JP2007197674A - インナーライナー用ゴム組成物およびそれを用いたインナーライナーを有するタイヤ - Google Patents

インナーライナー用ゴム組成物およびそれを用いたインナーライナーを有するタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】転がり抵抗および空気透過性を上昇させることなく、ゴム強度を向上させることができるインナーライナー用ゴム組成物およびそれを用いたインナーライナーを有するタイヤを提供する。
【解決手段】エポキシ化天然ゴム30重量%以上および天然ゴム70重量%以下からなるゴム成分100重量部に対し、シリカを30〜45重量部、およびカーボンブラックを5重量部以下含有し、該エポキシ化天然ゴム100重量部に対し、ステアリン酸カルシウムを2〜10重量部含有するインナーライナー用ゴム組成物ならびにそれを用いたインナーライナーを有するタイヤ。
【選択図】なし

Description

本発明は、インナーライナー用ゴム組成物およびそれを用いたインナーライナーを有するタイヤに関する。
一般に、タイヤのインナーライナーには、空気透過性を小さくするために、ブチル系ゴムを使用している。しかし、ブチルゴムは、架橋に関与する2重結合が極端に少なく、2重結合がないものもあるので、隣接するカーカスプライや、ジエン系ラテックスなどのカーカスプライコードの接着剤との共架橋性が悪く、インナーライナーとカーカスプライコードとの間の距離を短くしたり、インナーライナーがカーカスプライコードに接触したりすると、インナーライナーとカーカスプライコードとの間で剥離が生じる懸念がある。
そこで、ゲージを確保するために、一般に、インナーライナーとカーカスプライとの間にたとえば、天然ゴムおよびスチレンブタジエンゴムからなるジエン系ゴムを使用したゴム層を挿入している。
しかし、このときに挿入するゴム層が厚すぎると、重量が重いため走行性能に悪影響を与えたり、転がり抵抗が悪化したりするという問題点がある。
また、近年、石油価格の高騰や石油の枯渇が懸念されているだけでなく、省資源や炭酸ガス排出抑制の規制強化などの環境問題的観点からも、天然素材が見直される風潮にある。タイヤ業界においても例外ではなく、従来使用されているスチレンブタジエンゴム(SBR)などの合成ゴムの代替材料として天然ゴム(NR)が注目されている。NRは機械的強度が強く、耐摩耗性に優れているため、タイヤ業界において多岐にわたって使用されている。しかしながら、NRは、ガラス転移温度(Tg)が−60℃と低いため、グリップ性能に劣るという問題があった。また、天然材料であるために耐オゾン性、耐熱老化性、耐候性などに劣るという問題があった。
これらの問題を解決するため、ENRを用いる方法が提案されている。ENRは空気透過性が小さいため、従来使用されているブチルゴム(IIR)などを使用した場合と同等の耐空気透過性が得られるため、耐空気透過性とゴム強度が必要なインナーライナーに適している。
たとえば、特許文献1には、ENR、シリカ、ステアリン酸カルシウムおよびシランカップリング剤を配合することで、耐摩耗性および耐熱性を改善したゴム組成物が開示されている。しかし、ENRの含有率が50重量%であるゴム成分100重量部に対して、シリカを50重量部含有するゴム組成物を実施しているにすぎなく、熱老化特性のさらなる改善を想定したものではなかった。
特開2005−272508号公報
本発明は、転がり抵抗および空気透過性を上昇させることなく、ゴム強度を向上させることができるインナーライナー用ゴム組成物およびそれを用いたインナーライナーを有するタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、エポキシ化天然ゴム30重量%以上および天然ゴム70重量%以下からなるゴム成分100重量部に対し、シリカを30〜45重量部、およびカーボンブラックを5重量部以下含有し、該エポキシ化天然ゴム100重量部に対し、ステアリン酸カルシウムを2〜10重量部含有するインナーライナー用ゴム組成物に関する。
前記インナーライナー用ゴム組成物は、以下の式(1)で表されるエポキシ化指数が17以上であることが好ましい。
(エポキシ化指数)=(ゴム成分中のエポキシ化天然ゴムの比率)
×(エポキシ化天然ゴムのエポキシ化率) (1)
前記ゴム成分中の天然ゴムの含有率は20〜45重量%であり、さらに、前記インナーライナー用ゴム組成物には、ゴム成分100重量部に対して、2重結合を有する可塑剤を5〜30重量部含有することが好ましい。
前記インナーライナー用ゴム組成物の製造方法としては、(1)天然ゴム、シリカ、カーボンブラックおよびステアリン酸カルシウムを混練りして混練り物を作製する工程、(2)エポキシ化天然ゴムおよび2重結合を有する可塑剤を混練りしてマスターバッチを作製する工程、および(3)工程(1)で排出された混練り物および工程(2)で排出されたマスターバッチを混練りする工程を含むことが好ましい。
また、本発明は、前記インナーライナー用ゴム組成物の製造方法により得られたインナーライナー用ゴム組成物に関する。
さらに、本発明は、前記インナーライナー用ゴム組成物を用いたインナーライナーを有するタイヤに関する。
前記タイヤは、インナーライナーとカーカスプライコードとの間の距離が0.7mm以下であり、インナーライナーの厚さが1mm以上であることが好ましい。
本発明によれば、所定のゴム成分、シリカ、カーボンブラックおよびステアリン酸カルシウムを所定量含有することで、転がり抵抗および空気透過性を上昇させることなく、ゴム強度を向上させることができるインナーライナー用ゴム組成物およびそれを用いたインナーライナーを有するタイヤを提供することができる。
本発明のインナーライナー用ゴム組成物は、ゴム成分、シリカ、カーボンブラックおよびステアリン酸カルシウムを含有する。
前記ゴム成分は、エポキシ化天然ゴム(ENR)および天然ゴム(NR)からなる。ENRおよびNR以外のゴムを含有しないことが、石油資源使用を抑制するという点から、好ましい。
ENRとしては、市販のENRを用いてもよいし、NRをエポキシ化して用いてもよい。NRをエポキシ化する方法としては特に限定されるものではなく、クロルヒドリン法、直接酸化法、過酸化水素法、アルキルヒドロペルオキシド法、過酸法などの方法を用いて行なうことができ、過酸法としてはたとえば、NRに過酢酸や過ギ酸などの有機過酸を反応させる方法などがあげられる。
本発明では、インナーライナー用ゴム組成物として、ENRを使用することで、耐空気透過性を向上させられるだけでなく、ジエン系ゴムからなるゴム成分を使用することになるため、カーカスプライと隣接させることもできる。そのため、インナーライナーとカーカスプライとの間に挿入するゴム層を必要に応じて薄くすることができ、その結果、転がり抵抗を低減することもできる。
ENRのエポキシ化率は5モル%以上が好ましく、10モル%以上がより好ましい。ENRのエポキシ化率が5モル%未満では、ゴム組成物に対する改質効果が充分ではない傾向がある。また、ENRのエポキシ化率は80モル%以下が好ましく、60モル%以下がより好ましい。ENRのエポキシ化率が80モル%をこえると、ポリマーがゲル化してしまう傾向がある。
前記条件を満たすENRはとくに限定されないが、具体的には、ENR25、ENR50(クンプーランガスリー製)などがあげられ、ENRは、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
NRとしては、RSS♯3、TSR20、KR7などのゴム工業において一般的なものを使用することができる。
ゴム成分中のENRの含有率は30重量%以上、好ましくは55重量%以上、より好ましくは70重量%以上であり、NRの含有率は70重量%以下、好ましくは45重量%以下、より好ましくは30重量%以下である。ENRの含有率が30重量%未満であり、NRの含有率が70重量%をこえると、耐空気透過性に劣り、インナーライナーとしての機能を発揮しない。なお、ENRの含有率が100重量%であることが最も好ましい。
なお、本発明では、以下の式で表されるエポキシ化指数が17以上であることが好ましい。
(エポキシ化指数)=(ゴム成分中のエポキシ化天然ゴムの比率)
×(エポキシ化天然ゴムのエポキシ化率) (1)
式(1)において、ゴム成分中のエポキシ化天然ゴムの比率は、エポキシ化天然ゴムの含有率をゴム成分全体に対する100分率で表したものであり、最大(エポキシ化天然ゴムの含有率が100重量%)の場合には1となり、エポキシ化天然ゴムのエポキシ化率は、最大(エポキシ化天然ゴムのエポキシ化率が100モル%)の場合には100となる。
エポキシ化指数は17以上が好ましく、20以上がより好ましい。エポキシ化指数が17未満では、ブチルゴムを使用したインナーライナーよりも空気透過性が高く、劣る傾向がある。また、エポキシ化指数は60以下が好ましく、50以下がより好ましい。エポキシ化指数が60をこえると、熱老化特性が悪化する傾向がある。
シリカとしてはとくに制限はなく、湿式法または乾式法により作製されたものを用いることができる。
シリカのBET比表面積(BET)は100m2/g以上が好ましく、120m2/g以上がより好ましい。シリカのBETが100m2/g未満では、シリカの配合による補強効果が充分ではない傾向がある。また、シリカのBETは300m2/g以下が好ましく、280m2/g以下がより好ましい。シリカのBETが300m2/gをこえると、シリカの分散性および低発熱性が悪化する傾向がある。
シリカの含有量は、ゴム成分100重量部に対して30重量部以上、好ましくは35重量部以上である。シリカの含有量が30重量部未満では、ゴムの補強性が不足し、耐久面で問題がある。また、シリカの含有量は45重量部以下、好ましくは40重量部以下である。シリカの含有量が45重量部をこえると、加工性が悪化する。
本発明のインナーライナー用ゴム組成物には、シランカップリング剤をシリカと併用して使用することが好ましい。
シランカップリング剤としては、特に限定されるものではなく、たとえば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)ジスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、2−トリエトキシシリルエチル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、2−トリメトキシシリルエチル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾリルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィドなどのスルフィド系、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、2−メルカプトエチルトリメトキシシラン、2−メルカプトエチルトリエトキシシランなどのメルカプト系、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシランなどのビニル系、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリエトキシシラン、3−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシランなどのアミノ系、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシランなどのグリシドキシ系、3−ニトロプロピルトリメトキシシラン、3−ニトロプロピルトリエトキシシランなどのニトロ系、3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルトリエトキシシラン、2−クロロエチルトリメトキシシラン、2−クロロエチルトリエトキシシランなどのクロロ系などがあげられ、これらのシランカップリング剤は、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
シランカップリング剤の含有量は、シリカ100重量部に対して1重量部以上が好ましく、2重量部以上がより好ましい。シランカップリング剤の含有量が1重量部未満では、分散性改善などの効果が充分ではない傾向がある。また、シランカップリング剤の含有量は20重量部以下が好ましく、15重量部以下がより好ましい。シランカップリング剤の含有量が20重量部をこえると、シリカの増量にともなうカップリング効果が得られず、補強性および耐摩耗性が低下し、さらに、コストアップする傾向がある。
カーボンブラックとしてはとくに制限はなく、通常ゴム工業で使用されるカーボンブラックとすることができ、たとえば、SAF、ISAF、HAF、FEFなどがあげられる。
カーボンブラックの窒素吸着比表面積(N2SA)は50m2/g以上が好ましく、80m2/g以上がより好ましい。カーボンブラックのN2SAが50m2/g未満では、補強効果が不足する傾向がある。また、カーボンブラックのN2SAは250m2/g以下が好ましく、230m2/g以下がより好ましい。カーボンブラックのN2SAが250m2/gをこえると、分散不良により強度が低下する傾向がある。
カーボンブラックの含有量は、ゴム成分100重量部に対して5重量部以下、好ましくは3重量部以下である。カーボンブラックの含有量が5重量部をこえると、ゴム組成物中における石油資源の比率が増大するため環境面において好ましくない。
ステアリン酸カルシウムの含有量は、ENR100重量部に対して2重量部以上、好ましくは3重量部以上である。ステアリン酸カルシウムの含有量が2重量部未満では、ステアリン酸カルシウム添加による効果がみられない。また、ステアリン酸カルシウムの含有量は10重量部以下、好ましくは9重量部以下である。ステアリン酸カルシウムの含有量が10重量部をこえると、転がり抵抗が増大する。
本発明では、さらに、2重結合を有する可塑剤を含有することが好ましい。
2重結合を有する可塑剤としては、たとえば、アマニ油、テルペン系樹脂、オレイルアルコール、大豆油などがあげられ、これらの2重結合を有する可塑剤は、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、石油外資源から得られることから、アマニ油、テルペン系樹脂、オレイルアルコールおよび大豆油からなる群から選ばれる1種以上の可塑剤が好ましい。
2重結合を有する可塑剤の含有量は、ゴム成分100重量部に対して5重量部以上が好ましく、7重量部以上がより好ましい。2重結合を有する可塑剤の含有量が5重量部未満では、物性に差がなく、ゴム強度がそれほど改善されない。また、2重結合を有する可塑剤の含有量は30重量部以下が好ましく、25重量部以下がより好ましく、20重量部以下がさらに好ましく、15重量部以下がとくに好ましい。2重結合を有する可塑剤の含有量が30重量部をこえると、ゴムの強度が低下する。
ENR、シリカおよびステアリン酸カルシウムを組み合わせて配合することで、ゴム組成物のpHを中性付近にシフトすることによりゴム強度の低下を抑制することができ、さらに、耐摩耗性および耐熱性を向上させることができる。本発明では、さらに、カーボンブラックを配合することで、耐候性を向上させるという効果が得られる。
本発明のインナーライナー用ゴム組成物には、前記ゴム成分、シリカ、カーボンブラック、ステアリン酸カルシウム、シランカップリング剤および2重結合を有する可塑剤以外にも、必要に応じて、ワックス、各種老化防止剤、ステアリン酸、酸化亜鉛、硫黄などの加硫剤、各種加硫促進剤などの通常ゴム工業で使用される配合剤を適宜配合することができる。
本発明のインナーライナー用ゴム組成物の製造方法は、下記工程(1)、(2)および(3)を含む製造方法により得られることが好ましい。
工程(1)では、NR、シリカ、カーボンブラックおよびステアリン酸カルシウムを混練りして混練り物を作製する。
工程(2)では、ENRおよび2重結合を有する可塑剤を混練りしてマスターバッチを作製する。
工程(3)では、工程(1)で排出された混練り物および工程(2)で排出されたマスターバッチを混練りする。
工程(1)においては、シランカップリング剤、ワックス、各種老化防止剤、ステアリン酸、酸化亜鉛などの配合剤も配合することができる。なお、工程(2)で混練りする2重結合を有する可塑剤の一部を工程(1)で混練りすることもできる。
また、工程(2)において、マスターバッチを作製する際の2重結合を有する可塑剤の含有量は、ENR100重量部に対して5重量部以上が好ましく、10重量部以上がより好ましい。2重結合を有する可塑剤の含有量が5重量部未満では、ゴム強度の改善効果が小さい傾向がある。また、2重結合を有する可塑剤の含有量は50重量部以下が好ましく、30重量部以下がより好ましい。2重結合を有する可塑剤の含有量が50重量部をこえると、混合物の粘性が低下しすぎ、加工性が大幅に低下する傾向がある。
工程(2)でマスターバッチを作製し、工程(3)でマスターバッチを、工程(1)で得られた混練り物とともに混練りすることで、ゴム強度の改善効果が得られる。
本発明のインナーライナー用ゴム組成物は、老化前後ともに耐空気透過性に優れるという理由から、インナーライナー用として使用される。
本発明のインナーライナー用ゴム組成物を用いて、前記製造方法または通常の方法により、必要に応じて前記配合剤を前記製造方法により配合した本発明のインナーライナー用ゴム組成物を、未加硫の段階でタイヤのインナーライナーの形状にあわせて押出し加工し、タイヤ成型機上にて通常の方法で成形することにより、未加硫タイヤを形成する。この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧することにより本発明のタイヤを得る。
本発明のタイヤにおいて、インナーライナーとカーカスプライコードとの間の距離は0.7mm以下が好ましく、0.5mm以下がより好ましい。インナーライナーとカーカスプライコードとの間の距離が薄いほうが、転がり抵抗の低減と軽量化に効果があるからである。また、インナーライナーとカーカスプライコードとの間の距離は0.2mm以上が好ましく、0.3mm以上がより好ましい。インナーライナーとカーカスプライコードとの間の距離が0.2mm未満では、インナーライナーとカーカスプライコードが接してしまう傾向がある。ここで、インナーライナーとカーカスプライコードとの間の距離とは、インナーライナーとカーカスプライコードとの間の最短距離を示し、インナーライナーのカーカスプライ側と、カーカスプライコードとの間の距離のことである。
本発明のタイヤにおいて、インナーライナーの厚さは1mm以上が好ましく、1.2mm以上がより好ましい。インナーライナーの厚さが1mm未満では、空気透過性が高くなり、好ましくない傾向がある。また、インナーライナーの厚さは2mm以下が好ましく、1.6mm以下がより好ましい。インナーライナーの厚さが2mmをこえると、転がり抵抗が悪化するだけでなく、軽量化もできない傾向がある。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下に、本発明で用いた各種薬品をまとめて示す。
天然ゴム(NR):KR7、TSR
エポキシ化天然ゴム(1)(ENR(1)):クンプーランガスリー製のENR25(エポキシ化率:25モル%)
エポキシ化天然ゴム(2)(ENR(2)):クンプーランガスリー製のENR50(エポキシ化率:50モル%)
カーボンブラック:キャボットジャパン(株)製のショウブラックN220(N2SA:115m2/g)
シリカ:デグッサ製のウルトラジルVN3(BET:210m2/g)
ステアリン酸カルシウム:日本油脂(株)製
シランカップリング剤:デグサ製のSi69(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド)
2重結合を有する可塑剤(1):日清オイリオグループ(株)製の植物油
2重結合を有する可塑剤(2):日清オイリオグループ(株)製のN/Bアマニ油
2重結合を有する可塑剤(3):ヤスハラケミカル(株)製のダイマロン(テルペン系樹脂)
2重結合を有さない可塑剤:花王(株)製のエポキシ化大豆油
ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックワックス
老化防止剤:大内新興化学工業(株)製のノクラック6C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
ステアリン酸:日本油脂(株)製
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
硫黄:鶴見化学工業(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
実施例1〜6および比較例1〜2
表1の配合処方にしたがい、硫黄および加硫促進剤以外の薬品を、(株)神戸製鋼所製の1.7Lバンバリーミキサーを用いて、150℃の条件下で2分間混練りし、混練物を得た。次に、得られた混練物に硫黄および加硫促進剤を添加し、オープンロールを用いて、95℃の条件下で2分間混練りし、未加硫ゴム組成物を得た。さらに、未加硫ゴム組成物を150℃の条件下で30分加硫することで実施例1〜6および比較例1〜2の加硫ゴム組成物を得た。
(マスターバッチ(1)の作製)
(株)神戸製鋼所製の1.7Lバンバリーミキサーを用いて、80重量部のENR(1)および8重量部の2重結合を有する可塑剤(2)を120℃で3分間混合し、マスターバッチ(1)を作製した。
(マスターバッチ(2)の作製)
2重結合を有する可塑剤(2)の代わりに2重結合を有する可塑剤(3)を用いること以外はマスターバッチ(1)と同様に、マスターバッチ(2)を作製した。
(マスターバッチ(3)の作製)
2重結合を有する可塑剤(2)の代わりに2重結合を有さない可塑剤を用いること以外はマスターバッチ(1)と同様に、マスターバッチ(3)を作製した。
実施例7〜8
表2に示す配合処方にしたがい、(株)神戸製鋼所製の1.7Lバンバリーミキサーを用いて、マスターバッチ(1)〜(3)、硫黄および加硫促進剤以外の薬品を充填率58%になるように投入し、80rpmで140℃に到達するまで混練りし、混練り物(1)を得た(工程1)。次に、一度排出した後、(株)神戸製鋼所製の1.7Lバンバリーミキサーを用いて、工程1で得られた混練り物(1)およびマスターバッチ(1)〜(3)を充填率が58%になるように投入し、140℃に到達するまで混練りし、混練り物2を得た(工程2)。その後、オープンロールを用いて、工程2で得られた混練り物2、硫黄および加硫促進剤を100℃以下の条件下で2分以上混練りし、未加硫ゴム組成物を得た(工程3)。さらに、工程3で得られた未加硫ゴム組成物を150℃の条件下で30分間プレス加硫することにより、実施例7〜8の加硫ゴム組成物を作製した。
(引張試験)
前記加硫ゴム組成物から所定の試験片を切り出し、温度100℃の条件下で48時間熱酸化劣化させて作製した試験用ゴムシートからなる3号ダンベルを用いて、JIS K6251「加硫ゴムおよび熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に準じて引張試験を実施し、破断強度(TB)および破断時伸び(EB)を測定し、TBとEBとの積(TB×EB)を算出し、比較例1のゴム強度指数を100とし、下記計算式により、ゴム強度をそれぞれ指数表示した。なお、ゴム強度指数が大きいほど、ゴム強度に優れるため、欠けにくいことを示す。
(ゴム強度指数)=(各配合の(TB×EB))
÷(比較例1の(TB×EB))×100
(粘弾性試験)
前記加硫ゴム組成物から所定の試験片を切り出し、(株)上島製作所製の粘弾性スペクトロメーターを用いて、初期歪10%、動歪1%、周波数10Hzの条件下で、60℃における正接損失(tanδ)の測定を行い、比較例1の転がり抵抗指数を100とし、下記計算式により、転がり抵抗をそれぞれ指数表示した。なお、転がり抵抗指数が大きいほど、転がり抵抗が低減され、良好であることを示す。
(転がり抵抗指数)=(比較例1のtanδ)
÷(各配合のtanδ)×100
(耐空気透過性)
JIS K 7126「プラスチックフィルムおよびシートの気体透過度試験方法」に準じて、試験気体を空気(窒素:酸素=8:2)、試験温度を25℃とし、厚さ0.5mmの加硫ゴムシートを用いて空気透過量を測定し、空気透過係数(単位:×10-11cc・cm/cm2・sec・cmHg)を算出した。そして、実施例2の耐空気透過性指数を100とし、以下の計算式により指数表示した。なお、測定には、東洋精機製作所(株)製の恒温式ガス透過率測定装置M−C1を用いた。耐空気透過性指数が大きいほど、耐空気透過性に優れることを示す。
(耐空気透過性指数)=(各配合の空気透過指数の逆数)
÷(実施例2の空気透過係数の逆数)×100
前記試験結果を表1および2に示す。
Figure 2007197674
Figure 2007197674
ステアリン酸カルシウムの含有量がENR100重量部に対して2〜10重量部である実施例1および2では、転がり抵抗を増大させることなく、ゴム強度を向上させ、耐クラック性を向上させることができる。
ステアリン酸カルシウムを含有しない比較例1では、ゴム強度が低下し、耐クラック性が悪化する。
ステアリン酸カルシウムの含有量がENR100重量部に対して10重量部をこえる比較例2では、ゴム強度を向上させ、耐クラック性を向上させることはできるが、転がり抵抗が増大する。

Claims (7)

  1. エポキシ化天然ゴム30重量%以上および天然ゴム70重量%以下からなるゴム成分100重量部に対し、
    シリカを30〜45重量部、および
    カーボンブラックを5重量部以下含有し、
    該エポキシ化天然ゴム100重量部に対し、
    ステアリン酸カルシウムを2〜10重量部含有するインナーライナー用ゴム組成物。
  2. 以下の式(1)で表されるエポキシ化指数が17以上である請求項1記載のインナーライナー用ゴム組成物。
    (エポキシ化指数)=(ゴム成分中のエポキシ化天然ゴムの比率)
    ×(エポキシ化天然ゴムのエポキシ化率) (1)
  3. ゴム成分中の天然ゴムの含有率が20〜45重量%であり、
    さらに、ゴム成分100重量部に対して、
    2重結合を有する可塑剤を5〜30重量部含有する請求項1または2記載のインナーライナー用ゴム組成物。
  4. (1)天然ゴム、シリカ、カーボンブラックおよびステアリン酸カルシウムを混練りして混練り物を作製する工程、
    (2)エポキシ化天然ゴムおよび2重結合を有する可塑剤を混練りしてマスターバッチを作製する工程、および
    (3)工程(1)で排出された混練り物および工程(2)で排出されたマスターバッチを混練りする工程
    を含む請求項1、2または3記載のインナーライナー用ゴム組成物の製造方法。
  5. 請求項4記載のインナーライナー用ゴム組成物の製造方法により得られたインナーライナー用ゴム組成物。
  6. 請求項1、2、3または5記載のインナーライナー用ゴム組成物を用いたインナーライナーを有するタイヤ。
  7. インナーライナーとカーカスプライコードとの間の距離が0.7mm以下であり、
    インナーライナーの厚さが1mm以上である請求項6記載のタイヤ。
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