JP3148167U

JP3148167U - 手提げ袋

Info

Publication number: JP3148167U
Application number: JP2008007290U
Authority: JP
Inventors: 明子浅井
Original assignee: 株式会社出雲流通センター
Priority date: 2008-10-16
Filing date: 2008-10-16
Publication date: 2009-02-05
Anticipated expiration: 2018-10-16

Abstract

【課題】葬祭返礼品等を収容する場合に有効な手提袋を提供する。【解決手段】Ａは手提げ袋、10はその袋本体である。この袋本体10は紙, ビニール等通常の材料製であり、上部に上端開口を有する。12 は把手であり、前記袋本体10における前記上端開口の縁縁の内壁面に設置されている。13は押さえ紙であり、前記把手12の下部を前記袋本体10に貼り付け固定している。Ｐは表示カード用透明ポケット袋であり、前記袋本体10の内壁面に配置されている。この表示カード用ポケット袋Ｐには、会葬礼状の表示用カード20が収容される。【選択図】図１

Description

この考案は手提げ袋に関するものであり、特に、葬祭返礼品等を収容する場合に使用されるものである。

従来におけるこの種の手提げ袋は、袋本体の外壁面に透明ポケットが設けられ、この透明ポケットに、その袋本体に収容するる品物と関係を有する表示カードが収められていた。例えば、袋本体に、葬祭返礼品等を収容する場合には、この透明ポケットに会葬礼状等を入れていた。

実用新案登録第３０９２５０７号公報

しかしながら、かかる従来の手提げ袋にあっては、袋本体の外壁面に表示用カードが配置されていたため、この表示用カードを見るのみで、その袋の中身が何であるか、また、その使用者がいずれかの会合に出席したのであるかなど、他人に余計なことを推測されやすい結果、通常の手提げ袋として使いにくいという不都合を有した。例えば、この透明ポケットに会葬礼状等が入っていた場合には、その中身が葬祭返礼品であり、且つ、この使用者は、葬祭に出席した帰りであることが推測されやすい結果、通常の手提げ袋として使用しにくいという不都合を有した。

この考案の課題はこれらの不都合を解消することである。

前記課題を達成するために、この考案に係る手提げ袋においては、上端開口を備えた袋本体における前記上端開口の縁縁に把手をとりつけた手提げ袋において、前記袋本体の内壁面に表示カード用透明ポケットを設けたものである。

なお、前記表示カード用透明ポケットを、その上端縁部を前記袋本体の内壁面に貼着した透明袋から構成することができる。

この場合、前記透明袋の外側端縁に折り曲げ片を設け、この折り曲げ片を前記透明袋内に延設することもできる。

また、この場合、前記折り曲げ片の両端縁を、前記透明袋の両端縁に一体固定することもできる。

この考案に係る手提げ袋は上記のように構成されているため、即ち、上端開口を備えた袋本体における前記上端開口の縁縁に把手をとりつけた手提げ袋において、前記袋本体の内壁面に表示カード用透明ポケットを設けたため、この透明ポケットに表示用カードを収容した状態で、当該手提げ袋の外側からは見えないものである。

よって、この手提げ袋を使用すれば、表示用カードが付されているにも関わらず、その袋の中身が何であるか、また、その使用者がいずれかの会合に出席したのであるかなど、他人に余計なことを推測されることはなく、この結果、通常の手提げ袋としても使用しやすいものである。例えば、表示用カードが会葬礼状であっても、その中身が葬祭返礼品であり、且つ、他人から、葬祭に出席した帰りであることが推測されることはない結果、葬祭に出席した帰りであるにも関わらず、通常の手提げ袋として使用できるものである。

なお、前記表示カード用透明ポケットを、その上端縁部を前記袋本体の内壁面に貼着した透明袋から構成すれば、前記袋本体に、この表示カード用透明ポケットを設置しやすいものである。

この場合、前記透明袋の外側端縁に折り曲げ片を設け、この折り曲げ片を前記透明袋内に延設すれば、前記透明ポケットに収容した表示カードの上端部をこの折り曲げ片の内側に差し込むことができるため、この表示カードの抜け落ちを防止することができる。

また、この場合、前記折り曲げ片の両端縁を、前記透明袋の両端縁に一体固定すれば、前記折り曲げ片も下端開口を有する袋状に形成されるため、この折り曲げ片は固定した安定状態になり、表示カードの上端部をしっかりと収容することができる。

この考案に係る手提げ袋においては、上端開口を備えた袋本体における前記上端開口の縁縁に把手をとりつけた手提げ袋において、前記袋本体の内壁面に表示カード用透明ポケットを設け、この表示カード用透明ポケットを、その上端縁部を前記袋本体の内壁面に貼着した透明袋から構成し、この透明袋の外側端縁に折り曲げ片を設け、この折り曲げ片を前記透明袋内に延設し、この折り曲げ片の両端縁を、前記透明袋のを両端縁に一体固定するところに最も主要な特徴を有する。

以下、この考案の実施例を説明する。
図１はこの考案に係る手提げ袋の斜視図、図２は、図1 において、手提げ袋を部分的に切り欠いた状態の拡大斜視図、図３は図２におけるIII-III 線拡大部分断面図である。

図１において、Ａは手提げ袋、10はその袋本体である。この袋本体10は紙, ビニール等通常の材料製であり、上部に上端開口11を有する。12,12 は把手であり、前記袋本体10における前記上端開口11の縁縁の内壁面に設置されている。13は押さえ紙であり、前記把手12の下部を前記袋本体10に貼り付け固定している。

Ｐは表示カード用透明ポケット袋であり、前記袋本体10の内壁面に配置されている。この表示カード用ポケット袋Ｐには、会葬礼状の表示用カード20が収容される。

次に、図２〜３に基づいて、前記表示カード用透明ポケット袋Ｐについて詳述する。

前記表示カード用透明ポケット袋Ｐは透明袋30からなり、その背面側の上端縁部を介して前記袋本体10の内壁面に貼着されている。この透明袋30はセロファン，樹脂シートによって製造され、開口部31を上方に向けている。

32は折り曲げ片であり、前記透明袋30の外側端縁に折り曲げた状態で連設され，この透明袋30の内方向に延びている。また、この折り曲げ片32の両端縁は、前記透明袋30の両端縁と一体的に固定されている。このため、この折り曲げ片32によって、前記透明袋30の上開口部31の外側端縁は、下端開口33を有する袋状に形成される結果、この袋状に形成された前記折り曲げ片32の内側の部分に、前記透明袋30内に収容した表示カード20の上端部を差し込むことができ、表示カード20の抜け落ちを防止することができる。

表示用カードが付されているにも関わらず、その袋の中身が何であるか、また、その使用者がいずれかの会合に出席したのであるかなど、他人に余計なことを推測されることはなく、この結果、通常の手提げ袋としても使用しやすい。例えば、表示用カードが会葬礼状であっても、その中身が葬祭返礼品であり、且つ、他人から、葬祭に出席した帰りであることが推測されることはないため、葬祭に出席した帰りであるにも関わらず、通常の手提げ袋として使用できる。このように、この手提げ袋の利用可能製は極めて高いものである。

図１はこの考案に係る手提げ袋の斜視図である。図２は、図1 において、手提げ袋を部分的に切り欠いた状態の拡大斜視図である。図３は図２におけるIII-III 線拡大部分断面図である。

符号の説明

Ａ … 手提げ袋
Ｐ … 表示カード用透明ポケット袋
10 … 袋本体
11 … 上端開口
12 … 把手
13 … 押さえ紙
20 … 表示用カード
30 … 透明袋
31 … 開口部
32 … 折り曲げ片
33 … 下端開口

Claims

上端開口を備えた袋本体における前記上端開口の縁縁に把手をとりつけた手提げ袋において、前記袋本体の内壁面に表示カード用透明ポケットを設けたことを特徴とする手提げ袋。
前記表示カード用透明ポケットは、その上端縁部を前記袋本体の内壁面に貼着した透明袋からなることを特徴とする請求項１の手提げ袋。
前記透明袋の外側端縁に折り曲げ片を設け、この折り曲げ片を前記透明袋内に延設したことを特徴とする請求項２の手提げ袋。
前記折り曲げ片の両端縁を、前記透明袋の両端縁に一体固定したことを特徴とする請求項３の手提げ袋。