JP2011082881A - 電子カメラ - Google Patents

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Abstract

【構成】イメージセンサ18は、指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成する。CPU40は、イメージセンサ18によって生成された被写界像に登録色画像が存在するか否かを繰り返し判別し、肯定的な判別結果に対応して登録色画像のサイズに適する目標ズーム倍率を算出し、そして算出された目標ズーム倍率を目指して指定ズーム倍率の大きさを変更する。ただし、登録色画像の有無に関する判別結果が肯定的な結果から否定的な結果に更新されると、CPU40は実行中の倍率変更処理を制限する。
【効果】特徴画像に注目したズーム性能の向上が図られる。
【選択図】図3

Description

この発明は、電子カメラに関し、特に被写界像のズーム倍率を調整する、電子カメラに関する。
この種のカメラの一例が、特許文献1に開示されている。この背景技術によれば、撮像装置によって捉えられた被写体を表す画像信号は、画像メモリに書き込まれる。追尾信号処理回路は、画像メモリに格納された画像信号を参照して被写体像の面積を算出し、算出された面積が既定範囲に収まるようにズーム倍率を調整する。これによって、被写体に注目した自動ズーム制御が可能となる。
特開平9−65197号公報
しかし、背景技術では、撮像装置のパン/チルトや被写体自身の移動に起因する被写体像の変位や消失を想定しておらず、ズーム性能に限界がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、特徴画像に注目したズーム性能を向上させることができる、電子カメラを提供することである。
この発明に従う電子カメラ(10:実施例で相当する参照符号。以下同じ)は、指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成する撮像手段(18, 22, 26)、撮像手段によって生成された被写界像に特徴画像が存在するか否かを繰り返し判別する判別手段(S35~S37)、判別手段の肯定的な判別結果に対応して特徴画像のサイズに適する適正ズーム倍率を算出する算出手段(S45)、算出手段によって算出された適正ズーム倍率を目指して指定ズーム倍率の大きさを変更する第1変更手段(S79)、および第1変更手段の変更処理と並列して得られた判別手段の判別結果が肯定的な結果から否定的な結果に更新されたとき第1変更手段の変更処理を制限する第1制限手段(S83~S85)を備える。
好ましくは、基準を下回る期間にわたる第1ズーム操作に応答して第1変更手段を起動する起動手段(S75)がさらに備えられる。
或る局面では、第1ズーム操作に応答して指定ズーム倍率の大きさを既定量だけ変更する第2変更手段(S55, S59)、および第1ズーム操作の継続期間を測定する測定手段(S63)がさらに備えられ、起動手段は測定手段の測定結果を第1ズーム操作の後に基準と比較して起動処理を実行する。
他の局面では、第1ズーム操作はズームイン操作に相当する。
好ましくは、第1変更手段の変更処理に先立って指定ズーム倍率の大きさを退避させる退避手段(S77)、第2ズーム操作を受け付けたとき指定ズーム倍率の大きさを退避手段によって退避された大きさに変更する第3変更手段(S95)がさらに備えられる。
さらに好ましくは、第2ズーム操作はズームアウト操作に相当する。
好ましくは、指定ズーム倍率の大きさの変更期間において算出手段の算出処理を制限する第2制限手段(S43)がさらに備えられる。
この発明に従うズーム制御プログラムは、指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成する撮像手段(18, 22, 26)を備える電子カメラ(10)のプロセッサ(40)に、撮像手段によって生成された被写界像に特徴画像が存在するか否かを繰り返し判別する判別ステップ(S35~S37)、判別ステップの肯定的な判別結果に対応して特徴画像のサイズに適する適正ズーム倍率を算出する算出ステップ(S45)、算出ステップによって算出された適正ズーム倍率を目指して指定ズーム倍率の大きさを変更する変更ステップ(S79)、および変更ステップの変更処理と並列して得られた判別ステップの判別結果が肯定的な結果から否定的な結果に更新されたとき変更ステップの変更処理を制限する制限ステップ(S83~S85)を実行させるための、ズーム制御プログラムである。
この発明に従うズーム制御方法は、指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成する撮像手段(18, 22, 26)を備える電子カメラ(10)によって実行されるズーム制御方法であって、撮像手段によって生成された被写界像に特徴画像が存在するか否かを繰り返し判別する判別ステップ(S35~S37)、判別ステップの肯定的な判別結果に対応して特徴画像のサイズに適する適正ズーム倍率を算出する算出ステップ(S45)、算出ステップによって算出された適正ズーム倍率を目指して指定ズーム倍率の大きさを変更する変更ステップ(S79)、および変更ステップの変更処理と並列して得られた判別ステップの判別結果が肯定的な結果から否定的な結果に更新されたとき変更ステップの変更処理を制限する制限ステップ(S83~S85)を備える。
この発明に従う電子カメラ(10)は、指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成する撮像手段(18)、撮像手段によって生成された被写界像上の特徴画像に適する適正ズーム倍率を算出する算出手段(S35~S37, S45)、ズーム操作が実行状態にあるとき指定ズーム倍率の大きさを算出手段によって算出された適正ズーム倍率を目指す第1方向に既定量ずつ変更する第1変更手段(S55, S59)、ズーム操作が解除されたとき指定ズーム倍率の大きさを算出手段によって算出された適正ズーム倍率に対応する量だけ第1方向に変更する第2変更手段(S79)、および第2変更手段の変更処理に先立ってズーム操作の継続期間が基準を下回るか否かを判別し、肯定的な判別結果に対応して第2変更手段を起動する一方、否定的な判別結果に対応して第2変更手段を停止する制御手段(S75)を備える。
好ましくは、第1変更手段は、ズーム操作が実行状態にあるか否かを繰り返し判別する操作判別手段(S55)、および操作判別手段の判別結果が肯定的であるとき指定ズーム倍率の大きさを既定量だけ変更する倍率変更手段(S59)を含み、第2変更手段は操作判別手段の判別結果が肯定的な結果から否定的な結果に更新されたときに変更処理を実行する。
好ましくは、算出手段は、撮像手段によって生成された被写界像に特徴画像が存在するか否かを繰り返し判別する画像判別手段(S35~S37)、および画像判別手段の肯定的な判別結果に対応して適正ズーム倍率を算出する算出処理手段(S45)を含む。
さらに好ましくは、第2変更手段の変更処理と並列して得られた画像判別手段の判別結果が肯定的な結果から否定的な結果に更新されたとき第2変更手段の変更処理を制限する制限手段(S83~S85)がさらに備えられる。
この発明に従うズーム制御プログラムは、指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成する撮像手段(18)を備える電子カメラ(10)のプロセッサ(40)に、撮像手段によって生成された被写界像上の特徴画像に適する適正ズーム倍率を算出する算出ステップ(S35~S37, S45)、ズーム操作が実行状態にあるとき指定ズーム倍率の大きさを算出ステップによって算出された適正ズーム倍率を目指す第1方向に既定量ずつ変更する第1変更ステップ(S55, S59)、ズーム操作が解除されたとき指定ズーム倍率の大きさを算出ステップによって算出された適正ズーム倍率に対応する量だけ第1方向に変更する第2変更ステップ(S79)、および第2変更ステップの変更処理に先立ってズーム操作の継続期間が基準を下回るか否かを判別し、肯定的な判別結果に対応して第2変更ステップを起動する一方、否定的な判別結果に対応して第2変更ステップを停止する制御ステップ(S75)を実行させるための、ズーム制御プログラムである。
この発明に従うズーム制御方法は、指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成する撮像手段(18)を備える電子カメラ(10)によって実行されるズーム制御方法であって、撮像手段によって生成された被写界像上の特徴画像に適する適正ズーム倍率を算出する算出ステップ(S35~S37, S45)、ズーム操作が実行状態にあるとき指定ズーム倍率の大きさを算出ステップによって算出された適正ズーム倍率を目指す第1方向に既定量ずつ変更する第1変更ステップ(S55, S59)、ズーム操作が解除されたとき指定ズーム倍率の大きさを算出ステップによって算出された適正ズーム倍率に対応する量だけ第1方向に変更する第2変更ステップ(S79)、および第2変更ステップの変更処理に先立ってズーム操作の継続期間が基準を下回るか否かを判別し、肯定的な判別結果に対応して第2変更ステップを起動する一方、否定的な判別結果に対応して第2変更ステップを停止する制御ステップ(S75)を備える。
この発明によれば、被写界像に特徴画像が存在すれば、指定ズーム倍率の大きさは特徴画像のサイズに適する適正ズーム倍率を目指して変更される。ただし、適正ズーム倍率を目指した倍率変更処理の途中で特徴画像が消失すると、倍率変更処理が制限される。これによって、特徴画像に注目したズーム性能の向上が図られる。
この発明によれば、指定ズーム倍率の大きさは、ズーム操作が実行状態にあるとき適正ズーム倍率を目指して既定量ずつ変更される。ズーム操作が解除されると、ズーム操作の継続期間が基準を下回るときに限って、指定ズーム倍率の大きさが変更される。変更方向は適正ズーム倍率を目指す方向に相当し、変更量は適正ズーム倍率に対応する量に相当する。したがって、短時間のズーム操作が行われた場合、指定ズーム倍率の変更処理は、ズーム操作に応答して速やかに開始され、指定ズーム倍率が適正ズーム倍率に達したときに停止される。これによって、特徴画像に注目したズーム性能が向上する。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この発明の基本的構成を示すブロック図である。 この発明の基本的構成を示すブロック図である。 この発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 図3実施例によって捉えられた被写界の一例を示す図解図である。 (A)はズームイン操作が行われる前に捉えられた登録色領域のサイズを示す図解図であり、(B)は目標ズーム倍率に対応する登録色領域のサイズを示す図解図である。 図3実施例の動作の一部を示す図解図である。 図3実施例の動作の他の一部を示す図解図である。 図3実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図3実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 図3実施例に適用されるCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。 図3実施例に適用されるCPUの動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。 図3実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 図3実施例に適用されるCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
[基本的構成1]
図1を参照して、この発明の電子カメラは、基本的に次のように構成される。撮像手段1aは、指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成する。判別手段2aは、撮像手段1aによって生成された被写界像に特徴画像が存在するか否かを繰り返し判別する。算出手段3aは、判別手段2aの肯定的な判別結果に対応して特徴画像のサイズに適する適正ズーム倍率を算出する。第1変更手段4aは、算出手段3aによって算出された適正ズーム倍率を目指して指定ズーム倍率の大きさを変更する。第1制限手段5aは、第1変更手段4aの変更処理と並列して得られた判別手段2aの判別結果が肯定的な結果から否定的な結果に更新されたとき、第1変更手段4aの変更処理を制限する。
したがって、被写界像に特徴画像が存在すれば、指定ズーム倍率の大きさは特徴画像のサイズに適する適正ズーム倍率を目指して変更される。ただし、適正ズーム倍率を目指した倍率変更処理の途中で特徴画像が消失すると、倍率変更処理が制限される。これによって、特徴画像に注目したズーム性能の向上が図られる。
[基本的構成2]
図2を参照して、この発明の電子カメラはまた、基本的に次のように構成される。撮像手段1bは、指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成する。算出手段2bは、撮像手段1bによって生成された被写界像上の特徴画像に適する適正ズーム倍率を算出する。第1変更手段3bは、ズーム操作が実行状態にあるとき指定ズーム倍率の大きさを算出手段2bによって算出された適正ズーム倍率を目指す第1方向に既定量ずつ変更する。第2変更手段4bは、ズーム操作が解除されたとき指定ズーム倍率の大きさを算出手段2bによって算出された適正ズーム倍率に対応する量だけ第1方向に変更する。制御手段5bは、第2変更手段4bの変更処理に先立ってズーム操作の継続期間が基準を下回るか否かを判別し、肯定的な判別結果に対応して第2変更手段4bを起動する一方、否定的な判別結果に対応して第2変更手段4bを停止する。
このように、指定ズーム倍率の大きさは、ズーム操作が実行状態にあるとき適正ズーム倍率を目指して既定量ずつ変更される。ズーム操作が解除されると、ズーム操作の継続期間が基準を下回るときに限って、指定ズーム倍率の大きさが変更される。変更方向は適正ズーム倍率を目指す方向に相当し、変更量は適正ズーム倍率に対応する量に相当する。
したがって、短時間のズーム操作が行われた場合、指定ズーム倍率の変更処理は、ズーム操作に応答して速やかに開始され、指定ズーム倍率が適正ズーム倍率に達したときに停止される。これによって、特徴画像に注目したズーム性能が向上する。
[実施例]
図3を参照して、この実施例のディジタルビデオカメラ10は、ドライバ20a,20bおよび20cによってそれぞれ駆動されるズームレンズ12,フォーカスレンズ14および絞りユニット16を含む。被写界の光学像は、これらの部材を通してイメージセンサ18の撮像面に照射される。
電源が投入されると、CPU40は、撮像タスクの下で動画取り込み処理を実行するべく、ドライバ20dを起動する。ドライバ20dは、1/60秒毎に発生する垂直同期信号Vsyncに応答して、撮像面を露光し、撮像面で生成された電荷をラスタ走査態様で読み出す。イメージセンサ18からは、被写界を表す生画像データが60fpsのフレームレートで出力される。
前処理回路22は、イメージセンサ18からの生画像データにディジタルクランプ,画素欠陥補正,ゲイン制御などの処理を施す。このような前処理を施された生画像データは、メモリ制御回路24を通してSDRAM26の生画像エリア26aに書き込まれる。
後処理回路28は、メモリ制御回路24を通して生画像エリア26aにアクセスし、生画像データを1/60秒毎に読み出す。読み出された生画像データは色分離,白バランス調整,YUV変換などの処理を施され、これによってYUV形式の画像データが作成される。作成された画像データは、メモリ制御回路24を通してSDRAM26のYUV画像エリア26bに書き込まれる。
LCDドライバ30は、YUV画像エリア26bに格納された画像データを繰り返し読み出し、読み出された画像データに基づいてLCDモニタ32を駆動する。この結果、被写界を表すリアルタイム動画像(スルー画像)がモニタ画面に表示される。
前処理回路20はまた、生画像データを簡易的にYデータに変換し、変換されたYデータをCPU40に与える。CPU40は、撮像条件調整タスクの下でYデータにAE処理を施し、適正EV値を算出する。算出された適正EV値を定義する絞り量および露光時間はドライバ20cおよび20dにそれぞれ設定され、これによってスルー画像の明るさが適度に調整される。CPU40はまた、AF起動条件が満足されるときに、Yデータの高周波成分にAF処理を施す。フォーカスレンズ14はドライバ20baによって合焦点に配置され、これによってスルー画像の鮮鋭度が継続的に向上する。
キー入力装置42に向けて記録開始操作が行われると、CPU40は、記録処理を開始するべく、MP4コーデック34およびI/F36を撮像タスクの下で起動する。キー入力装置34に向けて記録終了操作が行われると、CPU40は、記録処理を終了するべくMP4コーデック34およびI/F36を停止する。
MP4コーデック34は、YUV画像エリア26bに格納された画像データをメモリ制御回路24を通して読み出し、読み出された画像データをMPEG4方式に従って圧縮し、そして圧縮画像データつまりMP4データをメモリ制御回路24を通して記録画像エリア26cに書き込む。I/F36は、記録画像エリア26cに格納されたMP4データをメモリ制御回路24を通して読み出し、読み出されたMP4データを記録媒体38に作成された画像ファイルに書き込む。
CPU40は、撮像タスクと並列する色検出タスクの下で、予め登録された色を有する画像つまり登録色画像を繰り返し探索する。この探索処理は、YUV画像エリア26bに格納された画像データを参照して、かつ垂直同期信号Vsyncが発生する毎に実行される。登録色画像が検出されるとフラグFLGclrが“1”に設定され、登録色画像が検出されなければフラグFLGclrが“0”に設定される。
フラグFLGclrが“1”を示し、かつズームレンズ12が停止状態にあれば、CPU40は、登録色画像の水平サイズを参照して目標ズーム倍率を算出する。目標ズーム倍率は、検出された登録色画像の水平サイズが既定サイズとなるズーム倍率に相当する。
したがって、図4に示す少年BY1が着用している上着UF1の色が登録色であり、現時点のズーム倍率に対応する上着UF1の画像の水平サイズが“W1”であり(図5(A)参照)、そして既定サイズが“W2”であれば(図5(B)参照)、現時点のズーム倍率の“W2/W1”倍が目標ズーム倍率として算出される。
キー入力装置42に向けてズームイン操作が行われると、CPU40は、ズーム制御タスクの下で、ズームイン方向への既定量のレンズ移動をドライバ20aに命令する。ズームレンズ12は、ドライバ20aによって既定量だけズームイン方向に移動される。ズームイン操作の有無は既定量のレンズ移動が完了する毎に判別され、ズームイン方向への既定量のレンズ移動処理はズームイン操作が継続している限り繰り返し実行される。
ズームイン操作が解除されると、CPU40は、ズームイン操作の継続期間とフラグFLGclrの状態とを判別する。ズームイン操作の継続期間が閾値THを下回り、かつフラグFLGclrが“1”を示していれば、CPU40は、現時点のズーム倍率をレジスタRGST1に退避させ、色検出タスクの下で算出された目標ズーム倍率に相当する位置へのレンズ移動をドライバ20aに命令する。この結果、ズームレンズ12が目標ズーム倍率を目指してズームイン方向に移動する。
したがって、図6の上段に示す画角で少年BY1が捉えられているときに短時間のズームイン操作が行われると、ズームレンズ12は目標ズーム倍率を目指して変更される。ズームレンズ12が目標ズーム倍率に相当する位置に到達したとき、少年BY1は図6の下段に示す要領で捉えられる。
ただし、ズームレンズ12が目標ズーム倍率に相当する位置に到達する前に登録色画像が消失し、これによってフラグFLGclrが“1”から“0”に更新されると、CPU40は、ズームレンズ12の停止をドライバ20aに命令する。ズームレンズ12は、目標ズーム倍率に相当する位置よりも前の位置で停止する。
つまり、図7の上段に示す状態で短時間のズームイン操作が行われると、ズームレンズ12は目標ズーム倍率を目指してズームイン方向に移動する。しかし、ズームレンズ12の移動の途中で図7の下段に示すように少年BY1の上着UF1が被写界から消失すると、ズームレンズ12が停止される。
キー入力装置42に向けてズームアウト操作が行われると、CPU40は、ズームアウト方向への既定量のレンズ移動をドライバ20aに命令する。ズームレンズ12は、ドライバ20aによって既定量だけズームアウト方向に移動される。上述と同様、ズームアウト操作の有無は既定量のレンズ移動が完了する毎に判別され、ズームアウト方向への既定量のレンズ移動処理はズームアウト操作が継続している限り繰り返し実行される。
ズームアウト操作が解除されると、CPU40は、ズームアウト操作の継続期間を判別する。ズームアウト操作の継続期間が閾値THを下回れば、CPU40は、レジスタRGST1に退避されたズーム倍率に相当する位置へのレンズ移動をドライバ20aに命令する。この結果、ズームレンズ12は退避ズーム倍率を目指してズームアウト方向に移動する。レジスタRGST1に退避されたズーム倍率は、ズームレンズ12が退避ズーム倍率に相当する位置に到達した後に廃棄される。
したがって、短時間のズームイン操作に応答して画角が図6の上段から図6の下段に遷移した後に短時間のズームアウト操作が行われると、画角は図6の下段から図6の上段に復帰する。
CPU40は、図8に示す撮像タスク,図9に示す撮像条件調整タスク,図10に示す色検出タスクおよび図11〜図13に示すズーム制御タスクを含む複数のタスクを並列的に処理する。なお、これらのタスクに対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ44に記憶される。
図8を参照して、ステップS1では動画取り込み処理を実行する。これによって、スルー画像がLCDモニタ32に表示される。ステップS3では記録開始操作が行われたか否かを繰り返し判別し、判別結果がNOからYESに更新されるとステップS5に進む。ステップS5では、記録処理を開始するべく、MP4コーデック34およびI/F36を起動する。この結果、記録開始操作の後に撮像面で捉えられた被写界を表すMP4データが、記録媒体38に新規に作成された画像ファイルに書き込まれる。
ステップS7では、記録終了操作が行われたか否かを判別する。判別結果がNOからYESに更新されると、記録処理を終了するべくステップS9でMP4コーデック34およびI/F36を停止する。この結果、画像ファイルが完成する。ステップS9の処理が完了するとステップS3に戻る。
図9を参照して、ステップS21ではフォーカス,絞り量および露光時間を初期化する。ステップS23では垂直同期信号Vsyncが発生したか否かを判別し、判別結果がNOからYESに更新されるとステップS25でAE処理を実行する。これによって、スルー画像の明るさが適度に調整される。ステップS27ではAF起動条件が満足されるか否かを判別し、NOであればそのままステップS23に戻る一方、YESであればステップS29でAF処理を実行してからステップS23に戻る。AF処理の結果、フォーカスレンズ12は合焦点に配置され、これによってスルー画像の鮮鋭度が向上する。
図10を参照して、ステップS31ではフラグFLGclrを“0”に設定する。ステップS33では垂直同期信号Vsyncが発生したか否かを判別し、判別結果がNOからYESに更新されるとステップS35に進む。ステップS35ではYUV画像エリア26bに格納された画像データを参照して被写界像から既定サイズを下回る水平サイズを有する登録色画像を探索し、ステップS37では登録色画像が検出されたか否かを判別する。
判別結果がYESであれば、ステップS39でフラグFLGclrを“1”に設定し、ステップS43に進む。一方、判別結果がNOであれば、ステップS41でフラグFLGclrを“0”に設定し、ステップS33に戻る。
ステップS43ではズームレンズ12が停止状態にあるか否かを判別し、判別結果がNOであればステップS33に戻る一方、判別結果がYESであればステップS45に進む。ステップS45では、検出された登録色画像の水平サイズを参照して目標ズーム倍率を算出する。目標ズーム倍率は、検出された登録色画像の水平サイズが既定サイズとなるズーム倍率に相当する。ステップS45の処理が完了すると、ステップS33に戻る。
図11を参照して、ステップS51ではフラグFLGzminおよびFLGzmoutを“0”に設定し、ステップS53では変数CNTzminおよびCNTzmoutを“0”に設定する。
フラグFLGzminはズームイン操作の有無を識別するためのフラグであり、FLGzmin=0が“操作なし”を示す一方、FLGzmin=1が“操作あり”を示す。同様に、フラグFLGzmoutはズームアウト操作の有無を識別するためのフラグであり、FLGzmout=0が“操作なし”を示す一方、FLGzmout=1が“操作あり”を示す。また、変数CNTzminはズームイン操作の継続期間を検出するための変数であり、変数CNTzmoutはズームイン操作の継続期間を検出するための変数である。
ステップS55ではズームイン操作が行われたか否かを判別し、ステップS57ではズームアウト操作が行われたか否かを判別する。また、ステップS71ではフラグFLGzminが“1”を示すか否かを判別し、ステップS89ではフラグFLGzmoutが“1”を示すか否かを判別する。
ステップS55でYESであればステップS59に進み、ズームイン方向への既定量のレンズ移動をドライバ20aに命令する。この結果、ズームレンズ12がズームイン方向に既定量だけ移動される。ステップS59の処理が完了すると、ステップS61でフラグFLGzminを“1”に設定し、ステップS63で変数CNTzminをインクリメントし、その後にステップS55に戻る。
ステップS57でYESであればステップS65に進み、ズームアウト方向への既定量のレンズ移動をドライバ20aに命令する。この結果、ズームレンズ12がズームアウト方向に既定量だけ移動される。ステップS65の処理が完了すると、ステップS67でフラグFLGzmoutを“1”に設定し、ステップS69で変数CNTzmoutをインクリメントし、その後にステップS55に戻る。
ステップS71でYESであれば、ステップS73でフラグFLGzminを“0”に戻す。ステップS75では変数CNTzminが閾値THを下回るか否かを判別し、ステップS76ではフラグFLGclrが“1”を示すか否かを判別する。ステップS75またはS76の判別結果がNOであれば、ステップS87で変数CNTzminを“0”に設定し、その後にステップS55に戻る。
ステップS75およびS76の判別結果がいずれもYESであれば、ステップS77で現時点のズーム倍率をレジスタRGST1に退避させる。続くステップS79では、ステップS45で算出された目標ズーム倍率に相当する位置へのレンズ移動をドライバ20aに命令する。この結果、ズームレンズ12が目標ズーム倍率を目指してズームイン方向に移動する。
ステップS81ではズームレンズ12が目標ズーム倍率に相当する位置に到達したか否かを判別し、ステップS83ではフラグFLGclrが“0”を示すかを判別する。ステップS81でYESであればステップS87の処理を経てステップS55に戻る。
ステップS83でYESであれば、ステップS85でズームレンズ12の移動の停止をドライバ20aに命令する。ズームレンズ12は、目標ズーム倍率に相当する位置よりも前の位置で停止する。ステップS85の処理が完了すると、ステップS87の処理を経てステップS55に戻る。
ステップS89でYESであれば、ステップS91でフラグFLGzmoutを“0”に設定する。続くステップS93では、変数CNTzmoutが閾値THを下回るか否かを判別する。判別結果がYESであればステップS95に進み、レジスタRGST1に退避されたズーム倍率に相当する位置へのレンズ移動をドライバ20aに命令する。この結果、ズームレンズ12は退避ズーム倍率を目指してズームアウト方向に移動する。
ステップS97ではズームレンズ12が退避ズーム倍率に相当する位置に到達したか否かを判別する。判別結果がNOからYESに更新されると、ステップS99で退避ズーム倍率を廃棄し、ステップS101で変数CNTzmoutを“0”に設定し、その後にステップS55に戻る。なお、ステップS93の判別結果がNOであれば、ステップS99〜S101の処理を経てステップS55に戻る。
以上の説明から分かるように、イメージセンサ18は、指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成する。CPU40は、イメージセンサ18によって生成された被写界像に登録色画像が存在するか否かを繰り返し判別し(S35~S37)、登録色画像のサイズに適する目標ズーム倍率を肯定的な判別結果に対応して算出し(S45)、そして算出された目標ズーム倍率を目指して指定ズーム倍率の大きさを変更する(S79)。ただし、登録色画像の有無に関する判別結果が肯定的な結果から否定的な結果に更新されると、CPU40は実行中の倍率変更処理を制限する(S83~S85)。
したがって、被写界像に登録色画像が存在すれば、指定ズーム倍率の大きさは登録画像のサイズに適する目標ズーム倍率を目指して変更される。ただし、目標ズーム倍率を目指した倍率変更処理の途中で登録色画像が消失すると、倍率変更処理が制限される。これによって、登録色画像に注目したズーム性能の向上が図られる。
また、この実施例によれば、イメージセンサ18は、指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成し(18)、CPU40は、イメージセンサ18によって生成された被写界像上の登録色画像に適する目標ズーム倍率を算出する(S35~S37, S45)。CPU40はまた、ズーム操作が実行状態にあるとき指定ズーム倍率の大きさをズームイン方向(=目標ズーム倍率を目指す方向)に既定量ずつ変更し(S55, S59)、ズーム操作が解除されたとき指定ズーム倍率の大きさを目標ズーム倍率に対応する量だけズームイン方向に変更する(S79)。ただし、CPU40は、ズーム操作の解除に応答した指定ズーム倍率の変更処理に先立ってズーム操作の継続期間が基準を下回るか否かを判別し、肯定的な判別結果に対応して変更処理を起動する一方、否定的な判別結果に対応して変更処理を停止する(S75)。
このように、指定ズーム倍率の大きさは、ズーム操作が実行状態にあるとき目標ズーム倍率を目指して既定量ずつ変更される。指定ズーム倍率の大きさはまた、ズーム操作が解除されたとき、目標ズーム倍率を目指す方向に適正ズーム倍率に対応する量だけ変更される。ただし、ズーム操作が解除されたときの変更処理は、ズーム操作の継続期間が基準を下回るときだけ実行される。これによって、登録色画像に注目したズーム性能が向上する。
なお、この実施例では、ズームイン操作またはズームアウト操作が行われたときいわゆる光学ズーム処理を実行するようにしているが、光学ズーム処理に代えて或いは光学ズーム処理とともに電子ズーム処理を実行するようにしてもよい。
また、この実施例では、登録色画像が消失したときズームレンズ12を停止するようにしているが、これに代えてズームレンズ12の移動速度を低減させたり、ズームレンズ12の移動方向を反転させたりするようにしてもよい。
さらに、この実施例では、目標ズーム倍率を算出するにあたって、登録色画像の水平サイズを参照するようにしているが、水平サイズに代えて或いは水平サイズとともに登録色画像の垂直サイズを参照するようにしてもよい。
10 …ディジタルビデオカメラ
18 …イメージセンサ
28 …後処理回路
34 …MP4コーデック
38 …記録媒体
40 …CPU

Claims (12)

  1. 指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成する撮像手段、
    前記撮像手段によって生成された被写界像に特徴画像が存在するか否かを繰り返し判別する判別手段、
    前記判別手段の肯定的な判別結果に対応して前記特徴画像のサイズに適する適正ズーム倍率を算出する算出手段、
    前記算出手段によって算出された適正ズーム倍率を目指して前記指定ズーム倍率の大きさを変更する第1変更手段、および
    前記第1変更手段の変更処理と並列して得られた前記判別手段の判別結果が肯定的な結果から否定的な結果に更新されたとき前記第1変更手段の変更処理を制限する第1制限手段を備える、電子カメラ。
  2. 基準を下回る期間にわたる第1ズーム操作に応答して前記第1変更手段を起動する起動手段をさらに備える、請求項1記載の電子カメラ。
  3. 前記第1ズーム操作に応答して前記指定ズーム倍率の大きさを既定量だけ変更する第2変更手段、および
    前記第1ズーム操作の継続期間を測定する測定手段をさらに備え、
    前記起動手段は前記測定手段の測定結果を前記第1ズーム操作の後に前記基準と比較して起動処理を実行する、請求項2記載の電子カメラ。
  4. 前記第1変更手段の変更処理に先立って前記指定ズーム倍率の大きさを退避させる退避手段、
    第2ズーム操作を受け付けたとき前記指定ズーム倍率の大きさを退避手段によって退避された大きさに変更する第3変更手段をさらに備える、請求項1ないし3のいずれかに記載の電子カメラ。
  5. 指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成する撮像手段を備える電子カメラのプロセッサに、
    前記撮像手段によって生成された被写界像に特徴画像が存在するか否かを繰り返し判別する判別ステップ、
    前記判別ステップの肯定的な判別結果に対応して前記特徴画像のサイズに適する適正ズーム倍率を算出する算出ステップ、
    前記算出ステップによって算出された適正ズーム倍率を目指して前記指定ズーム倍率の大きさを変更する変更ステップ、および
    前記変更ステップの変更処理と並列して得られた前記判別ステップの判別結果が肯定的な結果から否定的な結果に更新されたとき前記変更ステップの変更処理を制限する制限ステップを実行させるための、ズーム制御プログラム。
  6. 指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成する撮像手段を備える電子カメラによって実行されるズーム制御方法であって、
    前記撮像手段によって生成された被写界像に特徴画像が存在するか否かを繰り返し判別する判別ステップ、
    前記判別ステップの肯定的な判別結果に対応して前記特徴画像のサイズに適する適正ズーム倍率を算出する算出ステップ、
    前記算出ステップによって算出された適正ズーム倍率を目指して前記指定ズーム倍率の大きさを変更する変更ステップ、および
    前記変更ステップの変更処理と並列して得られた前記判別ステップの判別結果が肯定的な結果から否定的な結果に更新されたとき前記変更ステップの変更処理を制限する制限ステップを備える、ズーム制御方法。
  7. 指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成する撮像手段、
    前記撮像手段によって生成された被写界像上の特徴画像に適する適正ズーム倍率を算出する算出手段、
    ズーム操作が実行状態にあるとき前記指定ズーム倍率の大きさを前記算出手段によって算出された適正ズーム倍率を目指す第1方向に既定量ずつ変更する第1変更手段、
    前記ズーム操作が解除されたとき前記指定ズーム倍率の大きさを前記算出手段によって算出された適正ズーム倍率に対応する量だけ前記第1方向に変更する第2変更手段、および
    前記第2変更手段の変更処理に先立って前記ズーム操作の継続期間が基準を下回るか否かを判別し、肯定的な判別結果に対応して前記第2変更手段を起動する一方、否定的な判別結果に対応して前記第2変更手段を停止する制御手段を備える、電子カメラ。
  8. 前記第1変更手段は、前記ズーム操作が実行状態にあるか否かを繰り返し判別する操作判別手段、および前記操作判別手段の判別結果が肯定的であるとき前記指定ズーム倍率の大きさを前記既定量だけ変更する倍率変更手段を含み、
    前記第2変更手段は前記操作判別手段の判別結果が肯定的な結果から否定的な結果に更新されたときに変更処理を実行する、請求項7記載の電子カメラ。
  9. 前記算出手段は、前記撮像手段によって生成された被写界像に前記特徴画像が存在するか否かを繰り返し判別する画像判別手段、および前記画像判別手段の肯定的な判別結果に対応して前記適正ズーム倍率を算出する算出処理手段を含む、請求項7または8記載の電子カメラ。
  10. 前記第2変更手段の変更処理と並列して得られた前記画像判別手段の判別結果が肯定的な結果から否定的な結果に更新されたとき前記第2変更手段の変更処理を制限する制限手段をさらに備える、請求項9記載の電子カメラ。
  11. 指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成する撮像手段を備える電子カメラのプロセッサに、
    前記撮像手段によって生成された被写界像上の特徴画像に適する適正ズーム倍率を算出する算出ステップ、
    ズーム操作が実行状態にあるとき前記指定ズーム倍率の大きさを前記算出ステップによって算出された適正ズーム倍率を目指す第1方向に既定量ずつ変更する第1変更ステップ、
    前記ズーム操作が解除されたとき前記指定ズーム倍率の大きさを前記算出ステップによって算出された適正ズーム倍率に対応する量だけ前記第1方向に変更する第2変更ステップ、および
    前記第2変更ステップの変更処理に先立って前記ズーム操作の継続期間が基準を下回るか否かを判別し、肯定的な判別結果に対応して前記第2変更ステップを起動する一方、否定的な判別結果に対応して前記第2変更ステップを停止する制御ステップを実行させるための、ズーム制御プログラム。
  12. 指定ズーム倍率を有する被写界像を繰り返し生成する撮像手段を備える電子カメラによって実行されるズーム制御方法であって、
    前記撮像手段によって生成された被写界像上の特徴画像に適する適正ズーム倍率を算出する算出ステップ、
    ズーム操作が実行状態にあるとき前記指定ズーム倍率の大きさを前記算出ステップによって算出された適正ズーム倍率を目指す第1方向に既定量ずつ変更する第1変更ステップ、
    前記ズーム操作が解除されたとき前記指定ズーム倍率の大きさを前記算出ステップによって算出された適正ズーム倍率に対応する量だけ前記第1方向に変更する第2変更ステップ、および
    前記第2変更ステップの変更処理に先立って前記ズーム操作の継続期間が基準を下回るか否かを判別し、肯定的な判別結果に対応して前記第2変更ステップを起動する一方、否定的な判別結果に対応して前記第2変更ステップを停止する制御ステップを備える、ズーム制御方法。
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