JP2011074966A - メカニカルシール及び液体ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】液圧を構成部品間で解消することでシール機能を安定化することができるメカニカルシールを提供する。
【解決手段】メカニカルシール15は、ハウジング11の内周上に液密的に保持される環状のケーシング25と、ケーシング25の内周側でハウジング11に回転自在に支持されるシャフト12の外周上に液密的に保持される環状のスリーブ21と、スリーブ21とケーシング25の間にカップガスケット22、メイティングリング23、シールリング24、パッキン26及び軸方向一側に押圧するスプリング31を備え、ベアリング室16とポンプ室17を区画する。パッキン26が軸方向に水圧を受ける受圧部の最短の半径である最内径R3が、メイティングリング23の内径R2以下(R3≦R2)である。
【選択図】図2

Description

本発明は、メカニカルシール及び液体ポンプに関するものである。
従来、メカニカルシールとして種々のものが提案されている(例えば特許文献1、2など)。図4は、特許文献1のメカニカルシールを示す断面図である。同図に示すように、ウォータポンプの筐体をなすウォータポンプハウジング40には、図示しないベアリングを介してシャフト41が支承され、ポンプ室42からベアリング室43への水浸入防止のため、ウォータポンプハウジング40とシャフト41との間にメカニカルシール44が配設されている。シャフト41にはスリーブ45が嵌着され、このスリーブ45の外周上にカップガスケット46を介して回転環であるメイティングリング47を設ける。メイティングリング47には固定環であるシールリング48を摺設させ、このシールリング48をウォータポンプハウジング40に固定されたケーシング49にべローズ状のパッキン50を介して装着する。パッキン50両端の外周鍔部51,52間に断面L字形に屈曲形成された一対のリテーナ53,54を介してスプリング55を弾装し、このスプリング55によってシールリング48をメイティングリング47に押さえつける。
従って、スリーブ45、カップガスケット46及びメイティングリング47はシャフト41と共に一体回転する。このような構成にあって、カップガスケット46は、内周面46aをシール面とするその外周側で液側となるポンプ室42に開放されており、メイティングリング47は、シールリング48との摺接面をシール面とするその外周側で同じくポンプ室42に開放されている。同様に、シールリング48は、メイティングリング47との摺接面をシール面とするその外周側で液側となるポンプ室42に開放されており、パッキン50は、その外周側で同じくポンプ室42に開放されている。一方、シールリング48及びパッキン50等は、その内周側で大気側となるベアリング室43に開放されている。以上により、ポンプ室42からベアリング室43への液体の漏れが防止される態様で、シャフト41の回転が許容されている。
特開平6−11045号公報 特開2006−57725号公報
ところで、図4に示すように、外周側に満たされる高圧の液体によりベローズ状のパッキン50が軸方向に液圧を受ける受圧部の最短の半径(以下、最内径という)をR43、カップガスケット46の内径(内周面46aの半径)をR41、メイティングリング47の内径をR42で表すと、最内径R43は内径R41,R42よりも大きく(R43>R41、R43>R42)設定されている。このため、例えば大気圧に比べて高圧な液圧によりカップガスケット46及びメイティングリング47が押圧される力は、最内径R43及び内径R41間の円環状の面積分だけ軸方向にパッキン50側(固定部品側)に押圧される力が大きくなってしまう。そして、液圧による押圧力が構成部品間でこのような関係になると、カップガスケット46が軸方向に固定部品側に移動して、メカニカルシールのシール機能が不安定になる可能性がある。
本発明の目的は、液圧による構成部品間の押圧力を好適に設定してシール機能を安定化することができるメカニカルシール及び液体ポンプを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ハウジングの内周上に液密的に保持される環状のケーシングと、前記ケーシングの内周側で前記ハウジングに回転自在に支持されるシャフトの外周上に液密的に保持される環状のスリーブと、前記ケーシングの外周上に保持され、外周側で液室に開放される環状のパッキンと、前記ケーシングの外周側で前記パッキンを介して保持され、外周側で前記液室に開放される環状のシールリングと、前記スリーブの外周上に装着され、前記シールリングの反対側である軸方向一側において内周面をシール面とし、外周側で前記液室に開放される環状のカップガスケットと、前記カップガスケットの外周上に液密的に装着され、軸方向他側で対向する前記シールリングとの摺接面をシール面とし、外周側で前記液室に開放される環状のメイティングリングと、前記パッキンの外周部に配設され、前記シールリングを前記メイティングリング側である軸方向一側に押圧する付勢手段とを備え、前記パッキン、前記シールリング及び前記メイティングリングのそれぞれの内周側で大気室に開放されるメカニカルシールにおいて、前記パッキンが軸方向に液圧を受ける受圧部の最短の半径である最内径が、前記メイティングリングの内径以下であることを要旨とする。
同構成によれば、前記パッキンの前記最内径が、前記メイティングリングの内径以下であることで、液圧により前記カップガスケット及びメイティングリングが軸方向にパッキン側(固定部品側)に余分に押圧される力は、最大であっても前記カップガスケットの内径及び前記メイティングリングの内径間の円環状の面積分の僅少なものとなり、前記付勢手段の付勢力によって吸収することができる。このように、軸方向への押圧力に係る液圧が、構成部品間(カップガスケット−パッキン間)で概ね相殺され、少なくとも前記付勢手段の付勢力の範囲で吸収されることで、前記カップガスケット及び前記メイティングリング等が軸方向に前記パッキン側(固定部品側)に移動することを抑制することができ、ひいては、メカニカルシールのシール機能をより安定化することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のメカニカルシールにおいて、前記パッキンの前記最内径が、前記カップガスケットの内径以下であることを要旨とする。
同構成によれば、前記パッキンの前記最内径が、前記カップガスケットの内径以下であることで、仮に前記付勢手段の付勢力が零であっても、軸方向への押圧力に係る液圧を構成部品間(カップガスケット−パッキン間)で相殺することができる。この場合、前記付勢手段の付勢力の制約が解消される分、設計の自由度を向上することができる。
なお、前記パッキンの前記最内径が、前記カップガスケットの内径よりも小さくなるとき、液圧により前記パッキンが押圧される力は、前記最内径及び前記カップガスケットの内径間の円環状の面積分だけ軸方向に前記カップガスケット側(回転部品側)に押圧される力が大きくなる。しかしながら、前記カップガスケットが装着される前記スリーブが堅固に形成されているため、前記カップガスケット及び前記メイティングリングの移動は規制され、メカニカルシールとしての機能を満足することができる。
請求項3に記載の発明は、駆動源の出力軸に駆動連結されたプーリを介して前記シャフトが回転駆動され、該シャフトに設けられたインペラを通じて前記駆動源の冷却水を循環させる液体ポンプにおいて、前記液室としてのポンプ室及び前記大気室を区画する請求項1又は2に記載のメカニカルシールを備えることを要旨とする。
同構成によれば、液圧による構成部品間の押圧力を好適に設定してシール機能を安定化することができるメカニカルシールを備えた液体ポンプを提供することができる。
本発明では液圧による構成部品間の押圧力を好適に設定してシール機能を安定化することができるメカニカルシール及び液体ポンプを提供することができる。
本発明が適用されるウォータポンプの構成図。 本発明の第1の実施形態を示す断面図。 本発明の第2の実施形態を示す断面図。 従来形態を示す断面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態について図面に従って説明する。
図1は、本発明が適用される液体ポンプとしてのウォータポンプ10を示す断面図である。同図に示すように、ウォータポンプ10の筐体をなす筒状のウォータポンプハウジング11にはシャフト12がベアリング13を介して回転自在に支承されている。このシャフト12の図示左端にはインペラ14が固設され、図示右端には図示しないプーリが固設されて図示しない外部駆動源より駆動力を得ている。ウォータポンプハウジング11とシャフト12との間に配設されたメカニカルシール15によって、ベアリング13が位置する大気室としてのベアリング室16とインペラ14が位置する液室としてのポンプ室17とが区画されている。ウォータポンプ10は、インペラ14の回転によりポンプ室17に満たされる冷却水を吐出して外部駆動源を冷却する。
次に、メカニカルシール15について図2に基づき更に説明する。同図に示すように、前記シャフト12の外周上には、例えば金属板からなる環状のスリーブ21が液密的に嵌着されている。このスリーブ21は、ポンプ室17側となる軸方向一側(図示左側)がテーパ21aを介して徐々に拡開されて環状の保持壁21bに連続する。そして、保持壁21bのシャフト12に隣接する側の外周上には、内周面22aをシール面とする環状のカップガスケット22が装着されている。このカップガスケット22は、例えばゴムからなり、円筒状の筒部22b及び該筒部22bの軸方向一側端に連続する外向きフランジ22cを有して断面略L字形状を呈している。また、筒部22bの外周上には、内周面23aをシール面とする円環状のメイティングリング23が液密的に装着されている。このメイティングリング23は、例えばセラミックスからなる。
一方、前記ウォータポンプハウジング11の内周上には、メイティングリング23の軸方向他側(図示右側)であり、且つ、スリーブ21の外周側で、例えば金属板からなる環状のケーシング25が固設されている。そして、ケーシング25の外周上には、例えばゴムからなる環状のパッキン26が保持されている。このパッキン26は、軸方向中央部に内周側に絞られた縮径部26aを有してベローズ状(蛇腹状)に成形されており、軸方向両側端にそれぞれ連続する外周部としての一対の外周鍔部27,28を有する。また、ケーシング25の外周側には、パッキン26のメイティングリング23側となる軸方向一側で、例えばカーボンからなる環状のシールリング24がパッキン26を介して保持されている。このシールリング24の軸方向一側の先端面は、メイティングリング23の摺接する摺接面24aを形成する。
パッキン26の両外周鍔部27,28間には、円筒部及び外向きフランジを一体的に有する断面略L字形状の一対のリテーナ29,30を介して、付勢手段としてのスプリング31が弾装されている。このスプリング31は、その付勢力Fによってシールリング24をメイティングリング23に押さえ付けている。
このような構成のメカニカルシール15において、カップガスケット22は、スリーブ21に対向する軸方向一側において、内周面22aをシール面とするその外周側でポンプ室17に開放されており、メイティングリング23は、内周面23aをシール面とするその外周側でポンプ室17に開放されている。また、シールリング24は、摺接面24aをシール面とするその外周側でポンプ室17に開放されており、パッキン26は、その外周側でポンプ室17に開放されている。一方、カップガスケット22、メイティングリング23、シールリング24及びパッキン26の内周側はベアリング室16に開放されている。
次に、上記のように構成されたメカニカルシール15の作用を説明する。メカニカルシール15は、ウォータポンプ10作動時に、ポンプ室17からベアリング室16への冷却水浸入を防止している。すなわち、シャフト12と共にメイティングリング23は回転するが、スプリング31によってシールリング24はメイティングリング23に押さえ付けられて摺接している。従って、メイティングリング23とシールリング24とは相対回転し、両者の摺接面によってポンプ室17とベアリング室16との間がシールされる。
ここで、本実施形態では、シャフト12の回転軸Oを中心とするカップガスケット22の内径をR1、回転軸Oを中心とするメイティングリング23の内径をR2とすると、カップガスケット22(筒部22b)の厚さ分(例えば1mm)だけメイティングリング23の内径R2が大きく(R2>R1)設定されている。また、パッキン26がその外周側に満たされる冷却水により軸方向の水圧を受ける受圧部の最短の半径(即ち縮径部26aの外径)である最内径をR3とすると、最内径R3は、メイティングリング23の内径R2以下(R3≦R2)に設定されている。つまり、最内径R3は、最大であってもカップガスケット22の厚さ(1mm)分だけしかカップガスケット22の内径R1よりも大きくならない。
従って、水圧によりカップガスケット22が軸方向にパッキン26側(固定部品側)に余分に押圧される力は、最大であってもカップガスケット22の内径R1及びメイティングリング23の内径R2間の内径差R4(1mm)の円環状の面積分の僅少なものとなり、スプリング31の付勢力Fによって吸収されている。
なお、最内径R3がカップガスケット22の内径R1よりも小さく設定された場合、メイティングリング23及びカップガスケット22が、水圧により内径R2及び最内径R3間の円環状の面積分だけ余分にシールリング24を介して軸方向にパッキン26の反対側に押圧される。しかしながら、これらメイティングリング23及びカップガスケット22は、金属板からなる高剛性のスリーブ21(21b)に堅固に保持されているため、これによってメイティングリング23等が軸方向に移動することはない。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、パッキン26の最内径R3が、メイティングリング23の内径R2以下であることで、液圧によりカップガスケット22が軸方向にパッキン26側(固定部品側)に余分に押圧される力は、最大であってもカップガスケット22の内径R1及びメイティングリング23の内径R2間の円環状の面積分の僅少なものとなり、スプリング31の付勢力によって吸収することができる。このように、軸方向への押圧力に係る液圧が、構成部品間(カップガスケット22−パッキン26間)で概ね相殺され、少なくともスプリング31の付勢力Fの範囲で吸収されることで、カップガスケット22及びメイティングリング23が軸方向にパッキン26側(固定部品側)に移動することを抑制することができ、ひいては、メカニカルシール15のシール機能をより安定化することができる。
(2)本実施形態では、水圧による構成部品間(カップガスケット22−パッキン26間)の押圧力を好適に設定してシール機能を安定化することができるメカニカルシール15を備えた液体ポンプを提供することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明を具体化した第2の実施形態について図面に従って説明する。なお、第2の実施形態は、カップガスケット22の内径R11とパッキン26の最内径R13との関係を変更したことが前記第1の実施形態とは異なる構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
図3に示すように、本実施形態では、カップガスケット22の内径R11とパッキン26の最内径R13とが等しく(R11=R13)なるように設定している。この場合、軸方向への押圧力に係る水圧が構成部品間(カップガスケット22−パッキン26間)で相殺されることになる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、前記第1の実施形態にける(1)(2)の効果に加えて、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、パッキン26の最内径R13が、カップガスケット22の内径R11に等しいことで、スプリング31の付勢力Fが零のときに、軸方向への押圧力に係る水圧を構成部品間(カップガスケット22−パッキン26間)で相殺することができる。この場合、スプリング31の付勢力Fの制約が解消される分、設計の自由度を向上することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記各実施形態において、メカニカルシール15は、水(冷却水)以外に、例えば、オイル等、他の液体にも適用してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)請求項1又は2に記載のメカニカルシールにおいて、
前記カップガスケット外周側が、前記メイティングリングの内周側と摺接していることを特徴とするメカニカルシール。
同構成によれば、前記カップガスケットの前記スリーブ及び前記メイティングリングとの摺接面に液体が侵入することで、前記カップガスケットの放熱性を向上させることができる。
(ロ)請求項3に記載の流体ポンプにおいて、
前記流体ポンプは、冷却水循環に適用されることを特徴とするウォータポンプであることを特徴とする。
同構成によれば、冷却水循環に適用することで、上記各実施形態の効果を最大限に生かすことができる。
R1,R2,R11,R12…内径、R3,R13…最内径、10…ウォータポンプ、11…ハウジング、12…シャフト、15…メカニカルシール、16…ベアリング室、17…ポンプ室、21…スリーブ、22…カップガスケット、23…メイティングリング、24…シールリング、25…ケーシング、26…パッキン、31…スプリング(付勢手段)。

Claims (3)

  1. ハウジングの内周上に液密的に保持される環状のケーシングと、
    前記ケーシングの内周側で前記ハウジングに回転自在に支持されるシャフトの外周上に液密的に保持される環状のスリーブと、
    前記ケーシングの外周上に保持され、外周側で液室に開放される環状のパッキンと、
    前記ケーシングの外周側で前記パッキンを介して保持され、外周側で前記液室に開放される環状のシールリングと、
    前記スリーブの外周上に装着され、前記シールリングの反対側である軸方向一側において内周面をシール面とし、外周側で前記液室に開放される環状のカップガスケットと、
    前記カップガスケットの外周上に液密的に装着され、軸方向他側で対向する前記シールリングとの摺接面をシール面とし、外周側で前記液室に開放される環状のメイティングリングと、
    前記パッキンの外周部に配設され、前記シールリングを前記メイティングリング側である軸方向一側に押圧する付勢手段とを備え、前記パッキン、前記シールリング及び前記メイティングリングのそれぞれの内周側で大気室に開放されるメカニカルシールにおいて、
    前記パッキンが軸方向に液圧を受ける受圧部の最短の半径である最内径が、前記メイティングリングの内径以下であることを特徴とするメカニカルシール。
  2. 請求項1に記載のメカニカルシールにおいて、
    前記パッキンの前記最内径が、前記カップガスケットの内径以下であることを特徴とするメカニカルシール。
  3. 駆動源の出力軸に駆動連結されたプーリを介して前記シャフトが回転駆動され、該シャフトに設けられたインペラを通じて前記駆動源の冷却水を循環させる液体ポンプにおいて、
    前記液室としてのポンプ室及び前記大気室を区画する請求項1又は2に記載のメカニカルシールを備えることを特徴とする液体ポンプ。
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