JP2011087745A - キャビネット収納体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明では、前面に開口部を形成するキャビネット蹴込み部の空間に進退可能な少なくとも上面が開口した収納体であって、
前記収納体の上面を覆う蓋体を備え、前記蓋体は蹴込み部からの退出時に、蹴込み部への格納時に納まる定位置より高い位置で水平に固定可能に形成する。
【選択図】 図1
Description
特に、従来収納されてきた体重計を収納することが不可能となるため、使い勝手が低下してしまうという問題が存在した。
これにより、高さ寸法に制限のある格納空間に格納する収納体を利用した踏み台であっても、十分な収納量を確保しながら高さ寸法以上の補高が可能となる。
これにより簡単な操作で収納体の開閉ができて収納物に容易にアプローチでき、また踏み台の全体高さを、水平を維持しつつ変更ができ使い勝手が改善される。
これにより軸受部に形成された軸移動空間がガイドとなり回転軸をスムーズに移動でき係止位置が楽に変えられ使い勝手が向上する。
これにより係止位置変更時に軸受部から回転軸が離脱して手をわずらわすこともなく、また使用時の蓋体の置き場所を考える必要がなく、蓋体の紛失の心配も不要となる。
洗面化粧台1の収納部下部の蹴込み部前部には蹴込み部幕板10が設けられており、その一部に収納体30を蹴込み部内部に格納できるように蹴込み開口部11が形成されている。
収納体30の洗面化粧台への格納時には収納体30の収納体前板32が蹴込み部幕板10と面一となる。収納体前板32の中央上部に備え付けられた取っ手33を引くことで収納体30は蹴込み部から退出し使用可能となる。このとき後述する収納体30の裏に備え付けられたキャスターによりスムーズに収納体30は移動することができる。収納体への収納物としては高さ寸法がなく平たいものが適し、図に用いた洗面化粧台では体重計などの健康測定機器を収納するのに便利である。
キャスター37は、側板水平面36aの裏に固定するベース部材と、このベース部材にキャスターの車輪が回転するための車輪軸を支持する部材が上下方向に回動するように軸支持されている。車輪軸を支持する部材は下方側に付勢手段により付勢され、収納体底板35より車輪の接地面がわずかに下方に突出するように設定されている。収納体底板35の裏側には無負荷時には床と接しない薄いクッションシート35aが貼られている。
図5(a)では収納体30には蓋体50が備え付けられ洗面化粧台1の蹴込み部空間に格納されている。この時蓋体50の収納体30へのセット位置は収納空間の高さ以下になっている。これにより洗面化粧台1の蹴込み部空間になんの干渉もなく格納することができる。
図4では蓋体50を構成する踏み板51は両サイドの踏み板支持フレーム52により保持され、。
左右踏み板支持フレーム52の後方側には後方脚部52cが形成され、その下方にはそれぞれ内側に向って係合ピン53b(図5参照)が備え付けられる。一方収納体30の収納体側板36の後方にも前記係合ピン53bが挿入される溝40aを備えた蓋体ピン係合部材40が備え付けられている。この溝40aのそれぞれの端部は下を向いており、一端は上方前方位置に上方軸受部41b、他端は下方後方に下方軸受部41aが形成され、いずれの端部も係合ピン53b軸受構造を有するとともに、係合ピン53bはふたつ端部を溝40aによって移動可能に形成される。
蓋体50の後方脚部52cに設けられた係合ピン53bは、溝40a内を移動してもう一方の端部である高い位置の上方軸受部41bに納まりここを軸に蓋体50が回動するようになっている。溝40aの上方軸受部41bは高さ位置だけでなく前後方向に僅かに前方側にずれるように形成される。したがって上方軸受部41bでの蓋体50の回動軸と反対の前方側の回動による円弧軌道は収納体30の前板32側にずれることになり図5(b)に示すように蓋体50の前方脚部52bの底面が前板32の上端部に当接し、このとき踏み板51は水平に維持されるように形成される。
図2(a)は収納体30に蓋体50を備え付け洗面化粧台1の蹴込み部空間に格納可能なセット状態を示している。蓋体50の収納体30へのセット位置は収納体前板32の高さ以上にならないようになっている。これにより洗面化粧台1の蹴込み部空間になんの干渉もなく格納することができる。また図2(b)は洗面化粧台より退出させ踏み台としてセットした状態の斜視図である。蓋体50は格納時の位置よりも高い位置で固定され踏み台としての補高効果を増加させている。
蓋体50の4隅に形成された踏み板支持フレーム52の脚部52aの下方にはいずれも外に向って係合ピン53が形成される。一方収納体30の4隅には係合ピン53と係合する位置に係合ピン53がそれぞれ係合するように後方が開放し、先端が下方を向いた複数高さの溝38aが形成された着脱式蓋体ピン係合部材38が収納体側板36の4か所コーナーに備え付けられる。4か所のコーナーに備え付けられた着脱式蓋体ピン係合部材38の溝38aはいずれも形状、高さ位置が同様に形成される。
10…蹴込み部幕板
11…蹴込み開口部
12…キャビネット前扉
13…キャビネット底板
30…収納体
32…収納体前板
33…取っ手
34…収納体背板
35…収納体底板
35a…クッションシート
36…収納体側板
36a…収納体側板水平面
37…キャスター
38…着脱式蓋体ピン係合部材
39…前方脚部受け部
40…蓋体ピン係合部材
40a…溝
41a…下方軸受部
40b…上方軸受部
50…蓋体
51…踏み板
52…踏み板支持フレーム
52a…脚部
52b…前方脚部
52c…後方脚部
53…係合ピン
Claims (4)
- 内部に収納空間を備え、
キャビネット等の蹴込みに設けられた格納空間に格納可能な収納体であって、
前記収納体は開口した上面を持ち、
前記開口した上面を覆う蓋体を備え、
前記蓋体を前記格納空間に格納される高さを含む複数の高さに水平固定する固定手段を有することを特徴とする収納体。 - 前記蓋体はその一辺に回転軸を備え、前記蓋体と前記収納体が当接する一辺において前記回転軸によって回動可能に連結され、
前記回転軸は、前記格納空間に格納される第一の係止位置と、
前記第一の係止位置より上方に位置する第二の係止位置を少なくとも備え、
前記回転軸と対向する一辺において前記蓋体が、前記収納体に係止し、水平位置で固定維持可能であることを特徴とする請求項1に記載の収納体 - 前記収納体はその一辺に軸受部を持ち、
前記回転軸は前記軸受部内を移動可能であり、
前記軸受部内に前記第一の係止位置と、前記第二の係止位置を少なくとも備えていることを特徴とする請求項2に記載の収納体。 - 前記回転軸は前記軸受部から逸脱することができないことを特徴とする請求項3に記載の収納体。
Priority Applications (1)
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JP2009243241A JP5344377B2 (ja) | 2009-10-22 | 2009-10-22 | キャビネット収納体 |
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JP2009243241A JP5344377B2 (ja) | 2009-10-22 | 2009-10-22 | キャビネット収納体 |
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JP2011087745A true JP2011087745A (ja) | 2011-05-06 |
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Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101396200B1 (ko) * | 2012-11-16 | 2014-05-19 | 허수범 | 안전 구름바퀴가 부착된 싱크대용 발디딤대 및 이를 포함하는 주방용 싱크대 시스템 |
Citations (5)
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JPS54106140U (ja) * | 1978-01-11 | 1979-07-26 | ||
JPS55166584U (ja) * | 1979-05-17 | 1980-11-29 | ||
JPH0223879U (ja) * | 1988-08-01 | 1990-02-16 | ||
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JPH11309077A (ja) * | 1998-05-01 | 1999-11-09 | Kitamura Gokin Ind Co Ltd | 洗面台 |
-
2009
- 2009-10-22 JP JP2009243241A patent/JP5344377B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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