JP2011082245A - 光半導体装置及びそれを用いた光モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】コストを増大させることなく、レーザダイオードの光出力をフォトダイオードで検出することが可能な光半導体装置及びそれを用いた光モジュールを得ること。
【解決手段】本発明は、半導体基板10上に順次積層された下部クラッド層22と活性層24と下部クラッド層22と反対の導電型の上部クラッド層26とを含む半導体層20を有し、レーザ光を出射する前端面16と前端面16と反対側の端面である後端面18との間を半導体層20が延在して形成されたレーザダイオード12と、半導体基板10上にレーザダイオード12の幅方向に形成され、レーザダイオード12の光出力を検出するフォトダイオード14と、を具備し、レーザダイオード12は、半導体層20のうちの少なくとも上部クラッド層26の幅が変化する幅変化部を有する光半導体装置である。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、半導体基板10上に順次積層された下部クラッド層22と活性層24と下部クラッド層22と反対の導電型の上部クラッド層26とを含む半導体層20を有し、レーザ光を出射する前端面16と前端面16と反対側の端面である後端面18との間を半導体層20が延在して形成されたレーザダイオード12と、半導体基板10上にレーザダイオード12の幅方向に形成され、レーザダイオード12の光出力を検出するフォトダイオード14と、を具備し、レーザダイオード12は、半導体層20のうちの少なくとも上部クラッド層26の幅が変化する幅変化部を有する光半導体装置である。
【選択図】図1
Description
本発明は、光半導体装置及びそれを用いた光モジュールに関する。
レーザダイオードは、温度変化や経時劣化などによって光出力が変化する。レーザダイオードの光出力を一定に保つために、フォトダイオードでレーザダイオードの光出力を検出し、その検出結果をフィードバックしてレーザダイオードの駆動電流を制御することで、一定の光出力を得る方法が知られている。また、レーザダイオードの光出力を検出することで、レーザダイオードが壊れていないかチェックすることもできる。
例えば、同一基板上にレーザダイオードとフォトダイオードとを集積し、レーザダイオードの光出力をフォトダイオードで検出する光半導体装置が知られている(例えば、特許文献1及び2)。
レーザダイオードの光出力をフォトダイオードで検出するには、レーザダイオードとは別個に外付けのフォトダイオードを用意することが一般的である。このため、部品数の増加によりコストが増大してしまう。また、外付けのフォトダイオードを用いる場合、レーザダイオードとフォトダイオードとが光結合するように高精度で位置合せをする必要があり、組み立て工程の複雑化によるコストの増大も生じる。
例えば、特許文献1では、レーザダイオードが形成された基板に、不純物拡散又は結晶成長を行うことでフォトダイオードを形成しており、フォトダイオード形成のための工程数の増加によりコストが増大する。例えば、特許文献2では、レーザダイオードから出射されるレーザ光をフォトダイオードに入射させるために外部反射鏡を設けているため、部品数の増加によりコストが増大する。
本発明は、コストを増大させることなく、レーザダイオードの光出力をフォトダイオードで検出することが可能な光半導体装置及びそれを用いた光モジュールを提供することを目的とする。
本発明は、半導体基板上に順次積層された下部クラッド層と活性層と前記下部クラッド層と反対の導電型の上部クラッド層とを含む半導体層を有し、レーザ光を出射する前端面と前記前端面と反対側の後端面との間を前記半導体層が延在して形成されたレーザダイオードと、前記半導体基板上に前記レーザダイオードの幅方向に形成され、前記レーザダイオードの光出力を検出するフォトダイオードと、を具備し、前記レーザダイオードは、前記半導体層のうちの少なくとも前記上部クラッドの幅が変化する幅変化部を有することを特徴とする光半導体装置である。本発明によれば、レーザダイオードが形成された半導体基板上に、そのレーザダイオードの光出力を検出するフォトダイオードを集積できるため、部品数の増加や製造工数の増加に伴うコストの増大を抑制することができる。
上記構成において、前記幅変化部は、前記半導体層のうちの少なくとも前記上部クラッドの幅が狭まる狭幅部である構成とすることができる。
上記構成において、前記レーザダイオードは、孤立した前記上部クラッド層からなるリッジ部を有し、前記幅変化部は、前記リッジ部の幅が変化することにより形成されている構成とすることができる。この構成によれば、レーザダイオードで誘導放出された光の一部をフォトダイオードに導くことができ、レーザダイオードの光出力をフォトダイオードで検出できる。
上記構成において、前記フォトダイオードは、前記半導体基板上に順次積層された下部クラッド層と活性層と前記下部クラッド層と反対の導電型の上部クラッド層とを有し、前記フォトダイオードが有する前記活性層と前記レーザダイオードが有する前記活性層とは接続されている構成とすることができる。この構成によれば、レーザダイオードで誘導放出された光をフォトダイオードで効率よく受光することができる。
上記構成において、前記レーザダイオードは、前記下部クラッド層と前記活性層と前記上部クラッド層とが孤立した半導体メサ部を有し、前記幅変化部は前記半導体メサ部の幅が変化することにより形成されている構成とすることができる。この構成によれば、レーザダイオードで誘導放出された光の一部をフォトダイオードに導くことができ、レーザダイオードの光出力をフォトダイオードで検出できる。
上記構成において、前記フォトダイオードは、前記半導体基板上に順次積層された下部クラッド層と活性層と前記下部クラッド層と反対の導電型の上部クラッド層とを有し、前記フォトダイオードが有する活性層と前記レーザダイオードが有する活性層とは、前記半導体メサ部の側面を覆うように形成された埋め込み層を介して接続している構成とすることができる。
上記構成において、前記幅変化部へは段差状に幅が変化する構成とすることができる。この構成によれば、レーザダイオードで誘導放出された光の一部をより確実にフォトダイオードに導くことができる。
上記構成において、前記フォトダイオードは、前記レーザダイオードを挟むように両側に設けられている構成とすることができる。この構成によれば、フォトダイオードの受光効率を向上させることができる。
上記構成において、前記前端面に設けられた前記レーザ光に対する低反射膜と、前記後端面に設けられた前記レーザ光に対する高反射膜と、を具備し、前記幅変化部と前記後端面との間に、前記フォトダイオードに電圧を印加するための電極が設けられている構成とすることができる。この構成によれば、フォトダイオードの受光効率を向上させることができる。
本発明は、上記光半導体装置と、前記フォトダイオードで検出された前記レーザダイオードの光出力のフィードバックを受けて前記レーザダイオードに駆動電流を供給する駆動回路と、を具備することを特徴とする光モジュールである。本発明によれば、レーザダイオードの光出力を一定に保つことができる光モジュールをコストの増加を抑制しつつ得ることができる。
本発明によれば、コストを増大させることなく、レーザダイオードの光出力をフォトダイオードで検出することが可能な光半導体装置及びそれを用いた光モジュールを得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
実施例1は、リッジ構造のレーザダイオードを有する場合の光半導体装置の例である。図1(a)は実施例1に係る光半導体装置100の上面模式図であり、図1(b)は図1(a)のA−A間の断面模式図、図1(c)は図1(a)のB−B間の断面模式図である。図1(a)から図1(c)のように、実施例1に係る光半導体装置100は、例えばn型GaAs基板からなる同一の半導体基板10上に、レーザダイオード12とフォトダイオード14とが形成されている。フォトダイオード14は、レーザダイオード12を挟むように両側に形成されている。
レーザダイオード12及びフォトダイオード14は共に、半導体基板10表面上に、n型AlGaAs層からなる下部クラッド層22と活性層24とp型InGaP層からなる上部クラッド層26とが順次積層された半導体層20を有する。なお、下部クラッド層22と上部クラッド層26とは、反対の導電型であれば良く、例えば、p型GaAs基板を用い、下部クラッド層22がp型クラッド層、上部クラッド層26がn型クラッド層である場合でもよい。活性層24は、GaAs層からなるベース層28内にInAsからなる複数の量子ドット30を有する量子ドット活性層である。
レーザダイオード12は、孤立した上部クラッド層26からなるリッジ部32を有する。リッジ部32の両側には凹部34が形成されている。レーザダイオード12が有する半導体層20は、前端面16と前端面16と反対側の端面である後端面18との間を延在して形成されている。前端面16には、出射されるレーザ光の波長に対する低反射膜(AR膜)37が形成されていて、後端面18には、出射されるレーザ光の波長に対する高反射膜(HR膜)38が形成されている。これにより、レーザ光は前端面16から出射される。
リッジ部32上には、p型GaAs層からなるコンタクト層36が形成され、コンタクト層36上には、レーザダイオード12用のp電極40Aが形成されている。半導体基板10裏面には、レーザダイオード12とフォトダイオード14とで共通に用いられるn電極42が形成されている。レーザダイオード12は、リッジ部32の幅が一部で狭まる狭幅部44を有する。狭幅部44前後の幅広部50から狭幅部44へは段差状に幅が狭まっている。
フォトダイオード14が有する下部クラッド層22とレーザダイオード12が有する下部クラッド層22とは、同時に形成されるため接続されており、フォトダイオード14が有する活性層24とレーザダイオード12が有する活性層24とは、同時に形成されるため接続されている。
フォトダイオード14は、孤立した上部クラッド層26からなるテラス部46を有する。テラス部46は、凹部34により、レーザダイオード12のリッジ部32と分離されている。テラス部46上には、p型GaAs層からなるコンタクト層36が形成されている。レーザダイオード12の狭幅部44と後端面18との間であって、フォトダイオード14が有するコンタクト層36上には、フォトダイオード14用のp電極40Bが形成されている。p電極40Bが形成されていない部分のテラス部46と凹部34とを覆うように、例えば酸化シリコン膜からなる絶縁膜48が形成されている。
レーザダイオード12用のp電極40Aに接続するパッド部41は、狭幅部44と前端面16との間であって、テラス部46上に絶縁膜48を介して形成されている。フォトダイオード14用のp電極40Bは、パッド部としても用いられる。
次に、図2(a)から図2(d)を用い、実施例1に係る光半導体装置100の製造方法を説明する。図2(a)、図2(b)及び図2(d)は、図1(a)のA−A間に相当する断面模式図であり、図2(c)は、図1(a)のB−B間に相当する断面模式図である。図2(a)のように、例えばMBE(Molecular Beam Epitaxy)法を用い、半導体基板10表面上に、下部クラッド層22、活性層24、上部クラッド層26、及びコンタクト層36を順次堆積する。
図2(b)及び図2(c)のように、コンタクト層36上に形成したマスク層をマスクとして、コンタクト層36と上部クラッド層26とを、例えばウエットエッチング法を用いてエッチングする。これにより、レーザダイオード12となる部分においては、上部クラッド層26からなるリッジ部32が形成され、フォトダイオード14となる部分においては、上部クラッド層26からなるテラス部46が形成される。また、リッジ部32の幅が狭まる狭幅部44も同時に形成することができる。
図2(d)のように、絶縁膜48を全面堆積した後、リッジ部32上の絶縁膜48と、狭幅部44と後端面18との間であって、テラス部46上の絶縁膜48と、をエッチングする。その後、絶縁膜48をエッチングした箇所であるリッジ部32のコンタクト層36上にレーザダイオード12用のp電極40Aを、テラス部46のコンタクト層36上にフォトダイオード14用のp電極40Bを形成する。狭幅部44と前端面16との間であって、テラス部46の絶縁膜48上にパッド部41を形成する。半導体基板10裏面には、レーザダイオード12とフォトダイオード14とで共通に用いられるn電極42を形成する。これにより、図1に示した実施例1に係る光半導体装置100が完成する。
次に、図3及び図4を用いて、実施例1に係る光半導体装置100の動作について説明する。まず、図3を用いて、レーザダイオード12が有する活性層24で誘導放出された光の伝搬について説明する。図3(a)は、実施例1に係る光半導体装置100の上面模式図であり、図3(b)から図3(d)は、図3(a)のA−A間からC−C間の断面模式図である。なお、図3(a)中の矢印は、光が伝搬される方向を表しており、図3(b)から図3(d)中の網線部は、光が伝搬する導波領域を表している。
図3(a)及び図3(b)のように、活性層24は屈折率の低い下部クラッド層22と上部クラッド層26とに挟まれているため、活性層24で誘導放出された光は活性層24近傍に閉じ込められる。また、リッジ部32下の活性層24近傍を伝搬する光に対する実効屈折率は、リッジ部32両側の凹部34下の活性層24近傍を伝搬する光に対する実効屈折率より大きい。このため、活性層24近傍を伝搬する光は、リッジ部32下の活性層24近傍に閉じ込められる。
図3(a)及び図3(c)のように、リッジ部32下の活性層24近傍を伝搬してきた光が、リッジ部32の幅が狭くなる狭幅部44に到達すると、伝搬してきた光の一部はまっすぐに進むことができず、左右に分岐して伝搬するようになる。このように、伝搬してきた光が狭幅部44で左右に分岐するのは、狭幅部44で伝搬することのできるモード形状が、狭幅部44前後の幅広部50で伝搬することのできるモード形状と比べて変化するためである。
図3(a)及び図3(d)のように、狭幅部44で左右に分岐された光は、凹部34下を横断して伝搬し、フォトダイオード14に導かれる。
図4は、半導体基板10裏面のn電極42は接地させ、レーザダイオード12用のp電極40Aに+2Vの電圧を印加させ、フォトダイオード14用のp電極40Bに−1Vの電圧を印加させた場合の電界分布(図4中の破線)を示している。図4のように、レーザダイオード12用のp電極40Aに+2Vの電圧を印加させて順方向のバイアスを加えることで、ホール53と電子55とが再結合して光が誘導放出される。
誘導放出された光は、前述したように、リッジ部32下の活性層24近傍を伝搬するが、伝搬する光の一部は狭幅部44で左右に分岐して伝搬されるようになりフォトダイオード14に導かれる。フォトダイオード14では、導かれた光の照射によりホール53と電子55とが生じ、ホール53と電子55とはフォトダイオード14用のp電極40Bに印加された逆バイアスの電圧(−1V)によって生じる電界に引かれ、フォトダイオード14に電流を生じさせる。
以上説明してきたように、実施例1に係る光半導体装置100は、同一の半導体基板10上にレーザダイオード12とフォトダイオード14とが形成されている。レーザダイオード12は、下部クラッド層22と活性層24と上部クラッド層26とを含みレーザ光を出射する前端面16と前端面と反対側の端面である後端面18との間を延在する半導体層20を有する。また、レーザダイオード12は、上部クラッド層26からなる孤立したリッジ部32と、リッジ部32の幅が狭まることによる狭幅部44とを有する。フォトダイオード14は、レーザダイオード12の幅方向両側に形成されている。
レーザダイオード12が狭幅部44を有することで、図3及び図4で説明したように、リッジ部32下の活性層24近傍を伝搬する光の一部は狭幅部44で左右に分岐して伝搬されるようになりフォトダイオード14に導かれる。これにより、フォトダイオード14でレーザダイオード12の光出力を検出することができる。
ここで、図5を用いて、狭幅部44の幅及び長さと光の分岐比との関係を計算したシミュレーションについて説明する。図5(a)は、シミュレーションに用いた構造を示す模式図であり、図5(b)は、シミュレーション結果である。図5(a)のように、シミュレーションには、リッジ部32の幅広部50の幅を1.8μm、狭幅部44の幅をWμm、長さをDμmとした構造を用い、W及びDを変化させた場合における光の分岐比を計算した。光の分岐比は、リッジ部32下を真っ直ぐ進む光の割合をT、左右に分岐して進む光の割合を1−T(左側及び右側に分岐して進む光の割合はそれぞれ(1−T)/2)とした。リッジ部32下の活性層24であって光が伝搬する導波領域(図3(b)の網線部)の実効屈折率を3.37748とし、導波領域周辺の実効屈折率を3.36319として計算を行った。
図5(b)のように、狭幅部44の幅Wを細くすることで、左右に伝搬する光の割合1−Tは大きくなる。また、狭幅部44の長さDを長くすることでも、左右に伝搬する光の割合1−Tは大きくなる。このように、狭幅部44の幅W及び長さDを変化させることで、狭幅部44で左右に分岐される光の分岐比が変わるため、所望の分岐比を得るための設計の自由度は大きい。
このように、実施例1に係る光半導体装置100によれば、レーザダイオード12の光出力を、レーザダイオード12と同一の半導体基板10上に形成されたフォトダイオード14で検出することができる。このため、別個の外付けのフォトダイオードを用意する必要がなく、部品数の増加や組み立て工程の複雑化を抑制でき、コストの増大を抑制できる。
また、図2(a)から図2(d)で説明したように、実施例1に係る光半導体装置100は、リッジ構造を有するレーザダイオードの製造工程と同一工程で製造でき、製造工程が複雑化することがない。したがって、製造工程の工程数の増加によるコストの増大を抑制することができる。
図1のように、レーザダイオード12が有する活性層24とフォトダイオード14が有する活性層24とは、同時に形成されるため接続している。これにより、図3のように、狭幅部44でリッジ部32下の活性層24近傍から左右に分岐された光は、活性層24内を伝搬してフォトダイオード14に導かれる。つまり、狭幅部44で左右に分岐された光は上下方向(半導体基板10表面に垂直な方向)に広がることがなく、フォトダイオード14は分岐された光の大部分を受光することができる。このため、フォトダイオード14は良好な受光効率が得られる。
図1のように、フォトダイオード14は、レーザダイオード12の両側に設けられている場合が好ましい。レーザダイオード12の片側の側方にのみフォトダイオード14が設けられている場合でも、レーザダイオード12の光出力をフォトダイオード14で検出することができるが、受光効率を向上させる観点から、レーザダイオード12の両側にフォトダイオード14が設けられている場合が好ましい。
図1のように、狭幅部44の前後の幅広部50から狭幅部44へは段差状に幅が狭まる場合が好ましい。これにより、リッジ部32下の活性層24近傍を伝搬してきた光の一部を、狭幅部44で左右に分岐させることをより確実に行うことができる。また、幅広部50から狭幅部44になだらかに幅が変化する場合であっても、変化する距離が短い場合は、リッジ部32下の活性層24近傍を伝搬してきた光の一部を、狭幅部44で左右に分岐させることができる。
図1のように、フォトダイオード14用のp電極40Bは、狭幅部44と後端面18との間のテラス部46上に形成されている場合が好ましい。後端面18には、レーザ光に対する高反射膜38が設けられているため、図3のように、狭幅部44で左右に分岐して伝搬する光のうち後端面18で反射した光についてもフォトダイオード14で検出することができる。これにより、フォトダイオード14での受光効率をより向上させることができる。また、フォトダイオード14用のp電極40Bが、前端面16と後端面18との間のテラス部46上全面に設けられている場合でもよい。この場合でも、後端面18で反射した光をフォトダイオード14で検出することができる。しかしながら、レーザダイオード12用のp電極40Aの幅は狭いためパッド部として用いることができないことから、図1のように、p電極40Aに接続するパッド部41は、幅広部分であるテラス部46上に形成されることが望ましい。したがって、パッド部41をテラス部46上に形成し、且つフォトダイオード14の受光効率を向上させるには、フォトダイオード14用のp電極40Bは、狭幅部44と後端面18との間のテラス部46上に形成されている場合が好ましい。
実施例1においては、レーザダイオード12が量子ドットレーザである場合を例に説明してきたが、これに限らず、例えば量子井戸レーザ等、量子ドットレーザ以外の半導体レーザの場合でもよい。また、DFB(Distributed Feedback)型レーザであってもファブリペロ型レーザであってもよい。これらの場合でも、コストの増大を抑制しつつ、レーザダイオードの光出力をフォトダイオードで検出することが可能な光半導体装置を得ることができる。
実施例2は、BH構造(埋め込みヘテロ構造)のレーザダイオードを有する場合の光半導体装置の例である。図6(a)は実施例2に係る光半導体装置200の上面模式図であり、図6(b)から図6(d)は、図6(a)のA−A間からC−C間の断面模式図である。なお、図6(a)中の矢印は、光が伝搬される方向を表しており、図6(b)から図6(d)中の網線部は、光が伝搬する導波領域を表している。
図6(a)から図6(d)のように、実施例2に係る光半導体装置200は、例えばn型InP基板からなる同一の半導体基板10上に、レーザダイオード12とフォトダイオード14とが形成されている。フォトダイオード14は、レーザダイオード12を挟むように両側方に形成されている。
レーザダイオード12及びフォトダイオード14は共に、半導体基板10表面上に、例えばn型InP層からなる下部クラッド層22と、InGaAsP−MQW(Multiple Quantum Wells)層からなる活性層24と、p型InP層からなる上部クラッド層26と、が順次積層された半導体層20を有する。
レーザダイオード12は、上部クラッド層26と活性層24と下部クラッド層22とが孤立することで形成された半導体メサ部52を有する。半導体メサ部52は、前端面16と後端面18との間を延在して形成されている。前端面16には、出射されるレーザ光の波長に対する低反射膜(AR膜)37が形成されていて、後端面18には、出射されるレーザ光の波長に対する高反射膜(HR膜)38が形成されている。半導体メサ部52の両側には、半導体メサ部52の側面を覆うようにn型InP層からなる埋め込み層54が形成されている。
半導体メサ部52上には、p型InGaAs層からなるコンタクト層36が形成され、コンタクト層36上にレーザダイオード12用のp電極40Aが形成されている。半導体基板10裏面には、レーザダイオード12とフォトダイオード14とで共通に用いられるn電極42が形成されている。レーザダイオード12は、半導体メサ部52(つまり、下部クラッド層22と活性層24と上部クラッド層26)の幅が一部で狭まる狭幅部44を有する。狭幅部44前後の幅広部50から狭幅部44へは段差状に幅が狭まっている。
フォトダイオード14が有する半導体層20の側面は、埋め込み層54により覆われている。つまり、レーザダイオード12が有する活性層24とフォトダイオード14が有する活性層24とは、埋め込み層54を介して接続されている。レーザダイオード12の狭幅部44と後端面18との間であって、フォトダイオード14が有する上部クラッド層26上には、p型InGaAs層からなるコンタクト層36を介してフォトダイオード14用のp電極40Bが形成されている。p電極40Bが形成されていない部分のコンタクト層36等を覆うように、例えば酸化シリコン膜からなる絶縁膜48が形成されている。
レーザダイオード12用のp電極40Aに接続するパッド部41は、狭幅部44と前端面16との間であって、フォトダイオード14の前方(前端面16側)に形成された絶縁膜48上に形成されている。フォトダイオード14用のp電極40Bは、パッド部としても用いられる。
次に、図7(a)から図7(d)を用い、実施例2に係る光半導体装置200の製造方法を説明する。図7(a)、図7(b)及び図7(d)は、図7(a)のC−C間に相当する断面模式図であり、図7(c)は、図7(a)のB−B間に相当する断面模式図である。図7(a)のように、例えばMBE(Molecular Beam Epitaxy)法を用い、半導体基板10表面上に、下部クラッド層22、活性層24、上部クラッド層26、及びコンタクト層36を順次堆積する。
図7(b)及び図7(c)のように、コンタクト層36上に形成したマスク層をマスクとして、コンタクト層36と上部クラッド層26と活性層24と下部クラッド層22とを、例えばドライエッチング法を用いてエッチングする。これにより、レーザダイオード12となる部分において、孤立した上部クラッド層26と活性層24と下部クラッド層22とからなる半導体メサ部52が形成される。また、半導体メサ部52の幅が狭まる狭幅部44も同時に形成することができる。
図7(d)のように、半導体メサ部52を形成するためにエッチングした部分に、埋め込み層54を埋め込む。次いで、絶縁膜48を全面堆積した後、半導体メサ部52上の絶縁膜48と、狭幅部44と後端面18との間であって、フォトダイオード14となるべき部分のコンタクト層36上の絶縁膜48と、をエッチングする。その後、絶縁膜48をエッチングした箇所にレーザダイオード12用のp電極40Aとフォトダイオード14用のp電極40Bとを形成する。狭幅部44と前端面16との間であってフォトダイオード14の前方の絶縁膜48上にパッド部41を形成する。半導体基板10裏面にレーザダイオード12とフォトダイオード14とで共通して用いられるn電極42を形成する。これにより、図6に示した実施例2に係る光半導体装置200が完成する。
実施例2に係る光半導体装置200によれば、レーザダイオード12は、半導体メサ部52の幅が狭まることによる狭幅部44を有する。このため、図6(a)から図6(d)のように、実施例1で説明した理由と同様の理由により、活性層24近傍を伝搬する光の一部は狭幅部44で左右に分岐して伝搬されるようになりフォトダイオード14に導かれる。これにより、フォトダイオード14でレーザダイオード12の光出力を検出することができる。
したがって、実施例2によれば、実施例1と同様に、別個の外付けのフォトダイオードを用意する必要がないため、部品数の増加や組み立て工程の複雑化を抑制でき、コストの増大を抑制できる。
なお、実施例2では、半導体メサ部52の幅(上部クラッド層26と活性層24と下部クラッド層22との幅)が狭まることで狭幅部44が形成されている場合を示したが、これに限られず、少なくとも上部クラッド層26の幅が狭くなることで狭幅部44が形成されていればよい。この場合でも、活性層24近傍を伝搬する光の一部を狭幅部44で左右に分岐させることができる。しかしながら、図7(a)から図7(d)で説明したように、半導体メサ部52の幅を狭めることで狭幅部44を形成する場合は、BH構造(埋め込みヘテロ構造)を有するレーザダイオードの製造工程と同一工程で製造でき、製造工程が複雑化することがない。したがって、製造工程の工程数の増加によるコストの増加を抑制できるため、実施例2に係る光半導体装置200のように、半導体メサ部52全層の幅が狭まることで狭幅部44が形成されている場合が好ましい。
図6のように、レーザダイオード12が有する活性層24とフォトダイオードが有する活性層24とは、レーザダイオード12が有する半導体メサ部52の側面を覆うように形成された埋め込み層54を介して接続されている。これにより、狭幅部44で活性層24近傍から左右に分岐された光は、埋め込み層54内を伝搬してフォトダイオード14に導かれることができる。
実施例2においては、レーザダイオード12が量子井戸レーザである場合を例に説明したが、これに限らず、例えば、実施例1のような量子ドットレーザ等、量子井戸レーザ以外の半導体レーザの場合でもよい。また、DFB型レーザであってもファブリペロ型レーザであってもよい。これらの場合でも、コストの増大を抑制しつつ、レーザダイオードの光出力をフォトダイオードで検出することが可能な光半導体装置を得ることができる。
実施例1および実施例2において、レーザダイオード12は、リッジ部32または半導体メサ部52の幅が一部で狭まる狭幅部44を有する場合を例に示したが、この場合に限られず、例えば、リッジ部32または半導体メサ部52の幅が一部で広がる場合でもよい。このように、レーザダイオード12が、リッジ部32または半導体メサ部52の幅が変化する幅変化部を有することで、リッジ部32下または半導体メサ部52の活性層24近傍を伝搬する光の一部は幅変化部で左右に漏れて伝搬するようになる。これにより、フォトダイオード14でレーザダイオード12の光出力を検出することが可能となる。また、幅変化部へは段差状に幅が変化する場合が好ましい。
実施例3は、実施例1に係る光半導体装置100を備える光モジュールの例である。図8は、実施例3に係る光モジュール300の構成を示すブロック図である。図8のように、実施例3に係る光モジュール300は、レーザダイオード12とフォトダイオード14とを備える実施例1に係る光半導体装置100、駆動回路56、APC(Auto Power Control)回路58、及び入力部60を有する。入力部60は、外部から送信データ信号62を受信し、駆動回路56に送信データ信号を出力する。駆動回路56は、制御信号64に基づき駆動電流66を制御しつつ、レーザダイオード12に駆動電流66を出力する。レーザダイオード12は、駆動電流66に応じた光出力でレーザ光68を出射する。フォトダイオード14は、実施例1で説明したようにレーザダイオード12の活性層24で誘導放出された光の一部70からレーザダイオード12の光出力を検出し、光出力に応じたモニタ電流72をAPC回路58に出力する。APC回路58は、モニタ電流72と基準電流とを比較し、制御信号64を駆動回路56に出力する。
このように、実施例3に係る光モジュール300によれば、フォトダイオード14でレーザダイオード12の光出力を検出し、検出した光出力をAPC回路58により駆動回路56にフィードバックする。駆動回路56は、APC回路58によりフィードバックされた制御信号64に基づき駆動電流66を制御して、レーザダイオード12に駆動電流66を出力する。これにより、レーザダイオード12の光出力を一定に保つことができる。
また、実施例3に係る光モジュール300は、実施例1に係る光半導体装置100を備えているため、レーザダイオードと別個の外付けのフォトダイオードを用意する必要がなく、コストの増大を抑制できる。なお、実施例3に係る光モジュール300は、実施例1に係る光半導体装置100を備えている場合を例に示したが、実施例2に係る光半導体装置200を備えている場合でもよい。この場合でも、別個の外付けのフォトダイオードを用意する必要がないため、コストの増大を抑制できる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 半導体基板
12 レーザダイオード
14 フォトダイオード
16 前端面
18 後端面
20 半導体層
22 下部クラッド層
24 活性層
26 上部クラッド層
28 ベース層
30 量子ドット
32 リッジ部
34 凹部
36 コンタクト層
37 低反射膜
38 高反射膜
40 p電極
42 n電極
41 パッド部
44 狭幅部
46 テラス部
48 絶縁膜
50 幅広部
52 半導体メサ部
53 ホール
54 埋め込み層
55 電子
56 駆動回路
58 APC回路
60 入力部
66 駆動電流
100 光半導体装置
200 光半導体装置
300 光モジュール
12 レーザダイオード
14 フォトダイオード
16 前端面
18 後端面
20 半導体層
22 下部クラッド層
24 活性層
26 上部クラッド層
28 ベース層
30 量子ドット
32 リッジ部
34 凹部
36 コンタクト層
37 低反射膜
38 高反射膜
40 p電極
42 n電極
41 パッド部
44 狭幅部
46 テラス部
48 絶縁膜
50 幅広部
52 半導体メサ部
53 ホール
54 埋め込み層
55 電子
56 駆動回路
58 APC回路
60 入力部
66 駆動電流
100 光半導体装置
200 光半導体装置
300 光モジュール
Claims (10)
- 半導体基板上に順次積層された下部クラッド層と活性層と前記下部クラッド層と反対の導電型の上部クラッド層とを含む半導体層を有し、レーザ光を出射する前端面と前記前端面と反対側の端面である後端面との間を前記半導体層が延在して形成されたレーザダイオードと、
前記半導体基板上に前記レーザダイオードの幅方向に形成され、前記レーザダイオードの光出力を検出するフォトダイオードと、を具備し、
前記レーザダイオードは、前記半導体層のうちの少なくとも前記上部クラッド層の幅が変化する幅変化部を有することを特徴とする光半導体装置。 - 前記幅変化部は、前記半導体層のうちの少なくとも前記上部クラッド層の幅が狭まる狭幅部であることを特徴とする請求項1記載の光半導体装置。
- 前記レーザダイオードは、孤立した前記上部クラッド層からなるリッジ部を有し、
前記幅変化部は、前記リッジ部の幅が変化することにより形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の光半導体装置。 - 前記フォトダイオードは、前記半導体基板上に順次積層された下部クラッド層と活性層と前記下部クラッド層と反対の導電型の上部クラッド層とを有し、
前記フォトダイオードが有する前記活性層と前記レーザダイオードが有する前記活性層とは接続していることを特徴とする請求項3記載の光半導体装置。 - 前記レーザダイオードは、前記下部クラッド層と前記活性層と前記上部クラッド層とが孤立した半導体メサ部を有し、
前記幅変化部は、前記半導体メサ部の幅が変化することにより形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の光半導体装置。 - 前記フォトダイオードは、前記半導体基板上に順次積層された下部クラッド層と活性層と前記下部クラッド層と反対の導電型の上部クラッド層とを有し、
前記フォトダイオードが有する活性層と前記レーザダイオードが有する活性層とは、前記半導体メサ部の側面を覆うように形成された埋め込み層を介して接続していることを特徴とする請求項5記載の光半導体装置。 - 前記幅変化部へは段差状に幅が変化することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の光半導体装置。
- 前記フォトダイオードは、前記レーザダイオードを挟むように両側に設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載の光半導体装置。
- 前記前端面に設けられた前記レーザ光に対する低反射膜と、前記後端面に設けられた前記レーザ光に対する高反射膜と、を具備し、
前記幅変化部と前記後端面との間に、前記フォトダイオードに電圧を印加するための電極が設けられていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載の光半導体装置。 - 請求項1から9のいずれか一項記載の光半導体装置と、
前記フォトダイオードで検出された前記レーザダイオードの光出力のフィードバックを受けて前記レーザダイオードに駆動電流を供給する駆動回路と、を具備することを特徴とする光モジュール。
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JP2009231305A JP2011082245A (ja) | 2009-10-05 | 2009-10-05 | 光半導体装置及びそれを用いた光モジュール |
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JP2009231305A Pending JP2011082245A (ja) | 2009-10-05 | 2009-10-05 | 光半導体装置及びそれを用いた光モジュール |
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