JP2011074690A - 引戸装置の指詰め防止構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】引戸装置1において、扉体2と、該扉体2の戸尻側に位置するパネル体4とを開閉可能な隙間Sを設けて配設するにあたり、前記パネル体4は、フレームにより枠組みされ、内外面に面板を固着して形成され、前記パネル体4の戸先側端面には、一方の面板と戸先フレーム8とのあいだに凹部9が形成されており、該凹部9に前記扉体2の面部に向けて隙間Sを塞ぐように突出する指詰め防止体10を嵌合固定した。
【選択図】 図2
Description
請求項2の発明は、前記戸先側フレームは、対向する二つの片と、該二つの片を戸先側でつなぐ連結片で構成され、前記連結片は戸尻側に折り曲げた折曲片を有し、前記凹部は、前記一方の面板と折曲片により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の引戸装置の指詰め防止構造である。
また、請求項3に記載の発明は、前記一方の面板の戸先側先端部には、裏面側に折り返した折返し片が形成され、前記指詰め防止体は、前記凹部に嵌合する脚部を有し、該脚部にはフィンが形成され、指詰め防止体の脚部を凹部に嵌合したときに前記折返し片の先端に前記フィンの先端が抜け止め状に掛止することを特徴とする請求項1または2に記載の引戸装置の指詰め防止構造である。
請求項2に記載の発明とすることにより、パネル体の構成部材を増やすことなく指詰め防止体を取り付けることができる。
請求項3に記載の発明とすることにより、指詰め防止体を確実に固定して抜け出し防止を図ることができる。
図1は、建築物の開口部に設けられる引戸装置1の扉閉鎖時における姿図であり、引戸装置1は、上枠1aと、左右の縦枠1bと、床面Fから形成されている。2は開口部を開閉する扉体であって、該扉体2は上縁部に左右一対のローラブラケット2aが突設されており、該ローラブラケット2aにそれぞれローラ2bが軸承されている。
一方、開口部の側方(本実施の形態では図1の向かって右側)には、扉体2を引き込むための戸袋3が形成されており、扉体2の上方から戸袋3内の上方に至る部位には、走行レール1cが左右方向に長く設けられている。そして、前記扉体2のローラ2bを走行レール1cに吊持させ、走行レール1c上を左右方向に走行させることにより、扉体2が戸袋3の左側に位置する開口部を閉鎖する閉鎖姿勢から、戸袋3内に引き込まれ開口部を開放する開放姿勢とのあいだを変姿するように構成されている。
つぎに、パネル体4を形成する各部について図2、3に基づいて説明するが、パネル体4は、収納される扉体2に対して内外対称に設けられるため外部側のパネル体4(図2の下側)についてのみ説明することとする。
前記表面板6は、面部6aと、該面部6aから略直角に裏面側へ折り曲げられた戸先側折曲片6b、戸尻側折曲片6cと、戸先側折曲片6bの先端をさらに戸尻側へ折り曲げて面部6aに対向する戸先側先端片6dが形成されている。
また、前記裏面板7は、面部7aと、該面部7aの戸先側において戸尻側へ180度折り返され面部7aの裏面と密着する折返し片7b、前記面部7aから略直角に裏面側へ折り曲げられた戸尻側折曲片7cが形成されている。
また、戸先フレーム8以外の上下および戸尻側フレームは断面視コ字形に形成された長尺部材である。
また、本発明におけるパネル体4の構成は戸袋3を構成するパネルに限定されるものではなく、引き違い戸における扉体のパネルや、戸先側の第一の扉体を戸尻側の第二の扉体に引き込むような引戸装置の第二の扉体のパネルにも採用することができる。
前記第二の実施形態では、裏面板7の面部7aの戸先側において略直角に表面板6側へ折り曲げられた戸先側折曲片7dと、該戸先側折曲片7dの先端をさらに戸尻側へ折り曲げて面部7aの裏面に対向する戸先側先端片7eが形成されている。前記戸先側先端片7eの先端は、戸先フレーム8の第二折曲片8eに当接し、戸先側先端片7eと、戸先フレーム8の第一折曲片8d(表面板6の戸先側先端片6d)とのあいだに凹部9が形成されている。この凹部に指詰め防止体10が脚部10cを挿入して嵌合固定されるが、本実施形態における凹部9は、第一の実施形態の場合よりも戸先側の開口が狭く形成されており、指詰め防止体10の脚部10cは一本だけ形成されたものになっている。
前記第三の実施形態では、指詰め防止体10が前記凹部9に嵌合固定された状態において、裏面板7の戸先側部位を戸尻側へ180度折り返して裏面と密着する戸先側折返し片7bの先端部7fに、凹部9に挿入された指詰め防止体10のフィン10dの先端部10eが抜け止め状に掛止するように構成されている。このような構成とすることで、より一層の抜け防止効果を果たすことができる。このときの戸先側折返し片7bの長さは、指詰め防止体10の本体部10aから前記フィン10dの先端部10eまでの距離にほぼ等しく、戸先フレーム8の第一折曲片8dの長さよりも短い。
2 扉体
3 戸袋
4 パネル体
6 表面板
7 裏面板
7a 面部
7b 戸先側折返し片
8 戸先フレーム
8d 第一折曲片
8e 第二折曲片
9 凹部
10 指詰め防止体
Claims (3)
- 引戸装置において、開口部を開閉する扉体と、閉鎖時に前記扉体の戸尻側に位置するパネル体とを開閉可能な隙間を設けて配設するにあたり、前記パネル体は、フレームにより枠組みされ、内外面に面板を固着して形成され、戸先側端面には一方の面板と戸先側フレームとのあいだに垂直方向にわたって凹部が形成されており、該凹部には、前記扉体の面部に向けて隙間を塞ぐように突出する指詰め防止体を嵌合固定したことを特徴とする引戸装置の指詰め防止構造。
- 前記戸先側フレームは、対向する二つの片と、該二つの片を戸先側でつなぐ連結片で構成され、前記連結片は戸尻側に折り曲げた折曲片を有し、前記凹部は、前記一方の面板と折曲片により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の引戸装置の指詰め防止構造。
- 前記一方の面板の戸先側先端部には、裏面側に折り返した折返し片が形成され、前記指詰め防止体は、前記凹部に嵌合する脚部を有し、該脚部にはフィンが形成され、指詰め防止体の脚部を凹部に嵌合したときに前記折返し片の先端に前記フィンの先端が抜け止め状に掛止することを特徴とする請求項1または2に記載の引戸装置の指詰め防止構造。
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KR102558518B1 (ko) * | 2020-08-26 | 2023-07-25 | 김광민 | 교실용 안전 포켓도어 |
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