JP2011085040A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2011085040A
JP2011085040A JP2009236958A JP2009236958A JP2011085040A JP 2011085040 A JP2011085040 A JP 2011085040A JP 2009236958 A JP2009236958 A JP 2009236958A JP 2009236958 A JP2009236958 A JP 2009236958A JP 2011085040 A JP2011085040 A JP 2011085040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back pressure
scroll
chamber
scroll compressor
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009236958A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Ono
竜一 大野
Atsushi Sakuta
作田  淳
Hiroyuki Kono
博之 河野
Hiroaki Nakai
啓晶 中井
Takashi Morimoto
敬 森本
Takushi Sasa
卓士 佐々
Yushi Hashimoto
雄史 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009236958A priority Critical patent/JP2011085040A/ja
Publication of JP2011085040A publication Critical patent/JP2011085040A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

【課題】スクロール圧縮機において、運転状態が変わる過渡時や起動直後に旋回スクロールへの過剰な背圧印加によりスラスト荷重の増大が発生するため、性能、信頼性低下を引き起こしてしまう。
【解決手段】高圧領域115と背圧室116を結ぶ連絡経路119と、背圧室116と圧縮室110を間欠的に連通させる間欠連通路120と、背圧室116の圧力が設定以上に上昇すると背圧室116と圧縮室110を連通させる減圧経路121を設けることで、運転状態が変わる過渡時や起動直後に旋回スクロール108への過剰な背圧の印加を防止することが可能となり、高性能、高信頼性を確保した圧縮機を提供することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、業務用または家庭用の冷凍空調、もしくは給湯機などに用いられるスクロール圧縮機に関するものである。
従来、スクロール圧縮機は、固定スクロールと旋回スクロールを噛み合わせて双方間に形成される圧縮室が容積を変えながら中心に向かうにつれて作動流体が圧縮され高圧状態となり、旋回スクロールには固定スクロールから引き離される方向に離反力が働くため、旋回スクロールと固定スクロールとの間に隙間が生じ、圧縮途中の漏れが発生する可能性がある。これを防止する対策として、旋回スクロールの背面に中間圧力を印加させ、固定スクロールからの離反を防止する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
図6は特許文献1に記載された従来のスクロール圧縮機の圧縮機構部の断面図である。旋回スクロール3の端板に設けられ、圧縮室14側に開口する圧縮室側開口部22cから背圧室12に開口する背圧室側開口部22bへ連通する連絡通路22を備え、旋回スクロール3の旋回運動に伴い、圧縮室側開口部22cが固定スクロール2の端板で開閉されることで連絡通路22の連通及び閉塞が行われる。この連通及び閉塞の動作により、背圧室12の圧力を所定の圧力(=中間圧力)に維持している。
特開2007−270697号公報
前記従来の構成では、運転状態が変わる過渡時や起動直後、吸入圧力の変化に対し、背圧室12の圧力が追従できずに、結果として過剰な背圧が印加される傾向にある。これは、背圧室12と圧縮室14を結ぶ連絡通路22が旋回スクロール3の旋回動作に伴い、間欠的に連通する構成となっているからであり、背圧を適正値に回復させるのに時間を要する。よって旋回スクロール3に過剰な背圧が印加された状態が継続し、スラスト荷重の増大により性能や信頼性を低下させる可能性がある。本発明は、前記従来の課題を解決するもので、運転状態が変わる過渡時や、起動直後の過剰な背圧印加を抑制することでスラスト荷重の増大を防止し、高効率と信頼性を両立させたスクロール圧縮機の提供を目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のスクロール圧縮機は、鏡板から渦巻き状のラップが立ち上がる固定スクロール及び旋回スクロールと、固定スクロールと旋回スクロールを噛み合わせて双方間に形成される圧縮室と、旋回スクロールの反ラップ面側に高圧領域と背圧室を備えたスクロール圧縮機であって、高圧領域と背圧室を結ぶ連絡経路と、背圧室と圧縮室を間欠的に連通させる間欠連通路と、前記背圧室の圧力が設定以上に上昇すると背圧室と圧縮室を連通させる減圧経路を設けるものである。
これにより、運転状態が変わる過渡時や、起動直後に吸入圧力が一気に低下し、背圧室との差圧が大きくなる場合においても減圧経路が開口することにより、旋回スクロールへの過剰な背圧印加を抑制し、圧縮機の性能および、信頼性の低下を防止することができる。
本発明のスクロール圧縮機は、背圧室の圧力が設定以上に上昇すると背圧室と圧縮室を結ぶ減圧経路が連通し、背圧室の圧力を適正に保つことにより、旋回スクロールへの過剰な背圧印加を抑制できる。これにより、スラスト荷重を低減させることが可能となり、高効率、および信頼性を実現したスクロール圧縮機を提供できる。
本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の縦断面図 同スクロール圧縮機の圧縮機構部要部断面図 同スクロール圧縮機の固定スクロールと旋回スクロールを噛み合わせた状態の断面図(a),(b),(c),(d)それぞれ位相を90度ずつずらした図 同スクロール圧縮機の減圧経路の要部断面図(a)減圧経路が遮断された状態の図(b)減圧経路が開口した状態の図 本発明の実施の形態2におけるスクロール圧縮機の旋回スクロールと固定スクロールを噛み合わせた状態の断面図 従来のスクロール圧縮機の機構部要部断面図
請求項1に記載の本発明は、鏡板から渦巻き状のラップが立ち上がる固定スクロール及び旋回スクロールと、固定スクロールと旋回スクロールを噛み合わせて双方間に形成される圧縮室と、旋回スクロールの反ラップ面側に高圧領域と背圧室を備えたスクロール圧縮機であって、高圧領域と背圧室を結ぶ連絡経路と、背圧室と圧縮室を間欠的に連通させる間欠連通路と、背圧室の圧力が設定以上に上昇すると背圧室と圧縮室を連通させる減圧経路を設けるものである。この構成によれば、運転状態が変わる過渡時や、起動直後に吸入圧力が一気に低下し、背圧室との差圧が大きくなる場合においても旋回スクロールへの過剰な背圧印加を抑制し、圧縮機の性能および、信頼性の低下を防止することができる。
請求項2に記載の本発明は、特に、請求項1に記載の減圧経路の構成であって、該減圧経路内に背圧室と圧縮室を遮断するシール部材と、シール部材を一定荷重で背圧室方向に印加するバネを組み合わせた背圧弁を有し、シール部材がバネを押し返し圧縮室方向に移動することで減圧経路が連通状態となるものである。この構成によれば、背圧室の圧力が設定値以下である場合は、減圧経路を完全に遮断して背圧の安定を保つことができる。また、バネを用いることで一定荷重で減圧経路の開閉が可能となり、減圧の追従性が向上することから、高効率、高信頼性を実現できる。
請求項3に記載の本発明は、特に、請求項1または2に記載のスクロール圧縮機において、減圧経路の一開口端を圧縮室が作動流体を閉じこむ前の空間に開口するものである。この構成によれば、減圧経路がデッドボリューム化するのを回避する構成となり、再膨張損失を抑制できる。また吸入空間に連通する圧縮室では体積効率の低下を防止し、圧縮機の高効率化を実現させることが可能となる。
請求項4に記載の本発明は、特に、請求項1から3のうちいずれか一項に記載のスクロール圧縮機において、減圧経路は圧縮機の通常運転範囲を超えた異常運転の範囲で作動するように設定するものである。この構成によれば、通常運転を超えた高圧力運転状態になった場合においても背圧室の圧力を適正に調整することが可能となり、圧縮機の信頼性を向上できる。
請求項5に記載の本発明は、特に、請求項1から4のうちいずれか一項に記載のスクロール圧縮機において、減圧経路の一開口端が常時背圧室に臨むよう設定するものである。
この構成によれば、吸入圧力の急激な変化に対しても減圧の追従性がさらに向上するため、旋回スクロールへの過剰な背圧の印加を抑制でき、高効率、高信頼性を実現することが可能となる。
請求項6に記載の本発明は、特に、請求項5に記載の減圧経路を固定スクロールに設け、減圧経路の一開口端と連通するように固定スクロールの摺動面に円環状溝を設けるものである。この構成によれば、請求項5の効果に加え、該円環状溝に中間圧を引きこむことで、スラスト荷重の低減、粘性損失の低減が可能となる。
請求項7に記載の本発明は、特に、請求項6に記載の円環状溝の外径を、旋回スクロールの鏡板外径から該旋回スクロールの旋回直径を差し引いた値よりも大きく設定するものである。この構成によれば、旋回スクロールがどの位置に存在していても円環状溝の一部分が常時背圧室側に面するため、減圧経路の作動をより迅速に行なうことが可能となる。
請求項8に記載の本発明は、特に、請求項1から7のうちいずれか一項に記載のスクロール圧縮機の作動流体を、高圧冷媒、例えば二酸化炭素とするものである。この構成によれば、動作圧力が高い高圧冷媒使用時においても背圧を安定させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の縦断面図、図2は図1の圧縮機構部の要部断面図、図3はスクロール圧縮機の固定スクロールと旋回スクロールを噛み合わせた状態の断面図で、(a),(b),(c),(d)はそれぞれ位相を90度ずつずらした図である。図4は減圧経路の要部断面図で、(a)は減圧経路が遮断された状態、(b)は減圧経路が開口した状態である。以下、スクロール圧縮機について、その動作、作用を説明する。
図1に示すように本発明のスクロール圧縮機は、密閉容器101と、その内部に圧縮機構102、モータ部103、貯油部104を備えて構成されている。図2を用いて圧縮機構110の詳細を説明すると、密閉容器101内に溶接や焼き嵌めなどして固定したシャフト105の主軸受部材106と、この主軸受部材106上にボルト止めした固定スクロール107の間に、固定スクロール107と噛み合う旋回スクロール108を挟み込んでスクロール式の圧縮機構102を構成している。旋回スクロール108と主軸受部材106との間には、旋回スクロール108の自転を防止して円軌道運動するように案内するオルダムリングなどによる自転拘束機構109を設け、シャフト105の上端にある偏心軸部105aにて旋回スクロール108を偏心駆動することにより、旋回スクロール108を円軌道運動させる。
これにより固定スクロール107と旋回スクロール108との間に形成している圧縮室110が、外周側から中央部に向かって容積を縮めながら移動することを利用して、密閉容器101外に通じた吸入パイプ111及び固定スクロール107の外周部の吸入口112から作動流体を吸入して、圧縮室110に閉じ込んだのち圧縮を行う。所定の圧力に到達した作動流体は、固定スクロール107の中央部の吐出口113からリード弁114を押し開いて、密閉容器101内に吐出される。
また旋回スクロール108の背面108aには、高圧領域115と、高圧と低圧の中間圧に設定された背圧室116が形成されている。この背面108aの圧力付加により旋回スクロール108は固定スクロール107に安定的に押しつけられ、漏れを低減するとと
もに安定して円軌道運動を行うことができる。
シャフト105の下端にはポンプ117が設けられ、圧縮機運転中はスクロール圧縮機と同時に駆動される。これによりポンプ117は密閉容器101の底部に設けられた貯油部104にあるオイル118を吸い上げて、オイルフィルタ等で異物を除去した後、シャフト105内を通縦しているオイル供給穴105tを通じて圧縮機構102に供給する。このときの供給圧は、スクロール圧縮機の吐出圧力とほぼ同等であり、旋回スクロール108に対する背圧源ともなる。これにより、旋回スクロール108は固定スクロール107から離れたり片当たりしたりするようなことはなく、所定の圧縮機能を安定して発揮する。
このように供給されたオイル118の一部は、供給圧や自重によって、逃げ場を求めるようにして偏心軸部105aと旋回スクロール108との嵌合部、シャフト105と主軸受部材106との間の軸受部106aに進入してそれぞれの部分を潤滑した後落下し、貯油部104へ戻る。高圧領域115に供給されたオイル118の別の一部は、旋回スクロール108に形成され、かつ高圧領域115に一開口端を有する連絡経路119を通って、自転拘束機構109が位置している背圧室116に進入し、スラスト摺動部及び自転拘束機構109の摺動部を潤滑するのに併せ、背圧室116にて旋回スクロール108の背圧を印加する。
また旋回スクロール108には、背圧室116に一開口端を有する間欠連通路120が形成されており、旋回スクロール108の旋回運動に伴って、背圧室116と圧縮室110を間欠的に連通させる。図3は固定スクロール107に旋回スクロール108を噛み合わせた状態であり、位相を90度ずつずらした図である。例えば図3に示す構成の場合、間欠連通路の圧縮室側開口端120bを、固定スクロール107のラップ溝底面に形成された凹部107aに周期的に開口させることで、間欠連通を実現させている。図3の(b)の状態で圧縮室側開口端120bが凹部107aに開口しており、この状態では間欠連通路120を通って背圧室116から圧縮室110へとオイルが供給される。これに対し(a),(c),(d)では、圧縮室側開口端120bが凹部107aに開口していないため、背圧室116から圧縮室110へとオイルが供給されることはない。以上のことから、連絡経路119を通って背圧室116に進入したオイル118は、間欠連通路120を通って圧縮室110へと導かれ、圧縮時のシール性向上や潤滑性向上の役割を果たす。
上記の説明のとおり、背圧室116と圧縮室110とを結ぶ間欠連通路120は、旋回スクロール108の旋回運動に伴い、間欠的に連通する構成となっているため、圧縮機の起動直後や運転状態が変わる過渡時に起こる吸入圧力の変化に対し、背圧室116の圧力が追従できず、過剰な背圧の印加から適正値に回復させるのに時間を要する。これによりスラスト荷重が増大し、性能悪化や信頼性悪化を引き起こすという課題を有する。
そこで本実施の形態のスクロール圧縮機では、固定スクロール107に減圧経路121を設ける。減圧経路121内に設置されたシール部材である鋼球122は、図4(a)に示す通り、通常はバネ123によって背圧室開口部121aの方向に一定荷重で印加され減圧経路121を遮断しているが、背圧室116に設定以上の圧力が印加された場合、図4(b)のように、バネ123を縮める方向に押し戻し、減圧経路121を開口する。減圧経路121が開口することで背圧室116の圧力はオイル118とともに圧縮室110へ移り、背圧室116の圧力は任意の値まで下げられる。背圧室116の圧力が設定値以下になると鋼球122はバネ123によって背圧室側開口部121a方向に印加され、再び減圧経路121を遮断する。これにより、背圧室116の圧力の上昇が抑制できる。結果として、旋回スクロール108への過剰な背圧が防止でき、安定した背圧の印加と同時にスラスト荷重の軽減を図ることが可能となるので、高効率かつ高信頼性を実現するスク
ロール圧縮機を提供することができる。
また、減圧経路121の一開口端を圧縮室110が作動流体を閉じこむ前の空間とする。作動流体を閉じ込んだ後の圧縮室110に一開口端を設けた場合、圧縮室110から減圧経路121内に圧縮途中の作動流体が入り、デッドボリュームとなるおそれがあるため、再膨張損失による性能悪化、また吸入に連通する圧縮室のケースでは体積効率の低下による性能悪化の可能性がある。これに対し、作動流体が閉じ込む前に開口する場合、圧縮室が閉じこむ前の空間の圧力は吸入圧力であるため、減圧経路121はデッドボリューム化することがない。よって再膨張損失の防止、また体積効率の低下を防止できることから、より高効率化を実現できる。
また減圧経路121の作動範囲を異常運転範囲とする。例えば、通常運転範囲を超えた時に作動させることで、背圧の過剰な印加を防止し圧縮機の破損を防止することが可能となる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係るスクロール圧縮機の旋回スクロール108と固定スクロール107を噛み合わせた状態での断面図である。図5において図1〜4と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図5に示すように、本実施の形態のスクロール圧縮機は、減圧経路121を固定スクロール107に設け、減圧経路121の背圧室側開口部121aと背圧室116が連通するように固定スクロール107のスラスト面に円環溝124を設ける。円環溝124内は中間圧力となるため、運転時固定スクロール107と旋回スクロール108のスラスト荷重を低減し、かつ粘性損失も低減することが可能となり、高効率、高信頼性を実現することができる。
また、固定スクロール107に設けた円環溝124の外径直径124wを、旋回スクロール108の鏡板直径108wから、旋回スクロール108の旋回直径108dを差し引いた値よりも大きく構成する。これにより、旋回スクロール108の位置にかかわらず、円環溝124は常時背圧室116に臨むことから減圧時の追従性がさらに向上し、吸入圧力が急激に変化する場合においても迅速な減圧が可能となる。
また、作動流体を高圧冷媒、例えば二酸化炭素とした場合、特に動作圧力が高いため、変動が少なく安定した背圧が求められる。すなわち本発明の効果が顕著に現れ、高効率かつ高信頼性を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。
以上のように、本発明にかかるスクロール圧縮機は、背圧室の圧力が設定値以上に上昇した場合、減圧弁を作動させることで過剰な背圧の印加を防止し、スラスト荷重の低減が可能となり、高効率、高信頼性のスクロール圧縮機を実現することができるため、空気調和装置や冷蔵庫等の冷凍機器の他、ヒートポンプ式給湯装置や乾燥機等の用途にも適用できる。
101 密閉容器
102 圧縮機構
103 モータ部
104 貯油部
105 シャフト
105a 偏心軸部
105t オイル供給穴
106 主軸軸受部材
106a 軸受部
107 固定スクロール
107a 凹部
108 旋回スクロール
108a 背面
108d 旋回直径
108w 鏡板直径
109 自動拘束機構
110 圧縮室
111 吸入パイプ
112 吸入口
113 吐出口
114 リード弁
115 高圧領域
116 背圧室
117 ポンプ
118 オイル
119 連絡通路
120 間欠連通路
120b 圧縮室側開口端
121 減圧経路
121a 背圧室側開口部
122 鋼球
123 バネ
124 円環状溝
124w 外径直径

Claims (8)

  1. 鏡板から渦巻き状のラップが立ち上がる固定スクロール及び旋回スクロールと、前記固定スクロールと前記旋回スクロールを噛み合わせて双方間に形成される圧縮室と、前記旋回スクロールの反ラップ面側に高圧領域と背圧室を備えたスクロール圧縮機であって、前記高圧領域と前記背圧室を結ぶ連絡経路と、前記背圧室と前記圧縮室を間欠的に連通させる間欠連通路と、前記背圧室の圧力が設定以上に上昇すると前記背圧室と前記圧縮室を連通させる減圧経路を設けてなるスクロール圧縮機。
  2. 前記減圧経路の構成であって、該減圧経路内に前記背圧室と前記圧縮室を遮断するシール部材と、前記シール部材を一定荷重で前記背圧室方向に印加するバネを組み合わせた背圧弁を有し、前記シール部材が前記バネを押し返し前記圧縮室方向に移動することで前記減圧経路が連通状態となる請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  3. 前記減圧経路の一開口端を前記圧縮室が作動流体を閉じこむ前の空間に開口してなる請求項1または2に記載のスクロール圧縮機。
  4. 前記減圧経路は圧縮機の通常運転範囲を超えた異常運転の範囲で作動するよう設定してなる請求項1から3に記載のスクロール圧縮機。
  5. 前記減圧経路の一開口端が常時前記背圧室に臨むよう設定してなる請求項1から4に記載のスクロール圧縮機。
  6. 前記減圧経路を固定スクロールに設け、前記減圧経路の一開口端と連通するように前記固定スクロールの摺動面に円環状溝を設けてなる請求項5に記載のスクロール圧縮機。
  7. 前記円環状溝の外径は、前記旋回スクロールの鏡板外径から該旋回スクロールの旋回直径を差し引いた値よりも大きく設定してなる請求項6に記載のスクロール圧縮機。
  8. 作動流体を高圧冷媒、例えば二酸化炭素としてなる請求項1から7のうちいずれか一項に記載のスクロール圧縮機。
JP2009236958A 2009-10-14 2009-10-14 スクロール圧縮機 Pending JP2011085040A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009236958A JP2011085040A (ja) 2009-10-14 2009-10-14 スクロール圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009236958A JP2011085040A (ja) 2009-10-14 2009-10-14 スクロール圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011085040A true JP2011085040A (ja) 2011-04-28

Family

ID=44078177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009236958A Pending JP2011085040A (ja) 2009-10-14 2009-10-14 スクロール圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011085040A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014178191A1 (ja) * 2013-04-30 2014-11-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 スクロール圧縮機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014178191A1 (ja) * 2013-04-30 2014-11-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 スクロール圧縮機
US9719511B2 (en) 2013-04-30 2017-08-01 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Scroll compressor in which a fixed scroll and an orbiting scroll are placed between a partition plate and a main bearing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4892238B2 (ja) スクロール圧縮機
US8651842B2 (en) Scroll compressor with opening/closing mechanism for the back pressure space
KR102408562B1 (ko) 스크롤 압축기
JP5260608B2 (ja) スクロール圧縮機
JP2011027076A (ja) スクロール圧縮機
JP2006299806A (ja) スクロール圧縮機
JP2010065635A (ja) スクロール圧縮機
JP5428522B2 (ja) スクロール圧縮機
WO2014103136A1 (ja) スクロール圧縮機
JP2008309078A (ja) スクロール圧縮機
JP5786130B2 (ja) スクロール圧縮機
JP5386566B2 (ja) スクロール圧縮機
JP2010261353A (ja) スクロール圧縮機
JP2011085040A (ja) スクロール圧縮機
JP2008267141A (ja) スクロール圧縮機
JP4385722B2 (ja) スクロ−ル圧縮機
JP2006009640A (ja) スクロール圧縮機
JP2007154805A (ja) 冷凍サイクル装置
JP2019019768A (ja) スクロール圧縮機
JP2006226246A (ja) スクロール圧縮機
JP2006214335A (ja) スクロール圧縮機
JP2009052462A (ja) スクロール圧縮機
KR100308288B1 (ko) 스크롤압축기의역회전방지구조
JP5404100B2 (ja) スクロール圧縮機および空気調和機
JP2007182870A (ja) スクロール圧縮機