JP2011077648A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ADFカバー等が完全に閉じた状態か否かのみを検知するセンサを用いつつ、使い勝手を向上させることができる画像読取装置を提供する。
【解決手段】自動原稿送りによるスキャンを開始する際に、ADFカバーが閉状態ではないことが検知された場合には、裏面用CISにて画像読み取りを行って画像データを生成し(S110)、この画像データの白レベルを判定することにより、裏面用CISに差し込む外光の強さを判定する。そして、白レベルが所定の閾値を下回る場合には(S115:No)、ADFカバーは半開き状態であると判定して、原稿自動送りによるスキャンを開始する(S125)。
【選択図】図5

Description

本発明は、原稿を搬送して画像を読み取る画像読取装置に関する。
自動原稿送り機能を有する画像読取装置は、紙づまり等に備え、原稿の搬送経路上の所定区間をADFカバーや原稿カバーにより開閉可能に構成されており、これらのカバーが閉じられ、該区間を通過する原稿を上から押さえることができる場合に限り、自動原稿送りが実行される。そして、ADFカバー等の開閉状態を特定するために、一般的に、ADFカバー等が完全に閉じた状態か否かのみを検知するセンサが用いられており、ADFカバー等が閉位置からやや浮いた状態(以後、半開き状態とも記載)であっても、ADFカバー等が完全に開放された状態として特定されていた。このため、ADFカバー等が半開き状態である場合は、自動原稿送りが可能であるにも関わらず自動原稿送りが禁止されてしまい、使い勝手が悪かった。
特開2005−94304号公報
ここで、特許文献1には、ADFの開閉蓋の開閉状態を、完全に閉じた状態である閉状態と、完全に開放された状態である開状態と、開閉蓋が開状態の位置と閉状態の位置の中間に位置する状態であるリフトアップ状態とのうちのいずれかとして検知する画像形成装置が記載されている。しかしながら、これらの状態を具体的にどのように検知するかという点については開示されていない。
本願発明は上記課題を解決するためになされたものであり、従来と同様に、ADFカバー等が完全に閉じた状態か否かのみを検知するセンサを用いつつ、使い勝手を向上させることができる画像読取装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の画像読取装置は、原稿の搬送経路の一部である開閉区間を覆う閉位置と該開閉区間を開放する開位置との間で移動可能に設けられたカバーと、カバーが閉位置に位置するかどうかを検知する閉位置検知手段と、開閉区間にて原稿の一方の面の画像読み取りを行う第一読取手段と、原稿を搬送経路に沿って搬送し、第一読取手段により該原稿の一方の面の画像を読み取り、画像データを生成する原稿読取処理を実行する読取制御手段と、第一読取手段により画像読み取りを行い、該画像読み取りにより生成された画像データに基づき、自装置の外部から開閉区間に差し込む外光の強さを検知する外光検知手段と、を備える。そして、読取制御手段は、閉位置検知手段によりカバーが閉位置に位置しないと判定された場合には、外光検知手段により検知された外光の強さに応じて、原稿読取処理の実行状態を決定する。
こうすることにより、原稿カバーが完全に閉じた状態ではなくなったと検知された場合であっても、原稿カバーにより開閉される開閉区間に差し込む外光の強さに基づき原稿カバーが半開き状態かどうかを判定することが可能となる。そして、原稿カバーが開放されている場合に比べ開閉区間に差し込む外光が十分に弱い場合には、原稿カバーが半開き状態であるとみなして自動原稿送りによるスキャンを実行することが可能となる。また、外光の強さにより原稿カバーが十分に開放されているとみなすことができる場合には、従来通り、自動原稿送りによるスキャンの実行を禁止することが可能となる。したがって、従来と同様に原稿カバーが完全に閉じた状態か否かのみを検知するセンサを用いながらも、原稿カバーが半開き状態である場合にはスキャンを実行することが可能となり、画像読取装置の使い勝手を向上させることができる。
より具体的には、画像読取装置は、次のように構成されていても良い。
すなわち、請求項2に記載されているように、読取制御手段は、外部から原稿読取処理を開始する旨の指示を受け付け、なおかつ、閉位置検知手段によりカバーが閉位置に位置しないと判定された場合において、外光検知手段により検知された外光の強さが許容範囲内である場合には、該処理を開始しても良い。
こうすることにより、原稿カバーが半開き状態である場合には、スキャンを開始することができる。
また、請求項3に記載されているように、読取制御手段は、原稿読取処理の実行中に、閉位置検知手段によりカバーが閉位置に位置しないと判定された場合において、外光検知手段により検知された外光の強さが許容範囲外である場合には、該処理を中止しても良い。
こうすることにより、スキャンの実行中に原稿カバーが半開き状態となっても、スキャンを継続することができる。
ところで、原稿の搬送中に原稿カバーが完全に閉じた状態ではなくなったと検知された際には、搬送中の原稿により第一読取手段の読取面が覆われている可能性がある。
そこで、請求項4に記載の画像読取装置は、読取制御手段により搬送される原稿の位置を検知し、該位置に基づき、第一読取手段の読取面が該原稿により覆われているかどうかを判定する読取面判定手段をさらに備え、読取制御手段は、読取面判定手段による判定結果が肯定判定である場合には、原稿により第一読取手段の読取面が覆われていることにより、外光検知手段により検知される外光の強さが低下することを加味して、該外光の強さに応じて原稿読取処理の実行状態を決定する。
こうすることにより、より精度良く、原稿カバーが半開き状態かどうかについて判定することが可能となる。
ところで、画像読取装置の原稿載置台を開閉する原稿カバーには、自動原稿送りを行うための機構が搭載されているが、この自動原稿送りにおける原稿の搬送経路上にさらに新たに読取手段を設け、原稿の表面と裏面について、並行して画像読み取りを行うことが提案されている。そして、このような構成の画像読取装置においては、原稿カバーに設けられたADFカバーにより搬送経路の一部区間が開閉されることにより、搬送経路上に設けられた読取手段の読取面に差し込む外光の強さが変化することが想定される。
そこで、請求項5に記載の画像読取装置では、第一読取手段は、搬送経路における開閉区間上の上流側読取位置に対応して設置されており、該上流側読取位置を通過する原稿の一方の面の画像読み取りを行い、搬送経路において、原稿の搬送方向を基準として、開閉区間の下流側の下流側読取位置に対応して設置され、該位置を通過する原稿の他方の面の画像読み取りを行う第二読取手段をさらに備える。そして、読取制御手段は、原稿読取処理において、原稿に上流側読取位置を通過させつつ、第一読取手段により該原稿の一方の面の画像読み取りを行うと共に、該原稿に下流側読取位置を通過させつつ、第二読取手段により該原稿の他方の面の画像を読み取り、該原稿の両面の画像データを並行して生成する。
また、原稿カバーの内部に設けられた原稿の搬送経路には、一般的にU字状に湾曲したU字区間が設けられており、原稿の先端がU字区間を通過した場合等は、例えばADFカバーが開放されても、該原稿の搬送を継続することができると考えられる。
そこで、請求項6に記載の画像読取装置では、搬送経路における一部の区間として、U字状に湾曲した区間であるU字区間を有しており、原稿の搬送方向を基準として、U字区間の上流側に開閉区間が設けられていると共に、U字区間の下流側に下流側読取位置が設けられており、原稿が、搬送方向を基準として、U字区間の開始点よりも下流側における予め定められた位置を通過したかどうかを判定する第一通過判定手段をさらに備える。そして、読取制御手段は、搬送経路の開始点に設けられた原稿給紙部に載置されている複数の原稿に対し、順次、原稿読取処理を実行し、原稿読取処理の実行中に、閉位置検知手段によりカバーが閉位置に位置しないと判定された場合において、第一通過判定手段による判定結果が肯定判定である場合には、第一通過判定手段による判定に係る原稿については、外光検知手段により検知された外光の強さに関らず、該処理を継続して実行する。
こうすることにより、ADFカバー等の開閉状態に関らず、U字区間を通過した原稿については搬送を継続してスキャンを行うことが可能となり、画像読取装置の使い勝手を向上させることができる。
また、上述した原稿の表面と裏面について、並行して画像読み取りを行う画像読取装置において、原稿カバーにより搬送経路の一部区間が開閉されることにより、搬送経路上に設けられた読取手段の読取面に差し込む外光の強さが変化することが想定される。
そこで、請求項7に記載の画像読取装置では、第一読取手段は、搬送経路における開閉区間上の下流側読取位置に対応して設置されており、該下流側読取位置を通過する原稿の一方の面の画像読み取りを行い、搬送経路において、原稿の搬送方向を基準として、開閉区間の上流側の上流側読取位置に対応して設置され、該位置を通過する原稿の他方の面の画像読み取りを行う第二読取手段をさらに備える。そして、読取制御手段は、原稿読取処理において、原稿に下流側読取位置を通過させつつ、第一読取手段により該原稿の一方の面の画像読み取りを行うと共に、該原稿に上流側読取位置を通過させつつ、第二読取手段により該原稿の他方の面の画像を読み取り、該原稿の両面の画像データを並行して生成する。
また、一般的に、原稿カバーの内部に設けられた原稿の搬送経路にはU字区間が設けられており、さらに、U字区間の下流側には、原稿カバーにより覆われる原稿載置台に設けられた読取手段に対応する読取位置が設けられている。そして、原稿がこの読取位置を通過した後は、原稿カバーが開放されても、原稿の搬送を継続することができると考えられる。
そこで、請求項8に記載の画像読取装置では、搬送経路における一部の区間として、U字状に湾曲した区間であるU字区間を有しており、原稿の搬送方向を基準として、U字区間の下流側に開閉区間が設けられていると共に、U字区間の上流側に上流側読取位置が設けられている。また、この原稿読取装置は、下流側読取位置を通過する原稿を、第一読取手段の読取面に押圧する第一原稿押え手段と、原稿が、原稿の搬送方向を基準として、下流側読取位置よりも下流側の予め定められた位置を通過したかどうか判定する第二通過判定手段と、をさらに備える。そして、読取制御手段は、搬送経路の開始点に設けられた原稿給紙部に載置されている複数の原稿に対し、順次、原稿読取処理を実行し、原稿読取処理の実行中に、閉位置検知手段によりカバーが閉位置に位置しないと判定された場合において、第二通過判定手段による判定結果が肯定判定である場合には、第二通過判定手段による判定に係る原稿については、外光検知手段により検知された外光の強さに関らず、該処理を継続して実行する。
こうすることにより、原稿カバー等の開閉状態に関らず、下流側読取位置を通過した原稿については搬送を継続してスキャンを行うことが可能となり、画像読取装置の使い勝手を向上させることができる。
画像読取装置の上面図及び断面図である。 画像読取装置の断面図及び側面図である。 画像読取装置の側面図や、画像読取装置の構成を示すブロック図である。 画像読取装置の断面を模式的に示す説明図である。 画像読取処理のフローチャートである。 搬送可否判定処理等のフローチャートである。 次原稿有無判定処理等のフローチャートである。 原稿押え通過判定処理等のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
図1(a)には、本実施形態の画像読取装置1の上面図が記載されている。画像読取装置1は、フラットベットスキャナとして機能する原稿載置台と、原稿載置台に対し蝶番により開閉自在に取り付けられた、ADF(Auto Document Feeder)を備える原稿カバーとを有している。また、この原稿カバーには、さらに、原稿を搬送するための搬送ローラや原稿の搬送経路等を覆うADFカバーが、蝶番により開閉自在に取り付けられている。
そして、図1(b),(c)と図2(a)には、画像読取装置1の断面図が記載されている。図1(b)には、ADFカバー4が閉位置に位置する閉状態の場合のA−A´断面図が、(c)には、ADFカバー4が開位置に位置する開状態の場合のB−B´断面図が記載されている。また、図2(a)には、ADFカバー4が半開き状態である場合における画像読取装置1のB−B´断面図が記載されている。尚、図1(c)に記載されているように、原稿カバー3の内部には、ADFカバー4が閉じられたことを検知するためのADFカバーセンサ20が設けられている(詳細については後述する)。
また、図2(b),(c)と図3(a)には、原稿カバー3が閉位置に位置する閉状態の場合と、開位置に位置する開状態の場合と、半開き状態の場合とについて、それぞれ、画像読取装置1の側面図が記載されている。尚、原稿カバー3については、図1の(a)の上面図におけるA−A´断面図となっている。
続いて図3(b)には、本実施形態の画像読取装置1の構成を示すブロック図が記載されている。画像読取装置1は、原稿カバー3の閉状態を検知する原稿カバーセンサ10と、ADFカバー4の閉状態を検知するADFカバーセンサ20と、原稿カバー3と一体に構成され、原稿給紙部31に載置された原稿を搬送経路に沿って搬送しADFとして機能する搬送部30と、搬送経路を搬送される原稿の表面と裏面とについて並行して画像読み取りを行うことが可能な画像読取部40と、搬送経路上の原稿を検知する原稿センサ50と、各種情報を記憶するRAM60及びROM70と、ROM70に記憶されているプログラムに基づき各種処理を実行し画像読取装置1を統括制御するCPU80とを有している。また、各構成要素は、内部バス90により互いに接続されている。
また、図4には、画像読取装置1の断面を模式的に示す説明図が記載されている。ここでは、図4に記載の説明図を用いて、原稿カバー3の構成についてより詳細に説明する。
搬送部30は、原稿給紙部31に載置された原稿を、搬送経路(図4の点線)に沿って原稿排出部33まで搬送する搬送ローラ32a〜32iを備える。また、この搬送経路には、上流側読取位置と下流側読取位置とが設けられており、上流側読取位置に対応する位置には、原稿の裏面の画像読み取りを行うための裏面用CIS41が設けられており、さらに、上流側読取位置を通過する原稿を裏面用CIS41の読取面に押圧する裏面用原稿押え部42が設けられている。また、原稿載置台2に設けられた表面用CIS43が下流側読取位置に対応する位置に移動可能に構成されており、下流側読取位置を通過する原稿を表面用CIS43の読取面に押圧する表面用原稿押え部44が設けられている。
尚、裏面用原稿押え部42はADFカバー4の一部を構成しており、ADFカバー4が開けられると、搬送経路における裏面用原稿押え部42に接する区間を含む開閉区間は外部に開放される。また、表面用原稿押え部44における原稿との接触面は、原稿カバー3と原稿載置台2との接触面の一部を構成しており、原稿カバー3が開けられると、搬送経路における表面用原稿押え部44に接している開閉区間は外部に開放される。
また、搬送経路上において、搬送ローラ32e〜32gが配置されている区間は、U字状に湾曲したU字区間を形成しており、上流側読取位置は、原稿の搬送方向を基準としてU字区間の上流側に、下流側読取位置はU字区間の下流側に配置されている。
また、この搬送経路上には、対応する位置を搬送中の原稿の有無を検知するための原稿センサ50として、Fセンサ51,RBセンサ52,Rセンサ53が設けられている。また、原稿カバー3の内部には、原稿カバー3の閉状態を検知する原稿カバーセンサ10が設けられている。
[動作の説明]
[第一実施形態]
次に、第一実施形態における画像読取装置1の動作について説明する。
(1)画像読取処理について
まず、原稿給紙部31に載置された原稿を順次搬送して自動原稿送りを行い、これらの原稿の表面、裏面、または、表面と裏面の両方についてスキャンを行う画像読取処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。本処理は、図示しない操作部を介してユーザからスキャンの開始指示を受け付けた場合に実行される処理である。
S105では、画像読取装置1のCPU80は、ADFカバーセンサ20によりADFカバー4が閉状態であるか判定し、肯定判定の場合(S105:Yes)にはS125に、否定判定の場合(S105:No)にはS110に処理を移行する。
S110では、CPU80は、裏面用CIS41により画像読み取りを行い、画像データを生成する。続くS115では、CPU80は、この画像データにおける白レベルを判定し、裏面用CIS41の読取面に差し込む外光の強さを判定する。白レベルが予め設定された閾値以上である場合には(S115:Yes)、ADFカバー4は開状態であるとみなしてS120に処理を移行し、白レベルが該閾値未満である場合には(S115:No)、ADFカバー4の開閉状態が、ADFカバー4により覆われる開閉区間における原稿の搬送が実質的に可能な半開き状態であるとみなしてS125に処理を移行する。
S120では、CPU80は、スキャン中止を図示しない表示部等によりユーザに報知し、本処理を終了する。また、S125では、CPU80は、原稿給紙部31に載置された原稿について自動原稿送りによるスキャンを開始する。
自動原稿送りによるスキャンの開始後、CPU80は、例えば定期的なタイミングで、ADFカバーセンサ20によりADFカバー4が閉状態であるか判定する(S130)。そして、ADFカバー4が閉状態の場合(S130:Yes)はS150に、閉状態でない場合(S130:No)にはS135に処理を移行する。
S135では、CPU80は、原稿の表面のみについてのスキャンを実行中であるか判定し、肯定判定の場合(S135:Yes)S140に処理を移行し、否定判定の場合(S135:No)S155に処理を移行する。
S140では、CPU80は、自動原稿送りが継続可能かどうかを判定する搬送可否判定処理を実行する。そして、続くS145にて、搬送可否判定処理にて継続可能と判定された場合は(S145:Yes)、CPU80はS150に処理を移行し、該処理にて継続不可能と判定された場合は(S145:No)、S155に処理を移行する。
S150では、CPU80は、自動原稿送りによるスキャンを継続して行い、原稿給紙部31に載置された全ての原稿についてのスキャンが終了すると、本処理を終了する。
S155では、CPU80は、スキャン中止を図示しない表示部等によりユーザに報知し、本処理を終了する。
(2)搬送可否判定処理について
次に、ADFカバー4の開閉状態等に基づき原稿の搬送の継続が可能かどうかを判定する搬送可否判定処理について、図6(a)のフローチャートを用いて説明する。尚、本処理は、画像読取処理から実行されるサブルーチンである。
S205では、CPU80は、後述するU字区間通過判定処理を実行して搬送中の原稿の先端がU字区間を通過したかを判定し、肯定判定の場合は(S205:Yes)S210に、否定判定の場合は(S205:No)S225に処理を移行する。
S210では、CPU80は、後述する次原稿有無判定処理を実行してU字区間を通過した原稿の次に搬送される原稿の有無を判定し、肯定判定の場合は(S210:Yes)S215に、否定判定の場合は(S210:No)S220に処理を移行する。
S215では、CPU80は、後述するADFカバー半開き判定処理を実行してADFカバー4の開閉状態が半開き状態であるかどうか判定し、肯定判定の場合には(S215:Yes)S220に処理を移行し、否定判定の場合には(S215:No)、S225に処理を移行する。
S220では、CPU80は、自動原稿送りの継続が可能と判定し、本処理を終了する。また、S225では、自動原稿送りの継続が不可能と判定し、本処理を終了する。
(3)U字区間通過判定処理について
次に、搬送中の原稿の先端がU字区間を通過したかどうかを判定するU字区間通過判定処理について、図6(b)のフローチャートを用いて説明する。尚、本処理は、搬送可否判定処理から実行されるサブルーチンである。
S305では、画像読取装置1のCPU80は、Rセンサ53がONしているかどうかを判定し、Rセンサ53がONの場合(S305:Yes)にはS310に、OFFの場合(S305:No)にはS315に処理を移行する。
S310では、CPU80は、搬送中の原稿の先端がU字区間を通過したと判定し、本処理を終了する。また、S315では、CPU80は、搬送中の原稿の先端がU字区間を通過していないと判定し、本処理を終了する。
(4)次原稿有無判定処理について
次に、U字区間を通過した原稿の次に搬送される原稿の有無について判定する次原稿有無判定処理について、図7(a)のフローチャートを用いて説明する。尚、本処理は、搬送可否判定処理から実行されるサブルーチンである。
S405では、画像読取装置1のCPU80は、Fセンサ51がONしているかどうかを判定し、Fセンサ51がONの場合(S405:Yes)にはS410に、OFFの場合(S405:No)にはS415に処理を移行する。
S410では、CPU80は、U字区間を通過した原稿の次に搬送される原稿が有ると判定し、本処理を終了する。また、S415では、CPU80は、U字区間を通過した原稿の次に搬送される原稿が無いと判定し、本処理を終了する。
(5)ADFカバー半開き判定処理について
次に、ADFカバー4が半開き状態であるかどうか判定するADFカバー半開き判定処理について、図7(b)のフローチャートを用いて説明する。尚、本処理は、搬送可否判定処理から実行されるサブルーチンである。
S505では、CPU80は、裏面用CIS41により画像読み取りを行い、画像データを生成し、S510に処理を移行する。
S510では、CPU80は、RBセンサ52のON/OFFに応じて、半開き状態を判定する際の白レベルの閾値を設定する。具体的には、RBセンサ52がONの場合は、裏面用CIS41が原稿により覆われており、画像データの白レベルが低下するとみなし、RBセンサ52がOFFの場合(つまり、裏面用CIS41が原稿により覆われていないとみなされる場合)に比べ、より低い値を白レベルの閾値として設定する。
続いてS515では、CPU80は、生成された画像データの白レベルが、S510で設定した閾値以上かどうかを判定し、裏面用CIS41の読取面に差し込む外光の強さを判定する。肯定判定の場合は(S515:Yes)、S525に処理を移行し、否定判定の場合は(S515:No)、S520に処理を移行する。
S520では、CPU80は、ADFカバー4は、ADFカバー4により覆われる開閉区間における原稿の搬送が実質的に可能な半開き状態と判定し、本処理を終了する。また、S525では、CPU80は、ADFカバー4は開状態と判定し、本処理を終了する。
[効果]
第一実施形態の画像読取装置1によれば、ADFカバー4が半開き状態である場合であっても自動原稿送りによるスキャンを開始することができる。また、自動原稿送りによるスキャンの実行中にADFカバー4が半開き状態となった場合であっても、スキャンを継続することができる。
また、原稿自動送りによるスキャンの実行中にADFカバー4が開状態となった場合であっても、搬送中の原稿の先端がU字区間を通過し、さらに、この原稿の後に搬送される原稿が無い場合には、U字区間を通過した原稿のスキャンを継続して行うことができる。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態における画像読取装置1の動作について説明する。
第二実施形態でも、第一実施形態と同様の画像読取処理や搬送可否判定処理が実行されるが、第一実施形態ではADFカバー4の開閉状態に基づきこれらの処理が実行されるのに対し、第二実施形態では、原稿カバー3の開閉状態に基づきこれらの処理が実行される。ここでは、第二実施形態における画像読取処理,搬送可否判定処理について、第一実施形態と比較しつつ説明する。
(1)画像読取処理について
まず、第二実施形態の画像読取処理を、図5のフローチャートを用いて説明する。
第一実施形態のS105では、ADFカバー4の開閉状態について判定される。一方、第二実施形態のS105では、原稿カバーセンサ10により原稿カバー3について同様の判定が行われる。
また、第一実施形態のS110では、裏面用CIS41による画像読み取りが行われる。一方、第二実施形態のS110では、表面用CIS43により画像データが生成され、続くS115では、原稿カバー3の開閉状態が、原稿カバー3により覆われる開閉区間における原稿の搬送が実質的に可能な半開き状態かどうか判定される。
また、第一実施形態のS130では、ADFカバー4が閉状態であるか判定される。一方、第二実施形態のS130では、原稿カバーセンサ10により原稿カバー3について同様の判定が行われる。
また、第一実施形態のS135では、原稿の表面のみについてのスキャンを実行中であるか判定されが、第二実施形態のS135では、原稿の裏面のみについてのスキャンが実行中であるか判定される。
(2)搬送可否判定処理について
次に、第二実施形態の搬送可否判定処理について説明する。
第一実施形態のS205では、U字区間通過判定処理が実行され、原稿の先端がU字区間を通過したかどうか判定される。一方、第二実施形態のS205では、U字区間通過判定処理に替えて後述の原稿押え通過判定処理が実行され、原稿の先端が表面用原稿押え部44を通過したか判定される。そして、判定結果に応じて同様に処理が分岐する。
また、第一実施形態のS215では、ADFカバー半開き判定処理が実行され、ADFカバー4が半開き状態であるか判定される。一方、第二実施形態のS215では、ADFカバー半開き判定処理に替えて後述の原稿カバー半開き判定処理が実行され、原稿カバー3が半開き状態であるか判定される。そして、判定結果に応じて同様に処理が分岐する。
(3)原稿押え部通過判定処理について
次に、搬送中の原稿の先端が表面用原稿押え部44を通過したかどうかを判定する原稿押え部通過判定処理について、図8(a)のフローチャートを用いて説明する。尚、本処理は、第二実施形態における搬送可否判定処理から実行されるサブルーチンである。
S605では、画像読取装置1のCPU80は、Rセンサ53がONとなった後、該センサが所定時間以上ONを維持したか判定する。そして、肯定判定の場合(S605:Yes)、原稿の先端がRセンサ53に対応する位置から所定距離搬送されたものとしてS610に処理を移行し、否定判定の場合(S605:No)S615に処理を移行する。
S610では、CPU80は、原稿の先端が、表面用原稿押え部44により押圧される区間を通過したと判定し、本処理を終了する。また、S615では、CPU80は、原稿の先端が上記区間を通過していないと判定し、本処理を終了する。
(4)原稿カバー半開き判定処理について
次に、原稿カバー3が、半開き状態かどうかを判定する原稿カバー半開き判定処理について、図8(b)のブローチャートを用いて説明する。尚、本処理は、第二実施形態における搬送可否判定処理から実行されるサブルーチンである。
S705では、CPU80は、表面用CIS43により画像読み取りを行い、画像データを生成し、S710に処理を移行する。
S710では、CPU80は、Rセンサ53のON/OFFに応じて、半開き状態を判定する際の白レベルの閾値を設定する。具体的には、Rセンサ53がONの場合は、表面用CIS43が原稿により覆われており、画像データの白レベルが低下するとみなし、Rセンサ53がOFFの場合(つまり、表面用CIS43が原稿により覆われていない場合)に比べ、より低い値を白レベルの閾値として設定する。
続いてS715では、CPU80は、生成した画像データの白レベルが、S710で設定した閾値以上かどうかを判定し、肯定判定の場合には(S715:Yes)S725に処理を移行し、否定判定の場合には(S715:No)S720に処理を移行する。
S720では、CPU80は、原稿カバー3は、原稿カバー3により覆われる開閉区間における原稿の搬送が実質的に可能な半開き状態と判定し、本処理を終了する。また、S725では、CPU80は、原稿カバー3は開状態と判定し、本処理を終了する。
[効果]
第二実施形態の画像読取装置1によれば、原稿カバー3が半開き状態である場合であっても自動原稿送りによるスキャンを開始することができる。また、自動原稿送りによるスキャンの実行中に原稿カバー3が半開き状態となった場合であっても、スキャンを継続することができる。
また、原稿自動送りによるスキャンの実行中に原稿カバー3が開状態となった場合であっても、搬送中の原稿の先端が、表面用原稿押え部44に対応する位置を通過し、さらに、この原稿の後に搬送される原稿が無い場合には、該位置を通過した原稿のスキャンを継続して行うことができる。
[他の実施形態]
(1)第一実施形態における搬送可否判定処理において、原稿がU字区間を通過していないと判定された場合(S205:No)、さらに、ADFカバー4が半開き状態かどうかを判定し、肯定判定の場合は、自動原稿送りの継続が可能と判定しても良い。こうすることにより、自動原稿送りが継続可能かどうかをより精度良く判定することができる。
(2)また、第二実施形態における搬送可否判定処理において、原稿が表面用原稿押え部44を通過していないと判定された場合(S205:No)、さらに、原稿カバー3が半開き状態かどうかを判定し、肯定判定の場合は、自動原稿送りの継続が可能と判定しても良い。こうすることにより、自動原稿送りが継続可能かどうかをより精度良く判定することができる。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
原稿カバーセンサ10,ADFカバーセンサ20が閉位置検知手段に、搬送部30、画像読取部40、及びCPU80が読取制御手段に、画像読取処理のS115,ADFカバー半開き判定処理のS515,原稿カバー半開き判定処理のS715が外光検知手段に、RBセンサ52,Rセンサ53が読取面判定手段に、それぞれ相当する。
また、第一実施形態の裏面用CIS41が第一読取手段に、表面用CIS43が第二読取手段に、Rセンサ53が第一通過判定手段に、それぞれ相当する。
また、第二実施形態の表面用CIS43が第一読取手段に、裏面用CIS41が第二読取手段に、原稿押え通過判定処理のS605及びS610が第二通過判定手段に、表面用原稿押え部44が第一原稿押え手段に、それぞれ相当する。
1…画像読取装置、2…原稿載置台、3…原稿カバー、4…ADFカバー、10…原稿カバーセンサ、20…ADFカバーセンサ、30…搬送部、31…原稿給紙部、32…搬送ローラ、33…原稿排出部、40…画像読取部、41…裏面用CIS、42…裏面用原稿押え部、43…表面用CIS、44…表面用原稿押え部、50…原稿センサ、51…Fセンサ、52…RBセンサ、53…Rセンサ、60…RAM、70…ROM、80…CPU、90…内部バス。

Claims (8)

  1. 原稿の搬送経路の一部である開閉区間を覆う閉位置と該開閉区間を開放する開位置との間で移動可能に設けられたカバーと、
    前記カバーが前記閉位置に位置するかどうかを検知する閉位置検知手段と、
    前記開閉区間にて前記原稿の一方の面の画像読み取りを行う第一読取手段と、
    前記原稿を前記搬送経路に沿って搬送し、前記第一読取手段により該原稿の一方の面の画像を読み取り、画像データを生成する原稿読取処理を実行する読取制御手段と、
    前記第一読取手段により画像読み取りを行い、該画像読み取りにより生成された画像データに基づき、自装置の外部から前記開閉区間に差し込む外光の強さを検知する外光検知手段と、
    を備え、
    前記読取制御手段は、前記閉位置検知手段により前記カバーが前記閉位置に位置しないと判定された場合には、前記外光検知手段により検知された前記外光の強さに応じて、前記原稿読取処理の実行状態を決定すること、
    を特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記読取制御手段は、外部から前記原稿読取処理を開始する旨の指示を受け付け、なおかつ、前記閉位置検知手段により前記カバーが前記閉位置に位置しないと判定された場合において、前記外光検知手段により検知された前記外光の強さが許容範囲内である場合には、該処理を開始すること、
    を特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像読取装置において、
    前記読取制御手段は、前記原稿読取処理の実行中に、前記閉位置検知手段により前記カバーが前記閉位置に位置しないと判定された場合において、前記外光検知手段により検知された前記外光の強さが許容範囲外である場合には、該処理を中止すること、
    を特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項3に記載の画像読取装置において、
    前記読取制御手段により搬送される前記原稿の位置を検知し、該位置に基づき、前記第一読取手段の読取面が該原稿により覆われているかどうかを判定する読取面判定手段をさらに備え、
    前記読取制御手段は、前記読取面判定手段による判定結果が肯定判定である場合には、前記原稿により前記第一読取手段の読取面が覆われていることにより、前記外光検知手段により検知される前記外光の強さが低下することを加味して、該外光の強さに応じて前記原稿読取処理の実行状態を決定すること、
    を特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像読取装置において、
    前記第一読取手段は、前記搬送経路における前記開閉区間上の上流側読取位置に対応して設置されており、該上流側読取位置を通過する前記原稿の一方の面の画像読み取りを行い、
    前記搬送経路において、前記原稿の搬送方向を基準として、前記開閉区間の下流側の下流側読取位置に対応して設置され、該位置を通過する前記原稿の他方の面の画像読み取りを行う第二読取手段をさらに備え、
    前記読取制御手段は、前記原稿読取処理において、前記原稿に前記上流側読取位置を通過させつつ、前記第一読取手段により該原稿の一方の面の画像読み取りを行うと共に、該原稿に前記下流側読取位置を通過させつつ、前記第二読取手段により該原稿の他方の面の画像を読み取り、該原稿の両面の画像データを並行して生成すること、
    を特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項5に記載の画像読取装置において、
    前記搬送経路における一部の区間として、U字状に湾曲した区間であるU字区間を有しており、
    前記原稿の搬送方向を基準として、前記U字区間の上流側に前記開閉区間が設けられていると共に、前記U字区間の下流側に前記下流側読取位置が設けられており、
    前記原稿が、前記搬送方向を基準として、前記U字区間の開始点よりも下流側における予め定められた位置を通過したかどうかを判定する第一通過判定手段をさらに備え、
    前記読取制御手段は、
    前記搬送経路の開始点に設けられた原稿給紙部に載置されている複数の前記原稿に対し、順次、前記原稿読取処理を実行し、
    前記原稿読取処理の実行中に、前記閉位置検知手段により前記カバーが前記閉位置に位置しないと判定された場合において、前記第一通過判定手段による判定結果が肯定判定である場合には、前記第一通過判定手段による判定に係る前記原稿については、前記外光検知手段により検知された前記外光の強さに関らず、該処理を継続して実行すること、
    を特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像読取装置において、
    前記第一読取手段は、前記搬送経路における前記開閉区間上の下流側読取位置に対応して設置されており、該下流側読取位置を通過する前記原稿の一方の面の画像読み取りを行い、
    前記搬送経路において、前記原稿の搬送方向を基準として、前記開閉区間の上流側の上流側読取位置に対応して設置され、該位置を通過する前記原稿の他方の面の画像読み取りを行う第二読取手段をさらに備え、
    前記読取制御手段は、前記原稿読取処理において、前記原稿に前記下流側読取位置を通過させつつ、前記第一読取手段により該原稿の一方の面の画像読み取りを行うと共に、該原稿に前記上流側読取位置を通過させつつ、前記第二読取手段により該原稿の他方の面の画像を読み取り、該原稿の両面の画像データを並行して生成すること、
    を特徴とする画像読取装置。
  8. 請求項7に記載の画像読取装置において、
    前記搬送経路における一部の区間として、U字状に湾曲した区間であるU字区間を有しており、
    前記原稿の搬送方向を基準として、前記U字区間の下流側に前記開閉区間が設けられていると共に、前記U字区間の上流側に前記上流側読取位置が設けられており、
    前記下流側読取位置を通過する前記原稿を、前記第一読取手段の読取面に押圧する第一原稿押え手段と、
    前記原稿が、前記原稿の搬送方向を基準として、前記下流側読取位置よりも下流側の予め定められた位置を通過したかどうか判定する第二通過判定手段と、
    をさらに備え、
    前記読取制御手段は、
    前記搬送経路の開始点に設けられた原稿給紙部に載置されている複数の前記原稿に対し、順次、前記原稿読取処理を実行し、
    前記原稿読取処理の実行中に、前記閉位置検知手段により前記カバーが前記閉位置に位置しないと判定された場合において、前記第二通過判定手段による判定結果が肯定判定である場合には、前記第二通過判定手段による判定に係る前記原稿については、前記外光検知手段により検知された前記外光の強さに関らず、該処理を継続して実行すること、
    を特徴とする画像読取装置。
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