回転駆動機構は、キャリッジ3側に固着されるラック51と、当該ラック
51に噛み合う第1のピニオンギア52と、第1のピニオンギア52と同軸上に形成され
るウォームギア53と、当該ウォームギア53と噛み合う第2のピニオンギア54とによ
って構成される。
ラック51は、キャリッジ3の側面に対して主走査方向に延長するように固着されるギ
アであって、その延長長さはインク受け板33が液体貯留部31内において垂直に浸った
状態から開口部32及びノズル面13aと平行となるまで回転し得る長さに設定される。
第1のピニオンギア52は、ラック51と噛み合うギアであって、キャリッジ3が主走
査方向に移動することに対応してラック51の延長長さの範囲で回転可能である。
ウォームギア53は、上方の第1のピニオンギア52と同軸上に形成されるギアであっ
て、第1のピニオンギア52の回転に伴って回転する。なお、同軸上に形成される第1の
ピニオンギア52及びウォームギア53は、図外の軸受けにより回転自在に支持される。
第2のピニオンギア54は、フラッシングボックス30の外部に延長する回動棒41の
先端部に取り付けられ、ウォームギア53の回転に伴って回転する。
以上の説明から明らかなように、本例におけるインク受け板33は、第2のピニオンギ
ア54が回転することにより洗浄液Fに浸された状態から、開口部32を閉塞する方向へ
回転し、記録ヘッド13が、開口部32の真上、即ちフラッシング位置に停止したときに
インク受け面33aがノズル面13aと平行に対向した状態となる。
ア54が回転することにより洗浄液Fに浸された状態から、開口部32を閉塞する方向へ
回転し、記録ヘッド13が、開口部32の真上、即ちフラッシング位置に停止したときに
インク受け面33aがノズル面13aと平行に対向した状態となる。
実施形態3
図9に示すように、本例における回転駆動機構は、キャリッジ3側に取り付けられるガ
イドピン61と、回動棒41側に取り付けられるシリンダー62とにより構成される。
ガイドピン61は、キャリッジ3の下面から下方に突出するピン体であって、後述のシ
リンダー62に形成されるガイド溝63に摺接する。
シリンダー62は、回動棒41の先端部に取り付けられる筒体であって、その中心軸は
回動棒41の中心軸と同軸上である。また、図9(b)に示すように、シリンダー62の
外周面にはその延長方向に沿って湾曲するガイド溝63が形成される。
図9に示すように、本例における回転駆動機構は、キャリッジ3側に取り付けられるガ
イドピン61と、回動棒41側に取り付けられるシリンダー62とにより構成される。
ガイドピン61は、キャリッジ3の下面から下方に突出するピン体であって、後述のシ
リンダー62に形成されるガイド溝63に摺接する。
シリンダー62は、回動棒41の先端部に取り付けられる筒体であって、その中心軸は
回動棒41の中心軸と同軸上である。また、図9(b)に示すように、シリンダー62の
外周面にはその延長方向に沿って湾曲するガイド溝63が形成される。
以上の説明から明らかなとおり、本例におけるインク受け板33は、キャリッジ3の主
走査方向への往復動作に伴い、キャリッジ3に設けられたガイドピン61がシリンダー6
2のガイド溝63の湾曲形状に沿って摺接し、シリンダー62が回転することにより洗浄
液Fに浸った状態から開口部32を閉塞する状態へと回転可能である。
また、図9(b)に示すように、インク受け板33は、前記同様に記録ヘッド13がフ
ラッシング位置で停止したときにノズル面13aと平行に対向する状態で開口部32を閉
塞する一方、記録ヘッド13が印刷領域P1方向又はキャッピング装置24の方向へ移動
することに伴って、開口部32を徐々に開放し、ガイドピン61がガイド溝63の両端に
位置するとき、又はガイド溝63から解放されることにより洗浄液Fに浸った状態となる
。
走査方向への往復動作に伴い、キャリッジ3に設けられたガイドピン61がシリンダー6
2のガイド溝63の湾曲形状に沿って摺接し、シリンダー62が回転することにより洗浄
液Fに浸った状態から開口部32を閉塞する状態へと回転可能である。
また、図9(b)に示すように、インク受け板33は、前記同様に記録ヘッド13がフ
ラッシング位置で停止したときにノズル面13aと平行に対向する状態で開口部32を閉
塞する一方、記録ヘッド13が印刷領域P1方向又はキャッピング装置24の方向へ移動
することに伴って、開口部32を徐々に開放し、ガイドピン61がガイド溝63の両端に
位置するとき、又はガイド溝63から解放されることにより洗浄液Fに浸った状態となる
。
実施形態4
以下、図10を参照してインク受け板33を他の形状を有するフラッシングボックス3
0に適用した場合について説明する。
本例におけるプリンター1は、キャリッジ3の下面に取り付けられる記録ヘッド13が
傾斜している点で前記実施例1乃至実施例3におけるものと異なる。
本例におけるキャリッジ3は、互いに傾いて架設される図外のキャリッジガイド軸によ
り往復動作可能に支持され、キャリッジ3の下面に記録ヘッド13が傾斜状態で取り付け
られる。
また、本例におけるフラッシングボックス30は、前記傾斜した記録ヘッド13のノズ
ル面13aの傾斜と対応するように構成される。具体的には、ノズル面13aと対向する
面にノズル面13aの傾斜と平行な開口部32が開設される。開口部32は、前記実施例
と同様にノズル面13aの面積よりも大きな開口であって、噴射されるインクを受容する
入口となる開口である。当該開口部32は、前記実施例と同様に傾斜したノズル面13a
と平行に対向するインク受け板33のインク受け面33aによって閉塞される。
以下、図10を参照してインク受け板33を他の形状を有するフラッシングボックス3
0に適用した場合について説明する。
本例におけるプリンター1は、キャリッジ3の下面に取り付けられる記録ヘッド13が
傾斜している点で前記実施例1乃至実施例3におけるものと異なる。
本例におけるキャリッジ3は、互いに傾いて架設される図外のキャリッジガイド軸によ
り往復動作可能に支持され、キャリッジ3の下面に記録ヘッド13が傾斜状態で取り付け
られる。
また、本例におけるフラッシングボックス30は、前記傾斜した記録ヘッド13のノズ
ル面13aの傾斜と対応するように構成される。具体的には、ノズル面13aと対向する
面にノズル面13aの傾斜と平行な開口部32が開設される。開口部32は、前記実施例
と同様にノズル面13aの面積よりも大きな開口であって、噴射されるインクを受容する
入口となる開口である。当該開口部32は、前記実施例と同様に傾斜したノズル面13a
と平行に対向するインク受け板33のインク受け面33aによって閉塞される。
本例におけるインク受け板33は、開口部32を形成する下側の開口縁32a近傍に取
り付けられる。
つまり、インク受け板33の回転中心となる回動棒41を開口部32を形成する下側の
開口縁32aに沿って取り付ける。このように取り付けることにより、汲み上げ部33c
によって汲み上げられた洗浄液Fは、開口部32を傾斜した状態で閉塞するインク受け面
33aの全域に流下し、インク受け面33aを保湿状態に維持することができる。なお、
汲み上げた洗浄液Fが開口部32から外部に漏れ出すことを防ぐため、本実施形態にあっ
てはインク受け面33aに汲み上げた洗浄液Fを液体貯留部31に還流させる排出口を設
けるのが望ましい。
り付けられる。
つまり、インク受け板33の回転中心となる回動棒41を開口部32を形成する下側の
開口縁32aに沿って取り付ける。このように取り付けることにより、汲み上げ部33c
によって汲み上げられた洗浄液Fは、開口部32を傾斜した状態で閉塞するインク受け面
33aの全域に流下し、インク受け面33aを保湿状態に維持することができる。なお、
汲み上げた洗浄液Fが開口部32から外部に漏れ出すことを防ぐため、本実施形態にあっ
てはインク受け面33aに汲み上げた洗浄液Fを液体貯留部31に還流させる排出口を設
けるのが望ましい。
実施形態5
以下、図11を参照してインク受け板33の他の形態について説明する。実施形態1乃
至実施形態4では、インク受け板33のインク受け面33aを平面として説明したが図1
1(a),(b)に示すように、インク受け板33の幅方向又はインク受け板33の幅方
向に直交する方向に沿って延長する溝33dを複数設ける構成としてもよい。
本構成によれば、インク受け面33aが水平な状態、又は傾斜した状態であっても溝3
3dに洗浄液Fが長時間保持され、フラッシング動作より噴射されるインクがインク受け
面33aで保持された洗浄液Fと一体となりミストの発生を抑制することが可能となる。
以下、図11を参照してインク受け板33の他の形態について説明する。実施形態1乃
至実施形態4では、インク受け板33のインク受け面33aを平面として説明したが図1
1(a),(b)に示すように、インク受け板33の幅方向又はインク受け板33の幅方
向に直交する方向に沿って延長する溝33dを複数設ける構成としてもよい。
本構成によれば、インク受け面33aが水平な状態、又は傾斜した状態であっても溝3
3dに洗浄液Fが長時間保持され、フラッシング動作より噴射されるインクがインク受け
面33aで保持された洗浄液Fと一体となりミストの発生を抑制することが可能となる。
実施形態6
実施形態1乃至実施形態5では、インク受け板33の回転中心軸が、主走査方向と平行
となるように設定したが、主走査方向と直交する方向、つまり副走査方向と平行となるよ
うに設定しても良い。
即ち、図12に示すように、本例における回動棒41は副走査方向と平行となるように
取り付けられ、当該回動棒41を回転中心軸とするインク受け板33は、実施形態1乃至
実施形態5におけるインク受け板33の回転方向と直交する方向に回転可能である。回動
棒41の先端部には、キャリッジ3の底面に取り付けられたラック72と噛み合うピニオ
ンギア71が取り付けられ、キャリッジ3の往復動作に伴い回転することにより、インク
受け板33が洗浄液Fに浸った状態から開口部32を閉塞する状態へと回転する構成であ
る。本構成によれば、キャリッジ3の移動方向と同一方向に回転するピニオンギア71の
みによりインク受け板33を回転させることができるので、前記実施形態1乃至実施形態
5における複雑な回転駆動機構を不要とすることができる。
実施形態1乃至実施形態5では、インク受け板33の回転中心軸が、主走査方向と平行
となるように設定したが、主走査方向と直交する方向、つまり副走査方向と平行となるよ
うに設定しても良い。
即ち、図12に示すように、本例における回動棒41は副走査方向と平行となるように
取り付けられ、当該回動棒41を回転中心軸とするインク受け板33は、実施形態1乃至
実施形態5におけるインク受け板33の回転方向と直交する方向に回転可能である。回動
棒41の先端部には、キャリッジ3の底面に取り付けられたラック72と噛み合うピニオ
ンギア71が取り付けられ、キャリッジ3の往復動作に伴い回転することにより、インク
受け板33が洗浄液Fに浸った状態から開口部32を閉塞する状態へと回転する構成であ
る。本構成によれば、キャリッジ3の移動方向と同一方向に回転するピニオンギア71の
みによりインク受け板33を回転させることができるので、前記実施形態1乃至実施形態
5における複雑な回転駆動機構を不要とすることができる。
実施形態7
図13に示すように、インク受け板33を複数のインク受け板76A;76Bとして構
成し、開口部32を観音開きにより塞ぐようにしても良い。
この場合、インク受け板インク受け板76A;76Bを支持する図外の回動棒の一方に
取り付けられた回転駆動機構により、回転する一方の回動棒の回転力を他方の回動棒にリ
ンク機構により伝達して開口部32を塞ぐように構成すれば良い。
図13に示すように、インク受け板33を複数のインク受け板76A;76Bとして構
成し、開口部32を観音開きにより塞ぐようにしても良い。
この場合、インク受け板インク受け板76A;76Bを支持する図外の回動棒の一方に
取り付けられた回転駆動機構により、回転する一方の回動棒の回転力を他方の回動棒にリ
ンク機構により伝達して開口部32を塞ぐように構成すれば良い。
以上、実施形態1乃至実施形態7を通じて本発明に係る液体噴射装置を説明したが、本
発明の技術的範囲は上記実施形態に何ら限定されることはなく、多様な変更、改良を行い
得ることが当業者において明らかである。また、そのような多様な変更、改良を加えた形
態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが特許請求の範囲の記載から明らかである。
発明の技術的範囲は上記実施形態に何ら限定されることはなく、多様な変更、改良を行い
得ることが当業者において明らかである。また、そのような多様な変更、改良を加えた形
態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 プリンター、3 キャリッジ、4 キャリッジガイド軸、8 インクタンク、
13 記録ヘッド、13a ノズル面、30 フラッシングボックス、32 開口部、
33 インク受け板、33a インク受け面、33c 汲み上げ部、
37 補給タンク、41 回動棒、61 ガイドピン、62 シリンダー、
76A;76B インク受け板、100 制御装置、F 洗浄液。
13 記録ヘッド、13a ノズル面、30 フラッシングボックス、32 開口部、
33 インク受け板、33a インク受け面、33c 汲み上げ部、
37 補給タンク、41 回動棒、61 ガイドピン、62 シリンダー、
76A;76B インク受け板、100 制御装置、F 洗浄液。
Claims (6)
- ノズル面に形成されたノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
前記ノズルから噴射される液体を受容する液体受容手段とを備える液体噴射装置であって
、
前記液体受容手段は、
前記液体噴射ヘッドから噴射される液体を受容する開口部と、
一端部が回転機構により保持され前記液体噴射ヘッドから噴射される液体が着弾する受面
を有する液体受け部と、
前記受面に着弾した液体を洗浄する洗浄液を貯留する液体貯留部とを備え、
前記液体受け部は他端部が前記液体貯留部に貯留される洗浄液に浸る長さを有し、前記開
口部を閉塞する状態において前記ノズル面と平行であることを特徴とする液体噴射装置。 - 前記液体受け部の他端部が前記液体貯留部に貯留される洗浄液を汲み上げる汲み上げ部
を有することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。 - 前記液体受け部の受面が前記液体貯留部に貯留される洗浄液を保持する溝を有すること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液体噴射装置。 - 前記液体受け部の受面が前記洗浄液を保持する吸収材を備えることを特徴とする請求項
1乃至請求項3いずれかに記載の液体噴射装置。 - 前記液体受け部は、前記液体噴射ヘッド側に設けられた回転駆動機構により回転し、前
記液体噴射ヘッドが前記開口部の上方に位置したときに前記ノズル面と平行となることを
特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載の液体噴射装置。 - 前記液体噴射装置が前記液体貯留部に洗浄液を補給する洗浄液補給手段を備えることを
特徴とする請求項1乃至請求項5いずれかに記載の液体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009243112A JP2011088345A (ja) | 2009-10-22 | 2009-10-22 | 液体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009243112A JP2011088345A (ja) | 2009-10-22 | 2009-10-22 | 液体噴射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011088345A true JP2011088345A (ja) | 2011-05-06 |
Family
ID=44107060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009243112A Withdrawn JP2011088345A (ja) | 2009-10-22 | 2009-10-22 | 液体噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011088345A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117943339A (zh) * | 2024-03-27 | 2024-04-30 | 安徽久兴源新能源科技集团有限公司 | 一种铜排高效清洗装置 |
JP7525420B2 (ja) | 2021-01-29 | 2024-07-30 | 理想科学工業株式会社 | 廃液回収装置 |
-
2009
- 2009-10-22 JP JP2009243112A patent/JP2011088345A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7525420B2 (ja) | 2021-01-29 | 2024-07-30 | 理想科学工業株式会社 | 廃液回収装置 |
CN117943339A (zh) * | 2024-03-27 | 2024-04-30 | 安徽久兴源新能源科技集团有限公司 | 一种铜排高效清洗装置 |
CN117943339B (zh) * | 2024-03-27 | 2024-05-31 | 安徽久兴源新能源科技集团有限公司 | 一种铜排高效清洗装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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