JP2011082316A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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貴博 森川
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則克 高浦
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Abstract

【課題】 メモリ素子間の特性ばらつきを少なくし、全ての素子で、特に所望のデータ保持寿命を確保できるメモリ素子を提供する。
【解決手段】 電気パルス印加によって原子配列を変えて抵抗情報を変化させる抵抗変化記録層11とを有し、抵抗変化記録層11は、互いに組成の異なる第1相変化層1Aと第2相変化層2Aとが、2回以上繰り返し積層され、第1相変化層1Aの少なくとも一層、及び、前記第2相変化層1Aの少なくとも一層が、非晶質状態と結晶状態との間で相変化し、情報を記憶する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特に、相変化材料を含む記憶素子を備えた半導体装置に適用して有効な技術に関するものである。
不揮発性半導体記憶装置のうち、いわゆるフラッシュメモリが広く知られており、近年、パーソナルコンピュータやデジタルカメラ等の小型携帯情報機器の記憶装置として急速に需要が拡大している。その市場の拡大にはメモリセル面積の縮小によるビットコストの低減が重要な要素であるが、微細化を進めるほど電極間の絶縁破壊による不良化が生じ易いことなどから、微細化は困難になると予想される。このような状況の中、微細化に適した記憶素子として抵抗素子を用いる相変化メモリやReRAMなどが研究されている。
相変化メモリは、非晶質状態または結晶状態にある相変化材料の電気抵抗の差、即ち、非晶質の高抵抗状態と結晶の低抵抗状態を、電流量あるいは電圧変化で検出する記憶装置である。例えば、公知の技術文献として特許文献1などがある。本発明は、この相変化メモリの素子構造および製造方法に関するものである。
相変化メモリの基本的なメモリセルの構造は、記憶素子(相変化材料)と選択素子とを電気的に接続した構造である。相変化メモリは、選択素子から電流を加えることで記憶素子に発生するジュール熱により相変化材料を結晶状態、もしくは非晶質状態にすることで情報を記憶、保持する。その書換えは、以下のように行なう。電気的に高抵抗の非晶質状態にする場合、大電流を印加し記憶素子の温度が融点以上となるようにした後、電流を急激に遮断することで、相変化材料を急冷する。電気的に低抵抗の結晶状態にする場合は、印加する電流を制限して融点以下、結晶化温度以上の中間的温度に保持すればよい。一般に記憶素子の抵抗値は相変化により2桁から3桁変化する。このため、相変化メモリは、結晶か非晶質かによって読み出し信号が大きく異なり、センス動作が容易である。以上の動作原理は非特許文献1に記載されている。
以上のような動作原理によるため、相変化メモリの性能は、記録層として用いる相変化材料の性質によって大きく左右される。現在では、GeSbTe化合物を記録層として使用するものを中心に研究が進められており、例えば、特許文献1にGeSbTeを用いた記録素子が開示されている。また、非特許文献1には、GeSbTeからなる相変化膜を用いた相変化メモリで、1012回の書換えが可能であることが示されている。
記録層としては、GeSbTeとは異なる材料も使用することができ、すでに多数の相変化材料が開示されている。また、Ge、Sb、Teの3元素に加えて、第4の元素をドープして、材料の性質を調整し、メモリ素子の性能を向上させることができる。例えば、特許文献2には、InGeSbTeの組成を有する相変化材料およびそれを用いた記憶素子が開示されている。これは、GeSbTeでは不足している熱的安定性を高め、メモリ素子のデータ保持寿命を向上することを目的とした相変化材料である。また、特許文献3には、GeSbTeに窒素を添加したものも報告されている。そのほかにも、SiGeSbTe、GeSbBiTe、GeAsTe、AgInSbTeなど多数の相変化材料を用いることが可能である。
なお、本願発明を出願するに当たって、公知例調査を行ったところ、関連する文献として、特許文献4が発見された。特許文献4の図9には、GeSbTeで構成される記録層の上部に、断熱層として、GeTeで構成される第1断熱層と、SbTeで構成される第2断熱層が積層されることが記載されている。
特開2002−109797号公報 特開2008−177570号公報 特開2006−156886号公報 US2006/0039192号公報
「アイ・トリプル・イー インターナショナル・エレクトロン・デバイス・ミーティング、テクニカル・ダイジェスト(IEEE International Electron Devices meeting、TECHNICAL DIGEST)」、(米国)、2001年、p.803−806
我々は、メモリ素子の性能向上を目的として記録層の検討を行なったところ、以下のような問題が明らかとなった。すでに説明したように、相変化材料は、多くの場合、3以上の元素から構成されている。それぞれの構成元素は、メモリ素子の特性を調整するために必要な元素であるが、構成元素が多くなるほど、メモリ素子内の相変化材料の組成の均一性を制御するのが困難であり、素子間ばらつきは大きくなる。例えば、InGeSbTe相変化材料を用いたメモリ素子の場合、典型的な素子のデータ寿命は、GeSbTe相変化材料を用いたメモリ素子のそれよりも長い。しかしながら、素子によっては、GeSbTe相変化材料を用いた場合と同じ程度の寿命しか持たないものもある。
すなわち、典型的な素子のデータ寿命が長くても、記憶装置としての寿命は多数あるメモリ素子のなかで、データ寿命の最も短い素子の特性で決まってしまうため、InGeSbTe相変化材料を用いても特性向上には限界がある。この理由は、データ保持寿命が、相変化材料のマクロな組成ではなく、素子内部の微細な組成で決まっているためである。より具体的には、データ寿命向上に寄与するIn原子とGe原子が互いに結合しにくい元素であることによる。図3に模式的に示したように、InGeSbTe単独の相変化層10として用いたときには、不規則にIn、Ge、Sb、Teが分布するが、GeとInが接する部分には結合が形成されず、In−TeまたはIn−Sb−Teのような塊として分相してしまうのである。このように、InTeとGeSbTeに分相してしまうと、素子によってはGeSbTeと同程度のデータ寿命しか得られないことがある。したがって、ミクロな観点で記録層の原子間の化学結合様式を制御して、適切に相変化を生じさせることが、データ寿命の向上と素子間ばらつき低減に極めて重要であることが明らかになった。
本発明の目的は、このようなメモリ素子間の特性ばらつきを少なくし、全ての素子で、特に所望のデータ保持寿命を確保できるメモリ素子を提供することにある。
なお、特許文献4に記載される断熱層は結晶状態が維持され、記録層としては用いられていない。
本願の第1の発明は、記録を担う抵抗変化記録層が1種類の材料ではなく、互いに組成の異なる第1相変化層と第2相変化層とが積層されている構造とした、相変化メモリである。
本願の第2の発明は、記録を担う抵抗変化記録層が1種類の材料ではなく、互いに組成の異なる3種類以上の相変化層が積層されている構造とした、相変化メモリである。
すでに述べたように、従来のように、4元素以上を含む相変化層を単独で形成する場合は、互いに結合しにくい元素どうしが内部で分離してしまって、安定な化合物に変化することになるが、このような分離が空間的にランダムに起こることが問題である。本発明の方法によれば、安定な化合物層を独立に堆積して、元々、相分離が起こったような安定状態で形成されており、動作中に意図しないランダムに相分離が起こることは無い。データ寿命向上に寄与する原子結合鎖は、人工的に制御されて界面に形成でき、すべての素子でデータ寿命が確保することができる。
相変化材料のランダムな分相の発生を防止することができるので、メモリ素子間での特性のばらつきが少なく、特に全ての素子で長いデータ寿命を確保した相変化メモリを提供することが可能となる。
本発明のメモリ素子の一形態の主要部を示す断面図である。 本発明のメモリ素子の一形態の効果を模式的に表す図である。 従来技術の問題点を模式的に表す図である。 本発明のメモリ素子の一形態の主要部を示す断面図である。 本発明のメモリ素子の一形態の効果を模式的に表す図である。 本発明のメモリ素子の他の一形態の主要部を示す断面図である。 本発明のメモリ素子の一形態の主要部を示す断面図である。 本発明のメモリ素子の一形態の主要部を示す断面図である。 本発明のメモリ素子の一形態の主要部を示す断面図である。 本発明の実施例の半導体装置のメモリマトリクスの要部断面図である。 本発明の実施例の半導体装置のメモリマトリクスの要部上面図である。 本発明の実施例の半導体装置のメモリマトリクスの要部断面図である。 本発明の実施例の半導体装置のメモリマトリクスの要部断面図である。 本発明の実施例の半導体装置のメモリマトリクスの要部断面図である。 本発明の実施例の半導体装置の製造工程中の断面図である。 図15に続く、半導体装置の製造工程中の断面図である。 図16に続く、半導体装置の製造工程中の断面図である。 図17に続く、半導体装置の製造工程中の断面図である。 図18に続く半導体装置の製造工程中の断面図の一形態である。 図19に続く半導体装置の製造工程中の断面図の一形態である。 図19の半導体装置の製造工程中の上面図である。 図20に続く半導体装置の製造工程中の断面図を示す。 図22に続く半導体装置の製造工程中の断面図である。
本願の第1の実施例は、図1に示すように、上部電極6と下部電極5の間に記録層として用いられる抵抗変化記録層11で構成される。抵抗変化記録層11は、その組成がGe−Teである第1相変化層1Aと、その組成がIn−Sb−Teである第2相変化層2Aの2種類の相変化層を周期的に積層した、超格子状の構造とする。
本実施例の構成によれば、第1相変化層1Aおよび第2相変化層2Aの各々は、2元素または3元素からなっているが、第1相変化層1Aを構成するGeとTe、第2相変化層2Aを構成するInとSbとTeは互いに結合しやすい元素であり、その熱的安定状態において、化合物または共晶を形成する安定な材料であるため、過剰元素の析出あるいは異種化合物への相分離が起こりにくい。第1相変化層1Aまたは第2相変化層2Aの単独で記録層を構成した場合は結晶化しやすくデータ寿命は不十分であるが、これらの膜を充分に薄くて繰り返し積層した構造を形成すると、図2に示すように、両者の層の界面において、SbとTeを媒介としたGeとInの強固なチェーン状原子結合(例えば、−In−Sb−Ge−Te−など)が形成され、データ寿命が確保可能である。
以上のような機構から考えると、第2相変化層2Aは、In−Sb−Teに替えて、X−Sb−Teとしても良い。ここで、Xは、Geと化学結合を形成しないが,Sb,Teとは化学結合を形成する元素であって、例えば、Al、In、Ga、Bi、Pbとする。
元素Xの選択は、第2相変化層2Aの融点が、第1相変化層1Aの融点と近いことが望ましい。例えば、XはGa、Inが望ましい。融点が大きく異なる材料や組成を用いた場合には、一部の層のみ相変化が困難になるなど、記録動作の安定性が保つことができない可能性がある。また、動作中に融点の低い層の元素が隣接する層に拡散してしまうと、本発明の効果が小さくなる。
また、各層の組成については、安定な化合物組成、または、共晶組成を用いるほうが望ましい。安定な化合物組成や共晶組成の場合、構成する原子が決まった割合で化学結合を形成しており、課題で記載したような意図しない分相ができにくいためである。本実施例の、Ge−TeであればGeTe、In−Sb−TeであればInSbTeが、安定な化合物を形成する組成として挙げられる。材料の組成は、同じ層の内部でも数nmオーダーの局所的に見れば場所によって異なるが、層内部の平均的な組成が上記の組成になっていれば良い。
図2では積層数を3周期としているが、各層をより薄くして積層数を増やしたほうが発明の効果が発揮される。第1、及び、第2相変化層1A、2Aの各層の膜厚としては、夫々の層を構成する物質で決まる結晶核の大きさより小さくするのが良い。データ消失の原因である結晶化は、非晶質の相変化層の内部で、微細な結晶の核が発生し、それが成長していくことによって進行する。各相変化層の膜厚を、結晶核の大きさよりも小さくすると、原理的に、結晶核が発生しにくくなる。例えば、本実施例で挙げている第2相変化層2AのIn−Sb−Teなどの3元素を含む材料では、結晶核半径はおよそ15nmであるので、第2相変化層の厚さを15nm以下とすると、本発明の効果が特に大きく得られる。
一方、上部電極6や下部電極5と接している部分では、相変化層の各元素の結合が強くなってしまい、書き換え特性が悪くなる可能性がある。このような事象を防止するために、本実施例では、積層数を増やし、抵抗変化記録層11の体積を大きくしている。これにより、上部電極6や下部電極5から物理的に離れている相変化層により、安定した書き換えが実現できる。
なお、本実施例では、情報は、積層された第1相変化層1A、第2相変化層2Aの両方が、非晶質状態及び結晶状態と相変化することで記憶、保持される。ここで、情報の記憶、保持と言う観点から見れば、積層された第1相変化層1A及び第2相変化層2Aの全てで相変化する必要はなく、積層された複数の第1相変化層1Aと第2相変化層2Aのうち少なくとも第1相変化層1Aの1層及び第2相変化層2Aの1層が相変化すれば、情報の記憶、保持が可能である。
第2の実施例は、図4に示すように、上部電極6と下部電極5の間に、その組成がGe−Teである第1相変化層1Bと、その組成がSb−Teである第2相変化層2Bと、その組成がIn−Teである第3相変化層3Bの3種の材料を積層した、超格子状の構造からなる抵抗変化記録層12を有する相変化メモリである。
抵抗変化記録層12を構成する材料は3種あるが、各相変化層はTeともう1つの元素を含む2元材料と成っており、その熱的安定状態において、化合物または共晶を形成する安定な材料である。実施例1の場合に比べて、それぞれの材料が構成元素の少ないより単純な材料であるため、析出や相分離はさらに起こりにくい。各層はいずれも単独で記録層を構成した場合は、結晶化しやすく、高いデータ寿命を示さないが、これらの材料の薄膜を繰り返し積層した構造を形成することにより、図5に模式的に示すように、SbとTeを媒介としたGeとInの強固なチェーン状原子結合を制御性高く作ることが出来、データ寿命が確保可能である。
より安定なチェーン状原子結合を形成するためには、各層を積層する順番は、第1相変化層1B(Ge−Te)、第2相変化層2B(Sb−Te)、第3相変化層3B(In−Te)、第2相変化層2B(Sb−Te)といった周期として、互いに結合しにくい第1相変化層1B(Ge−Te)と第3相変化層3B(In−Te)が接しないように行なうことが望ましい。第1相変化層1B(Ge−Te)と、第3相変化層3B(In−Te)が接すると、結合チェーンが分断されてしまい、本発明の効果は小さくなる。
第3相変化層3BのIn−Teに替えて、X−Te、または、X−Sbとしても良い。ここで、Xは、Geと化学結合を形成しないが,Sb,Teとは化学結合を形成する元素であって、例えば、Al、In、Ga、Bi、Pbである。第3相変化層3Bをこのように変更しても、Geを含む第1相変化層1Bと、Xを含む第3相変化層3Bが接しないように積層すれば、本発明の効果は高まることになる。
また、各層の組成については、実施例1と同様に安定な化合物組成、または、共晶組成を用いるほうが望ましい。本実施例であれば、GeTe、SbTe、InTeが安定な化合物組成である。そのほかにも第2相変化層2Bの材料Sb−Teでは共晶組成Sb70Te30でもよい。第3相変化材料3BのIn−TeではInTeまたはInTe等でも安定な化合物組成であり、これらを用いても良い。材料の組成は、同じ層の内部でも数nmオーダーの局所的に見れば場所によって異なるが、層内部の平均的な組成が上記の組成になっていれば良い。
元素Xの選択は、第3相変化層3Bの融点が、第1、第2相変化層1B、2Bの融点と近いことが望ましい。例えば、XはGa、Inが望ましい。融点が大きく異なる材料や組成を用いた場合には、一部の層のみ相変化が困難になるなど、記録動作の安定性が保つことができない可能性がある。また、動作中に融点の低い層の元素が隣接する層に拡散してしまうと、本発明の効果は小さくなる。
また、図4では積層数を3周期としているが、各層をより薄くして積層数を増やしたほうが発明の効果が発揮される。第1、第2、第3の各相変化層1B、2B、3Bの膜厚としては、夫々の層を構成する物質で決まる結晶核の大きさより小さくするのが良い。例えば、本実施例で用いている2元素を含む材料では、結晶核半径はおよそ10nmであるので、各相変化層の厚さを10nm以下とすると、本発明の効果が特に大きく得られる。また、積層数を増やす理由は、実施例1と同様である。
なお、本実施例では、情報は、積層された第1相変化層1B、第2相変化層2B、及び、第3相変化層3Bが、非晶質状態及び結晶状態と相変化することで記憶、保持される。ここで、情報の記憶、保持と言う観点から見れば、積層された第1相変化層1B、第2相変化層2B、及び、第3相変化層3Bの全てで相変化する必要はなく、積層された複数の第1相変化層1B、第2相変化層2B、及び、第3相変化層3Bのうち少なくとも第1相変化層1Bの1層、第2相変化層2Bの1層、及び、第3相変化層3Bの1層が相変化すれば、情報の記憶、保持が可能である。
実施例1、2において、相変化素子の形状は、図1、図4に示すような、抵抗変化記録層の下にある下部電極5の面積が、抵抗変化記録層11、12および上部電極6の面積より小さい構造であるが、これに替えて、図6または7に示すような、下部電極5と抵抗変化記録層11、12と上部電極6とが同じ面積を有する構造としてもよい。 図1、または図4の構造の場合、下部電極5の加工形成と、上部電極6および抵抗変化記録層11、12の加工形成とが別の工程になるため、製造工程のステップが多くなる。図6、7の構造の場合は、上部電極6、抵抗変化記録層11、12、下部電極5が一つの工程で形成できるため、製造工程のステップ数はより少ない。ただし、ドライエッチングなどによって、上部電極6、抵抗変化記録層11、12、下部電極5を一括に加工することはより困難になるため、用いる電極材料や相変化材料、製造工程数などを考慮して、いずれかの構造を選択すれば良い。
また、図8、9のように、上下の電極5、6と抵抗変化記録層11、12との界面に、酸化物や窒化物からなる薄い剥がれ防止層7を挿入してもよい。これらの膜を挿入することにより、電極と相変化材料との間の接着力が強くなり、製造プロセス中の相変化材料の剥離を防止すること、メモリ素子の書換え可能回数を向上させることなどの効果が得られるとともに、相変化動作するときの発熱効率を高めて、プログラミング電流を低減する効果もある。剥がれ防止層7に用いる材料としては、例えばTa、Cr、Geなどの酸化物(Ta、Cr、GeO)あるいは窒化物(TaN、CrN,GeN)が利用できる。剥がれ防止層7は、図8、9は上部、下部の両方の電極との界面に挿入した例であるが、上部電極6との界面のみ、下部電極5との界面のみであってもよい。接触する相変化材料と電極材料の接着性や、必要とされるメモリセルの抵抗値に合わせて、剥がれ防止層7が必要な界面に挿入すればよい。
第3の実施例においては、本発明の一実施形態のメモリ素子を製造する方法を図面に基づいて説明する。なお、本実施例の製造工程を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態では、特に必要なとき以外は同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。また、実施の形態で用いる図面においては、断面図であっても図面を見易くするためにハッチングを省略する場合もある。また、平面図であっても図面を見易くするためにハッチングを付す場合もある。
(記憶素子の断面・平面構造)
本実施の形態のメモリマトリクスの断面構造を図10に示す。101は周辺回路を含む基板であり、102は紙面に対して平行に延在する第1金属配線である。103は第1ポリシリコン、104は第2ポリシリコン、105は第3ポリシリコン、これら3層で選択素子であるダイオードDIODを形成している。121、122、123は記憶を担う抵抗変化材料であり、図の場合では、3種の抵抗変化材料の薄膜が3回繰り返して超格子状に積層されている。下部電極111と、121、122、123を積層した相変化層と、上部電極112が抵抗変化メモリ素子RMを形成している。107は第2金属配線である。また、本実施例では、下部電極111と第3ポリシリコンとの間にバッファ層106を有している。バッファ層106は、下部電極111と第3ポリシリコンとの間の接触抵抗が高い場合には、シリサイド層とすれば良く、相互拡散が生じてしまう場合には、拡散防止層を設けるとよい。また、最上部の131bは、層間絶縁膜である。
本発明のメモリマトリクス上面図を図11に示す。メモリマトリクスの構造をわかりやすくするために、ここでは第2金属配線107及び第1金属配線102及び周辺回路を含む基板101のみを示してある。図10は図11のA−A’におけるメモリマトリクスの断面図にあたり、図12は図11のC−C’におけるメモリマトリクスの断面図にあたり、図13は図11のB−B’におけるメモリマトリクスの断面図にあたり、図14は図11のD−D’におけるメモリマトリクスの断面図にあたる。
(記憶素子の製造方法)
次に本実施の形態の相変化メモリの製造方法について図を用いて述べる。周辺回路を含む半導体基板上101に、第1金属配線層102、第1ポリシリコン103、第2ポリシリコン104、第3ポリシリコン105を順に堆積すると図15のようになる。
第1ポリシリコン103の材料はホウ素、若しくは、ガリウム、インジウムの何れかを含むポリシリコン、第2ポリシリコン104の材料は真性ポリシリコン、第3ポリシリコン105の材料はリン、若しくは、砒素を不純物として含むポリシリコンであり、CVD等の既知の技術を用いて形成する。
本実施の形態では、あらかじめポリシリコンとして形成する方法を例にとって説明したが、アモルファスシリコンとして成膜後、アニールにより結晶化しても、プロセス中の熱負荷を低減できるためよい。また、選択素子としてPINダイオードを例に説明するが、P+/N−/N+ダイオードを用いても同程度の性能を得られる。第1ポリシリコン103と第1金属配線102の間には、接触抵抗を下げるため、既知のシリサイド技術を用いてタングステンシリサイドやチタンシリサイド等を形成してよい。
第1金属配線102の材料は、例えば、タングステンであり、CVD法やスパッタリング法等の既知の技術を用いて形成する。特に、第1ポリシリコンがホウ素を含むポリシリコンの場合は、第1ポリシリコン103と第1金属配線102とが直接接合する構造として、第1金属配線102の材料をタングステンとすると接触抵抗が低いためより好ましい。第1金属配線102の膜厚は、10nm以上100nmがよい。薄すぎると配線抵抗が高くなり、厚すぎると加工後の形状制御が困難となる。
第3ポリシリコン層の上に下部電極材料111を成膜する。下部電極材料111としては、プログラミング時に高温になっても記録層材料とあまり反応しない熱的、化学的に安定な材料、例えば、W、Mo、Ta、TiNなどを用いる。下部電極材料111と第3ポリシリコン105との間の接触抵抗が高い場合や、構成元素の相互拡散が大きい場合は、これらの間に、TiSiやNiSiなどのシリサイド層、あるいは、拡散防止層等のバッファ層106を形成してもよい。その膜厚が厚すぎると抵抗変化素子の駆動電圧が高くなるため、50nm以下が好ましい。この状態は図16のようになる。
続いて、第1抵抗変化素子RMを構成する、第2相変化層121、第3相変化層122、第4相変化層123の薄膜を超格子状に繰り返し積層成膜する。第1相変化層121に用いる材料としては、Ge−Teを用いることができる。第2相変化層122に用いる材料としては、Sb−Teを用いることができる。第3相変化層123に用いる材料としては、X−TeやX−Sb(XはAl、Bi、Ga、In、Pbのうちのいずれか1つが望ましい)を用いることができる。
これら3種の材料を積層する順番は、互いに結合性の強い材料同士が接するように行なう。例えば、第1相変化記録層121としてGe−Te、第2相変化記録層122としてSb−Te、第3相変化記録層123としてIn−Teを選択した場合は、互いに結合しないInとGeが接する界面を存在しないように、121⇒122⇒123⇒122⇒121⇒122⇒123⇒122⇒121の周期で繰り返し積層する。仮に、121と123が接すると、互いに結合しないInとGeが接してしまうので、個別の材料の特性によりデータ寿命が決まってしまい、積層による複合材料としての効果が小さくなる。121⇒122⇒123⇒122の4層を1周期として、3周期分繰り返して積層すると、図17のようになる。図17に示したのは、121⇒122⇒123⇒122⇒121⇒122⇒123⇒122⇒121⇒122⇒123⇒122と4層を1周期として3周期積層した場合である。
成膜方法としては、スパッタリング法、または、CVD法を用いる。いずれの方法を用いる場合でも、全ての膜を積層するまでは大気に露出せず、真空槽内で連続的に成膜するほうが良い。スパッタリング法の場合は、各相変化層とほぼ同じ組成を有するスパッタリング・ターゲットを準備し、各層ずつ順に成膜する。複数のターゲットは、一つのチャンバー内にあっても全て設置されていても良いし、異なるチャンバーに配置されていても良い。後者の場合には、チャンバー間の基板の移動まで含めて真空槽内で行なうほうが良い。CVD法を用いる場合は、一つのチャンバー内で、順次、反応性原料ガスを変えて、各相変化層を堆積しても良いし、各相変化層専用の複数のチャンバーを準備して堆積しても良い。また、本実施例の図には示さないが、上下の電極と相変化材料層との界面に薄い剥がれ防止層を挿入してもよい。剥がれ防止層に用いる材料としては、例えばTa、Cr、Geなどの酸化物(Ta、Cr、GeO)あるいは窒化物(TaN、CrN,GeN)が利用できる。
続いて、記録層121の上に、上部電極材料112を成膜すると、図18のようになる。上部電極112の材料としては、下部電極材料と同じく,プログラミング時に高温になっても記録層材料とあまり反応しない熱的、化学的に安定な材料、例えば、W、Mo、Ta、TiNなどを用いる。
図18で示した構造から、既知のリソグラフィ技術、ドライエッチング技術を用いて、上部電極112から第1金属配線102までを加工し、第1層間絶縁膜131aを堆積した後の構造を図19に示す。上部第3電極112から第1金属配線102まで加工された積層膜のパタンは、ワード線のパタンであり、隣接のパタンと平行して延在する。また、第1金属配線102は、不揮発性メモリの読み出し、及び書き込みが行えるよう、周辺回路を含む半導体基板101と電気的に接続されるが、図示は省略した。第1層間絶縁膜131aの材料は、例えば、SiO2であり、LP−CVD法等の既知の技術を用いて形成する。
続いて、既知のCMP技術を用いて、上部電極112が露出するまで第1層間膜131aを研磨した後の断面構造を図20に、上面図を図21に示す。メモリマトリクスの構造をわかりやすくするために、ここでは上部電極112及び周辺回路を含む基板101のみを示してある。図17は図21のA−A’における断面図にあたる。
図21で示した構造から、第2金属配線層107を堆積した後の構造を図22に示す。第2金属配線107の材料は、例えば、タングステンであり、CVD法等の既知の技術を用いて形成する。図22で示した構造から、既知のリソグラフィ技術、ドライエッチング技術を用いて、第2金属配線118から第1ポリシリコン103を加工した後の構造を図23に示す。第2金属配線118から第1ポリシリコン103までの積層膜のパタンは、ビット線のパタンであり、隣接のパタンと平行して延在する。また、第2金属配線107は、不揮発性メモリの読み出し、及び書き込みが行えるよう、周辺回路を含む半導体基板101と電気的に接続されるが、図示は省略した。図23示した構造から、LP−CVD法等の既知の技術を用いて層間絶縁膜131bを堆積し、既知のCMP技術を用いて層間膜131bを平坦化した後の構造が図11にあたる。
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。特に、すべての実施例において、電流が流れる方向に複数の相変化層が積層されているがこれに限定されるものではない。また、実施例1では、2種類の組成の相変化層を積層し、実施例2では、3種類の組成の相変化層を積層することを説明したが、4種類以上の組成の相変化層を積層してもよい。
1A、1B・・・第1相変化層
2A、2B・・・第2相変化層
3B・・・第3相変化層
5・・・下部電極
6・・・上部電極
7・・・剥がれ防止層
10・・・相変化層
11、12・・・抵抗変化記録層
101・・・周辺回路を含む半導体基板
102・・・第1金属配線
103・・・第1ポリシリコン
104・・・第2ポリシリコン
105・・・第3ポリシリコン
106・・・バッファ層又はシリサイド層
107・・・第2金属配線
111・・・下部電極材料
112・・・上部電極材料
121・・・第1相変化層
122・・・第2相変化層
123・・・第3相変化層
131a、131b・・・層間絶縁膜
DIOD・・・ダイオード

Claims (14)

  1. 周辺回路を含む半導体基板と、
    前記半導体基板上に設けられたメモリ選択素子と、
    前記メモリ選択素子と電気的に接続され、電気パルスの印加によって原子配列を変えて抵抗値を変化させる抵抗変化記録層とを有し、
    前記抵抗変化記録層は、互いに組成の異なる第1相変化層と第2相変化層とが、2回以上繰り返し積層され、
    前記第1相変化層の少なくとも一層、及び、前記第2相変化層の少なくとも一層が、非晶質状態と結晶状態との間で相変化し、情報を記憶することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1相変化層は、Ge及びTeにより構成され、前記第2相変化層は、Geを除くその他の一つの元素Xと、Sb及びTeの3元素から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第2相変化層を構成する元素Xは、Geと安定な2元化合物を形成しないことを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第2相変化層を構成する元素Xは、Al、Bi、Ga、In、Pbのうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1相変化層の膜厚は、前記第1相変化層の物質の結晶核の大きさより小さく、
    前記第2相変化層の膜厚は、前記第2相変化層の物質の結晶核の大きさより小さいことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記第1相変化層及び第2相変化層は、安定な化合物組成あるいは共晶組成を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  7. 周辺回路を含む半導体基板と、
    前記半導体基板上に設けられたメモリ選択素子と、
    前記メモリ選択素子と電気的に接続され、電気パルスの印加によって原子配列を変えて抵抗値を変化させる抵抗変化記録層とを有し、
    前記抵抗変化記録層は、第1相変化層と、前記第1相変化層と組成が異なる第2相変化層と、前記第1及び第2相変化層と組成が異なる第3相変化層が積層されて構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 第1相変化層はGe及びTeにより構成され、
    第2相変化層はSb及びTeにより構成され、
    第3相変化層は、Geを除くその他の一つの元素X及び、SbとTeのいずれか一方の、2元素により構成されていることを特徴とする請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記第3相変化層を構成する元素Xは、Geと安定な2元化合物を形成しないことを特徴とする請求項8に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記第3相変化層を構成する元素Xは、Al、Bi、Ga、In、Pbのうちの1つであることを特徴とする請求項8に記載の半導体記憶装置。
  11. 前記第3相変化層の上面および下面の両方には、前記第1相変化層が接しないように積層される請求項8に記載の半導体記憶装置。
  12. 前記第1相変化層の膜厚は、前記第1相変化層の物質の結晶核の大きさより小さく、
    前記第2相変化層の膜厚は、前記第2相変化層の物質の結晶核の大きさより小さく、
    前記第3相変化層の膜厚は、前記第3相変化層の物質の結晶核の大きさより小さいことを特徴とする請求項7に記載の半導体記憶装置。
  13. 前記第1相変化層、前記第2相変化層、及び、前記第3相変化層は、安定な化合物組成あるいは共晶組成を有することを特徴とする請求項7に記載の半導体記憶装置。
  14. 前記第1相変化層の少なくとも一層、前記第2相変化層の少なくとも一層、及び、前記第3相変化層の少なくとも一層が、非晶質状態と結晶状態との間で相変化し、情報を記憶することを特徴とする請求項7に記載の半導体記憶装置。
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