JP2011077104A - 光電変換装置及びその製造方法 - Google Patents

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太佑 西村
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徳彦 松島
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洋介 猪股
Hisao Arimune
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Abstract

【課題】光電変換効率の高い光電変換装置を提供すること。
【解決手段】光電変換装置21は、基板1と、基板1上に設けられた複数の下部電極2と、複数の下部電極2上に設けられ下部電極2上で互いに分離した複数の光電変換層3’と、複数の光電変換層3’間に設けられ、複数の光電変換層3’との間に第1の溝P2および第2の溝P3を形成する台座部8と、光電変換層3’上に設けられた上部電極5と、金属ペーストの固化物から成り、第1の溝P2内で一端が下部電極2に直接接続され他端が上部電極5に接続された接続導体7と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の光電変換セルが集積された光電変換装置およびその製造方法に関する。
太陽光発電等に使用される光電変換装置は、様々な種類のものがあるが、CIS系(銅インジウムセレナイド系)に代表されるカルコパイライト系光電変換装置は比較的低コストで太陽電池モジュールの大面積化が容易なことから、研究開発が進められている。
このカルコパイライト系光電変換装置は、光吸収層として二セレン化銅インジウムガリウム(CIGS)等のカルコゲン化合物半導体層(カルコパイライト系化合物半導体層)とバッファ層として硫化カドミウム等の混晶化合物半導体を備えている。
カルコパイライト系光電変換装置の代表的なCIGSセルの従来の集積化素子製造方法は、まず青板ガラス上にモリブデンなどの金属をスパッタ成膜し下部電極を形成する。次にこの下部電極を短冊状に分離するレーザースクライブを行い(特許文献1で記載された溝Lの形成に相当する)、その上層に光吸収層とバッファ層を形成した後、溝Lのすぐ横の位置でバッファ層と光吸収層をメカニカルスクライブする(特許文献1で記載された溝部M1に相当する)。さらに上層に上部電極としての透明導電膜を作製し、銀グリッド電極(集電電極)を印刷焼成してから、透明導電膜とバッファ層と光吸収層をメカニカルスクライブによって分離する(特許文献1で記載された溝部M2に相当する)工程からなる。
特開2002−373995号公報
上記光電変換装置では、隣接する光電変換セル同士を直列接続するため、溝部M1内に透明導電膜および銀グリッド電極を形成して接続導体とし、この接続導体によって一方の光電変換セルの上部電極と他方の光電変換セルの下部電極とを電気的に接続している。
しかしながら、上記光電変換装置は、溝部M1内に形成した接続導体と下部電極との接続抵抗が大きく、その結果、光電変換効率を高めることが困難であるという問題点を有している。すなわち、溝部M1内に形成する接続導体は、透明導電膜と銀グリッドから成り、比較的高い抵抗率を有する透明導電膜を介して銀グリッドが下部電極に接続しているため、接続抵抗が高くなる。また、溝部M1内に透明導電膜を形成するのが困難で下部電極と透明導電膜とが良好に密着していないため、接続抵抗が高くなる。
本発明はこのような問題に鑑みなされたものであり、その目的は光電変換効率の高い光電変換装置を提供することにある。
本発明の光電変換装置に係る一実施形態は、基板と、前記基板上に設けられた複数の下部電極と、前記複数の下部電極上に設けられ前記下部電極上で互いに分離した複数の光電変換層と、前記複数の光電変換層間に設けられ、前記複数の光電変換層との間に第1の溝および第2の溝を形成する台座部と、前記光電変換層上に設けられた上部電極と、金属ペーストの固化物から成り、前記第1の溝内で一端が前記下部電極に直接接続され他端が前記上部電極に接続された接続導体と、を具備することを特徴とする。
このような構成により、金属ペーストの固化物から成る接続導体を、他の材料を介在させることなく、直接下部電極と接続しているので、接続導体と下部電極との電気的な接続を非常に良好とすることができる。よって、接続抵抗が低くなり、光電変換効率を高めることができる。
上記光電変換装置において好ましくは、前記上部電極上に、前記接続導体に接続された集電電極が設けられていることを特徴とする。
本発明の光電変換装置の製造方法に係る一実施形態は、複数の下部電極が設けられた基板上に光電変換層を形成する工程と、前記光電変換層上に上部電極を形成する工程と、前記下部電極上で、前記上部電極および前記光電変換層を除去して第1の溝および第2の溝を形成する工程と、前記第1の溝内に金属ペーストを被着し、前記上部電極と前記下部電極とを接続する工程と、を具備することを特徴とする。
このような構成により、接続導体を形成するための第1の溝と光電変換セル同士を分離するための第2の溝とを一度の工程で形成することができ、工程を簡略化できる。その結果、接続導体と下部電極との接続が良好で高効率な光電変換層装置を容易に形成できる。
上記光電変換装置の製造方法において好ましくは、前記下部電極上で、前記上部電極および前記光電変換層を除去して第1の溝および第2の溝を形成する工程が、メカニカルスクライブ加工により行なわれることを特徴とする。
本発明によれば、接続導体と下部電極との接続を良好にし、高い光電変換効率を有する光電変換装置を提供することができる。
本発明の光電変換装置の実施の形態の一例を示す斜視図である。 図1の光電変換装置の断面図である。 本発明の光電変換装置の製造方法の実施の形態の一例を示す工程ごとの断面図である。
図1は本発明に係る光電変換装置の構造の一例を示す斜視図であり、図2はその断面図である。光電変換装置21は、基板1と、下部電極2と、光電変換層3’と、上部電極5と、接続電極7と、台座部8とを含んで構成される。本実施形態において光電変換層3’は、カルコパイライト系化合物半導体を用いた光電変換体として公知の構造である、光吸収層3とこれにヘテロ接合されたバッファ層4とを具備する例を示しているが、これに限定されない。光電変換層3’は、下部電極2側からバッファ層4および光吸収層3を積層したものであってもよく、異なる導電型の半導体層がホモ接合されたものであってもよい。また、上部電極5は半導体層から成るものも含み、いわゆる窓層と呼ばれるものも含む。
図1、図2において、光電変換セル20が複数並べて形成され、光電変換装置21を構成している。そして、光電変換セル20は、光吸収層3およびバッファ層4をまたがるように設けられた接続導体7によって、上部電極5と、隣接する光電変換セル20の下部電極2が延出された部位とが電気的に接続されている。この構成により、隣接する光電変換セル20同士が直列接続されている。なお、一つの光電変換セル20内において、接続導体7は光吸収層3およびバッファ層4をまたがるように設けられており、上部電極5と下部電極2とで挟まれた光吸収層3とバッファ層4とで光電変換が行なわれる。
基板1は、光吸収層3を支持するためのものである。基板1に用いられる材料としては、ガラス、セラミックス、樹脂および金属等が挙げられる。基板1としては、例えば、厚さ1〜3mm程度の青板ガラス(ソーダライムガラス)を用いることができる。
下部電極2は、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)または金(Au)等の金属またはこれらの金属積層構造体が用いられる。下部電極2は、基板1上にスパッタリング法または蒸着法等で厚さ0.2〜1μm程度に形成される。
光吸収層3は、例えば、I-III-VI化合物半導体やII-VI化合物半導体がある。I-III-VI化合物半導体とは、I-B族元素(11族元素ともいう)とIII-B族元素(13族元素ともいう)とVI-B族元素(16族元素ともいう)との化合物半導体であり、カルコパイライト構造を有し、カルコパイライト系化合物半導体と呼ばれる(CIS系化合物半導体ともいう)。II-VI化合物半導体とは、II-B族(12族元素ともいう)とVI-B族元素との化合物半導体である。光電変換効率を高めるという観点からは、カルコパイライト系化合物半導体であるI-III-VI化合物半導体を用いることが好ましい。
I-III-VI化合物半導体としては、例えば、二セレン化銅インジウム(CuInSe)、二セレン化銅インジウム・ガリウム(Cu(In,Ga)Se)、二セレン・イオウ化銅インジウム・ガリウム(Cu(In,Ga)(Se,S))、二イオウ化銅インジウム・ガリウム(Cu(In,Ga)S)又は薄膜の二セレン・イオウ化銅インジウム・ガリウム層を表面層として有する二セレン化銅インジウム・ガリウム等の多元化合物半導体薄膜がある。
光吸収層3は、p形の導電形を有する厚さ1〜3μm程度の薄膜で、光吸収層3がI-III-VI化合物半導体から成る場合、その表面にヘテロ接合を形成するためのバッファ層4を有することが好ましい。バッファ層4としては、硫化カドミウム(CdS)や硫化インジウム(InS)、硫化亜鉛(ZnS)等の混晶化合物半導体がある。
下部電極2の光吸収層3と接触する表面部分は、下部電極2に含まれる金属元素と光吸収層3に含まれるカルコゲン元素とを含む金属カルコゲン化合物層が、1nm〜1μm程度の厚さの薄膜状に形成されていることが好ましい(なお、本実施形態では、この金属カルコゲン化合物層も下部電極2の一部と見なす)。より好ましくは、光吸収層3と下部電極2との密着性を向上するとともに光吸収層3と下部電極2との電気的接続を良好にするという観点からは、金属カルコゲン化合物層8は5nm〜200nmの厚さがよい。金属カルコゲン化合物層は、例えば、下部電極2がモリブデンであり、光吸収層がSeを含む化合物半導体である場合、セレン化モリブデン(MoSe)である。このような金属カルコゲン化合物層により、光吸収層3と下部電極2との密着強度を高めることができる。
金属カルコゲン化合物層は、ガス状や固体状のカルコゲン元素を含む原料と下部電極2とを接触させて加熱することにより形成できる。工程を簡略化するという観点からは、光吸収層3を形成する際に、光吸収層3の原料となるカルコゲン元素を用いて、光吸収層3の形成と同時に金属カルコゲン化合物層を形成することが好ましい。
上部電極5は、いわゆる窓層と呼ばれるものを含み、n形の導電形を有する禁制帯幅が広く且つ透明で低抵抗の厚さ1〜2μm程度の酸化亜鉛(ZnO)やアルミニウムやボロン、ガリウム、インジウム、フッ素などを含んだ酸化亜鉛との化合物、錫を含んだ酸化インジウム(ITO)や酸化錫(SnO)などからなる金属酸化物半導体薄膜である。窓層は光電変換装置21を構成する一方の電極として見なすことができるため、本実施形態では上部電極5とみなしている。このような窓層に加えてさらに透明導電膜を形成してもよく、窓層と透明導電膜を合わせて上部電極5と見なしてもよい。
接続導体7は、光吸収層3およびバッファ層4を貫通し、上部電極5と下部電極2とを電気的に接続する導体である。接続導体7は、金属ペーストを固化したものから成る。なお、固化というのは、金属ペーストに用いるバインダーが熱可塑性樹脂である場合の熔融後の固化状態を含み、バインダーが熱硬化性樹脂や光硬化性樹脂等の硬化性樹脂である場合の硬化後の状態をも含む。接続信頼性を高めるという観点からは、Ag等の金属粉を樹脂バインダー等に分散させた金属ペーストを用いることが好ましい。
接続導体7は、第1の溝P2内で一端が下部電極2に直接接続され他端が上部電極5に接続されている。このように、金属ペーストの固化物から成る接続導体7を、他の材料を介在させることなく、直接下部電極2と接続しているので、接続導体7と下部電極2との接続抵抗を低くすることができる。また、第1の溝P2内において金属ペーストが良好に下部電極2に濡れ広がり、接続信頼性を高めることができる。その結果、電気的な接続を非常に良好とすることができ、光電変換装置21の光電変換効率を高めることができる。
下部電極2の光吸収層3と接触する表面部が金属カルコゲン化合物層とされている場合、接続導体7は、下部電極2に対して、金属カルコゲン化合物層を介さず、直接接続されていることが好ましい。このような構成により、接続抵抗を小さくすることができ、光吸収層3で生じた電流を良好に伝導することができる。すなわち、光電変換装置21は、光吸収層3が下部電極2と金属カルコゲン化合物層を介して設けられているのに対し、接続導体7は下部電極2と金属カルコゲン化合物層を介さず、直接接続されている。これにより、金属カルコゲン化合物が光吸収層3と下部電極2との密着性を高めて加工時における光吸収層3の剥離を抑制することができるとともに、接続導体7と下部電極2との直接接続によって低抵抗化することができ、その結果、光電変換装置21の光電変換効率を高めることができる。
台座部8は、隣接する光電変換セル20間に設けられ、それぞれの光電変換セル20との間に第1の溝P2および第2の溝P3を形成している。光電変換装置21においては、台座部8は光電変換層3’と同じ材料で構成しているが、これに限らず、他の材料で構成してもよい。台座部8は、接続導体7と成る金属ペーストが、隣接する光電変換セル20へ塗れ広がって接触するのを良好に抑制することができる。
上部電極5上には、集電電極6を設けてもよい。集電電極6は、例えば、図1、図2に示すように、光電変換セル20の一端から接続導体7にわたって線状に形成されている。これにより、光吸収層3の光電変換により生じた電荷を上部電極5を介して集電電極6に集電し、これを接続導体7を介して隣接する光電変換セル20に良好に導電することができる。よって、集電電極6が設けられていることにより、上部電極5を薄くしても光吸収層3で発生した電荷を効率よく取り出すことができる。その結果、発電効率を高めることができる。
集電電極6は光吸収層3への光を遮るのを抑制するとともに良好な導電性を有するという観点からは、50〜400μmの幅を有するのが好ましい。また、集電電極6は、枝分かれした複数の分岐部を有していてもよい。
集電電極6は、例えば、Ag等の金属粉を樹脂バインダー等に分散させた金属ペーストをパターン状に印刷し、これを乾燥し、固化することによって形成することができる。
光電変換装置21の作製について、図3に工程ごとの断面図で示す。まず、図3(a)に示すように、洗浄した基板1の略全面に下部電極2をスパッタ法などを用いて成膜し、成膜したこの下部電極2をYAGレーザーなどを用いて分割溝P1を形成して下部電極2をパターニングする。
その後、図3(b)に示すように、このパターンを形成した下部電極2上に光吸収層3をスパッタ法や蒸着法、印刷法などを用いて成膜する。その後、図3(c)に示すように、光吸収層3上にバッファ層4を溶液成長法(CBD法)などを用いて成膜する。さらに、バッファ層4上に上部電極5を、スパッタ法や有機金属気相成長法(MOCVD法)などを用いて成膜する。
その後、図3(d)に示すように、光吸収層3とバッファ層4と上部電極5とを、メカニカルスクライビングして第1の溝P2および第2の溝P3を形成することによりパターニングする。第1の溝P2は、例えば、下部電極2に設けられた分割溝P1より0.1〜1.0mm程度離間して設けられる。また、第2の溝P3は、第1の溝P2から離間して設けられる。これにより、第1の溝P2および第2の溝P3との間に台座部8を容易に形成することができる。本実施形態では、このようにバッファ層4および上部電極5を続けて形成しており、その後、第1の溝P2を形成しているため、バッファ層4が良好な状態で上部電極5が形成されることとなり、バッファ層4と上部電極5との電気的な接続を良好にすることができる。その結果、光電変換効率を高めることができる。すなわち、バッファ層4を形成後、第1の溝P2の形成を行い、その後、上部電極5を形成すると、第1の溝P2の形成時に、メカニカルスクライビングで発生する削りカスなどでバッファ層4の表面の汚染などが生じ、バッファ層4表面が劣化しやすくなるが、上記のようにバッファ層4の形成に続けて上部電極5を形成することにより、劣化を抑制できる。
この第1の溝P2および第2の溝P3の幅は、例えば、100〜1000μm程度に形成する。このような幅の第1の溝P2および第2の溝P3は、40〜50μm程度のスクライブ幅のスクライブ針を用いてピッチをずらしながら連続して数回にわたりスクライブすることにより、あるいは、スクライブ針の先端形状を所定の幅に広げスクライブすることにより、あるいは、2本以上のスクライブ針を当接又は近接した状態で固定し、1回〜数回のスクライブを行うことにより形成可能である。
その後、図3(e)に示すように、上部電極5上および第1の溝P2内に、低抵抗化のため銀ペーストなどの金属ペーストを印刷することにより集電電極6および接続導体7を形成する。
このように光電変換装置21は、接続導体を形成するための第1の溝P2と、光電変換セル20同士を分離するための第2の溝P3とを一度の工程で形成し、その後、第1の溝P2に金属ペーストで接続導体7を形成することで、工程を非常に簡略化できる。
このようにして、裏面側から基板1、下部電極2、光吸収層3、バッファ層4、上部電極5の順に積層した構造の単位セルである光電変換セル20が構成される。そして、光電変換装置21は、この光電変換セル20が複数、電気的に接続され集積化された構造を有している。
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を施すことは何等差し支えない。
1;基板
2;下部電極
3’;光電変換層
3;光吸収層
4;バッファ層
5;上部電極
6;集電電極
7;接続導体
8;台座部
21;光電変換装置

Claims (4)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられた複数の下部電極と、
    前記複数の下部電極上に設けられ前記下部電極上で互いに分離した複数の光電変換層と、
    前記複数の光電変換層間に設けられ、前記複数の光電変換層との間に第1の溝および第2の溝を形成する台座部と、
    前記光電変換層上に設けられた上部電極と、
    金属ペーストの固化物から成り、前記第1の溝内で一端が前記下部電極に直接接続され他端が前記上部電極に接続された接続導体と、
    を具備することを特徴とする光電変換装置。
  2. 前記上部電極上に、前記接続導体に接続された集電電極が設けられていることを特徴とする請求項1記載の光電変換装置。
  3. 複数の下部電極が設けられた基板上に光電変換層を形成する工程と、
    前記光電変換層上に上部電極を形成する工程と、
    前記下部電極上で、前記上部電極および前記光電変換層を除去して第1の溝および第2の溝を形成する工程と、
    前記第1の溝内に金属ペーストを被着し、前記上部電極と前記下部電極とを接続する工程と、
    を具備することを特徴とする光電変換装置の製造方法。
  4. 前記下部電極上で、前記上部電極および前記光電変換層を除去して第1の溝および第2の溝を形成する工程が、メカニカルスクライブ加工により行なわれることを特徴とする請求項3記載の光電変換装置の製造方法。
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