JP2011082138A - 情報表示装置の給電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】情報表示装置に安定して給電すること。
【解決手段】溝部11を有するレール本体12と、レール本体12の長手方向に沿って溝部11内に延設された給電電極13と、を有する取付けレール10と、溝部11に着脱可能に取り付けられる装置本体31と、装置本体31に設けられた受電電極32と、を有する情報表示装置30と、を備え、給電電極13の表面には、穿孔された孔の自己補修機能を有する保護膜15が形成され、受電電極32は、装置本体31が溝部11に取り付けられたときに、保護膜15を貫通して給電電極13の表面に接触する情報表示装置の給電装置1を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報表示装置の給電装置に関する。
近年、スーパーマーケット等の小売販売店において、商品価格を表示させた情報表示装置を商品陳列棚に取り付けて集中管理することが望まれている。情報表示装置を用いることにより、例えば日毎、週毎などで変わる商品の値段表示を、その対象商品の情報表示装置に信号を送信することで容易にかつ効率的に変更することが可能になり、業務の効率化などが期待できる。この種の情報表示装置は、一般的には内蔵電池のみで数年間にわたって駆動可能とされている。
この種の情報表示装置の使用に際し、例えば特定の情報表示装置を際立たせるために、情報表示装置にイルミネーションを施したり、情報表示装置で商品説明のための音声案内をしたりすることが考えられる。これらの場合、単に値段表示をする場合に比べて多くの電力が消費されるため、内蔵電池のみでは電源容量が不足することから、外部からの給電が必要となる。
さらに、冷蔵庫や冷蔵庫の内部などの低温下で情報表示装置を使用することも考えられる。この場合、低温下でも表示素子の性能を維持するために表示素子を加熱したり、低温下での使用に起因する内蔵電池の性能低下を補ったりする必要があり、やはり外部からの給電が必要となる。
以上に示したように、情報表示装置の使用に際し、情報表示装置への外部からの給電が必要とされることが考えられる。
ここで、複数の情報表示装置それぞれに外部から給電する方法として、各情報表示装置に給電用配線を設ける第1の方法と、共通の主配線と、主配線から分岐する複数の分岐配線と、を備える給電用配線を用い、複数の分岐配線に各別に情報表示装置を接続する第2の方法と、が考えられる。
しかしながら、前記第1の方法では、給電用配線の数が多くなり取り回しが煩雑になるという問題がある。また、前記第2の方法では、前記第1の方法の問題点に関しては改善されるものの、情報表示装置の配置が制約されレイアウトの変更が困難になるという問題がある。
そこで、このような問題を解決するために、例えば下記特許文献1に示されるような給電装置を情報表示装置の給電装置として採用することが考えられる。下記特許文献1記載の給電装置は、長手方向に沿って略均一な幅寸法の溝部(開口溝)を有するレール本体(ダクト本体)、およびこのレール本体内に配設された1乃至複数の給電用の給電電極(導体)を有する取付けレール(配線ダクト)と、溝部の長手方向に沿った任意位置で着脱自在に取り付けられる情報表示装置(配線ダクト用プラグ)と、を備えている。そして、情報表示装置には、給電電極に接触導通する受電電極(接触子)が備えられており、情報表示装置が溝部に取り付けられたときに、受電電極が給電電極と接触することで情報表示装置に給電されるようになっている。
特開2000−3769号公報
しかしながら、前記従来の給電装置では、長期間にわたって使用すると給電電極の表面が酸化や腐食などすることによって給電性能が劣化するという問題がある。また、例えば冷蔵庫や冷蔵庫の内部などの低温下で使用する場合には、給電電極の表面に結露(霜の凝固や露の凝縮)が生じることで、ショートして給電不能となるおそれもある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、情報表示装置に安定して給電することができる情報表示装置の給電装置を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る情報表示装置の給電装置は、溝部を有するレール本体と、前記レール本体の長手方向に沿って前記溝部内に延設された給電電極と、を有する取付けレールと、前記溝部に着脱可能に取り付けられる装置本体と、前記装置本体に設けられた受電電極と、を有する情報表示装置と、を備える情報表示装置の給電装置であって、前記給電電極の表面には、穿孔された孔の自己補修機能を有する保護膜が形成され、前記受電電極は、前記装置本体が前記溝部に取り付けられたときに、前記保護膜を貫通して前記給電電極の表面に接触することを特徴とする。
この発明によれば、給電電極の表面に保護膜が形成されているので、長期間にわたって使用しても給電電極の表面の酸化や腐食を抑えることが可能になり、給電性能の低下を抑制することができる。さらに、当該給電装置を低温下で使用する場合であっても、給電電極の表面の結露を抑制することが可能になり、ショートによる給電不能を回避することができる。
また、装置本体が溝部に取り付けられたときに、受電電極が保護膜を貫通して給電電極の表面に接触するので、装置本体を溝部に取り付けることで、情報表示装置に給電することができる。
しかも、前記保護膜が、穿孔された孔の自己補修機能を有しているので、装置本体を溝部から取り外して受電電極が保護膜から除去された後、受電電極によって保護膜に形成された貫通孔を補修することができる。したがって、装置本体の溝部への着脱を繰り返しても、保護膜によって給電電極の表面を保護し続けることができる。
以上より、情報表示装置に安定して給電することができる。
また、前記受電電極は、棒状に形成され、前記受電電極の先端は、前記装置本体が前記溝部から取り外されているときに、前記装置本体の外面よりも内側に位置していても良い。
この場合、受電電極の先端が、装置本体が溝部から取り外されているときに、装置本体の外面よりも内側に配置されているので、受電電極の先端が装置本体の外面よりも外側に飛び出すのを抑制することができる。
また、前記情報表示装置は、前記装置本体の内側に押し込められることで前記受電電極を前記装置本体の外側に進出させる進出手段を備え、前記装置本体が前記溝部から取り外されているときに、前記進出手段が前記装置本体から張り出して、前記受電電極が前記装置本体の内部に退避され、前記装置本体が前記溝部に取り付けられたときに、前記進出手段が前記溝部の内面によって前記装置本体の内側に押し込められることで、前記受電電極が前記装置本体の外側に進出させられて前記保護膜を貫通しても良い。
この場合、装置本体が溝部に取り付けられたときに、進出手段が溝部の内面によって装置本体の内側に押し込められることで、受電電極が装置本体の外側に進出させられて保護
膜を貫通するので、受電電極が給電電極の表面に接触し、情報表示装置に給電することができる。
また、装置本体が溝部から取り外されているときに、受電電極が装置本体の内部に退避されているので、受電電極の先端を、単に装置本体の外面よりも内側に位置させるだけでなく、装置本体の内部に収容しておくことができる。
また、前記給電電極は、前記溝部内に突設され、前記装置本体の外面には、内部に前記受電電極の先端が位置する凹部が形成され、前記装置本体が前記溝部に取り付けられたときに、前記給電電極が前記凹部に挿入され、前記受電電極の先端が前記保護膜を貫通しても良い。
この場合、装置本体が溝部に取り付けられたときに、給電電極が凹部に挿入され、受電電極の先端が保護膜を貫通するので、受電電極が給電電極の表面に接触し、情報表示装置に給電することができる。
またこのように、単に給電電極が凹部に挿入されるだけで、受電電極が保護膜を貫通するので、装置本体が溝部に取り付けられたときに、例えば受電電極を装置本体の外側に進出させる等といった必要がなく、当該給電装置の構造を簡素化することができる。
また、前記情報表示装置は、前記受電電極を被覆する被覆手段を備え、前記装置本体が前記溝部から取り外されているときに、前記被覆手段が前記装置本体から張り出して前記受電電極を被覆し、前記装置本体が前記溝部に取り付けられたときに、前記被覆手段が前記溝部の内面によって前記装置本体の内側に押し込められることで、前記受電電極が露出されて前記保護膜を貫通しても良い。
この場合、装置本体が溝部に取り付けられたときに、被覆手段が溝部の内面によって装置本体の内側に押し込められることで、受電電極が露出されて保護膜を貫通するので、受電電極が給電電極の表面に接触し、情報表示装置に給電することができる。
また、装置本体が溝部から取り外されているときに、被覆手段が装置本体から張り出して受電電極を被覆するので、受電電極が、被覆手段よりも外側に飛び出すのを抑制することができる。
また、前記保護膜は、部分架橋したハロゲン化ブチルゴムを含む材料で形成されていても良い。
この場合、保護膜が、部分架橋したハロゲン化ブチルゴムを含む材料で形成されているので、前述の作用効果を確実に奏功させることができる。なお、この種の材料としては、例えば、酸化亜鉛を加硫剤として部分架橋したハロゲン化ブチルゴムを含む材料、キノン類のようなブチル用加硫剤あるいは硫黄を含んだ樹脂系のブチル用加硫剤で部分架橋したハロゲン化ブチルゴムを含む材料、およびハロゲン化ブチルゴムを含む液状ゴムをウレタン結合によって部分架橋させた材料などが挙げられる。
また、前記保護膜は、微粒子と増粘剤とを溶媒中で混合させ中和剤を加えてなる材料で形成されていても良い。
また、前記保護膜は、アクリルエマルジョンに増粘付与剤を混合してなる材料で形成されていても良い。
また、前記保護膜は、天然ゴムラテックスと合成ゴムラテックスとを混合してなるゴム材料で形成されていても良い。
これらの場合、前述の作用効果を確実に奏功させることができる。
本発明に係る情報表示装置の給電装置によれば、情報表示装置に安定して給電することができる。
本発明の第1実施形態に係る給電装置の斜視図である。 図1に示す給電装置において情報表示装置が取付けレールから取り外されている状態を示す断面図である。 図1に示す給電装置において情報表示装置が取付けレールに取りつけられた状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る給電装置の情報表示装置の斜視図である。 図4に示す情報表示装置のカバー部材を装置本体の内側に押し込んだ状態を示す斜視図である。 図4および図5に示す給電装置において情報表示装置が取付けレールから取り外されている状態を示す断面図である。 図4および図5に示す給電装置において情報表示装置が取付けレールから取りつけられた状態を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る給電装置の斜視図である。 図8に示す給電装置の取付けレールの断面図である。 図9に示す取付けレールの要部の拡大断面図である。 図8に示す給電装置の情報表示装置の背面図である。 図11に示す断面矢視A−A図である。 図8に示す給電装置において情報表示装置が取付けレールに取りつけられた状態を示す断面図である。 図13に示す給電装置の要部の拡大断面図である。 本発明の第4実施形態に係る給電装置の取付けレールの側面図である。 本発明の第4実施形態に係る給電装置の情報表示装置の側面図である。 本発明の第4実施形態に係る給電装置において情報表示装置が取付けレールに取りつけられた状態を示す側面図である。 本発明の第5実施形態に係る給電装置において情報表示装置が取付けレールから取り外されている状態を示す断面図である。 図18に示す給電装置において情報表示装置が取付けレールに取りつけられた状態を示す断面図である。 本発明の第6実施形態に係る給電装置において情報表示装置が取付けレールから取り外されている状態を示す断面図である。 図20に示す給電装置において情報表示装置が取付けレールに取りつけられた状態を示す断面図である。 本発明の第7実施形態に係る給電装置において情報表示装置が取付けレールに取りつけられた状態を示す斜視図である。 図22に示す給電装置の取付けレールの斜視図である。 図22に示す給電装置において情報表示装置が取付けレールに取りつけられた状態を示す断面図である。 本発明の第7実施形態に係る給電装置の情報表示装置の斜視図である。 本発明の第7実施形態に係る給電装置の情報表示装置の背面図である。 本発明の第7実施形態に係る給電装置の情報表示装置の側面図である。 本発明の第7実施形態の給電装置の給電方法を説明する要部の拡大図である。 本発明の第7実施形態の給電装置の給電方法を説明する図である 本発明の第7実施形態の給電装置の給電方法を説明する図である
(第1実施形態)
以下、図面を参照し、本発明の第1実施形態に係る情報表示装置の給電装置を説明する。
図1に示すように、情報表示装置の給電装置1(以下、単に給電装置1という)は、取付けレール10と、この取付けレール10に着脱可能な情報表示装置30と、を備えている。
(取付けレール)
図1および図2に示すように、取付けレール10は、溝部11を有するレール本体12と、レール本体12の長手方向に沿って溝部11内に延設された給電電極13と、を備えている。
図1に示すように、溝部11は、レール本体12の長手方向に沿って、レール本体12において長手方向の両端部を除いた全長にわたって延在している。図2に示すように、この溝部11を有するレール本体12の断面視形状は、略U字状となっている。
図2に示すように、給電電極13は、表面が互いに対向した状態で、溝部11の側面14に一対埋設されている。
また取付けレール10には、外部から供給される交流電力を低圧電力(例えばDC12V)に変換して、給電電極13に供給する図示しない給電部が備えられている。
(保護膜)
給電電極13の表面には、穿孔された孔の自己補修機能を有する粘弾性の保護膜15が形成されている。保護膜15の厚みは、10μm〜数10μmであることが好ましい。なお、給電電極13の表面を保護する保護膜15としての機能のみであれば数μmでも良い。
ここで、保護膜15を形成する膜材料としては、例えば、(1)部分架橋したハロゲン化ブチルゴムを含む材料、(2)微粒子と増粘剤とを溶媒中で混合させ中和剤を加えてなる材料、(3)アクリルエマルジョンに増粘付与剤を混合してなる材料、および(4)天然ゴムラテックスと合成ゴムラテックスとを混合してなるゴム材料などが挙げられる。
(1)部分架橋したハロゲン化ブチルゴムを含む材料としては、例えば、酸化亜鉛を加硫剤として部分架橋したハロゲン化ブチルゴムを含む材料、キノン類のようなブチル用加硫剤あるいは硫黄を含んだ樹脂系のブチル用加硫剤で部分架橋したハロゲン化ブチルゴムを含む材料、およびハロゲン化ブチルゴムを含む液状ゴムをウレタン結合によって部分架橋させた材料などが挙げられる。
なお、(1)部分架橋したハロゲン化ブチルゴムを含む材料の一組成例としては、塩素化ブチルを40〜60重量部、ポリイソブチレンを20〜40重量部、ポリブテンを20〜40重量部、二酸化チタンを5〜10重量部、酸化亜鉛を1〜2重量部、ステアリン酸を1重量部としたものが挙げられる。
また、(2)微粒子と増粘剤とを溶媒中で混合させ中和剤を加えてなる材料において、微粒子としては、例えばポリエチレン、パーライト等からなる粒径数μm〜数百μmのものが挙げられる。
また、増粘剤としては、例えばカルボキシメチル系のポリマー、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、およびヒドロキシエチルセルロース等で、分子量が10000〜20000程度のものが挙げられる。
また、中和剤としては、増粘剤を中和できるもので、例えばジエタノールアミン、モノエタノールアミン、水酸化ナトリウム、および水酸化アンモニウム等が挙げられる。
なお、(2)微粒子と増粘剤とを溶媒中で混合させ中和剤を加えてなる材料の一組成例としては、水を10〜50重量部、安息香酸メチルを0.5〜1重量部、亜硝酸ジシクロヘキシルアンモニウムを0.5〜1重量部、ポリエチレンを1〜10重量部、カルボキシメチルセルロースを0〜5重量部、メチルセルロールを0〜5重量部、エチレングリコールを10〜50重量部、カルボキシメチルポリマーを0.1〜5重量部、ジエタノールアミンを0.1〜5重量部としたものが挙げられる。
また、(3)アクリルエマルジョンに増粘付与剤を混合してなる材料において、アクリルエマルジョンとしては、例えばメタクリル酸エステル、アクリル酸エステル、芳香族ビニル、多官能ビニル、不飽和ニトリル、および共役ジオレフィン等を重合したもので、分子量が10000〜200000程度のものが挙げられる。
また、増粘付与剤としては、樹脂を乳化してなるエマルジョンで、例えばロジンエステル(重合したものや変性したものを含む)、テルペン系樹脂(テルペンフェノールや芳香族テルペン等)、フェノール樹脂、キシレン樹脂などが挙げられる。これらのうち、特にロジン系樹脂およびテルペン系樹脂を好適に採用することができる。そして増粘付与剤は、例えばアクリルエマルジョン100重量部に対して50〜200重量部を混合する。
なお、給電装置1を低温下で使用する場合には、さらにエチレングリコールあるいはプロピレングリコール等を混合することが好ましい。
また、(4)天然ゴムラテックスと合成ゴムラテックスとを混合してなるゴム材料において、合成ゴムラテックスとしては、例えばスチレンブタジエン共重合体、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、およびアクリロニトリルブタジエン共重合体などが挙げられる。そして合成ゴムラテックスを、天然ゴムラテックスに対して重量比1/4〜4倍の範囲で混合する。
なお、(4)天然ゴムラテックスと合成ゴムラテックスとを混合してなるゴム材料は、水系のポリマーと比べて、低温時でも粘弾性を維持できる。
これら保護膜15を形成する膜材料は、例えばハンドリング性、成膜性、復元力、低温特性などの観点から適宜採用することが可能である。
(保護膜の形成方法)
ここで、前記保護膜15は、例えば、前述した膜材料を給電電極13に直接塗布したり、あるいは膜材料を中継部材に塗布した後、中継部材から給電電極13に転写したりすること等によって形成することができる。
具体的には、例えばワイヤーバー方式、スリットロール方式、グラビア方式、ブレード方式などの一般的な塗布方法によって膜材料を給電電極13に直接塗布することで、保護膜15を形成することが可能である。
また、前記塗布方法で膜材料を転写ロール等の中継部材に塗布した後、給電電極13に転写するオフセット方式あるいはスリットノズル方式などの転写方法によって保護膜15を形成することも可能である。
さらに、前記塗布方法で膜材料を剥離媒体(中継部材)上に塗布した後、この剥離媒体を給電電極13上に、膜材料面側を給電電極13に向けて配置した上で圧力や熱などを加え、その後、剥離媒体を除去する(剥がす)剥離媒体方式の転写方法によって保護膜15を形成することも可能である。
以上のような塗布方法あるいは転写方法によって保護膜15を形成する場合、後に給電電極13となる部材として、給電電極13よりも長尺な導電性部材を採用し、この導電性部材に保護膜15を塗布(転写)した後、導電性部材を給電電極13の大きさに切断することによって保護膜15が形成された給電電極13を形成しても良い。
なお、前記膜材料として粘弾性の高い高粘度の材料を採用する場合には、転写方法を好適に採用することができる。さらに、前記剥離媒体方式の転写方法を採用する場合には、例えば、前述のような導電性部材ではなく、予め切断された給電電極13にも容易に保護膜15を形成することが可能になり、他の方法を採用する場合に比べて生産性を向上させることができる。
そして以上に示した保護膜15の形成方法によって、10μm前後以上で20〜30μm以下の厚みの保護膜15を形成することができる。なお、採用する形成方法や膜材料の粘弾性によって、保護膜15の厚みは前述した範囲よりも前後することが考えられる。
(情報表示装置)
図1および図2に示すように、情報表示装置30は、溝部11に着脱可能に取り付けられる装置本体31と、装置本体31に設けられた受電電極32(電極ピン)と、を備えている。なお当該給電装置1では、受電電極32と取付けレール10の給電電極13とが接触することで、情報表示装置30に給電されるようになっている。
図1に示すように、装置本体31は、情報を表示する電子表示面33を有する表示部34と、取付けレール10に着脱自在に装着される装着部35と、を備えている。
表示部34は、正面36aの中央部に開口窓が形成された平箱状のケース体36と、表面が前記電子表示面33とされ、ケース体36内に収容されるとともに前記開口窓から電子表示面33が露出された液晶パネル33aとを備えている。そして表示部34は、ケース体36内に収容された図示しない基板およびアンテナ等により、図示しない端末から発信された情報を受信して、その情報を電子表示面33に表示できるようになっている。
なお以下では、ケース体36を構成する面において互いに対向する一対の側面36bと、正面36aと、の双方に沿う方向(図1に示す上下方向)を上下方向といい、ケース体36の正面36aに直交する方向を前後方向といい、上下方向および前後方向の両方向に直交する方向を左右方向という。また、上下方向のうち上側とは、図1に示す上側をいい、下側とは図1に示す下側をいい、さらに、前後方向のうち前側とは、ケース体36の正面36a側をいい、後側とは、ケース体36の背面36c側をいう。
図1に示すように、装着部35は、溝部11に挿入可能な平箱状に形成され、ケース体36の下端面に下方に向けて突設されている。図2に示すように、装着部35には、一対の受電電極32と、受電電極32の進退ボタン(進出手段)37と、が配設されている。
そして、装置本体31が溝部11から取り外されているときに、進退ボタン37が装着部35(装置本体31)から張り出して、受電電極32が装着部35の内部に退避されている。
図2に示すように、受電電極32は、先端が保護膜15を貫通可能な棒状(針状)に形成されている。また一対の受電電極32は、それぞれの先端が反対側を向くように前後方向に沿って配設されている。
進退ボタン37は、装着部35の下端面に配設され、この下端面から下方に向けて張り出すとともに上方に向けて押し込み可能とされている。
そして進退ボタン37は、装着部35の内側に押し込められることで受電電極32を装着部35の外側に進出させるようになっている。
図2に示すように、進退ボタン37には、先端部が円錐状に形成された進退部材38が上方に向けて突設されており、受電電極32の基端部には、進退部材38の先端部の側面に支持された傾斜面が形成されている。また、受電電極32には、この受電電極32の進退をガイドする図示しないガイド部材が設けられている。
以上のように構成された受電電極32および進退ボタン37によれば、図3に示すように、進退ボタン37が装着部35の内側に押し込められたときに、この進退ボタン37とともに進退部材38が上方に移動する。これにより、受電電極32の傾斜面が進退部材38の先端部の側面を滑り落ちるように、受電電極32が前記ガイド部材にガイドされながら移動することで、一対の受電電極32が互いに離間するように装着部35の外側に向けて前後方向に沿ってそれぞれ進出する。
ここで図1から図3に示すように、装着部35の正面および背面には、互いに対向する位置に装着部35を貫通する一対の進退孔39が形成されており、受電電極32は、装着部35の外側に向けて移動するときに、進退孔39を通って外部に露出されるようになっている。
なお図2に示すように、一対の受電電極32には、これらの受電電極32が離間したときに、互いを近接する方向に付勢する付勢部材40が設けられている。これにより、進退ボタン37の押し込みが解除されたときに、一対の受電電極32が互いに近接するように装着部35の内側に退避することとなり、この移動に連動して進退ボタン37が装着部35の外側に向けて移動させられる。
(作用)
次に、以上のように構成された給電装置1の作用について説明する。
図1に示すように、この給電装置1においては、情報表示装置30を取付けレール10に取り付けるために、装置本体31の装着部35を溝部11に取り付ける。このとき、図3に示すように、進退ボタン37が溝部11の底面16(内面)によって装着部35の内側に押し込められることで、受電電極32が装着部35(装置本体31)の外側に進出させられ、受電電極32の先端が保護膜15を貫通する。これにより、受電電極32が給電電極13の表面に接触し、情報表示装置30に給電することができる。
一方、取り付けられた情報表示装置30を取付けレール10から取り外すために、装置本体31の装着部35を溝部11から取り外すと、受電電極32が保護膜15から除去されることで保護膜15に貫通孔が形成されることとなる。ここで、保護膜15が、穿孔された孔の自己補修機能を有しているので、貫通孔を補修することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る給電装置1によれば、給電電極13の表面に保護膜15が形成されているので、長期間にわたって使用しても給電電極13の表面の酸化や腐食を抑えることが可能になり、給電性能の低下を抑制することができる。さらに、当該給電装置1を低温下で使用する場合であっても、給電電極13の表面の結露を抑制することが可能になり、ショートによる給電不能を回避することができる。
しかも、保護膜15が、穿孔された孔の自己補修機能を有しているので、装置本体31を溝部11から取り外して受電電極32が保護膜15から除去された後、受電電極32によって保護膜15に形成された貫通孔を補修することができる。したがって、装置本体31の溝部11への着脱を繰り返しても、保護膜15によって給電電極13の表面を保護し続けることができる。
以上より、情報表示装置30に安定して給電することができる。
また、受電電極32の先端が、装置本体31が溝部11から取り外されているときに、装置本体31の外面よりも内側に配置されているので、受電電極32の先端が装置本体31の外面よりも外側に飛び出すのを抑制することができる。
さらに、装置本体31が溝部11から取り外されているときに、受電電極32が装着部35の内部に退避されているので、受電電極32の先端を、単に装置本体31の外面よりも内側に位置させるだけでなく、装着部35の内部に収容しておくことができる。
なお本実施形態では、装置本体31には進退部材38が備えられているものしたが、進退ボタン37が装着部35の内側に押し込められることで、受電電極32が装着部35の外側に進出させられる構成であれば、進退部材38はなくても良い。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る給電装置を説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図4から図6に示すように、本実施形態に係る給電装置101の情報表示装置130では、一対の受電電極132(電極板)が、装着部35の外面から張り出している。図示の例では、一対の受電電極132は、装着部35の正面および背面それぞれから張り出している。受電電極132は、平面視直角三角形状の板体とされ、上下方向に沿って延在するとともに、上端から下端に向かうに従い漸次、張り出し量が小さくなっている。受電電極132の斜辺部141は、下方を向くとともに、給電電極13の保護膜15を切り込み可能な程度、鋭利とされている。
なお図6に示すように、一対の受電電極132の両上端間の前後方向に沿った間隔は、溝部11の側面14間の間隔と同等となっている。
そして、図4および図6に示すように、情報表示装置130には、受電電極132を被覆するカバー部材(被覆手段)142が設けられている。カバー部材142は、装置本体31が溝部11から取り外されているときに、装着部35から張り出して受電電極132をカバー(被覆)する。
図4に示すように、カバー部材142は、装着部35の正面および背面からそれぞれ、両底面が上下方向に沿う直角三角柱状に張り出されており、図6に示すように、上端から下端に向かうに従い漸次、張り出し量が小さくなっている。そして、図4および図5に示すように、カバー部材142の中央部には、受電電極132が配置される配置孔143が形成されている。なお図6に示すように、一対のカバー部材142の両上端間の前後方向に沿った間隔は、溝部11の側面14間の間隔よりも大きくなっている。
また図5に示すように、カバー部材142は、装着部35の内側に押し込み可能に形成されている。カバー部材142の下端には、図示しないヒンジ部が設けられており、カバー部材142は、その下端を中心として前後方向に回動することで、装着部35の内側に向けて押し込み可能となっている。
そして図5に示すように、受電電極132は、カバー部材142が装着部35の内側に押し込められることで、露出されるようになっている。
次に、以上のように構成された給電装置101の作用について説明する。
この給電装置101においては、情報表示装置130を取付けレール10に取り付けるために、装置本体31の装着部35を溝部11に取り付ける。このとき、図7に示すように、カバー部材142が、溝部11の側面14によって装着部35の内側に押し込められることで、受電電極132が露出されて保護膜15を貫通する。本実施形態では、露出された受電電極132の斜辺部141が保護膜15を溝部11の開口側から底面16側に向けて切り込むことで貫通する。これにより、受電電極132が給電電極13の表面に接触し、情報表示装置130に給電することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る給電装置101によれば、装置本体31が溝部11から取り外されているときに、カバー部材142が装置本体31から張り出して受電電極132をカバーするので、受電電極132が、カバー部材142よりも外側に飛び出すのを抑制することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る給電装置を説明する。
なお、この第3実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図8から図10に示すように、本実施形態に係る給電装置201の取付けレール210では、レール本体212は、可撓性を具備するシート状体で構成されている。
また図8に示すように、情報表示装置230の装置本体231は、前記装着部35を備えておらず前記表示部34のみで構成され、レール本体212の溝部11内には、表示部34が着脱可能に嵌合される。図示の例では、表示部34が溝部11内に嵌合されたときに、表示部34のケース体36の背面36cが溝部11の底面16に当接し、ケース体36の上端面が溝部11の一方の側面14である上側面14Aに当接し、ケース体36の下端面が溝部11の他方の側面14である下側面14Bに当接するようになっている。
また図8および図9に示すように、溝部11の上側面14Aおよび下側面14Bにはそれぞれ、レール本体212の長手方向に延びる係合片部217が突設されており、この係合片部217がケース体36の上端部および下端部に各別に係合することで、表示部34が溝部11内に取り付けられるようになっている。
さらに図8および図9に示すように、レール本体212の底面16には、レール本体212の長手方向に延びる第1ガイド凸部218が突設されるとともに、レール本体212の下側面14Bにおいて係合片部217よりも底面16側には、レール本体212の長手方向に延びる第2ガイド凸部219が突設されている。
そして図8から図10に示すように、一対の給電電極213は、レール本体212の長手方向に沿って延在するとともに互いに並列した状態で、溝部11の底面16において第1ガイド凸部218よりも下側面14B側に埋設されており、その表面に前記保護膜15が形成されている。
図11および図12に示すように、情報表示装置230の表示部34のケース体36における背面36cには、装置本体231を溝部11に取り付けたときに取付けレール210の第1ガイド凸部218が挿入される第1ガイド溝244が形成されている。また図12に示すように、ケース体36の下端面には、装置本体231を溝部11に取り付けたときに取付けレール210の第2ガイド凸部219が挿入される第2ガイド溝245が形成されている。
また図12に示すように、ケース体36内には、上下方向に延在するとともに上下方向の中間部分を中心として前後方向に回動可能な回動部材246が配設されている。
そして回動部材246の上端部には、前記第1ガイド溝244から張り出す進退ボタン237が後方に向けて突設されている。また、回動部材246の下端部には、棒状の一対の受電電極232が上下方向に間隔をあけた状態で後方に向けて突設されている。これらの受電電極232の先端は、ケース体36の内部に収容されている。また、図11および図12に示すように、ケース体36の背面36cにおいて受電電極232に対向する位置には、ケース体36を貫通する一対の進退孔239が形成されている。
以上のように構成された受電電極232および進退ボタン237によれば、図12に示すように、進退ボタン237が表示部34の内側に押し込められることで、回動部材246がその中間部分を中心として前後方向に回動する。つまり、回動部材246の上端部が前方に向けて移動するとともに、回動部材246の下端部が後方に向けて移動する。これにより、一対の受電電極232が表示部34の外側に向けて進出し、進退孔239を通って外部に露出される。
次に、以上のように構成された給電装置201の作用について説明する。
この給電装置201においては、情報表示装置230を取付けレール210に取り付けるために、装置本体231の表示部34を溝部11に嵌合させる。このとき、図13および図14に示すように、進退ボタン237が第1ガイド凸部218によって表示部34の内側に押し込められることで、受電電極232が表示部34の外側に進出させられ、受電電極232の先端が保護膜15を貫通する。これにより、図14に示すように、受電電極232が給電電極213の表面に接触し、情報表示装置230に給電することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る給電装置201によれば、前記第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお本実施形態では、進退ボタン237は、第1ガイド溝244から張り出しているものとしたが、これに限られるものではなく、装置本体231から張り出していれば良い。
また本実施形態では、第1ガイド凸部218が、溝部11の底面16に突設され、第2ガイド凸部219が、溝部11の下側面14Bに突設されているものとしたが、これに限られるものではない。例えば、両ガイド凸部を底面16に設けても良い。
さらに、これらの第1ガイド凸部218および第2ガイド凸部219はなくても良く、また一方のみ設けられていても良い。
また本実施形態では、係合片部217がケース体36の上端部および下端部に各別に係合することで、表示部34が溝部11に取り付けられるものとしたが、表示部34の溝部11への取付けの態様は、これに限られるものではない。例えば、係合片部217を備える構成に代えて、装置本体231に前記装着部35を備えるとともに溝部11の下側面14Bに装着部35が挿入される挿入溝が設けられた構成とし、挿入溝に前記装着部35が挿入されることで表示部34が溝部11に取り付けられる構成としても良い。
また本実施形態では、受電電極232が、回動部材246の下端部に突設されているものとしたが、これに限られるものではない。
例えば、受電電極232は、回動部材246に固定されていなくても良い。この場合、例えば、受電電極232を、ケース体36内における回動部材246の後方に、前後方向に進退可能に配置する。さらに、受電電極232を、その先端がケース体36内に位置するように、図示しない付勢部材により前方に向けて付勢する。
このように構成することで、進退ボタン237が表示部34の内側に押し込められたときに、回動部材246がその中間部分を中心として前後方向に回動して回動部材246の下端部が後方に向けて移動し、前記付勢部材の前方付勢力に抗して受電電極232が進退孔239を通して表示部34の外側に向けて進出する。また、前述の押し込みが解除されたときに、前記付勢部材の前方付勢力により受電電極232が進退孔239を通して表示部34の内側に向けて後退する。またこの際、受電電極232によって回動部材246の下端部が前方に向けて移動され回動部材246が回動することで、進退ボタン237が表示部34の外側に向けて復元移動する。
また本実施形態では、装置本体231には回動部材246が備えられているものしたが、進退ボタン237が表示部34の内側に押し込められることで、受電電極32が表示部34の外側に進出させられる構成であれば、回動部材246はなくても良い。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る給電装置を説明する。
なお、この第4実施形態においては、第3実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図15から図17に示すように、本実施形態に係る給電装置301の取付けレール310では、前記第1ガイド凸部218および第2ガイド凸部219を備えていない。そして図15に示すように、一対の給電電極313は、溝部11内に突設されている。給電電極313は、レール本体212の長手方向に沿って延びる棒状とされ、一方の給電電極313は、溝部11の上側面14Aに突設され、他方の給電電極313は、溝部11の底面16に突設されている。
そして図15に示すように、給電電極313の端面(表面)に、前記保護膜15が形成されている。なお、給電電極313の側面には、図示しない絶縁膜が形成されていても良い。
図16に示すように、情報表示装置330の装置本体231の外面には、内部に受電電極332の先端が位置する凹部347が形成されている。凹部347は、ケース体36の外面に左右方向に延びるように一対形成されており、一方の凹部347は、ケース体36の上端面に形成され、他方の凹部347は、ケース体36の背面36cに形成されている。
一対の受電電極332は、図示しない付勢部材により表示部34の外側に向けて付勢された状態で各凹部347の底面16からそれぞれ張り出されている。
次に、以上のように構成された給電装置301の作用について説明する。
この給電装置301においては、情報表示装置230を取付けレール310に取り付けるために、装置本体231の表示部34を溝部11に嵌合させる。このとき、図17に示すように、一対の給電電極313が一対の凹部347に各別に挿入され、つまり一方の給電電極313が一方の凹部347に挿入され、他方の給電電極313が他方の凹部347に挿入される。これにより、受電電極332の先端が保護膜15を貫通して受電電極332が給電電極313の表面に接触し、情報表示装置230に給電することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る給電装置301によれば、単に給電電極313が凹部347に挿入されるだけで、受電電極332の先端が保護膜15を貫通するので、装置本体231が溝部11に取り付けられたときに、例えば受電電極332を装置本体231の外側に進出させる等といった必要がなく、当該給電装置301の構造を簡素化することができる。
なお本実施形態では、一方の給電電極313が、溝部11の上側面14Aに突設され、他方の給電電極313が、溝部11の底面16に突設されているものとしたが、これに限られるものではない。例えば、両給電電極313を底面16に設けても良い。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態に係る給電装置を説明する。
なお、この第5実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図18および図19に示すように、本実施形態に係る給電装置401の情報表示装置430の装置本体31には、装置本体31が溝部11から取り外されているときに、進退ボタン37の押し込みを規制するとともに、装置本体31が溝部11に取り付けられたときに、進退ボタン37の押し込みを許容する押し込み調整部448が設けられている。
図18に示すように、押し込み調整部448は、装置本体31の外面において進退ボタン37に隣接する部分から、進退ボタン37以上に外側に向かって張り出されている。図示の例では、押し込み調整部448は、装着部35の下端面において進退ボタン37を挟んだ前側および後側に一対配設されており、その下端縁と進退ボタン37の下端縁との高さ位置が上下方向で同等となっている。
また図19に示すように、取付けレール410の溝部11の内面には、装置本体31が溝部11に取り付けられたときに、内部に押し込み調整部448が挿入される凹段部420が形成されている。図示の例では、凹段部420は、溝部11の底面16に前後方向に間隔をあけて一対形成されており、レール本体12の長手方向に沿って溝部11の全長にわたって延設されている。
次に、以上のように構成された給電装置401の作用について説明する。
図18に示すように、装置本体31が溝部11から取り外されている際、例えば装置本体31を溝部11に取り付けるために手で把持するときなどに、仮に進退ボタン37の外側から装置本体31を把持しようとした場合であっても、手(指)が押し込み調整部448に係止されることで、不意に進退ボタン37を押し込んでしまうのを抑えることができる。
また図19に示すように、装置本体31を溝部11に取り付けるときには、押し込み調整部448が凹段部420の内部に挿入されるので、この凹段部420に隣接する溝部11の底面16によって進退ボタン37を押し込むことが可能になる。
以上説明したように、本実施形態に係る給電装置401によれば、装置本体31が溝部11から取り外されているときに、押し込み調整部448が進退ボタン37の押し込みを規制するので、受電電極32の先端が装着部35の外面よりも外側に飛び出すのをより確実に抑制することができる。
なお本実施形態では、押し込み調整部448の下端縁と進退ボタン37の下端縁との高さ位置が上下方向で同等となっているものとしたが、押し込み調整部448の下端縁は、進退ボタン37の下端縁よりも下方に位置していても良い。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態に係る給電装置を説明する。
なお、この第6実施形態においては、第2実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図20および図21に示すように、本実施形態に係る給電装置501の情報表示装置530の装置本体31には、装置本体31が溝部11から取り外されているときに、カバー部材142の押し込みを規制するとともに、装置本体31が溝部11に取り付けられたときに、カバー部材142の押し込みを許容する押し込み調整部549が設けられている。
図20に示すように、押し込み調整部549は、装置本体31が溝部11から取り外されているときに、装着部35から張り出した状態でカバー部材142の押し込みを規制するように構成されている。
図示の例では、装着部35内において一対のカバー部材142間には、隙間が設けられており、この隙間内に上下方向に沿って延びる棒状の押し込み調整部549が、上下方向に進退可能に配設されている。押し込み調整部549の下端部は、装着部35の下端面から下方に向けて張り出しているとともに、押し込み調整部549の上端部は、各カバー部材142の上端部に装着部35の内側から近接もしくは当接している。これにより、カバー部材142は、その下端に設けられた前記ヒンジ部を中心として、装着部35の内側に押し込まれるように回動するのを規制される。
また図21に示すように、押し込み調整部549は、装着部35の内側に押し込まれることで、カバー部材142の押し込みを許容するように構成されている。
図示の例では、押し込み調整部549において上端部に下方から連なる狭幅部分は、上端部よりも前後方向に沿った幅が小さくなっている。したがって、押し込み調整部549が上方に押し込まれることで、両カバー部材142の上端部間には押し込み調整部549の前記狭幅部分が位置することとなり、各カバー部材142と押し込み調整部549との間に隙間が設けられる。これにより、押し込み調整部549によるカバー部材142の規制が解除されてカバー部材142の押し込みが許容されることとなる。
次に、以上のように構成された給電装置501の作用について説明する。
図21に示すように、この給電装置501においては、装置本体31の装着部35を溝部11に取り付けるときに、溝部11の内面によって、カバー部材142よりも先に押し込み調整部549が装着部35の内側に押し込まれるようになっている。
図示の例では、装置本体31が溝部11に取り付けられるときに、カバー部材142が溝部11の側面14に当接するよりも先に、押し込み調整部549の下端部が溝部11の底面16に当接するようになっている。したがって、まず、押し込み調整部549が上方に向けて押し込まれることによってカバー部材142の押し込みが許容され、その後、カバー部材142が溝部11の側面14に当接して押し込まれる。
以上説明したように、本実施形態に係る給電装置501によれば、装置本体31が溝部11から取り外されているときに、押し込み調整部549がカバー部材142の押し込みを規制するので、受電電極32が装着部35の外面よりも外側に飛び出すのをより確実に抑制することができる。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態に係る給電装置を説明する。
なお、この第7実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図22から図23に示すように、情報表示装置730は、レール本体710に着脱可能に嵌合される。図示の例では、表示部732がレール本体710の溝部711に嵌合されたときに、表示部732のケース体736に設けられた受電装着部735が、レール本体710の上部に設けられた給電構造部712の内側に押し込められる。
図24に示すように、レール本体部710は、情報表示装置730の後述する受電電極733、734に給電可能とされ、ケース高さ方向に対して前方斜め下方に向けて傾斜するように取付け部材761を介して棚などに取り付けられている。このレール本体部710は、情報表示装置730が着脱自在に取り付けられる溝部711を有するとともに幅方向に延設された給電構造部712と、その給電構造部712の内部の副溝部717に幅方向に延設された一対の給電電極713、714と、を備えており、給電電極713,714の表面には、穿孔された孔の自己修復機能を有する粘弾性の保護膜715が形成されている。給電電極713,714には図示しない電力供給手段から電力が供給される。
本実施形態では、一対の給電電極713、714それぞれの少なくとも一部は、副溝部717の側壁面に配置されている。本実施形態では、一対の給電電極713、714は、それぞれ副溝部の異なる側壁面に配置されるとともに、副溝部717の深さ方向に位置をずらして互いに非対向するように配置されている。
図25から図27に示すように、情報表示装置730は、正面に情報を表示する電子表示面731を有する箱状の表示部(基体部)732と、表示部732の上面に突設された受電装着部735と、受電装着部735に設けられた一対の受電電極733、734と、を備えている。この情報表示装置730は、給電電極713、714から供給された電力に基づいて電子表示面731に情報を表示する。
表示部732は、内部に収容された図示しない基板およびアンテナ等により、図示しない制御装置から発信された情報を受信して、その情報を電子表示面731に表示する。電子表示面731は、例えば液晶などの表示素子を採用したパネルで構成されている。
図26に示すように、表示部732の背面には、電子表示面731に平行に沿って延び表示部732の上面および下面の両面に開口する凹部732aが形成されており、この凹部732a内に、電子表示面731と平行に延びる受電板736が固定されている。受電板736の上端部は表示部732の上面よりも情報に向けて突出するように固定されており、この受電板736の上端部が受電装着部735となっている。
図28から図30の概要図によって、情報表示装置730がレール本体710に装着されたときに、受電電極733、734が、保護膜715を貫通し給電が行われる様子を説明する。
受電電極733は電極誘導部733a、屈曲突出部733b、733c、先端部733d、圧縮バネ部733eを有しており、圧縮バネ部733eは通常は屈曲突出部733b、733dを押しのばしている(図29(b))。
同様に受電電極734は電極誘導部734a、屈曲突出部734b、734c、先端部734d、圧縮バネ部734eを有しており、圧縮バネ部734eは通常は屈曲突出部734b、734dを押しのばしている(図30(b))。
情報表示装置730がレール本体710に装着され、受電装着部735が副溝部717に押し込まれると、受電電極733,734の先端部733d、734dは、副溝部717に形成された突起部771に押しつけられ、圧縮バネ部733e、734eが圧縮されることにより屈曲突出部733b、733cおよび734b、734cは折りたたまれると同時に給電電極713、714に向かい突出し、屈曲突出部733bと733cの接合点733f、および734dと734cの接合点734fが給電電極713、714に保護膜715を貫通し給電が行われる(図29(a)および図30(a))
図28には図29(a)の要部を示す。
情報表示装置730がレール本体710からはずされるときには、受電装着部735が副溝部717から抜き出されるため、受電電極733,734の先端部733d、734dは、副溝部717に形成された突起部771からはなれ、圧縮されていた圧縮バネ部733e、734eが元に戻る力が働き、屈曲突出部733b、733cおよび734b、734cは押し延ばされ、給電電極713、714は保護膜715から除去される。
以上説明したように、本実施形態に係る給電装置701によれば、一対の給電電極713、714それぞれの少なくとも一部が副溝部717の側壁面717a、17bに配置されており、給電電極713、714において副溝部717の側壁面717a、717bに配置された部分と受電電極733、734とを保護膜715を貫通し接触させることで、給電電極713、714から受電電極733、734に給電することができる。
また、一対の給電電極713、714が、副溝部717の側壁面717a、717bに配置されているので、情報表示装置730を溝部711の一方の側壁面側から他方の側壁面側に向けて付勢しなくても受電電極733、734と給電電極713、714とを接触させることが可能になる。したがって、給電装置710に対して情報表示装置730を円滑に着脱させることができる。
また、給電電極713、714の表面に保護膜715が形成されているので、長期間にわたって使用しても給電電極713、714の表面の酸化や腐食を抑えることが可能になり、給電性能の低下を抑制することができる。さらに、当該給電装置701を低温下で使用する場合であっても、給電電極713、714の表面の結露を抑制することが可能になり、ショートによる給電不能を回避することができる。
しかも、保護膜715が、穿孔された孔の自己補修機能を有しているので、情報表示装置730をレール本体710から取り外して受電電極733、734が保護膜715から除去された後、受電電極733,734によって保護膜715に形成された貫通孔を補修することができる。したがって、情報表示装置730をレール本体710への着脱を繰り返しても、保護膜715によって給電電極713、714の表面を保護し続けることができる。
以上より、情報表示装置730に安定して給電することができる。
また、受電電極733,734の先端が、情報表示装置730がレール本体710から取り外されているときに、受電装着部735の外面の内側に配置されているため、情報表示装置730のレール本体710への取り付け、取り外しの際に影響をうけることがない。
なお本実施形態では、受電電極733,734と一体で構成される圧縮バネ733e、734eと、副溝部717に形成された突起部771を備えることにより、受電電極733,734が装着部の外側に進出させられる構成を実現しているが、第1実施形態から第6実施形態の方法であっても、受電電極733,734が装着部の外側に進出させられる構成であれば、同様の作用効果を奏することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記各実施形態では、給電電極13、213、313および受電電極32、132、232、332それぞれが一対(2つ)ずつ備えられているものとしたが、これに限られるものではなく、給電電極および受電電極それぞれが1つずつ或いは3つ以上備えられていても良い。また、給電電極と受電電極との数が互いに異なっていても良い。
また、前記各実施形態では、装置本体31、231が溝部11から取り外されているときに、受電電極32、132、232、332が、装置本体31、231から外部に飛び出していることがないものとしたが、これに限られるものではなく、飛び出していても良い。
また、前記各実施形態では、電子表示面33は、液晶パネル33aにより構成されるものとしたが、これに限られるものではなく、例えば、液晶とは異なる表示素子を採用したパネルで電子表示面を構成しても良い。
また本発明は、小売販売店等で商品の値段や文字情報などを表示する情報表示装置の給電装置に限られるものではなく、例えば、倉庫、薬品庫、各種収納庫等での収納用の棚や引出し等における収納物の情報を表示したりする情報表示装置の給電装置などにも採用することができる。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1、101、201、301、401、501 給電装置
10、210、310、410、710 取付けレール
11、711 溝部
12、212 レール本体
13、213、313、713,714 給電電極
15、715 保護膜
30、130、230、330、430、530、730 情報表示装置
31、231、732 装置本体
32、132、232、332、733,734 受電電極
33、731 電子表示面
37、237 進退ボタン(進出手段)
142 カバー部材(被覆手段)
347 凹部

Claims (9)

  1. 溝部を有するレール本体と、前記レール本体の長手方向に沿って前記溝部内に延設された給電電極と、を有する取付けレールと、
    前記溝部に着脱可能に取り付けられる装置本体と、前記装置本体に設けられた受電電極と、を有する情報表示装置と、を備える情報表示装置の給電装置であって、
    前記給電電極の表面には、穿孔された孔の自己補修機能を有する保護膜が形成され、
    前記受電電極は、前記装置本体が前記溝部に取り付けられたときに、前記保護膜を貫通して前記給電電極の表面に接触することを特徴とする情報表示装置の給電装置。
  2. 請求項1記載の情報表示装置の給電装置であって、
    前記受電電極は、棒状に形成され、
    前記受電電極の先端は、前記装置本体が前記溝部から取り外されているときに、前記装置本体の外面よりも内側に位置していることを特徴とする情報表示装置の給電装置。
  3. 請求項2記載の情報表示装置の給電装置であって、
    前記情報表示装置は、前記装置本体の内側に押し込められることで前記受電電極を前記装置本体の外側に進出させる進出手段を備え、
    前記装置本体が前記溝部から取り外されているときに、前記進出手段が前記装置本体から張り出して、前記受電電極が前記装置本体の内部に退避され、
    前記装置本体が前記溝部に取り付けられたときに、前記進出手段が前記溝部の内面によって前記装置本体の内側に押し込められることで、前記受電電極が前記装置本体の外側に進出させられて前記保護膜を貫通することを特徴とする情報表示装置の給電装置。
  4. 請求項2記載の情報表示装置の給電装置であって、
    前記給電電極は、前記溝部内に突設され、
    前記装置本体の外面には、内部に前記受電電極の先端が位置する凹部が形成され、
    前記装置本体が前記溝部に取り付けられたときに、前記給電電極が前記凹部に挿入され、前記受電電極の先端が前記保護膜を貫通することを特徴とする情報表示装置の給電装置。
  5. 請求項1記載の情報表示装置の給電装置であって、
    前記情報表示装置は、前記受電電極を被覆する被覆手段を備え、
    前記装置本体が前記溝部から取り外されているときに、前記被覆手段が前記装置本体から張り出して前記受電電極を被覆し、
    前記装置本体が前記溝部に取り付けられたときに、前記被覆手段が前記溝部の内面によって前記装置本体の内側に押し込められることで、前記受電電極が露出されて前記保護膜を貫通することを特徴とする情報表示装置の給電装置。
  6. 請求項1から5いずれか1項に記載の情報表示装置の給電装置であって、
    前記保護膜は、部分架橋したハロゲン化ブチルゴムを含む材料で形成されていることを特徴とする情報表示装置の給電装置。
  7. 請求項1から5いずれか1項に記載の情報表示装置の給電装置であって、
    前記保護膜は、微粒子と増粘剤とを溶媒中で混合させ中和剤を加えてなる材料で形成されていることを特徴とする情報表示装置の給電装置。
  8. 請求項1から5いずれか1項に記載の情報表示装置の給電装置であって、
    前記保護膜は、アクリルエマルジョンに増粘付与剤を混合してなる材料で形成されていることを特徴とする情報表示装置の給電装置。
  9. 請求項1から5いずれか1項に記載の情報表示装置の給電装置であって、
    前記保護膜は、天然ゴムラテックスと合成ゴムラテックスとを混合してなるゴム材料で形成されていることを特徴とする情報表示装置の給電装置。
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