JP2011074240A - トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】石油外資源由来の材料を使用しながら、転がり抵抗性能、耐摩耗性及びウェットグリップ性能をバランス良く向上できるトレッド用ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【解決手段】エポキシ化天然ゴムを含むゴム成分と、特定の含硫黄有機珪素化合物で表面が処理された表面処理シリカとを含有し、上記ゴム成分100質量%中のエポキシ化天然ゴムの含有量が30質量%以上であり、上記ゴム成分100質量部に対する表面処理シリカの含有量が20〜120質量部であるトレッド用ゴム組成物に関する。
【選択図】なし

Description

本発明は、トレッド用ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤに関する。
石油資源は有限であって、その供給量が年々減少していることから、将来的には石油系材料の高騰が予想される。このため、スチレンブタジエンゴムやカーボンブラックなどの石油系材料を、天然ゴムや白色充填剤(シリカ、炭酸カルシウムなど)などの石油外資源由来の材料に置き換えていくことが必要になると考えられる。しかし、スチレンブタジエンゴムを天然ゴムで置き換えてタイヤのトレッドを作製した場合、ウェットグリップ性能が低下する傾向があった。そこで、石油外資源由来の材料の中で、優れたウェットグリップ性能を実現できるものとして、エポキシ化天然ゴムが検討されている。
また、上述した石油資源の供給量の減少を考慮して、タイヤの低燃費化への要求は強くなってきており、タイヤ部材のなかでもタイヤにおける占有比率の高いトレッドに対して、特に優れた低発熱性が要求されている。カーボンブラックをシリカで置き換えた場合、タイヤの転がり抵抗を低減し、優れた低発熱性を得ることができる。
しかし、シリカは、カーボンブラックに比べるとゴム成分に対する親和性が低く、補強効果が小さい。したがって、カーボンブラックをシリカで置き換えた場合、耐摩耗性が低下する傾向がある。そこで、シリカの補強性をカーボンブラックと同程度にするために、シリカ及びシランカップリング剤を併用する方法が検討されている。この方法によれば、シリカの分散性を向上させたり、ゴムとシリカとを化学的に結合させたりすることができ、シリカの補強性を増大させることが可能となる。しかしながら、エポキシ化天然ゴムを用いる場合、シリカ及びシランカップリング剤を併用したとしても、カーボンブラックを使用した場合と同程度の耐摩耗性を得ることは困難であった。
このように、エポキシ化天然ゴム及びシリカを使用することにより、転がり抵抗性能及びウェットグリップ性能をある程度向上することができる。しかしながら、石油外資源由来の材料を使用して、転がり抵抗性能及びウェットグリップ性能だけでなく、耐摩耗性についてもバランスよく向上できるトレッド用ゴム組成物は、現在まで知られていなかった。
シリカとゴム成分との親和性を高め、シリカとゴム成分との結合を強固にすることができれば、転がり抵抗特性、ウェットグリップ性能及び耐摩耗性をバランス良く向上できると考えられる。このような技術として、特許文献1には、天然ゴム及び/又はジエン系合成ゴムを含むゴム成分に対して、特定の含硫黄有機珪素化合物とシリカとを混合して得られた表面処理シリカを配合したゴム組成物が開示されている。しかしながら、特許文献1の技術は、石油系材料であるジエン系合成ゴムを使用する場合があるという点で改善の余地があった。更に、転がり抵抗性能、耐摩耗性及びウェットグリップ性能のバランスの点でも改善の余地があった。
特開2007−169559号公報
本発明は、前記課題を解決し、石油外資源由来の材料を使用しながら、転がり抵抗性能、耐摩耗性及びウェットグリップ性能をバランス良く向上できるトレッド用ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、エポキシ化天然ゴムを含むゴム成分と、下記一般式(1)〜(3)のいずれかで示される含硫黄有機珪素化合物、又は、下記一般式(4)で示される結合単位A及び下記一般式(5)で示される結合単位Bの合計量に対して結合単位Bが1〜70モル%の割合で共重合された共重合体である含硫黄有機珪素化合物で表面が処理された表面処理シリカとを含有し、上記ゴム成分100質量%中のエポキシ化天然ゴムの含有量が30質量%以上であり、上記ゴム成分100質量部に対する表面処理シリカの含有量が20〜120質量部であるトレッド用ゴム組成物に関する。
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(式(1)〜(5)中、R〜Rは分岐若しくは非分岐の炭素数1〜12のアルキル基、又は分岐若しくは非分岐の炭素数1〜12のアルコキシ基を示し、R〜Rはそれぞれ同一でも異なっていても良い。Rは分岐若しくは非分岐の炭素数1〜6のアルキレン基を示す。Rは分岐若しくは非分岐の炭素数1〜30のアルキル基を示す。Rは水素、分岐若しくは非分岐の炭素数1〜30のアルキレン基若しくはアルキル基、又は分岐若しくは非分岐の炭素数2〜30のアルケニレン基若しくはアルケニル基を示す。Rは水素、ハロゲン、分岐若しくは非分岐の炭素数1〜30のアルキル基、分岐若しくは非分岐の炭素数2〜30のアルケニル基、又は該アルキル基若しくは該アルケニル基の末端が水酸基若しくはカルボキシル基で置換されたものを示す。RとRで環構造を形成しても良い。Xはポリスルフィド部の硫黄原子の数を示し、Xの平均値は2〜5である。ZはR−Si−R−、分岐若しくは非分岐の炭素数1〜12のアルキル基、分岐若しくは非分岐の炭素数2〜12のアシル基、又は分岐若しくは非分岐の炭素数6〜12のアリール基を示す。n、nはそれぞれ1以上の整数である。)
上記表面処理シリカの窒素吸着比表面積は、30〜500m/gであることが好ましい。
上記ゴム組成物は、ゴム成分100質量部に対して脂肪酸塩を2〜15質量部含有することが好ましい。
本発明はまた、上記ゴム組成物を用いて作製したトレッドを有する空気入りタイヤに関する。
本発明によれば、特定量のエポキシ化天然ゴム(ENR)を含むゴム成分に対して、特定の含硫黄有機珪素化合物で表面が処理された表面処理シリカが特定量配合されたゴム組成物であるので、該ゴム組成物をトレッドに用いることにより、転がり抵抗性能、耐摩耗性及びウェットグリップ性能がバランス良く優れた空気入りタイヤを提供できる。また、本発明は、石油外資源由来の材料を使用しているため、石油系材料の使用量を低減することができる。
本発明のゴム組成物は、特定量のENRを含むゴム成分に対して、特定の含硫黄有機珪素化合物で表面が処理された表面処理シリカが特定量配合される。これにより、低い転がり抵抗及び高いウェットグリップ性能を維持したまま、耐摩耗性を大幅に改善することができる。
本発明では、ゴム成分として、ENRを使用する。ENRとしては、市販のENR(ENR25、ENR50(クンプーランガスリー製)など)を用いてもよいし、天然ゴム(NR)をエポキシ化して用いてもよい。NRをエポキシ化する方法としては特に限定されるものではなく、クロルヒドリン法、直接酸化法、過酸化水素法、アルキルヒドロペルオキシド法、過酸法などの方法を用いて行なうことができる(特公平4−26617号公報、特開平2−110182号公報、英国特許出願公開第2113692号明細書等)。過酸法としては、例えば、NRに過酢酸や過蟻酸などの有機過酸を反応させる方法などが挙げられる。なお、エポキシ化を施すNRとしては、RSS♯3、TSR20などのゴム工業において一般的なもの及びそれらのラテックスを使用することができる。また、ENRは、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
ENRのエポキシ化率は、好ましくは3モル%以上、より好ましくは5モル%以上、更に好ましくは15モル%以上、最も好ましくは20モル%以上である。ENRのエポキシ化率が3モル%未満では、ウェットグリップ性能を充分に改善することが難しい傾向がある。また、ENRのエポキシ化率は、好ましくは50モル%以下、より好ましくは40モル%以下、更に好ましくは30モル%以下である。ENRのエポキシ化率が50モル%を超えると、ポリマーがゲル化したり、耐オゾン性や耐加硫戻り性が悪化する傾向がある。
なお、エポキシ化率とは、エポキシ化前の天然ゴム成分中の炭素間二重結合の全数のうちエポキシ化された数の割合を意味し、例えば、滴定分析や核磁気共鳴(NMR)分析等により求められる。
ゴム成分100質量%中のENRの含有量は、30質量%以上、好ましくは60質量%以上、より好ましくは80質量%以上、更に好ましくは90質量%以上であり、最も好ましくは100質量%である。30質量%未満であると、ウェットグリップ性能を充分に改善することができないおそれがある。
本発明では、ENR以外のゴム成分として、NRを含んでもよい。また、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)などのジエン系合成ゴムを含んでもよいが、将来の石油資源の枯渇への対応を考慮して、ジエン系合成ゴムを実質的に含まないことが好ましい。
ゴム成分100質量%中のジエン系合成ゴムの合計含有量は、好ましくは0.05質量%以下、より好ましくは0.01質量%以下、更に好ましくは0.001質量%以下、最も好ましくは0質量%(含有しない)である。
本発明のゴム組成物は、表面処理シリカが配合される。上記表面処理シリカは、シリカを含硫黄有機珪素化合物で処理することによって得られる。
上記含硫黄有機珪素化合物は、シランカップリング剤としての機能を有している。したがって、表面処理シリカは、シランカップリング剤を併用しなくても、充分な補強効果を得ることができる。
上記含硫黄有機珪素化合物と反応させるシリカ(以下、単にシリカともいう。)の製造方法としては、乾式法又は湿式法が挙げられるが、とくに制限はない。
シリカと含硫黄有機珪素化合物との反応は、加水分解反応であるため、ある程度の水分を必要とする。しかし、シリカは空気中の水分を吸着してしまうため、周囲の環境によって含水量が一定でなく、シリカと含硫黄有機珪素化合物との反応を再現性よく行うことができないおそれがある。したがって、上記含硫黄有機珪素化合物と反応させる前に、シリカの含水量を一定の値に調整することが好ましい。
シリカの含水量の調整方法としては特に限定されないが、例えば、シリカを100〜130℃で10分〜3時間加熱処理する方法が挙げられる。この加熱処理は乾燥機中に静置して行ってもよいし、撹拌翼及び加熱機を備えた混合機中で撹拌しながら行ってもよい。
シリカの含水量は、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上である。1質量%未満では、シリカと含硫黄有機珪素化合物との反応が充分に進まない傾向がある。また、該含水量は、好ましくは6質量%以下、より好ましくは8質量%以下である。6質量%をこえると、表面処理シリカの貯蔵安定性が悪化する傾向がある。
シリカを処理する際に使用する含硫黄有機珪素化合物は、下記一般式(1)〜(3)のいずれかで示されるもの、又は、下記一般式(4)で示される結合単位A及び下記一般式(5)で示される結合単位Bの合計量に対して結合単位Bが1〜70モル%の割合で共重合された共重合体である。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
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上記含硫黄有機珪素化合物を用いて得られた表面処理シリカ(本発明に係る表面処理シリカ)は、その他の含硫黄有機珪素化合物を用いて得られた表面処理シリカと比較して、ゴム成分との反応性に優れていることから、ゴム成分とシリカとの間に強固な結合が形成され、耐摩耗性や転がり抵抗特性をより改善することができるという点で優れている。
また、本発明に係る表面処理シリカは、未処理のシリカ及び含硫黄有機珪素化合物を別々にゴム成分に配合する場合と比較して、予めシリカの表面と含硫黄有機珪素化合物との間に結合が形成されていることから、混練中にシリカが非常に分散しやすく、ゴム成分とシリカとの結合が形成されやすいという点で優れている。
〜Rは分岐若しくは非分岐のアルキル基、又は分岐若しくは非分岐のアルコキシ基を示す。R〜Rが分岐若しくは非分岐のアルキル基の場合、炭素数は1〜12であり、好ましくは1〜10である。R〜Rが分岐若しくは非分岐のアルコキシ基の場合、炭素数は1〜12であり、好ましくは1〜6、更に好ましくは1〜3である。R〜Rの炭素数がそれぞれ12をこえると、シリカとの反応性が低下する傾向がある。
は分岐若しくは非分岐のアルキレン基を示す。Rの炭素数は1〜6である。
は分岐若しくは非分岐のアルキル基を示す。Rの炭素数は1〜30である。
は水素、分岐若しくは非分岐のアルキレン基若しくはアルキル基、又は分岐若しくは非分岐のアルケニレン基若しくはアルケニル基を示す。Rが分岐若しくは非分岐のアルキレン基若しくはアルキル基の場合、炭素数は1〜30であり、好ましくは1〜12である。Rが分岐若しくは非分岐のアルケニレン基若しくはアルケニル基の場合、炭素数は2〜30であり、好ましくは2〜12である。
は水素、ハロゲン、分岐若しくは非分岐のアルキル基、分岐若しくは非分岐のアルケニル基、又は該アルキル基若しくは該アルケニル基の末端が水酸基若しくはカルボキシル基で置換されたものを示す。Rが分岐若しくは非分岐のアルキル基の場合、炭素数は1〜30であり、好ましくは1〜12である。Rが分岐若しくは非分岐のアルケニル基の場合、炭素数は2〜30であり、好ましくは2〜12である。
のハロゲンとしては、塩素、臭素、フッ素などが挙げられる。
Xはポリスルフィド部の硫黄原子の数を示す。Xの平均値(硫黄の平均連鎖数)は2〜8、好ましくは2〜4である。Xの平均値が2未満では、ゴム成分との反応性が低くなる傾向があり、8をこえると、加工中にゴム焼けが発生しやすくなる傾向がある。
ZはR−Si−R−、分岐若しくは非分岐のアルキル基、又は分岐若しくは非分岐のアシル基、又は分岐若しくは非分岐のアリール基を示す。Zが分岐若しくは非分岐のアルキル基の場合、炭素数は1〜12であり、好ましくは1〜6である。Zが分岐若しくは非分岐のアシル基の場合、炭素数は2〜12であり、好ましくは2〜6である。Zが分岐若しくは非分岐のアリール基の場合、炭素数は6〜12であり、好ましくは6〜10である。Zとしては、シリカ表面との反応点が2倍になるという理由から、R−Si−R−が好ましい。すなわち、上記一般式(1)で示された含硫黄有機珪素化合物は、Sxを中心として、左右対称な構造であることが好ましい。
結合単位Aの繰り返し数(n)と結合単位Bの繰り返し数(n)の合計の繰り返し数(n+n)は、3〜100の範囲が好ましい。
上記一般式(1)で示される含硫黄有機珪素化合物の具体例としては、EVONIK−DEGUSSA社製のSi69(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド)、EVONIK−DEGUSSA社製のSi266(ビス(3−トリエトキシシリルプロピルジスルフィド))、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)ジスルフィド等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記一般式(2)で示される含硫黄有機珪素化合物の具体例としては、Momentive Performance Materials社製のNXT((オクタノイル)メルカプトプロピルトリエトキシシラン)等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記一般式(3)で示される含硫黄有機珪素化合物の具体例としては、信越化学工業(株)製のKBM803(3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン)、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記一般式(4)で示される結合単位A及び上記一般式(5)で示される結合単位Bの合計量に対して結合単位Bが1〜70モル%の割合で共重合された共重合体の具体例としては、Momentive Performance Materials社製のNXT−Z45等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
表面処理シリカの作製方法としては、シリカの表面の全部又は一部を被覆できる方法であればとくに制限はなく、たとえば、溶媒の非存在下でシリカ及び含硫黄有機珪素化合物を混合する方法や、溶媒の存在下でシリカ及び含硫黄有機珪素化合物を混合してから、該溶媒を除去する方法などがあげられる。
シリカ及び含硫黄有機珪素化合物を混合して表面処理シリカを作製する際の含硫黄有機珪素化合物の含有量は、シリカ100質量部に対して、好ましくは1質量部以上、より好ましくは1.5質量部以上である。含硫黄有機珪素化合物の含有量が1質量部未満では、シリカを充分に処理できないおそれがある。また、含硫黄有機珪素化合物の含有量は、シリカ100質量部に対して、好ましくは20質量部以下、より好ましくは15質量部以下である。含硫黄有機珪素化合物の含有量が20質量部をこえると、コストがあがる割に性能改善効果が小さいだけでなく、シリカ表面に未反応の含硫黄有機珪素化合物が残存し、加工性が低下する傾向がある。
シリカ及び含硫黄有機珪素化合物を混合して表面処理シリカを作製する際の混合温度は、好ましくは120℃以上、より好ましくは125℃以上である。混合温度が120℃未満では、シリカと含硫黄有機珪素化合物とが充分に反応できず、加工性や性能に悪影響をおよぼす可能性がある。また、該混合温度は、180℃以下、好ましくは175℃以下である。混合温度が180℃をこえると、含硫黄有機珪素化合物中の硫黄部分の安定性が失われ、性能に悪影響を及ぼす可能性がある。
表面処理シリカの窒素吸着比表面積(NSA)は30m/g以上が好ましく、50m/g以上がより好ましく、80m/g以上が更に好ましい。表面処理シリカのNSAが30m/g未満では、補強効果が小さく、耐摩耗性を充分に改善できないおそれがある。また、表面処理シリカのNSAは、500m/g以下が好ましく、400m/g以下がより好ましく、200m/g以下が更に好ましい。表面処理シリカのNSAが500m/gをこえると、表面処理シリカの分散性が低下することで、ゴム組成物の発熱性が増大し、耐摩耗性を充分に改善できないおそれがある。
なお、表面処理シリカのNSAは、ASTM−D−4820−93に準拠したBET法により測定することができる。
表面処理シリカの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、20質量部以上、好ましくは30質量部以上、より好ましくは40質量部以上、更に好ましくは50質量部以上、最も好ましくは60質量部以上である。表面処理シリカの含有量が20質量部未満では、表面処理シリカによる改善効果が充分に発揮されないおそれがある。また、表面処理シリカの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、120質量部以下、好ましくは110質量部以下、より好ましくは100質量部以下、更に好ましくは90質量部以下である。表面処理シリカの含有量が100質量部をこえると、ゴム組成物の発熱性が増大し、加工性及び作業性が悪化する傾向がある。
なお、本明細書において、表面処理シリカの含有量とは、表面処理シリカを作製する際にシリカ及び含硫黄有機珪素化合物を混合して得られた混合物の質量を意味している。該混合物中には、未処理のシリカや、未反応の含硫黄有機珪素化合物が含まれていてもよい。
本発明では、脂肪酸塩を用いることが好ましい。これにより、耐熱性及び耐摩耗性を向上することができる。脂肪酸塩としては、飽和脂肪酸の金属塩、不飽和脂肪酸の金属塩などがあげられ、これらの脂肪酸塩は単独で用いても良く、2種類以上を併用してもよい。
脂肪酸塩の炭素数は、6以上が好ましく、8以上がより好ましい。脂肪酸塩の炭素数が6以下では、脂肪酸塩を添加することによる改善効果が確認出来ない傾向がある。上記条件を満たす脂肪酸としては、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸などの飽和脂肪酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸などがあげられる。なかでも、耐老化性、耐熱特性に優れるという理由から、飽和脂肪酸が好ましく、ステアリン酸がより好ましい。
脂肪酸塩を構成する金属としては、カルシウム、マグネシウム、バリウムなどのアルカリ土類金属、アルミニウム、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ土類金属以外の典型金属、亜鉛などの遷移金属などがあげられる。なかでも、自然界に多く存在しており、容易に入手できるという理由から、アルカリ土類金属が好ましく、カルシウムがより好ましい。
また、脂肪酸塩としては、耐熱性及び耐摩耗性を向上する効果が大きいという点から、ステアリン酸カルシウムを使用することが特に好ましい。
脂肪酸塩の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは2質量部以上、より好ましくは3質量部以上である。脂肪酸塩の含有量が2質量部未満では、脂肪酸塩を含有することによる改善効果を充分に発揮できないおそれがある。また、脂肪酸塩の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは15質量部以下、より好ましくは10質量部以下、更に好ましくは8質量部以下である。脂肪酸塩の含有量が10質量部をこえると、耐摩耗性が低下する傾向がある。
本発明のゴム組成物には、上記の材料以外にも、タイヤ工業において一般的に用いられるカーボンブラック、シランカップリング剤、酸化亜鉛、ステアリン酸、老化防止剤、硫黄及び加硫促進剤等の各種材料が適宜配合されていてもよい。
酸化亜鉛としては、従来から公知のものを用いることができ、たとえば、三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号等を用いることができる。
ステアリン酸としては、従来から公知のものを用いることができ、たとえば、日油(株)製の椿等を用いることができる。
老化防止剤としては、従来から公知のものを用いることができ、たとえば、住友化学(株)製のアンチゲン6C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)等を用いることができる。
硫黄としては、従来から公知のものを用いることができ、たとえば、鶴見化学工業(株)製の粉末硫黄等を用いることができる。
加硫促進剤としては、従来から公知のものを用いることができ、たとえば、大内新興化学工業(株)製のノクセラ−NS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)、ノクセラーD(N,N−ジフェニルグアニジン)等を用いることができる。加硫促進剤は、単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のゴム組成物の製造方法としては、公知の方法を用いることができ、例えば、前記各成分をオープンロール、バンバリーミキサー、密閉式混練機などのゴム混練装置を用いて混練し、その後加硫する方法等により製造できる。
本発明の空気入りタイヤは、上記ゴム組成物を用いて通常の方法で製造される。
すなわち、前記成分を配合したゴム組成物を、未加硫の段階でトレッドの形状にあわせて押出し加工し、他のタイヤ部材とともに、タイヤ成型機上にて通常の方法で成形することにより、未加硫タイヤを形成する。この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧することにより、本発明の空気入りタイヤを得る。
本発明の空気入りタイヤの用途は特に限定されないが、特に乗用車、トラック・バスに好適に使用できる。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下、実施例及び比較例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。
ENR25:クンプーランガスリー社(Kumpulan Gathrie Berhad)(マレーシア)製のエポキシ化天然ゴム(エポキシ化率:25モル%)
SBR:日本ゼオン製のNipol NS116R(ビニル含有率:60%、スチレン含有率:21%)
NR:RSS#3
表面処理シリカ(A):EVONIK−DEGUSSA社製のCOUPSIL8113(シリカ:Ultrasil VN3、シランカップリング剤:Si69、NSA:175m/g)
表面処理シリカ(B):EVONIK−DEGUSSA社製のCOUPSIL6109(シリカ:Ultrasil VN2、シランカップリング剤:Si69、NSA:125m/g)
表面処理シリカ(C):下記方法により作製(NSA:115m/g)
表面処理シリカ(D):下記方法により作製(NSA:115m/g)
シリカ:Rhodia社製のZEOSIL 115GR(NSA:115m/g)
シランカップリング剤(1):EVONIK−DEGUSSA社製のSi69(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド)
シランカップリング剤(2):信越化学工業(株)製のKBM803(3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン)
シランカップリング剤(3):Momentive製のNXT−Z45(結合単位Aと結合単位Bとの共重合体(上記一般式(4)、(5)において、結合単位A:55モル%、結合単位B:45モル%)
植物油:日清オイリオ(株)製の植物油
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
ステアリン酸カルシウム:日油(株)製のステアリン酸カルシウム
ステアリン酸:日油(株)製の椿
老化防止剤:住友化学(株)製のアンチゲン6C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
硫黄:鶴見化学工業(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤(1):大内新興化学工業(株)製のノクセラ−NS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
加硫促進剤(2):大内新興化学工業(株)製のノクセラーD(N,N−ジフェニルグアニジン)
(表面処理シリカ(C)の作製)
ヘンシェルミキサーにシリカ1kgを添加し、室温で1分間混合した後、シランカップリング剤(2)80gを添加し、130℃で30分間混合することにより、表面処理シリカ(C)を作製した。
(表面処理シリカ(D)の作製)
ヘンシェルミキサーにシリカ1kgを添加し、室温で1分間混合した後、シランカップリング剤(3)80gを添加し、130℃で30分間混合することにより、表面処理シリカ(D)を作製した。
(加硫ゴム組成物の作製)
実施例1〜8及び比較例1〜5
表1に示す配合内容に従い、1.7Lバンバリーミキサーを用いて、硫黄及び加硫促進剤以外の材料を約130℃で5分間混練りし、混練り物を得た。次に、得られた混練り物に硫黄及び加硫促進剤を添加し、2軸オープンロールを用いて、約50℃で5分間練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。得られた未加硫ゴム組成物を150℃で30分間プレス加硫し、加硫ゴム組成物を得た。
得られた加硫ゴム組成物を使用して、下記の試験を行った。それぞれの試験結果を表1及び2に示す。
<粘弾性試験>
粘弾性スペクトロメーターVES((株)岩本製作所製)を用いて、温度30℃、初期歪み10%、動歪み2%の条件下で各配合の損失正接(tanδ)を測定し、比較例1のtanδを100として、下記計算式により指数表示した(転がり抵抗指数)。指数が大きいほど転がり抵抗特性が優れることを示す。
(転がり抵抗指数)=(比較例1のtanδ)/(各配合のtanδ)×100
<摩耗試験>
ランボーン摩耗試験機を用いて、温度20℃、スリップ率20%及び試験時間2分間の条件下でランボーン摩耗量を測定した。さらに、測定したランボーン摩耗量から容積損失量を計算し、比較例1のランボーン摩耗指数を100とし、下記計算式により、各配合の容積損失量を指数表示した(ランボーン摩耗指数)。ランボーン摩耗指数が大きいほど、耐摩耗性に優れることを示す。
(ランボーン摩耗指数)=(比較例1の容積損失量)/(各配合の容積損失量)×100
<ウェットグリップ性能試験>
粘弾性スペクトロメーターVES((株)岩本製作所製)を用いて、温度0℃、初期歪み10%、動歪み5%の条件下で各配合の損失正接(tanδ)を測定し、比較例1のtanδを100として、下記計算式により指数表示した(ウェットグリップ性能指数)。指数が大きいほどウェットグリップ性能が優れることを示す。
(ウェットグリップ性能指数)=(各配合のtanδ)/(比較例1のtanδ)×100
Figure 2011074240
Figure 2011074240
特定量のENRと特定量の表面処理シリカとを配合した実施例1〜5は、比較例1と比較して、ウェットグリップ性能を維持したまま、転がり抵抗特性及び耐摩耗性が向上していた。特に、耐摩耗性の向上効果が大きかった。
表面処理シリカの含有量を特定の範囲内で実施例1〜5よりも少なくした実施例6は、比較例1と比較して、ウェットグリップ性能及び転がり抵抗特性を維持したまま、耐摩耗性が向上していた。表面処理シリカの含有量を特定の範囲内で実施例1〜5よりも多くした実施例7も、実施例6と同様の傾向であった。
ENRの含有量を特定の範囲内で実施例1〜5よりも少なくした実施例8は、比較例1と比較して、ウェットグリップ性能を維持したまま、及び転がり抵抗特性及び耐摩耗性が向上していた。また、実施例8を比較例4と比較すると、ウェットグリップ性能及び転がり抵抗特性を維持したまま、耐摩耗性が向上していた。
表面処理シリカを配合しているが、その含有量が特定の範囲外である比較例2及び3は、比較例1と同等以下の性能であった。

Claims (4)

  1. エポキシ化天然ゴムを含むゴム成分と、下記一般式(1)〜(3)のいずれかで示される含硫黄有機珪素化合物、又は、下記一般式(4)で示される結合単位A及び下記一般式(5)で示される結合単位Bの合計量に対して結合単位Bが1〜70モル%の割合で共重合された共重合体である含硫黄有機珪素化合物で表面が処理された表面処理シリカとを含有し、
    前記ゴム成分100質量%中のエポキシ化天然ゴムの含有量が30質量%以上であり、
    前記ゴム成分100質量部に対する表面処理シリカの含有量が20〜120質量部であるトレッド用ゴム組成物。
    Figure 2011074240
    Figure 2011074240
    Figure 2011074240
    Figure 2011074240
    Figure 2011074240
    (式(1)〜(5)中、R〜Rは分岐若しくは非分岐の炭素数1〜12のアルキル基、又は分岐若しくは非分岐の炭素数1〜12のアルコキシ基を示し、R〜Rはそれぞれ同一でも異なっていても良い。Rは分岐若しくは非分岐の炭素数1〜6のアルキレン基を示す。Rは分岐若しくは非分岐の炭素数1〜30のアルキル基を示す。Rは水素、分岐若しくは非分岐の炭素数1〜30のアルキレン基若しくはアルキル基、又は分岐若しくは非分岐の炭素数2〜30のアルケニレン基若しくはアルケニル基を示す。Rは水素、ハロゲン、分岐若しくは非分岐の炭素数1〜30のアルキル基、分岐若しくは非分岐の炭素数2〜30のアルケニル基、又は該アルキル基若しくは該アルケニル基の末端が水酸基若しくはカルボキシル基で置換されたものを示す。RとRで環構造を形成しても良い。Xはポリスルフィド部の硫黄原子の数を示し、Xの平均値は2〜5である。ZはR−Si−R−、分岐若しくは非分岐の炭素数1〜12のアルキル基、分岐若しくは非分岐の炭素数2〜12のアシル基、又は分岐若しくは非分岐の炭素数6〜12のアリール基を示す。n、nはそれぞれ1以上の整数である。)
  2. 表面処理シリカの窒素吸着比表面積が30〜500m/gである請求項1記載のトレッド用ゴム組成物。
  3. ゴム成分100質量部に対して脂肪酸塩を2〜15質量部含有する請求項1又は2記載のトレッド用ゴム組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のゴム組成物を用いて作製したトレッドを有する空気入りタイヤ。
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