JP2011077417A - スーパールミネッセントダイオード、スーパールミネッセントダイオードの製造方法、画像表示装置用光源および画像表示装置 - Google Patents

スーパールミネッセントダイオード、スーパールミネッセントダイオードの製造方法、画像表示装置用光源および画像表示装置 Download PDF

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【課題】 簡単な設計でレーザ発振を抑制してインコヒーレントな光を得られ、かつ、出射ビーム形状の対称性を向上させることも可能なスーパールミネッセントダイオードを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明のスーパールミネッセントダイオードは、その一部に光導波路202が形成された半導体結晶層を含み、前記光導波路202の一端面に、光を出射可能な光出射端面203が形成され、前記光出射端面203と前記光導波路202における劈開可能な結晶面とが、一致しないことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、スーパールミネッセントダイオード、スーパールミネッセントダイオードの製造方法、画像表示装置用光源および画像表示装置に関する。
近年、可視光レーザを光源に用いたレーザディスプレイ(レーザプロジェクタとも呼ばれる)の開発が精力的に進められている。レーザディスプレイは、光の3原色である赤・青・緑のレーザ光を微小ミラーなどのMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)で走査して映像を投射する新しいタイプのディスプレイである。レーザディスプレイは、色再現性に優れる等の利点を有するため、種々の用途への応用が可能である。
レーザディスプレイでは、コヒーレントなレーザ光の干渉に起因したスペックル(speckle)と呼ばれる画像のちらつきが起こりうる。このため、このスペックルの低減が求められる。スペックル低減技術として、例えば、特許文献1および2に、スクリーンの振動、光学系の振動・回転などの方法が開示されている。また、複数の電極を有する半導体レーザ(LD:Laser Diode)にパルス電流を独立に供給することでレーザ光の可干渉性(coherence)を低減し、スペックルを低減する技術が特許文献3に開示されている。
しかしながら、特許文献1、2に開示のスペックル低減技術では、光源とは別に振動・回転装置を設ける必要がある。また、特許文献3に開示のスペックル低減技術では、複数の独立したパルス電流を供給するための駆動回路を設けることが必要である。このように、スペックル低減用に別の機構を設けることは、レーザディスプレイの小型化・省エネ・低コスト等の妨げとなる。
前記スペックルの問題を解決する他の方法として、光源単体でスペックルを低減できる可干渉性の低い光源を用いる方法が挙げられる。そのような光源として、スーパールミネッセントダイオード(SLD:Super Luminescent Diode)がある(非特許文献1等)。SLDは、一般的な発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)と異なり光導波路構造を有し、かつ、LDと異なり共振器構造を有さない(すなわち、レーザ発振を抑制する構造を有する)。このような構造のSLDでは、LDと同様に、電流注入により生じた自然放出光が光導波路を導波する間に誘導放出により増幅され、前記SLDの素子端面からエテンデュの小さい高輝度な光が出射される。ここで、エテンデュとは、光源の発光面積と出射光の立体角の積で表される値である。光源のエテンデュが小さいほど、光学系における光の利用効率が高くなる。一方、SLDはLDと異なりレーザ発振が抑制されているので、出射光はLEDと同様にスペクトル幅が広く可干渉性が低い。このように、SLDは、LDとLEDとの両方の利点を併せ持つ。
SLDにおけるレーザ発振を抑制する方法としては、例えば、(a)端面に無反射(AR: Anti Reflective)コート膜を形成して端面反射率を低減する方法、(b)SLDの活性層の片側に電流の非注入領域を形成する方法、などが提案されている(特許文献4)。また、レーザ発振を抑制する別の方法として、光導波路を素子端面に対し傾いている斜め導波路構造とすることが、非特許文献1に開示されている。
特開2005−338241 WO2005/083492 特開2007−35940 特開平5−283738
IEEE J. Quantum Electron, 1988, Vol.24, p2454
しかしながら、前記(a)の方法では、端面のARコート膜で安定的にレーザ発振を抑制するには充分に低い反射率(例えば、10−5以下)が必要である。しかしながら、そのような低い反射率のARコート膜を再現性良く形成することは困難である。このため、レーザ発振を抑制する効果が十分に得られない場合がある。
また、前記(b)の方法では、特別な吸収機構が無いと吸収による導波損失が小さいため、レーザ発振を十分に抑制するためには電流非注入領域を長くする必要がある。このため、素子サイズが大きくなるとともに、ウェハ1枚あたりから得られる素子数が少なくなる。さらに、高出力下では、吸収により発生したキャリアにより電流非注入領域は透明化し、導波損失が低下する。このため、高出力化でのレーザ発振抑制が困難となる場合がある。
また、非特許文献1に開示の構造では、出射ビーム形状が左右非対称となる。したがって、このSLDをプロジェクタ用光源として用いる場合には、前記出射ビーム形状の左右非対称を補正するために、煩雑な補正光学系が必要となる。
そこで、本発明は、簡単な設計でレーザ発振を抑制してインコヒーレントな光を得ることが可能なスーパールミネッセントダイオードを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のスーパールミネッセントダイオードは、
その一部に光導波路が形成された半導体結晶層を含み、
前記光導波路の一端面に、光を出射可能な光出射端面が形成され、
前記光出射端面と、前記半導体結晶層の前記光導波路部分における劈開可能な結晶面とが、一致しないことを特徴とする。
また、本発明のスーパールミネッセントダイオードの製造方法は、
その一部に光導波路が形成された半導体結晶層を形成する半導体結晶層形成工程と、
前記光導波路の一端面に、光を出射可能な光出射端面を、前記半導体結晶層の前記光導波路部分における劈開可能な結晶面と一致しないように形成する光出射端面形成工程とを含むことを特徴とする。
また、本発明の画像表示装置用光源は、
前記本発明のスーパールミネッセントダイオードを含むことを特徴とする。
また、本発明の画像表示装置は、
前記本発明の画像表示装置用光源を含むことを特徴とする。
本発明のスーパールミネッセントダイオードによれば、簡単な設計でレーザ発振を抑制してインコヒーレントな光を得ることが可能である。このように優れた性能を有する前記本発明のスーパールミネッセントダイオードは、本発明のスーパールミネッセントダイオードの製造方法により製造可能である。ただし、本発明のスーパールミネッセントダイオードを製造する方法は、前記本発明のスーパールミネッセントダイオードの製造方法に限定されない。
本発明のスーパールミネッセントダイオードの構造の一例を示す断面図である。 図1のスーパールミネッセントダイオードの平面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。ただし、以下の実施形態は例示であり、本発明はこれらに限定されない。また、図面においては、説明の便宜上、各部の構造は適宜簡略化して示す場合があり、各部の寸法比等は、実際とは異なる場合がある。
[実施形態1]
図1の断面図に、本実施形態のスーパールミネッセントダイオード(SLD:Super Luminescent Diode)の構造を示す。同図は、前記SLDの光出射端面近傍部分を前記光出射端面に平行方向に切断して前記光出射端面に垂直方向から見た断面図である。前記SLDとは、光導波路構造を有し、かつ、共振器構造を有さない(すなわち、レーザ発振を抑制する構造を有する)端面発光型半導体発光素子である。図示のとおり、このSLDは、n型基板101、n型バッファ層102、n型クラッド層103、n型光閉じ込め層104、活性層105、キャップ層106、p型光閉じ込め層107、p型クラッド層108、p型コンタクト層109、絶縁層110、p型電極111、およびn型電極112から形成されている。n型基板101上には、n型バッファ層102、n型クラッド層103、n型光閉じ込め層104、活性層105、キャップ層106、p型光閉じ込め層107、p型クラッド層108が、この順に積層されている。p型クラッド層108は、中央付近が隆起したリッジ形状を有する。p型クラッド層108上面には、前記リッジ形状最上部の上面にp型コンタクト層109が形成され、それ以外の部分には絶縁層110が形成されている。p型コンタクト層109および絶縁層110の上面には、p型電極111が形成されている。n型基板101の下面には、n型電極112が形成されている。
本実施形態のSLDを構成する各半導体層は、半導体結晶層である。前記結晶層とは、単結晶構造または多結晶構造から形成された層をいい、結晶欠陥を含む場合と、含まない場合とがある。
なお、本発明において、Xという構成要素とYという構成要素が存在する場合、XとYの位置関係は、以下の通りとする。まず、「Xの片面側にY」は、特に断らない限り、Xの片面側にYが直接接触している状態でも良いし、Xの片面側とYとの間に他の構成要素等が存在し、Xの片面側とYとが直接接触していない状態でも良い。「Xの両面側にY」も同様とする。「Xの片面にY」は、Xの片面にYが直接接触している状態を指す。「Xの両面にY」も同様とする。「Xの上にY」は、特に断らない限り、Xの上面にYが直接接触している状態でも良いし、Xの上面とYとの間に他の構成要素等が存在し、Xの上面とYとが直接接触していない状態でも良い。同様に、「Xの下にY」は、特に断らない限り、Xの下面にYが直接接触している状態でも良いし、Xの下面とYとの間に他の構成要素等が存在し、Xの下面とYとが直接接触していない状態でも良い。また、「Xの上面にY」は、Xの上面にYが直接接触している状態を指す。同様に、「Xの下面にY」は、Xの下面にYが直接接触している状態を指す。
図1において、n型基板101は、(11−22)面を主面とするGaN基板からなる。n型バッファ層102は、例えば、厚さ1μmのAlGaNからなる。n型クラッド層103は、例えば、厚さ2μmのAlGaNからなる。n型光閉じ込め層104は、例えば、厚さ0.1μmのGaNからなる。活性層105は、例えば、厚さ3nmのInGaN井戸層と厚さ4nmのInGaN障壁層とからなる多重量子井戸構造からなる。キャップ層106は、例えば、厚さ10nmのAlGaNからなる。p型光閉じ込め層107は、例えば、厚さ0.1μmのGaNからなる。p型クラッド層108は、例えば、厚さ2.5nmのGaNと厚さ2.5nmのAlGaNからなる100周期の超格子構造で構成され、前述のとおりリッジ形状を有する。p型コンタクト層109は、例えば、厚さ0.1μmのGaNからなる。p型クラッド層108のリッジ高さは、例えば0.5μmとする。p型クラッド層108のリッジ底辺の幅は、横モードを単一とする場合には、例えば、1〜2μm、横モードを多数とする場合には、例えば、2〜100μmとする。絶縁層110は、例えば、SiOからなる。n型不純物(dopant)は、例えば、Siであり、p型不純物は、例えば、Mgである。前記リッジ形状は、p型クラッド層108の他の部分と比較して厚みが大きく、前記他の部分と等価屈折率が相違するため、光導波路として機能する。
図2は、図1のSLDの平面図、すなわち、半導体結晶層の主面に垂直な方向から見た図である。半導体結晶層あるいは基板の「主面」とは、半導体結晶層あるいは基板において最も広い平面、すなわち、いわゆる表面または裏面をいう。ただし、説明の便宜のために、p型クラッド層108よりも上の層は省略している。また、同一部分は必ずしも同一の符号で記していない。図示のとおり、このSLD201には光導波路202が設けられている。光導波路202は、前述のとおり、p型クラッド層108の一部により形成されている。光導波路202は、光出射端面である前端面203近傍では、前端面203に対して略垂直に設けられている。このため、本実施形態のSLDは、出射ビーム形状の対称性に優れる。光導波路202は、後端面204近傍では、後端面204に対してほぼ垂直に設けられている。
本実施形態のSLDでは、光導波路における劈開可能な結晶面は、(11−20)面である。このため、(−1−123)面の前端面203は、光導波路における劈開可能な結晶面と一致しない。また、本実施形態のSLDでは、半導体結晶層の前記光導波路が形成された部分は、六方晶構造を有する半導体結晶から形成され、前記六方晶構造の(0001)面と前記光出射端面とのなす角が、実質的に垂直でない。したがって、前端面203は、原子オーダの平坦性を有さない粗面である。このため、劈開で形成される端面に比較して端面出射光反射率を低減することができる。この結果、本実施形態のSLDでは、例えば、無反射コート膜または電流非注入領域等を形成せずに、単純な構造でレーザ発振を抑制してインコヒーレントな光を得られ、かつ、出射ビーム形状の対称性に優れる。また、本実施形態のSLDでは、無反射コート膜等を形成しなくとも端面出射光反射率を低減することができるため、例えば、端面出射光反射率の低減に伴う端面出射光反射率の波長依存性がない。後端面204は、光導波路における劈開可能な結晶面と一致してもよいし、一致しなくてもよい。なお、本発明において、前記「原子オーダの平坦性」とは、凹凸が数原子層の層厚程度以下であることを意味する。特に、窒化物半導体の場合は、単原子層の層厚が3〜6Å程度であるから、凹凸が数nm程度以下であることを意味する。本発明で「粗面」は、好ましくは原子オーダの平坦性を有しない粗面である。また、本発明で「原子オーダの平坦性を有しない粗面」は、後述する二乗平均平方根粗さσが、例えば20nm以上、好ましくは40nm以上、より好ましくは50nm以上である。前記二乗平均平方根粗さσの上限値は、特に制限されないが、例えば120nm以下、好ましくは110nmnm以下、より好ましくは100nm以下である。後述するように、前記σの上限値は、出射光ビームの乱れの観点から、例えば、出射光の波長の1/5以下とする。
なお、本実施形態のSLDでは、n型基板の主面を(11−20)面としたが、本発明は、この例に限定されない。n型基板の主面は、例えば、劈開可能な結晶面と垂直でなければよく、(10−12)面、(11−22)面、(10−11)面、(20−21)面等であってもよい。また、前述の「前端面203と光導波路における劈開可能な結晶面とが一致しない」とは、例えば、「前端面203の面方位と光導波路における劈開可能な結晶面の面方位とが一致しない」ことであってもよい。前記面方位とは、結晶面の方位であり、例えば、いわゆるミラー指数(Miller index)により表すことができる。特に、六方晶系の窒化物半導体の場合は、前記結晶面の方位は、例えば、いわゆるミラー・ブラヴェ指数(Miller−Bravais index)によって表すことができる。
また、本実施形態のSLDでは、素子断面形状がリッジ形状であるが、本発明は、この例に限定されない。素子断面形状は、例えば、インナーストライプ形状等であってもよい。また、本発明のSLDの構造は、図1および2に示す構造には限定されず、SLDとして機能し得るのであれば、図1および2に示した各構成要素を適宜省略した構造でもよいし、他の構成要素を適宜追加した構造でもよい。本発明のSLDの構造は、例えば、SLDとして機能しうる必要最小限の構造でもよい。そのような構造は、例えば、n型層、p型層および、必要に応じてn型層とp型層との間に挟まれた活性層を有し、かつ光導波路構造が形成された構造であればよい。光導波路構造は、例えば、n型層およびp型層のいずれかの一部に、図1に示すリッジ形状を設けて形成する(リッジ型)か、または別途電流狭窄層を設けて形成する(インナーストライプ型)。
また、本実施形態のSLDでは、設計が簡単で出射ビーム形状の対称性にも優れるため、前述のとおり、光導波路を光出射端面に対して垂直な直線形状としているが、本発明は、この例に限定されない。光導波路は、例えば、その一部もしくは全部が曲線形状であってもよいし、その一部若しくは全部が光出射端面に対して傾斜した形状であってもよい。
また、本実施形態のSLDでは、例えば、活性層の後端面側に電流非注入領域を形成してもよいし、形成しなくてもよい。
本実施形態のSLDでは、半導体結晶層の光導波路が形成された部分は、六方晶構造を有する半導体から形成されているが、本発明は、この例に限定されない。前記光導波路が形成された部分は、AlGaInP系の立方晶構造を有する半導体から形成されてもよい。この場合、光導波路は、例えば、前記立方晶構造の(001)面と光出射端面とのなす角が、実質的に垂直でなくてもよい。
光出射端面である前端面の出射光反射率は、光導波路の劈開面における出射光反射率の1/2以下であることが好ましい。前記範囲とすることで、共振をより効果的に抑制することができ、インコヒーレントな光を得ることができる。前記光出射端面である前端面の出射光反射率は、光導波路の劈開面における出射光反射率の1/5以下であることがより好ましく、さらに好ましくは1/10以下である。また、光出射端面である前端面の出射光反射率は、光導波路の劈開面における出射光反射率の1/100以上であることが好ましく、より好ましくは1/50以上であり、さらに好ましくは1/25以上である。前記出射光反射率の測定方法は特に限定されず、例えば、一般的な微小領域反射率測定装置を用いて測定できる。前記光導波路の劈開面における出射光反射率または出射光強度は、前記光出射端面が劈開面である以外は本発明のスーパールミネッセントダイオードと同じ(光導波路の形状、寸法、光導波路と光出射端面とのなす角度等が同じ)半導体発光素子を作製し、その光出射端面(劈開面)について実測すれば良い。なお、前記光出射端面(前端面)の出射光反射率は、前記後端面が光導波路に対しほぼ垂直な鏡面であり、かつ、前記後端面の出射光反射率が既知であれば、前記前端面の出射光強度と前記後端面の出射光強度の測定値から下記数式(A)に基づいて算出することもできる。
Figure 2011077417
Pf:前端面出射光強度
Pr:後端面出射光強度
Rf:前端面出射光反射率(絶対値)
Rr:後端面出射光反射率(絶対値)
ここで、粗面に対する垂直入射光の反射率について説明する。粗面の二乗平均平方根粗さ(RMS:Root Mean Square)をσとし、粗面に対する入射光の波長をλとし、鏡面における光反射率をRとすると、粗面に対する垂直入射光の光反射率Rは、下記数式(2)で表されることが、J. Opt. Soc. Am., 1961, Vol.51−2, p123に開示されている。なお、前記二乗平均平方根粗さは、平均値に対する偏差の二乗値を平均した値の平方根で定義される。
Figure 2011077417
σ:粗面の二乗平均平方根粗さ(nm)
λ:粗面に対する入射光の波長(nm)
:鏡面における光反射率
R:粗面に対する垂直入射光の光反射率
従って、粗面の光反射率を劈開面の光反射率のn分の1以下に低減するには、前記粗面の二乗平均平方根粗さσが、下記数式(3)を満たせばよい。ただし、前記数式(2)および下記数式(3)は理論式であり、本発明のスーパールミネッセントダイオードにおける実際の現象は、数式と完全には一致しない場合もある。
Figure 2011077417
σ:粗面の二乗平均平方根粗さ(nm)
λ:粗面に対する入射光の波長(nm)
ここで、窒化物半導体発光素子において粗面の出射光反射率を劈開面の出射光反射率の1/2以下とするには、例えば、出射光の波長が450nmの場合には、σ≧29.8nmとし、出射光の波長が530nmの場合には、σ≧35.1nmとすればよい。ただし、粗面の出射光反射率を劈開面の出射光反射率の1/100より小さくしようとすると、例えば、出射光の波長が450nmの場合には、σ>76.8nmとし、出射光の波長が530nmの場合には、σ>90.5nmとする必要がある。光出射端面の凹凸がこの程度、即ち、波長の1/5程度にまで大きくなると、出射ビーム形状に乱れを生ずる要因となり得るため、粗面の出射光反射率は劈開面の出射光反射率の1/100以上であることが好ましい。なお、前記二乗平均平方根粗さσの測定方法は特に限定されず、例えば一般の原子間力顕微鏡を用いれば良い。
後端面204は、例えば、光導波路202の劈開可能な結晶面と一致してもよいし、一致しなくてもよい。両者が一致する場合には、後端面204は、例えば、鏡面となる。この場合、劈開により後端面204を形成できるので、後端面204の形成が容易である。特に、後端面204が鏡面であり、光導波路202に対して略垂直に設けられた場合は、前端面203の端面出射光反射率を十分低く、かつ、後端面204の端面出射光反射率を高くすることができる。このため、例えば、動作電流を低減することが可能となる。また、両者が一致しない場合には、後端面204は、例えば、粗面となる。この場合、前端面203および後端面204のいずれの端面出射光反射率も十分に低減できる。このため、例えば、高い光出力に至るまでレーザ発振を抑制することが可能となる。このように、目的に応じて、後端面204を粗面とするか鏡面とするかは任意に選択可能である。
なお、本実施形態のSLDでは、前述のとおり、無反射コート膜等を形成しなくともよいが、目的に応じて、例えば、コート膜が施されていてもよい。コート膜は、例えば、SiO、TiO、Al等からなる単層膜あるいは多層膜とすることができる。前端面203には、例えば、低反射コート膜あるいは無反射コート膜、後端面204には、例えば、高反射コート膜が形成されてもよい。
つぎに、図1および2を参照して、本実施形態のSLDの製造方法を説明する。本実施形態のSLDの製造方法は、前記半導体結晶層形成工程と、前記光出射端面形成工程とを含み、さらに電極形成工程等を含む。本発明のSLDの製造方法は、このように、前記半導体結晶層形成工程および前記光出射端面形成工程以外の工程を適宜含んでもいてもよい。
〔半導体結晶層形成工程等〕
まず、前記半導体結晶層形成工程について説明する。本実施形態の素子構造の作製には、例えば、300hPaの減圧MOVPE装置を用いる。キャリアガスには水素と窒素の混合ガスを用いる。Ga、Al、Inソースには、それぞれトリメチルガリウム、トリメチルアルミニウム、トリメチルインジウムを用いる。n型不純物としてシラン、p型不純物としてビスシクロペンタジエニルマグネシウムを用いる。(11−22)面を主面とするn型GaN基板101を成長装置に投入後、アンモニアを供給しながら基板を昇温し、成長温度まで達した時点で成長を開始する。n型AlGaNバッファ層102、n型AlGaNクラッド層103、n型GaN光閉じ込め層104、InGaN井戸層とInGaN障壁層からなる多重量子井戸構造を有する活性層105、AlGaNキャップ層106、p型GaN光閉じ込め層107、p型AlGaN/GaN超格子クラッド層108、p型GaNコンタクト層109を形成する。成長温度は、例えば、活性層105は800℃、それ以外は1100℃とする。
前記半導体結晶層上に、SiO膜を堆積し、通常のフォトリソグラフィー技術を用いて、所望の幅を有するストライプ状のSiOマスクを形成する。この時、少なくとも光の出射端面近傍で、ストライプが出射端面に対してほぼ垂直となるようにマスクを形成する。次に、通常のドライエッチング技術を用いて、p型コンタクト層109とp型クラッド層108の一部をエッチングする。このようにして、所望の幅と高さを有するリッジを形成する。このようにして、半導体結晶層の主面方向に沿って光導波路を形成する。以上のようにして、前記半導体結晶層形成工程を行う。
さらに、エッチングしたp型クラッド層108の上面にSiO膜を堆積し、通常のフォトリソグラフィー技術を用いて、所望の開口幅を有するSiO絶縁層110を形成する。その後、p型コンタクト層109およびSiO絶縁層110の上面にp型電極111を形成し、n型基板107の下面にn型電極112を形成する。
〔光出射端面形成工程〕
つぎに、前記光出射端面形成工程について説明する。通常のドライエッチング技術を用いて、前記光導波路の一端面に、前記光導波路における劈開可能な結晶面((11−20)面)と一致しないように、光出射端面である前端面203を形成する。本実施形態では、前端面203を(−1−123)面とする。これにより、前端面203を、原子オーダの平坦性を有さない粗面とすることができる。このようにして作製したSLDでは、前記光導波路の前記光出射端面近傍部分に対して、光出射端面が略垂直に形成される。ドライエッチングとしては、例えば、反応性イオンエッチング、イオンミリング等があげられる。反応性イオンエッチング等の通常のドライエッチング技術を、窒化物半導体発光素子の端面形成に用いる場合、窒化物半導体は非常に硬いため、エッチングには大きなエネルギーを加える必要がある。このため、イオンにより端面が荒らされることになる。この結果、窒化物半導体発光素子の端面には、例えば、20nm程度から100nm前後の凹凸が形成される。
本実施形態のSLDでは、ドライエッチング技術による粗面の前端面203の形成は、半導体発光素子の全層、すなわち、p型コンタクト層109からn型基板101までの全層に対して行ってもよい。すなわち、前端面203の全面が粗面であってもよい。また、ドライエッチング技術による粗面の前端面203の形成は、半導体発光素子の一部、すなわち、p型コンタクト層109から活性層105より下方の途中まで、例えば、n側光閉じ込め層104、n型クラッド層103、n型バッファ層102またはn型基板101のいずれかの層の途中まで行い、その後、素子分離を劈開で行ってもよい。すなわち、前端面203のうち、少なくとも光が導波する領域が粗面であればよい。このようにして、本実施形態のSLDを製造可能である。ただし、本実施形態のSLDを製造する方法は、この例に限定されない。
本実施形態のSLDの製造方法によれば、例えば、無反射コート膜等を形成することなく、前述のように、ドライエッチングという簡易な方法で、光出射端面の反射率を低減することができる。このため、例えば、光出射端面における出射光反射率に波長依存性がなく、所望の波長においてレーザ発振を抑制し得るSLDを、歩留まり良く製造可能である。
なお、本実施形態のSLDでは、ドライエッチングにより前端面を形成しているが、本発明は、この例に限定されない。光導波路における光出射端面を粗面化できればよく、例えば、ウエットエッチング等により前端面を形成してもよい。ウエットエッチングは、従来公知の条件(エッチング温度、エッチング液等)により行うことができる。
また、所望の出射光反射率とするために、前端面203の形成後に、例えば、光出射端面を所望の粗さに粗面化してもよい(粗面化工程)。前記粗面化工程は、例えば、粗面化に適した条件に設定したドライエッチング、ウエットエッチング等により行うことができる。
後端面204は、例えば、光導波路202を劈開して形成してもよい(端面形成工程)。また、ドライエッチング技術を用いて端面を形成する場合、例えば、前端面203の形成時には、後端面204に相当する領域がエッチングされないように、この領域を保護膜で覆い、端面の粗面度を大きくする手法及び条件を用いてエッチングを行う。後端面204の形成時には、前端面203に相当する領域がエッチングされないように該領域を保護膜で覆い、端面の鏡面度を高くする手法及び条件を用いてエッチングを行うことで、例えば、後端面204を鏡面とすることができる。ただし、本発明は、これらの例に限定されず、後端面204は、前端面203と同様に、通常のドライエッチング技術等を用いて形成してもよい。このようにすることで、後端面204を原子オーダの平坦性を有さない粗面とすることができる。
本発明のSLDは、例えば、素子単体でスペックルが低減されたSLDとして、特に、レーザ発振を抑制してインコヒーレントな光を得ることが可能なSLDとして用いることができる。本発明のSLDは、特に、ディスプレイ(画像表示装置)全般の光源に用いる可視光半導体発光素子として使用可能である。前述の通り、本発明の画像表示装置用光源は、本発明のSLDを含むことを特徴とし、本発明の画像表示装置は、前記本発明の画像表示装置用光源を含むことを特徴とする。前記本発明の画像表示装置としては、例えば、レーザプロジェクタ(レーザディスプレイ)が好ましい。本発明のレーザプロジェクタ(レーザディスプレイ)によれば、例えば、色再現性の飛躍的な向上、省エネ・低コストで大画面・高精細化、光学系の超小型化等の効果を得ることも可能である。本発明のレーザプロジェクタ(レーザディスプレイ)は、具体的には、例えば、モバイルプロジェクタ、次世代リアプロジェクションTV(rear projection TV)、デジタルシネマ、網膜走査ディスプレイ(RSD:Retinal Scanning Display)、ヘッドアップディスプレイ(HUD:Head Up Display)、または携帯電話、デジタルカメラ、ノートパソコン等への組込型プロジェクタ(embedded projector)等が挙げられ、幅広い市場に対する応用が可能である。また、本発明のSLDは、画像表示装置に限定されず、例えば、光干渉断層計(OCT:Optical Coherence Tomography)、光ファイバジャイロ、光ファイバ破断点検出等の製品用の発光素子としても使用可能である。したがって、本発明のSLDは、例えば医療・バイオ分野、各種センシング分野等、幅広い分野への応用が可能である。
101 n型基板
102 n型バッファ層
103 n型クラッド層
104 n型光閉じ込め層
105 活性層
106 キャップ層
107 p型光閉じ込め層
108 p型クラッド層
109 p型コンタクト層
110 絶縁層
111 p型電極
112 n型電極
201 スーパールミネッセントダイオード(SLD)
202 光導波路
203 前端面
204 後端面

Claims (20)

  1. その一部に光導波路が形成された半導体結晶層を含み、
    前記光導波路の一端面に、光を出射可能な光出射端面が形成され、
    前記光出射端面と、前記半導体結晶層の前記光導波路部分における劈開可能な結晶面とが、一致しないことを特徴とするスーパールミネッセントダイオード。
  2. 前記光出射端面が、粗面であることを特徴とする請求項1記載のスーパールミネッセントダイオード。
  3. 前記光出射端面の出射光反射率が、前記光導波路の劈開面における出射光反射率の1/2以下であることを特徴とする請求項2記載のスーパールミネッセントダイオード。
  4. 前記光出射端面の二乗平均平方根粗さσが、下記数式(1)の条件を満たすことを特徴とする請求項2記載のスーパールミネッセントダイオード。
    Figure 2011077417
    σ:光出射端面の表面粗さの二乗平均平方根粗さ(nm)
    λ:前記出射端面から出射される光のピーク波長(nm)
  5. 前記光導波路の前記光出射端面近傍部分は、前記光出射端面に対して略垂直に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオード。
  6. 前記光導波路における前記光出射端面とは反対側の端面と、前記光導波路の劈開可能な結晶面とが一致することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオード。
  7. 前記半導体結晶層が、基板を含み、
    前記基板上に、前記光導波路が形成され、
    前記基板は、その劈開可能な結晶面と垂直でない面を主面とし、
    前記光出射端面が、前記基板主面に対して略垂直であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオード。
  8. 前記半導体結晶層の前記光導波路が形成された部分は、六方晶構造を有する半導体結晶から形成され、前記六方晶構造の(0001)面と前記光出射端面とのなす角が、実質的に垂直でないことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオード。
  9. 前記半導体結晶層の前記光導波路が形成された部分は、立方晶構造を有する半導体結晶から形成され、前記立方晶構造の(001)面と前記光出射端面とのなす角が、実質的に垂直でないことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオード。
  10. その一部に光導波路が形成された半導体結晶層を形成する半導体結晶層形成工程と、
    前記光導波路の一端面に、光を出射可能な光出射端面を、前記半導体結晶層の前記光導波路部分における劈開可能な結晶面と一致しないように形成する光出射端面形成工程とを含むことを特徴とするスーパールミネッセントダイオードの製造方法。
  11. 前記光出射端面形成工程において、前記光出射端面を、ドライエッチングまたはウエットエッチングにより形成することを特徴とする請求項10記載のスーパールミネッセントダイオードの製造方法。
  12. さらに、前記光出射端面を粗面にする粗面化工程を含むことを特徴とする請求項10または11記載のスーパールミネッセントダイオードの製造方法。
  13. 前記光出射端面形成工程において、前記光導波路の前記光出射端面近傍部分に対して略垂直となるように、前記光出射端面を形成することを特徴とする請求項10から12のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオードの製造方法。
  14. さらに、前記光導波路における前記光出射端面とは反対側の端面を、前記光導波路を劈開して形成する端面形成工程を含むことを特徴とする請求項10から13のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオードの製造方法。
  15. 前記半導体結晶層形成工程において、その劈開可能な結晶面と垂直でない面を主面とする基板上に、前記半導体結晶層を形成し、
    前記光出射端面形成工程において、前記基板主面に対して略垂直となるように前記光出射端面を形成することを特徴とする請求項10から14のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオードの製造方法。
  16. 前記積層体形成工程において、前記半導体結晶の前記光導波路が形成された部分を、六方晶構造を有する半導体結晶から形成し、
    前記光出射端面形成工程において、前記六方晶構造の(0001)面と前記光出射端面とのなす角が実質的に垂直とならないように、前記光出射端面を形成することを特徴とする請求項10から15のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオードの製造方法。
  17. 前記積層体形成工程において、前記半導体結晶の前記光導波路が形成された部分を、立方晶構造を有する半導体結晶から形成し、
    前記光出射端面形成工程において、前記立方晶構造の(001)面と前記光出射端面とのなす角が実質的に垂直とならないように、前記光出射端面を形成することを特徴とする請求項10から15のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオードの製造方法。
  18. 請求項1から9のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオードを含むことを特徴とする画像表示装置用光源。
  19. 請求項18記載の画像表示装置用光源を含むことを特徴とする画像表示装置。
  20. レーザプロジェクタであることを特徴とする請求項19記載の画像表示装置。
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