JP2011086811A - リードフレーム、電子部品用基板及び電子部品 - Google Patents

リードフレーム、電子部品用基板及び電子部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2011086811A
JP2011086811A JP2009239321A JP2009239321A JP2011086811A JP 2011086811 A JP2011086811 A JP 2011086811A JP 2009239321 A JP2009239321 A JP 2009239321A JP 2009239321 A JP2009239321 A JP 2009239321A JP 2011086811 A JP2011086811 A JP 2011086811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead frame
resin
connection terminals
electronic component
end edges
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009239321A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5544583B2 (ja
Inventor
Tsugio Kurasaka
次男 倉坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Apic Yamada Corp
Original Assignee
Apic Yamada Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Apic Yamada Corp filed Critical Apic Yamada Corp
Priority to JP2009239321A priority Critical patent/JP5544583B2/ja
Publication of JP2011086811A publication Critical patent/JP2011086811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5544583B2 publication Critical patent/JP5544583B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/481Disposition
    • H01L2224/48151Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/48221Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/48245Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
    • H01L2224/48247Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic connecting the wire to a bond pad of the item

Landscapes

  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)

Abstract

【課題】面実装型の電子部品用基板におけるリードフレームの抜け方向に作用するいずれの方向に対しても同等な抜け止め作用を発揮することが可能な抜け止め加工が施されたリードフレームと、これを用いた電子部品用基板および電子部品とを提供する。
【解決手段】樹脂成形領域内に、端縁部15を互いに対向して配置された、少なくとも2つの接続端子14を備えるリードフレームであって、端縁部15の対向する端面が、端縁部15を横断する方向の断面において、リードフレーム10の平面に垂直な方向に対し、ともに同一の方向に傾斜するテーパ状面に形成されていることを特徴とするリードフレーム10と、これを用いた電子部品用基板30および電子部品60である。
【選択図】図1

Description

本発明は、リードフレーム、及びこのリードフレームを用いた電子部品用基板、及びこの電子部品用基板を用いた電子部品に関する。
リードフレームを用いた電子部品(特には半導体装置)の一例として、SON(Small Outline Non−Leaded Package)、QFN(Quad Flat Non−Leaded Package)のような平面よりリードがパッケージ外形より出ないで、パッケージ下面にインナーリードがあるタイプの半導体装置(以下ノンリード型半導体装置という)が知られている。このようなノンリード型半導体装置のインナーリードは、樹脂内に係止する箇所が無いかあるいは小さく、またリードが下面に露出しているため、インナーリードが樹脂より剥離または脱落しやすい。
そこで、インナーリードを電子部品より抜け難くするため、図15に示すように、インナーリード90の断面において上面90aを幅広く、下面90bを上面90aよりも幅狭くなるようにし、側面90cをテーパ面とした逆台形断面に形成する加工方法が提案されている(特許文献1)。この逆台形断面はエッチング又はプレス加工により形成することができる。この構造を採用することにより、インナーリード90と成形用樹脂とが付着する面積が増加する。また、インナーリード90の下面90bの幅が狭いため、成形用樹脂がインナーリード両側面より回りこませることが可能になり、インナーリード90が脱落しにくくなる。
また近年、電子部品の中でもLEDの場合に、放熱特性の良さからリードフレームを使用した面実装型LED製品が提案されてきた。リードフレームにLEDチップがマウントされ、当面樹脂にて樹脂封止後、ダイサーにて個片化された後のパッケージ下面には、リードフレームのインナーリードが半導体装置のSONやQFNと同じように露出した構造となっている。
特開平11−260983号公報 特表2002−519848号公報
ノンリード型の電子部品においてリードフレームの脱落防止のための抜け止め加工方法の一例が上記特許文献1において開示されている。さらに、特許文献2にリード断面凹部加工、断面凸部加工、断面フランジ加工等多数開示されている。しかしながら、上記のリードフレームの抜け止め加工は、リードフレームの抜け方向において、一方側からの外力に対しては良好に抜け止め作用を発揮するが、他方側からの外力に対しての抜け止め作用が大幅に低下してしまうことがある。
そこで本願発明は、成形樹脂からリードが脱落したり剥離したりすることを防止し、信頼性の高い電子部品用基板や電子部品を提供することができるリードフレーム、及びこのリードフレームを用いた電子部品用基板、及びこの電子部品用基板を用いた電子部品を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するための構成を鋭意検討した結果、本出願人は以下の構成を見出した。
すなわち、リードフレームにおいて、樹脂成形領域内に、端縁部を互いに対向して配置された、少なくとも2つの接続端子を備えるリードフレームであって、前記端縁部の対向する端面が、該端縁部を横断する方向の断面において、リードフレームの平面に垂直な方向に対し、ともに同一の方向に傾斜するテーパ状面に形成されていることを特徴とするものである。
また、樹脂成形領域内に、端縁部を互いに対向して配置された、少なくとも2つの接続端子を備えるリードフレームであって、前記端縁部の対向する端面が、該端縁部を横断する方向の断面において、リードフレームの平面に垂直な方向に対し、互いに逆向きに傾斜するテーパ状面に形成され、前記双方の端縁部に沿って、前記対向する一方と他方の端面の傾斜方向が、第1の向きとなる領域と、前記第1の向きとは逆向きとなる第2の向きとなる領域とが設定されていることを特徴とするリードフレームとすることもできる。
さらに、樹脂成形領域内に、少なくとも3つの接続端子を備えるリードフレームであって、前記各々の接続端子は、対向する配置の他の接続端子との間において、対向する少なくとも2つの端縁部を備え、前記端縁部の対向する端面は、該端縁部を横断する方向の断面において、リードフレームの平面に垂直な方向に対し、互いに逆向きに傾斜するテーパ状面に形成され、前記各々の接続端子は、端面の傾斜方向が、第1の向きとなる端縁部と、前記第1の向きとは逆向きになる端縁部とを備えることを特徴とするリードフレームとすることもできる。
また、他の発明として、樹脂成形領域内に、端縁部を互いに対向して配置された、少なくとも2つの接続端子を備えるリードフレームを樹脂成形してなる電子部品用基板であって、前記端縁部の対向する端面が、該端縁部を横断する方向の断面において、リードフレームの平面に垂直な方向に対し、ともに同一の方向に傾斜するテーパ状面に形成され、前記接続端子の実装面が前記樹脂の外面と面一に露出し、前記対向する端縁部間に樹脂が充てんされて樹脂成形されていることを特徴とする電子部品用基板とすることもできる。
また、樹脂成形領域内に、端縁部を互いに対向して配置された、少なくとも2つの接続端子を備えるリードフレームを樹脂成形してなる電子部品用基板であって、前記端縁部の対向する端面が、該端縁部を横断する方向の断面において、リードフレームの平面に垂直な方向に対し、互いに逆向きに傾斜するテーパ状面に形成され、前記双方の端縁部に沿って、前記対向する一方と他方の端面の傾斜方向が、第1の向きとなる領域と、前記第1の向きとは逆向きとなる第2の向きとなる領域とが設定され、前記接続端子の実装面と前記樹脂の外面とが面一に露出し、前記対向する端縁部間に樹脂が充てんされて樹脂成形されていることを特徴とする電子部品用基板とすることもできる。
さらに、上記いずれかの電子部品用基板の前記接続端子の実装面とは反対面側に素子が搭載され、前記電子部品用基板の前記素子が搭載された面側が樹脂によって封止されていることを特徴とする電子部品とすることもできる。
本願発明にかかるリードフレーム、及びこれを用いた電子部品用基板、及びこれを用いた電子部品によれば、面実装型の電子部品用基板または電子部品において、リードフレームが剥離する方向に作用するいずれの方向における力に対しても、同等な抜け止め作用を発揮させることが可能である。これにより、信頼性の高い電子部品用基板及びこれを用いた電子部品を提供することができる。
第1実施形態におけるリードフレームの平面図(A)と、(A)中のWの範囲におけるA−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。 接続端子の端縁部の端面の傾斜方向が同一方向となる加工方法を示す要部断面図である。 第1の実施形態の変形例であり、リードフレームの平面図(A)と、(A)中のWの範囲におけるA−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。 リードフレームの第2の実施形態についての平面図(A)と、(A)中のWの範囲におけるA−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。 第2実施形態の変形例であるリードフレームの平面図(A)と、(A)中のWの範囲におけるA−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。 リードフレームの第3の実施形態を示す平面図(A)およびA−A線における断面図(B)である。 接続端子の端縁部の端面をテーパ面とし、対向するテーパ面の傾斜方向を同一方向とした例の平面図(A)と、(A)中のWの範囲におけるA−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。 リードフレームの第4実施形態を示す平面図(A)と、A−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。 リードフレームの第4実施形態の変形例を示す平面図(A)と、A−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。 図1に示したリードフレームを用いて形成した電子部品用基板と電子部品を示す平面図(A)と、(A)中のWの範囲におけるA−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。 電子部品の製造工程を示す平面図(A)と、Z−Z線における断面図(B)である。 第2実施形態として説明したリードフレームを用いた電子部品用基板と電子部品の平面図と、A−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。 第4実施形態として説明したリードフレームを用いた電子部品用基板の平面図である。 図13に示した電子部品用基板を用いた電子部品の製造工程を示す平面図(1)〜(3)および(3)内のC−C線における断面図(4)である。 従来技術にかかる抜け止め加工がなされたリードフレームの接続端子の一例を示す斜視図(A)及び底面図(B)である。
以下に、本発明の好適な実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
(リードフレームの第1実施形態)
図1は、本実施形態におけるリードフレームの平面図(A)と、(A)中のWの範囲におけるA−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。本実施形態におけるリードフレーム10は、図1(A)に示すように、リードフレーム10の両側縁に設けられたサイドレール12に、接続端子14a,14bを吊ピン18を介して対向する配置に連結して形成されている。接続端子14a,14bは平面形状が長方形に形成され、接続端子14a,14bの対向する端縁部15a,15bは、端面を互いに平行にして離間して設けられている。サイドレール12に対向して配置された2枚の接続端子14がLEDにおける一単位の接続端子群であり、リードフレーム10の長手方向に、同一の形状に連続して形成されている。
図1(B),(C)に示すように、接続端子14a,14bの対向する端縁部15a,15bによって挟まれた部位は、断面形状が、リードフレーム10の平面に垂直な方向に対して傾斜するテーパ状面(図1(B)と図1(C)中の破線参照)となる。
図1(B)は、接続端子14aの端縁部15aの上面側に凹部152が形成され下面側に凸部151が形成される一方、接続端子14bの端縁部15bには上面側に凸部151が形成され下面側に凹部152が形成されていることを示す。このように接続端子14a,14bの端縁部15a,15bに凸部151と凹部152を形成することによって、端縁部15a,15bの端面がテーパ状に傾いた形状となる。
また図1(C)は、一方の接続端子14aの端縁部15aについては、上面側に凸部151が形成され、下面側に凹部152が形成された断面形状となり、他方の接続端子14bの端縁部15bについては、上面側に凹部152が形成され、下面側に凸部151が形成された断面形状となることを示す。この図1(C)における接続端子14a,14bの端縁部15a,15bの断面形状は、図1(B)における接続端子14a,14bの断面形状とは、端縁部15a,15bの端面の傾斜方向が逆向きとなっている。すなわち、図1(B)に示す図における端縁部15a,15bの端面の傾斜方向を第1の傾斜方向とすると、図1(C)における端縁部15a,15bの端面の傾斜方向は第2の傾斜方向となる。
図1(A)に示すリードフレーム10の平面図において、接続端子14a,14bの端縁部15a,15bのうち、領域(I)は上述した図1(B)の断面形状となる領域であり、領域(II)は図1(C)の断面形状となる領域である。すなわち、領域(I)における端縁部15a,15bの端面の傾斜方向は第1の傾斜方向であり、領域(II)における端縁部15a,15bの端面の傾斜方向は第1の傾斜方向とは傾斜方向が逆となる第2の傾斜方向となる。
図1に示す実施形態では、接続端子14a,14bの端縁部15a,15bを長手方向に3分割し、(II)の領域の両側に(I)の領域を配置した形態となっている。
接続端子14a,14bの端縁部15a,15bの端面に形成される凹部152は、断面形状で凸部151から連続する曲面状に形成される。凸部151の突端部に対して凹部152の基端部は後退した位置にあるから、図1の(B)および図1(C)に示すように、接続端子14a,14bの端縁部15a,15bは、凸部151と凹部152とが互いに対向する位置関係となって、端縁部15a,15bの端面はリードフレーム10の厚さ方向に傾斜する面となる。
端縁部15a,15bの対向する端面を同一方向に傾斜するテーパ状面に形成したことにより、仮に、接続端子14a,14bの接続端子14a,14bを厚さ方向にクランプして端縁部15a,15bの端面間に樹脂を充てんする樹脂成形を行ったとすると、端面間に充てんされた樹脂は、テーパ状面の作用によって抜け止めされる。このような端縁部15a,15bの端面は、長尺の金属板をプレス加工をするときに、コイニングによってプレス加工したり、またはリードフレーム素材からリードフレーム10を形成するときに、同時にエッチング加工により形成することができる。
本実施形態のリードフレーム10において、接続端子14a,14bの端縁部15a,15bに沿って、端面の傾斜方向が異なる領域(I)および(II)を設けているのは、端縁部15a,15bの端面の傾斜方向を一方向のみとした場合に比べて、リードフレーム10を樹脂成形した際に、接続端子14a,14bが成形樹脂から脱落し難くするためである。
接続端子14a,14bの端縁部15a,15bの対向する端面を同一方向に傾斜するテーパ状面に形成した場合は、接続端子14a,14bには両面からの抜け止め作用が作用するが、端面の傾斜方向を逆向きとした領域をあわせて設けることによって、テーパ状面による一方向と他方向に対する抜け止め作用のばらつきを平均化することができ、接続端子14a,14bの抜け止め作用を増強させ、確実にすることができる。
なお、リードフレーム10の接続端子14a,14bの端縁部15a,15bの端面の形状は、傾斜角度や、傾斜面の形状など適宜設定することができる。
また、リードフレーム10に形成する接続端子の平面形状や配置数なども適宜設計可能であり、接続端子の対向する端縁部の端面を上述したテーパ状面とすることによって、接続端子が成形樹脂から脱落等することを防止することができる。
また、接続端子14a,14bの端縁部15a,15bに端面の傾斜方向が異なる領域を設定する場合は、上記例のように3分割する場合に限らず2以上の領域であれば、任意に設定することができる。接続端子14a,14bの端縁部15a,15bの対向辺の長さが対向辺の離間間隔にくらべて長くなるほど、接続端子14a,14bが成形樹脂から脱落、剥離する作用が増大する。
図1(B)及び図1(C)に示されているように、接続端子14a,14bの端縁部15a,15bの端面の傾斜方向が同一方向となる加工方法を図2に示す。
まず、リードフレーム材10aの両面をレジストにより被覆し、レジストを露光及び現像してリードフレーム材10aの表面にレジストパターン11a,11bを形成する。レジストパターン11a,11bは、リードフレーム材10aをエッチングした際に残す部位を被覆するように形成する。図1に示したリードフレーム10の例では、サイドレール12、接続端子14a,14b、吊ピン18を残すから、これらの平面領域部分を被覆するようにレジストパターン11a,11bを形成する。
ただし、接続端子14a,14bの端縁部15a,15bをパターン形成する部位については、図2(A)に示すようにリードフレーム材10aの上面に形成するレジストパターン11aと下面に形成するレジストパターン19bの境界の平面位置を偏位させて形成する。すなわち、端縁部15a,15bで、凸部151を形成する面側のレジストパターンの境界位置よりも、凹部152を形成するレジストパターンの境界位置を後退させるように設定する。
図2(B)はレジストパターン11a,11bをマスクとしてリードフレーム材10aをエッチングしている中途状態を示す。レジストパターン11a,11bによって被覆されていない部位のリードフレーム材10aがエッチングされている。
図2(C)は、さらにエッチングを進め、リードフレーム材10aを厚さ方向に貫通させた状態を示す。接続端子14a,14bの端縁部15a,15bでは、リードフレーム材10aの上面と下面のレジストパターン11a,11bの境界の位置を位置ずれさせたことによって、端縁部15a,15bの端面に凸部151と凹部152が形成される。
接続端子14a,14bの端縁部15a,15bを除いた部位、吊ピン18、サイドレール12については、リードフレーム材10aの上面と下面のレジストパターン11a,11bの平面配置を一致させるから、各部の側面はリードフレーム10の厚さ方向に平行になる。図2(C)に示した状態から、レジストパターン11a,11bを除去して、図1に示すリードフレーム10が得られる。
図2に示した加工方法は、エッチング方法によってリードフレーム10を形成する際に、同時に、接続端子14a,14bの端縁部15a,15bに凸部151と凹部152を形成する例である。上記方法とは別の方法として、エッチング加工あるいはプレス加工によって接続端子14a,14bや吊ピン18を所定の平面形状に形成した後、別工程として接続端子14a,14bの端縁部15a,15bに凸部151と凹部152を形成する加工方法によることもできる。この場合も、接続端子14a,14bを所定の平面形状に形成した後、上述した方法と同様に、エッチング方法によって端縁部15a,15bの端面をテーパ状面とすることができる。
(変形例)
図3は、第1の実施形態の変形例であり、リードフレームの平面図(A)と、(A)中のWの範囲におけるA−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。
本実施形態のリードフレーム10におけるサイドレール12と、接続端子14a,14bと、吊ピン18と、の構成は第1の実施形態のリードフレーム10と同様である。本実施形態のリードフレーム10において相違する構成は、接続端子14a,14bの端縁部15a,15bの対向する端面を、ともに平坦状のテーパ面17に形成した点である。
端縁部15a,15bの対向する端面のテーパ面17の傾斜方向は同一方向、い言い換えれば対向する端面のテーパ面17は平行に傾斜している。このようなテーパ面17は、斜めプレスによる切断加工により形成することができる。
図3(B),(C)によって示されている端縁部15a,15bの断面形状は、図3(A)に示すように、リードフレーム10の端縁部15a,15bに沿った領域(I)と領域(II)における断面形状を示す。本実施形態のリードフレーム10においても、接続端子14a,14bの端縁部15a,15bに、端面(テーパ面17)の傾斜方向が異なる領域を設定し、リードフレーム10を樹脂成形した際に接続端子14a,14bが脱落、剥離することを確実に防止するようにしている。
図3(B),(C)に示すように、接続端子14a,14bの端縁部15a,15bの端面を平坦状のテーパ面17に形成するには、プレス加工あるいはエッチング加工によって接続端子14a,14bの平面形状を加工した後、接続端子14a,14bの端縁部15a,15bのみにプレス加工、切削、研磨等の機械加工を施せばよい。接続端子14a,14bの端縁部15a,15bのみを残すようにリードフレーム10をクランプしてプレス加工等を施すことによって、端縁部14a,14bの端面をテーパ面とすることができる。
(リードフレームの第2実施形態)
図4は、リードフレームの第2の実施形態についての平面図(A)と、(A)中のWの範囲におけるA−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。
本実施形態のリードフレーム10についても、接続端子14a,14b等のリードフレーム10の各部の形状は第1実施形態におけるリードフレーム10と同様である。本実施形態のリードフレーム10において特徴的な構成は、LEDにおける一単位の接続端子群である接続端子14a,14bの端縁部15a,15bの端面の断面形状である。
すなわち、図4(B),(C)に示すように、接続端子14a,14bの対向する端縁部15a,15bの端面に、凸部151と凸部151に連続する凹部152を設けて、端縁部15a,15bの端面の断面形状を傾斜面(テーパ状面)とすることは第1の実施形態と同様である。本実施形態において第1の実施形態と異なる点は、端縁部15a,15bの対向する端面の断面形状が、互いに逆向きに傾斜するテーパ状面となっていることである。
図4(B)は、端縁部15a,15bの端面のテーパ状面の傾斜方向が逆向きとなることにより、端縁部15a,15bによって挟まれた部位が、リードフレーム10の上面側の開き量(離間間隔)が下面側の開き量よりも小さくなっていることを示す。また、図4(C)は、端縁部15a,15bの対向端面によって挟まれた部位が、リードフレーム10の上面側の開き量が下面側の開き量よりも大きくなっていることを示す。
図4(B)と図4(C)は、図4(A)に示すリードフレーム10の対向する端縁部15a,15bに沿った領域(I)と領域(II)における端縁部15a,15bの断面形状を示している。すなわち、本実施形態のリードフレーム10においては、接続端子14a,14bの対向する端縁部15a,15bに沿って、対向する端面のテーパ状面の傾斜方向が第1の向きとなる領域(I)と第1の向きとは逆向きの第2の向きとなる領域(II)が混在するように設定されている。対向する端面のテーパ状面の傾斜方向が第1の向きと第2の向きになるとは、対向する端面によって挟まれた部位が、断面方向から見て、リードフレーム10の上面側が広く開いた(離間間隔が広くなる)状態か、リードフレーム10の下面側が広く開いた(離間間隔が広くなる)状態のいずれかの状態になるという意味である。
接続端子14a,14bの端縁部15a,15bの対向する端面の断面形状を、互いに逆向きのテーパ状面に形成した場合は、リードフレーム10を樹脂成形した際に接続端子14a,14bに作用する抜け止め力は一方向のみが有効となる。したがって、本実施形態のように、接続端子14a,14bの対向する端縁部15a,15bに、端面のテーパ状面の傾斜方向が逆向きとなる領域を混在させることは、接続端子14a,14bに対して、リードフレーム10の厚さ方向のいずれの方向に対しても接続端子14a,14bが脱落、剥離しないようにすることができる点で有効である。
本実施形態のリードフレーム10においても、端縁部15a,15bにテーパ状面の傾斜方向が異なる領域、すなわち抜け止め方向が(リードフレーム10の厚さ方向に)異なる領域を混在させる場合には、端縁部15a,15bを2つ以上の領域に分割して設定すればよい。接続端子14a,14bの端縁部16a,16bの長さが長い製品の場合は、端縁部16a,16bの端面が成形樹脂に付着する面積(くいつく面積)が広くなり、接続端子14a,14bが脱落したり剥離したりすることを効果的に防止することができる。
図4(B),(C)に示す断面形態となるように接続端子14a,14bの端縁部15a,15bを形成するには、たとえば、図4(B)に示す形状に形成する場合は、リードフレーム材の上面と下面にレジストパターンを形成する際に、リードフレーム材の上面を被覆するレジストパターンについては、リードフレーム材の下面を被覆するレジストパターンよりも、端縁部15a,15bを被覆する部位の離間間隔が広くなるように設定してエッチングすればよい。
(変形例)
図5は、第2実施形態の変形例であるリードフレームの平面図(A)と、(A)中のWの範囲におけるA−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。リードフレーム10においてLEDにおける一単位の接続端子群である接続端子14a,14b等の各部の構成は、第2の実施形態のリードフレーム10と同様である。
本実施形態のリードフレーム10は、第2の実施の形態のリードフレーム10において、接続端子14a,14bの対向する端縁部15a,15bの端面の断面形状を平坦状のテーパ面17に形成したものである。端縁部15a,15bの対向する端面をテーパ面17としたことによって、端縁部15a,15bの対向する端面によって挟まれた部位は、端縁部15a,15bの領域(I)においては、リードフレーム10の上面側に開いた形状(断面形状が逆ハの字形)となり、領域(II)においてはリードフレーム10の下面側が開いた形状(断面形状がハの字形)となる。
本実施形態のリードフレーム10においても、接続端子14a,14bの対向する端縁部15a,15bによって挟まれた部位が抜け止め形状に形成され、かつ端縁部15a,15bに沿って、抜け止め方向が異なる領域が設定されたことによって、リードフレーム10を樹脂成形した際に接続端子14a,14bが成形樹脂から脱落したり、剥離したりすることを防止することができる。
なお、テーパ面17は、第1の実施の形態の変形例において述べた方法と同様の方法によって加工することができる。
(リードフレームの第3実施形態)
図6は、リードフレームの第3の実施形態を示す平面図(A)と、(A)中のWの範囲におけるA−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。本実施形態のリードフレーム10は、接続端子14a,14bの対向する端縁部15a,15bの端面を、図1(B),(C)に示したリードフレーム10と同様なテーパ状面に形成し、端縁部15a,15bの全長にわたって、テーパ状面の傾斜方向を同一方向とした例である。すなわち、端縁部15a,15bの全長にわたって、テーパ状面は平行となっている。
本実施形態のリードフレーム10では、対向する端縁部15a,15bの端面のテーパ状面の傾斜方向を同一方向(並行)にしたことにより、リードフレーム10を樹脂成形した際に、接続端子14a,14bはリードフレーム10の厚さ方向のいずれの向きに対しても脱落、剥離することが防止される。
図7は、接続端子の端縁部の端面をテーパ面とし、対向するテーパ面の傾斜方向を同一方向とした例の平面図(A)と、(A)中のWの範囲におけるA−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。この実施形態の場合も、LEDにおける一単位の接続端子群である接続端子14a,14bは、リードフレーム10の厚さ方向のいずれの向きに対しても脱落、剥離することが防止される。
(リードフレームの第4実施形態)
図8は、リードフレームの第4実施形態を示す平面図(A)と、A−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。本実施形態におけるリードフレーム10は、電子部品用基板となる1単位領域に(LEDにおける一単位の接続端子群として)4個の接続端子14a,14b,14c,14dを備えた製品の一例である。それぞれの接続端子14a〜14dは、矩形状となる1単位領域を縦横に4分割した各分割域に一つずつ配置されるように吊ピン18を介してサイドレール12に支持されている。
各々の接続端子14a〜14dは、平面形状が四角形に形成され、接続端子14aは隣り合う接続端子14b,14cと対向する端縁部15b,15aを備える。同様に、各接続端子14b,14c,14dは、それぞれ隣り合う接続端子に対向する端縁部15c,15dと、端縁部15e,15fと、端縁部15g,15hと、を備える。
本実施形態のリードフレーム10においては、接続端子が4個あるから、接続端子14a〜14dの相互間において対向する端縁部は、15a−15f,15b−15c,15d−15h,15e−15gの4つの組み合わせがある。これらの対向する端縁部の端面をテーパ状面に形成し、リードフレーム10を樹脂成形した際に接続端子14a〜14dが樹脂から抜け止めされる形状とすることは前述した各実施形態における考え方と同様である。
図8は、接続端子14a〜14dの対向するすべての端縁部15a−15f〜15e−15gの組み合わせ部分について、端縁部15a〜15hのそれぞれの端面を、図1に示した例と同様に同一方向に(平行に)傾斜するテーパ状面としたリードフレーム10の一形態例である。図8の(A)はリードフレームの平面図であり、(B)は、(A)中のA−A線における断面図である。また、(C)は、(A)中のB−B線における断面図である。
図8に示す接続端子14a〜14dの端縁部15a〜15hの端面は、それぞれにおいて対向する位置に配設された接続端子の端縁部15a〜15hの端面が平行なテーパ状面に形成されている。
本実施形態では、端縁部15a〜15hの端面のテーパ状面は端縁部15a〜15hの全長にわたって傾斜方向を同一としているが、端縁部15a〜15hに沿って、テーパ状面の傾斜方向を逆向きとした領域を混在させてもよい。端縁部15b,15cと、端縁部15e,15gとの端縁の端面形状は共に図8(B)に示す形状に形成されている。また、端縁部15a,15fと端縁部15d,15hとの端縁の端面形状は共に図8(C)に示す形状に形成されている。
このようにLEDにおける一単位の接続端子群である接続端子14a〜14dの対向する端縁部15a〜15hの端面をテーパ状面とすることによって、接続端子14a〜14dのいずれについても、リードフレーム10を樹脂成形した際に抜け止めすることができ、接続端子14a〜14dが成形樹脂から脱落したり、剥離したりすることを防止することができる。
図9は、接続端子14a〜14dの対向する端縁部15a−15f−15e−15gの端面形状を傾斜方向が互いに逆向きになるテーパ状面とした第4実施形態の変形例を示す説明図である。図9の(A)はリードフレームの平面図であり、(B)は、(A)中のA−A線における断面図である。また、(C)は、(A)中のB−B線における断面図である。端縁部15b,15cと、端縁部15e,15gとの端縁の端面形状は共に図9(B)に示す形状に形成されている。また、端縁部15a,15fと端縁部15d,15hとの端縁の端面形状は共に図9(C)に示す形状に形成されている。
LEDにおける一単位の接続端子群である各々の接続端子14a〜14dには、隣り合った接続端子に対向する端縁部が2つずつある。各接続端子14a〜14dにおける端縁部15a−15c〜15e−15gの端面形状について説明する。
たとえば、図9(B)に示すように、接続端子14a,14bが対向する部分では、リードフレーム10の上面側が開いた断面形状(第1の向き)となるように端縁部15b、15cの端面のテーパ状面が設定されている。これに対して、図9(C)に示すように、接続端子14b,14dの端縁部15d,15hの端面形状は、リードフレーム10の上面側が狭くなる断面形状(第2の向き)となるように端縁部15d−15hの端面のテーパ状面が設定されている。
以上に説明したように、一方の端縁部15a〜15hのテーパ状面の傾斜方向と、他方の端縁部のテーパ状面の傾斜方向が逆向きになるように設定することで、接続端子14a〜14dのいずれについても、リードフレーム10の厚さ方向のいずれの方向へも抜け止めすることができる。
なお、本実施形態は一つの製品となる1単位領域に接続端子を4本設けた例であるが、接続端子を設置する本数は、2本あるいは4本に限られるものではない。3本あるいは5本、あるいは5本以上の本数の接続端子(リード)をLEDにおける一単位の接続端子群として設ける場合であっても、上述した実施形態と同様に、接続端子あるいはリードの対向する端縁部の端面形状をテーパ状面によって組み合わせた形状とすることによって、接続端子(リード)を成形樹脂に対して抜け止めする構成を取り入れることができる。
(電子部品用基板及び電子部品;第1実施形態)
図10は、図1に示したリードフレーム10を用いて形成した電子部品用基板と電子部品を示す平面図(A)と、A−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。
図10に示す電子部品60は、リードフレーム10を白樹脂と呼ばれる白色樹脂20によって樹脂成形して得られた電子部品用基板30に、電子部品であるLED素子40を搭載し、透明樹脂50によってLED素子40を樹脂封止して膨出部(レンズ部)50aが形成されている。本実施形態では、白色樹脂20としてシリカ及び酸化チタン等を含有したエポキシ樹脂を用いている。
電子部品用基板30は、リードフレーム10と同厚に、接続端子14a,14bの下面(実装面)を露出させて樹脂成形されている。接続端子14a,14bの対向する端縁部15a,15b間に白色樹脂20が充てんされ、接続端子14a,14bの外周側面が白色樹脂20によって封止されている。
透明樹脂50は電子部品用基板30のLED素子40が搭載された全面を被覆するとともに、中央部が外方に膨出するように樹脂成形されている。透明樹脂50の膨出部50aはレンズ作用をなすものであり、所定の曲面形状に樹脂成形される。LED素子40と接続端子14a,14bとの電気的接続はワイヤボンディングによる。
図11は、電子部品の製造工程を示す平面図(A)と、Z−Z線における断面図(B)である。図11(B)の断面図の範囲は、図11(A)内のWの範囲におけるものである。また、図11(A)は、各製造工程における状態を(I),(II),(III)として示している。また、図11(B)の(i),(ii),(iii)は、図11(A)の(I),(II),(III)に対応させた断面図である。
まず、図11(A)(I)に示すように、リードフレーム10の単位領域(LEDにおける一単位の接続端子群)ごとにリードフレーム10を樹脂成形する(1次成形)。図11に示す領域(I),(II),(III)内において、一点鎖線で囲まれている部分がリードフレーム10の単位領域における樹脂成形領域である。この樹脂成形操作では、接続端子14a,14bの上面と下面とが外部に露出するように、言い換えれば、LEDにおける一単位の接続端子群である接続端子14a,14bの表面に白色樹脂20が付着しないように樹脂成形する。
リードフレーム10を樹脂成形する際には、短冊状のリードフレーム10を使用して、複数の単位領域を一度に樹脂成形する。
図11(B)(i)に示すように、接続端子14a,14bの端縁部15a,15bの端面は、傾斜方向が同一方向のテーパ状面となっているから、端縁部15a,15b間に白色樹脂20を充てんすることによって、接続端子14a,14bが脱落したり、剥離したりすることが防止される。この接続端子14a,14bを抜け止めする作用は、対向する端縁部15a,15b間に充てんされている白色樹脂20が双方の接続端子14a,14bを厚さ方向に偏位することを阻止する作用によるものである。すなわち、接続端子14a,14bの端縁部15a,15bの間に存在する白色樹脂20がキーのように作用して、接続端子14a,14bが脱落、剥離することを防止する。
本実施形態においては、接続端子14a,14bの端縁部15a,15bに沿って、テーパ状面の傾斜方向が逆となる領域を混在させたことにより、接続端子14a,14bが脱落したり剥離したりすることをさらに抑制している。また、逆に白色樹脂20は接続端子14a,14bによって支持され、脱落することが防止される。
次いで、図11(A)の(II)および図11(B)の(ii)に示すように、接続端子14b上にLED素子40を搭載し、金ワイヤ等のワイヤ材42を用いて接続端子14a,14bとワイヤボンディングする。
次に、図11(A)の(III)および図11(B)の(iii)に示すように、透明樹脂50を用いて、電子部品用基板30の平面領域の全域を樹脂封止する(2次成形)。この樹脂封止工程において、レンズ部となる膨出部50aを成形する。こうして、図10に示す電子部品60が得られる。
以上により得られた電子部品60は、電子部品60の下表面に露出したリードフレーム10の一部である接続端子14は熱伝導性が高く、実装後リードフレームを介して熱が伝導しやすいため、従来における電子部品60に対して放熱性に優れると共に低コストでの製造が可能になる点で好都合である。
(電子部品用基板及び電子部品:第2実施形態)
図12は、第2実施形態として説明したリードフレームを用いた電子部品用基板と電子部品の平面図(A)と、A−A線における断面図(B)及びB−B線における断面図(C)である。本実施形態の電子部品61は、電子部品用基板31として白色樹脂21による樹脂成形によってリフレクタ部22を成形したものを使用し、LED素子40を搭載し、透明樹脂50を用いてレンズ部となる膨出部50aを樹脂成形しながらLED素子40等を樹脂封止して形成した後にLED素子40ごとに個片化したものである。
リードフレーム10を樹脂成形して電子部品用基板31を形成する方法は上述した電子部品用基板30の製造方法と同様である。ただし、リードフレーム10を樹脂成形して電子部品用基板31を形成する際に、リードフレーム10の上面を円形に露出させるように樹脂成形し、円形の露出部分の周囲に内壁面22aが傾斜面となるリフレクタ部22を成形する。リフレクタ部22はLED素子40から放射される光を内壁面22aで上方に反射させるためのものである。リードフレーム10の下面については、接続端子14a,14bの下面(実装面)が白色樹脂20の外面と面一に露出するように樹脂成形し、接続端子14a,14bの対向する端縁部15a,15b間に白色樹脂21を充てんする。
なお、本実施形態においては、接続端子14a,14bの対向する端縁部15a,15bとは離反する側(吊ピンが残っている側)の側面の肩部に沿って凸部19aと凹部19bを交互に形成し、接続端子14a,14bが幅方向(端縁部15a,15bの長手方向に沿った方向)に位置ずれすることを防止している。
(電子部品用基板及び電子部品:第3実施形態)
図13は、第4実施形態として説明したリードフレームを用いた電子部品用基板の平面図である。図14は、図13に示した電子部品用基板を用いた電子部品の製造工程を示す平面図(1)〜(3)および(3)内のC−C線における断面図(4)である。
図13は、樹脂24を用いてリードフレーム10を樹脂成形した状態である(1次成形)。この1次成形工程では、リフレクタ部24aについても樹脂成形する。リフレクタ部24aはリードフレーム10の上面のLED素子40a,40bを搭載する領域を露出させ、露出部分を囲むようにリードフレーム10の上面に起立形状に形成する。リードフレーム10の下面では、LEDにおける一単位の接続端子群である接続端子14a〜14dの下面が露出するように樹脂成形する。
次いで、接続端子14b,14dにLED素子40a,40bを搭載する。LED素子は樹脂成形した状態のリードフレーム10に搭載することもできるし、1次成形後のリードフレーム10を図14(1)に示すように個片化し、個片化した電子部品用基板32に搭載することもできる。図14(2)はLED素子40a,40bを電子部品用基板32に搭載してワイヤボンディングした状態を示す。一方のLED素子40aは接続端子14a,14bとワイヤボンディングされ、他方のLED素子40bは接続端子14c,14dとワイヤボンディングされている。
次いで、図14(3)に示すように、LED素子40a,40bを覆うように透明樹脂50によって封止(2次成形)すれば電子部品62が得られる。この2次成形の際にレンズ部となる膨出部50aを樹脂成形する。図14(4)は、図14(3)のC−C線における断面図である。
本実施形態では、4つの接続端子14a〜14dのうち、2つの接続端子14a,14dにLED素子40a,40bを搭載したが、搭載するLED素子の個数が限定されるものではない。
また、本実施形態においては1次成形の際にリフレクタ部24aを成形しているが、1次成形の際にはリフレクタ部24aを備えない形態に単にリードフレーム10の厚さ分の樹脂成形を行い、LED素子を搭載した後、2次成形において、LED素子を封止し、かつレンズ部としての膨出部50aを樹脂成形するようにすることもできる。
以上に説明した電子部品61,62は、LED素子40が発光した光をリフレクタ部22,24により電子部品61,62の上面に反射させた後、膨出部50aで集光した状態で電子部品61,62の外部に照射することができる。また、接続端子14の裏面(下表面)が電子部品61,62の外表面に露出しているので、放熱性に優れる。したがって本実施形態における電子部品61,62は高効率な照明装置への適用において特に好都合である。また、以上の実施形態においては、短冊状のリードフレーム10に一列にLED素子40を搭載する形態例を提示したが、マトリックス状にLED素子40が配置されたリードフレーム10であっても、マトリックス状に一次樹脂封止する場合であっても、またマップ状に一次樹脂封止する場合であっても同様の工程にて製造することが可能である。
さらに、上記実施形態においては、電子部品用基板30,31,32に搭載する素子としてLED素子40を搭載した製品例を示すが、LED素子40とは異なる他の素子を電子部品用基板30,31,32に搭載することもできる。
また、図示はしないが、上記すべての実施形態のいずれの組み合わせについてはもちろんのこと、本願発明の要旨を変更しない範囲における各種変更を施した形態であっても、本願発明の技術的範囲に属することはもちろんである。
10 リードフレーム
12 サイドレール
14 接続端子
16 クランク部
17 傾斜面
18 吊リード
19 曲折部
20 白色樹脂
22,24a リフレクタ部
30,31,32 電子部品用基板
40 LED素子
42 ワイヤ材
50 二次樹脂成形部
50a 膨出部
60,62 電子部品

Claims (9)

  1. 樹脂成形領域内に、端縁部を互いに対向して配置された、少なくとも2つの接続端子を備えるリードフレームであって、
    前記端縁部の対向する端面が、該端縁部を横断する方向の断面において、リードフレームの平面に垂直な方向に対し、ともに同一の方向に傾斜するテーパ状面に形成されていることを特徴とするリードフレーム。
  2. 樹脂成形領域内に、端縁部を互いに対向して配置された、少なくとも2つの接続端子を備えるリードフレームであって、
    前記端縁部の対向する端面が、該端縁部を横断する方向の断面において、リードフレームの平面に垂直な方向に対し、互いに逆向きに傾斜するテーパ状面に形成され、
    前記双方の端縁部に沿って、前記対向する一方と他方の端面の傾斜方向が、第1の向きとなる領域と、前記第1の向きとは逆向きとなる第2の向きとなる領域とが設定されていることを特徴とするリードフレーム。
  3. 樹脂成形領域内に、少なくとも3つの接続端子を備えるリードフレームであって、
    前記各々の接続端子は、対向する配置の他の接続端子との間において、対向する少なくとも2つの端縁部を備え、
    前記端縁部の対向する端面は、該端縁部を横断する方向の断面において、リードフレームの平面に垂直な方向に対し、互いに逆向きに傾斜するテーパ状面に形成され、
    前記各々の接続端子は、端面の傾斜方向が、第1の向きとなる端縁部と、前記第1の向きとは逆向きになる端縁部とを備えることを特徴とするリードフレーム。
  4. 前記双方の端縁部に沿って、前記対向する端面の傾斜方向が、ともに第1の傾斜方向となる第1の領域と、前記第1の傾斜方向とは逆向きの第2の傾斜方向となる第2の領域とが設定されていることを特徴とする請求項1記載のリードフレーム。
  5. 前記端面は、リードフレームの上面あるいは下面側に形成された凸部と、該凸部に連続してリードフレームの下面あるいは上面側に形成された凹部とにより、断面形状が曲面状となるテーパ状面に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載のリードフレーム。
  6. 樹脂成形領域内に、端縁部を互いに対向して配置された、少なくとも2つの接続端子を備えるリードフレームを樹脂成形してなる電子部品用基板であって、
    前記端縁部の対向する端面が、該端縁部を横断する方向の断面において、リードフレームの平面に垂直な方向に対し、ともに同一の方向に傾斜するテーパ状面に形成され、
    前記接続端子の実装面が前記樹脂の外面と面一に露出し、前記対向する端縁部間に樹脂が充てんされて樹脂成形されていることを特徴とする電子部品用基板。
  7. 樹脂成形領域内に、端縁部を互いに対向して配置された、少なくとも2つの接続端子を備えるリードフレームを樹脂成形してなる電子部品用基板であって、
    前記端縁部の対向する端面が、該端縁部を横断する方向の断面において、リードフレームの平面に垂直な方向に対し、互いに逆向きに傾斜するテーパ状面に形成され、
    前記双方の端縁部に沿って、前記対向する一方と他方の端面の傾斜方向が、第1の向きとなる領域と、前記第1の向きとは逆向きとなる第2の向きとなる領域とが設定され、
    前記接続端子の実装面と前記樹脂の外面とが面一に露出し、前記対向する端縁部間に樹脂が充てんされて樹脂成形されていることを特徴とする電子部品用基板。
  8. 請求項6または7記載の電子部品用基板の前記接続端子の実装面とは反対面側に素子が搭載され、
    前記電子部品用基板の前記素子が搭載された面側が樹脂によって封止されていることを特徴とする電子部品。
  9. 前記素子がLED素子であり、該LED素子が搭載された面が透明樹脂により樹脂封止されていることを特徴とする請求項8記載の電子部品。
JP2009239321A 2009-10-16 2009-10-16 リードフレーム、電子部品用基板及び電子部品 Active JP5544583B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009239321A JP5544583B2 (ja) 2009-10-16 2009-10-16 リードフレーム、電子部品用基板及び電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009239321A JP5544583B2 (ja) 2009-10-16 2009-10-16 リードフレーム、電子部品用基板及び電子部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011086811A true JP2011086811A (ja) 2011-04-28
JP5544583B2 JP5544583B2 (ja) 2014-07-09

Family

ID=44079540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009239321A Active JP5544583B2 (ja) 2009-10-16 2009-10-16 リードフレーム、電子部品用基板及び電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5544583B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013062491A (ja) * 2011-08-23 2013-04-04 Dainippon Printing Co Ltd 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、および光半導体装置
JP2013118215A (ja) * 2011-12-01 2013-06-13 Renesas Electronics Corp 半導体装置
JP2013161841A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Panasonic Corp Ledパッケージ及びledパッケージ用フレーム
JP2013165221A (ja) * 2012-02-13 2013-08-22 Dainippon Printing Co Ltd リードフレーム、樹脂付リードフレーム、及び半導体装置
JP2013206895A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Shin Etsu Chem Co Ltd 光学半導体装置用基板とその製造方法、及び光学半導体装置とその製造方法
JP2014060371A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Dainippon Printing Co Ltd 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、リードフレームの多面付け体、樹脂付きリードフレームの多面付け体、光半導体装置、光半導体装置の多面付け体
JP2014060369A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Dainippon Printing Co Ltd 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、リードフレームの多面付け体、樹脂付きリードフレームの多面付け体、光半導体装置、光半導体装置の多面付け体
JP2014112615A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Dainippon Printing Co Ltd 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、リードフレームの多面付け体、樹脂付きリードフレームの多面付け体、光半導体装置、光半導体装置の多面付け体
JP2014112614A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Dainippon Printing Co Ltd 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、リードフレームの多面付け体、樹脂付きリードフレームの多面付け体、光半導体装置、光半導体装置の多面付け体
JP2014112616A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Dainippon Printing Co Ltd 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、リードフレームの多面付け体、樹脂付きリードフレームの多面付け体、光半導体装置、光半導体装置の多面付け体
JP2014168102A (ja) * 2014-06-05 2014-09-11 Dainippon Printing Co Ltd 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、リードフレームの多面付け体、樹脂付きリードフレームの多面付け体、光半導体装置、光半導体装置の多面付け体
JP2016036053A (ja) * 2015-12-03 2016-03-17 大日本印刷株式会社 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、リードフレームの多面付け体、樹脂付きリードフレームの多面付け体、光半導体装置、光半導体装置の多面付け体
JP2017152588A (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 Shマテリアル株式会社 半導体素子搭載用基板、半導体装置及び光半導体装置、並びにそれらの製造方法
JP2018014502A (ja) * 2014-11-20 2018-01-25 日本精工株式会社 電子部品搭載用放熱基板

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0563134A (ja) * 1991-09-03 1993-03-12 Nec Kyushu Ltd 半導体装置用リードフレーム
JP2008218933A (ja) * 2007-03-08 2008-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体パッケージ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0563134A (ja) * 1991-09-03 1993-03-12 Nec Kyushu Ltd 半導体装置用リードフレーム
JP2008218933A (ja) * 2007-03-08 2008-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体パッケージ

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016174171A (ja) * 2011-08-23 2016-09-29 大日本印刷株式会社 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、および光半導体装置
JP2013062491A (ja) * 2011-08-23 2013-04-04 Dainippon Printing Co Ltd 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、および光半導体装置
JP2013118215A (ja) * 2011-12-01 2013-06-13 Renesas Electronics Corp 半導体装置
JP2013161841A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Panasonic Corp Ledパッケージ及びledパッケージ用フレーム
JP2013165221A (ja) * 2012-02-13 2013-08-22 Dainippon Printing Co Ltd リードフレーム、樹脂付リードフレーム、及び半導体装置
JP2013206895A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Shin Etsu Chem Co Ltd 光学半導体装置用基板とその製造方法、及び光学半導体装置とその製造方法
JP2014060369A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Dainippon Printing Co Ltd 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、リードフレームの多面付け体、樹脂付きリードフレームの多面付け体、光半導体装置、光半導体装置の多面付け体
JP2014060371A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Dainippon Printing Co Ltd 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、リードフレームの多面付け体、樹脂付きリードフレームの多面付け体、光半導体装置、光半導体装置の多面付け体
JP2014112615A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Dainippon Printing Co Ltd 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、リードフレームの多面付け体、樹脂付きリードフレームの多面付け体、光半導体装置、光半導体装置の多面付け体
JP2014112614A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Dainippon Printing Co Ltd 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、リードフレームの多面付け体、樹脂付きリードフレームの多面付け体、光半導体装置、光半導体装置の多面付け体
JP2014112616A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Dainippon Printing Co Ltd 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、リードフレームの多面付け体、樹脂付きリードフレームの多面付け体、光半導体装置、光半導体装置の多面付け体
JP2014168102A (ja) * 2014-06-05 2014-09-11 Dainippon Printing Co Ltd 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、リードフレームの多面付け体、樹脂付きリードフレームの多面付け体、光半導体装置、光半導体装置の多面付け体
JP2018014502A (ja) * 2014-11-20 2018-01-25 日本精工株式会社 電子部品搭載用放熱基板
US10249558B2 (en) 2014-11-20 2019-04-02 Nsk Ltd. Electronic part mounting heat-dissipating substrate
JP2016036053A (ja) * 2015-12-03 2016-03-17 大日本印刷株式会社 光半導体装置用リードフレーム、樹脂付き光半導体装置用リードフレーム、リードフレームの多面付け体、樹脂付きリードフレームの多面付け体、光半導体装置、光半導体装置の多面付け体
JP2017152588A (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 Shマテリアル株式会社 半導体素子搭載用基板、半導体装置及び光半導体装置、並びにそれらの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5544583B2 (ja) 2014-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5544583B2 (ja) リードフレーム、電子部品用基板及び電子部品
US6812063B2 (en) Semiconductor package and fabricating method thereof
JP5587625B2 (ja) リードフレーム及びledパッケージ用基板
US7102214B1 (en) Pre-molded leadframe
JP6260593B2 (ja) リードフレーム、パッケージ及び発光装置、並びにこれらの製造方法
JP6394634B2 (ja) リードフレーム、パッケージ及び発光装置、並びにこれらの製造方法
US9184118B2 (en) Micro lead frame structure having reinforcing portions and method
JP2009267398A (ja) スタンピング加工を用いて形成される形状を有する半導体素子パッケージ
US7504735B2 (en) Manufacturing method of resin-molding type semiconductor device, and wiring board therefor
JP6357371B2 (ja) リードフレーム、半導体装置及びリードフレームの製造方法
US10201917B2 (en) Lead frame
JP6677616B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US10276478B2 (en) Lead frame
US9673122B2 (en) Micro lead frame structure having reinforcing portions and method
US7053467B2 (en) Leadframe alteration to direct compound flow into package
US20100213586A1 (en) Semiconductor package and manufacturing method thereof
US9171740B2 (en) Quad flat non-leaded semiconductor package and fabrication method thereof
CN110517998A (zh) 两侧可结合引线框架
JP2012227254A (ja) Led素子用リードフレーム基板及びその製造方法
JP2012243788A (ja) Led発光素子用リードフレーム及びその製造方法
JP2012182180A (ja) Led素子用リードフレーム基板および発光素子
JP2012182179A (ja) Led素子用リードフレーム基板および発光素子
JP5467506B2 (ja) 樹脂封止型半導体装置及びその製造方法
KR900001989B1 (ko) 반도체장치
JP5066971B2 (ja) モールドパッケージの実装構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140415

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140421

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5544583

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250