JP2011087648A - 手乾燥機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手乾燥機の使用時、待機時を問わずゼロクロス検知回路での消費電力低減が図れる手乾燥機の制御装置を得ること。
【解決手段】制御回路5は、初期設定の期間において電流路開閉回路4を閉路状態に制御してゼロクロス検知回路3から入力されるゼロクロス検知信号の時間間隔を測定し、手乾燥機の待機時では、電流路開閉回路4を開路状態に制御し、手乾燥機の使用時では、電流路開閉回路4を閉路状態に制御し、ゼロクロス検知信号が入力されると直ちに電流路開閉回路4を開路状態に制御し、次回ゼロクロス検知信号が入力されるまでの所定時間をタイマに設定してスタートし、該タイマがタイムアップすると電流路開閉回路4を閉路状態に制御することを使用終了まで繰り返す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、手乾燥機の制御装置に関するものである。
近年、手乾燥機においても環境への配慮等から省電力化が求められている。本発明は、手乾燥機の制御装置が備えているゼロクロス検知回路の省電力化を企図している。なお、手乾燥機の制御装置では、ゼロクロス検知回路を、商用電源周波数の判定や停電検知のために、また、アクティブコンバータ(力率改善制御回路)を備える場合はそのアクティブコンバータの同期信号を得るために、使用している。ゼロクロス検知回路には、全波整流波形を用いて半周期毎にゼロクロスタイミングを検知するタイプと、半波整流波形を用いて1周期毎にゼロクロスタイミングを検知するタイプとがある。
ゼロクロス検知回路の消費電力低減方法として、例えば特許文献1では、機器を使用していない待機時での消費電力低減を図るために、商用電源とゼロクロス検知回路との間に開閉手段を設け、待機時に該開閉手段を例えば商用電源の半周期毎に閉路と開路とを繰り返させる方法が提案されている。
特開2005−201587号公報
しかしながら、上記従来の技術では、上記の例で言えば、開閉手段が閉路して商用電源の一方の半周期が接続されるゼロクロス検知回路に電流が流れるので、手乾燥機を使用していない待機時において無駄な電力消費が発生する。また、上記従来の技術では、手乾燥機の使用時において開閉手段は閉路状態を継続するので、使用時での省電力化が図れないという問題もあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、手乾燥機の使用時、待機時を問わずゼロクロス検知回路での消費電力低減が図れる手乾燥機の制御装置を得ることを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明にかかる手乾燥機の制御装置は、商用電源のゼロクロスタイミングを検知しゼロクロス検知信号を出力するゼロクロス検知回路と、前記ゼロクロス検知回路と前記商用電源との間の電流路を開閉する電流路開閉回路と、初期設定の期間において前記電流路開閉回路を閉路状態に制御して入力される前記ゼロクロス検知信号の時間間隔を測定し、手乾燥機の待機時では、前記電流路開閉回路を開路状態に制御し、手乾燥機の使用時では、前記電流路開閉回路を閉路状態に制御し、前記ゼロクロス検知信号が入力されると直ちに前記電流路開閉回路を開路状態に制御し、次回ゼロクロス検知信号が入力されるまでの所定時間をタイマに設定してスタートし、該タイマがタイムアップすると前記電流路開閉回路を閉路状態に制御することを使用終了まで繰り返す制御回路とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、手乾燥機の待機時では、ゼロクロス検知回路の電流路を継続して開路状態にする、或いは、短時間だけ閉路するので、待機時におけるゼロクロス検知回路での従来例におけるような無駄な電力消費を無くすことができる。また、手乾燥機の使用時においては、ゼロクロス検知回路からゼロクロス検知信号が入力された直後からの消費電力低減が可能になる。したがって、手乾燥機の使用時、待機時を問わずゼロクロス検知回路での消費電力低減が図れる手乾燥機の制御装置を実現できるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施の形態による手乾燥機の制御装置の要部構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示す制御回路が実施する初期設定時での計測処理(その1)および運転時での消費電力低減処理(その1)を説明するフローチャートである。 図3は、図2に示す初期設定時での計測処理(ST1〜ST4)の内容を説明するのに用いるゼロクロス検知信号の波形図である。 図4は、図2に示す使用時での消費電力低減処理(ST6〜ST11)の内容を説明するのに用いるゼロクロス検知信号の波形図である。 図5は、図1に示す制御回路が実施する初期設定時での計測処理(その2)を説明するフローチャートである。 図6は、図1に示す制御回路が実施する運転時での消費電力低減処理(その2)を説明するフローチャートである。 図7は、図6に示す運転時での消費電力低減処理において入力されるゼロクロス検知信号と内部生成される擬似ゼロクロス信号との関係の一例を説明するタイムチャートである。
以下に、本発明にかかる手乾燥機の制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施の形態による手乾燥機の制御装置の要部構成を示すブロック図である。図1では、手乾燥機の制御装置として、商用電源1が並列に接続される負荷2およびゼロクロス検知回路3と、電流路開閉回路4と、制御回路5とが示されている。制御回路5の制御対象である負荷2には、手乾燥機に挿入された手に風を吹き付けるモータおよび駆動回路等の他に、アクティブコンバータも含まれている。
図1に示すゼロクロス検知回路3は、半波整流波形を用いて1周期毎にゼロクロスタイミングを検知するタイプであり、ダイオード10,11と、ホトカプラー12と、npn形のトランジスタ13とを備えている。また、電流路開閉回路4は、ホトカプラー14を備えている。
ゼロクロス検知回路3では、ダイオード10のアノード端子が抵抗器R1を介して商用電源1の一方の電源ラインに接続され、ダイオード10のカソード端子がダイオード11のカソード端子と一緒にホトカプラー12内の発光ダイオード12aのアノード端子に接続されている。ホトカプラー12内のホトトランジスタ12bは、コレクタ端子が動作電源15に接続され、エミッタ端子が抵抗器R2を介して回路グランドに接続されている。
また、ゼロクロス検知回路3内のトランジスタ13は、ベース端子が抵抗器R3を介してホトカプラー12内のホトトランジスタ12bのエミッタ端子に接続され、エミッタ端子が直接回路グランドに接続されている。そして、トランジスタ13のコレクタ端子は、抵抗器R4を介して動作電源15に接続され、また、抵抗器R5を介して制御回路5の制御信号入力ポート16に接続されている。
また、電流路開閉回路4では、ホトカプラー14内のホトトランジスタ14aのコレクタ端子がゼロクロス検知回路3におけるホトカプラー12内の発光ダイオード12aのカソード端子に接続され、エミッタ端子がゼロクロス検知回路3におけるダイオード11のアノード端子と一緒に商用電源1の他方の電源ラインに接続されている。そして、ホトカプラー14内の発光ダイオード14bのアノード端子が制御回路5の制御信号出力ポート17に接続され、カソード端子が回路グランドに接続されている。
以上の構成において、制御回路5が制御信号出力ポート17から電流路開閉回路4へ出力する電流路開閉制御信号を高レベルにすると、電流路開閉回路4では、ホトカプラー14がオン動作する。ホトカプラー14がオン動作している期間では、ゼロクロス検知回路3内のホトカプラー12では、発光ダイオード12aのカソード端子と商用電源1の他方の電源ラインとの間の電流路が閉路する。この状態では、発光ダイオード12aは、アノード端子が高電位になると、バイアス電流が流れるので、発光動作を行い、ホトトランジスタ12bをオン動作させる。ホトトランジスタ12bがオン動作すると、トランジスタ13がオン動作し、制御回路5の制御信号入力ポート16の電位が低レベルになる。
逆に、制御回路5が制御信号出力ポート17から電流路開閉回路4へ出力する電流路開閉制御信号を低レベルにすると、発光ダイオード12aのカソード端子と商用電源1の他方の電源ラインとの間の電流路が開路する。この状態では、発光ダイオード12aは、アノード端子が高電位になっても、バイアス電流は流れないので、発光動作を行わず、ホトトランジスタ12bはオフ動作する。トランジスタ13がオフ動作し、制御回路5の制御信号入力ポート16の電位が高レベルになる。
制御回路5は、いわゆるマイコンで構成され、プログラム制御により、制御信号入力ポート16の電位レベルの変化を監視し、図1に示す例では、制御信号入力ポート16の電位が低レベルになると、ゼロクロス検知信号の入力有りと認識し、制御信号入力ポート16の電位が高レベルになると、ゼロクロス検知信号の入力無しと認識する。
特許文献1に記載の技術を適用すると、制御回路5は、制御信号出力ポート17から電流路開閉回路4へ出力する電流路開閉制御信号を、手乾燥機の待機時では、半周期毎に、高レベルと低レベルを繰り返すように制御し、手乾燥機の使用時では、常時高レベルに維持するように制御することなる。
しかし、手乾燥機の使用時では、ゼロクロスタイミングを認識できればよい。また、手乾燥機の待機時では、ゼロクロス検知信号を必要としない場合もあり、必要とする場合でも、使用時と同様に、ゼロクロスタイミングを認識できればよい。本実施の形態による制御回路5は、斯かる観点から電流路開閉回路4を制御するように構成され、また、一定の条件下に、ゼロクロス検知信号に代えて擬似ゼロクロス信号を内部生成するように構成されている。
以下、図1〜図7を参照して、本実施の形態による制御回路5が行うゼロクロス検知回路3での消費電力低減動作について説明する。本実施の形態では、2通りの動作例について説明する。
(第1の動作例)
図2は、図1に示す制御回路が実施する初期設定時での計測処理(その1)および運転時での消費電力低減処理(その1)を説明するフローチャートである。なお、図2では、処理手順を示すステップを、「ST」と略記してある。図3は、図2に示す初期設定時での計測処理(ST1〜ST4)の内容を説明するのに用いるゼロクロス検知信号の波形図である。図4は、図2に示す使用時での消費電力低減処理(ST6〜ST11)の内容を説明するのに用いるゼロクロス検知信号の波形図である。
図2において、ST1〜ST4は、電源投入時やリセット時に行われる初期設定の一環として行われる処理であり、ST5〜ST11は、その後の運転時(待機時および使用時)に行われる処理である。
ST1では、制御回路5は、制御信号出力ポート17から出力する電流路開閉制御信号を高レベルにし電流路開閉回路4を閉路状態にする。ゼロクロス検知回路3では、電流路が形成されるので、商用電源1の1周期毎のゼロクロスタイミングの検知動作を行う。すなわち、図3に示すように、ゼロクロス検知回路3では、発光ダイオード12aに、商用電源1の正の半周期毎にその期間内電流が流れるので(図3(1))、トランジスタ13が正の半周期毎にその期間内オン動作する。したがって、ゼロクロス検知回路3から制御回路5の制御信号入力ポート16に出力されるゼロクロス検知信号は、商用電源1の正の半周期毎にその期間内低レベルとなる(図3(2))。
制御回路5は、制御信号入力ポート16の電位レベルの変化を監視し(ST2)、ゼロクロス検知信号の入力を認識すると(ST2:Yes)、図3(2)に示すように、低レベルに立ち下がるタイミングの時間間隔19を測定する(ST3)。これは、商用電源1の1周期(つまり電源周期)である。制御回路5は、この測定した時間間隔19を基準にして、1周期の開始時から半周期経過後で1周期経過前までの所定時間を算定し、それをタイマ値として設定する(ST4)。すなわち、図3に示す例では、ゼロクロス検知信号が入力している正の半周期の経過後で次の負の半周期の期間内において電気角で180度以下の所定タイミングまでの時間をタイマ値として設定する。以上の初期設定処理を終了すると、運転時の処理(ST5〜ST11)へ進む。
ST5では、制御回路5は、待機時の動作として、制御信号出力ポート17から出力する電流路開閉制御信号を低レベルにし電流路開閉回路4を開路状態にする。ゼロクロス検知回路3は、電流路が形成されないので、この待機時の動作期間内ではゼロクロスタイミングの検知動作は行われない。
この待機時動作期間において、制御回路5は、図示しない手挿入検知センサから検知信号が入力するのを監視する(ST6)。検知信号が入力すると、手乾燥機の使用開始と認識し(ST6:Yes)、制御信号出力ポート17から出力する電流路開閉制御信号を高レベルにし電流路開閉回路4を閉路状態にする(ST7)。制御回路5は、制御信号入力ポート16の電位レベルの変化を監視し(ST8)、ゼロクロス検知信号の入力を認識すると(ST8:Yes)、直ちに制御信号出力ポート17から出力する電流路開閉制御信号を低レベルにし電流路開閉回路4を開路状態にすると同時に、タイマをスタートし(ST9)、タイムアップするのを監視する(ST10)。タイムアップすると(ST9:Yes)、手乾燥機の使用終了でなければ(ST11:No)ST7に進み、手乾燥機の使用終了であれば(ST11:Yes)ST5に進む。
図4を参照すると、このST6〜ST11〜ST7の使用時処理では、ゼロクロス検知回路3の電流路を閉路した(ST7)後、ゼロクロス検知信号(図4(1))の入力が、制御信号入力ポート16の電位レベルが低レベルへ立ち下がるタイミング20で認識される(ST8:Yes)。すると、制御回路5は、タイミング20の直後のタイミング21において、ゼロクロス検知回路3の電流路を開路し、同時にタイマをスタートする(ST9)。タイマ値は、ゼロクロス検知信号の入力を認識した正の半周期の経過後で次の負の半周期の期間22内に設定してある。この期間22内の或るタイミングでタイムアップする(ST10:Yes)と、ゼロクロス検知回路3の電流路を閉路する(ST7)、という動作が繰り返される。
以上に示した第1の動作例では、手乾燥機の使用時においては、図4に示すように、ゼロクロス検知回路3の発光ダイオード12aに正の半周期開始時の短時間だけ電流が流れて、その短時間だけゼロクロス検知信号を出力する動作を行うので、ゼロクロス検知回路3での電力消費を正の半周期開始時の短時間だけに限定することができ、大幅に消費電力低減が可能になる。
また、手乾燥機の待機時では、ゼロクロス検知回路3の電流路を継続して開路状態にするので、待機時におけるゼロクロス検知回路3での従来例におけるような無駄な電力消費を無くすことができる。この手乾燥機の待機時においても、使用時と同様に、ゼロクロス検知回路3での電力消費を正の半周期開始時の短時間だけに限定するようにしてもよい。このようにしても、ゼロクロス検知回路3での従来例におけるような無駄な電力消費を無くすことができる。
このとき、ゼロクロス検知回路3での電力消費を正の半周期開始時の短時間だけに限定し、次回のゼロクロス検知を可能にするため、ゼロクロス検知回路3の電流路を再閉路するタイミングを指定するのに使用するタイマ値は、精度を要しないので、簡易なタイマ機能で済む。
また、ゼロクロス検知回路3は、半波整流波形を用いるので、ゼロクロス検知回路3の電流路を再閉路するタイミングを、負の半周期の期間22内に指定することができ、電流が急激に流れることにより生ずる問題を考慮せずに済む。つまり、ゼロクロス検知回路3が全波整流波形を用いる場合、測定する時間間隔は半周期の時間であり、タイマ値は半周期の時間よりも短い時間となるが、電流が急激に流れることにより生ずる問題に対処すれば、第1の動作例を同様に適用できることは言うまでもない。
なお、負荷2に含まれるアクティブコンバータは、動作開始後の同期信号として第1の動作例によるゼロクロス検知信号を用いることができるので、力率改善動作に支障を来すことはない。
(第2の動作例)
図5は、図1に示す制御回路が実施する初期設定時での計測処理(その2)を説明するフローチャートである。図6は、図1に示す制御回路が実施する運転時での消費電力低減処理(その2)を説明するフローチャートである。図7は、図6に示す運転時での消費電力低減処理において入力されるゼロクロス検知信号と内部生成される擬似ゼロクロス信号との関係の一例を説明するタイムチャートである。
図5において、制御回路5は、初期設定時に、制御信号出力ポート17から出力する電流路開閉制御信号を高レベルにして電流路開閉回路4を閉路状態にし(ST20)、ゼロクロス検知回路3から制御回路5の制御信号入力ポート16にゼロクロス検知信号が入力されるのを監視する(ST21)。制御信号入力ポート16にゼロクロス検知信号が入力されると(ST21:Yes)、図3(2)に示した時間間隔19を測定し、併せてその測定した時間間隔19の規格値からの誤差幅を測定する(ST22)。
そして、制御回路5は、測定した時間間隔19を基準にしたタイマ値として、1周期の時間と、1周期の開始時から半周期経過後で1周期経過前までの所定時間とを算定し、何時でも設定できるように用意しておく(ST23)。
また、制御回路5は、測定した誤差幅に応じてゼロクロス検知信号の代わりに用いる擬似ゼロクロス信号の使用可否及び使用個数を判定する範囲データを内部メモリから取得し(ST24)、それに基づきST25〜ST33の各処理を実行する。終了すると、図6に示す運転時(待機時および使用時)の処理(ST34〜ST52)へ進む。
範囲データは、例えば、次のようになっている。(1)測定した誤差幅がゼロである場合は、常に擬似ゼロクロス信号を使用する、或いは、できるだけ多くの周期で擬似ゼロクロス信号を使用するのいずれかを選択できる。多くの周期で使用する場合の使用回数をAとする。(2)測定した誤差幅がゼロでない場合は、範囲1<範囲2<範囲3の関係にある3つの判定範囲のいずれかに属すれば、擬似ゼロクロス信号を使用できる。(1)と(2)での使用個数については、範囲1での使用個数をB、範囲2での使用個数をC、範囲3での使用個数をDとすれば、A≫B>C>Dの関係になっている。
すなわち、制御回路5は、測定した誤差幅が、ゼロであるか(ST25)、範囲1以下であるか(ST26)、範囲2以下であるか(ST27)、範囲3以下であるか(ST28)を判断し、その判断結果に応じた処理(ST29〜ST33)を行う。
ST29では、測定した誤差幅がゼロである場合(ST25:Yes)に、常に擬似ゼロクロス信号の使用を設定、或いは、A個のゼロクロス検知信号に代えて擬似ゼロクロス信号の使用を設定してST34へ進む。ST30では、測定した誤差幅が、0<誤差幅≦範囲1である場合(ST26:Yes)に、B個のゼロクロス検知信号に代えて擬似ゼロクロス信号の使用を設定してST34へ進む。ST31では、測定した誤差幅が、範囲1<誤差幅≦範囲2である場合(ST27:Yes)に、C個のゼロクロス検知信号に代えて擬似ゼロクロス信号の使用を設定してST34へ進む。ST32では、測定した誤差幅が、範囲2<誤差幅≦範囲3である場合(ST28:Yes)に、D個のゼロクロス検知信号に代えて擬似ゼロクロス信号の使用を設定してST34へ進む。ST33では、測定した誤差幅が、誤差幅>範囲3である場合(ST28:No)に、擬似ゼロクロス信号の使用を設定しないでST34へ進む。
次に、図6において、ST34では、制御回路5は、待機時の動作として、電流路開閉回路4を開路状態にする。ゼロクロス検知回路3では、電流路が形成されないので、待機時の動作期間内ではゼロクロスタイミングの検知動作は行われない。
この待機時動作期間において、制御回路5は、図示しない手挿入検知センサから検知信号が入力して手乾燥機の使用開始を認識すると(ST35:Yes)、電流路開閉回路4を閉路状態にし(ST36)、ゼロクロス検知信号の入力を認識すると(ST37:Yes)、直ちに電流路開閉回路4を開路状態にする(ST38)。同時に、制御回路5は、擬似ゼロクロス信号の使用可否設定の内容を調べる(ST39)。制御回路5は、擬似ゼロクロス信号を使用する場合(ST39:Yes)はST40〜ST46の処理を実行し、擬似ゼロクロス信号を使用しない場合(ST39:No)はST47〜ST52の処理を実行する。
まず、擬似ゼロクロス信号を使用する場合(ST39:Yes)は、タイマを1周期に設定してスタートし(ST40)、タイムアップするのを監視する(ST41)。タイムアップすると(ST41:Yes)、擬似ゼロクロス信号を同期挿入(具体的には擬似ゼロクロス信号を内部でゼロクロスタイミングに同期して発生)し、同時に1周期タイマをスタートする(ST42)。タイムアップすると(ST43:Yes)、手乾燥機の使用終了か否かを判断する(ST44)。手乾燥機の使用終了であれば(ST44:Yes)先のST34へ戻るが、手乾燥機の使用終了でない場合(ST44:No)は、擬似ゼロクロス信号の使用に関する設定内容を調べる(ST45、ST46)。
擬似ゼロクロス信号を常に使用する設定である場合(ST45:Yes)は、ST42とST43との繰り返し処理が手乾燥機の使用時(ST44:No)において常に実行される。一方、擬似ゼロクロス信号を所定個数使用する設定である場合(ST46)は、手乾燥機の使用時(ST44:No)において、設定個数挿入するまで(ST46:No)ST42とST43との繰り返し処理が実行され、設定個数挿入すると(ST46:Yes)、ST36に戻り、再度、1つのゼロクロス検知信号(ST37)に所定個数の擬似ゼロクロス信号を後続させる処理(ST42、ST43)が実行される。
次に、擬似ゼロクロス信号を使用しない場合(ST39:No)の処理(ST47〜ST52)は、図2に示した第1の動作例と同じであり、図4にて説明した動作が同様の態様で行われる。
次に、図7を参照して、ゼロクロス検知信号と擬似ゼロクロス信号との関係について具体的に説明する。図7では、測定した誤差幅がゼロでない場合に適用する範囲1〜3での使用回数B,C,Dを、B=7、C=3、D=1とした場合の例が示されている。
図7(1)は、ゼロクロス周期を示す。測定した誤差幅が範囲3を超えているために擬似ゼロクロス信号を使用しない場合(ST28:No)は、図7(2)に示すように、各ゼロクロス周期でゼロクロス検知回路3が出力するゼロクロス検知信号が制御回路5に入力される。
測定した誤差幅が範囲3以下の場合(ST28:Yes)には、図7(3)に示すように、制御回路5は、或るゼロクロス周期でゼロクロス検知回路3が出力するゼロクロス検知信号が入力されると、次のゼロクロス周期で擬似ゼロクロス信号を内部生成することを、ゼロクロス検知信号が入力する毎に繰り返す。
測定した誤差幅が範囲2以下の場合(ST27:Yes)には、図7(4)に示すように、制御回路5は、或るゼロクロス周期でゼロクロス検知回路3が出力するゼロクロス検知信号が入力されると、次の連続した3つのゼロクロス周期で擬似ゼロクロス信号を内部生成することを、ゼロクロス検知信号が入力する毎に繰り返す。
測定した誤差幅が範囲1以下の場合(ST26:Yes)には、図7(5)に示すように、制御回路5は、或るゼロクロス周期でゼロクロス検知回路3が出力するゼロクロス検知信号が入力されると、次の連続した7つのゼロクロス周期で擬似ゼロクロス信号を内部生成することを、ゼロクロス検知信号が入力する毎に繰り返す。
待機時(ST34)においては、図7(6)に示すように、ゼロクロス検知回路3は動作せず、ゼロクロス検知信号は発生しない。
以上に示した第2の動作例では、使用時においては、測定した誤差幅がゼロである場合は常にゼロクロス検知信号に代えて擬似ゼロクロス信号を使用する、或いは、長期間に渡ってゼロクロス検知信号に代えて擬似ゼロクロス信号を使用する。また、測定した誤差幅はゼロではないが擬似ゼロクロス信号を使用できる程度の大きさである場合は、その誤差幅に応じた回数だけゼロクロス検知信号に代えて擬似ゼロクロス信号を使用する。したがって、第1の動作例よりも更にゼロクロス検知回路3での消費電力低減が図れる。
また、測定した誤差幅が擬似ゼロクロス信号を使用できない程度に大きい場合は、第1の動作例と同様に、ゼロクロス検知回路3の電流路を開閉制御するので、第1の動作例と同程度の消費電力低減が図れる。待機時においても、第1の動作例と同様に、2通りの方法でゼロクロス検知回路3の電流路を開閉制御でき、第1の動作例と同程度の消費電力低減が図れる。
なお、負荷2に含まれるアクティブコンバータは、動作開始後の同期信号として第2の動作例によるゼロクロス検知信号または擬似ゼロクロス信号を用いることができるので、力率改善動作に支障を来すことはない。
以上のように、本実施の形態によれば、手乾燥機の使用時、待機時を問わずゼロクロス検知回路での消費電力低減が図れる手乾燥機の制御装置が実現できる。
以上のように、本発明にかかる手乾燥機の制御装置は、手乾燥機の使用時、待機時を問わずゼロクロス検知回路での消費電力低減が図れる制御装置として有用であり、特に、半波整流によるゼロクロス検知回路を搭載する手乾燥機の制御装置に適している。
1 商用電源
2 負荷(手乾燥機のモータの他にアクティブコンバータを含む)
3 ゼロクロス検知回路
4 電流路開閉回路
5 制御回路(マイコン)
10,11 ダイオード
12,14 ホトカプラー
13 トランジスタ
19 時間間隔(電源周期)
22 タイムアップの時間を設定する期間

Claims (8)

  1. 商用電源のゼロクロスタイミングを検知しゼロクロス検知信号を出力するゼロクロス検知回路と、
    前記ゼロクロス検知回路と前記商用電源との間の電流路を開閉する電流路開閉回路と、
    初期設定の期間において前記電流路開閉回路を閉路状態に制御して入力される前記ゼロクロス検知信号の時間間隔を測定し、手乾燥機の待機時では、前記電流路開閉回路を開路状態に制御し、手乾燥機の使用時では、前記電流路開閉回路を閉路状態に制御し、前記ゼロクロス検知信号が入力されると直ちに前記電流路開閉回路を開路状態に制御し、次回ゼロクロス検知信号が入力されるまでの所定時間をタイマに設定してスタートし、該タイマがタイムアップすると前記電流路開閉回路を閉路状態に制御することを使用終了まで繰り返す制御回路と
    を備えたことを特徴とする手乾燥機の制御装置。
  2. 商用電源のゼロクロスタイミングを検知しゼロクロス検知信号を出力するゼロクロス検知回路と、
    前記ゼロクロス検知回路と前記商用電源との間の電流路を開閉する電流路開閉回路と、
    初期設定の期間において前記電流路開閉回路を閉路状態に制御して入力される前記ゼロクロス検知信号の時間間隔を測定し、手乾燥機の待機時および使用時において、前記電流路開閉回路を閉路状態に制御し、前記ゼロクロス検知信号が入力されると直ちに前記電流路開閉回路を開路状態に制御し、次回ゼロクロス検知信号が入力されるまでの所定時間をタイマに設定してスタートし、該タイマがタイムアップすると前記電流路開閉回路を閉路状態に制御することを繰り返す制御回路と
    を備えたことを特徴とする手乾燥機の制御装置。
  3. 前記ゼロクロス検知回路が前記商用電源の半波整流波形のゼロクロスタイミングを検知する場合において、前記タイマに設定する所定時間は、ゼロクロスタイミングの検知時から半周期経過後で次の半周期を経過する前までの間の時間であることを特徴とする請求項1または2に記載の手乾燥機の制御装置。
  4. 商用電源のゼロクロスタイミングを検知しゼロクロス検知信号を出力するゼロクロス検知回路と、
    前記ゼロクロス検知回路と前記商用電源との間の電流路を開閉する電流路開閉回路と、
    初期設定の期間において前記電流路開閉回路を閉路状態に制御して入力される前記ゼロクロス検知信号の時間間隔を測定し、手乾燥機の待機時では、前記電流路開閉回路を開路状態に制御し、手乾燥機の使用時では、前記電流路開閉回路を閉路状態に制御し、前記ゼロクロス検知信号が入力されると直ちに前記電流路開閉回路を開路状態に制御し、該ゼロクロス検知信号入力時から前記測定した時間間隔を経過した時点を擬似ゼロクロスタイミングとみなし、以後、前記測定した時間間隔を経過する時点毎に擬似ゼロクロス信号を内部で発生することを使用終了まで繰り返す制御回路と
    を備えたことを特徴とする手乾燥機の制御装置。
  5. 商用電源のゼロクロスタイミングを検知しゼロクロス検知信号を出力するゼロクロス検知回路と、
    前記ゼロクロス検知回路と前記商用電源との間の電流路を開閉する電流路開閉回路と、
    初期設定の期間において前記電流路開閉回路を閉路状態に制御して入力される前記ゼロクロス検知信号の時間間隔を測定し、手乾燥機の待機時および使用時において、前記電流路開閉回路を閉路状態に制御し、前記ゼロクロス検知信号が入力されると直ちに前記電流路開閉回路を開路状態に制御し、該ゼロクロス検知信号入力時から前記測定した時間間隔を経過した時点を擬似ゼロクロスタイミングとみなし、以後、前記測定した時間間隔を経過する時点毎に擬似ゼロクロス信号を内部で発生することを繰り返す制御回路と
    を備えたことを特徴とする手乾燥機の制御装置。
  6. 商用電源のゼロクロスタイミングを検知しゼロクロス検知信号を出力するゼロクロス検知回路と、
    前記ゼロクロス検知回路と前記商用電源との間の電流路を開閉する電流路開閉回路と、
    初期設定の期間において前記電流路開閉回路を閉路状態に制御して入力される前記ゼロクロス検知信号の時間間隔および該時間間隔の誤差幅を測定し、手乾燥機の待機時では、前記電流路開閉回路を開路状態に制御し、手乾燥機の使用時では、前記電流路開閉回路を閉路状態に制御し、前記ゼロクロス検知信号が入力されると直ちに前記電流路開閉回路を開路状態に制御し、該ゼロクロス検知信号入力時から前記測定した時間間隔を経過した時点を擬似ゼロクロスタイミングとみなして該擬似ゼロクロスタイミングとみなす回数を前記測定した誤差幅に基づき設定し、以後、前記測定した時間間隔を経過する時点毎に擬似ゼロクロス信号を内部で発生し、前記設定した回数になると、前記電流路開閉回路を閉路状態に制御し前記ゼロクロス検知信号が入力されると、直ちに前記電流路開閉回路を開路状態にする制御へ移行し、再度前記設定した回数だけ前記擬似ゼロクロス信号を発生することを使用終了まで繰り返す制御回路と
    を備えたことを特徴とする手乾燥機の制御装置。
  7. 商用電源のゼロクロスタイミングを検知しゼロクロス検知信号を出力するゼロクロス検知回路と、
    前記ゼロクロス検知回路と前記商用電源との間の電流路を開閉する電流路開閉回路と、
    初期設定の期間において前記電流路開閉回路を閉路状態に制御して入力される前記ゼロクロス検知信号の時間間隔および該時間間隔の誤差幅を測定し、手乾燥機の待機時および使用時において、前記電流路開閉回路を閉路状態に制御し、前記ゼロクロス検知信号が入力されると直ちに前記電流路開閉回路を開路状態に制御し、該ゼロクロス検知信号入力時から前記測定した時間間隔を経過した時点を擬似ゼロクロスタイミングとみなして該擬似ゼロクロスタイミングとみなす回数を前記測定した誤差幅に基づき設定し、以後、前記測定した時間間隔を経過する毎に擬似ゼロクロス信号を内部で発生し、前記設定した回数になると、前記電流路開閉回路を閉路状態に制御し前記ゼロクロス検知信号が入力されると直ちに前記電流路開閉回路を開路状態にする制御へ移行し、再度前記設定した回数だけ前記擬似ゼロクロス信号を発生することを繰り返す制御回路と
    を備えたことを特徴とする手乾燥機の制御装置。
  8. アクティブコンバータを備え、該アクティブコンバータが動作開始後に用いる同期信号は、前記ゼロクロス検知信号または前記擬似ゼロクロス信号であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の手乾燥機の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013174574A (ja) * 2011-03-31 2013-09-05 Toto Ltd ゼロクロス検出回路
JP2017056033A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 Toto株式会社 手乾燥装置
JP2019088978A (ja) * 2019-03-25 2019-06-13 Toto株式会社 手乾燥装置

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