JP2011076417A - タクシー内における会話支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】タクシー利用者が言語に不自由なくタクシードライバーと意思疎通でき、かつ、安心感を与えることができる、タクシー内における会話支援システムを提供する。
【解決手段】タクシー管理センター装置20に、ユーザの使用言語、通訳サービスの利用の有無を含んだ予約情報の入力を受けるタクシー予約登録処理部22と、タクシー予約登録処理部22に予約情報の入力があると通訳サービスの利用の有無を判断し、利用有りの場合にはその予約情報に基づいて通訳サービス装置30に対して通訳の予約登録を行う通訳予約登録処理部23と、を設ける。通訳サービス装置に、通信端末機10と通話接続するとオペレーターに対し通訳の予約登録に関する情報を表示する表示部32と、オペレーターが発する音声を信号に変えて通信端末機10に送信すると共に通信端末機10から送信される信号を音波に変換して出力する通話部33と、を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、タクシー内でドライバーと外国人との会話を円滑に進めることができるタクシー内における会話支援システムに関する。ここで、本発明において「タクシー」という言葉は「ハイヤー」をも包含する意味で用いており、一般乗用旅客自動車運送に供されるものも含まれるものとする。
電話を利用した通訳システムが考えられて通訳サービスが提供されている。例えば、特許文献1には無線通信通訳サービスシステムが開示されている。このシステムでは、通訳オペレーターのいる無線通訳センターを或る地域に設置し、利用者が携帯用無線端末機を使って無線通信センターと会話の送受信を行い、会話の通訳をしてもらう。このシステムによれば、無線通信による通訳サービスを利用することで、異国語を喋れない者でも、簡単に指定した言語での会話をすることができる。
特許文献2には通訳システム並びに通訳システムに利用することができる携帯電話用のマイクロフォンが開示されている。これによれば、携帯電話の受信音声を聞き取り部より聞き取り、且つマイク部へ発声することにより携帯電話を介して送話できるフォンマイクを複数有する分岐形フォンマイクを使用する。分岐形フォンマイクを携帯電話の接続部に接続し、この携帯電話を介して通訳者Aと通話できるようにし、分岐形フォンマイクの一方のフォンマイクを通訳の必要な外国人Bに渡して装着させ、通訳を受ける被通訳者Cが他方のフォンマイクを装着し、携帯電話によって、これら三者A・B・Cが同時に会話できるようにしている。
ところで、一般に、海外からの訪問者は、航空チケットや宿泊ホテルなどを事前に旅行会社などを通じて予約しており、その際、空港から最初の訪問先までの交通機関としてタクシーを予約している。このようなケースでは、旅行会社から直接又は間接的にタクシー会社に対して、タクシー利用者の氏名、迎え場所及び日時、目的地などの予約情報が電話やメールなどの通信手段により通知され、タクシーの予約処理がなされる。
実開平6−31262号公報 特開平10−32893号公報
前述のように、タクシー利用者がタクシーの予約処理を旅行会社などに対して行った上で、タクシー利用者がタクシーに乗車して予定の目的地に行くまでの間、タクシーに安心して乗車するためには、そのタクシーが予約通りのものである必要がある。そこで、タクシードライバーが空港などの出迎え場所に予定時間に待機する際、タクシードライバーがタクシー予約者の氏名を記入済みのボードを手に持って掲げることで、タクシードライバーはタクシー利用者と出合うことができる。しかしながら、タクシー利用者にとって予定の目的の場所に着くかまでは、タクシーの行き着く先に到達してみないと実際のところは分からない。
また、タクシー利用者はタクシーに乗車している間、例えば「途中のサービスエリアに寄りたい」など予定外の事情が生じた場合に対処するためには、タクシードライバーがタクシー利用者の使用言語を理解することができ、かつ、タクシードライバー自らの意思をタクシー利用者にタクシー利用者の言語で伝達する必要がある。しかしながら、数ヶ国語を支障なく使えるタクシードライバーを常駐させると、タクシードライバーの人件費が高くなるばかりか、そのような人材を多数維持することも困難となる。ひいては、乗用旅客自動車運送サービスの質の低下を招いてしまう。
一方、外国人がタクシーを路上などでキャッチする場合、身振り手振りでタクシーを停車させ、タクシーを利用したい旨の意思表示をすることができるかも知れない。しかしながら、外国人がタクシー内でタクシードライバーと何らかの会話をしたい場合には、例えば、タクシー利用者は通訳サービスを提供する電話番号に電話をしてそのタクシー利用者の意思をタクシー利用者の使用言語で伝えておき、その後、タクシードライバーに対しタクシー利用者の意思を日本語で伝達してもらうしかない。それでは、タクシー内でのタクシードライバーとタクシー利用者との意思疎通を十分図ることができない。
そこで、本発明では、タクシー利用者が言語に不自由なくタクシードライバーと意思疎通でき、かつ、安心感を与えることができる、タクシー内における会話支援システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、タクシー管理センター装置と通訳サービス装置とタクシー内に配備された通信端末機とがネットワークに接続され、通訳を介在してタクシードライバーとタクシー利用者とで会話を行えるタクシー内における会話支援システムにおいて、タクシー管理センター装置は、迎えの日時及び場所、目的地の場所、ユーザの使用言語、ユーザの氏名、通訳サービスの利用の有無を含んだ予約情報の入力を受けるタクシー予約登録処理部と、予約登録処理部に予約情報の入力があると通訳サービスの利用の有無を判断し、利用有りの場合にはその予約情報に基づいて通訳サービス装置に対して通訳の予約登録を行う通訳予約登録処理部と、を備えており、通訳サービス装置は、通信端末機と通話接続するとオペレーターに対し通訳の予約登録に関する情報を表示する表示部と、オペレーターが発する音声を信号に変えて通信端末機に送信すると共に通信端末機から送信される信号を音波に変換して出力する通話部と、を備えており、通信端末機は、通訳サービス装置と通話接続するとタクシードライバー及びタクシー利用者がそれぞれ発する音声を信号に変えて通訳サービス装置に送信すると共に通訳サービス装置から送信される信号を音波に変換して出力する通話部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、予約登録の際、通訳サービス装置側に予約情報と共に通訳言語の情報が既に知らされている。よって、通信端末機から通訳サービス装置にアクセスがあると、通訳言語で通訳できるオペレーターを介して、タクシー利用者はタクシードライバーとスムーズに会話することができる。また、通訳サービス装置から該当の通信端末機に対して予定時間にオペレーターが電話をかけて、タクシー利用者とタクシードライバーとの間で通訳により会話を仲介することもできる。
上記構成において、通信端末機は、通訳サービス装置に対して通訳サービスに係る言語情報と共に通訳サービスを開始するための接続開始要求を出力するサービス開始入力部を有しており、通訳サービス装置は、サービス開始入力部から接続開始要求を受けると通信端末機から送信された言語情報を表示部に出力して通訳言語に関する情報を提示するサービス開始要求受付部を有する。
この好ましい構成によれば、タクシー内の通信端末機から通訳サービス装置に対し、通訳言語の情報と共にサービス開始要求を行うため、通訳サービス装置側で待機しているオペレーターがタクシードライバーとタクシー利用者との会話を翻訳し易くすることができ、ひいては、タクシー利用者にとって利便性が高い。
上記構成において、タクシー管理センター装置、通信端末機の少なくとも何れかには、通信端末機における通話部とタクシー管理センター装置における通話部とが通話接続した時間又は通話接続した回数をカウントする計測部と、計測部で求めた時間、回数の何れかに応じて通訳サービス料金を加算する課金処理部を、備える。
この好ましい構成によれば、計測部が通訳サービスを使用した時間、回数を把握し、課金処理部が通訳サービスに係る通訳サービス料金を集計したりするので、タクシー会社は通訳サービスを仲介することで、タクシー売り上げにどのように貢献できたかの客観的なデータを得ることができる。
本発明によれば、タクシー利用者が外国語などの言葉に不自由であっても、スムーズに通訳者を介在させることで、タクシードライバーとの会話を行うことができ、タクシーに乗車した際の不安感を払拭させることができる。また、タクシー内で通訳サービスが必要になった場合には、サービス開始入力部を操作することで、タクシードライバー、タクシー利用者が共に、通訳言語情報と共に通訳センサー装置にサービス要求することができ、利便性に富む。さらには、計測部を設けることにより、タクシー会社がよりよい運送サービスを提供するためのデータを集計することができ、課金処理部を設けることでスムーズな料金決済を行える。
本発明の実施形態に係るタクシー内での会話支援システムを示すブロック図である。 図1に示すタクシー内での会話支援システムによる第1の実施形態としての会話支援方法を示す流れ図である。 図1に示すタクシー内での会話支援システムによる第2の実施形態としての会話支援方法を示す流れ図である。
1:タクシー内における会話支援システム
10:通信端末機
11:通話部
12:マイク
13:スピーカー
14:接続部
15:計測部
16:課金処理部
17:サービス開始入力部
20:タクシー管理センター装置
21:通信接続部
22:タクシー予約登録処理部
23:通訳予約登録処理部
24:入出力処理部
30:通訳サービス装置
31:通信接続部
32:表示部
33:通話部
34:予約登録部
35:サービス開始要求受付部
40:ネットワーク
50:携帯電話機
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明するが、特許請求の範囲に記載した範囲及びそれと均等な範囲において適宜変更することができる点については説明を要しないであろう。
〔タクシー内での会話支援システム〕
図1は本発明の実施形態に係るタクシー内での会話支援システムを示すブロック図である。タクシー内での会話支援システム1は、タクシー内に搭載されている通信端末機10と、タクシー会社が運営するタクシー管理センター装置20と、通訳者であるオペレーターが待機して通訳サービスを提供するための通訳サービス装置30と、通信端末機10、タクシー管理センター装置20、通訳サービス装置30とを通信接続するネットワーク40で構築されている。
通信端末機10は、例えばネットワーク40に接続されると共に音声と信号とを相互に変換する通話部11と、通話部11に対して音声入力を行うためのマイク12と、音声出力を行うためのスピーカー13と、通話部11とマイク12及びスピーカー13とを接続する接続部14と、を有している。すなわち、通話部11は、通訳サービス装置30と通話接続するとタクシードライバー及びタクシー利用者がそれぞれ発する音声を信号に変えて通訳サービス装置30に送信すると共に通訳サービス装置30から送信される信号を音波に変換して出力する。マイク12及びスピーカー13は通話部11を補助するためのものであり、タクシー内の会話をキャッチして通訳サービス装置30に送信すると共に、通訳サービス装置30からの音声信号をタクシー内に乗車している者に伝達するためのものである。通信端末機10は、携帯電話端末機に車載用ハンズフリーキットを接続して構成してもよい。ハンズフリーキットの本体部は例えば運転席と助手席との間に設置され、ハンズフリーキットのマイクは助手席のヘッドレストに装着され、タクシー利用者の音声をキャッチし易い位置に配備される。
通信端末機10はサービス開始入力部17を備えていることが好ましい。このサービス開始入力部17は、タクシー利用者が使用する言語を選択可能とし、かつ通訳サービス装置30に対して通訳サービスを開始するためのサービス開始要求を行う手段である。サービス開始入力部17は例えばタッチパネルディスプレイを有しており、内蔵されている表示制御部(図示せず)により、通訳サービスを提供できる言語の一覧がその言語表記で表示される。タクシー利用者が通訳サービスを受けたい場合に、自分が使用する言語を選択して押圧すると、通訳サービス装置30に対しサービス開始要求を行う。もっとも、サービス開始入力部17はタクシー利用者ではなくタクシードライバーがサービス開始要求を行えるようにしてもよいし、その双方がサービス開始要求を行えるように運転席側と後部座席側とにそれぞれ配備されていてもよい。
タクシー管理センター装置20は、少なくとも通信接続部21、タクシー予約登録処理部22、通訳予約登録処理部23及び入出力処理部24を有する。通信接続部21はネットワーク40を介して外部と接続するためのものであり、例えば電話、メール、クライアント−サーバーモデル等各種の通信態様に対応したものである。タクシー予約登録処理部22は、例えば通信接続部21を経由してタクシーの予約を受け付ける手段である。通訳予約登録処理部23は、タクシー予約登録処理部22に対してタクシーの予約登録がなされ、タクシー利用者などから通訳サービスが申し込まれた場合にその通訳サービスの予約登録を通訳サービス装置30に対して行う手段である。入出力処理部24は、タクシー予約登録処理部22及び通訳予約登録処理部23と操作者との入出力のインターフェースを行うものである。
通訳サービス装置30は、少なくとも通信接続部31、表示部32、通話部33及び予約登録部34を有する。通信接続部31は、ネットワーク40を介して外部と接続するためのものであり、例えば、電話、メール、クライアント−サーバーモデル等各種の通信態様に対応したものである。予約登録部34はタクシー管理センター装置20から通訳予約登録処理部23による通訳サービスについて予約を受け付け、通訳の際必要となる情報、即ち通訳予約情報を格納しておく。表示部32は、予約登録部34に格納されている所定の通訳予約情報をオペレーターに対して提示するものである。通話部33は、ネットワーク40に接続し、オペレーターが発する音声を信号に変えて外部に送信すると共に外部からの信号を音波に変換して出力する。
通訳サービス装置30はサービス開始要求受付部35を備えていることが好ましい。このサービス開始要求受付部35は、通信端末機10におけるサービス開始入力部17に対応して設けられたものであって、サービス開始入力部17から接続開始要求を受け付け、通訳サービスに係る言語情報を表示部32に表示し、オペレーターである通訳者に必要な情報を提示するものである。
さらに、通訳サービス装置30又は通信端末機10の少なくとも何れかには、計測部15と課金処理部16を備えていることが好ましい。図1では通信端末機10に備えられている場合を示している。計測部15は、通話部11と通話部33とが通話接続されている回数、又は通話接続した時間の少なくとも何れかを計測するものである。課金処理部16は計測部15で求めた時間、回数の何れかに応じて通話サービス料金を加算するものである。計測部15、課金処理部16は何れか一方だけを備えていてもよく、計測部15が通訳サービスを使用した時間、回数の少なくとも一方を把握し、課金処理部16が通訳サービスに関する料金を集計することで、また、タクシー会社は通訳サービスを仲介することで、タクシー売り上げにどのように貢献できたかの客観的なデータを得ることができる。
上述した通信端末機10、タクシー管理センター装置20及び通訳サービス装置30は、ネットワーク40に接続し得る。ネットワーク40は、公衆回線、専用回線の何れでもよく、また、無線、有線又はそれらの組み合わせで構成してもよく、さらには、一部にインターネット回線を含んでいても良い。このネットワーク40は、タクシー利用者などの携帯電話機50と接続可能である。
〔会話支援方法〕
次に、図1に示すタクシー内における会話支援システム1を用いた会話支援方法について、第1の実施形態としてタクシー利用者がタクシーを予約した場合、第2の実施形態として流しタクシーの場合を例に挙げて説明する。
〔第1の実施形態〕
図2は、図1に示すタクシー内での会話支援システムによる第1の実施形態としての会話支援方法を示す流れ図である。この実施形態では、先ずユーザ側がタクシーを予約しておく場合を想定している。
先ず、タクシー利用者はタクシー管理センター装置20に対して例えば携帯電話機50でタクシーの予約を行う(STEP1−1)。その際、ユーザは携帯電話機50からタクシーの予約サイトにアクセスし、迎え場所及び日時、目的地、ユーザの氏名、ユーザの使用言語などの予約情報を送信する。その際、通訳サービスの利用の申し込みなども行う。
タクシー管理センター装置20はタクシーの予約依頼があったことを認識すると、タクシー予約登録処理部22において予約情報を受けて配車のスケジューリングを行う。また、通訳予約登録処理部23はタクシー予約登録処理部22に予約情報の入力があったことを判断すると、通訳サービスの利用の有無を判断し、「通訳サービスの利用有り」の場合には、その予約情報に基づいて通訳センサー装置30に対して通信接続部21を経由して通訳の予約登録を行う(STEP1−2)。通訳サービス装置30から通訳サービスの予約を登録した旨の返答があると、STEP1−1の処理を行ったユーザに対して予約処理が完結した旨の報告をメールなどで行う。
通訳サービス装置30では、タクシー管理センター装置20からの通訳サービスの予約処理により、予約登録部34に対して予約情報、具体的には、ユーザの氏名、出迎え場所及び日時、目的地、ユーザの使用言語などが登録される。その際、通訳サービスの予約番号がタクシー管理センター装置20に発行されてもよい。すると、タクシー利用者がタクシーに乗車した際、タクシードライバーが通信端末機10などを操作して通訳サービス装置30にどの予約内容であるかを伝えることができ、タクシー内での会話支援を円滑に行える。
このような前提の下において、ユーザが予約した日時になると、タクシーが出迎え場所に配車され、タクシードライバーが背景技術で説明したように、お客様の氏名などをお客様の使用言語で印刷したボードを持って待機する。その後、ユーザがタクシードライバーと出会ってタクシー利用者がそのタクシーに乗車する。
タクシードライバーは通信端末機10から通訳サービス装置30に対して、通話接続する(STEP1−3A)。その際、通訳サービスの予約番号を通訳センター側のオペレーターに伝え、オペレーターが通訳サービス装置30に予約番号を入力する。なお、予約番号は通話部33に対してプッシュボタン入力により予約番号が入力されることで、オペレーターによる入力操作を省くようにしてもよい。
すると、通訳サービス装置30は、予約登録部34から予約情報を取り出し、表示部32に表示する。よって、通訳センター側のオペレーターは、通話接続のあった通信端末機10の利用者から、通話サービスの開始の要求があったことを認識し、タクシー利用者に対して、その利用者が理解できる言語でアナウンスメントすることができる(STEP1−3B)。
この点について詳細に説明すると、通訳サービス提供側のオペレーターは、表示部32に表示された予約情報に基づいて、例えば次のようなアナウンスメント、即ち、「Mr.X。本日は当方のタクシーをご利用頂きましてありがとうございます。本日の乗務員はY、目的地はZ」と、タクシー利用者が使用する言語で、発話する。すると、通話部33はそのオペレーターの音声を信号に変え、無線を有するネットワーク40を経由してタクシー内の通信端末機10に送信する。通信端末機10の通話部11では、通訳サービス装置30から送信された信号を音波に変え、スピーカー13から出力する。これにより、タクシー利用者は、その利用者が理解できる言語でオペレーターの音声を耳にし、予約通りのタクシーに乗車できていることを認識できる。これにより、タクシー利用者は、不安感を抱くことなく安心して目的地に向かうことができる。
それに続いて、タクシー利用者又はタクシードライバーは必要な会話があった場合には、通訳サービス提供側に通話接続して、通話部11と通話部33とを接続する。その際、通訳サービス装置30では、通信端末機10の番号が通知されるので、通訳サービス装置30ではその通知番号に基づいて通訳言語や予約情報を予約登録部34からサーチして、表示部32に表示する。それにより、通訳センター側のオペレーターはタクシー利用者又はタクシードライバーに対し、対応する言語で、例えば「Mr.X。ご用件はなんでしょうか?」と会話を円滑に進めるようにすることもできる。通話接続した後、タクシー利用者又はタクシードライバーがタクシー内でそれぞれの言語で用件を話す。すると、その音声はマイク12から通話部11に入力され、通話部11で信号に変換されて、通訳サービス装置30の通話部33に送信される。通話部33では信号が音波に変換されるので、オペレーターに伝わる。よって、タクシー利用者は、通話者に対し、「最寄りのサービスエリアに寄ってくれるようタクシードライバーに伝えてください。」とユーザの使用言語で話すと、通話者は、日本語でタクシードライバーに伝え、その後タクシードライバーから「30分位で到着します」との通話を受けると、タクシー利用者に対してその使用言語で、その通話の内容を伝達することができる(STEP1−3C)。通話が一旦終了すると、タクシードライバーの操作により通話部11と通話部33との間の通信接続が解除される。
その後、タクシーがサービスエリアに到着すると、タクシードライバーの操作で、通話部11と通話部33との間の通信接続を行い、タクシードライバーが「サービスエリアに到着しました。ここで待っております。」と日本語で話す(STEP1−3D)。すると、通訳サービス装置30のオペレーターにもその内容が通話部11、33を介して伝わるので、オペレーターがその内容をタクシー利用者の使用言語で話す。その後、オペレーターによる通訳を介してタクシードライバーとタクシー利用者との会話がなされる(STEP1−3E)。通話が一旦終了すると、タクシードライバーの操作により通話部11と通話部33との間の通信接続が解除される。
その後、タクシー利用者がタクシーに戻ってタクシーに乗車してタクシーが目的地に到着すると、タクシードライバーの操作で、通話部11と通話部33との間の通信接続を行い、タクシードライバーが「目的地であるZに到着しました。本日はご利用ありがとうございました」と日本語で話す(STEP1−3F)。すると、通訳センター側のオペレーターにもその内容が通話部11、33を介して伝わるので、オペレーターがそれをタクシー利用者の使用言語で話す。その後、オペレーターを介してタクシードライバーとタクシー利用者との会話がなされる(STEP1−3G)。通話が一旦終了すると、タクシードライバーの操作により通話部11と通話部33との間の通信接続が解除される。
このように、タクシー内でのタクシー利用者とタクシードライバーとの間の会話を通訳サービス提供者側のオペレーターの通訳を介して円滑に進めることができる。第1の実施形態では、タクシー及び通訳サービスの双方の予約がなされているため、通訳サービスの課金については各種考えられる。例えば、通信端末機10には計測部15を備えているので、通話部11と通話部33との通話接続時間を計測しておき、課金処理部16により、通話接続時間を合算して、タクシー運賃と併せてカード決済としてもよい。また、通話時間に拠らないで、通話回数による従量制にしても良い。
また、迎え場所が空港であり、目的地が都内である場合には、目的地の所在領域に応じて、通話時間によらず一律のサービス料金として、タクシー運賃と併せて、カード決済としても良い。
〔第2の実施形態〕
図3は、図1に示すタクシー内での会話支援システムによる第2の実施形態としての会話支援方法を示す流れ図である。この実施形態では、ユーザ側がタクシーを予約していない場合を想定している。
タクシー利用者が例えば空港などのタクシー乗り場でタクシーに乗車したとする。タクシー利用者は、タクシー内の通信端末機10におけるサービス開始入力部17により、通訳サービス装置30にアクセスする。その際、サービス開始入力部17により通訳サービスできる言語が複数その言語表記でタッチパネルなどに表示されているので、タクシー利用者は、使用言語に対応したボタンを押して通訳サービス装置30に接続する(STEP2−1A)。
すると、通訳サービス装置30におけるサービス開始要求受付部35により、通信端末機10の通話部11と通訳サービス装置30の通話部33とが通話接続し、さらにオペレーターに使用言語を表示などにより伝える。
オペレーターは、アナウンスメントとして、そのユーザの言語で「ご利用ありがとうございます。ご用件をお申し出下さい」と発話する。これで、タクシー内のタクシー利用者とタクシードライバーとは、通訳者であるオペレーターを介して会話することができる(STEP2−1C)。これにより、タクシー利用者はタクシードライバーに対して例えば目的地など、タクシー利用者の意思を正確に伝達することができる。会話が終了すると、通話部11と通話部33との接続は解除される。
タクシーが目的地に近づく前に、タクシー利用者からタクシードライバーに何らかの意思を伝達したい場合でも、サービス開始入力部17によりタッチパネルなどに表記されているボタンを押すことで、通訳サービス装置30側にコンタクトをとって(STEP2−2A)、前述のSTEP2−1B及びSTEP2−1Cと同様の手順により、タクシー利用者はタクシードライバーに対して例えば意思を正確に伝達することができる。会話が終了すると、通話部11と通話部33との通信接続は解除される。
タクシーが目的地に着くと、計測部15が通訳サービス装置30との通話回数や通話時間をカウントしているので、課金処理部16により計測部15のカウントに応じて、料金をカードなどにより決済することができる。その際、タクシードライバー側から上述のSTEP2−2Aの処理がなされ、タクシードライバーは通訳者であるオペレーターを介してタクシー利用者と円滑に会話をすることができる。
本発明の実施形態によれば、タクシー管理センター装置20が、迎えの日時及び場所、目的地の場所、ユーザの使用言語、ユーザの氏名、通訳サービスの利用の有無を含んだ予約情報の入力を受けるタクシー予約登録処理部22と、タクシー予約登録処理部22に予約情報の入力があると通訳サービスの利用の有無を判断し、利用有りの場合にはその予約情報に基づいて通訳サービス装置30に対して通訳の予約登録を行う通訳予約登録処理部23と、を設けており、一方、通訳サービス装置30が、通信端末機10と通話接続するとオペレーターに対し通訳の予約登録に関する情報を表示する表示部32と、オペレーターが発する音声を信号に変えて通信端末機10に送信すると共に通信端末機10から送信される信号を音波に変換して出力する通話部33と、を設けているので、予めタクシー予約の際、通訳サービス装置側に予約情報が通知されている。よって、タクシーに乗車した後にスムーズにタクシー利用者の言語による翻訳を介在して、タクシー利用者とタクシードライバーとで会話を円滑に行うことができる。
さらには、通信端末機10におけるサービス開始入力部17が、通訳サービス装置30に対して通訳サービスに係る言語情報と共に通訳サービスを開始するための接続開始要求を出力し、通訳サービス装置30におけるサービス開始要求受付部35が、サービス開始入力部17から接続開始要求を受けると通信端末機10から送信された言語情報を表示部32に出力して通訳言語に関する情報を提示する。即ち、サービス開始入力部17により、使用する言語などの情報が通訳サービス提供者側に通知されるので、通訳サービス提供者側でも、どの通訳者に接続すればよいかの指針を事前に与えることができ、スムーズにタクシー内の会話を支援することができる。
図1では通信端末機10、タクシー管理センター装置20、通訳サービス装置30はそれぞれ一つずつ示しているが、タクシー管理センター装置20や通訳サービス装置30はそれぞれ複数の場所に分散され、ネットワーク40などにより独自に連携しているものであってもよい。

Claims (3)

  1. タクシー管理センター装置と通訳サービス装置とタクシー内に配備された通信端末機とがネットワークに接続され、通訳を介在してタクシードライバーとタクシー利用者とで会話を行えるタクシー内における会話支援システムにおいて、
    上記タクシー管理センター装置は、迎えの日時及び場所、目的地の場所、ユーザの使用言語、ユーザの氏名、通訳サービスの利用の有無を含んだ予約情報の入力を受けるタクシー予約登録処理部と、上記予約登録処理部に予約情報の入力があると通訳サービスの利用の有無を判断し、利用有りの場合にはその予約情報に基づいて上記通訳サービス装置に対して通訳の予約登録を行う通訳予約登録処理部と、を備えており、
    上記通訳サービス装置は、通信端末機と通話接続するとオペレーターに対し通訳の予約登録に関する情報を表示する表示部と、オペレーターが発する音声を信号に変えて上記通信端末機に送信すると共に上記通信端末機から送信される信号を音波に変換して出力する通話部と、を備えており、
    上記通信端末機は、上記通訳サービス装置と通話接続するとタクシードライバー及びタクシー利用者がそれぞれ発する音声を信号に変えて上記通訳サービス装置に送信すると共に上記通訳サービス装置から送信される信号を音波に変換して出力する通話部と、を備えることを特徴とする、タクシー内における会話支援システム。
  2. 前記通信端末機は、前記通訳サービス装置に対して通訳サービスに係る言語情報と共に通訳サービスを開始するための接続開始要求を出力するサービス開始入力部を、有しており、
    前記通訳サービス装置は、上記サービス開始入力部から接続開始要求を受けると前記通信端末機から送信された言語情報を前記表示部に出力して通訳言語に関する情報を提示するサービス開始要求受付部を有することを特徴とする、請求項1に記載のタクシー内における会話支援システム。
  3. 前記タクシー管理センター装置、前記通信端末機の少なくとも何れかには、前記通信端末機における前記通話部と前記タクシー管理センター装置における前記通話部とが通話接続した時間又は通話接続した回数をカウントする計測部と、上記計測部で求めた時間、回数の何れかに応じて通訳サービス料金を加算する課金処理部を、備えることを特徴とする、請求項1に記載のタクシー内における会話支援システム。
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