JP2007259423A - 電子カメラ - Google Patents

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    • H04N23/611Control of cameras or camera modules based on recognised objects where the recognised objects include parts of the human body

Abstract

【構成】イメージセンサ14は、被写界を捉える撮像面14fを有し、被写界像を繰り返し生成する。CPU42は、探索領域を撮像面14fに割り当て、探索領域上で顔画像を探索する探索処理をイメージセンサ14における被写界像の生成処理と並行して繰り返し実行する。探索処理によって検知された顔画像の位置を示すキャラクタは、LCDモニタ32上のスルー画像に多重される。撮像面14fに割り当てられる探索領域のサイズは、撮像面14fのパンおよび/またはチルトの速度が増大するほど縮小される。
【効果】撮像面のパンおよび/またはチルトが行われるときでも、顔画像を的確に検知することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、電子カメラに関し、特にたとえば被写界像に現れる特徴画像に注目して撮像条件を調整する、電子カメラに関する。
この種のカメラの一例が、特許文献1に開示されている。この背景技術によれば、人物の顔が存在する可能性が高い顔検知領域が、アシストモード情報に基づいて設定される。顔検知処理は設定された領域に注目して実行され、階調補正,コントラスト補正,カラーバランス補正,輪郭強調などの画像補正処理は、顔検知結果に基づいて実行される。なお、この種のカメラは、特許文献2にも開示されている。
特開2005−215750号公報[G06T 1/00, G02B 7/28, G03B 13/36, H04N 5/232, H04N 101:00] 特開2004−320287号公報[H04N 5/232, G02B 7/28, 7/36, G03B 7/00, 13/36]
しかし、特許文献1では、顔検知領域のサイズおよび/または位置は、撮像面のパンおよび/またはチルトに関係なく固定である。このため、撮像面のパンおよび/またはチルトが行われると、人物の顔を的確に検知できないおそれがある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、特徴画像の検知性能を向上させることができる、電子カメラを提供することである。
請求項1の発明に従う電子カメラ(10:実施例で相当する参照符号。以下同じ)は、被写界を捉える撮像面(14f)を有し、被写界像を繰り返し生成する撮像手段(14)、撮像面に探索領域を割り当てる割り当て手段(S39, S45, S95, S113, S115)、割り当て手段によって割り当てられた探索領域上で特徴画像を探索する探索処理を撮像手段の生成処理と並行して繰り返し実行する探索手段(S41, S47, S97)、探索手段によって検知された特徴画像の位置を示す位置情報を出力する出力手段(S51, S101)、および割り当て手段によって割り当てられる探索領域のサイズおよび/または位置を撮像面のパンおよび/またはチルトに応じて変更する変更手段(S37, S91, S93, S111)を備える。
撮像手段は、被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を繰り返し生成する。探索領域は、割り当て手段によって撮像面に割り当てられる。探索手段は、割り当て手段によって割り当てられた探索領域上で特徴画像を探索する探索処理を、撮像手段の生成処理と並行して繰り返し実行する。出力手段は、探索手段によって検知された特徴画像の位置を示す位置情報を出力する。割り当て手段によって割り当てられる探索領域のサイズおよび/または位置は、撮像面のパンおよび/またはチルトに応じて、変更手段によって変更される。
このように、探索領域のサイズおよび/または位置は撮像面のパンおよび/またはチルトを考慮して変更され、特徴画像は変更された探索領域に属する画像から探索される。これによって、特徴画像の検知性能が向上する。
請求項2の発明に従う電子カメラは、請求項1または2に従属し、変更手段は撮像面のパンおよび/またはチルトの速度が大きいほど探索領域のサイズを縮小するサイズ変更手段(S37, S91, S93)を含む。探索処理に要する時間は、探索領域のサイズが小さいほど短縮される。したがって、特徴画像の移動に追従して撮像面のパンおよび/またはチルト動作を行ったとき、特徴画像を良好に検知し続けることができる。
請求項3の発明に従う電子カメラは、請求項1または2に従属し、変更手段は撮像面のパンおよび/またはチルトの方向に沿って探索領域を移動させる位置変更手段(S111)を含む。これによって、特徴画像を探索領域に容易に収めることができる。
請求項4の発明に従う電子カメラは、請求項1に従属し、探索領域は、撮像面の一部に割り当てられる第1探索領域(A1, A2)、および第1探索領域を囲うように撮像面の他の一部に割り当てられる第2探索領域(B1)を含み、探索手段は、第1探索領域から特徴画像を探索する第1探索手段(S39, S95, S113)、および第2探索領域から特徴画像を探索する第2探索手段(S45, S115)を含む。
請求項5の発明に従う電子カメラは、請求項4に従属し、変更手段は撮像面のパンおよび/またはチルトの速度が第1閾値(TH)を上回るとき第2探索手段を不能化する第1不能化手段(S37)を含む。これによって、第2探索手段の不能化によって、探索領域のサイズが第1探索領域のサイズまで実質的に縮小される。
請求項6の発明に従う電子カメラは、請求項5に従属し、変更手段は撮像面のパンおよび/またはチルトの速度が第1閾値よりも大きい第2閾値(TH2)を上回るとき第1探索領域のサイズを縮小する領域サイズ縮小手段(S93)をさらに含む。
請求項7の発明に従う電子カメラは、請求項6に従属し、変更手段は撮像面のパンおよび/またはチルトの速度が第2閾値よりも大きい第3閾値(TH3)を上回るとき第1探索手段を不能化する第2不能化手段(S91)をさらに含む。これによって、探索領域のサイズが実質的にゼロとなる。
請求項8の発明に従う電子カメラは、請求項4ないし7のいずれかに従属し、第2探索手段は第1探索手段が探索に失敗したとき探索処理を実行する。
請求項9の発明に従う電子カメラは、請求項4または5に従属し、変更手段は撮像面のパンおよび/またはチルトの方向に沿って第2探索領域を移動させる位置変更手段(S111)を含む。
請求項10の発明に従う電子カメラは、請求項1ないし9のいずれかに従属し、探索手段は、指定サイズの判別領域に属する画像が特徴画像であるか否かを判別する画像判別手段(S65, S67)、および画像判別手段の判別結果が否定的であるとき判別領域の位置および/またはサイズを変更する領域変更手段(S73, S79, S81)を含む。判別領域の位置および/またはサイズの変更によって、特徴画像の存在の有無を正確に判別することができる。
請求項11の発明に従う電子カメラは、請求項10に従属し、領域変更手段は、画像判別手段の判別結果が否定的である判別領域の位置が終端位置であるとき判別領域のサイズを変更する領域サイズ変更手段(S79)、および領域サイズ変更手段の変更処理に関連して判別領域の位置を先頭位置に変更する領域位置変更手段(S81)を含む。判別領域のサイズは、判別領域が終端位置に到達する毎に変更される。
請求項12の発明に従う電子カメラは、請求項11に従属し、領域サイズ変更手段は判別領域のサイズを縮小方向に変更する。これによって、大きい方の特徴画像が小さい方の特徴画像に優先する。
請求項13の発明に従う電子カメラは、請求項10ないし12のいずれかに従属し、探索手段は画像判別手段の判別結果が肯定的であるとき現時点の判別領域の位置が記述された領域情報を作成する作成手段(S69)をさらに含み、出力手段は作成手段によって作成された領域情報を参照して出力処理を実行する。
請求項14の発明に従う電子カメラは、請求項1ないし13のいずれかに従属し、撮像面によって捉えられた被写界を表す動画像をリアルタイムで再現する再現手段(32, S3)をさらに備え、出力手段は位置情報に相当するキャラクタを再現手段によって再現される動画像に多重する。これによって、操作性が向上する。
請求項15の発明に従う電子カメラは、請求項1ないし14のいずれかに従属し、条件調整操作が行われたとき探索手段によって検知された特徴画像に注目して撮像条件を調整する調整手段(S17, S19)をさらに備える。
請求項16の発明に従う電子カメラは、請求項15に従属し、記録操作が行われたとき調整手段によって調整された撮像条件で作成された被写界像を記録する記録手段(S11)をさらに備える。
請求項17の発明に従う撮像条件調整プログラムは、被写界を捉える撮像面(14f)を有し、被写界像を繰り返し生成する撮像手段(14)を備える電子カメラ(10)のプロセサ(42)に、撮像面に探索領域を割り当てる割り当てステップ(S39, S45, S95, S113, S115)、割り当てステップによって割り当てられた探索領域上で特徴画像を探索する探索処理を撮像手段の生成処理と並行して繰り返し実行する探索ステップ(S41, S47, S97)、探索ステップによって検知された特徴画像の位置を示す位置情報を出力する出力ステップ(S51, S101)、および割り当てステップによって割り当てられる探索領域のサイズおよび/または位置を撮像面のパンおよび/またはチルトに応じて変更する変更ステップ(S37, S91, S93, S111)を実行させるための、撮像条件調整プログラムである。
請求項1発明と同様、特徴画像の検知性能を向上させることができる。
請求項18の発明に従う撮像条件調整方法は、被写界を捉える撮像面(14f)を有し、被写界像を繰り返し生成する撮像手段(14)を備える電子カメラ(10)の撮像条件調整方法であって、撮像面に探索領域を割り当てる割り当てステップ(S39, S45, S95, S113, S115)、割り当てステップによって割り当てられた探索領域上で特徴画像を探索する探索処理を撮像手段の生成処理と並行して繰り返し実行する探索ステップ(S41, S47, S97)、探索ステップによって検知された特徴画像の位置を示す位置情報を出力する出力ステップ(S51, S101)、および割り当てステップによって割り当てられる探索領域のサイズおよび/または位置を撮像面のパンおよび/またはチルトに応じて変更する変更ステップ(S37, S91, S93, S111)を備える。
請求項1発明と同様、特徴画像の検知性能を向上させることができる。
この発明によれば、探索領域のサイズおよび/または位置は撮像面のパンおよび/またはチルトを考慮して変更され、特徴画像は変更された探索領域に属する画像から探索される。これによって、特徴画像の検知性能が向上する。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例のディジタルカメラ10は、光学レンズ12を含む。被写界の光学像は、光学レンズ12を通してイメージセンサ14の撮像面14fに照射され、光電変換を施される。これによって、被写界を表す電荷つまり生画像信号が生成される。
電源が投入されると、CPU42は、スルー画像処理を実行するべく、プリ露光および間引き読み出しの繰り返しをTG/SG18に命令する。TG/SG18は、イメージセンサ14の撮像面14fのプリ露光と、これによって得られた電荷の間引き読み出しとを実行するべく、複数のタイミング信号をイメージセンサ14に与える。撮像面14fで生成された生画像信号は、1/30秒に1回の割合で発生する垂直同期信号Vsyncに応答して、ラスタ走査に従う順序で読み出される。
イメージセンサ14から出力された生画像信号は、CDS/AGC/AD回路16によって相関二重サンプリング,自動ゲイン調整およびA/D変換の一連の処理を施される。信号処理回路20は、CDS/AGC/AD回路16から出力された生画像データに白バランス調整,色分離,YUV変換などの処理を施し、YUV形式の画像データをメモリ制御回路26を通してSDRAM28の表示画像領域28aに書き込む。
ビデオエンコーダ30は、表示画像領域28aに格納された画像データをメモリ制御回路26を通して1/30秒毎に読み出し、読み出された画像データをコンポジットビデオ信号に変換する。この結果、被写界を表すリアルタイム動画像(スルー画像)がLCDモニタ32に表示される。
動き検出回路22は、CDS/AGC/AD回路16から出力された生画像データのうち、動き検出処理に用いる生画像データを1/30秒毎に取り込み、パンおよび/またはチルト動作に起因する被写界の変化を表す動きベクトルを取り込まれた生画像データに基づいて検出する。検出された動きベクトルは、CPU42に与えられる。
AE/AF評価回路24は、信号処理回路20から出力された画像データに基づいて、被写界の明るさを示す輝度評価値と被写界の合焦度を示すフォーカス評価値とを作成する。作成された輝度評価値およびフォーカス評価値は、CPU42に与えられる。
キー入力装置46に設けられたシャッタボタン46sが操作されていないとき、CPU42は、スルー画像用AE処理を実行する。TG/SG18に設定されたプリ露光時間は、AE/AF評価回路24からの輝度評価値に基づいて制御される。これによって、スルー画像の明るさが適度に調整される。
CPU42はまた、撮像面14fのパンおよび/またはチルト動作が中断状態にあるか否かを動き検出回路22からの動きベクトルに基づいて判別する。動きベクトルの量が閾値THを下回れば、CPU42は、パン/チルト動作は中断状態にあるとみなし、撮像面14fで捉えられた被写界像に基づいて下記の顔画像探索処理を実行する。
図2を参照して、表示画像領域28aには、中央領域A1および周辺領域B1が割り当てられる。中央領域A1は、表示画像領域28aよりも小さく、かつ表示画像領域28aの中央に割り当てられる。周辺領域B1は、中央領域A1を囲むように表示画像領域28aの周辺に割り当てられる。
まず、中央領域A1が探索領域として設定され、図3(A)に示す最大サイズの顔判別領域が中央領域A1の左上に配置される。顔判別領域の左上座標は、中央領域A1の左上座標と一致する。
顔判別領域に属する部分画像の特徴量は、フラッシュメモリ48に記憶された辞書の特徴量と照合される。照合処理の結果、注目する部分画像が顔画像と判別されると、現時点の顔判別領域のサイズおよび位置が記述された顔情報が作成される。顔判別領域は、注目する部分画像が顔画像と判別されない限り、ラスタ方向に既定量(=1画素)ずつ移動される。顔判別領域は、図4(A)に示す要領で中央領域A1を移動する。
顔判別領域が中央領域A1の右下に到達すると、つまり顔判別領域の右下座標が中央領域A1の右下座標と一致すると、図3(A)に示す顔判別領域に代えて図3(B)に示すミドルサイズの顔判別領域が中央領域A1の左上に配置され、上述と同様の処理が再度実行される。ミドルサイズの顔判別領域が中央領域A1の右下に到達すると、図3(C)に示す最小サイズの顔判別領域が中央領域A1の左上に配置され、上述と同様の処理が繰り返される。
顔画像が検知されないまま最小サイズの顔判別領域が中央領域A1の右下に到達すると、探索領域が表示画像領域28aの全域に拡大され、かつ中央領域A1が探索領域から除外される。つまり、周辺領域B1が探索領域とされる。特徴量の照合処理および顔判別領域の移動処理は、異なるサイズを有する3つの顔判別領域を用いて、上述と同じ要領で実行される。顔判別領域は、図4(B)に示すように表示画像領域28aを移動する。なお、中央領域A1が除外領域とされるため、顔判別領域が中央領域A1に完全に重なる期間、つまり顔判別領域の全てが中央領域A1の一部と重複する期間では、特徴量の照合処理は省略される。
このように、特徴量の照合処理および顔判別領域の移動処理は、まず中央領域A1について3回実行され、次に中央領域A1を除く全域について3回実行される。処理の途中で顔画像が発見されると、その時点の顔判別領域のサイズおよび位置が記述された顔情報が作成される。作成された顔情報は、最初に発見された顔画像を指向する。顔画像が発見されないまま最小サイズの顔判別領域が周辺領域B1の右下に到達すると、初期値を示す顔情報が作成される。
顔情報が初期値と異なる数値を示すとき、CPU42は、この顔情報によって定義されるキャラクタKのOSD表示をキャラクタジェネレータ34に命令する。キャラクタジェネレータ34は、顔情報に記述されたサイズを有するキャラクタKを顔情報に記述された位置に表示するべく、キャラクタデータをLCDモニタ32に与える。キャラクタKは、たとえば図5または図6に示す要領でスルー画像に多重表示される。
シャッタボタン46sが半押しされると、CPU42は、顔情報が示す数値によって異なる態様でAF処理およびAE処理を実行する。顔情報が初期値を示すとき、CPU42は、中央領域A1を基準としてAF処理およびAE処理を実行する。これに対して、顔情報が初期値と異なる数値を示すとき、CPU42は、この顔情報によって定義される顔画像領域を基準としてAF処理およびAE処理を実行する。AF処理の結果、光学レンズ12はドライバ44によって合焦位置に設定される。また、AE処理の結果、TG/SG18に設定された露光時間は最適値に設定される。
シャッタボタン46sが全押しされると、CPU42は、記録処理を実行するべく、本露光および全画素読み出しをTG/SG18に命令し、JPEG圧縮をJPEGエンコーダ36に命令する。
TG/SG18は、イメージセンサ14の撮像面14fの本露光と、これによって得られた全ての電荷の読み出しとを実行するべく、複数のタイミング信号をイメージセンサ14に与える。撮像面14fで生成された生画像信号は、ラスタ走査に従う順序で読み出される。イメージセンサ14から出力された生画像信号は、上述と同様の処理によってYUV形式の画像データに変換される。変換された画像データは、メモリ制御回路26を通してSDRAM28の記録画像領域28bに書き込まれる。
JPEGエンコーダ36は、記録画像領域28bに格納された画像データをメモリ制御回路26を通して読み出し、読み出された画像データをJPEG方式で圧縮し、そして圧縮画像データつまりJPEGデータをメモリ制御回路26を通して記録画像領域28bに書き込む。こうして得られたJPEGデータはその後、CPU42によって読み出され、I/F38を経てファイル形式で記録媒体40に記録される。
CPU42は、図7に示すメインタスクと図8〜図9に示す顔検出タスクとを含む複数のタスクを並列的に実行する。なお、これらのタスクに対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ48に記憶される。
まず図7を参照して、ステップS1では顔検出タスクを起動し、ステップS3ではスルー画像処理を実行する。ステップS1の処理によって図7〜図8に示す顔検出タスクの処理が開始される。ステップS3の処理によって、スルー画像がLCDモニタ32に表示される。
ステップS5では、キー入力装置46からキー状態信号を取り込む。ステップS7ではシャッタボタン46sが半押しされたか否かを判別し、ステップS9ではシャッタボタン46sが全押しされたか否かを判別する。
ステップS7でYESであれば、ステップS15〜S23の処理を経てステップS3に戻る。ステップS9でYESであれば、ステップS11で記録処理を実行してからステップS5に戻る。ステップS7およびS9の各々でNOであれば、ステップS13でスルー画像用AE処理を実行してからステップS5に戻る。
ステップS11の処理によって、シャッタボタン46sが操作された時点の被写界像を表すJPEGデータがファイル形式で記録媒体40に記録される。ステップS13の処理によって、スルー画像の明るさが適度に調整される。
ステップS15では、顔情報が初期値を示すか否かを判別する。顔情報が初期値と異なれば、顔情報によって定義される顔画像領域を基準とするAF処理およびAE処理をステップS17およびS19でそれぞれ実行する。顔情報が初期値を示していれば、図2に示す中央領域A1を基準とするAF処理およびAE処理をステップS21およびステップS23でそれぞれ実行する。
図8を参照して、ステップS31では顔情報を初期値に設定する。垂直同期信号Vsyncが発生するとステップS33でYESと判断し、ステップS35で動き検出回路22から動きベクトルを取り込む。ステップS37では取り込まれた動きベクトルの量が閾値THを上回るか否かを判別する。YESであれば、撮像面14fのパン/チルト動作が実行中であるとみなし、ステップS53に進む。NOであれば、撮像面14fのパン/チルト動作が中断中であるとみなして、ステップS39に進む。
ステップS39では、図2に示す中央領域A1を探索領域として設定し、除外領域を非設定とする。ステップS41では顔探索処理を実行し、ステップS43では顔情報が初期値を示すか否かを判別する。顔情報が初期値と異なる数値を示せば、顔画像が発見されたとみなし、ステップS51に進む。顔情報が初期値を示せば、顔画像は未だ発見されていないとみなし、ステップS45に進む。
ステップS45では、図2に示す表示画像領域28aの全域を探索領域として設定し、中央領域A1を除外領域として設定する。ステップS47では顔探索処理を実行し、ステップS49では顔情報が初期値を示すか否かを判別する。顔情報が初期値と異なる数値を示せばステップS51に進み、顔情報が初期値を示せばステップS53に進む。
ステップS51では、顔情報によって定義される顔画像領域に矩形状のキャラクタKを表示するべく、対応する命令をキャラクタジェネレータ34に与える。ステップS53では、キャラクタKの表示を中断するべく、対応する命令をキャラクタジェネレータ34に与える。ステップS51またはS53の処理が完了すると、ステップS33に戻る。
ステップS41およびS47の各々の顔探索処理は、図9に示すサブルーチンに従って実行される。まずステップS61で顔判別領域の設定を初期化する。これによって、最大サイズの顔判別領域が探索領域の左上に配置される。顔判別領域は、顔判別領域の左上座標が探索領域の左上座標と一致するように、図2に示す表示画像エリア28a上に設定される。
ステップS63では設定された顔判別領域の特徴量を検出し、ステップS65では検出された特徴量を辞書の特徴量と比較する。ステップS67では、顔判別領域に属する部分画像が顔画像であるか否かをステップS65の照合結果に基づいて判別する。
ステップS67でYESであれば、ステップS69で顔情報を更新する。顔情報には、現時点の顔判別領域のサイズおよび位置が記述される。ステップS69の処理が完了すると、上階層のルーチンに復帰する。
ステップS67でNOであればステップS71に進み、顔判別領域の右下座標が探索領域の右下座標と一致するか否かを判別する。ここでNOであれば、ステップS73で顔判別領域をラスタ方向に既定量だけ移動させる。ステップS75では移動後の顔判別領域が除外領域と完全に重なるか否かを判別し、YESであればステップS73に戻る一方、NOであればステップS63に戻る。
ステップS71でYESであれば、顔判別領域のサイズが“最小”であるか否かをステップS77で判別する。顔判別領域のサイズが“最小”であれば、探索領域からの顔画像の探索に失敗したとみなし、ステップS83で顔情報を初期値に設定する。その後、上階層のルーチンに復帰する。顔判別領域のサイズが“最大”または“ミドル”であれば、ステップS79で顔判別領域のサイズを1ステップ縮小し、ステップS81で顔判別領域を探索領域の左上に配置し、その後にステップS63に戻る。
以上の説明から分かるように、イメージセンサ14は、被写界を捉える撮像面14fを有する。CPU42は、撮像面14fによって捉えられた被写界像の中央領域A1から顔画像を探索し(S39, S41)、中央領域A1からの探索に失敗したとき撮像面14fによって捉えられた被写界像の周辺領域B1から顔画像(特徴画像)を探索する(S45, S47)。CPU42は、中央領域A1または周辺領域B1から最初に発見された顔画像に注目して、フォーカスや露光時間などの撮像条件を調整する。
中央領域A1に顔画像が存在するときは、周辺領域B1からの探索を待つことなく、撮像条件が調整される。これによって、顔画像に注目した撮像条件の調整に要する時間を極力短縮することができる。中央領域A1に顔画像が存在しなければ、顔画像は周辺領域B1から探索される。これによって、顔画像の探索範囲を拡大することができる。
なお、この実施例では、サイズの異なる3つの顔判別領域を準備するようにしているが、顔判別領域の数が増大するほど、つまり顔判別領域サイズが多様化するほど、顔画像の探索精度が向上する。また、この実施例では、特徴画像として人物の顔画像を想定しているが、特徴画像はこれに限られるものではない。
さらに、この実施例では、パンおよび/またはチルト動作が中断されてから中央領域A1および周辺領域B1の各々に注目した顔探索処理を実行するようにしているが、中央領域A1に注目した顔探索処理はパンおよび/またはチルト動作の途中で実行するようにしてもよい。この場合、図10に示すように、ステップS39〜S41の処理をステップS33およびS35の間に移動させる必要がある。この結果、パンおよび/またはチルト動作が実行されているときは、中央領域A1のみが顔探索処理の対象となる。つまり、探索領域は、撮像面14fのパンおよび/またはチルトの速度の増大に伴って、“A1+B1”→“A1”の順で縮小される。なお、図10に示す構成以外の構成は図1〜図9実施例と同じであるため、重複した説明は省略する。
この実施例によれば、イメージセンサ14は、被写界を捉える撮像面14fを有し、被写界像を繰り返し生成する。CPU42は、探索領域を撮像面14fに割り当て(S39, S45)、探索領域上で顔画像(特徴画像)を探索する探索処理をイメージセンサ14における被写界像の生成処理と並行して繰り返し実行する。探索処理によって検知された顔画像の位置を示すキャラクタK(位置情報)は、LCDモニタ32上のスルー画像に多重される(S51)。撮像面14fに割り当てられる探索領域のサイズは、撮像面14fのパンおよび/またはチルトに応じて、CPU42によって変更される(S37)。つまり、探索領域は、撮像面14fのパンおよび/またはチルトの速度の増大に伴って、“A1+B1”→“A1”→ゼロの順で縮小される。
このように、探索領域のサイズは撮像面14fのパンおよび/またはチルトに応じて変更され、顔画像は変更された探索領域に属する画像から探索される。したがって、撮像面のパンおよび/またはチルトが行われるときでも、顔画像を的確に検知することができる。つまり、探索処理に要する時間は探索領域のサイズが小さいほど短縮されるため、顔画像の移動に追従して撮像面14fのパンおよび/またはチルト動作を行ったとき、顔画像を的確に検知し続けることができる。
また、上述の実施例では、撮像面14fのパンおよび/またはチルト動作に応じて探索領域のサイズを“A1+B1”,“A1”またはゼロに設定するようにしているが、探索領域のサイズは4つ以上準備するようにしてもよい。この場合、図11に示す中央小領域A2(サイズ:垂直80画素×水平107画素)を表示画像エリア28aの中央に追加的に設け、図8に示す顔検出タスクに代えて図12〜図13に示す顔検出タスクを実行する必要がある。
なお、図11〜図13に示す構成以外の構成は図1〜図9実施例と同じであり、さらに図11〜図13に示す構成は図2および図8に示す構成と部分的に共通するため、重複した説明は省略する。
図12および図13を参照して、ステップS91では取り込まれた動きベクトルの量が閾値TH3を上回るか否かを判別し、ステップS93では取り込まれた動きベクトルの量が閾値TH2を上回るか否かを判別する。ステップS91でYESであればステップS103に進み、ステップS93でYESであればステップS95に進み、ステップS93でNOであればステップS39に進む。なお、閾値TH2およびTH3と上述の閾値THとの間には、TH3>TH2>THの大小関係が成り立つ。
ステップS95では、図2に示す中央小領域A2を探索領域として設定し、除外領域を非設定とする。ステップS97では顔探索処理を実行し、ステップS99では顔情報が初期値を示すか否かを判別する。顔情報が初期値と異なる数値を示せば、顔画像が発見されたとみなし、ステップS101に進む。顔情報が初期値を示せば、顔画像は未だ発見されていないとみなし、ステップS103に進む。
ステップS101では、顔情報によって定義される顔画像領域に矩形状のキャラクタKを表示するべく、対応する命令をキャラクタジェネレータ34に与える。ステップS103では、キャラクタKの表示を中断するべく、対応する命令をキャラクタジェネレータ34に与える。ステップS101またはS103の処理が完了すると、ステップS33に戻る。
なお、図13に示すステップS37ではステップS35で取り込まれた動きベクトルの量が閾値THを上回るか否かを判別し、NOであればステップS45に進む一方、YESであればステップS53に進む。
この実施例によれば、動きベクトルの量が閾値TH3以下で閾値TH2を上回るときは、中央小領域A2が探索領域とされる。また、動きベクトルの量が閾値TH2以下で閾値THを上回るときは、中央領域A1が探索領域とされる。さらに、動きベクトルの量が閾値TH1以下のときは、中央領域A1および周辺領域B1が探索領域とされる。なお、動きベクトルの量が閾値TH3を上回るときは、顔探索処理が中断される。
つまり、探索領域は、撮像面14fのパンおよび/またはチルトの速度の増大に伴って、“A1+B1”→“A1”→“A2”→ゼロの順で縮小される。したがって、撮像面のパンおよび/またはチルトが行われるときでも、顔画像を的確に検知することができる。つまり、探索処理に要する時間は探索領域のサイズが小さいほど短縮されるため、顔画像の移動に追従して撮像面14fのパンおよび/またはチルト動作を行ったとき、顔画像を的確に検知し続けることができる。
なお、図10実施例では、撮像面14fのパンおよび/またはチルトの速度が増大するほど探索領域のサイズを“A1+B1”→“A1”→ゼロの要領で縮小するようにしているが、サイズ縮小処理と並行して、縮小された探索領域を撮像面14fのパンおよび/またはチルトの方向に沿って移動させるようにしてもよい。
図14を参照して、パンおよび/またはチルト方向が左上方向である場合、表示画像エリア28aの中央に割り当てられる領域A1(この実施例では“優先領域A1”と定義)もまた左上方向に移動される。このような動作を実現するために、図8に示す顔検出タスクに代えて図15〜図18に示す顔検出タスクが実行される。なお、図15〜図18に示す構成以外の構成は図1〜図9実施例と同じであり、さらに図15〜図16に示す構成は図8に示す構成と部分的に共通するため、重複した説明は省略する。
図15および図16を参照して、ステップS111では優先領域設定処理を実行する。優先領域A1は、ステップS35で取り込まれた動きベクトルに基づく位置に設定される。ステップS113では、優先領域A1を探索領域として設定し、除外領域を非設定とする。ステップS35で取り込まれた動きベクトルが閾値TH以下のときはステップS37からステップS115に進み、表示画像領域28aの全域を探索領域として設定する一方、優先領域A1を除外領域として設定する。
ステップS111の優先領域設定処理は、図17および図18に示すサブルーチンに従って実行される。まずステップS121で、優先領域A1の位置を表示画像エリア28aの中心位置とし、優先領域A1のサイズを垂直120画素×水平160画素に設定する。ステップS123では動きベクトルのX成分が閾値THX1を上回るか否かを判別し、ステップS125では動きベクトルのX成分の方向が右方向であるか否かを判別し、ステップS127およびS133の各々では動きベクトルのX成分が閾値THX2を上回るか否かを判別する。なお、閾値THX1およびTHX2の間にはTHX2>THX1の大小関係が成り立つ。
ステップS123,S125およびS127でそれぞれYES,NOおよびNOと判別されると、ステップS129で優先領域A1を移動量DX1だけ右に移動させる。ステップS123,S125およびS127でそれぞれYES,NOおよびYESと判別されると、ステップS131で優先領域A1を移動量DX2だけ右に移動させる。
ステップS123,S125およびS133でそれぞれYES,YESおよびNOと判別されると、ステップS135で優先領域A1を移動量DX1だけ左に移動させる。ステップS123,S125およびS133でそれぞれYES,YESおよびYESと判別されると、ステップS137で優先領域A1を移動量DX2だけ左に移動させる。
ステップS129,S131,S135またはS137の処理が完了すると、ステップS139に進む。また、ステップS123でNOと判断されたときは、そのままステップS139に進む。なお、移動量DX1およびDX2の間には、DX2>DX1の大小関係が成り立つ。
ステップS139では動きベクトルのY成分が閾値THY1を上回るか否かを判別し、ステップS141では動きベクトルのY成分の方向が上方向であるか否かを判別し、ステップS143およびS145の各々では動きベクトルのY成分が閾値THY2を上回るか否かを判別する。なお、閾値THY1およびTHY2の間にはTHY2>THY1の大小関係が成り立つ。
ステップS139,S141およびS143でそれぞれYES,NOおよびNOと判別されると、ステップS147で優先領域A1を移動量DY1だけ上に移動させる。ステップS139,S141およびS143でそれぞれYES,NOおよびYESと判別されると、ステップS149で優先領域A1を移動量DY2だけ上に移動させる。
ステップS139,S141およびS145でそれぞれYES,YESおよびNOと判別されると、ステップS151で優先領域A1を移動量DY1だけ下に移動させる。ステップS139,S141およびS145でそれぞれYES,YESおよびYESと判別されると、ステップS153で優先領域A1を移動量DY2だけ下に移動させる。
ステップS147,S149,S151またはS153の処理が完了すると、上階層のルーチンに復帰する。また、ステップS139でNOと判断されたときは、そのまま上階層のルーチンに復帰する。なお、移動量DY1およびDY2の間には、DY2>DY1の大小関係が成り立つ。
この実施例によれば、優先領域A1は撮像面14fのパンおよび/またはチルトの方向に沿って移動される。これによって、顔画像を優先領域A1に容易に収めることができる。
なお、この実施例では、撮像面14fのパンおよび/またはチルトの方向と同じ方向に優先領域A1を移動させるようにしているが、優先領域A1の移動方向は撮像面14fのパンおよび/またはチルトの方向と逆の方向であってもよい。この場合、手振れの影響をキャンセルすることができる。
また、この実施例では、撮像面14fのパンおよび/またはチルトの方向や速度を動きベクトルに基づいて検出するようにしているが、撮像面14fのパンおよび/またはチルトの方向や速度は角速度センサや加速度センサを利用して検出するようにしてもよい。
さらに、この実施例では、特徴画像として人物の顔画像を想定しているが、これに代えてサッカーボールやバレーボールの画像を特徴画像として想定するようにしてもよい。
この発明の構成の一例を示すブロック図である。 図1実施例に適用されるSDRAMの表示画像エリアに割り当てられた中央領域および周辺領域の一例を示す図解図である。 (A)は図2に示す表示画像エリア上を走査される最大サイズの顔判別領域の一例を示す図解図であり、(B)は図2に示す表示画像エリアを走査されるミドルサイズの顔判別領域の一例を示す図解図であり、そして(C)は図2に示す表示画像エリアを走査される最小サイズの顔判別領域の一例を示す図解図である。 (A)は中央領域に注目する探索処理動作の一部を示す図解図であり、(B)は周辺領域に注目する探索処理動作の一部を示す図解図である。 図1実施例に適用されるLCDモニタに表示される画像の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるLCDモニタに表示される画像の他の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。 この発明の他の実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 この発明のその他の実施例の動作の一部を示す図解図である。 図11実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図11実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 この発明のさらにその他の実施例の動作の一部を示す図解図である。 図14実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図14実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 図14実施例に適用されるCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。 図14実施例に適用されるCPUの動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。
符号の説明
10 …ディジタルカメラ
14 …イメージセンサ
20 …信号処理回路
22 …動き検出回路
24 …AE/AF評価回路
28 …SDRAM
32 …LCDモニタ
34 …キャラクタジェネレータ
42 …CPU

Claims (18)

  1. 被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を繰り返し生成する撮像手段、
    前記撮像面に探索領域を割り当てる割り当て手段、
    前記割り当て手段によって割り当てられた探索領域上で特徴画像を探索する探索処理を前記撮像手段の生成処理と並行して繰り返し実行する探索手段、
    前記探索手段によって検知された特徴画像の位置を示す位置情報を出力する出力手段、および
    前記割り当て手段によって割り当てられる探索領域のサイズおよび/または位置を前記撮像面のパンおよび/またはチルトに応じて変更する変更手段を備える、電子カメラ。
  2. 前記変更手段は前記撮像面のパンおよび/またはチルトの速度が大きいほど前記探索領域のサイズを縮小するサイズ変更手段を含む、請求項1記載の電子カメラ。
  3. 前記変更手段は前記撮像面のパンおよび/またはチルトの方向に沿って前記探索領域を移動させる位置変更手段を含む、請求項1または2記載の電子カメラ。
  4. 前記探索領域は、前記撮像面の一部に割り当てられる第1探索領域、および前記第1探索領域を囲うように前記撮像面の他の一部に割り当てられる第2探索領域を含み、
    前記探索手段は、前記第1探索領域から特徴画像を探索する第1探索手段、および前記第2探索領域から特徴画像を探索する第2探索手段を含む、請求項1記載の電子カメラ。
  5. 前記変更手段は前記撮像面のパンおよび/またはチルトの速度が第1閾値を上回るとき前記第2探索手段を不能化する第1不能化手段を含む、請求項4記載の電子カメラ。
  6. 前記変更手段は前記撮像面のパンおよび/またはチルトの速度が前記第1閾値よりも大きい第2閾値を上回るとき前記第1探索領域のサイズを縮小する領域サイズ縮小手段をさらに含む、請求項5記載の電子カメラ。
  7. 前記変更手段は前記撮像面のパンおよび/またはチルトの速度が前記第2閾値よりも大きい第3閾値を上回るとき前記第1探索手段を不能化する第2不能化手段をさらに含む、請求項6記載の電子カメラ。
  8. 前記第2探索手段は前記第1探索手段が探索に失敗したとき探索処理を実行する、請求項4ないし7のいずれかに記載の電子カメラ。
  9. 前記変更手段は前記撮像面のパンおよび/またはチルトの方向に沿って前記第2探索領域を移動させる位置変更手段を含む、請求項4または5記載の電子カメラ。
  10. 前記探索手段は、指定サイズの判別領域に属する画像が前記特徴画像であるか否かを判別する画像判別手段、および前記画像判別手段の判別結果が否定的であるとき前記判別領域の位置および/またはサイズを変更する領域変更手段を含む、請求項1ないし9のいずれかに記載の電子カメラ。
  11. 前記領域変更手段は、前記画像判別手段の判別結果が否定的である前記判別領域の位置が終端位置であるとき前記判別領域のサイズを変更する領域サイズ変更手段、および前記領域サイズ変更手段の変更処理に関連して前記判別領域の位置を先頭位置に変更する領域位置変更手段を含む、請求項10記載の電子カメラ。
  12. 前記領域サイズ変更手段は前記判別領域のサイズを縮小方向に変更する、請求項11記載の電子カメラ。
  13. 前記探索手段は前記画像判別手段の判別結果が肯定的であるとき現時点の前記判別領域の位置が記述された領域情報を作成する作成手段をさらに含み、
    前記出力手段は前記作成手段によって作成された領域情報を参照して出力処理を実行する、請求項10ないし12のいずれかに記載の電子カメラ。
  14. 前記撮像面によって捉えられた被写界を表す動画像をリアルタイムで再現する再現手段をさらに備え、
    前記出力手段は前記位置情報に相当するキャラクタを前記再現手段によって再現される動画像に多重する、請求項1ないし13のいずれかに記載の電子カメラ。
  15. 条件調整操作が行われたとき前記探索手段によって検知された特徴画像に注目して撮像条件を調整する調整手段をさらに備える、請求項1ないし14のいずれかに記載の電子カメラ。
  16. 記録操作が行われたとき前記調整手段によって調整された撮像条件で作成された被写界像を記録する記録手段をさらに備える、請求項15記載の電子カメラ。
  17. 被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を繰り返し生成する撮像手段を備える電子カメラのプロセサに、
    前記撮像面に探索領域を割り当てる割り当てステップ、
    前記割り当てステップによって割り当てられた探索領域上で特徴画像を探索する探索処理を前記撮像手段の生成処理と並行して繰り返し実行する探索ステップ、
    前記探索ステップによって検知された特徴画像の位置を示す位置情報を出力する出力ステップ、および
    前記割り当てステップによって割り当てられる探索領域のサイズおよび/または位置を前記撮像面のパンおよび/またはチルトに応じて変更する変更ステップを実行させるための、撮像条件調整プログラム。
  18. 被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を繰り返し生成する撮像手段を備える電子カメラの撮像条件調整方法であって、
    前記撮像面に探索領域を割り当てる割り当てステップ、
    前記割り当てステップによって割り当てられた探索領域上で特徴画像を探索する探索処理を前記撮像手段の生成処理と並行して繰り返し実行する探索ステップ、
    前記探索ステップによって検知された特徴画像の位置を示す位置情報を出力する出力ステップ、および
    前記割り当てステップによって割り当てられる探索領域のサイズおよび/または位置を前記撮像面のパンおよび/またはチルトに応じて変更する変更ステップを備える、撮像条件調整方法。
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