JP2011078457A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】押し順ATを搭載したスロットマシンにおいて、ペナルティの遊技期間中に設定変更が行われた場合であってもその判別を不可能にする。
【解決手段】非AT遊技においてAT小役の当選時は、基準となる押し順でストップスイッチ42を操作すべき遊技に設定する。当該遊技においてストップスイッチ42が変則押しされたときは、所定の条件を満たすまで報知遊技制限状態及び演出制限状態に設定する。報知遊技制限状態では、報知遊技の抽選を行わない。また、演出制限状態では、当選役の種類を告知する演出の出力を制限する。また、設定値が変更されたときは報知遊技制限状態をクリアするとともに演出制限状態に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、押し順ATを搭載した場合において、不適切な押し順でストップスイッチが操作されたときに遊技者にペナルティを課すスロットマシンに関するものである。
従来のスロットマシンにおいて、特定小役の当選時に、特定小役に対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるためのストップスイッチの押し順を決定するとともに、AT遊技中は、特定小役の当選時に前記押し順を報知する押し順ATを搭載したスロットマシンが知られている。
ここで、スロットマシンの適切な出玉率を確保するために、標準的な押し順(左中右の順押し、又は左右中の順挟み)では特定小役に対応する特定の図柄の組合せが有効ラインに停止する確率を低めに設定したものが知られている。
そして、この場合、遊技者により、常時変則押し(例えば、最初に中又は右ストップスイッチを操作すること)が行われると、特定の図柄の組合せが有効ラインに停止する機会が増加するので、出玉率が設計値よりも高くなってしまう。
このため、非AT遊技では、遊技者に対して順押し又は順挟みでストップスイッチを操作することを義務づけ(要求し)、変則押しをした場合にはペナルティを課すスロットマシンが知られている。ここで「ペナルティ」は、AT遊技の抽選を所定遊技期間行わないことや、目押しが必要な小役に当選したときであってもその旨を報知しないようにすることが挙げられる。
さらに、ペナルティを遊技者に課した場合には、その旨を報知するスロットマシンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−117077号公報
しかし、前述の従来の技術のように、所定遊技期間、小役当選の報知を行わないペナルティを課す場合には、設定変更を見破られてしまうという問題があった。
例えば、ホールの閉店終了間際に、意図的に変則押しをすることで、故意にペナルティを発生させる。そして、翌日のホール開店直後に、その台で、小役報知が行われるか否かを確認する。所定遊技期間、小役報知が行われない場合には、当日もペナルティが続いていることとなるので、これは、設定変更が行われていないことを意味する。
これに対し、小役報知が行われた場合には、ペナルティが解除されていることとなるので、設定変更が行われたことを意味する(設定変更により、保持しているRAMのデータがクリアされるので、同時にペナルティもクリアされるためである)。
すなわち、上記のような意図的なペナルティの発生により、設定変更の有無を確認できてしまうという問題があった。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、押し順ATを搭載したスロットマシンにおいて、ペナルティの遊技期間中に設定変更が行われた場合であってもその判別を不可能にすることである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。なお、かっこ書きにて、対応する実施形態を示す。
請求項1の発明は、出玉率がそれぞれ異なる複数の設定値(設定1〜設定6)の中からいずれか1つの設定値を定める出玉率設定手段(設定変更スイッチ44、設定値変更手段60)と、前記出玉率設定手段で定められた設定値に従って役の抽選を行う役抽選手段(61)と、リール(31)の回転開始命令を受けたとき(スタートスイッチ41が操作されたとき)に前記リールの回転を開始するとともに、遊技者によりストップスイッチ(42)が操作されたときに、前記役抽選手段による役の抽選結果に対応する位置で前記リールを停止制御するリール制御手段(64)と、前記役抽選手段による役の抽選結果に対応する演出を出力するように制御する演出制御手段(70)とを備え、前記役抽選手段は、特定役(小役3と制御役との重複当選)を含めて役の抽選を行い、前記役抽選手段で特定役に当選したときは、遊技者にとって有利となる前記ストップスイッチの特定の押し順(最初に操作すべきストップスイッチ42)が決定されるようにし、前記リール制御手段は、前記役抽選手段で特定役に当選した場合において、前記特定の押し順に従って前記ストップスイッチが操作されたときは、遊技者にとって最も有利となるように(小役3に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するように)前記リールを停止制御し、前記演出制御手段は、前記役抽選手段で特定役に当選したときに前記特定の押し順を報知する報知遊技(AT遊技)、又は前記役抽選手段で特定役に当選したときであっても前記特定の押し順を報知しない非報知遊技(非AT遊技)を実行するように制御し、基準となる押し順(最初に操作すべきストップスイッチ42が左)で前記ストップスイッチを操作すべき遊技(非AT遊技において、小役3及び制御役に重複当選した遊技)を設けるとともに、当該遊技において前記基準となる押し順以外の押し順(最初に操作されたストップスイッチ42が中又は右の変則押し)で前記ストップスイッチが操作されたときは、所定の条件を満たすまで(10遊技を消化するまで)報知遊技制限状態及び演出制限状態に設定し(AT制限カウンタ74及び演出制限カウンタ75によるカウントを行い)、前記報知遊技制限状態では、前記報知遊技を実行するか否かの抽選を、前記報知遊技制限状態でないときよりも不利な条件で行う(抽選を行わない)とともに、前記出玉率設定手段により設定値が変更されたときは前記報知遊技制限状態をクリアする(AT制限カウンタ74のカウント値を「0」にする)ように制御し、前記演出制限状態では、当選役の種類を告知する演出の出力を制限するとともに、前記出玉率設定手段により設定値が変更されたときであっても設定値の変更前から前記演出制限状態を継続するように制御することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記演出制御手段は、前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態の遊技において、再度、前記基準となる押し順以外の押し順で前記ストップスイッチが操作されたときは、前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態の遊技回数を増加するように制御することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のスロットマシンにおいて、前記演出制御手段は、前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態でない遊技において、前記基準となる押し順以外の押し順で前記ストップスイッチが操作されたときは、前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態の遊技回数として「M」(例えば「5」又は「10」)をセットし、前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態の遊技において、再度、前記基準となる押し順以外の押し順で前記ストップスイッチが操作されたときは、その時点からの前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態の遊技回数として「N」(N≧M)(例えば「10」)をセットするように制御することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記演出制御手段は、前記役抽選手段で特定役に当選した遊技において、前記特定の押し順以外の押し順で前記ストップスイッチが操作されたときに、前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態に設定することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載のスロットマシンにおいて、前記演出制御手段は、前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態の遊技では、前記役抽選手段で特定役に当選した遊技において前記特定の押し順以外の押し順で前記ストップスイッチが操作されたとき、又は前記役抽選手段で特定役に当選していない遊技において前記基準となる押し順以外の押し順で前記ストップスイッチが操作されたときは、前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態の遊技回数を増加するように制御することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記役抽選手段は、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するための特別役を含めて役の抽選を行い、前記演出制御手段は、前記役抽選手段で特別役に当選した後、その特別役が入賞するまでの遊技、及び前記特別遊技中は、前記ストップスイッチの押し順にかかわらず、前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態に設定しないように制御することを特徴とする。
(作用)
本発明においては、例えば非報知遊技において、基準となる押し順でストップスイッチを操作すべき遊技を設ける。そして、当該遊技で基準となる押し順以外の押し順でストップスイッチが操作されたときは、ペナルティ状態(報知遊技制限状態及び演出制限状態)に設定するともに、所定の条件を満たすまで継続する。
ペナルティ状態では、報知遊技を実行するか否かの抽選を行われない等の不利な条件が遊技者に課される。
一方、設定値が変更されたときは、報知遊技制限状態をクリアするが、演出制限状態を継続(維持)する。
本発明によれば、ペナルティ状態(報知遊技制限状態及び演出制限状態)と、設定変更後の状態とで、演出の出力内容が同一の演出制限状態となる。これにより、ホールの閉店間際に意図的にペナルティを発生させ、翌日の開店直後にその台で遊技を行っても、設定変更されたか否かを判別できないようにすることができる。
スロットマシンの制御の概略を示すブロック図である。 本実施形態におけるリールの図柄配列を示す図である。 表示窓とリールとの関係、及び有効ラインを示す図である。 役の種類、払出し枚数等、及び有効ラインに停止可能な図柄の組合せを示す図である。 非RT遊技中及び内部中の役抽選テーブルを示す図である。 RT遊技中及び1BB遊技中の役抽選テーブルを示す図である。 小役3当選時に、最初に操作されたストップスイッチと入賞との関係を示す図である。 遊技状態の移行を説明する図である。 演出パターンの種類とその内容を示す図である。 非RT遊技かつ非AT遊技、又は内部中遊技における演出パターンの選択率を示す図である。 非RT遊技かつAT遊技における演出パターンの選択率を示す図である。 RT遊技かつ非AT遊技における演出パターンの選択率を示す図である。 RT遊技かつAT遊技における演出パターンの選択率を示す図である。 ペナルティ状態又は演出制限状態における演出パターンの選択率を示す図である。 1BB遊技中の演出パターンの選択率を示す図である。 AT遊技を実行するか否かの当選確率を示す図である。 AT制限カウンタによるカウント値、及び演出制限カウンタによるカウント値の変化を説明する図である。 AT制限カウンタによるカウント値、及び演出制限カウンタによるカウント値の変化を説明する図である。 AT制限カウンタ及び演出制限カウンタの処理の流れを示すフローチャートである。 1遊技における処理の流れを示すフローチャートである。 1遊技における処理の流れを示すフローチャートであり、図20に続くフローチャートである。 リールの図柄配列を示す図である(変形例)。 有効ラインを示す図である(変形例)。 役の種類、払出し枚数等、及び有効ラインに停止可能な図柄の組合せを示す図である(変形例)。 役抽選テーブルを示す図である(変形例)。 当選役と、ストップスイッチの押し順と、払出し枚数との関係を示す図である(変形例)。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。スロットマシン10は、遊技(メイン)制御手段50と演出(サブ)制御手段70とを備える。
遊技制御手段50は、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行を制御するものであり、メイン制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラム等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
また、演出制御手段70は、遊技中及び遊技待機中における演出や遊技情報等の出力等を制御するものである。演出制御手段70は、サブ制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、演出用のデータ等(演出パターン等)を記憶しておくROM、CPUが各種の演出を出力するときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
なお、サブ制御基板は、メイン制御基板の下位に属する制御基板である。そして、遊技制御手段50と演出制御手段70とは電気的に接続されており、遊技制御手段50から演出制御手段70に一方向で信号や情報(コマンド)が送信されるように形成されている。
図1に示すように、遊技制御手段50の入力側(図1中、左側)には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、ストップスイッチ42、及び設定変更スイッチ44が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを当該遊技のために投入するときに操作するスイッチである。本実施形態でのベットスイッチ40は、3枚(max)投入専用のスイッチであり、遊技者は、いずれの遊技状態(通常遊技及び特別遊技)においても、常に3枚のメダルを投入して遊技を行うようになっている。
なお、メダル投入口43は、実際のメダルを遊技者が投入する部分であり、メダル投入口43からメダルを投入することは、ベットスイッチ40を操作することと同様の役割を果たす。
また、スタートスイッチ41は、(左、中、右のすべての)リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、(左、中、右)ストップスイッチ42は、3つ(左、中、右)のリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらに、設定変更スイッチ44は、スロットマシン10の設定値を変更・設定するときに操作されるものである。設定値は、設定1から設定6までの6段階を有し、設定値が高くなるほど遊技者にとって有利となるように(出玉率が高くなるように)設定されている。なお、設定変更スイッチ44は、遊技者が操作するものではなく、スロットマシン10の設置店(ホール)側で操作するものであり、遊技者からは操作できないようにスロットマシン10の内部に配置されている。
遊技制御手段50の出力側(図1中、右側)には、3つのモータ32が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、各リール31の回転中心部に連結され、後述するリール制御手段64によって制御される。ここで、リール31は、左リール31、中リール31、右リール31からなり、左リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であり、中リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が中ストップスイッチ42であり、右リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が右ストップスイッチ42である。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄)を印刷したリールテープを貼付したものである。図2は、本実施形態におけるリール31の図柄配列を示す図である。図2では、図柄番号を併せて図示している。図2に示すように、本実施形態では、各リール31ごとに、21個の図柄が等間隔で配置されている。
また、図3は、スロットマシン10のフロントマスク部(前面扉。図示せず。)に設けられた表示窓(透明窓)11と、各リール31との位置関係を示す図である。各リール31は、本実施形態では横方向に並列に3個(左リール31、中リール31、及び右リール31)設けられている。さらに、各リール31は、表示窓11から、上下に連続する3図柄が見えるように配置されている。よって、スロットマシン10の表示窓11から、合計3×3=9個の図柄が見えるように配置されている。
なお、本明細書では、図3中、左リール31の「RP」の図柄が停止している位置を「上段」、左リール31の「7」の図柄が停止している位置を「中段」、左リール31の「ベル」の図柄が停止している位置を「下段」と称する。
また、図3に示すように、スロットマシン10の表示窓11を含む部分には、図柄組合せラインL1〜L5が設けられている。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段、及び下段の3本の図柄組合せラインL1〜L3と、斜め右下がり方向及び斜め右上がり方向の2本の図柄組合せラインL4及びL5の合計5本の図柄組合せラインを有する。
また、図柄組合せラインは、有効ラインと無効ラインとを有する。
ここで、「有効ライン」とは、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
有効ライン及び無効ラインは、メダルの投入枚数に応じて設定されるが、本実施形態では、いずれの遊技中においても、3枚のメダルを投入して遊技を行うように設定されている。そして、すべての遊技において、5本すべての図柄組合せラインL1〜L5が有効ラインとなり、無効ラインは存在しないように設定されている。
なお、これに限らず、メダルの投入枚数は、1枚又は2枚でもよい。さらに、メダル投入枚数や遊技状態等に応じて、5本の図柄組合せラインL1〜L5のうち、一部のみを有効ライン(残りを無効ライン)に設定してもよい。
さらに、図1において、演出制御手段70の出力側には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23等の演出出力機器が電気的に接続されている。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓11から見える上下に連続する3図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
また、スピーカ22は、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサウンドを出力するものである。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶ディスプレイやドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や、後述するAT遊技中におけるストップスイッチ42の押し順等を表示するものである。
図4は、本実施形態における役(後述する役抽選手段61で抽選される役)の種類、払出し枚数等、及び図柄の組合せ等を示す図である。図4に示すように、役としては、特別役、小役、制御役、及びリプレイが設けられている。
そして、各役に対応する図柄の組合せ及び入賞時の払出し枚数等が定められている。これにより、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(その役が入賞する)と、その役に対応する枚数のメダルが払い出される(ただし、特別役を除く)。
役において、まず、特別役とは、通常遊技から特別遊技(通常遊技以上に出玉率が高く、遊技者にとって有利な遊技)に移行させる役である。本実施形態では、図4に示すように、特別役として、1BB(第1種ビッグボーナス)が設けられている。1BBが入賞すると、当該遊技におけるメダルの払い出しはないが、次遊技から、特別遊技の1つである1BB遊技に移行する。
なお、他の特別役としては、RB(レギュラーボーナス)、2BB(第2種ビッグボーナス。MB(ミドルボーナス)ともいう。)、及びSB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
また、小役とは、予め定められた枚数のメダルが払い出される役であり、本実施形態では、小役1〜小役3を備えており、各小役ごとに異なる図柄の組合せが設定されている。ここで、小役1は、小役1Aと小役1Bとの2種類を有し、これらは別個独立した小役である。すなわち、小役1Aに当選しても小役1Bの当選とはならず、かつ、小役1Bに当選しても小役1Aの当選とはならない。
また、詳細は後述するが、小役1A又は小役1Bは、RT遊技中にこれらの役に対応する図柄の組合せが停止したときには、RT遊技から非RT遊技に移行するための小役(非RT遊技移行小役、RT遊技パンク役、又はRT遊技終了契機小役等ともいう。)に設定されている。なお、図4中、小役1A及び小役1Bにおける「any」とは、いずれの図柄でもよいことを意味する。
さらにまた、小役3の左リール31の図柄は、「RP」又は「ベル」のいずれでもよいことを意味している。すなわち、「ベル」−「ベル」−「ベル」、又は「RP」−「ベル」−「ベル」が有効ラインに停止すれば、小役3の入賞となる。
さらに、制御役(制御役1〜制御役3)は、後述するように、小役3と重複当選するように設定された役であり、当該重複当選時に有効ラインに停止することはない。制御役は、小役3の当選時に、ストップスイッチ42が特定の押し順のときに限り、小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるために設けられた役である。
また、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
上述した各役において、役に当選した遊技でその役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、次遊技以降に持ち越される役と、持ち越されない役とが定められている。
持ち越される役としては、特別役である1BBが挙げられる。特別役に当選したときは、リール31の停止時に、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
このように、特別役の当選は持ち越されるのに対し、特別役以外の役(小役、制御役、及びリプレイ)は、持ち越されない。役の抽選において、特別役以外の役に当選したときは、当該遊技でのみその当選役が有効となり、その当選は次遊技以降に持ち越されない。すなわち、これらの役に当選した遊技では、その当選した役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止(入賞)可能なようにリール31が停止制御されるが、その当選役の入賞の有無にかかわらず、その遊技の終了時に、その当選役に係る権利は消滅する。
なお、特別役に当選していない遊技中(特別役の当選が持ち越されていない遊技中)を、「非内部中」という。また、当該遊技以前の遊技において特別役に当選しているが、当選した特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止していない(入賞していない)遊技中(特別役の当選が持ち越されている遊技中)を「内部中」という。
遊技の開始時には、遊技者は、ベットスイッチ40を操作して予め貯留されたメダルを投入するか、又はメダル投入口からメダルを投入し、スタートスイッチ41を操作(オン)する。スタートスイッチ41が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段50に入力される。遊技制御手段50(具体的には、後述するリール制御手段64)は、この信号を受信すると、すべてのモータ32を駆動制御して、すべてのリール31を回転させるように制御する。このようにしてリール31がモータ32によって回転されることで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓11内で上下方向に移動表示される。
そして、遊技者は、ストップスイッチ42を押すことで、そのストップスイッチ42に対応するリール31(例えば、左ストップスイッチ42に対応する左リール31)の回転を停止させる。ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段50に入力される。遊技制御手段50(具体的には、後述するリール制御手段64)は、この信号を受信すると、そのストップスイッチ42に対応するモータ32を駆動制御して、そのモータ32に係るリール31の停止制御を行う。そして、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したとき(その役の入賞となったとき)は、入賞した役に対応するメダルの払出し等が行われる。
図1に示すように、遊技制御手段50は、以下の設定値変更手段60等を備える。なお、本実施形態における以下の各手段は例示であり、遊技制御手段50は、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
設定値変更手段60は、スロットマシン10の出玉率を定める設定値を変更・決定するためのものである。特に本実施形態では、設定値として設定1〜設定6までの6段階が設けられており、設定値が高いほど、出玉率が高く(特別役の当選確率が高く、かつAT遊技の実行回数期待値が多く)なるように設定されている。
本実施形態では、電源ユニット(図示せず)に設けられている電源スイッチ(図示せず)を操作してオフにし、設定キー挿入口(図示せず)に設定キーを差し込んで、時計回りに90度回転させる。この状態でオンとなり、電源を投入すると、設定変更モードとなる。したがって、この場合には、通常の立ち上げ処理が行われない。なお、設定キー挿入口に設定キーを差し込んで、時計回りに90度回転させ、この状態で電源を一旦オフにした後、電源を再投入しても良い。
そして、設定変更モードでは所定の表示部に、現在の設定値が表示される。
設定値を変更するときは、設定変更スイッチ44を押す操作を行う。設定変更スイッチ44を1回押すごとに、設定値の表示が、・・・→「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「1」→「2」→・・・と順次変化する。設定変更スイッチ44を押すことで、所望の設定値とした状態で、本実施形態ではスタートスイッチ41をオンする。この操作で設定値が確定するとともに、所定の表示部には、設定値が確定したことを示すため、「0」と表示される。
そして、設定値変更手段60には、設定値を記憶するための設定値記憶手段60a(RAM等のメモリ)が設けられており、確定した設定値を設定値記憶手段60aに記憶する。
次に、電源をオフにし、設定キーを反時計回りに90度回して(オフにして)抜き、電源を再投入するか、又は設定キーを反時計回りに90度回して抜いた後電源をオフにし、再度電源を入れれば、変更後の設定値での通常の立ち上げ処理が行われる。
なお、設定値記憶手段60aに記憶された設定値は、演出制御手段70に送信され、演出制御手段70側でも設定値が設定される。
役抽選手段61は、役(上述した特別役、小役、制御役、及びリプレイ)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
乱数発生手段は、所定の領域(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生させる。乱数は、例えば200n(ナノ)secで1カウントを行うカウンターが0〜65535の範囲を1サイクルとしてカウントし続ける乱数であり、スロットマシン10の電源が投入されている間は、乱数をカウントし続ける。
乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生した乱数を、所定の時、本実施形態では遊技者によりスタートスイッチ41が操作(オン)された時に抽出する。判定手段は、乱数抽出手段により抽出された乱数値を、後述する役抽選テーブル62と照合することにより、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した乱数値が1BBの当選領域に属する場合は、1BBの当選と判定し、非当選領域に属する場合は、非当選と判定する。
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。図5及び図6は、本実施形態における役抽選テーブル62(62A〜62D)を示す図である。役抽選テーブル62は、遊技状態ごとに設けられている。役抽選テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
まず、本実施形態の「遊技状態」としては、通常遊技と特別遊技とを備える。「特別遊技」とは、本実施形態では1BB遊技に該当する。また、「通常遊技」とは、特別遊技以外の遊技をいい、非RT遊技、RT遊技(以上は、いずれも非内部中遊技)、内部中遊技が設けられている。
なお、詳細については後述するが、非内部中遊技には、非AT遊技及びAT遊技が設けられている。
ここで、「RT(Replay Time )遊技」とは、広義には、リプレイの当選確率が非RT遊技と異なる遊技を指し、狭義には、リプレイの当選確率が非RT遊技よりも高く設定されることで出玉率が非RT遊技よりも高くなった遊技を指す。本実施形態のRT遊技は、後者である。
図5において、役抽選テーブル62Aは、非RT遊技(非内部中遊技)で用いられる役抽選テーブル63である。
役抽選テーブル62Aでは、特別役(1BB)、小役1(小役1A及び小役1B)、小役2、リプレイの各単独当選、小役3と制御役(制御役1〜制御役3のいずれか)との重複当選、及び役の非当選が設けられている。
ここで、図5及び図6中、「+」とは、重複(同時)当選を意味する。例えば「小役3+制御役1」とあるのは、小役3と制御役1とが当該遊技で重複(同時)当選することを意味する。
本実施形態では、役抽選テーブル62A〜62Cでは、小役3は常に制御役と重複当選し、小役3が単独当選する場合はない。これに対し、役抽選テーブル62Dでは、小役3は常に単独当選し、制御役と重複当選する場合はない。
また、小役3と制御役との重複当選のうち、「小役3+制御役1」の当選確率は1/15に設定されているが、「小役3+制御役2」及び「小役3+制御役3」は、それぞれ1/6に(「小役3+制御役1」よりも高く)設定されている。
さらにまた、図5示した1BBの当選確率は、いずれか1つの設定値での当選確率を例示したものである。実際には、設定値が設定1〜設定6まで有する場合、設定値が高くなるほど1BBの当選確率が高くなるように設定されている。
さらに、役抽選テーブル62Bは、内部中遊技で用いられる役抽選テーブル62であり、役抽選テーブル62Aと比較すると、特別役(1BB)が抽選されない点で異なり、それ以外は役抽選テーブル62と同一である。すなわち、一旦1BBに当選し、内部中遊技になると、その入賞に基づく1BB遊技が終了するまで1BBは抽選されない。
また、図6において、役抽選テーブル62Cは、RT遊技(非内部中遊技)で用いられる役抽選テーブル62であり、役抽選テーブル62Aと比較すると、リプレイの当選確率のみが異なる。役抽選テーブル62Cでは、リプレイの当選確率は1/2と高く設定されている。これにより、役抽選テーブル62Cにおける非当選確率は、厳密には設定値に応じて異なるが、おおよそ3/100となる。
さらにまた、役抽選テーブル62Dは、1BB遊技で用いられる役抽選テーブル62である。役抽選テーブル62Dでは、小役1A、小役1B、小役2、及び小役3(単独当選)のみが抽選されるとともに、小役3の単独当選確率が高く設定されている。すなわち、1BB遊技では、ほぼ毎遊技、小役3に単独当選する遊技状態となる。
説明を図1に戻す。
当選フラグ制御手段63は、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、各役に対応する当選フラグ63aのオン/オフを制御するものである。本実施形態では、当選役に対応するように、1BB、小役1A、小役1B、小役2、小役3、制御役1、制御役2、制御役3、及びリプレイの各当選フラグ63aを備える。そして、役抽選手段61による役の抽選において当選したときは、対応する役の当選フラグ63aをオンにする(当選フラグ63aを立てる)。例えば、リプレイに当選したときは、リプレイに係る当選フラグ63aがオンとなり、それ以外の役の当選フラグ63aはオフのままである。
また、上述したように、小役、制御役、及びリプレイの当選は持ち越されないので、当該遊技でこれらの役に当選し、これらの役の当選フラグ63aがオンにされても、当該遊技の終了時にその当選フラグ63aがオフにされる。
これに対し、1BBの当選は持ち越されるので、当該遊技で1BBに当選し、当選した1BBに係る当選フラグ63aがオンになったときは、その1BBが入賞するまでオンの状態が維持され、その1BBが入賞した時点でオフにされる。
例えば、当該遊技で1BBに当選したときは、1BBの当選フラグ63aがオンにされ、当該遊技で1BBが入賞しなかったときは、1BBに係る当選フラグ63aはオンの状態が維持される。そして、次遊技(内部中遊技)で、小役2に当選したときは、すでにオンである1BBに係る当選フラグ63aのほか、小役2の当選フラグ63aがオンにされる。そして、当該遊技の終了時に1BBが非入賞のときは、1BBに係る当選フラグ63aのオンの状態が維持されるとともに、小役2の当選フラグ63aはオフにされる。
リール制御手段64は、リール31の回転開始命令を受信したとき、特に本実施形態ではスタートスイッチ41が操作されたとき(スタートスイッチ41が操作された旨の信号を受信したとき)に、すべて(3つ)のリール31の回転を開始するように制御するものである。さらに、リール制御手段64は、役抽選手段61により役の抽選が行われた後、当該遊技における当選フラグ63aのオン/オフを参照して当選フラグ63aのオン/オフに対応する停止位置決定テーブル65を選択するとともに、ストップスイッチ42が操作されたときに、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングに基づいて、そのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
例えば、リール制御手段64は、少なくとも1つの当選フラグ63aがオンである遊技では、リール31の停止制御の範囲内において、当選役(当選フラグ63aがオンになっている役)に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能にリール31を停止制御するとともに、当選役以外の役(当選フラグ63aがオフになっている役)に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないようにリール31を停止制御する。
ここで、「リール31の停止制御の範囲内」とは、ストップスイッチ42が操作された瞬間からリール31が実際に停止するまでのリール31の回転量(移動図柄数)の範囲内を意味し、本実施形態では、ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄からの移動図柄数が4図柄以内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)、いいかえればストップスイッチ42が操作された瞬間からリール31が停止するまでの時間が190ms以内に設定されている。
これにより、ストップスイッチ42の操作を検知した瞬間の図柄から数えてリール31の停止制御の範囲内にある図柄のいずれかが有効ラインに停止させるべき図柄であるときは、ストップスイッチ42が操作されたときに、その図柄が有効ラインに停止するように制御されることとなる。
すなわち、役の当選時にストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選した役に係るその図柄が有効ラインに停止しないときには、リール31の停止時に、リール31の停止制御の範囲内においてリール31を回転移動制御することで、当選した役に係る図柄ができる限り有効ラインに停止させるように制御するものである。
また逆に、ストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止してしまうときは、リール31の停止時に、リール31の停止制御の範囲内においてリール31を回転移動制御することで、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御する。
さらに、リール制御手段64は、複数の当選フラグ63aがオンである遊技では、いずれか1つの役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるように制御し、複数の役に対応する図柄の組合せが同時に有効ラインに停止しないようにリール31を停止制御する。
また、リール制御手段64は、押し順検出手段64aを備える。押し順検出手段64aは、遊技者によりストップスイッチ42が操作されたときに、左、中、及び右ストップスイッチ42のうち、いずれが操作されたかを検出するものである。押し順検出手段64aは、毎遊技、一律にストップスイッチ42の押し順を検出してもよいが、特に本実施形態では、小役3と制御役との重複当選時に、最初に操作されたストップスイッチ42が、左、中又は右のいずれであるかを検出する。
ストップスイッチ42が操作されると、そのストップスイッチ42が操作された旨の信号が押し順検出手段64aに入力されるようになっている。この信号を判断することで、押し順検出手段64aは、どのストップスイッチ42が最初に操作されたかを検出する。
なお、押し順検出手段64aは、後述する、基準となる押し順を要求する遊技では、ストップスイッチ42の押し順を検出する。
停止位置決定テーブル65は、当選フラグ63aのオン/オフの状態ごとに対応して設けられており、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置に対する、リール31の停止位置を定めたものである。具体的には、各停止位置決定テーブル65には、例えば0番の図柄(左リール31であれば「ベル」)が上段(中段又は下段でも可)を通過する瞬間にストップスイッチ42が操作されたときは、何図柄だけ移動制御して、何番の図柄を上段に停止させる、というように停止位置が定められている。
停止位置決定テーブル65は、以下のテーブルを備える。
1BBテーブルは、1BB(のみ)の当選フラグ63aがオンであるとき(非内部中遊技で1BBに当選したとき、又は1BBの内部中遊技で役の非当選時)に用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、1BBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、1BBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止位置が定められたものである。
また、小役1Aテーブルは、小役1Aの当選フラグ63aがオンであるときに用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、小役1Aに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、小役1Aに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止位置が定められたものである。
小役1Bテーブル、小役2テーブル、小役3テーブル、及びリプレイテーブルについても、小役1Aテーブルと同様である。すなわち、小役1Bテーブル、小役2テーブル、小役3テーブル、及びリプレイテーブルは、それぞれ、小役1Aテーブル中、「小役1A」を「小役1B」、「小役2」、「小役3」、及び「リプレイ」と読み替えたものに相当する。
なお、小役3テーブルは、小役3の単独当選時に用いられる停止位置決定テーブル65である。したがって、小役3テーブルは、1BB遊技中では選択される場合があるが、通常遊技中で選択される場合はない。
また、小役3・制御役1テーブルは、小役3及び制御役1の各当選フラグ63aがオンであるとき(小役3及び制御役1の重複当選時)に用いられ、最初に操作されたストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であるときは、リール31の停止制御の範囲内において、小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、最初に操作されたストップスイッチ42が中又は右ストップスイッチ42であるときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止位置が定められたものである。
さらにまた、小役3・制御役2テーブルは、小役3及び制御役2の各当選フラグ63aがオンであるとき(小役3及び制御役2の重複当選時)に用いられ、最初に操作されたストップスイッチ42が中ストップスイッチ42であるときは、リール31の停止制御の範囲内において小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、最初に操作されたストップスイッチ42が左又は右ストップスイッチ42であるときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止位置が定められたものである。
さらに、小役3・制御役3テーブルは、小役3及び制御役3の各当選フラグ63aがオンであるとき(小役3及び制御役3の重複当選時)に用いられ、最初に操作されたストップスイッチ42が右ストップスイッチ42であるときは、リール31の停止制御の範囲内において小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、最初に操作されたストップスイッチ42が左又は中ストップスイッチ42であるときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止位置が定められたものである。
図7は、以上の小役3・制御役1テーブル〜小役3・制御役3テーブルと、最初に操作されたストップスイッチ42と、入賞役との関係を示す図である。
また、1BBの内部中遊技において、小役等に当選したときは、当該遊技での当選役の入賞が優先されるとともに、その当選役を入賞させることができないときは、次に、当選を持ち越している1BBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるようにリール31の停止位置が定められた停止位置決定テーブル65が用いられる。
なお、これに限らず、当選を持ち越している1BBを優先して入賞させるように制御することも可能である。
さらにまた、非当選テーブルは、すべての当選フラグ63aがオフであるとき(すなわち、非内部中遊技又は特別遊技における役の非当選時)に用いられ、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止しないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
次に、リール31の図柄配列と停止制御との関係について説明する。
図2に示すように、すべてのリール31において、「ベル」の図柄は、5図柄以内の間隔で配置されている。これにより、中リール31及び右リール31については、リール31がどの瞬間に位置するときにストップスイッチ42が操作されても、リール制御手段64は、常に、所望の有効ラインに「ベル」の図柄を停止させることができる。
また、すべてのリール31において、「RP」の図柄は、5図柄以内の間隔で配置されているとともに、左リール31については、図2に示すように「ベル」と「RP」の図柄とが配置されている。したがって、左リール31については、左リール31がどの瞬間に位置するときにストップスイッチ42が操作されても、リール制御手段64は、常に、「赤チェリー」又は「青チェリー」を有効ラインに停止させないようにしつつ、かつ所望の有効ラインに「ベル」又は「RP」の図柄を停止させることができる。
よって、小役3と制御役とに重複当選し、最初に操作されたストップスイッチ42が所定のストップスイッチ42であれば、リール制御手段64は、常に、小役3に対応する図柄の組合せ(「ベル/RP」−「ベル」−「ベル」)を有効ラインに停止させることができる。
また、1BB遊技中の小役3当選時は、リール制御手段64は、常に、小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができる。
また、中リール31及び右リール31については、リール31がどの瞬間に位置するときにストップスイッチ42が操作されても、リール制御手段64は、所望の有効ラインに「RP」の図柄を停止させることができる。
よって、リプレイに当選した遊技では、リール制御手段64は、(ストップスイッチ42の押し順にかかわらず、)常に、リプレイに対応する図柄の組合せ(「RP」−「RP」−「RP」)を有効ラインに停止させることができる。
一方、「7」、「BAR」、「スイカ」、左リール31の「赤チェリー」及び「青チェリー」の各図柄については、間隔が5図柄を超えて配置されている。これにより、1BB、小役1A、小役1B、及び小役2の当選時には、当選役に対応する図柄が有効ラインに停止するタイミングでストップスイッチ42が操作されなければ、当選役に対応する図柄の組合せは有効ラインに停止しない。
例えば、小役1Aの当選時には上記小役1Aテーブルが用いられるが、この場合には、左リール31の図柄番号8番〜10番までの図柄が表示窓14内に位置する瞬間から、図柄番号19番〜0番までの図柄が表示窓14内に位置する瞬間までの間に左ストップスイッチ42が操作されれば、14番又は19番の「赤チェリー」の図柄が有効ラインに停止する。これに対し、上記以外の位置で左ストップスイッチ42が操作されたときは、小役1Aテーブルが用いられたとしても、小役1Aは入賞しない(いいかえれば、小役1Aの入賞を回避することができる)。
同様に、小役1Bの当選時には上記小役1Bテーブルが用いられるが、この場合には、左リール31の図柄番号18番〜20番までの図柄が表示窓14内に位置する瞬間から、図柄番号8番〜10番までの図柄が表示窓14内に位置する瞬間までの間に左ストップスイッチ42が操作されれば、3番又は8番の「青チェリー」の図柄が有効ラインに停止する。これに対し、上記以外の位置で左ストップスイッチ42が操作されたときは、小役1Bテーブルが用いられたとしても、小役1Bは入賞しない(いいかえれば、小役1Bの入賞を回避することができる)。
なお、上記より、小役1A又は小役1Bのいずれも入賞させないような左ストップスイッチ42の操作位置は存在しない。
説明を図1に戻す。
停止図柄判断手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
ただし、停止図柄判断手段66は、ストップスイッチ42が操作され、停止位置決定テーブル65を用いて停止位置が決定された時に、そのリール31が停止したか否かにかかわらず、停止図柄を判断することが可能である。
払出し手段67は、停止図柄判断手段66により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判断され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じて所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。
特別遊技制御手段68は、本実施形態の特別遊技である1BB遊技の開始、1BB遊技中の遊技の進行、及び1BB遊技の終了を制御するものである。
遊技中に、1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、1BBの入賞となり、特別遊技制御手段68は、次遊技から1BB遊技を開始するように制御する。
1BB遊技では、上述した役抽選テーブル62Dを用いて役の抽選が行われる。これにより、1BB遊技中は、小役3の当選確率が高くなる。
また、本実施形態では、1BB遊技の終了条件として、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数が所定枚数(本実施形態では、290枚)以上になったことに設定されている。
このため、特別遊技制御手段68は、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続けるとともに、カウントされた払出し枚数が所定枚数以上となったと判断したときは、1BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
遊技状態制御手段69は、本実施形態で設けられている各遊技状態間の移行を制御する手段である。
図8は、各遊技状態間の移行を説明する図である。
図8において、まず、スロットマシン10の電源が投入されると、遊技状態制御手段69は、遊技状態を非RT遊技かつ非AT遊技に設定するように制御する。なお、AT遊技及び非AT遊技については後述する。また、非RT遊技かつ非AT遊技では、後述するようにAT遊技を実行するか否かの抽選が行われ、この抽選に当選すると、AT遊技が実行される(非RT遊技かつAT遊技)。そして、所定遊技回数を消化すると、AT遊技が終了し、再度、非AT遊技に戻る。
上記の非RT遊技(非AT遊技又はAT遊技)において1BBに当選し、当該遊技で当選した1BBが入賞しなかったときは、遊技状態制御手段69は、次遊技から、遊技状態を内部中遊技に移行するように制御する。なお、AT遊技中に1BBに当選したときは、本実施形態ではAT遊技を終了させる。
そして、内部中遊技において、当選した1BBが入賞すると、遊技状態制御手段69は、1BB遊技に移行するように制御する。なお、1BBに当選した遊技で1BBが入賞したときは、遊技状態制御手段69は、内部中遊技を経ないで1BB遊技に移行するように制御する。
1BB遊技の終了後は、遊技状態制御手段69は、次遊技から、遊技状態をRT遊技に移行するように制御する。
なお、RT遊技から非RT遊技への移行は、遊技状態制御手段69によって制御されるが、非AT遊技とAT遊技との間の移行は、演出制御手段70のAT遊技制御手段73(後述)によって制御される。
RT遊技に移行すると、遊技状態制御手段69は、RT遊技の終了条件を満たすまでRT遊技を継続するように制御する。本実施形態でのRT遊技の終了条件は、
(1)小役1A又は小役1Bが入賞したこと
(2)1BBに当選したこと
に設定されている。
そして、遊技状態制御手段69は、RT遊技中に小役1A又は小役1Bが入賞したときは、非RT遊技(かつ非AT遊技)に移行するように制御する。また、遊技状態制御手段69は、RT遊技中に1BBに当選したときは、内部中遊技に移行するように制御する。
さらに、RT遊技中においても、上記と同様にAT遊技を実行するか否かの抽選が行われ、この抽選に当選すると、AT遊技に移行する。そして、所定遊技回数を消化すると、非AT遊技(RT遊技)に戻る。
なお、本実施形態では、RT遊技の遊技回数の上限値は予め設定していない(無限RTである)が、上記条件以外に、(1)、(2)の条件を満たすことなく、RT遊技の上限遊技回数を例えば2000ゲームに設定し、RT遊技において2000ゲームを消化したときは、次遊技から非RT遊技に移行するようにしてもよい。
また、遊技状態制御手段69は、当該遊技がRT遊技であるか否かを判断するためのRTフラグ69aを備える。RTフラグ69aは、RT遊技中はオンとなり、非RT遊技中はオフにされるフラグである。
また、遊技制御手段50は、演出制御手段70に対し、各種の情報を送信するように制御する。送信される情報としては、設定値の情報(設定変更が行われたときは、その旨及び変更後の設定値の情報)、メダルが投入された旨の情報、スタートスイッチ41が操作された旨の情報、役の抽選結果の情報、リール31の回転が開始された旨の情報、どのストップスイッチ42が操作されたかの情報、リール31が停止した旨の情報、有効ラインに停止した図柄の組合せの情報、メダルの払出しの情報、遊技状態(非内部中/内部中、非RT遊技/RT遊技、1BB遊技の開始及び終了)の情報等が挙げられる。
図1において、演出制御手段70は、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23からの演出の出力を制御するものである。
演出制御手段70の演出パターン記憶手段71は、複数種類の演出パターンを記憶しているものである。そして、演出制御手段70の演出パターン選択手段72は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によって、遊技状態(非内部中/内部中、非AT遊技中/AT遊技中、非RT遊技中/RT遊技中)に応じて、役の抽選結果に対応するいずれか1つの演出パターンを選択する。
また、演出パターンは、当選役に応じて、それぞれ複数種類が設けられている。例えば、特別役当選時、小役当選時(小役3と制御役との重複選時)、リプレイ当選時、非当選時等ごとに、それぞれ複数種類の演出パターンが設けられている。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段70は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
図9は、演出パターンの種類とその内容を示す図である。実際には、当選役ごとに複数(例えば10種類程度)有するが、図9の例では簡素化して示している。
例えば1BBの当選時や内部中の非当選遊技では、演出パターン11、12又は71が選択される。内部中の遊技で小役やリプレイに当選したときは、当該遊技の当選役に対応する演出パターンが優先して選択される。
また、小役1A又は1Bの当選時には、当選した小役1A又は1Bの図柄(左リール31の図柄が「赤チェリー」であるか「青チェリー」であるか)を報知する演出パターン21と、当選した小役1A又は1Bの入賞を回避すべき旨を報知する演出パターン22と、報知なしの演出パターン71からいずれか1つが選択される。
さらにまた、小役3と制御役との重複当選時には、小役3を入賞させるためのストップスイッチ42の押し順を報知する演出パターン51と、報知なしの演出パターン71からいずれか1つが選択される。
図10〜図15は、遊技状態に応じた当選役の演出パターンとその選択率を示す図である。先ず、図10は、非RT遊技中かつ非AT遊技中、又は内部中に選択される演出パターンとその選択率を示している。
例えば1BB当選時(内部中を含む)は、2/10の確率で演出パターン11(1BBの当選を報知)が選択され、5/10の確率で演出パターン12(1BBの当選可能性を有する旨を報知)が選択され、3/10の確率で演出パターン71(1BBの当選に係る報知なし)が選択される。
また、小役1A又は1B当選時は、常に、当選図柄を報知する演出パターン21が選択される。さらにまた、小役3と制御役との重複当選時は、常に、報知なしの演出パターン71が選択される。
図11は、非RT遊技かつAT遊技に選択される演出パターンとその選択率を示す図である。AT遊技では、小役3と制御役との重複当選時には、常に、小役3を入賞させるためのストップスイッチ42の押し順を報知する演出パターン51が選択される。
また、小役1A又は小役1Bの当選時には、常に、当選図柄を報知する演出パターン21が選択される。なお、図8に示したように、RT遊技では、小役1A又は1Bが入賞するとRT遊技が終了するが、AT遊技では、非RT遊技であれば小役1A又は小役1Bが入賞してもAT遊技は終了しない。このため、AT遊技かつ非RT遊技では、小役1A又は小役1Bの当選時には、小役1A又は小役1Bを入賞させるために、当選図柄を報知する。
図12は、RT遊技かつ非AT遊技に選択される演出パターンとその選択率を示す図である。非AT遊技では、小役3と制御役との重複当選時には、常に、小役3を入賞させるためのストップスイッチ42の押し順は報知されず、演出パターン71が選択される。
また、小役1A又は小役1Bの当選時には、常に、当選図柄が報知されず、演出パターン71が選択される。したがって、RT遊技かつ非AT遊技では、小役1A又は1Bの当選時に、小役1A又は1Bが入賞するか否かは運次第となる。
さらにまた、RT遊技では、頻繁にリプレイが当選・入賞するので、リプレイ当選時には、報知なしの演出パターン71の選択率が高く設定されている。
図13は、RT遊技かつAT遊技に選択される演出パターンとその選択率を示す図である。AT遊技では、小役3と制御役との重複当選時には、常に、小役3を入賞させるためのストップスイッチ42の押し順を報知する演出パターン71が選択される。
また、小役1A又は小役1Bの当選時には、常に、当選した小役1A又は小役1Bの入賞を回避すべき旨を報知する演出パターン22が選択される。例えば小役1Aの当選時には、「左リール31に赤チェリーを停止させるな!」等を報知する。
図14は、後述するペナルティ状態又は演出制限状態で選択される演出パターンとその選択率を示す図である。この遊技状態では、1BBに当選したときに、演出パターン11又は12が選択される可能性があるが、その他の小役又はリプレイ当選時は、一切、報知が行われない(常に、演出パターン71が選択される)。
また、図15は、1BB遊技中で選択される演出パターンとその選択率を示す図である。1BB遊技中は、小役の当選時には、常に、当選小役の種類を報知する演出パターン21、31又は41が選択される。
説明を図1に戻す。図1において、演出制御手段70のAT遊技制御手段73は、非AT遊技(非RT遊技であるかRT遊技であるかを問わない)においてAT遊技を実行するか否かの抽選に当選したときは、AT遊技に移行してAT遊技を実行するとともに、AT遊技中にAT遊技の終了条件を満たしたと判断したときはAT遊技を終了して非AT遊技に移行するように制御するものである。
また、AT遊技制御手段73は、当該遊技がAT遊技であるか否かを判断するためのATフラグ73aを備える。ATフラグ73aは、AT遊技中にオンとされ、非AT遊技中ではオフにされるフラグである。
ここで、本実施形態の「AT(Assist Time )遊技」とは、小役としてAT小役(特定役)を設け、このAT小役の当選時に、遊技者によるストップスイッチ42の押し順に応じてAT小役が入賞する場合と入賞しない場合とを有するように、あるいは入賞態様(有効ラインに停止する図柄の組合せ)が異なるように設定し、当選したAT小役を入賞させる、あるいは最も有利な図柄の組合せが有効ラインに停止するためのストップスイッチ42の押し順を遊技者に対して報知する遊技をいう。AT遊技は「報知遊技」とも称される。
本実施形態のAT遊技では、小役3と制御役との重複当選時に、小役3を入賞させるために最初に操作すべきストップスイッチ42に係る情報が報知される。例えば小役3及び制御役1に重複当選したときは、最初のストップスイッチ42が操作される前、より具体的にはスタートスイッチ41が操作された直後に、遊技者に対し、「最初に左ストップスイッチ42を押せ!」等の報知(指示、ナビ又はコメント)を画像表示装置23を用いて画像表示する。小役3及び制御役2に重複当選したときも同様に「最初に中ストップスイッチ42を押せ!」等の報知を行う。さらに同様に、小役3及び制御役3に重複当選したときも同様に「最初に右ストップスイッチ42を押せ!」等の報知を行う。
したがって、遊技者は、報知された情報に従ってストップスイッチ42を操作することで、小役3及び制御役の重複当選時に、小役3を確実に入賞させることができる。
さらに本実施形態では、AT遊技かつRT遊技であるときは、小役1A又は小役1Bの当選時に、当選した小役1A又は1Bの入賞を回避すべき旨を報知する。例えば小役1Aに当選したときは、最初のストップスイッチ42が操作される前(左リール31が停止する前)、より具体的にはスタートスイッチ41が操作された直後に、遊技者に対し、「赤チェリーを外せ!」等の報知(指示、ナビ又はコメント)を画像表示装置23を用いて画像表示するものである。小役1Bに当選したときも「青チェリーを外せ!」等の報知を行う。
したがって、遊技者は、AT遊技かつRT遊技中は、上記報知に従うことで、当選した小役1A又は小役1Bの入賞を回避することができる。具体的には、上述したように、例えば小役1Aの当選時には、図柄番号20番〜1番までの図柄が表示窓14内に位置する瞬間から、図柄番号7番〜9番までの図柄が表示窓14内に位置する瞬間までの間に左ストップスイッチ42を操作すれば、14番又は19番の「赤チェリー」の図柄は有効ライン(表示窓14内)に停止しない。したがって、遊技者は上記タイミングで左ストップスイッチ42を操作すれば、当選した小役1Aの入賞を回避することができる。小役1B当選時も同様に所定のタイミングで左ストップスイッチ42を操作すればよい。
これにより、AT遊技かつRT遊技では、RT遊技が終了してしまうことを回避することができる。なお、図8に示したように、本実施形態では、AT遊技かつRT遊技中に小役1A又は1Bが入賞したときは、RT遊技が終了するだけでなく、AT遊技も終了する。すなわち、非RT遊技かつ非AT遊技に移行する。
これに対し、RT遊技かつ非AT遊技中に小役1A又は1Bが入賞したときは、非RT遊技かつ非AT遊技に移行する。
なお、非RT遊技中に小役1A又は1Bが入賞しても遊技状態の移行はない。すなわち、非RT遊技かつ非AT遊技中に小役1A又は1Bが入賞しても遊技状態は維持される。同様に、非RT遊技かつAT遊技中に小役1A又は1Bが入賞しても遊技状態は維持される。
本実施形態では、AT遊技制御手段73は、非AT遊技中(RT遊技であるか非RT遊技であるかを問わない)には、毎遊技、ソフトウエア乱数を用いて、AT遊技を実行するか否かを抽選により決定する。
図16は、AT遊技の抽選に係る当選確率を示す図である。通常時は、1/150の確率で当選するように抽選を行い、この抽選に当選したときは、AT遊技を実行するか否かの演出を出力する。そして、AT遊技の抽選に当選したときは、次遊技から、AT遊技を実行するように制御する。
また、本実施形態では、AT遊技に移行すると、1BBに当選しないことを条件に、100ゲーム継続される。したがって、AT遊技制御手段73は、AT遊技中は、遊技回数をカウントし続け、遊技回数が100ゲームに到達したと判断したときは、当該遊技でAT遊技を終了し、次遊技から非AT遊技に移行するように制御する。
なお、AT遊技の遊技回数は、本実施形態のように固定にすることなく、AT遊技を実行することに当選したときに抽選で決定してもよい。あるいは、AT遊技中に、非AT遊技に移行するか否かの転落抽選を行い、この転落抽選で当選したときに、非AT遊技に移行するように制御してもよい。
次に、本実施形態で設けられているペナルティ状態、及び演出制限状態について説明する。
先ず、ストップスイッチ42の押し順としては、基準となる押し順と、変則押しとが挙げられる。
基準となる押し順は、本実施形態では、最初に操作されるストップスイッチ42が左の場合(「左中右」の順押し、又は「左右中」の順挟み)である。これ以外の押し順、すなわち最初に操作されるストップスイッチ42が中又は右の場合(「中左右」、「中右左」、「右左中」、及び「右中左」のいずれか)は、「変則押し」となる。
本実施形態では、AT遊技中において押し順が報知されたときのみ、変則押しを認めるようにし、それ以外のとき、特に非AT遊技中は、常に、基準となる押し順でストップスイッチ42を操作すべき遊技としている。
このように設定しているのは、以下の理由による。
図5に示すように、小役3及び制御役の重複当選時において、最初に左ストップスイッチ42が操作されると入賞する「小役3+制御役1」の当選確率は、1/15である。
これに対し、最初に中ストップスイッチ42が操作されると入賞する「小役3+制御役2」の当選確率、及び最初に右ストップスイッチ42が操作されると入賞する「小役3+制御役3」の当選確率は、それぞれ1/6である。
このため、非AT遊技において、毎遊技、最初に左ストップスイッチ42から操作すれば、1/15の確率でしか小役3が入賞しない。
これに対し、毎遊技、最初に中又は右ストップスイッチ42から操作すれば、1/6の確率で小役3が入賞してしまう。
したがって、スロットマシン10の出玉率の都合上、非AT遊技中は、1/15の確率で小役3が入賞するように設定したいが、変則押しをされると、小役3の入賞率が高くなってしまう。
そこで、非AT遊技中は、遊技者に対し、常に、基準となる押し順を要求するようにし、非AT遊技中に変則押しがされたときは、ペナルティを課すようにする。
どのような条件下でペナルティを課すかは、種々考えられるが、本実施形態では、非AT遊技中において、小役3と制御役との重複当選時に変則押しをしたときは、ストップスイッチ42の押し順が正しいか否かにかかわらず、ペナルティ状態に設定し、所定遊技期間、それを維持するように制御する。
なお、非AT遊技中において、小役3と制御役との重複当選時のみならず、すべての遊技において、変則押しがされたときはペナルティ状態に設定してもよい。あるいは、非AT遊技中に、小役3と制御役との重複当選時、及び役の非当選時に変則押しがされたときはペナルティ状態に設定してもよい。
また、本実施形態では、AT遊技中は、すべての遊技において、押し順が違っても、ペナルティ状態を設定しないように制御する。例えば、AT遊技中において、小役3及び制御役1の重複当選時に、「最初に左ストップスイッチ42を押せ」という報知が出力されたにもかかわらず、最初に中ストップスイッチ42が操作された場合には、意図的な変則押しでなく、単なる遊技者の操作ミスと判断し、ペナルティ状態を設定しない。
ただし、これに限らず、AT遊技において、報知が行われていない(小役3と制御役とに重複当選していない)遊技で変則押しがされたときや、報知が行われた(小役3と制御役とに重複当選した)にもかかわらず、報知された押し順と異なる押し順でストップスイッチ42が操作されたときは、ペナルティ状態に設定してもよい。
また、図1に示すように、演出制御手段70は、AT制限カウンタ74及び演出制限カウンタ75を備える。
そして、非AT遊技中において、小役3と制御役との重複当選時に変則押しされたときは、演出制御手段70は、AT制限カウンタ74及び演出制限カウンタ75の双方のカウント値を「10」にセットする。
次いで、演出制御手段70は、AT制限カウンタ74又は演出制限カウンタ75によるカウント値が「1」以上であるときは、毎遊技(小役3及び制御役の重複当選時は、最初に操作されたストップスイッチ42が左であることを条件に)、カウント値を「1」ずつ減算し続ける。
なお、本明細書において、「ペナルティ状態」というときは、AT制限カウンタ74及び演出制限カウンタ75の双方のカウント値が「1」以上である状態を意味し、後述する「演出制限状態」を含むものである。
これに対し、単に「演出制限状態」というときは、AT制限カウンタ74のカウント値は「0」であるが、演出制限カウンタ75のカウント値のみが「1」以上である状態を意味する。
また、演出制御手段70は、AT制限カウンタ74及び演出制限カウンタ75の双方のカウント値が「1」以上である場合において、再度、小役3と制御役との重複当選時に変則押しがされたと判断したときは、カウント値をリセットし、再度、カウント値として「10」をセットする。
よって、ペナルティ状態となった後、10遊技の消化前に、再度、小役3及び制御役に重複当選して変則押しがされたときは、改めて10遊技の間、ペナルティ状態に設定する。
そして、AT遊技制御手段73は、AT制限カウンタ74によるカウント値が「1」以上である遊技では、AT遊技を実行するか否かの抽選を行わない(又は、当選確率を「0」に設定する)。すなわち、図16に示したように、非AT遊技中は、1/150で当選する抽選が実行されるが、ペナルティ状態では、AT遊技の実行に係る抽選に当選しないように制御する。なお、これに限らず、当選確率が極めて低いが当選するように設定することも可能である。例えば、ペナルティ状態での当選確率を、1/65536に設定することが挙げられる。
さらに、演出制御手段70は、演出制限カウンタ75によるカウント値が「1」以上である遊技では、演出の出力を大幅に制限するように制御する。上述した図14に示したように、演出パターン選択手段72は、ほとんどの場合は演出パターン71を選択する。これにより、1BBの当選時には、演出パターン11又は12が選択されて演出が出力される場合もあるが、小役やリプレイの当選時には、演出が一切出力されない。
そして、演出制限カウンタ75によるカウント値が「0」となったときは、演出パターン選択手段72は、通常通りに(図10〜図13に示すように)演出パターンを選択する。
また、上述したように、スロットマシン10は、設定変更が行われる場合がある。ホールの閉店後にスロットマシン10の設定変更を行い、当日の出玉率に対して翌日の出玉率を変化させるためである。
スロットマシン10の設定変更が行われると、その旨の情報が遊技制御手段50から演出制御手段70に送信される。このとき、演出制御手段70は、演出制限カウンタ75によるカウント値を維持するとともに、AT制限カウンタ74によるカウント値は、「0」であるか否かにかかわらず、「0」にリセットする。
なお、「設定変更」には、設定前後で設定値が異なる場合の他に、同一設定値へのいわゆる打ち直しも含まれる。
例えば、ペナルティ状態でないときに当日の遊技が終了した後、そのスロットマシン10の設定変更が行われると、(その旨の情報が遊技制御手段50から演出制御手段70に送信され、)演出制御手段70は、演出制限カウンタ75及びAT制限カウンタ74による両カウント値を、いずれも(設定変更直前のカウント値を)維持、すなわち「0」のままとする。
これに対し、ペナルティ状態のまま当日の遊技が終了した後、そのスロットマシン10の設定変更が行われると、(その旨の情報が遊技制御手段50から演出制御手段70に送信され、)演出制御手段70は、演出制限カウンタ75によるカウント値(設定変更直前のカウント値)を維持するように制御する。具体的には、例えば設定変更直前の演出制限カウンタ75によるカウント値が「5」であるときは、「5」の値を維持する。また、AT制限カウンタ74によるカウント値は、上記と同様に「0」であるか否かにかかわらず、「0」にリセットする。
以上のように制御することで、非AT遊技において小役3及び制御役の重複当選時に、ストップスイッチ42の押し順が変則押しされたときは、10遊技の間、ペナルティ状態に設定され、演出はほとんど出力されない。
一方、設定変更が行われたときは、AT制限カウンタ74によるカウント値は、それ以前のカウント値にかかわらず「0」となるが、演出制限カウンタ75によるカウント値は維持されるので、設定変更直前の演出制限カウンタ75によるカウント値が「1」以上のときは、演出制限状態に設定され、演出はほとんど出力されない。
これにより、ホールの閉店終了間際に、変則押しをして意図的にペナルティ状態を発生させ、翌日のホール開店直後に、その台で、小役報知が行われるか否かを確認しても、設定変更の有無は判別できなくなる。つまり、この台の設定変更が行われていないときはペナルティ状態にあるので演出の出力は制限され、仮に設定変更が行われたときは、演出制限状態であるので、演出の出力は制限される。したがって、両者の区別はできない。
また、ペナルティ状態のままホールが閉店して設定変更が行われたときは、演出制限カウンタ75によるカウント値が設定変更直前の値を引き継ぐので、小役報知が行われるか否かを確認しても、設定変更の有無は判別できなくなる。
以上のAT制限カウンタ74によるカウント値、及び演出制限カウンタ75によるカウント値の変化を、図17及び図18に基づき説明する。以下、図17及び図18の説明では、AT制限カウンタ74によるカウント値を「AT制限カウント値」と称し、演出制限カウンタ75によるカウント値を「演出制限カウント値」と称する。
先ず、図17(a)において、先ず、両者のカウント値が「0」である状態で、小役3と制御役との重複当選時に遊技者が変則押しをしたときは、ペナルティ状態に設定され、両者のカウント値として「10」がセットされる。
また、この状態で、遊技者が変則押しをすることなく例えば5遊技消化されたときは、両カウント値が「5」となり、さらに5遊技(合計10遊技)消化されたときは、両カウント値が「0」となり、ペナルティ状態前と同じ状態に戻る。
一方、図17(b)に示すように、両者のカウント値が「0」である状態で、小役3と制御役との重複当選時に変則押しをしたときは、ペナルティ状態に設定され、両者のカウント値として「10」がセットされる。そして、4遊技後(両カウント値が「6」のとき)に、小役3と制御役とに重複当選し、遊技者が変則押しをしたときは、カウント値がリセットされ、両カウント値が「10」に変更され、ペナルティ状態の初期状態となる。そして、ペナルティのない状態が10遊技続けば、両者のカウント値が「0」となる。
また、図18(a)示すように、両者のカウント値が「0」である状態で設定変更が行われたときは、AT制限カウント値及び演出制限カウント値は、いずれも「0」のままである。
さらにまた、図18(b)に示すように、ペナルティ状態(この例では、両カウント値が「4」の場合)で設定変更が行われたときは、AT制限カウント値は「0」にセットされ、演出制限カウント値は「4」の状態が維持される。
そして、この状態からペナルティなく4遊技後には、両者のカウント値が「0」となる。これに対し、設定変更後、3遊技後(AT制限カウント値が「0」、演出制限カウント値が「1」のとき)に、小役3と制御役とに重複当選し、遊技者が変則押しをしたときは、両カウント値が「10」に変更され、ペナルティ状態の初期状態となる。
次に、遊技中の処理の流れをフローチャートに基づき説明する。
図19は、AT制限カウンタ74及び演出制限カウンタ75のカウント値の制御を示すフローチャートである。
図19において、先ず、遊技が開始されると、ステップS11において、遊技制御手段50は、第1(最初の)ストップスイッチ42が操作されたか否かを判断し続ける。そして、第1ストップスイッチ42が操作されたと判断されたときはステップS12に進み、その第1ストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であるか否かを判断する。左ストップスイッチ42でないと判断されると、ステップS13に進み、遊技制御手段50は、当該遊技がペナルティを課すための条件を満たすか否かを判断する。
「当該遊技がペナルティを課すための条件を満たす」のは、上述したように、非AT遊技中において、小役3と制御役との重複当選時に変則押しをしたときである。この条件を満たすと判断されたときはステップS14に進み、AT制限カウンタ74及び演出制限カウンタ75の双方のカウント値としていずれも「10」をセットする。そして本フローチャートによる処理を終了する。これに対し、ステップS13で上記条件を満たさないと判断したときは、ステップS14の処理を行うことなく本フローチャートによる処理を終了する。
一方、ステップS12からステップS15に進むと、AT制限カウンタ74又は演出制限カウンタ75のカウント値が「1」以上であるか否かを判断する。「1」以上であると判断されたときはステップS16に進み、「1」以上となっているカウンタのカウント値から「1」を減算する。そして本フローチャートによる処理を終了する。これに対し、ステップS15でAT制限カウンタ74及び演出制限カウンタ75のカウント値がいずれも「0」であると判断されたときは、ステップS16の処理を行うことなく本フローチャートによる処理を終了する。
図20及び図21は、1遊技(通常遊技中)における処理の流れを示すフローチャートである。また、図21は、図20に続くフローチャートである。
図20のステップS21において、遊技制御手段50は、ベットスイッチ40が操作されたか否か(メダルを検知したか否かを含む)を判断し続ける。そして、メダルが投入されたと判断されると、次のステップS22に進み、遊技制御手段50は、スタートスイッチ41が操作されたか否かを判断する。操作されていないと判断されたときはステップS21に戻り、操作されたと判断したときはステップS23に進む。
ステップS23では、役抽選手段61は、所定の役抽選テーブル62を用いて役の抽選を行う。例えばRTフラグ69aがオフであるとき(非RT遊技中)は役抽選テーブル62Aを用い、内部中遊技であるときは役抽選テーブル62Bを用い、RTフラグ69aがオンであるとき(RT遊技中)は役抽選テーブル62Cを用いる。
さらに次のステップS24では、演出制御手段70は、ATフラグ73aがオンであるか否かを判断する。オンであると判断されたときはステップS27に進み、AT遊技の遊技回数をカウントするカウンタに「1」を加算する。そして ステップS28に進む。
これに対し、ATフラグ73aがオンでないと判断されたときはステップS25に進む。ステップS25では、AT制限カウンタ74のカウント値が「1」以上であるか否かを判断する。「1」以上でないと判断したときはステップS26に進み、AT遊技制御手段73は、AT遊技を実行するか否かの抽選を行う。そしてステップS28に進む。
これに対し、ステップS25においてAT制限カウンタ74のカウント値が「1」以上であると判断されたときは、ペナルティ状態であるので、AT遊技の抽選(ステップS26による処理)を行うことなくステップS28に進む。
ステップS28では、演出制御手段70は、演出制限カウンタ75のカウント値が「1」以上であるか否かを判断する。「1」以上でない(すなわち、ペナルティ状態でなく、かつ演出制限状態でもないとき)はステップS29に進み、演出パターン選択手段72は、当該遊技の遊技状態及びステップS23での役の抽選結果に基づいて、いずれか1つの演出パターンを選択する。そしてステップS31に進む。ここで、当該遊技におけるATフラグ73aがオンである場合において、小役3と制御役とに重複当選したときは、押し順を報知する演出パターン51が選択される。また、当該遊技におけるRTフラグ69a及びATフラグ73aの双方がオンである場合において、当該遊技で小役1A又は小役1Bに当選したときは、当選した小役1A又は小役1Bの入賞を回避すべき旨を報知する演出パターン22が選択される。
これに対しステップS28で演出制限カウンタ75のカウント値が「1」以上であると判断されたとき(すなわち、ペナルティ状態又は演出制限状態であるとき)はステップS30に進み、演出パターン選択手段72は、演出なしの演出パターン71を選択する(なお、この例では1BBに当選していないものとする)。そしてステップS31に進む。
ステップS31では、リール制御手段64は、すべてのリール31の回転を開始するように制御する。また、次のステップS32で、リール制御手段64は、ステップS23における役の抽選結果に対応する停止位置決定テーブル65をセットする。
次に、ステップS33に進み、遊技制御手段50は、ストップスイッチ42が操作されたか否かを判断し続ける。そして、操作されたと判断したときはステップS34に進み、リール制御手段64は、操作されたストップスイッチ42に対応するリール31の停止制御を行う。
次のステップS35では、遊技制御手段50は、すべてのリール31が停止したか否かを判断する。停止したと判断したときはステップS36に進み、停止していないと判断したときはステップS33に戻る。
ステップS36では、停止図柄判断手段66は、有効ラインに停止した図柄の組合せに基づいて、役が入賞したか否かを判断する。そして、役が入賞したと判断したときはステップS37に進み、役が入賞していないと判断したときはステップS41に進む。
ステップS37では、払出し手段67は、入賞役に応じた払出し等の処理を行う。具体的には、小役の入賞時には入賞した小役に対応するメダルの払出しを行い、リプレイの入賞時には当該遊技で投入された枚数分のメダルを自動投入する。そしてステップS38に進む。
ステップS38では、遊技状態制御手段69は、RTフラグ69aがオンであるか否かを判断する。オンであると判断したときはステップS39に進み、オンでないと判断したときはステップS41に進む。
ステップS39では、遊技状態制御手段69は、当該遊技において小役1A又は小役1Bが入賞したか否かを判断する。小役1A又は小役1Bが入賞したと判断したときは、ステップS40に進み、RTフラグ69aをオフにするとともに、ATフラグ73aがオンである場合にあってはオフにし、ステップS41に進む。これに対し、ステップS39において小役1A又は小役1Bが入賞していないと判断したときは、ステップS41に進む。
ステップS41では、AT遊技制御手段73は、ATフラグ73aがオンであるか否かを判断する。オンであると判断されたときはステップS42に進み、オンでないと判断されたときはステップS44に進む。
ステップS42では、AT遊技制御手段73は、AT遊技の所定遊技回数(本実施形態では100遊技)を消化したか否かを判断する。そして、所定遊技回数を消化したと判断したときはステップS43に進んでATフラグ73aをオフにする。これにより、次遊技からは非AT遊技となる。そして本フローチャートによる処理を終了する。
これに対し、ステップS42で所定遊技回数を消化していないと判断したときは、AT遊技を維持するようにし、ステップS43の処理を行うことなく本フローチャートによる処理を終了する。
一方、ステップS41からステップS44に進むと、AT遊技制御手段73は、ステップS26におけるAT遊技の抽選に当選したか否かを判断する。当選したと判断したときはステップS45に進み、AT遊技制御手段73は、ATフラグ73aをオンにする。これにより、次遊技からはAT遊技となる。そして本フローチャートによる処理を終了する。これに対し、ステップS44で当選していないと判断したときは、非AT遊技を維持して(ATフラグ73aをオフのままとして)本フローチャートによる処理を終了する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、以下のような種々の変形が可能である。
(1)本実施形態では、所定の条件下でストップスイッチ42が変則押しされたときは、10遊技のペナルティを課すようにした。しかし、これに限らず、最初のペナルティは、少ない遊技回数、例えば5遊技としてもよい。そして、この5遊技間で、再度、ストップスイッチ42の押し順が変則押しされたときは、改めて、その時点から10遊技のペナルティ状態を設定するようにしてもよい。
また、最初のペナルティは、上記実施形態のように所定の条件下(非AT遊技において、小役3と制御役との重複当選時)において、変則押しされたときにペナルティとするが、そのペナルティ期間中は、当選役を問わず、変則押しされた時点で新たなペナルティ(加重)としてもよい。
(2)上記実施形態では、内部中遊技や1BB遊技中のペナルティについては言及していないが、内部中遊技や1BB遊技中については、変則押しをされても、ペナルティを一切課さないようにしてもよい。
(3)また、ペナルティ状態のときは、演出を大幅に制限したが、これに限らず、複数回の連続する遊技にわたって一連の演出を出力する「連続演出」は選択される場合があるようにしてもよい。また、連続演出中に変則押しされたときは、その連続演出に係る演出は、一律に出力するようにしてもよい。
(4)本実施形態では、小役3と制御役との重複当選時は、ストップスイッチ42が所定の押し順であるときは小役3が入賞するようにし、それ以外の押し順であるときは小役3が入賞しないようにした。しかし、これに限らず、所定の押し順であるときは、小役3に対応する図柄の組合せがN本の有効ラインに停止し、所定の押し順以外であるときは、小役3に対応する図柄の組合せがM本(M<N)の有効ラインに停止するようにして、メダル払出し枚数が異なるようにしてもよい。あるいは、小役3と制御役との重複当選時は、ストップスイッチ42が所定の押し順であるときは小役3が入賞するようにし、それ以外の押し順であるときは制御役が入賞するようにしてもよい。そして、小役3のメダル払出し枚数を、制御役のメダル払出し枚数よりも多くすればよい。
(5)また、ストップスイッチ42の押し順については、本実施形態では3択(最初に操作すべきストップスイッチ42が左、中又は右のいずれか)としたが、これに限らず、5択(「左中右又は左右中」、「中左右」、「中右左」、「右左中」、「右中左」)や、6択(「左中右」、「左右中」、「中左右」、「中右左」、「右左中」、「右中左」)に設定することも可能である。
図22〜図26は、上記変形例の一実施形態を示す図である。
先ず、図22は、各リール31の図柄配列を示す図である。また、図23は、有効ラインを示す図である。このように、本変形例では、9本の有効ラインL1〜L9を有するとともに、左リール31については、上段のみが有効ラインに設定されている。
さらに、図24は、役の種類と図柄の組合せ、払出し枚数を示す図である。図24に示すように、小役1として、「ベル」−「any」−「any」、「スイカ」−「ベル」−「ベル」、又は「RP」−「ベル」−「ベル」の3種類の図柄の組合せを設けている。さらに、制御役として制御役1〜制御役3を設けている。
また、図25は、通常遊技の非内部中の役抽選テーブル62Aを示す図である。図25に示すように、小役1に係る当選役として、小役1の単独当選、小役1+制御役1、小役1+制御役2、小役1+制御役3、及び小役1+制御役1+制御役3の重複当選を設けている。
また、図26は、当選役と、ストップスイッチ42の押し順と、メダル払出し枚数との関係を示す図である。
図26において、例えば小役1の単独当選時は、ストップスイッチ42の押し順が「左中右」又は「左右中」であるときは、左リール31の停止時に上段に「ベル」の図柄を停止させる。これにより、9本の有効ラインL1〜L9に、「ベル」−「any」−「any」が停止したことなり、メダル払出し枚数は、1枚×9ライン=9枚となる。
これに対し、上記押し順以外であるときは、左リール31の停止時に上段に「スイカ」又は「RP」を停止させる。また、中リール31及び右リール31については、上段、中段又は下段のいずれかに「ベル」の図柄を停止させる。これにより、いずれか1つの有効ラインに、「スイカ又はRP」−「ベル」−「ベル」が停止して、1枚の払出しとなる。
他の重複当選時についても、予め定められた押し順であるときは「ベル」−「any」−「any」を停止させ、それ以外の押し順であるときは「スイカ又はRP」−「ベル」−「ベル」を停止させる。
以上のように設定することで、押し順が正解ならば9枚、不正解ならば1枚の払出しに設定することが可能となる。
10 スロットマシン
11 表示窓
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
44 設定変更スイッチ
50 遊技制御手段
60 設定値変更手段
60a 設定値記憶手段
61 役抽選手段
62(62A〜62D) 役抽選テーブル
63 当選フラグ制御手段
63a 当選フラグ
64 リール制御手段
64a 押し順検出手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 特別遊技制御手段
69 遊技状態制御手段
69a RTフラグ
70 演出制御手段
71 演出パターン記憶手段
72 演出パターン選択手段
73 AT遊技制御手段
73a ATフラグ
74 AT制限カウンタ
75 演出制限カウンタ
L1〜L9 有効ライン(図柄組合せライン)

Claims (6)

  1. 出玉率がそれぞれ異なる複数の設定値の中からいずれか1つの設定値を定める出玉率設定手段と、
    前記出玉率設定手段で定められた設定値に従って役の抽選を行う役抽選手段と、
    リールの回転開始命令を受けたときに前記リールの回転を開始するとともに、遊技者によりストップスイッチが操作されたときに、前記役抽選手段による役の抽選結果に対応する位置で前記リールを停止制御するリール制御手段と、
    前記役抽選手段による役の抽選結果に対応する演出を出力するように制御する演出制御手段と
    を備え、
    前記役抽選手段は、特定役を含めて役の抽選を行い、
    前記役抽選手段で特定役に当選したときは、遊技者にとって有利となる前記ストップスイッチの特定の押し順が決定されるようにし、
    前記リール制御手段は、前記役抽選手段で特定役に当選した場合において、前記特定の押し順に従って前記ストップスイッチが操作されたときは、遊技者にとって最も有利となるように前記リールを停止制御し、
    前記演出制御手段は、
    前記役抽選手段で特定役に当選したときに前記特定の押し順を報知する報知遊技、又は前記役抽選手段で特定役に当選したときであっても前記特定の押し順を報知しない非報知遊技を実行するように制御し、
    基準となる押し順で前記ストップスイッチを操作すべき遊技を設けるとともに、当該遊技において前記基準となる押し順以外の押し順で前記ストップスイッチが操作されたときは、所定の条件を満たすまで報知遊技制限状態及び演出制限状態に設定し、
    前記報知遊技制限状態では、前記報知遊技を実行するか否かの抽選を、前記報知遊技制限状態でないときよりも不利な条件で行うとともに、前記出玉率設定手段により設定値が変更されたときは前記報知遊技制限状態をクリアするように制御し、
    前記演出制限状態では、当選役の種類を告知する演出の出力を制限するとともに、前記出玉率設定手段により設定値が変更されたときであっても設定値の変更前から前記演出制限状態を継続するように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  2. 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
    前記演出制御手段は、前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態の遊技において、再度、前記基準となる押し順以外の押し順で前記ストップスイッチが操作されたときは、前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態の遊技回数を増加するように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  3. 請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
    前記演出制御手段は、
    前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態でない遊技において、前記基準となる押し順以外の押し順で前記ストップスイッチが操作されたときは、前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態の遊技回数として「M」をセットし、
    前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態の遊技において、再度、前記基準となる押し順以外の押し順で前記ストップスイッチが操作されたときは、その時点からの前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態の遊技回数として「N」(N≧M)をセットするように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記演出制御手段は、前記役抽選手段で特定役に当選した遊技において、前記特定の押し順以外の押し順で前記ストップスイッチが操作されたときに、前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態に設定する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  5. 請求項4に記載のスロットマシンにおいて、
    前記演出制御手段は、前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態の遊技では、前記役抽選手段で特定役に当選した遊技において前記特定の押し順以外の押し順で前記ストップスイッチが操作されたとき、又は前記役抽選手段で特定役に当選していない遊技において前記基準となる押し順以外の押し順で前記ストップスイッチが操作されたときは、前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態の遊技回数を増加するように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記役抽選手段は、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するための特別役を含めて役の抽選を行い、
    前記演出制御手段は、前記役抽選手段で特別役に当選した後、その特別役が入賞するまでの遊技、及び前記特別遊技中は、前記ストップスイッチの押し順にかかわらず、前記報知遊技制限状態及び前記演出制限状態に設定しないように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
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