JP2011083506A - 爪楊枝を内部に収容した箸 - Google Patents
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Abstract
【課題】 食事をする為の箸であって、爪楊枝を組み合わせて何時でも探すことなく歯間に挟まった食べカスを除去することが出来る箸の提供。
【解決手段】 箸の頭部には細長い収容穴4を形成し、そして上端にはキャップ3を取付けて該収容穴4の開口を塞ぎ、収容穴4には爪楊枝5を収容することを可能としている。
【選択図】 図2
【解決手段】 箸の頭部には細長い収容穴4を形成し、そして上端にはキャップ3を取付けて該収容穴4の開口を塞ぎ、収容穴4には爪楊枝5を収容することを可能としている。
【選択図】 図2
Description
本発明は箸の内部に空間を形成し、この空間に爪楊枝を収容した箸に関するものである。
飲食店などでは一般に割り箸が使用されている場合が多く、割り箸を用いて食事をした後は、必要に応じてテーブルの片隅に置かれている爪楊枝を使って歯間に挟まっている食べカスを除去することが出来る。しかし、持ち帰り弁当などを食べる場所は、主として屋外など爪楊枝のない場所で食べることが多いことから、該爪楊枝を使うことが出来ず、食べカスは歯間に挟まったままの状態と成る。
そこで、屋外などの爪楊枝のない場所でも爪楊枝が使えるように、箸袋の中に割り箸と爪楊枝を一緒に収納したものがある。例えば、登録実用新案第3151469号に係る「爪楊枝収容ポケットを備えた携帯用箸収納袋」は、収納ポケットを備え、利便性の高い携帯用箸収納箸袋である。
すなわち、携帯用箸を直接収納する上端が開口した縦長袋状基材と、当該縦長袋状基材の下端で前記縦長袋状基材と重ねて縫着される帯状補強基材と、片方面で当該帯状補強基材の裏面と前記縦長袋状基材の表面を縫着することにより形成された爪楊枝乃至3本分程度の間隔である爪楊枝収容ポケットとを設けている。
すなわち、携帯用箸を直接収納する上端が開口した縦長袋状基材と、当該縦長袋状基材の下端で前記縦長袋状基材と重ねて縫着される帯状補強基材と、片方面で当該帯状補強基材の裏面と前記縦長袋状基材の表面を縫着することにより形成された爪楊枝乃至3本分程度の間隔である爪楊枝収容ポケットとを設けている。
又、特開2001−454号に係る「爪楊枝収納割箸における着色爪楊枝」は、
割箸の頭部面が切り込み線に沿って、使用開始時、割り離されるであろう頭部面の一方の頭部面、またはもう一方の頭部面のいずれか一方に穴を設けて爪楊枝を収納し、割箸と一体化している。そこで、爪楊枝の先端部が収納されているので手を刺す事がなく、割箸で食事中も無意識に爪楊枝を持っていることになるので紛失せず、食事中に爪楊枝を使っても、また爪楊枝を収納すれば衛生的に食後まで保管できる。
割箸の頭部面が切り込み線に沿って、使用開始時、割り離されるであろう頭部面の一方の頭部面、またはもう一方の頭部面のいずれか一方に穴を設けて爪楊枝を収納し、割箸と一体化している。そこで、爪楊枝の先端部が収納されているので手を刺す事がなく、割箸で食事中も無意識に爪楊枝を持っていることになるので紛失せず、食事中に爪楊枝を使っても、また爪楊枝を収納すれば衛生的に食後まで保管できる。
このように爪楊枝を組み合わせた割箸は色々知られている。しかし、割箸以外の一般的な箸の場合に爪楊枝を該箸を組み合わせたものは使われていない。箸箱の片隅に入れることは出来るが、入れ忘れることが多く、使おうとする場合に入れ忘れに気がつくといった問題がある。
登録実用新案第3151469号に係る「爪楊枝収容ポケットを備えた携帯用箸収納袋」
特開2001−454号に係る「爪楊枝収納割箸における着色爪楊枝」
このように、割箸に爪楊枝を組み合わせたものは色々存在しているは、普通に使う日常的な箸に爪楊枝を組み合わせたものは存在していない。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、一般的な箸に爪楊枝を収容できる箸を提供する。
本発明に係る箸はその頭部である持ち手側に中心軸に沿って細長い穴を形成し、この収容穴に爪楊枝を入れることが出来るようにしている。そして、頭部にはキャップが取付けられて収容穴を塞いでいる。該キャップは着脱自在であり、そして箸を使う際に邪魔にならないキャップ形状としている。ここで、収容穴は片方の箸のみに形成する場合と両箸に設ける場合があり、本発明は収納穴の個数について限定しないことにする。
一方、本発明では収納穴に収納される爪楊枝をキャップに固定し、すなわち、キャップ付き爪楊枝とすることも出来る。従って、キャップを取外すならば、収容穴に入っている爪楊枝も同時に取外される。そして、爪楊枝はキャップに着脱自在とし、常に新しい爪楊枝に交換することが出来る取付け構造とすることも可能であり、例えばキャップに嵌入穴を設け、嵌入穴に爪楊枝の頭部を差込んで止着出来る。
本発明の箸はその頭部に細長い収容穴を形成し、この収容穴に爪楊枝が入っている。従って食事後に爪楊枝を探す必要はなく、箸のキャップを取外して歯間に挟まっている食べカスを除去することが出来る。本発明は爪楊枝が組み込まれた箸であり、爪楊枝をテーブルに置く必要がなく、箸に爪楊枝を組み合わせることで、何時でも不便を感じることなく使用出来る。特に、弁当箱に入れる箸として利便性が高い。
一方、従来の爪楊枝は使い捨てることが出来る簡素な形態としているが、本発明では繰返し使用出来るように、又使った時に歯を損傷することがない構造とすることが出来る。例えば、一方の箸に形成した収容穴には従来のような木質ではなく軟質樹脂を用いて多少曲がることが出来るようにし、他方の箸に形成される収容穴に入れる爪楊枝は、従来のように剛さを備えた爪楊枝とすることが出来、必要に応じて使い分け可能である。
図1は本発明に係る箸を示す外観図である。箸1a,1bは2本一組となって構成され、先端部2a,2bは従来の一般的な箸と同じくテーパー状に細く成っている。そして、頭部にはキャップ3a,3bが取付けられていて、これらキャップ3a,3bは着脱可能としている。箸1a,1b、及びキャップ3a,3bの材質は限定しないが、一般的には樹脂製としている。
本発明の箸1a,1bは内部に細長い収容穴を形成し、この収容穴に爪楊枝を収容することが出来るように構成し、そこで頭部には上記キャップ3a,3bが取付けられ、該キャップ3a,3bを取外して爪楊枝の出入れを行うことが出来る。図2は箸1の頭部断面を示す具体例であり、頭部には細長い収容穴4が形成され、収容穴4の上端は開口し、上記キャップ3はこの開口を塞いでいる。
そして、該収容穴4には爪楊枝5が収容され、キャップ3によって収容穴4から外れないようにしている。従って、爪楊枝5を使用する際にはキャップ3を取外して収容穴4から取出すことが出来、使った後は再び収容穴4に入れることが出来る。勿論、従来から使われている木製の爪楊枝5を使うならば、1回限りで使い捨てるようにしてもよく、これは該箸1a,1bを使う人の自由である。
ところで、上記キャップ3は箸1の頭部に安定して取付けられるように、該キャップ3の側部6にスリットを形成することで一部を板バネとし、頭部にバネ力を付勢することで外れないように止着することが出来る。又は、箸1の頭部が円形断面であれば、頭部外周にOリングを嵌め、頭部に嵌めたキャップ3は該Oリングにて外れないように止着することも出来る。そして、キャップ3の上端部7の中央に小さい穴8を貫通する場合もある。
該穴8はキャップ3を頭部に嵌める際のエアー抜きとして機能し、又、箸1を洗って乾燥する場合に、収容穴4に入った水抜き穴として機能する。勿論、穴8を設けることなく、Oリングを介してキャップ3を取付けるようにすれば、該キャップ3と頭部の隙間から収容穴4に水が浸入することはない。
図3は本発明の箸1の頭部断面を示す他の実施例である。同図に示す箸1の場合も、その頭部には細長い収容穴4が上端から延び、該収容穴4には爪楊枝5が収容されている。ところで、この爪楊枝5は収容穴4に収容されているが、その上端はキャップ9に連結して止着されている。そして、該キャップ9は爪楊枝5を取付けていると共に、収容穴4の上端開口を塞いでいる。
該キャップ9にはツマミ10が形成され、該ツマミ10を摘んで爪楊枝5を抜き出すことが出来る。又、該キャップ9が箸1の頭部から外れないように、基部にはOリング11が取付けられ、このOリング11は収容穴4に嵌っている。すなわち、Oリング11は収容穴4に嵌ることで僅かに圧縮変形して外れないように取付けられる。
ところで、本発明では箸に収容穴4を形成し、この収容穴4に爪楊枝5を収容することが出来るが、2本の箸1a,1bの片方にのみ爪楊枝5を収容するようにする場合、又は両箸1a,1bの両方に収容穴4,4を形成して爪楊枝5,5を収容する場合がある。この場合、2本の爪楊枝5,5は同じではなく、異なる爪楊枝5,5をすることが可能である。
例えば、材質的に柔らかくて多少曲がることが出来る爪楊枝5、逆に従来の爪楊枝のごとく剛性が高くて曲がることが出来ないもの。又は寸法的に先端部が比較的太い爪楊枝5と、歯間の隙間に容易に挿入出来るように先端部が細い爪楊枝5をそれぞれの箸1a,1bに形成した収容穴4,4に収容することが出来る。
1 箸
2 先端部
3 キャップ
4 収容穴
5 爪楊枝
6 側部
7 上端部
8 穴
9 キャップ
10 ツマミ
11 Oリング
2 先端部
3 キャップ
4 収容穴
5 爪楊枝
6 側部
7 上端部
8 穴
9 キャップ
10 ツマミ
11 Oリング
Claims (4)
- 食事をする為の箸において、頭部には細長い収容穴を形成し、そして上端にはキャップを取付けて該収容穴の開口を塞ぎ、収容穴には爪楊枝を収容することを可能としたことを特徴とする箸。
- 上記キャップは側部と上端部を有し、側部にはスリットを設けることで板バネを形成し、箸頭部には板バネの撓み変形にてバネ力を付勢して外れないようにした請求項1記載の箸。
- 上記キャップの上端部には小さい穴を貫通した請求項1、又は請求項2記載の箸。
- 食事をする為の箸において、頭部には細長い収容穴を形成し、そして上端にはツマミを有すキャップを取付けて該収容穴の開口を塞ぎ、収容穴には爪楊枝を収容すると共に上記キャップに爪楊枝の上端を連結・止着し、該キャップが外れないように収容穴に嵌るOリングを設けたことを特徴とする箸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009240016A JP2011083506A (ja) | 2009-10-19 | 2009-10-19 | 爪楊枝を内部に収容した箸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009240016A JP2011083506A (ja) | 2009-10-19 | 2009-10-19 | 爪楊枝を内部に収容した箸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011083506A true JP2011083506A (ja) | 2011-04-28 |
Family
ID=44076932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009240016A Pending JP2011083506A (ja) | 2009-10-19 | 2009-10-19 | 爪楊枝を内部に収容した箸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011083506A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012136342A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Toshiba Corp | 非水電解質二次電池の製造装置および製造方法 |
JP2013009739A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Rikisho Co Ltd | 箸 |
-
2009
- 2009-10-19 JP JP2009240016A patent/JP2011083506A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012136342A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Toshiba Corp | 非水電解質二次電池の製造装置および製造方法 |
JP2013009739A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Rikisho Co Ltd | 箸 |
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