JP2011077810A - フィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】圧電薄膜共振子を備えたフィルタを小型化することができるとともに、メンブレン端部にクラックが入ることを防ぐ。
【解決手段】上部電極2と下部電極3とが圧電膜4を挟んで対向する共振部(メンブレン領域)が、空隙9を挟んで基板1上に配されている圧電薄膜共振子を複数備えている。空隙9は、複数の圧電薄膜共振子の下部において連続した空間として備わっている。また、犠牲層エッチング液を注入するためのリリース孔6を備えている。これにより、複数の圧電薄膜共振子で空隙9を共有することができ、リリース孔を減らすことができ、フィルタを小型化することができる。また、共振部がエアーブリッジ型電極8で支持されていることにより、共振部の端部に応力が集中するのを防ぎ、クラック等が入ることを防止する。
【選択図】図2B

Description

本願の開示は、フィルタに関する。
携帯電話に代表される無線機器の急速な普及により、小型で軽量な共振子およびこれを組み合わせて構成したフィルタの需要が増大している。これまでは主として誘電体フィルタと表面弾性波(SAW)フィルタとが使用されてきたが、最近では、特に高周波での特性が良好で、かつ小型化とモノリシック化が可能な素子である圧電薄膜共振子およびこれを用いて構成されたフィルタが注目されつつある。
圧電薄膜共振子の中には、FBAR(Film Bulk Acoustic Resonator)タイプとSMR(Solidly Mounted Resonator)タイプがある。FBARタイプの圧電薄膜共振子は、基板上に、主要構成要素として、上部電極/圧電膜/下部電極の構造を有し、上部電極と下部電極が対向する部分の下部電極下に空隙が形成されている。ここで、空隙は、基板の表面あるいは内部に設けられた犠牲層のウェットエッチング、あるいは裏面からの基板のウェットエッチング、又はドライエッチング等により形成される。また、FBARタイプの圧電薄膜共振子は、基板に開口部を形成したバイアホール型と、基板と下部電極との間に空隙を形成したキャビティ型とがある。
キャビティ型の圧電薄膜共振子は、あらかじめ空隙となる領域に犠牲材料を充填し、下部電極、圧電膜、および上部電極が形成された後に犠牲材料を除去することにより、空隙を形成することができる。キャビティ型の圧電薄膜共振子は、バイアホール型の圧電薄膜共振子に比べて基板の加工が必要なく、基板における素子を作りこむ面の背面が平坦である。したがって、キャビティ型の圧電薄膜共振子は、チップをダイシングし個々にハンドリングする工程を考えた場合、大量生産に好適な構造である。
しかしながら、キャビティ型の圧電薄膜共振子では、素子が作製される面上に、犠牲層を除去するためのエッチング液の導入口および流路を形成する必要がある。エッチング液の導入口および流路は、基板上において、共振子としては機能しないデッドスペースとなる。特に、複数の圧電薄膜共振子を結線するラダー型フィルタでは、このようなデッドスペースが存在することにより、小型化する上での障壁となる。
特許文献1は、犠牲層を除去するためのエッチング液の導入口を基板の背面に作り込む方法を開示している。また、特許文献2は、エッチング液の導入口を圧電薄膜共振子上に配置する構成を開示している。また、特許文献3は、エアギャップ型FBARを開示している。
特開2005−333642号公報 特開2007−208728号公報 特開2005−347898号公報
特許文献1が開示している構成では、キャビティ型の優位点であるハンドリングの容易性が損なわれてしまう。また、特許文献2が開示している構成では、共振子内に不要な圧電膜の端面が存在するため、反共振Qが劣化してしまうという問題点が発生する。これは、共振子内に不要な圧電膜の端面が存在すると、端面反射によって純粋な厚み縦振動の発生が阻害されるためである。また、特許文献3が開示している構成では、電極膜および圧電膜が極端に薄いため、Xバンド以上の高周波帯ではメンブレン端部にクラックが入る可能性がある。
本願に開示するフィルタは、基板と、前記基板上に設けられた下部電極と、前記下部電極上に設けられた圧電膜と、前記圧電膜上に設けられた上部電極とを備え、前記上部電極と前記下部電極が前記圧電膜を挟んで対向するメンブレン領域が、空隙を挟んで前記基板上に配されている圧電薄膜共振子を複数備えた、フィルタであって、前記空隙は、前記複数の圧電薄膜共振子の下部において連続した空間を形成し、前記空隙へ連通する貫通孔をさらに備えたものである。
本願の開示によれば、圧電薄膜共振子を小型化することができるとともに、メンブレン端部にクラックが入ることを防ぐことができる。
従来の圧電薄膜共振子の平面図 図1AにおけるA−A’部の断面図 実施の形態にかかるフィルタの平面図 図2AにおけるB−B’部の断面図 実施例1にかかるフィルタの平面図 図3AにおけるC−C’部の断面図 ラダーフィルタの回路図 実施例2にかかるフィルタの平面図 図4AにおけるD−D’部の断面図 A〜Jは、実施の形態にかかる圧電薄膜共振子の製造工程を示す断面図 実施例2にかかるフィルタの平面図 図6AにおけるE−E’部の断面図 通信モジュールのブロック図 通信装置のブロック図
フィルタは、基板と、前記基板上に設けられた下部電極と、前記下部電極上に設けられた圧電膜と、前記圧電膜上に設けられた上部電極とを備え、前記上部電極と前記下部電極が前記圧電膜を挟んで対向するメンブレン領域が、空隙を挟んで前記基板上に配されている圧電薄膜共振子を複数備えた、フィルタであって、前記空隙は、前記複数の圧電薄膜共振子の下部において連続した空間を形成し、前記空隙へ連通する貫通孔をさらに備えたものである。
フィルタにおいて、前記空隙は、前記上部電極と前記下部電極とが交差する励振部より大きく形成されている構成とすることができる。
フィルタにおいて、前記複数の圧電薄膜共振子は、前記下部電極を共有している構成とすることができる。
フィルタにおいて、前記複数の圧電薄膜共振子は、前記基板との間に空隙を有するエアーブリッジ型電極により、パッド部に機械的に結合されているとともに電気的に接続されている構成とすることができる。
(実施の形態)
〔1.弾性波デバイスの構成〕
図1Aは、従来のFBARタイプの圧電薄膜共振子の構造を示す。図1Bは、図1AにおけるA−A’部の断面図である。図1A及び図1Bに示す圧電薄膜共振子は、基板101、上部電極102、下部電極103、圧電膜104を備えている。基板101と下部電極103との間には、犠牲層105を備えているが、これは圧電薄膜共振子の製造工程においてエッチングにより除去される。上部電極102と下部電極103とが対向する領域(以下、メンブレン領域と称する)の近傍には、犠牲層105を除去するためのエッチング液を注入するためのリリース孔106を有する。
図1A及び図1Bに示す圧電薄膜共振子は、メンブレン領域ごとにリリース孔106を有しているために、基板101上において細密配置が困難である。例えば、基板101上に複数の圧電薄膜共振子を備えてフィルタを作製する場合、メンブレン領域ごとにリリース孔106を備えるため、圧電薄膜共振子を細密配置することが困難である。
さらに、図1A及び図1Bに示す圧電薄膜共振子は、メンブレン領域の端部における圧電膜104及び下部電極103に応力が集中し、応力集中した箇所を起点にクラック107等の破壊が発生することがある。クラック107等が生じてしまうと、圧電薄膜共振子の共振特性が劣化することがある。これら現象は、特にXバンド以上の高周波帯で顕著に現れている。
本実施の形態のポイントの一つは、複数の圧電薄膜共振子を同一の空隙で形成して、更にパッド部とエアーブリッジ型電極により支えることで、メンブレン端部の応力集中を回避し、高信頼の素子を実現することである。また、メンブレン領域の下部の空隙を、複数の圧電薄膜共振子で共有することにより、リリース孔の数を減らして、フィルタの小型化を図ることも、本実施の形態のポイントの一つである。以下、本実施の形態にかかる圧電薄膜共振子を備えたフィルタについて説明する。
図2Aは、実施の形態にかかる圧電薄膜共振子を備えたフィルタを示す平面図である。図2Bは、図2AにおけるB−B’部の断面図である。図2A及び図2Bに示すフィルタは、複数の圧電薄膜共振子を梯子形に接続したラダーフィルタである。このラダーフィルタは、本実施の形態にかかる圧電薄膜共振子を備えたフィルタの一例を示すものであり、本実施の形態にかかる圧電薄膜共振子の基本構成を説明するための構成である。図2A及び図2Bに示す圧電薄膜共振子は、基板1、上部電極2、下部電極3、圧電膜4、信号パッド部7a、グランドパッド部7bを備えている。
基板1は、シリコン(Si)、ガラス、GaAs等を用いることができ、本実施の形態では一例としてSiを用いている。圧電膜4は、基板1上に備わる。圧電膜4は、窒化アルミニウム(AlN)、酸化亜鉛(ZnO)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、チタン酸鉛(PbTiO3)などを用いることができる。下部電極3は、空隙9を挟んで、基板1上に備わる。なお、図2Bでは、空隙9に犠牲層5を図示しているが、犠牲層5は圧電薄膜共振子の製造工程において最終的に除去される。上部電極2は、圧電膜4上に備わる。上部電極2及び下部電極3は、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、白金(Pt)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、イリジウム(Ir)、クロム(Cr)、Ti(チタン)等あるいはこれらを組み合わせた積層材料を用いることができる。信号パッド部7aは、外部から電気信号を入力可能である。上部電極2と下部電極3とが対向するメンブレン領域は、図2A及び図2Bでは共振部R1〜R12(図2BではR1〜R4のみ図示)と称している。共振部R1〜R8がラダーフィルタにおける直列腕に接続された直列共振部であり、共振部R9〜R12がラダーフィルタにおける並列腕に接続された並列共振部である。
圧電膜4には、リリース孔6が形成されている。リリース孔6は、犠牲層5を除去するためのエッチング液を注入するための孔である。なお、犠牲層5は、図2Bにおいて図示しているが、圧電薄膜共振子の製造工程においてエッチングにより除去される。空隙9は、下部電極3及びその近傍の圧電膜4と基板1との間に備わる。リリース孔6と空隙9とは、連通した空間である。したがって、共振部R1〜R12を含む構造体10は、信号パッド部7a及びグランドパッド部7bにおけるエアーブリッジ型電極8によって機械的に支持され、基板1に対して浮上している。すなわち、構造体10と基板1との間には、基板1の素子形成面の面方向全域に亘って空隙6が備わる。また、上部電極2と信号パッド部7a及びグランドパッド部7bとは、エアーブリッジ型電極8を介して電気的に接続されている。
図2A及び図2Bに示す圧電薄膜共振子において、上部電極2と下部電極3との間に高周波の電気信号を印加すると、上部電極2と下部電極3とに挟まれた圧電膜4内部に逆圧電効果によって励振される弾性波や圧電効果に起因する歪みによって生じる弾性波が発生する。そして、これらの弾性波が電気信号に変換される。このような弾性波は、上部電極2と下部電極3とがそれぞれ空気に接している面で全反射されるため、厚み方向に主変位をもつ縦振動波となる。下部電極3、圧電膜4および上部電極2からなる積層膜の総膜厚Hが、弾性波の波長λの1/2(1/2波長)の整数倍(n倍)となる周波数(つまりH=nλ/2となる周波数)において共振現象が生じる。ここで、圧電膜4の材料によって決まる弾性波の伝搬速度をVとすると、共振周波数Fは、
F=nV/(2H)
となる。このことから、積層膜の総膜厚Hにより共振周波数Fを制御することができ、所望の周波数特性を有する圧電薄膜共振子を得ることができる。
図2A及び図2Bに示す圧電薄膜共振子によれば、複数の共振部R1〜R12に共通したリリース孔6及び空隙9を備えたことにより、共振部個々にリリース孔を設けなくてもよいため、基板1における共振部R1〜R12の占有面積を小さくでき、細密に配置できる。したがって、圧電薄膜共振子を備えたフィルタや弾性波デバイスなどを小型化することができる。
また、共振部R1〜R12を含む構造体10を、基板1に対して浮上するようにエアーブリッジ型電極8によって支持したことにより、共振部R1〜R12の端部に位置する下部電極3や圧電膜4に応力が集中することを防止することができる。したがって、下部電極3や圧電膜4にクラック等が入ることを防止することができる。
(実施例1)
図3Aは、実施の形態にかかる圧電薄膜共振子の実施例1の平面図であり、実施例1にかかる圧電薄膜共振子を梯子形に接続したラダーフィルタを示す。図3Bは、図3AにおけるC−C’部の断面図である。図3Cは、図3Aに示すラダーフィルタの回路図である。図3A及び図3Bにおいて、図2A及び図2Bに示す圧電薄膜共振子またはラダーフィルタにおける構成要素と同一の構成要素については、同一符号を付与して詳細な説明は省略する。
図3A及び図3Bは、Xバンド(特に10GHz帯)の中心周波数を有するラダーフィルタである。上部電極2及び下部電極3は、Ru電極を使用し、膜厚はそれぞれ約75nmとしている。圧電膜4は、膜厚が約175nmの窒化アルミニウム(AlN)を使用している。信号パッド部7a及びグランドパッド部7bは、材料としてAu/Tiの積層膜を使用している。基板1は、Siを採用した。更に所望の帯域を確保するために、ラダーフィルタにおける並列腕と直列腕との共振子に周波数差を持たせるために、並列腕に接続されている共振子上に膜厚が約40nmのTi膜を配置した。
共振部R1〜R12の平面形状は、図3Aに示すように楕円形である。共振部R1〜R12と基板1との間には、一つの空隙9を有する。さらに、信号パッド部7a及びグランドパッド部7bと共振部R1〜R12とは、隔離されている。上部電極2と信号パッド部7a及びグランドパッド部7bとは、エアーブリッジ型電極8によって機械的に支持されているとともに、電気的に接続されている。更に、ラダーフィルタに含まれる複数の共振部R1〜R12のうち幾つかは、下部電極3を共有している。
図3A及び図3Bに示すラダーフィルタを共振動作させ、共振部R1〜R12の状態を確認したが、共振部R1〜R12およびその周辺にクラックが入るなどの不具合は発生しなかった。また、図3A及び図3Bに示す圧電薄膜共振子を利用して19GHz帯のフィルタを作製して共振動作をさせ、共振部R1〜R12の状態を確認したが、上記同様、共振部R1〜R12およびその周辺にクラックが入るなどの不具合は発生しなかった。
(実施例2)
図4Aは、実施の形態にかかる圧電薄膜共振子の実施例2の平面図であり、実施例2にかかる圧電薄膜共振子を梯子形に接続したラダーフィルタを示す。図4Bは、図4AにおけるD−D’部の断面図である。図3A及び図3Bにおいて、図2A及び図2Bに示す圧電薄膜共振子またはラダーフィルタにおける構成要素と同一の構成要素については、同一符号を付与して詳細な説明は省略する。
実施例2にかかる圧電薄膜共振子は、共振部R1〜R12の平面形状が図4Aに示すように非平行の辺で囲まれた多角形としている。実施例2では、図4Aに示すように五角形としたが、三角形や七角形などであってもよい。
実施例2にかかる圧電薄膜共振子であっても、実施例1と同様の効果が得られる。
〔2.圧電薄膜共振子の製造方法〕
図5A〜図5Jは、本実施の形態にかかる圧電薄膜共振子またはそれを備えたフィルタの製作工程を図示した断面図である。
まず、図5Aに示すように、Siを含む基板1上に、犠牲層5であるMgOをスパッタリング法または蒸着法を用いて形成する。基板1は、Si基板以外にも石英基板、ガラス基板、GaAs基板等を用いることができる。特に、後述する空隙形成においては、基板1をエッチングしないため、エッチングの難しい基板であっても用いることができる。犠牲層5としては、ZnO、Ge、Ti等、エッチング液により容易に溶解できる材料が好ましい。
次に、図5Bに示すように、犠牲層5を形成後、露光技術とエッチング技術とを用いて犠牲層5を任意の形状にパターニングする。
次に、図5Cに示すように、下部電極3の膜として、Ruをスパッタリング法等により成膜する。
次に、図5Dに示すように、露光技術とエッチング技術とを用いて、犠牲層5上に下部電極3を所望の形状にパターニングする。この時に下部電極3が犠牲層5より内側に形成されていることが望ましい。
次に、図5Eに示すように、圧電膜4として、AlNをスパッタリング法等により成膜する。
次に、図5Fに示すように、上部電極2の膜として、Ruをスパッタリング法等により成膜する。
次に、図5Gに示すように、上部電極2を、露光技術とエッチング技術とを用いて任意の形状にパターニングする。
次に、図5Hに示すように、露光技術とエッチング技術とを用いて、犠牲層5をエッチングするためのリリース孔6を形成する。リリース孔6は、上部電極2側から圧電膜4を介して基板1に至るまで貫通形成する。なお、リリース孔6の形成時、基板1はエッチングされない。
次に、上部電極2、信号パッド部7a、およびグランドパッド部7bの上に、周波数調整層としてSiO2をスパッタリング法により成膜する(不図示)。なお、周波数調整層の成膜は必須ではない。
次に、図5Iに示すように、露光技術とエッチング技術とを用いて、周波数調整層(SiO2)を除去し、上部電極2と信号パッド部7a及びグランドパッド部7bの上に、エアーブリッジ型電極8としてAu/Tiをリフトオフにて形成する。これにより、上部電極2と信号パッド部7a及びグランドパッド部7bとが電気的に接続される。
最後に、図5Jに示すように、露光技術とエッチング技術により、リリース孔6の上の周波数調整層(SiO2)を除去する。次に、リリース孔6に犠牲層エッチング液を注入する。犠牲層エッチング液は、リリース孔6から導入路を経て下部電極2の下へ導入され、犠牲層5を除去する。
これにより、上部電極2と下部電極3が対向する共振部R1〜R12の下方に、ドーム状の膨らみを有する空隙9が形成され、図3A及び図3Bに示す圧電薄膜共振子が完成する。なお、空隙9は、犠牲層5を除去する際に実際にはドーム状に膨らむが、図5Jでは空隙9の形状をドーム状に描画せず、簡易的に描画した。
犠牲層エッチング液としては、圧電薄膜共振子における犠牲層5以外の部分をエッチングしない組成であることが好ましい。特に、エッチング液が接触する犠牲層5上の電極材料(下部電極3)をエッチングしない組成であることが好ましい。
ここで、下部電極3、圧電膜4および上部電極2からなる積層体(複合膜)の応力が圧縮応力となるような成膜条件とすることにより、犠牲層5のエッチング終了時点で複合膜が膨れ上がり、下部電極3と基板1との間にドーム状の空隙9を形成することができ、圧電薄膜共振子およびフィルタを製造することができる。
なお、本実施の形態の効果を得るにあたっては、基板1、上部電極2及び下部電極3の電極膜、圧電膜4の各材料は上記に限定されず、他の材料でもよい。
〔3.圧電薄膜共振子の変形例〕
図6Aは、本実施の形態にかかる圧電薄膜共振子の変形例を示す平面図である。図6Bは、図6AにおけるE−E’部の断面図である。図6A及び図6Bにおいて、図2A及び図2Bに示す圧電薄膜共振子またはラダーフィルタにおける構成要素と同一の構成要素については、同一符号を付与して詳細な説明は省略する。
前述の図2A及び図2B等に示すラダーフィルタは、信号パッド部7a及びグランドパッド部7bと上部電極2とをエアーブリッジ型電極8で接続する構成としたが、図6A及び図6Bに示すラダーフィルタは、2つの信号パッド部7aのうち一方の信号パッド部7aを上部電極2に接続し、他方の信号パッド部7aを下部電極3に接続した構造である。したがって、一方のエアーブリッジ型電極8は上部電極2側に配されているが、他方のエアーブリッジ型電極8は下部電極3側に配されている。
図6A及び図6Bに示す構造のフィルタであっても、共振部R21〜R29と基板1との間に複数の圧電薄膜共振子で共有する空隙9を形成することができ、リリース孔6を減らすことができる。したがって、フィルタを小型化することができる。また、信号パッド部7a及びグランドパッド部7bと上部電極2とをエアーブリッジ型電極8で接続する構成としたことにより、共振部R21〜R29の端部に応力が集中するのを防ぎ、クラック等が入ることを防止することができる。
〔4.通信モジュールの構成〕
図7は、本実施の形態にかかる圧電薄膜共振子を備えた通信モジュールの一例を示す。図7に示すように、デュープレクサ62は、受信フィルタ62aと送信フィルタ62bとを備えている。また、受信フィルタ62aには、例えばバランス出力に対応した受信端子63a及び63bが接続されている。また、送信フィルタ62bは、パワーアンプ64を介して送信端子65に接続している。ここで、受信フィルタ62aは、本実施の形態にかかる圧電薄膜共振子を備えている。
受信動作を行う際、受信フィルタ62aは、アンテナ端子61を介して入力される受信信号のうち、所定の周波数帯域の信号のみを通過させ、受信端子63a及び63bから外部へ出力する。また、送信動作を行う際、送信フィルタ62bは、送信端子65から入力されてパワーアンプ64で増幅された送信信号のうち、所定の周波数帯域の信号のみを通過させ、アンテナ端子61から外部へ出力する。
本実施の形態にかかる圧電薄膜共振子を通信モジュールに備えることで、通信モジュールにおける圧電薄膜共振子の占有面積を小さくすることができ、通信モジュールを小型化することができる。また、共振動作をさせても共振部にクラックが入るなどの不具合が生じない通信モジュールを実現することができる。
なお、図7に示す通信モジュールの構成は一例であり、他の形態の通信モジュールに本実施の形態にかかるフィルタを搭載しても、同様の効果が得られる。
〔5.通信装置の構成〕
図8は、本実施の形態にかかる圧電薄膜共振子、または前述の通信モジュールを備えた通信装置の一例として、携帯電話端末のRFブロックを示す。また、図8に示す通信装置は、GSM(Global System for Mobile Communications)通信方式及びW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)通信方式に対応した携帯電話端末の構成を示す。また、本実施の形態におけるGSM通信方式は、850MHz帯、950MHz帯、1.8GHz帯、1.9GHz帯に対応している。また、携帯電話端末は、図8に示す構成以外にマイクロホン、スピーカー、液晶ディスプレイなどを備えているが、本実施の形態における説明では不要であるため図示を省略した。ここで、受信フィルタ73a、77〜80は、本実施の形態にかかる圧電薄膜共振子を備えている。
まず、アンテナ71を介して入力される受信信号は、その通信方式がW−CDMAかGSMかによってアンテナスイッチ回路72で、動作の対象とするLSIを選択する。入力される受信信号がW−CDMA通信方式に対応している場合は、受信信号をデュープレクサ73に出力するように切り換える。デュープレクサ73に入力される受信信号は、受信フィルタ73aで所定の周波数帯域に制限されて、バランス型の受信信号がLNA74に出力される。LNA74は、入力される受信信号を増幅し、LSI76に出力する。LSI76では、入力される受信信号に基づいて音声信号への復調処理を行ったり、携帯電話端末内の各部を動作制御したりする。
一方、信号を送信する場合は、LSI76は送信信号を生成する。生成された送信信号は、パワーアンプ75で増幅されて送信フィルタ73bに入力される。送信フィルタ73bは、入力される送信信号のうち所定の周波数帯域の信号のみを通過させる。送信フィルタ73bから出力される送信信号は、アンテナスイッチ回路72を介してアンテナ71から外部に出力される。
また、入力される受信信号がGSM通信方式に対応した信号である場合は、アンテナスイッチ回路72は、周波数帯域に応じて受信フィルタ77〜80のうちいずれか一つを選択し、受信信号を出力する。受信フィルタ77〜80のうちいずれか一つで帯域制限された受信信号は、LSI83に入力される。LSI83は、入力される受信信号に基づいて音声信号への復調処理を行ったり、携帯電話端末内の各部を動作制御したりする。一方、信号を送信する場合は、LSI83は送信信号を生成する。生成された送信信号は、パワーアンプ81または82で増幅されて、アンテナスイッチ回路72を介してアンテナ71から外部に出力される。
本実施の形態にかかる圧電薄膜共振子、または通信モジュールを通信装置に備えることで、通信装置における圧電薄膜共振子の占有面積を小さくすることができ、通信装置を小型化することができる。また、共振動作をさせても共振部にクラックが入るなどの不具合が生じない通信装置を実現することができる。
〔6.実施の形態の効果、他〕
本実施の形態によれば、複数の圧電薄膜共振子で空隙を共有し、更に圧電薄膜共振子を含む構造体をエアブリッジ型電極によりパッド部に支持することで、犠牲層エッチング液を注入するためのリリース孔を圧電薄膜共振子毎に設ける必要がなくなる。したがって、圧電薄膜共振子を小型化できる。また、そのような圧電薄膜共振子を備えたフィルタ、通信モジュール、通信装置を小型化することができる。
また、共振部の下部に空隙9を備えることにより、共振部の端部における応力集中が回避され、共振部にクラック等が入ることを防止することができる。
また、本実施の形態における基板1は、本発明の基板の一例である。本実施の形態における下部電極3は、本発明の下部電極の一例である。本実施の形態における圧電膜4は、本発明の圧電膜の一例である。本実施の形態における上部電極2は、本発明の上部電極の一例である。本実施の形態における空隙9は、本発明の空隙の一例である。本実施の形態におけるリリース孔6は、本発明の貫通孔の一例である。本実施の形態におけるエアーブリッジ型電極8は、本発明のエアーブリッジ型電極の一例である。
本実施の形態に関して、以下の付記を開示する。
(付記1)
フィルタを備えた通信モジュールであって、
前記フィルタは、
基板と、
前記基板上に設けられた下部電極と、
前記下部電極上に設けられた圧電膜と、
前記圧電膜上に設けられた上部電極とを備え、
前記上部電極と前記下部電極が前記圧電膜を挟んで対向するメンブレン領域が、空隙を挟んで前記基板上に配されている圧電薄膜共振子を複数備え、
前記空隙は、前記複数の圧電薄膜共振子の下部において連続した空間を形成し、
前記空隙へ連通する貫通孔をさらに備えた、通信モジュール。
(付記2)
前記空隙は、前記上部電極と前記下部電極とが交差する励振部より大きく形成されている、付記1記載の通信モジュール。
(付記3)
前記複数の圧電薄膜共振子は、前記下部電極を共有している、付記1または2記載の通信モジュール。
(付記4)
前記複数の圧電薄膜共振子は、前記基板との間に空隙を有するエアーブリッジ型電極により、パッド部に機械的に結合されているとともに電気的に接続されている、付記1記載の通信モジュール。
(付記5)
フィルタを備えた通信装置であって、
前記フィルタは、
基板と、
前記基板上に設けられた下部電極と、
前記下部電極上に設けられた圧電膜と、
前記圧電膜上に設けられた上部電極とを備え、
前記上部電極と前記下部電極が前記圧電膜を挟んで対向するメンブレン領域が、空隙を挟んで前記基板上に配されている圧電薄膜共振子を複数備え、
前記空隙は、前記複数の圧電薄膜共振子の下部において連続した空間を形成し、
前記空隙へ連通する貫通孔をさらに備えた、通信装置。
(付記6)
前記空隙は、前記上部電極と前記下部電極とが交差する励振部より大きく形成されている、付記5記載の通信装置。
(付記7)
前記複数の圧電薄膜共振子は、前記下部電極を共有している、付記5または6記載の通信装置。
(付記8)
前記複数の圧電薄膜共振子は、前記基板との間に空隙を有するエアーブリッジ型電極により、パッド部に機械的に結合されているとともに電気的に接続されている、付記5記載の通信装置。
本願は、フィルタ、通信モジュール、通信装置に有用である。
1 基板
2 上部電極
3 下部電極
4 圧電膜
6 リリース孔
8 エアーブリッジ型電極
9 空隙

Claims (4)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられた下部電極と、
    前記下部電極上に設けられた圧電膜と、
    前記圧電膜上に設けられた上部電極とを備え、
    前記上部電極と前記下部電極が前記圧電膜を挟んで対向するメンブレン領域が、空隙を挟んで前記基板上に配されている圧電薄膜共振子を複数備えた、フィルタであって、
    前記空隙は、前記複数の圧電薄膜共振子の下部において連続した空間を形成し、
    前記空隙へ連通する貫通孔をさらに備えた、フィルタ。
  2. 前記空隙は、前記上部電極と前記下部電極とが交差する励振部より大きく形成されている、請求項1記載のフィルタ。
  3. 前記複数の圧電薄膜共振子は、前記下部電極を共有している、請求項1または2記載のフィルタ。
  4. 前記複数の圧電薄膜共振子は、前記基板との間に空隙を有するエアーブリッジ型電極により、パッド部に機械的に結合されているとともに電気的に接続されている、請求項1記載のフィルタ。
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