JP2011074822A - 空気冷却器付ディーゼル機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷媒の温度のみに依存することなく、吸込空気を好適に冷却し得る空気冷却器付ディーゼル機関を提供する。
【解決手段】過給機13によって吸い込まれた吸込空気Aを冷媒との熱交換により冷却する第一冷却器16と、第一冷却器16の空気出口側に位置して第一冷却器16から吸込空気Aが流れ込む第二冷却器17とを備え、
第二冷却器17は内部を減圧して冷媒を供給し得る構成を備え、第二冷却器17の内部で冷媒が蒸発する際の気化熱を利用して第一冷却器16からの吸込空気Aを冷却し、第一冷却器16と第二冷却器17による二段冷却によって吸込空気Aを冷却するように構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸込空気を冷却する空気冷却器付ディーゼル機関に関するものである。
一般に、船舶等に用いられる空気冷却器付ディーゼル機関は、燃焼用の空気を吸い込む過給機を備え、過給機の下流側には空気冷却器を配置して吸込空気を冷媒との熱交換により冷却及び凝縮し、その後、吸込空気をシリンダ内へ供給するようになっている。
又、空気冷却器付ディーゼル機関は、吸込空気の温度の低下に伴って燃焼温度が低下する一方で、空気冷却器による吸込空気の冷却に伴って、より多くの空気が凝縮されるため、燃焼に用いられる空気の質量が増加し、結果として燃焼効率を増加させることができる。又、空気冷却器により燃焼温度を低下させた場合には、窒素酸化物の生成量を低減することができる。
ここで空気冷却器においては、内部へ流れる流量を増やす構成、空気冷却器内の導管の数を増やして伝熱面積を増やす構成、多段式にする構成等の種々の工夫がなされてきた。又、シリンダの燃焼室においては、熱負荷を低減すべく、各部品の材質や冷却水穴の形状等の種々の工夫がなされてきた。
更に吸込空気を冷却する手段としては、空気冷却器と空気冷却器付ディーゼル機関との間にエキスパンダタービンを備え、空気冷却器で冷却された吸込空気をエキスパンダタービンによって膨張させることで吸込空気の温度を下げるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−50159号公報
しかしながら、空気冷却器では冷媒が一定の温度を持っており、吸込空気を冷却する際には単純な熱移動のみで熱交換を行うため、冷媒の温度に依存するという問題があった。又、空気冷却器付ディーゼル機関を舶用に用いる場合においては、冷媒の循環系の中に、冷媒を海水で集中冷却するセントラルクーラ等の冷却手段を設けても、設置スぺースや海水の温度といった諸問題によって冷媒自体の温度を下げる効果に限界があった。更に燃焼室においては、近年の空気冷却器付ディーゼル機関の高出力化・平均有効圧力の増加が著しく、燃焼室の冷却が困難になっている。
先行技術文献の如くエキスパンダタービンを備える場合には、現在の典型的なクロスヘッド型2ストローク空気冷却器付ディーゼル機関の形状から大きな変更を余儀なくされるため、空気冷却器付ディーゼル機関に容易に適用することができないという問題があった。又、一旦凝縮させた吸込空気を膨張させるため、機関全体としての効率が著しく低下するという問題があった。更に今後も空気冷却器付ディーゼル機関の平均有効圧力の上昇が予想され、同時に窒素酸化物の規制も厳しくなることから、平均有効圧力の上昇や窒素酸化物の厳しい規制に対応することが求められており、従来の技術のままだと、燃焼温度や排気温度の上昇による問題点が今以上に顕著となることが予想される。
本発明は、斯かる実情に鑑み、冷媒の温度のみに依存することなく、吸込空気を好適に冷却し得る空気冷却器付ディーゼル機関を提供しようとするものである。
本発明の空気冷却器付ディーゼル機関は、過給機によって吸い込まれた吸込空気を冷媒との熱交換により冷却する第一冷却器と、該第一冷却器の空気出口側に位置して第一冷却器から吸込空気が流れ込む第二冷却器とを備え、
該第二冷却器は内部を減圧して冷媒を供給し得る構成を備え、第二冷却器の内部で冷媒が蒸発する際の気化熱を利用して第一冷却器からの吸込空気を冷却し、第一冷却器と第二冷却器による二段冷却によって吸込空気を冷却するように構成されたものである。
本発明の空気冷却器付ディーゼル機関は、過給機によって吸い込まれた吸込空気を冷媒との熱交換により冷却する第一冷却器と、該第一冷却器の空気出口側に位置して第一冷却器から吸込空気が流れ込む第二冷却器とを備え、
該第二冷却器の冷媒の流路には冷媒の貯蔵タンクを接続し、該貯蔵タンク内を減圧して気化冷却により冷媒の温度を下げ、貯蔵タンクの冷媒を第二冷却器へ供給して第一冷却器からの吸込空気を冷却し、第一冷却器と第二冷却器による二段冷却によって吸込空気を冷却するように構成されたものである。
又、本発明において、第二冷却器は、第一冷却器から吸込空気が流れ込む空気室と、該空気室に取り付けられて冷媒が供給されるジャケット部とを備えることが好ましい。
更に本発明において、第二冷却器は、第一冷却器から吸込空気が流れ込む空気室と、該空気室内に延在して冷媒が供給される導管を配置することが好ましい。
又、本発明において、第二冷却器の内部を減圧するポンプと、前記第二冷却器の内部へ冷媒を噴霧する噴霧手段とを備えることが好ましい。
更に本発明において、貯蔵タンクの内部を減圧するポンプと、前記貯蔵タンクから第二冷却器へ供給した冷媒を再び貯蔵タンクへ戻す循環流路とを備えることが好ましい。
本発明の空気冷却器付ディーゼル機関によれば、内部の減圧により気化熱を利用して吸込空気又は冷媒を冷却し、吸込空気を第一冷却器のみならず、第二冷却器によって二段冷却するので、第一冷却器の冷媒の温度のみに依存することなく、吸込空気を好適に冷却することができる。又、気化熱を利用して吸込空気又は冷媒を冷却するので、設置スぺースや海水の温度といった影響を受けることがなく、冷媒自体の温度を下げる限界を大幅に緩和することができる。更に空気冷却器付ディーゼル機関の高出力化・平均有効圧力の増加が著しい場合であっても、第一冷却器と第二冷却器による二段冷却によって吸込空気を好適に冷却し、シリンダ内の燃焼室を冷却することができるという優れた効果を奏し得る。
又、エキスパンダタービンを備える場合と異なり、一般的な空気冷却器付ディーゼル機関に第二冷却器を備えて構成し得るので、大きな変更を必要とすることなく、空気冷却器付ディーゼル機関に容易に適用することができる。更にエキスパンダタービンを備える場合に比べて機関全体としての効率の低下を防止することができる。又、空気冷却器付ディーゼル機関の平均有効圧力の上昇や窒素酸化物の規制強化がある場合であっても、吸込空気を第一冷却器と第二冷却器によって二段冷却するので、平均有効圧力の上昇や窒素酸化物の厳しい規定に対応することができる。
本発明の空気冷却器付ディーゼル機関の第一例を示す概念全体図である。 本発明の空気冷却器付ディーゼル機関の第一例における第二冷却器及び第二貯蔵タンクを示す概念図である。 本発明の空気冷却器付ディーゼル機関の第一例における第二冷却器及び第二貯蔵タンクを示す側方概念図である。 本発明の空気冷却器付ディーゼル機関の第一例における第二冷却器の他の構成を示す概念図である。 本発明の空気冷却器付ディーゼル機関の第二例における第二冷却器及び第二貯蔵タンクを示す概念図である。 本発明の空気冷却器付ディーゼル機関の第三例を示す概念全体図である。
以下、本発明の実施の形態の第一例を図1〜図4を参照して説明する。
実施の形態の空気冷却器付ディーゼル機関の第一例は、船舶に使用される4ストロークの空気冷却器付ディーゼル機関である。ここで空気冷却器付ディーゼル機関は、大型、中型、小型等の特定の大きさや、2ストローク、4ストローク等の特定の種類に限定されるものではない。
空気冷却器付ディーゼル機関は、シリンダ本体部1の上部にシリンダ2を配し、更にシリンダ2の上部にシリンダヘッド3を備えている。
シリンダ2内にはピストンヘッド4を備え、ピストンヘッド4は、シリンダ2内で往復動し得るように、連接棒5を介してクランク軸6に接続されている。又、シリンダヘッド3内には、吸込空気Aをシリンダ2内に流入させるように吸気弁7を配した吸気流路8が備えられていると共に、排気Bをシリンダ2内から排出するように排気弁9を配した排気流路10が備えられている。
シリンダヘッド3の吸気流路8には、吸気を導入するように吸気管等の流路11が備えられている。又、シリンダヘッド3の排気流路10には、排気Bを排出するように排気管等の流路12が備えられており、排気管等の流路12には過給機13のタービン14を接続して過給機13のコンプレッサ15の駆動により外部から空気を吸気管等の流路11へ吸い込むようにしている。
過給機13のコンプレッサ15により空気を取り込む流路11には、過給機13のコンプレッサ15側からシリンダヘッド3の吸気流路8までの間に、吸込空気Aを最初に冷却する第一冷却器16と、第一冷却器16で冷却した吸込空気Aを更に冷却する第二冷却器17と、第二冷却器17で冷却した吸込空気A中の水を分離するウォータセパレータ18とが備えられている。
このうち第一冷却器16は、空気冷却器であって、吸込空気Aが流入する内部空間に複数の導管(図示せず)を備え、第一貯蔵タンク(図示せず)から導管に清水等の冷媒を流して吸込空気Aを冷媒との熱交換により空気冷却するようにしている。ここで第一冷却器16は、空気冷却器付ディーゼル機関に用いられる冷却手段ならば他の構成でも良い。
第二冷却器17は、気化冷却装置であって、図2、図3に示す如く、第一冷却器16で冷却された吸込空気Aが流入する空気室21と、空気室21の両側に取り付けられて内部空間を形成し、かつ空気室21の上下等の周囲に流路(図3参照)を配置するジャケット部22とを備えており、ジャケット部22の一側には、清水等の冷媒を噴霧するように少なくとも1つ以上のノズル等の噴霧手段23が備えられている。又、ジャケット部22の他側には、ジャケット部22内から空気を抜き取って減圧するように、減圧ポンプ24を備えた減圧ライン25が接続されている。ここで第二冷却器17は、図4に示す如く他の構成として、第一冷却器16で冷却された吸込空気Aが流入する空気室21と、空気室21の両側に取り付けられるジャケット部22と、両側のジャケット部22を連通するように空気室21内を貫通して延在する複数の導管22aとを備えても良い。
噴霧手段23には、冷却水管の冷媒供給ライン26が接続されており、冷媒供給ライン26には、第二貯蔵タンク27から供給ポンプ28を介して清水等の冷媒が供給されるように冷却水主管の主供給ライン29が接続されている。ここで第二貯蔵タンク27と供給ポンプ28の間には、冷媒を海水で集中冷却するセントラルクーラ(図示せず)を介在しても良い。又、供給ポンプ28によって加圧された冷媒は、第二冷却器17以外のもの、例えばシリンダ2の冷却、潤滑油のクーラ、第一冷却器16等に使用されても良い。なお、これらの構成は、本発明の実施例において何ら拘束されるものでは無く、空気冷却器付ディーゼル機関が設置されるプラントの設計に一任されるものである。
以下本発明を実施する形態の第一例の作用を説明する。
空気冷却器付ディーゼル機関で吸込空気Aを用いる際には、過給機13のコンプレッサ15で吸い込んだ吸込空気Aを第一冷却器16へ送り、第一冷却器16により冷却して第二冷却器17へ送り、更に第二冷却器17により冷却し、ウォータセパレータ18を介してシリンダ2内へ送る。そしてシリンダ2内で圧縮・燃焼・排気の工程を行い、排気Bを排気流路10及び排気管等の流路12から過給機13のタービン14を介して機関外へ排出する。
この時、吸込空気Aを第一冷却器16によって冷却する場合には、過給機13によって取り込まれた吸込空気Aを第一冷却器16の内部へ導入し、かつ冷媒を第一貯蔵タンク(図示せず)から導管(図示せず)に流し、吸込空気Aを導管の冷媒との熱交換によって空気冷却する。
又、吸込空気Aを第二冷却器17によって冷却する場合には、予め減圧ポンプ24を稼動させ、第二冷却器17のジャケット部22内を減圧し、ジャケット部22内の圧力を大気圧以下にする。そして第一冷却器16によって冷却された吸込空気Aを第二冷却器17の空気室21へ導入し、かつ第二貯蔵タンク27からの冷媒を噴霧手段23によりジャケット部22内へ噴霧し、冷媒の蒸発に伴う気化熱によって吸込空気Aの熱量を奪い、吸込空気Aを冷却する。
ここで冷媒を清水等の水にした場合、水の沸点は大気圧下では100℃であるが、圧力が下降すると沸点温度も低くなり、噴霧された水の蒸発速度が増し、典型的な水の設定温度、例えば36℃の水を噴霧したとしても水はジャケット部22内で蒸発する。又、任意の温度における冷媒の飽和圧力と気化熱量は決まっているため、シリンダ2内に送る吸込空気Aの温度の設定値に合わせて、第二冷却器17のジャケット部22内へ噴霧する冷媒の量とジャケット部22内の圧力を変化させても良い。更にジャケット部22内で気化した冷媒については、減圧ポンプ24によって冷媒を外部へ排出しても良いし、凝縮器等(図示せず)によって冷媒を液化して第二貯蔵タンク27へ戻すようにしても良い。
而して、このように実施の形態の第一例によれば、第二冷却器17においてジャケット部22内の減圧により冷媒の気化熱を利用して吸込空気Aを冷却し、吸込空気Aを第一冷却器16のみならず、第二冷却器17によって二段冷却するので、第一冷却器16の冷媒の温度のみに依存することなく、吸込空気Aを好適に冷却することができる。又、冷媒の気化熱を利用して吸込空気Aを冷却するので、吸込空気Aの温度を迅速かつ均一的に低温にすることができる。更に冷媒が水の場合には、シリンダ2内に送る吸込空気Aの温度の設定値に合わせて、第二冷却器17のジャケット部22内へ噴霧する水の量とジャケット部22内の圧力を変化させることが可能となるので、水等の温度の影響を抑制し、水を第一冷却器16の冷媒に共用することができる。
又、気化熱を利用して吸込空気Aを冷却するので、設置スぺースや海水の温度といった影響を受けることがなく、冷媒自体の温度を下げる限界を大幅に緩和することができる。更に空気冷却器付ディーゼル機関の高出力化・平均有効圧力の増加が著しい場合であっても、第一冷却器16と第二冷却器17による二段冷却によって吸込空気Aを好適に冷却し、シリンダ2内の燃焼室を冷却することができる。更に気化冷却を用いて吸込空気Aの温度を低下させて燃焼温度を下げるので、燃焼室の各部品へ生じる熱応力を低下させることができる。更に又、燃焼温度を下げることにより窒素酸化物の低減効果というメリットを得ることができる。更に吸込空気Aの温度が低いと比重が増え、シリンダ2内に入る空気の質量も増加するので、熱効率は上昇し、燃料消費量を減少させることができる。
又、従来の先行技術文献の如くエキスパンダタービンを備える場合と異なり、一般的な空気冷却器付ディーゼル機関に第二冷却器17を備えて構成し得るので、大きな変更を必要とすることなく、空気冷却器付ディーゼル機関に容易に適用することができる。更にエキスパンダタービンを備える場合に比べて機関全体としての効率の低下を防止することができる。又、空気冷却器付ディーゼル機関の平均有効圧力の上昇や窒素酸化物の規制強化がある場合であっても、吸込空気Aを第一冷却器16と第二冷却器17によって二段冷却するので、平均有効圧力の上昇や窒素酸化物の厳しい規定に対応することができる。
実施の形態の第一例において、第二冷却器17は、第一冷却器16から吸込空気Aが流れ込む空気室21と、空気室21に取り付けられて冷媒が供給されるジャケット部22とを備えると、ジャケット部22内の冷媒により空気室21を介して吸込空気Aを冷却するので、吸込空気Aを一層好適に冷却することができる。
実施の形態の第一例において、第二冷却器17は、図4に示す如く第一冷却器16から吸込空気Aが流れ込む空気室21と、空気室21の両側に取り付けられるジャケット部22と、ジャケット部22を連通するように空気室21内に延在して冷媒が供給される導管22aを配置すると、ジャケット部22及び導管22aの冷媒により空気室21を介して吸込空気Aを冷却するので、吸込空気Aを一層好適に冷却することができる。又、空気室21内に導管22aを巡らすので、吸込空気Aから熱量をより迅速かつ均一に奪い、冷却速度を向上させ、かつ一層低い温度まで吸込空気Aを冷却することができる。
実施の形態の第一例において、第二冷却器17のジャケット部22の内部を減圧する減圧ポンプ24と、第二冷却器17の内部へ冷媒を噴霧する噴霧手段23とを備えると、ジャケット部22内の減圧と冷媒の噴霧により気化冷却を介して吸込空気Aを適切に冷却するので、第一冷却器16の冷媒の温度のみに依存することなく、吸込空気Aを好適に冷却することができる。
以下、本発明の実施の形態の第二例を図5を参照して説明する。
実施の形態の空気冷却器付ディーゼル機関の第二例は、第一例と同様に船舶に使用される空気冷却器付ディーゼル機関であり、第一例の構成に対し、第二冷却器17及び第二貯蔵タンク27等の構成を変更したものである。
第二例の第二冷却器31は、低温空気冷却器であって、図5に示す如く、第一冷却器16で冷却された吸込空気Aが流入する空気室32と、空気室32の両側に取り付けられて内部空間を形成する両側部33と、両側の両側部33を連通するように空気室32内を貫通して延在する複数の導管34とを備えている。又、空気室32には、導管34を上流側の導管34aと下流側の導管34bとに分けるように分離帯35が形成されており、両側部33の一側には、内部空間を導入側空間36と導出側空間37とに区分けするように仕切板38が備えられている。
両側部33の一側には、冷媒の循環流路39が配置されるように導入側空間36に冷却水管の往路側ライン39aが接続されている共に、導出側空間37には、冷媒の第二貯蔵タンク40へ通じる冷却水管の復路側ライン39bが接続されている。又、往路側ライン39aには供給ポンプ41が備えられている。
第二貯蔵タンク40には、内部から空気を抜き取って減圧するように、減圧ポンプ42を備えた減圧ライン43が接続されている。ここで第二貯蔵タンク40内の冷媒が清水である場合には、清水を海水で集中冷却するセントラルクーラ(図示せず)を介在して供給するようにしても良い。
以下本発明を実施する形態の第二例の作用を説明する。
空気冷却器付ディーゼル機関で吸込空気Aを用いる際には、第一例と同様に過給機13(図1参照)で吸い込んだ吸込空気Aをシリンダ2内へ取り込み、圧縮・燃焼・排気の工程を行う。
この時、吸込空気Aを第一冷却器16(図1参照)によって冷却する場合には、過給機13によって取り込まれた吸込空気Aを、第一冷却器16の内部へ導入し、吸込空気Aを冷媒との熱交換によって空気冷却する。
又、吸込空気Aを第二冷却器31によって冷却する場合には、予め減圧ポンプ42を稼動させ、第二貯蔵タンク40内を減圧して大気圧以下する。そして冷媒を第二貯蔵タンク40内へ導入し、冷媒の蒸発に伴う気化冷却によって貯蔵中の冷媒を冷却する。続いて冷却した冷媒を供給ポンプ41及び循環流路39の往路側ライン39aにより両側部33の一方の導入側空間36へ送り、更に導入側空間36から上流側の導管34a、両側部33の他方、下流側の導管34bを介して両側部33の一方の導出側空間37へ送る。同時に第一冷却器16から吸込空気Aを空気室32へ導入して両側部33及び導管34の冷媒により冷却する。その後、両側部33の導出側空間37から排出された冷媒を、復路側ライン39bにより第二貯蔵タンク40へ戻す。
而して、このように実施の形態の第二例によれば、第一例と同様な作用効果を得ることができる。又、第二冷却器31において第二貯蔵タンク40内の減圧により冷媒の気化熱を利用して冷媒を冷却し、吸込空気Aを第一冷却器16のみならず、第二冷却器31によって二段冷却するので、第一冷却器16の冷媒の温度のみに依存することなく、吸込空気Aを好適に冷却することができる。又、気化熱を利用して第二貯蔵タンク40内の冷媒を冷却するので、設置スぺースや海水の温度といった影響を受けることがなく、冷媒自体の温度を下げる限界を大幅に緩和することができる。更に空気冷却器付ディーゼル機関の高出力化・平均有効圧力の増加が著しい場合であっても、第一冷却器16と第二冷却器31による二段冷却によって吸込空気Aを好適に冷却し、シリンダ2内の燃焼室を冷却することができる。
実施の形態の第二例において、第二冷却器31は、第一冷却器16から吸込空気Aが流れ込む空気室32と、空気室32の両側に取り付けられる両側部33と、両側部33を連通するように空気室32内に延在して冷媒が供給される導管34を配置すると、両側部33及び導管34の冷媒により空気室32を介して吸込空気Aを冷却するので、吸込空気Aを一層好適に冷却することができる。又、空気室32内に導管34を巡らすので、吸込空気Aから熱量をより迅速かつ均一に奪い、冷却速度を向上させ、かつ一層低い温度まで吸込空気Aを冷却することができる。
実施の形態の第二例において、第二貯蔵タンク40の内部を減圧する減圧ポンプ42と、第二貯蔵タンク40から第二冷却器31へ供給した冷媒を再び第二貯蔵タンク40へ戻す循環流路39とを備えると、第二貯蔵タンク40部内の減圧と冷媒の循環により冷媒を容易に冷却するので、第一冷却器16の冷媒の温度のみに依存することなく、吸込空気Aを好適に冷却することができる。
以下、本発明の実施の形態の第三例を図6を参照して説明する。
実施の形態の空気冷却器付ディーゼル機関の第三例は、第一例の4ストロークのディーゼル機関の構成を、船舶に使用されるクロスヘッド型2ストロークのディーゼル機関に変更したものである。
第三例の空気冷却器付ディーゼル機関の構成は、台板51及び架構52を配置して本体部53を形成し、本体部53の上部にはシリンダジャケット54を配してシリンダ55を備えている。
シリンダ55内にはピストンヘッド56が備えられ、ピストンヘッド56は、シリンダ55内で往復動し得るように、ピストンロッド57からクロスヘッドピン58及び連接棒59を介してクランク軸60に接続されている。又、ピストンロッド57からクランク軸60まではシリンダジャケット54及び本体部53内に配置されている。
シリンダ55の下部には、シリンダジャケット54内から吸込空気Aが流入するように掃気ポート61を備え、シリンダ55の上部には排気弁62が配置されている。排気弁62は、排気を排気管63より排出するように構成されており、排気管63には過給機64を接続して過給機64の駆動により外部から空気をシリンダジャケット54へ吸い込むようにしている。
過給機64により空気を取り込む流路には、過給機64側からシリンダジャケット54までの間に、吸込空気Aを給気する給気室65と、給気室65からの吸込空気Aを最初に冷却する第一冷却器16’と、第一冷却器16’で冷却した吸込空気Aを更に冷却する第二冷却器17’と、第二冷却器17’で冷却した吸込空気A中の水を分離するウォータセパレータ68と、水を分離した吸込空気Aをシリンダジャケット54内へ送る掃気室69とが備えられている。
このうち第一冷却器16’は、空気冷却器であって、給気室65から吸込空気Aが流入する内部空間に複数の導管70を備え、導管70に清水等の冷媒を流して吸込空気Aを冷媒との熱交換により空気冷却するようにしている。ここで第一冷却器16’は、空気冷却器付ディーゼル機関に用いられる冷却手段ならば他の構成でも良い。
第二冷却器17’は、気化冷却装置であって、第一例の第二冷却器17又は、第二例の第二冷却器31と同様に構成されている。
以下本発明を実施する形態の第三例の作用を説明する。
空気冷却器付ディーゼル機関で吸込空気Aを用いる際には、過給機64で吸い込んだ吸込空気Aを、給気室65から第一冷却器16’へ送り、第一冷却器16’により冷却して第二冷却器17’へ送り、更に第二冷却器17’により冷却してウォータセパレータ68、掃気室69を介してシリンダジャケット54内へ送る。そしてシリンダ55内でピストンヘッド56が下降し、掃気ポート61が開いた時に空気を吸い込んでシリンダ55内へ取り込み、圧縮・燃焼・排気の工程を行う。その後、排気を排気弁62及び排気管63から過給機64を介して機関外へ排出する。
この時、吸込空気Aを第一冷却器16’によって冷却する際には、第一例と同様に吸込空気Aを空気冷却し、又、吸込空気Aを第二冷却器17’によって冷却する際には、第一例と同様に冷媒の蒸発に伴う気化熱によって吸込空気Aの熱量を奪い、吸込空気Aを冷却する。
而して、このように実施の形態の第三例によれば、第一例又は第二例と同様な作用効果を得ることができる。
尚、本発明の空気冷却器付ディーゼル機関は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
13 過給機
16 第一冷却器
16’第一冷却器
17 第二冷却器
17’第二冷却器
21 空気室
22 ジャケット部
22a 導管
23 噴霧手段
24 減圧ポンプ(ポンプ)
27 第二貯蔵タンク(貯蔵タンク)
31 第二冷却器
32 空気室
34 導管
39 循環流路
40 第二貯蔵タンク(貯蔵タンク)
42 減圧ポンプ
A 吸込空気

Claims (6)

  1. 過給機によって吸い込まれた吸込空気を冷媒との熱交換により冷却する第一冷却器と、該第一冷却器の空気出口側に位置して第一冷却器から吸込空気が流れ込む第二冷却器とを備え、
    該第二冷却器は内部を減圧して冷媒を供給し得る構成を備え、第二冷却器の内部で冷媒が蒸発する際の気化熱を利用して第一冷却器からの吸込空気を冷却し、第一冷却器と第二冷却器による二段冷却によって吸込空気を冷却するように構成されたことを特徴とする空気冷却器付ディーゼル機関。
  2. 過給機によって吸い込まれた吸込空気を冷媒との熱交換により冷却する第一冷却器と、該第一冷却器の空気出口側に位置して第一冷却器から吸込空気が流れ込む第二冷却器とを備え、
    該第二冷却器の冷媒の流路には冷媒の貯蔵タンクを接続し、該貯蔵タンク内を減圧して気化冷却により冷媒の温度を下げ、貯蔵タンクの冷媒を第二冷却器へ供給して第一冷却器からの吸込空気を冷却し、第一冷却器と第二冷却器による二段冷却によって吸込空気を冷却するように構成されたことを特徴とする空気冷却器付ディーゼル機関。
  3. 第二冷却器は、第一冷却器から吸込空気が流れ込む空気室と、該空気室に取り付けられて冷媒が供給されるジャケット部とを備えた請求項1又は2に記載の空気冷却器付ディーゼル機関。
  4. 第二冷却器は、第一冷却器から吸込空気が流れ込む空気室と、該空気室内に延在して冷媒が供給される導管を配置した請求項1又は2に記載の空気冷却器付ディーゼル機関。
  5. 第二冷却器の内部を減圧するポンプと、前記第二冷却器の内部へ冷媒を噴霧する噴霧手段とを備えた請求項1に記載の空気冷却器付ディーゼル機関。
  6. 貯蔵タンクの内部を減圧するポンプと、前記貯蔵タンクから第二冷却器へ供給した冷媒を再び貯蔵タンクへ戻す循環流路とを備えた請求項2に記載の空気冷却器付ディーゼル機関。
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