JP2011086832A - 波長ロッカー - Google Patents

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Abstract

【課題】サーミスタ素子の搭載方法を変更することなく、環境温度の影響を受けにくい波長ロッカーを提供することにある。
【解決手段】波長ロッカー基板上でエタロン素子に隣接して配置されるサーミスタ素子により当該エタロン素子の温度を独立に制御する波長ロッカーであって、エタロン素子12の上部12aと下部12bとで熱抵抗が異なり、上部12aより下部12bの熱抵抗が小さく形成されたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信用波長検出素子の素子構造に関し、特に独立温度制御型の波長ロッカーに関する。
近年の波長多重光通信技術(WDM;Wavelength Division Multiplexing)の開発において、光通信用半導体レーザの発振波長は、193.1THz(1552.52nm)を中心に100GHz間隔、または50GHz間隔で、ITU−Tグリッド波長に、例えば+/−20pm以内という範囲で恒久的に安定化することが望まれている。このような技術要求に対し、光通信用半導体レーザモジュールの出力波長と光出力パワーを検出して制御する、波長ロッカー(wavelength locker)と呼ばれる機能素子を標準的に搭載している。
一般的な波長ロッカーの構成を図5に示す。波長ロッカーでは、図5に示すように、レーザ素子(図示せず)から出射した光(レーザビーム)107をキューブ型の2連ビームスプリッタ106などにより光出力用と波長検出用に切り出し、一方の光路にエタロン素子102を挿入し、エタロン素子102を通過した光107Aとエタロン素子102を通過しない光107Bとをそれぞれ専用のフォトダイオード104,105で受光し、フォトダイオード104,105の出力からその波長と光出力を検出する方法をとっている。ここで、フォトダイオード104は波長検出用のフォトダイオードであり、フォトダイオード105は光出力モニター用のフォトダイオードである。
一般的な波長の固定方法としては、以下に示す方法が採られる。エタロン素子を通過して生じるフォトダイオードの受光電流特性の一例を図6に示す。図6に示すように、波長(図6中の横軸)に対して、周期的に振幅が変化する光電流信号を検出できる。レーザダイオードの制御温度と駆動電流の設定によって、ある1つの波長が発生している条件下において、フォトダイオードの検出電流がある一定値(ロックポイント)になるように、レーザダイオードの制御温度に負帰還制御をかけることにより波長の固定を行っている(波長制御を電流で行う場合には、レーザダイオードの駆動電流に負帰還制御をかけることになる)。
このときロックポイントは、図6に示すように、検出電流値の最大値と最小値を結ぶ領域で、(最大値−最小値)/2の点を中心に約85%の単一減少、または単一増加するような傾斜の大きい領域に設定する。これは、上記以外の領域(図6の最大値、最小値付近)では、検出電流値のある変化量に対して選択できる波長の範囲が広くなってしまい、高精度な波長制御が難しくなるためである。
このようにロックポイントを前述の図6に示す傾斜の大きい領域に設定するため、エタロン素子温度を正確に調整する必要がある。
ここで、従来の波長ロッカーのエタロン素子とサーミスタ素子の配置構成を図7に示す。波長ロッカーでは、図7に示すように、基板101にエタロン素子102が設けられ、エタロン素子102の近傍における基板101にサーミスタ素子103が直張りされている。基板101とサーミスタ素子103、および基板101とエタロン素子102の接着手段として、半田溶融や銀ペーストなどの熱伝導性の高い接着剤が挙げられる。ここで、エタロン素子102の光学共振器面102a,102bの断面形状は一般的には長方形であり、例えばエタロン素子の寸法比(底辺W72:上辺W71:高さH70)は3:3:2である。
一般に波長ロッカーでは、環境温度が変化すると(例えば、0℃−75℃)、筐体からの輻射熱などの影響によりエタロン素子の実温度が微小に変化し、エタロン素子の透過特性がシフトする。ここで、エタロン素子の実温度とは、エタロン素子の入射光軸高さ付近での温度のことである。このエタロン素子の実温度変化とサーミスタ素子によるモニター温度変化との間の相対差によって、モニター波長がドリフトするという問題がある。サーミスタ素子が基板に直張りされる場合には、実質的にエタロン素子の実温度変化分モニター波長がシフトする。ここで、図7に示すエタロン素子102が溶融石英で作製された場合の環境温度の変化に対するエタロン素子の実温度変化を図8に示す。この図8に示すように、環境温度0−75℃でエタロン素子の実温度は4℃以上変化している(図中ΔT)。この場合モニター波長は、溶融石英エタロンの透過波長の温度変化率を約10(pm/℃)とすると、10(pm/℃)×4(℃)=40pm以上ドリフトすると予想される。
このようなモニター波長のドリフトを補償するために、サーミスタ素子を絶縁プレート上に搭載して、エタロン素子の近傍に設置する方法が用いられる(例えば、特許文献1参照)。絶縁プレートの寸法、特に高さは、絶縁プレートの材質によって決まる熱伝導率との関係により、環境温度が変化した際にエタロン素子の実温度変化と同様の変化をモニター温度が示す(エタロン素子の実温度とモニター温度の相対差を極小にする)ように設計される。
特開2004−153176号公報
しかしながら、上述した従来の方法においては、エタロン素子の材質変更の度に、サーミスタ素子を搭載する絶縁プレートの寸法を再設計する必要がある。これは、低コスト化の観点から望ましくない。
従って、本発明は上述したような課題を解決するために為されたものであって、サーミスタ素子の搭載方法を変更することなく、環境温度の影響を受けにくい波長ロッカーを提供することを目的としている。
上述した課題を解決する第1の発明に係る波長ロッカーは、
波長ロッカー基板上でエタロン素子に隣接して配置されるサーミスタ素子により当該エタロン素子の温度を独立に制御する波長ロッカーであって
前記エタロン素子は、当該エタロン素子の上部と下部とで熱抵抗が異なり、上部より下部の熱抵抗が小さく形成されたものである
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第2の発明に係る波長ロッカーは、
第1の発明に係る波長ロッカーであって、
前記エタロン素子の前記波長ロッカー基板と並行な切断面が、前記エタロン素子の上部より下部のほうが大きい形状である
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第3の発明に係る波長ロッカーは、
第1または第2の発明に係る波長ロッカーであって、
前記エタロン素子の光学共振器面と並行な切断面の形状が台形である
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第4の発明に係る波長ロッカーは、
第1または第2の発明に係る波長ロッカーであって、
前記エタロン素子の光学共振器面と並行な切断面の形状が三角形である
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第5の発明に係る波長ロッカーは、
第1乃至第4の発明の何れか1つに係る波長ロッカーであって、
前記エタロン素子が水晶製である
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第6の発明に係る波長ロッカーは、
第1乃至第4の発明の何れか1つに係る波長ロッカーであって、
前記エタロン素子が溶融石英製である
ことを特徴とする。
本発明に係る波長ロッカーによれば、サーミスタ素子の搭載方法を変更することなく、環境温度の影響を受けにくいものとなる。これにより、動作が安定化する。
本発明の第一番目の実施形態に係る波長ロッカーの構成図である。 本発明の第二番目の実施形態に係る波長ロッカーの構成図である。 エタロン素子の形状と温度変化量との関係を示す図である。 エタロン素子の形状と温度変化量との関係を示す図である。 従来の波長ロッカーの構成図である。 エタロン素子の光の透過特性を表す図である。 従来の波長ロッカーが具備するエタロン素子とサーミスタ素子の配置状態を説明するための図である。 環境温度とエタロン中心温度との関係を示す図である。
本発明に係る波長ロッカーについて、各実施形態で具体的に説明する。
[第一番目の実施形態]
本実施形態に係る波長ロッカーについて、図1を参照して説明する。
本実施形態に係る波長ロッカーは、固定波長または任意波長を出力する半導体レーザ光源モジュールの出力波長の負帰還制御をエタロン素子により行うものである。
波長ロッカーは、図1に示すように、基板(波長ロッカー基板)11の上面11aに設けられたエタロン素子12と、エタロン素子12の近傍に配置され、基板11の上面11aに半田溶融などにより直張りされたサーミスタ素子13とを具備する。基板温度は一定である。ここでは、エタロン素子12の入射光軸高さ中心は、エタロン素子12の全高H10の半分付近に設定されるものとする。
サーミスタ素子13はエタロン素子12の温度を独立に制御するものである。
エタロン素子12は、当該エタロン素子12の上面12a(上部)付近と下面12b(下部)付近とで熱抵抗が異なり、上面12a付近より下面12b付近の熱抵抗が小さくなるように形成されたものである。ここでは、エタロン素子12の光学共振器面、すなわち、光(入射ビーム)107Aが入射する端面12cおよびこの端面12cに対向する端面12dと並行な切断面の形状が台形である。具体的には、エタロン素子12は、上面12aの幅W11よりも下面12bの幅W12の方が大きく形成されたものであり、エタロン素子12の基板11の上面11aと並行な切断面にて、当該エタロン素子12の上面12a付近より下面12b付近の方が大きくなるように形成されたものである。言い換えると、エタロン素子12は、一方の端面12cから他方の端面12dに亘って、台形が連続的に延在する形状である。台形は、例えば、基板11の上面11aと平行で且つ基板11と接しない上辺(図1中で上面12aにおける左右方向に延在する辺)、基板11の上面11aに接する下辺(図1中で下面12bにおける左右方向に延在する辺)、および高さH10の比が、1:3:2であるとする。図7に示す従来のエタロン素子の一例(従来例)と比べ、エタロン素子の上辺が3から1に減少しているが、基板との接触面積、高さおよび奥行きは従来例のエタロン素子と同じである。これにより、サーミスタ素子13の搭載方法を変更することなく、環境温度の影響を受けにくいものとなり、エタロン素子12の温度が安定化する。
エタロン素子12としては、例えば、水晶(基板//c軸、基板⊥c軸)製のものや溶融石英製のものなどが挙げられる。水晶や溶融石英は、基板と垂直な方向の熱伝導率が小さい物質であり(水晶(基板//c軸):6.2W/m/K、水晶(基板⊥c軸):10.4W/m/K、溶融石英:1.4W/m/K)、エタロン素子12は、本来、基板からの温度制御を受けにくい(外環境の温度変動の影響を受けやすい)。にもかかわらず、本実施形態のエタロン素子12の温度が効果的に安定化されるのは、熱伝導率が小さいがために基板11との熱エネルギの授受による温度制御が最も及びにくい上面12a付近の熱抵抗を高めるため、外環境との熱エネルギの授受が行われにくいようにエタロン素子12の表面積を狭くする、という形状としたためである。また、このようなエタロン素子の形状変更は、外環境との接触面積(表面積)に対し、基板との接触面積が相対的に増加したことになるため、結果的に基板からの温度制御が及び易くなっているともいえる。このとき、エタロン素子12の形状変更にあたっては、ビームの入出射の妨げにならないようにしなければならないため、光軸に最も影響を与えるエタロン素子12の高さを変更しないで済む形状が望ましく、本実施形態の形状はその条件を十分に満たすものである。
[第二番目の実施形態]
本実施形態に係る波長ロッカーについて、図2を参照して説明する。
本実施形態に係る波長ロッカーは、上述した第一番目の実施形態に係る波長ロッカーが具備するエタロン素子と異なる形状のエタロン素子を具備するものであり、それ以外は同じ素子を具備するものである。
波長ロッカーが具備するエタロン素子22は、図2に示すように、当該エタロン素子22の上部22a付近と下面22b(下部)付近とで熱抵抗が異なり、上部22a付近より下面22b付近の熱抵抗が小さくなるように形成されたものである。ここでは、エタロン素子22の光学共振器面、すなわち、光(入射ビーム)107Aが入射する端面22cおよびこの端面22cに対向する端面22dと並行な切断面の形状が三角形である。具体的には、エタロン素子22は、上部22aよりも下面22bの幅W22の方が大きく形成されたものであり、エタロン素子22の基板11の上面11aと並行な切断面にて、当該エタロン素子22の上部22a付近より下面22b付近の方が大きくなるように形成されたものである。言い換えると、エタロン素子22は、一方の端面22cから他方の端面22dに亘って、三角形が連続的に延在する形状である。三角形における、底辺(図2中で下面22bにおける左右方向に延在する辺)と高さH20の比の一例として、3:2であるものが挙げられる。ここで、エタロン素子22は、基板との接触面積と高さおよび奥行きは、図7に示す従来のエタロン素子の一例と同じである。これにより、サーミスタ素子13の搭載方法を変更することなく、環境温度の影響を受けにくいものとなり、エタロン素子22の温度が安定化する。
基板温度は一定である。エタロン素子22の入射光軸高さ中心は、エタロン素子22の全高H20の半分付近に設定されるものとする。
エタロン素子22としては、例えば、水晶(基板//c軸、基板⊥c軸)製のものや溶融石英製のものなどが挙げられる。水晶や溶融石英は、基板と垂直な方向の熱伝導率が小さい物質であり、エタロン素子22は、本来、基板からの温度制御を受けにくい(外環境の温度変動の影響を受けやすい)。にもかかわらず、本実施形態のエタロン素子22の温度が効果的に安定化されるのは、熱伝導率が小さいがために基板11との熱エネルギの授受による温度制御が最も及びにくい上部22a付近の熱抵抗を高めるため、外環境との熱エネルギの授受が行われにくいようにエタロン素子22の表面積を狭くする、という形状としたためである。また、このようなエタロン素子の形状変更は、外環境との接触面積(表面積)に対し、基板との接触面積が相対的に増加したことになるため、結果的に基板からの温度制御が及び易くなっているともいえる。このとき、エタロン素子22の形状変更にあたっては、ビームの入出射の妨げにならないようにしなければならないため、光軸に最も影響を与えるエタロン素子22の高さを変更しないで済む形状が望ましく、本実施形態の形状はその条件を十分に満たすものである。
[他の実施形態]
なお、上記第一番目、第二番目の実施形態にて、エタロン素子12,22の光学共振器面の形状が各々台形、三角形としたエタロン素子12,22を具備する波長ロッカーを用いて説明したが、エタロン素子の光学共振器面と並行な切断面の形状が、例えば半円形状や、五角形状などの多角形状など、エタロン素子の上部付近より下部付近の方が大きい形状としたエタロン素子を具備する波長ロッカーとすることも可能である。このような波長ロッカーであっても、上述した第一番目および第二番目の実施形態に係る波長ロッカーと同様な作用効果を奏する。
本発明に係る波長ロッカーの効果を確認するために行った確認試験を以下に説明するが、本発明は以下に説明する確認試験のみに限定されるものではない。
[確認試験1]
ここで、上述した第一番目の実施形態に係る波長ロッカーが具備するエタロン素子の形状について、光学共振器面の形状と温度変化量との関係について、図3を参照して説明する。図3にて、横軸にエタロン素子の形状を示し、縦軸に環境温度を0℃から75℃まで変化させたときのエタロン素子の実温度変化量ΔTを示す。図3にて、白丸印が水晶製のエタロン素子の場合を示し、黒丸印が溶融石英製のエタロン素子の場合を示す。また、図3にて、従来例(図7)および第一番目の実施形態におけるΔTを示す。
図3に示すように、基板との接触面積は変更せずに、上辺を短尺化してエタロン素子の光学共振器面と並行な切断面の形状を台形とすることにより、エタロン素子の材質が溶融石英である場合や水晶である場合であっても、ΔTが、エタロン素子の光学共振面と並行な切断面の形状が長方形状である、従来のエタロン素子の場合と比べて、約1/2に減少することが分かった。
[確認試験2]
ここで、上述した第二番目の実施形態に係る波長ロッカーが具備するエタロン素子の形状について、光学共振器面の形状と温度変化量との関係について、図4を参照して説明する。図4にて、横軸にエタロン素子の形状を示し、縦軸に環境温度を0℃から75℃まで変化させたときのエタロン素子の実温度変化量ΔTを示す。図4にて、白丸印が水晶製のエタロン素子の場合を示し、黒丸印が溶融石英製のエタロン素子の場合を示す。エタロン素子の光学共振器面の底辺(基板に接する辺)を3とすると共に、高さを2とした二等辺三角形状の場合について示す。従来のエタロン素子の形状として、高さが2であり横が3である長方形状の場合(図7)について示す。
図4に示すように、基板との接触面積は変更せずに、エタロン素子の光学共振器面と並行な切断面の形状を三角形状とすることにより、エタロン素子の材質が溶融石英である場合や水晶である場合であっても、ΔTが、エタロン素子の光学共振面と並行な切断面の形状が長方形状である従来のエタロン素子の場合と比べて、約1/1.6に減少することが分かった。
以上説明したように、本発明に係る波長ロッカーによれば、エタロン素子部分の温度を独立に制御する波長ロッカーにおいて、エタロン素子の材質を変更した場合であっても、エタロン素子を独立に温度制御するサーミスタ素子の搭載方法を変更することなく、環境温度の影響を受けにくい安定したエタロン素子を実現することができる。
本発明に係る波長ロッカーによれば、サーミスタ素子の搭載方法を変更することなく、環境温度の影響を受けにくいものとなり、動作が安定化するため、通信産業などで有益に利用することができる。
11 基板
12,22 エタロン素子
13 サーミスタ素子
101 基板
102 エタロン素子
103 サーミスタ素子
104 第1のフォトダイオード
105 第2のフォトダイオード
106 キューブ型の2連ビームスプリッタ
107 光

Claims (6)

  1. 波長ロッカー基板上でエタロン素子に隣接して配置されるサーミスタ素子により当該エタロン素子の温度を独立に制御する波長ロッカーであって、
    前記エタロン素子は、当該エタロン素子の上部と下部とで熱抵抗が異なり、上部より下部の熱抵抗が小さく形成されたものである
    ことを特徴とする波長ロッカー。
  2. 請求項1に記載の波長ロッカーであって、
    前記エタロン素子の前記波長ロッカー基板と並行な切断面が、前記エタロン素子の上部より下部のほうが大きい形状である
    ことを特徴とする波長ロッカー。
  3. 請求項1または請求項2に記載の波長ロッカーであって、
    前記エタロン素子の光学共振器面と並行な切断面の形状が台形である
    ことを特徴とする波長ロッカー。
  4. 請求項1または請求項2に記載の波長ロッカーであって、
    前記エタロン素子の光学共振器面と並行な切断面の形状が三角形である
    ことを特徴とする波長ロッカー。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の波長ロッカーであって、
    前記エタロン素子が水晶製である
    ことを特徴とする波長ロッカー。
  6. 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の波長ロッカーであって、
    前記エタロン素子が溶融石英製である
    ことを特徴とする波長ロッカー。
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