JP3117755U - コップ - Google Patents

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昌弘 生田
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株式会社キノトロープ
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Abstract

【課題】 キャップ付きのボトルタイプのような容器ではなく、内部に収納した品物の視認に際して遊び感覚を付与することができ、しかも部材が少なくて製作が容易で、費用も安価に抑えることができるコップを提供すること。
【解決手段】 上端開口の外側壁部5と、該壁部の下端近くから上向きに外側壁部と環状の間隙6をおいて所定高さまで一体に延出して形成された内側壁部7と、該壁部の上端開口を閉鎖して一体に形成された底壁部8とを有し、外側壁部と内側壁部と底壁部とで区画される空間を飲料収容部10に形成した透明材料からなるコップ本体2と、該コップ本体の下端開口を閉鎖して着脱可能に装着された底キャップ3とを具え、この底キャップとコップ本体の内側壁部及び底壁部の間にフィギアなどの品物を収納可能な中空収納部20が形成されている。
【選択図】 図1

Description

この考案は、主にジュースなどの液体飲料用のコップ、さらに詳しくはコップが飲料を収納する部分とフィギア、おもちゃ、アクセサリー等の品物(雑貨)を収納する部分からなる二重構造になっていて、該品物が使用者の好みにより任意のものに出し入れ可能になっているとともに、ディスプレイ用としても利用できるコップに関するものである。
自宅あるいは各種パーティでのコップを使用しての飲食に際し、従来のこの種のコップは専ら飲料そのものを収容し、かつ供するものでしかなく、遊びの感覚の用具等としては利用することができなかった。
コップと同じ飲料を収容するものであるが、キャップ付きのボトルタイプの容器としては、飲料とフィギアなどの品物をそれぞれ別々に隔離した状態で1つの容器内に収納するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
しかし、この特許文献1,2に開示の容器はあくまでも容器本体の口部にキャップが装着されるボトルであり、そこに収容された品物を視認するには、特許文献1の場合、容器の購入者が品物を覆っているラベルを剥がすか、キャップを取り外すかしないとできない。また、特許文献2の場合、常時、品物を視認可能な状態に置くものであるため、視認不可能な状態に置くには別途、ラベル等で品物を覆うようにする必要があるという問題がある。そのため、特許文献1,2のいずれも飲食のほかに品物を利用した遊び感覚の用具等としての価値において、必ずしも満足できるものではなかった。
実用新案登録第3105889号公報 特開平8−48338号公報
そこでこの考案は、前記従来のものに鑑み、キャップ付きのボトルタイプのような容器ではなく、内部に収納した品物の視認に際して遊び感覚を付与することができ、利用価値の高いコップを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の考案は、上端開口の外側壁部と、該壁部の下端近くから上向きに外側壁部と環状の間隙をおいて所定高さまで一体に延出して形成された内側壁部と、該壁部の上端開口を閉鎖して一体に形成された底壁部とを有し、前記外側壁部と内側壁部と底壁部とで区画される空間を飲料収容部に形成した透明材料からなるコップ本体と、該コップ本体の下端開口を閉鎖して着脱可能に装着された底キャップとを具え、この底キャップと前記コップ本体の内側壁部及び底壁部の間にフィギアなどの品物を収納可能な中空収納部が形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1において、コップ本体は、底壁部の高さが外側壁部の高さの1/2ないし2/3程度となっていることを特徴とする。請求項3に記載の考案は、請求項1又は2において、コップ本体は、外側壁部の上端開口部の内径が同下端部の外径より大きくなっていることを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、請求項1ないし3のいずれかにおいて、底キャップは、コップ本体の外側壁部とほぼ同径に形成された底壁部と、該底壁部の上面に一体に形成された周壁部とを有し、該周壁部の外面に環状突部が形成され、かつ該突部と着脱可能に係合する環状凹部がコップ本体の内側壁部の内面に形成されていることを特徴とする。
この考案は、前記のようであって、上端開口の外側壁部と、該壁部の下端近くから上向きに外側壁部と環状の間隙をおいて所定高さまで一体に延出して形成された内側壁部と、該壁部の上端開口を閉鎖して一体に形成された底壁部とを有し、前記外側壁部と内側壁部と底壁部とで区画される空間を飲料収容部に形成した透明材料からなるコップ本体と、該コップ本体の下端開口を閉鎖して着脱可能に装着された底キャップとを具え、この底キャップと前記コップ本体の内側壁部及び底壁部の間にフィギアなどの品物を収納可能な中空収納部が形成されているので、例えば普段は、自分の好きな飲み物を入れて自分だけのマイカップとして使い、友達が来たときなどには、色の濃いジュースのような飲料をその液面がコップ本体の底壁部を超える位置まで飲料収容部に入れることにより中空収納部に収納した品物を覆って隠し、この隠した品物が飲料を飲んでいくうちにだんだん現れ、友達(使用者)を驚かさせるという遊び感覚で楽しみ方ができる。その際に、従来の容器のようにラベルを剥がすというようなことが一切必要がなく、飲料を入れるだけでよいという優れた効果が期待できる。
この考案の一実施の形態を、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は左半部を破断した正面図、図2は平面図である。両図において、1は全体がプラスチック材料からなる透明なコップで、該コップはコップ本体2と底キャップ3からなっている。コップ本体2は上端開口の外側壁部5と、該壁部の下端から上向きに外側壁部と環状の間隙6をおいて所定高さまで一体に延出して形成された内側壁部7と、該壁部の上端開口を閉鎖して一体に形成された底壁部8とからなっている。外側壁部5に対する底壁部8の高さは2/3程度となっている。ただこれは一例であって1/2程度としてもよい。また、コップ本体2の外側壁部5の上端の外径Dは同下端の外径dよりやや大きくなっている。例えば具体的な数値で示すと、外側壁部5の上端の外径Dが65mmに対して、下端の外径dが60mmとしていて、若干ではあるが上向きに拡開した円筒形状となっている。外側壁部5は同じ肉厚に形成されているので、外側壁部5の上端開口部の内径は同下端部の外径より大きくなっている。
外側壁部5と内側壁部7と底壁部8とで区画される空間は飲料収容部10に形成されている。飲料収容部10には上端開口から飲料が注がれるようになっている。注がれた飲料は飲料収容部10がほぼ全高にわたっているため、飲料収容部10に入れる飲料が濃色の場合などでは、該飲料を入れると見た目では普通のコップと何ら変わるところがない。
底キャップ3はコップ本体2の下端開口を閉鎖して着脱可能に装着されている。底キャップ3はコップ本体2の外側壁部5と同径に形成された脚付き底壁部13と、該底壁部の上面に一体に形成された周壁部14とからなっている。周壁部14の外面には環状突部16が形成され、該突部と着脱可能に係合する環状凹部17がコップ本体2の内側壁部7の内面に形成されている。底キャップ3と、コップ本体2の内側壁部7及び底壁部8との間にはフィギアやおもちゃなどの品物を収納可能な中空収納部20が形成されている。図3には品物の一例としてフィギア21を収納した例を示す。
前記においてフィギア21を中空収納部20に収納するには、図4(A)に示すように底キャップ3を一旦、コップ本体2から取り外す。取り外しに際しては、底キャップ3の底壁部13を手で持ってコップ本体2から引き抜くようにすると、底キャップ3の周壁部14の環状突部16がコップ本体2の内側壁部の環状凹部17から外れ、係合が解かれる。これにより下端側が開口した収納部20に、図4(B)に示すようにフィギア21を入れ、前記とは逆の手順により底キャップ3をコップ本体2に装着する。これで底キャップ3の周壁部14の環状突部16がコップ本体2の内側壁部の環状凹部17に再び係合し、フィギア21が中空収納部20に収納された状態となる。
使用に際しては、中空収納部20にフィギア21を収納したコップ本体2の飲料収容部10に自分の好きな飲料を入れて自分だけのマイキャップとして使うことができる。そして、例えば自宅に友人が来たときには、図4(C)に示すようにコップ本体2の飲料収容部10に上端開口から例えば色の濃いジュースのような飲料を注いでその液面が底壁部8を超える位置とすると、中空収納部20がそこに収納されたフィギア21とともにジュースにより隠された状態になる。そして、このようにして提供されたジュースを友人が飲んでいくと、図4(D)に示すように徐々に中空収納部20に収納されたフィギア21が現れ、友人を驚かさせることになる。パーティなど大勢の人達がいるときにそれぞれのコップに違うフィギア21、あるいは違う品物を入れておくと、どのコップを持つかによりそれぞれ違う品物と対面することにもなり、飲食を遊び感覚で楽しめる。
また、専ら子供用として家庭での使用も可能で、この場合には必要により品物の入れ替えをすることができる。このときは底キャップ3をコップ本体2から環状突部16と環状凹部17の係合を解いて取り外し、前の品物と新しい品物との入れ替えを行なう。
また、使い方としては前記のほかに図5に示すように飲料を入れない状態で、上方にあるコップ1の底キャップ3を含む下端部を下方にあるコップ1の上端開口に嵌合して、コップ1を二段以上にスタックすることができる。これにより中空収納部20に収納したフィギア21だけが視認できて、ディスプレイとしての効果も期待することが可能となる。
尚、実施の形態で示したものはあくまでも好ましい一例であり、コップ1の材質は必ずしもプラスチックでなくともよいし、透明部分も必ずしもコップ1全体である必要がなく、底キャップ3は着色したりして不透明としてもよい。また、一体構成としたコップ本体2の外側壁部5と内側壁部7を、外側壁部5の下端から内側壁部7が上向きに延出するようにしているが、内側壁部7が延出する部分は外側壁部5の下端ではなく、下端近くの、下端より多少上方の部分からとしてもよい。また、コップ1は図示したような円筒形状でなく、多角形状としてもよい等、細部の設計は実施に際して任意に変更、修正することが可能である。
この考案の一実施の形態に係るコップの左半部を破断した正面図である。 同上の平面図である。 中空収納部に品物を収納した状態を示す正面図である。 (A)ないし(D)は組付けから使用の一例までを示す作用説明図である。 別の使用例を示す説明図である。
符号の説明
1 コップ
2 コップ本体
3 底キャップ
5 外側壁部
6 環状の間隙
7 内側壁部
8 底壁部
10 飲料収容部
13 底壁部
14 周壁部
16 環状突部
17 環状凹部
20 中空収納部
21 フィギア(品物)

Claims (4)

  1. 上端開口の外側壁部と、該壁部の下端近くから上向きに外側壁部と環状の間隙をおいて所定高さまで一体に延出して形成された内側壁部と、該壁部の上端開口を閉鎖して一体に形成された底壁部とを有し、前記外側壁部と内側壁部と底壁部とで区画される空間を飲料収容部に形成した透明材料からなるコップ本体と、該コップ本体の下端開口を閉鎖して着脱可能に装着された底キャップとを具え、この底キャップと前記コップ本体の内側壁部及び底壁部の間にフィギアなどの品物を収納可能な中空収納部が形成されていることを特徴とするコップ。
  2. コップ本体は、底壁部の高さが外側壁部の高さの1/2ないし2/3程度となっている請求項1記載のコップ。
  3. コップ本体は、外側壁部の上端開口部の内径が同下端部の外径より大きくなっている請求項1又は2記載のコップ。
  4. 底キャップは、コップ本体の外側壁部とほぼ同径に形成された底壁部と、該底壁部の上面に一体に形成された周壁部とを有し、該周壁部の外面に環状突部が形成され、かつ該突部と着脱可能に係合する環状凹部がコップ本体の内側壁部の内面に形成されている請求項1ないし3のいずれかに記載のコップ。
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