JP5493784B2 - 端面発光型半導体発光素子および画像表示装置 - Google Patents
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Description
複数の半導体層が積層された積層体を含み、
前記半導体層の一部が光導波路を形成し、
前記光導波路は、前記半導体層の主面方向に沿って形成され、かつ、光を出射可能な光出射端面を有し、
前記光導波路の前記光出射端面近傍部分は、前記主面に垂直な方向から見た場合に、前記光出射端面に向かって左右いずれかに傾斜した形状を有し、
前記光導波路の前記光出射端面近傍部分において、前記光出射端面に向かって左右方向における前記光導波路の等価屈折率分布は、前記光導波路の右端部および左端部の一方が他方よりも前記分布が急峻であり、かつ、
前記分布が急峻な側の端部は、前記主面に垂直な方向から見た場合の傾斜方向と逆側の端部であることを特徴とする。
図1の断面図に、本実施形態の端面発光型半導体発光素子の構造を示す。同図は、前記端面発光型半導体発光素子の光出射端面近傍部分における、前記光出射端面に平行方向に見た断面図である。図示のとおり、この端面発光型半導体発光素子は、n型基板101、n型バッファ層102、n型クラッド層103、n型光閉じ込め層104、活性層105、キャップ層106、p型光閉じ込め層107、p型クラッド層108、p型コンタクト層109、絶縁層110、p型電極111、およびn型電極112から形成されている。n型基板101上には、n型バッファ層102、n型クラッド層103、n型光閉じ込め層104、活性層105、キャップ層106、p型光閉じ込め層107、p型クラッド層108が、この順に積層されている。p型クラッド層108は、中央付近が隆起し、左右非対称なリッジ形状を有する。p型クラッド層108上面には、前記リッジ形状最上部の上面にp型コンタクト層109が形成され、それ以外の部分には絶縁層110が形成されている。p型コンタクト層109および絶縁層110の上面には、p型電極111が形成されている。n型基板101の下面には、n型電極112が形成されている。
(1)前記導波路が、前記主面に垂直な方向から見た場合に、前記光出射端面に向かって左右いずれかに傾斜した形状を有することに起因する出射ビーム形状の非対称性
(2)前記主面に垂直な方向の等価屈折率分布は、前記光導波路の右端部および左端部の一方が他方よりも前記分布が急峻であることに起因する出射ビーム形状の非対称性
次に、本発明の端面発光型半導体発光素子の別の実施形態について説明する。図3に、本実施形態に係る半導体発光素子の断面図を示し、図4に、本実施形態に係る半導体発光素子の平面図を示す。前記実施形態1では、n型基板101は(0001)GaN基板からなり、且つ、ドライエッチング工程において、素子断面に対して斜め方向からエッチングすることにより、リッジ形状を左右非対称に形成した。しかしながら、本発明は、これに限定されない。すなわち、図3に示すように、n型基板301は、主面が(0001)面から傾いた面、例えば(11−22)面であるGaN基板であっても良い。すなわち、本実施形態の端面発光型半導体発光素子では、前記光導波路は、六方晶構造を有する半導体から形成され、前記六方晶構造は、光の進行方向から見て、(0001)面が前記主面方向に対し左右いずれかに傾斜しており、かつ、その傾斜方向は、前記主面に垂直な方向から見た場合の傾斜方向と逆方向である。この時、光出射端面である前端面203(図4)が、例えば(1−100)面となるように、光導波路202を形成する。これにより、六方晶の対称軸である[0001]軸が素子断面内で傾くため、その結晶異方性により、ドライエッチング工程におけるエッチング方向を素子断面に対して斜めにしなくとも、リッジ形状は自ずと左右非対称に形成される。図3および4に示した本実施形態の端面発光型半導体発光素子の構造は、前記面方位以外は、図1および2に示した実施形態1の端面発光型半導体発光素子の構造と同様である。
102 n型バッファ層
103 n型クラッド層
104 n型光閉じ込め層
105 活性層
106 キャップ層
107 p型光閉じ込め層
108 p型クラッド層
109 p型コンタクト層
110 絶縁層
111 p型電極
112 n型電極
201 半導体発光素子
202 光導波路
203 前端面
204 後端面
Claims (6)
- 複数の半導体層が積層された積層体を含み、
前記半導体層の一部が光導波路を形成し、
前記光導波路は、前記半導体層の主面方向に沿って形成され、かつ、光を出射可能な光出射端面を有し、
前記光導波路の前記光出射端面近傍部分は、前記主面に垂直な方向から見た場合に、前記光出射端面に向かって左右いずれかに傾斜した形状を有し、
前記光導波路の前記光出射端面近傍部分において、前記光出射端面に向かって左右方向における前記光導波路の等価屈折率分布は、前記光導波路の右端部および左端部の一方が他方よりも前記分布が急峻であり、
前記分布が急峻な側の端部は、前記主面に垂直な方向から見た場合の傾斜方向と逆側の端部であり、かつ、
前記光導波路の前記光出射端面近傍部分において、前記光出射端面に平行な方向の断面形状が、前記光導波路の右端部および左端部の一方が他方よりも急峻であることにより、
前記一方が前記他方よりも前記等価屈折率分布が急峻であることを特徴とする端面発光型半導体発光素子。 - 前記光導波路は、六方晶構造を有する半導体から形成され、前記六方晶構造は、(0001)面が前記主面方向に平行であることを特徴とする請求項1記載の端面発光型半導体発光素子。
- 前記光導波路は、六方晶構造を有する半導体から形成され、前記六方晶構造は、光の進行方向から見て、(0001)面が前記主面方向に対し左右いずれかに傾斜しており、かつ、その傾斜方向は、前記主面に垂直な方向から見た場合の傾斜方向と逆方向であることを特徴とする請求項1記載の端面発光型半導体発光素子。
- 前記光導波路は、立方晶構造を有する半導体から形成され、前記立方晶構造は、光の進行方向から見て、(001)面が前記主面方向に対し左右いずれかに傾斜しており、かつ、その傾斜方向は、前記主面に垂直な方向から見た場合の傾斜方向と逆方向であることを特徴とする請求項1記載の端面発光型半導体発光素子。
- スーパールミネッセントダイオードであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の端面発光型半導体発光素子。
- 光源を含み、前記光源が請求項1〜5のいずれか一項に記載の端面発光型半導体発光素子を含むことを特徴とする画像表示装置。
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