JP2011078647A - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】外包材が、腹側シート部材と背側シート部材とに分割されたタイプのパンツ型吸収性物品でありながら、着用者の背側や側方から見た外観に優れたパンツ型吸収性物品を提供すること。
【解決手段】本発明のパンツ型吸収性物品1は、腹側シート部材2A、背側シート部材2B、吸収性本体3、サイドシール部4,4を有する。背側シート部材2Bは、サイドシール部4よりも下方に延出する背側延出部21bを有する。吸収性本体3は、縦長の吸収体33、及び吸収体33の長手方向の両側縁それぞれより外方に位置し、少なくとも股下部Cに側部ギャザー34cを形成する側部シート部34を有する。側部シート部34は、背側シート部材と重なる部分の股下部C寄りの部分に、背側延出部21bに対する非接合部34Nを有し、側部ギャザー34c形成用の弾性部材36が該非接合部にも延在し、側部シート部34が該非接合部においても伸縮性を発現する。
【選択図】図2

Description

本発明は、使い捨ておむつ等のパンツ型吸収性物品に関する。
従来、着用者の腹側に配される腹側部、着用者の股間部に配される股下部及び着用者の背側に配される背側部に亘る砂時計状の外包材と、該外包材の内面側に固定された吸収性本体とを備え、腹側部における外包材の両側縁部と背側部における外包材の両側縁部とが接合されてウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型吸収性物品が知られている。
このようなパンツ型吸収性物品を連続生産する際には、外包材の帯状原反にレッグ開口部形成用の貫通孔や切り欠きを形成し、不要な部分をトリムとして除去するのが一般的である。
また、従来のパンツ型吸収性物品として、外包材が、着用者の腹側に配される腹側シート部材と、着用者の背側に配される背側シート部材とに分割されており、吸収性本体が、腹側シート部材及び背側シート部材に架け渡すように固定されていると共に、腹側シート部材の左右の両側縁部と背側シート部材の左右両側縁部とが接合されているパンツ型吸収性物品が知られている(特許文献1,2参照)。
また、特許文献3には、そのようなパンツ型吸収性物品として、前ベルト部分及び後ろベルト部分からなる環状弾性ベルトと吸収性本体とを備えると共に、後ろベルト部分(背側シート部材)の縦方向の長さを、前ベルト部分(腹側シート部材)の縦方向の長さよりも長くしたプルオン衣類が記載されている。
特開2009−61052号公報 特開2008−194161号公報 特表2008−508082号公報
外包材が、着用者の腹側に配される腹側シート部材と着用者の背側に配される背側シート部材とに分割されたパンツ型吸収性物品は、外包材の帯状原反からのトリムの除去を不要としたり、除去すべきトリムの小型化等を図ることができるが、着用時にふんどしのような外観を呈するものが多く、吸収性物品として重要な“モレに対する不安感”につながるため、そのような外観を好まない消費者も多い。特許文献1,2のパンツ型吸収性物品は、そのような外観の問題を有するものである。
特許文献3のプルオン衣類は、後ろベルト部分(背側シート部材)の縦方向の長さが、前ベルト部分(腹側シート部材)の同長さより長いことによって、着用者の臀部の被覆性が高められている。しかし、吸収性本体が、両側から太腿に押されて幅が狭くなる一方、後ろベルト部分を延出させる程度にも限度があるため、後ろベルト部分の下縁部より下方や吸収性本体の側縁部から着用者の臀部の一部がはみ出した状態となり易く、見栄えが悪い、漏れやすい等の印象を与える等、着用者の背側や側方から見た外観が好ましくないという問題があった。
従って、本発明は、外包材が、着用者の腹側に配される腹側シート部材と着用者の背側に配される背側シート部材とに分割されたタイプのパンツ型吸収性物品でありながら、着用者の背側や側方から見た外観に優れたパンツ型吸収性物品に関する。
本発明は、着用者の腹側に配される腹側シート部材と、着用者の背側に配される背側シート部材と、腹側シート部材及び背側シート部材に架け渡して固定された吸収性本体とを具備し、腹側シート部材と背側シート部材の両側縁部に、腹側シート部材と背側シート部材とが接合されて形成された一対のサイドシール部を有するパンツ型吸収性物品であって、前記背側シート部材は、吸収性物品縦方向の長さが前記サイドシール部の同方向の長さより長く、該サイドシール部より下方に延出する背側延出部を有しており、前記吸収性本体は、縦長の吸収体、及び該吸収体の長手方向の両側縁それぞれより外方に位置し、少なくとも股下部に側部ギャザーを形成する側部シート部を有しており、前記側部シート部は、前記背側シート部材と重なる部分の股下部寄りの部分に、該背側延出部に対して接合されていない非接合部を有しており、前記側部ギャザーを形成する弾性部材が、前記非接合部にも延在しており、前記側部シート部が該非接合部においても伸縮性を発現するパンツ型吸収性物品を提供するものである。
本発明のパンツ型吸収性物品は、外包材が、着用者の腹側に配される腹側シート部材と着用者の背側に配される背側シート部材とに分割されたタイプのパンツ型吸収性物品でありながら、着用者の背側や側方から見た外観に優れている。
図1は、本発明の第1実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの使用状態(着用状態)を示す図であり、(a)は、腹側部側から見た図、(b)は、側方から見た図、(c)は、背側部側から見た図である。 図2は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつの展開且つ伸長状態を示す一部破断平面図である。展開且つ伸長状態とは、サイドシール部を引き剥がして、パンツ型吸収性物品を展開状態とし、その展開状態の吸収性物品を、各部の弾性部材を伸長させて、設計寸法(弾性部材の影響を一切排除した状態で平面状に広げたときの寸法と同じ)となるまで拡げた状態をいう。 図3は、図2のIII−III線拡大断面図である。 図4は、図2のIV−IV線拡大断面図である。 図5は、図2のV−V線拡大断面図である。 図6は、図2のVI−VI線拡大断面図である。 図7は、本発明の第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつを示す図で、展開且つ伸長状態のおむつの吸収性本体をおむつ内面側から見た図である。 図8は、本発明の第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつを示す図で、(a)は、図7のA1−A1線模式断面図(自然状態)、(b)は、図7のB1−B1線模式断面図、(c)は、図7のC1−C1線模式断面図、である。 図9は、本発明の第3実施形態のパンツ型使い捨ておむつを示す図で、展開且つ伸長状態のおむつの吸収性本体をおむつ内面側から見た図である。 図10は、本発明の第3実施形態のパンツ型使い捨ておむつを示す図で、(a)は、図9のA2−A2線模式断面図(自然状態)、(b)は、図9のB2−B2線模式断面図、(c)は、図9のC2−C2線模式断面図、である。
以下、本発明のパンツ型吸収性物品を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の第1実施形態であるパンツ型使い捨ておむつ1(以下、おむつ1ともいう)は、図1及び図2に示すように、着用者の腹側に配される腹側シート部材2Aと、着用者の背側に配される背側シート部材2Bと、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bに架け渡して固定された吸収性本体3とを具備し、腹側シート部材2Aと背側シート部材2Bの両側縁部2a,2a,2b,2bに、腹側シート部材2Aと背側シート部材2Bとが接合されて形成されたサイドシール部4,4を有するパンツ型の使い捨ておむつ1である。
腹側シート部材2Aは、おむつ(吸収性物品)縦方向(X方向)の長さLaが、サイドシール部4の同方向の長さL4より長く、該サイドシール部4より下方(着用時における下方)に延出する腹側延出部21aを有している。また、背側シート部材2Bは、おむつ(吸収性物品)縦方向(X方向)の長さLbが、サイドシール部4の同方向の長さL4より長く、該サイドシール部4より下方(着用時における下方)に延出する背側延出部21bを有している。以下、腹側シート部材2Aにおける、両側縁部にサイドシール部4,4を有する部分(腹側延出部21a以外の部分)を腹側シート部材本体20a、背側シート部材2Bにおける、両側縁部にサイドシール部4,4を有する部分(背側延出部21b以外の部分)を、背側シート部材本体20bともいう。
なお、着用時における上方はウエスト開口部5側であり、着用時における下方はレッグ開口部6,6側である。
おむつ1について、より詳細に説明すると、おむつ1は、図1及び図2に示すように、着用時に、着用者の腹側に配される腹側部Aと、着用者の背側に配される背側部Bと、腹側部Aと背側部Bとの間に位置し、着用者の股間部に配される股下部Cを有している。おむつ(吸収性物品)1の縦方向は、腹側部Aから股下部Cを経て背側部Bに亘る方向又はその逆方向(図2中X方向)であり、おむつ(吸収性物品)1の横方向は、おむつ縦方向と直交する方向(図2中Y方向)である。
おむつ1の吸収性本体3は、図3に示すように、液透過性の表面シート31、液不透過性又は撥水性の裏面シート32、及び両シート31、32間に介在配置された液保持性の吸収体33を有しており、図2に示すように、X方向に長い長方形状に形成されている。吸収体33は、パルプ繊維等の繊維の集合体(不織布であっても良い)又はこれに吸水性ポリマーの粒子を保持させてなる吸収性コア33aと、該吸収性コア33aを被覆するコアラップシート33b,33cからなる。吸収体33も、X方向に長い長方形状に形成されている。
吸収性本体3は、長手方向の両側部に、吸収体33の長手方向の両側縁それぞれより外方に位置し、少なくとも股下部C(吸収性本体3の縦方向(X方向)における腹側シート部材2Aと背側シート部材2Bとの間)に側部ギャザー34cを形成する側部シート部34,34を有している。
側部シート部34は、図2に示すように、吸収性本体3の全長に亘って存在している。側部シート部34は、図3に示すように、液抵抗性ないし撥水性のシート材35及び該シート材35に固定された弾性部材36,36を備えている。弾性部材36は、少なくとも股下部Cに伸長状態で固定されており、少なくとも股下部Cに側部ギャザー34cを形成する。側部ギャザー34cは、側部シート部34に配された弾性部材36が収縮することで、側部シート部34を構成するシート材35が襞寄せされたり波状の断面形状に変形して形成されるものである。
側部ギャザー34cは、おむつ1の自然状態及び/又は着用状態で形成されれば良く、また、おむつ1の着用時に、股下部Cに存する部分が、後述する線状接合部30の外縁端を起立端34bとして、着用者の肌側に向かって起立する。
弾性部材36は、概ね吸収性本体3の長手方向に伸縮するギャザーを形成し得るように配されていれば良く、図2に示すように、X方向と平行に配されていることが好ましいが、X方向に対してある程度傾斜していても良いし、吸収性本体3の幅方向の内方又は外方に凸に湾曲させて配しても良い。また、弾性部材36は、吸収性本体3の長手方向に亘って連続的にシート材35に固定されていることが好ましいが、ギャザーを形成し得る限りシート材35に間欠的に固定されていても良い。
本実施形態のおむつ1は、吸収性本体3の長手方向の両側部に、吸収性本体3の長手方向に沿って延びる一対の立体ギャザー形成部38を有している。
立体ギャザー形成部38は、シート材35と、該シート材35に固定された立体ギャザー形成用の弾性部材39とを有してなる。立体ギャザー形成部38は、少なくとも股下部Cに立体ギャザー38cを形成する。本実施形態のおむつ1におけるシート材35は、1枚のシートが、立体ギャザー形成部38における、立体ギャザー38cの自由端側の端部38aに配される折り曲げ部に沿って2つ折りされて2層構造とされている積層シートであり、該積層シートの層間に弾性部材39が接着剤を介して固定されている。また、その積層シートは、側方シート部34における、側方ギャザー34cの自由端側の端部34aに配される折り曲げ部に沿って更に2つ折りされており、それによって相対向した2枚の積層シート間に弾性部材36が接着剤を介して固定されている。また、その積層シートどうしは、吸収体33の側縁部の近傍、より詳細には側縁部のやや外方の位置に形成された線状接合部30において、両者間に表面シート31を介在させた状態で接合一体化されている。
線状接合部30は、図2に示すように、長方形状の吸収体4の両側縁部それぞれに沿って延びており、また、吸収体33及び吸収性本体3のX方向の全長に亘って延びている。線状接合部30は、連続直線状に形成されていることが好ましいが、点線状に形成されていても良い。また、線状接合部30を形成する際の接合方法としては、ヒートシール、超音波シール、高周波シール、接着剤の各種公知の接合方法が用いられる。
立体ギャザー38cは、おむつ1の着用時に、着用者の肌側に向かって起立し、吸収性本体3から幅方向外方への液の流出を阻止する。表面シート31、裏面シート32、吸収性コア33a,コアラップシート33b,33cの形成材料としては、それぞれ、この種の吸収性物品に従来用いられているものと同様のものを用いることができる。吸収性本体3の裏面シート32側には、肌触りを良くする観点等から不織布等からなる外装シート32aを配することもできる。
腹側シート部材2Aは、おむつ1の展開且つ伸長状態(図2参照)において、横長の長方形状をなしており、おむつ縦方向(X方向)に沿う左右一対の側縁部2a,2aと、おむつ横方向(Y方向)に沿う上下一対の端縁部2c,2dとを有している。背側シート部材2Bも、同様に、横長の長方形状をなしており、おむつ縦方向(X方向)に沿う左右一対の側縁部2b,2bと、おむつ横方向(Y方向)に沿う上下一対の端縁部2c,2dとを有している。腹側シート部材2Aと背側シート部材2Bは、図2のようにおむつ縦方向(X方向)の長さがおむつ横方向(Y方向)において均一である。
そして、腹側シート部材2Aの側縁部2aの一部2a’と、背側シート部材2Bの側縁部2bの一部2b’とが接合されていることによって、おむつ1には、サイドシール部4,4、ウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6,6が形成されている。この接合には、例えばヒートシール、高周波シール、超音波シール、接着剤等が用いられる。図1には、ウエスト開口部5に幼児の胴部7a、レッグ開口部6,6に幼児の脚部7b,7bが挿通された状態が示されている。
おむつ1における腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bは何れも、図4及び図5に示すように、おむつの外面をなす外層シート22と、外層シート22の内面側に配された内層シート23と、両シート22,23間にX方向に離間させて配された複数本の糸状の弾性部材24とを備えており、それぞれ、図2に示すように、ウエスト伸縮部G1、胴回り伸縮部G2、延出部伸縮部G3を有している。
腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bは、2枚のシート22,23間に伸長状態で配した弾性部材24の収縮により弾性伸縮性を発現するものについては、図2に示すように、弾性部材24を伸長させた状態で、一対の側縁部2a,2aどうし、及び一対の側縁部2b,2bどうしが、それぞれ互いに平行であることが好ましい。また、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bは、弾性部材24を伸長させた状態で、横長長方形状であることが好ましい。
ウエスト伸縮部G1は、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bのそれぞれにおいて、おむつ1の縦方向(X方向)における、吸収性本体3の長手方向の端部3a,3bより外方に形成されている。胴回り伸縮部G2は、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bのそれぞれにおいて、おむつ1の縦方向(X方向)における、ウエスト伸縮部G1と腹側延出部21a又は背側延出部21bとの間に形成されている。延出部伸縮部G3は、腹側延出部21a及び背側延出部21bに形成されている。
ウエスト伸縮部G1、胴回り伸縮部G2、延出部伸縮部G3は、それぞれ、おむつ1の横方向(Y方向)における、少なくとも、吸収体33の両側縁それぞれより外方に位置する部分において伸縮性を発現することが好ましい。
図1〜図5には、ウエスト伸縮部G1、胴回り伸縮部G2、延出部伸縮部G3を形成する弾性部材24が、吸収体33を横断して、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bの全幅に亘って延びている実施形態を示したが、胴回り伸縮部G2及び/又は延出部伸縮部G3を形成する弾性部材24は、吸収体33の幅方向中央部と重なる部分においては、熱処理等により弾性部材の弾性を喪失させたり、弾性部材を切断したりする等により、該部分では弾性部材24が腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bに伸縮性を付与しないようにすることが好ましい。
腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bを構成する2枚のシート22,23間は、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bそれぞれの実質的に全域において接着剤で固定されていても良いし、特開2005−80859号公報に記載の弾性伸縮部材における2枚のシート材間のように、弾性部材24を通らないように散点状に形成された多数の接合部において接合されていても良い。
吸収性本体3は、長手方向の一端側(腹側シート部材2Aと重なっている部分)が、腹側シート部材2AのY方向の中央部に接着剤8を介して固定され、長手方向の他端側(背側外装体2Bと重なっている部分)が、背側シート部材2BのY方向の中央部に接着剤8を介して固定されている。
本実施形態のおむつ1における側部シート部34,34は、図2及び図5に示すように、背側シート部材2Bと重なる部分における、吸収性本体3の端部3b寄りの部分に、背側シート部材2Bに対して接合されている接合部34Aを有している。この接合部34Aにおける側部シート部34,34は、背側シート部材2Bのそれぞれに対して、接着剤8を介して、おむつ1の横方向(Y方向)の外方側に倒した状態で固定されている。
他方、側部シート部34,34は、図2及び図4に示すように、背側シート部材2Bと重なる部分の股下部C寄りの部分に、該背側延出部21bに対して接合されていない非接合部34Nを有している。非接合部34Nは、少なくとも弾性部材36が配された位置より幅方向外方が、背側シート部材2Bに接合されていないことが好ましく、線状接合部30より幅方向外方が、背側シート部材2Bに接合されていないことが好ましい。非接合部34Nの幅(図2に示す状態におけるY方向の長さ)は、5〜40mmであることが好ましく、より好ましくは10〜35mmであり、特に好ましくは15〜35mmである。
非接合部34Nの長さL2(背側シート部材2Bの下端部2cからのX方向の長さ,図2参照)は、背側延出部21の延出長さL6に対する比(L2/L6)が0.5〜1.5、特に0.7〜1.2であることが好ましい。また、幼児用のおむつの場合、非接合部34Nの長さL2は、25〜75mm、特に35〜60mmであることが好ましく、成人用のおむつの場合、非接合部34Nの長さL2は、35〜115mm、特に50〜90mmであることが好ましい。
吸収性本体3における、吸収体33を有する幅方向中央部3cは、背側シート部材本体20b及び背側延出部21bのそれぞれに対して接着剤8等により固定されていることが、背側シート部材2Bの吸収性本体3からの浮きを防止し、製品の外観的完成度を向上させる観点、および接着により剛性を向上させ、吸収性コアの幅を維持しモレを防止する観点から好ましい。
また、本実施形態のおむつ1においては、側部ギャザー34cを形成する弾性部材36が、非接合部34N内にも延在しており、側部シート部34が該非接合部34Nにおいても伸縮性を発現する。
側部シート部34に配された弾性部材36は、少なくとも股下部Cにおいては、シート材35に伸長状態で固定され該シート材35と共に側部ギャザー34cを形成するが、その弾性部材36は、背側シート部材2Bと重なる部分にも延在して入り込んでおり、前述した非接合部34Nにおいてもシート35に伸長状態で固定されている。そのため、非接合部34Nも伸縮性を発現する。側部ギャザー34cを形成する弾性部材36は、側部シート部34に、該側部シート部の長手方向に沿って配され、少なくとも股下部Cにおいてシート材35を収縮させてギャザーを形成し得るものであり、弾性部材36の一端又は両端に、シート材35に固定されずにフリーとなっている部分が存する場合、当該部分は、側部ギャザー34cを形成する弾性部材36の一部には含めない。
弾性部材36の背側シート部材2Bと重なる部分の長さL3(背側シート部材2Bの下端部2cから弾性部材36の背側シート部材2B側の端部36bまでのX方向の距離,図2参照)は、非接合部34Nの前記長さL2に対する比(L3/L2)が0.5〜2.0、特に0.7〜1.5であることが好ましい。また、幼児用のおむつの場合、弾性部材36の前記長さL3は、25〜100mm、特に35〜75mmであることが好ましく、成人用のおむつの場合、該長さL3は、30〜150mm、特に50〜120mmであることが好ましい。
本実施形態のおむつ1は、背側シート部材2Bに背側延出部21bを有するため、腹側シート部材2Aの両側縁部と背側シート部材2Bの両側縁部とがおむつ縦方向の全域で接合されている従来のおむつに比して、着用時に、背側シート部材2Bの下縁部2cが着用者のより下方に位置するため、課題であった、背側シート部材2Bの下縁部2cより下方や吸収性本体3の側方から、着用者の臀部の一部がはみ出した状態となりにくい。
しかも、吸収性本体3の両側部に側部シート部34を設けてあるため、股下部Cにおいては左右から大腿部に挟まれて幅が狭くなり易い吸収性本体3の幅が、背側シート部材2Bの下縁部2c付近では良好に拡がった状態となり易く、上記課題を更に改善することが可能となる。
その上、側部シート部34が、背側シート部材2Bと重なる部分の股下部寄りの部分に、背側延出部21bに対して接合されていない非接合部34Nを有するため、非接合部34Nが伸縮性を発現しても、背側延出部21bが、その収縮力によっておむつ縦方向(X方向)に収縮することはない。足周りにおける隙間、排泄物のモレを防止する観点から、側部シート部の伸縮性は重要であり、側部シート部34の長さ方向において、極力長く弾性体を導入することが必要となる。一方、着用者の臀部の一部がはみ出した状態となることを防止するためには、背側延出部21bの股下方向における下縁部2c相当の位置が重要である。34Nの伸縮性の影響を受けず、縦方向に収縮しない構成をとることにより、背側シート部材2Bの下縁部2cをより下方へ位置させることが可能となり、吸収性能(足周りの隙間の防止性能、モレ防止性能)を維持しながら確実に着用者の臀部のはみだしをより効果的に改善することができる。
更に、本実施形態のおむつ1においては、側部シート部34をおむつ横方向の外方側に倒して背側シート部材本体20bに固定してあるため、吸収性本体3の幅が、背側シート部材2Bの下縁部2c付近でより良好に拡がった状態となり、更に臀部の被覆性が向上している。
本実施形態のおむつ1においては、腹側シート部材2Aと背側シート部材2Bとの間における側部シート部34,34には、それぞれ、側部ギャザー34cを形成する弾性部材36が複数本配されており、それら複数本の弾性部材36.36の総てが、側部ギャザー34cの幅方向における中央位置34dより自由端34a側に配されている。側部ギャザー34cの中央位置34dは、おむつ1の展開且つ伸長状態において、側部ギャザー34cの固定端34bから自由端34aまでの間を2等分する位置である。
側部ギャザー34cの固定端34bから自由端34aまでの幅(図2に示す状態でのY方向の距離)は、10〜40mm、特に20〜40mmであることが好ましい。
股下部Cにおける側部シート部34(側部ギャザー34c)は、線状接合部30の外縁端を固定端34bとして、着用者の肌側に向かって起立するが、その固定端34bに近い部位に弾性部材36が配されていないこと、すなわち側部ギャザー34cの自由端側に配されることにより、側部ギャザー34cの起立性が向上し、着用者の肌に当接しやすくなる。側部ギャザーが肌に当接することにより、立体ギャザー38cを超えてモレ出た排泄物が更におむつ外部に流出することを防ぐことができるとともに、股下部においておむつと足周りの隙間をなくす事ができ、母親のモレに対する不安感を払拭できるので、母親の安心感につながるというメリットがある。また、弾性部材36は、複数本あることが好ましく、それにより側部ギャザー34cが着用者の肌(鼠蹊部)に面で接するようになるため、上述の効果が一層顕著に奏されるようになる。
本実施形態のおむつ1においては、図3に示すように、側部ギャザー34cを形成する弾性部材36は、側部ギャザー34cの自由端34aには配されていない。即ち、自由端34aに最も近い弾性部材36も、自由端34aとの間に所定の間隔Wを設けて配されている。これにより、側部ギャザーの自由端34aよりやや内側が肌に当接し、自由端34aがフリル状になるため、排尿等によりおむつのズレが生じても脚廻りに隙間が生じにくくなる。また、側部ギャザー34cの端部に硬い部分ができないことにより、装着時におけるゴム跡つき、および違和感を与えることも防止することができる。
前記間隔Wは、2〜20mm、特に3〜15mmであることが好ましい。なお、シート材が弾性部材が配された部位で折り返されており、その折り返し部が自由端34aを形成している場合、当該弾性部材は自由端34aに配されているものとする。
本実施形態のおむつ1においては、腹側シート部材2Aにも腹側延出部21aが形成されているため、おむつ1を腹側部A側から見たときも、ふんどしのような外観を呈さず外観が良好である。
また、腹側延出部21a及び背側延出部21bに形成された延出部伸縮部G3がそれぞれに配された弾性部材24によって適度に収縮するため、おむつ1を着用したときに、腹側シート部材2Aの腹側延出部21aに存する側縁部2aと、背側シート部材2Bの背側延出部21bに存する側縁部2bが、図1(b)に示すように、腹側部方向と背側部方向に分かれて逆Y字状に開く。そのため、おむつ1を側方から見たときの外観が良好であり、漏れにくい印象を与えるものとなる。
また、腹側シート部材2Aにも腹側延出部21aが形成されており、その腹側延出部21aにおむつ横方向に伸縮する延在部伸縮部G3が形成されているため、腹側延出部21aが鼠蹊部を覆うように面で当接し、排尿がなされた場合、その増加した重量を、腹側延出部21a並びにその上の腹側シート部材本体20a及び背側シート部材本体20bにて支えることとなり、圧力の分散により、脚廻りにゴム跡等がより付きにくくなる。
本実施形態のおむつ1における側部シート部34,34は、腹側シート部材2Aの腹側延出部21aに対して、図2及び図6に示すように、おむつ1の横方向(Y方向)の外方側に倒した状態で固定されている。より具体的には、側部シート部34,34は、腹側シート部材本体20aと重なる部分を含めた腹側シート部材2Aと重なる部分の全域においておむつ1の横方向(Y方向)の外方側に倒した状態で腹側シート部材2Aに固定されている。
また、側部シート部34,34は、腹側シート部材2Aと重なる部分においても伸縮性を発現するようになされている。具体的には、側部ギャザーを形成する弾性部材26が、側部シート部34の腹側シート部材2Aに固定される部分にも延在しており、当該部分に伸縮性を付与している。
斯かる構成によって、腹側シート部材2Aの弾性部材24と側方シート部34の弾性部材26とが連動し、腹側シート部材2Aの着用者の身体へのフィット性が向上する。
また、腹側シート部材2Aが腹側延出部21aを有する場合は、側部シート部34は、腹側延出部21aに対して上記態様で固定されていることが好ましく、腹側シート部材2Aが腹側延出部21aを有しない場合は、腹側シート部材2Aの下縁部2c寄り部分に対して上記態様で固定されていることが好ましい。
本実施形態のおむつ1においては、外層シート22及び内層シート23は、ウエスト開口部の開口周縁端をなす端縁部2dにおいて内層シート23側に折り返された延出折り返し部22a,23aを有しており、延出折り返し部22a,23aは、サイドシール部4において、外層シート22及び内層シート23の折り返されていない部分と接合されていると共に、吸収性本体3の長手方向と重なる部分が、接着剤により該吸収性本体3の表面シート31側の面に接合されている。
腹側シート部材2Aの腹側延出部21aの延出長さL5は、腹側シート部材2Aの長さLaの5〜50%、特に10〜40%であることが好ましく、背側シート部材2Bの延出部21bの延出長さL6は、背側シート部材2Bの長さLbの10〜50%、特に20〜40%であることが好ましい。幼児用のおむつの場合、腹側及び背側延出部21a,21bそれぞれの延出長さL5,L6は、10〜70mmであることが好ましく、より好ましくは20〜60mmである。成人用のおむつの場合、腹側及び背側延出部21a,21bそれぞれの延出長さL5,L6は15〜110mmであることが好ましく、より好ましくは30〜90mmである。
腹側シート部材2Aの長さLaは、おむつ全長Lの10〜40%、特に15〜35%が好ましく、背側シート部材2Bの長さLbはおむつ全長Lの20〜40%、特に25〜35%が好ましい。
また、衣服として鑑みた場合、その前後を視覚的に判断できるといった観点から、腹側延出部21a,背側延出部21bそれぞれの延出長さL5,L6はL5<L6なる関係になることが好ましい。
また、Y方向における吸収性本体3の幅は、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bの図2に示す状態のY方向の幅あるいは同方向の最大伸長幅の35〜65%、特に40〜60%であることが好ましい。
外層シート22及び内層シート23としては、この種の物品に従来使用されている各種のシート材を特に制限なく用いることができるが、不織布であることが好ましく、特に柔軟性等の観点から、エアースルー不織布、ヒートロール不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布等からなる単層の不織布又は2層以上の積層不織布であることが好ましい。また、これらの不織布とフィルムとを一体化したシートでもよい。弾性部材24の形成材料としては、使い捨ておむつや生理用ナプキン等の吸収性物品に用いられる各種公知の弾性材料を特に制限なく用いることができる。弾性材料としては、例えば、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、天然ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ポリウレタン等を挙げることができる。弾性部材の形態としては、断面が矩形、正方形、円形、多角形状等の糸状(糸ゴム等)若しくは紐状(平ゴム等)のもの、又はマルチフィラメントタイプの糸状のもの等を好ましく用いることができる。
次に、本発明の第2及び第3実施形態について説明する。
第2及び第3実施形態のパンツ型使い捨ておむつについては、第1実施形態との相違点について主として説明し、同様の点については説明を省略する。特に説明しない点は、第1実施形態と同様である。図7〜図10には、第1実施形態のおむつの構成要素等と同様の構成要素等に同一の符号を付してある。
第2実施形態のおむつ1’においては、図8に示すように、表面シート31が、吸収体33の裏面側に巻き下げられており、吸収体33の裏面シート32側における吸収体33の側縁から離間した位置に、表面シート31の巻き下げられた部分と側部ギャザー34c形成用のシート材35とが接合された接合点81が形成されている。おむつ1’における吸収体33は、股下部Cに配された部分に左右一対の折曲誘導部333を備えた平面視矩形状の下部吸収性コア331と、下部吸収性コア331より小型で、下部吸収コア331上に積層された上部吸収性コア332と、これらを被覆するコアラップシート(図示略)から形成されている。折曲誘導部333は、パルプ繊維等の吸収性コアの構成材料が配されていない欠落部、吸収性コアの構成材料が他の部分に比して少ない低坪量部、スリット等であり、曲げ剛性を低減して、吸収体33の両側部が立ち上がり易くするものである。
第2実施形態のおむつ1’も、第1実施形態と同様に、側部シート部34及び立体ギャザー形成部38を有しており、それらは股下部Cにおいて、側部ギャザー34c及び立体ギャザー38cを形成するが、それらの起立端を形成する線状接合部30は、折り返して相対向させたシート材35どうしを接合して形成されている。
第2実施形態のおむつ1’における側部シート34においても、図8(c)に示すように、背側シート部材2Bと重なる部分における、吸収性本体3の端部3b寄りの部分に、おむつ横方向の外方側に倒した状態で背側シート部材2Bに固定されている接合部34Aを有する一方、図8(b)に示すように、背側シート部材2Bと重なる部分の股下部C寄りの部分に、該背側延出部21に対して接合されていない非接合部34Nを有している。そして、側部シート34は、その非接合部34Nにおいても伸縮性を発現する。
そのため、第2実施形態のおむつ1’においても、第1実施形態と同様の作用効果が奏し得られる。
第3実施形態のおむつ1”においては、図10に示すように、表面シート31と裏面シート32が、吸収体33の両側縁部それぞれの外方で互いに接合されており、その接合部を上下から挟むようにシート材35が一体化されて線状接合部30が形成されている。おむつ1”における吸収体33は、平面視砂時計状の下部吸収性コア331と、下部吸収性コア331より小型で、下部吸収コア331上に積層された上部吸収性コア332と、これらを被覆するコアラップシート(図示略)から形成されている。
第3実施形態のおむつ1”も、第1実施形態と同様に、側部シート部34及び立体ギャザー形成部38を有しており、それらは股下部Cにおいて、側部ギャザー34c及び立体ギャザー38cを形成する。
第3実施形態のおむつ1”における側部シート34においても、図10(c)に示すように、背側シート部材2Bと重なる部分における、吸収性本体3の端部3b寄りの部分に、おむつ横方向の外方側に倒した状態で背側シート部材2Bに固定されている接合部34Aを有する一方、図10(b)に示すように、背側シート部材2Bと重なる部分の股下部C寄りの部分に、該背側延出部21に対して接合されていない非接合部34Nを有している。そして、側部シート34は、その非接合部34Nにおいても伸縮性を発現する。
そのため、第3実施形態のおむつ”においても、第1実施形態と同様の作用効果が奏し得られる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されず適宜変更可能である。
例えば、腹側延出部21aは、それ自体を設けないこともでき、また、腹側延出部21aは設けるが、そこには弾性部材24を配さない形態とすることもできる。
接合部34Nを形成する接合方法として、接着剤に代え又は接着剤と共に、ヒートシール、高周波シール、超音波シール等の他の接合手段を用いても良い。
また、側部シート部34を形成するシート材と、立体ギャザー形成部38を形成するシート材とは別体のシート材であっても良い。また、それぞれのシート材は、単層のシート材を部分的に多層としてその多層部分の層間に弾性部材が配されていても良い。
また、サイドシール部4は、腹側及び背側シート部材の側縁部2a,2bに形成されているが、サイドシール部4の外側に腹側シート部材2Aと背側シート部材2Bとが接合されていない細幅(例えば0mm超20mm以下)の非接合部を有していてもよい。
また、パンツ型吸収性物品は、幼児又は成人用のパンツ型使い捨ておむつの他、パンツ型の生理用ナプキン等であっても良い。
上述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する要件は、それぞれ他の実施形態に適宜適用することができ、また、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である。
1,1’,1” パンツ型使い捨ておむつ(パンツ型吸収性物品)
2A 腹側シート部材
2a,2a 側縁部
21a 腹側延出部
2B 背側シート部材
2b,2b 側縁部
21b 背側延出部
22 外層シート
23 内層シート
24 弾性部材
3 吸収性本体
31 表面シート
32 裏面シート
33 吸収体
33a 吸収性コア
34 側部シート部
34c 側部ギャザー
34A 接合部
34N 非接合部
35 側部シート部を構成するシート材
36 側部ギャザーを形成する弾性部材
38 立体ギャザー形成部
38c 立体ギャザー
4 サイドシール部
5 ウエスト開口部
6 レッグ開口部
A 腹側部
B 背側部
C 股下部
G1 ウエスト伸縮部
G2 胴回り伸縮部
G3 延出部伸縮部

Claims (5)

  1. 着用者の腹側に配される腹側シート部材と、着用者の背側に配される背側シート部材と、腹側シート部材及び背側シート部材に架け渡して固定された吸収性本体とを具備し、腹側シート部材と背側シート部材の両側縁部に、腹側シート部材と背側シート部材とが接合されて形成された一対のサイドシール部を有するパンツ型吸収性物品であって、
    前記背側シート部材は、吸収性物品縦方向の長さが前記サイドシール部の同方向の長さより長く、該サイドシール部より下方に延出する背側延出部を有しており、
    前記吸収性本体は、縦長の吸収体、及び該吸収体の長手方向の両側縁それぞれより外方に位置し、少なくとも股下部に側部ギャザーを形成する側部シート部を有しており、
    前記側部シート部は、前記背側シート部材と重なる部分の股下部寄りの部分に、該背側延出部に対して接合されていない非接合部を有しており、
    前記側部ギャザーを形成する弾性部材が、前記非接合部にも延在しており、前記側部シート部が該非接合部においても伸縮性を発現するようになされているパンツ型吸収性物品。
  2. 股下部における前記側部シート部には、それぞれ、前記側部ギャザーを形成する弾性部材が複数本配されており、それらの総てが側部ギャザーの幅方向における中央位置より自由端側に配されている請求項1又は2記載のパンツ型吸収性物品。
  3. 前記側部ギャザーを形成する弾性部材は、前記側部ギャザーの自由端には配されていない請求項1又は2記載のパンツ型吸収性物品。
  4. 前記腹側シート部材は、吸収性物品縦方向の長さが前記サイドシール部の同方向の長さより長く、該サイドシール部より下方に延出する腹側延出部を有している請求項1〜3の何れかに記載のパンツ型吸収性物品。
  5. 前記側部シート部は、吸収性物品横方向の外方側に倒した状態で前記腹側シート部材に固定されており、
    前記側部シート部が、前記腹側シート部材と重なる部分においても伸縮性を発現するようになされている請求項4記載のパンツ型吸収性物品。
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