JP2011073846A - クレーンの給電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コネクタを着脱する際の作業時間を短縮し、この着脱作業の安全性を向上し、作業に必要となるコストを低減するクレーンの給電装置を提供する。
【解決手段】海上用輸送コンテナを荷役するクレーン24に、前記コンテナを載置するレーンに沿って敷設した給電線21から、前記給電線21に沿って移動する給電台車20とコネクタ部2を介して給電するクレーンの給電装置1において、前記コネクタ部2が雄部3と雌部4を有しており、前記雄部3は、下部が縮小する円錐形状の雄部本体と、前記雄部本体の側面に帯状に形成した複数の電極面を有しており、前記雌部4は、上方に向けて拡開して前記雄部3を収容する雌部本体と、前記雌部本体の内側側面に帯状に形成した複数の電極面を有している。
【選択図】図1
【解決手段】海上用輸送コンテナを荷役するクレーン24に、前記コンテナを載置するレーンに沿って敷設した給電線21から、前記給電線21に沿って移動する給電台車20とコネクタ部2を介して給電するクレーンの給電装置1において、前記コネクタ部2が雄部3と雌部4を有しており、前記雄部3は、下部が縮小する円錐形状の雄部本体と、前記雄部本体の側面に帯状に形成した複数の電極面を有しており、前記雌部4は、上方に向けて拡開して前記雄部3を収容する雌部本体と、前記雌部本体の内側側面に帯状に形成した複数の電極面を有している。
【選択図】図1
Description
本発明は、港湾や内陸地のコンテナターミナルなどで、コンテナの荷役に使用される門型クレーンの給電装置に関するものである。
港湾や内陸地等のコンテナターミナルでは、岸壁クレーンや門型クレーンによって、船舶及びトレーラ間のコンテナの荷役を行っている。図8に港湾のコンテナターミナル50の概略図を示す。コンテナ船56のコンテナ53を、岸壁クレーン55によりトレーラ54に積載し、門型クレーン24Xによりトレーラ54からコンテナ載置ブロックであるレーン52に載置する。また、コンテナ53を、トレーラ54に積載したまま、荷物の目的地に運搬することもある。
ここで、門型クレーン24Xは、レールマウント式とタイヤ式に大別することができる。レールマウント式門型クレーン(Rail Mounted Gantry Crane、以下、RMGという)は、レーン52に沿って敷設したレール上を移動し、荷役作業を行う。RMGの動力となる電気は、クレーン24Xに設置したケーブルとターミナル内の給電設備を連結して供給することが多い。
これに対して、タイヤ式門型クレーン(Rubber Tired Gantry Crane、以下、RTGという)は、タイヤで走行するため、例えばレーン52Aからレーン52Cへのレーン間の移動(レーンチェンジ)が容易に行え、荷役作業の多いレーン52に移動させて荷役効率を高めることができる。このRTGの機動性を生かすために、RTGの動力は、RTGに設置したディーゼル発電機等の内部電源から供給する電気であることが多い。
近年、環境への配慮からRTGのエネルギー源を、排気ガスを発生するディーゼル発電機から、コンテナターミナル50から供給する陸電へ切り換えることが進んでいる(例えば特許文献1参照)。特許文献1には、RMGと同じように、RTGにケーブルリールを用いて給電を行う方法が開示されている。また、他の方法として、給電トロリ方式を採用することもある。
図9に給電トロリ方式の1例を示す。クレーン24Yに、コンテナターミナル50に設置した給電線21Xから、給電用移動台車(以下、給電台車という)20Xを介して給電する。給電台車20Xは、一方をクレーン24Yの受電装置30と接続し、他方を給電線21Xと接触した状態で給電を行っている。なお、給電台車20Xは、ワイヤ28でクレーン24Yに連結しており、クレーン24Yの走行に追従して移動するように構成している。なお、図8及び9に示したx軸、y軸及びz軸は、それぞれクレーンの横行方向x、走行方向y及び鉛直方向zを示している。また、25は走行輪、29は懸吊装置(スプレッダ)、31は横行装置、51は地表面を示している。
上記のように、クレーンの給電を、ケーブルリールや給電トロリ方式にすると、環境対策は実現できるが、同時に問題も発生する。即ち、クレーンがレーン間を移動するときに、受電ケーブル27のコネクタを着脱する時間が必要となり、このコネクタ着脱のための作業員を配置するコストが増加し、又は、コネクタ着脱作業時の安全性の確保が問題となっている。
具体的には、例えばクレーン24Yがレーンチェンジを行う際に、まず、地上作業員又
はクレーンオペレータが、給電台車20Xとクレーンの受電ケーブル27のコネクタ、及びワイヤ28を外す。次に、クレーンに搭載したバッテリー又はディーゼル発電機等を内部電源として、クレーンのレーンチェンジ(横行方向xへの移動)を行い、クレーンを目的のレーンまで移動させる。次に、移動先の給電台車とコネクタの接続を行う。
はクレーンオペレータが、給電台車20Xとクレーンの受電ケーブル27のコネクタ、及びワイヤ28を外す。次に、クレーンに搭載したバッテリー又はディーゼル発電機等を内部電源として、クレーンのレーンチェンジ(横行方向xへの移動)を行い、クレーンを目的のレーンまで移動させる。次に、移動先の給電台車とコネクタの接続を行う。
レーンチェンジの際には、以上の作業を毎回行う必要があり、例えばクレーンオペレータがコネクタの着脱を行う場合は、地上20m以上のクレーン操作室と地表面を梯子等で移動する必要がある。ここに、安全性の問題があり、また時間ロスの発生による荷役効率の低下という問題がある。他方で、コネクタ着脱のための作業員を配置した場合には、そのためのコストが問題となる。
また、コネクタの自動着脱装置も提案されているが、上記の問題を解決するには至っていない。即ち、コネクタを自動着脱するためには、コネクタの雄部と雌部の位置合わせを精度よく(±数mm以内)行う必要があるが、巨大な走行輪25を有するクレーン24Yと給電台車20Xの位置合わせを行うことは困難となる。また、タイヤ式のクレーン(RTG)は、クレーンの走行する走行路の凹凸や、スプレッダ29の移動で重心位置の変化によるタイヤの径の変動が、主な原因となって横行方向x(レーンに対して直角方向)に走行偏差(ずれ)が発生する。この走行偏差により、コネクタの雄部と雌部の位置合わせが困難となる問題を有している。なお、走行偏差は±300mm程度の範囲で発生する。
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタを着脱する際の作業時間を短縮し、この着脱作業の安全性を向上し、作業に必要となるコストを低減するクレーンの給電装置を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明に係るクレーンの給電装置は、海上用輸送コンテナを荷役するクレーンに、前記コンテナを載置するレーンに沿って敷設した給電線から、前記給電線に沿って移動する給電台車とコネクタ部を介して給電するクレーンの給電装置において、前記コネクタ部が雄部と雌部を有しており、前記雄部は、下部が縮小する円錐形状の雄部本体と、前記雄部本体の側面に帯状に形成した複数の電極面を有しており、前記雌部は、上方に向けて拡開して前記雄部を収容する雌部本体と、前記雌部本体の内側側面に帯状に形成した複数の電極面を有していることを特徴とする。
上記の目的を達成するための本発明に係るクレーンの給電装置は、海上用輸送コンテナを荷役するクレーンに、前記コンテナを載置するレーンに沿って敷設した給電線から、前記給電線に沿って移動する給電台車とコネクタ部を介して給電するクレーンの給電装置において、前記コネクタ部が雄部と雌部を有しており、前記雄部は、大きさの異なる複数の円板状部材を連結し、下部が縮小する円錐形状とした雄部本体と、前記複数の円板状部材の下面に円周状に形成した電極面を有しており、前記雌部は、前記雄部の複数の円板状部材をそれぞれ係止する階段状の係止部材を有し、前記雄部を収容する上方に向けて拡開した雌部本体と、前記係止部材の上面に円周状に形成した電極面を有していることを特徴とする。
上記のクレーンの給電装置において、前記雄部と接続した電源ケーブルに沿って、前記
複数の円板状部材をそれぞれ移動自在に設置したことを特徴とする。
複数の円板状部材をそれぞれ移動自在に設置したことを特徴とする。
上記のクレーンの給電装置において、前記雄部及び前記雌部の対応する電極面のうち、少なくとも1対の電極面を電磁石で構成することを特徴とする。
上記のクレーンの給電装置において、前記雄部及び前記雌部を三相交流の電源ケーブルにそれぞれ接続し、前記雄部の前記電極面の位相と、前記雌部の前記電極面の位相を対応させたことを特徴とする。
本発明に係るクレーンの給電装置によれば、コネクタ部の雄部を円錐形状とする構成により、少なくとも雄部の下端部が、拡開した雌部の内側になるように位置合わせを行えば、その後は、自動的に雄部と雌部を連結することができる。つまり、例えば直径600mm程度の開口部を有する雌部を利用すると、雄部と雌部の軸の位置が±300mm程度ずれている場合であっても、連結することが可能となる。
また、電極面を帯状(円周状)とする構成により、コネクタ部の連結時における雄部と雌部の回転方向の位置合わせが不要となるため、コネクタ部の着脱を容易に自動化することができる。この着脱の自動化により、コネクタ部の着脱作業時間を短縮し、この着脱作業の安全性を向上し、作業に必要となるコストを低減することが可能となる。
更に、雄部を複数の円板状部材の組合せで形成し、雌部に階段状の係止部材を設置する構成により、コネクタ部の製作コストを低減することができる。つまり、雄部及び雌部の電極面が共に平面となるため、電極面の安定的な接触を実現することができ、雄部及び雌部の製作に高い寸法精度が要求されない。
更に、複数の円板状部材を電源ケーブルに沿って移動自在に設置する構成により、雄部及び雌部の作成において、寸法精度の許容範囲を大きくすることができるため、コネクタ部の製造コストを低減することができる。
更に、雄部及び雌部に電磁石を設置する構成により、コネクタ部の連結を安定的に維持することができる。つまり、コネクタ部の連結が、クレーンの振動等の影響により解除され、クレーンへの通電が中断するという事故を防止することができる。
更に、コネクタ部を三相交流の電源ケーブルに採用する構成により、複数の電線を有する電源ケーブルであっても、雄部と雌部の回転方向の位置合わせが不要であるため、コネクタ部の自動着脱を実現することができる。なお、2本の電線を有する直流の電源ケーブルであっても、同様の効果を得ることができる。
以下に、本発明に係る実施の形態のクレーンの給電装置について、図面を参照しながら説明する。図1に給電装置1の概略を示しており、クレーン24と給電台車20を、コネクタ部2により接続している。コネクタ部2を雄部3と雌部4で構成しており、雄部3は下部が縮小する円錐形状であり、雌部4は上方を拡開した形状であり雄部3を収容するように構成している。
雄部3は、クレーン24に設置した腕部5で吊下げるように設置しており、雄部3に接続した電源ケーブル6は、他端をモータホイストドラムやパワーシリンダー等の巻上げ装置8に連結している。この巻上げ装置8により、雄部3の上げ下げを行うことができる。また、腕部5を起伏するように構成し、雄部3の上げ下げを行うように構成してもよい。
雌部4は、給電台車20に設置している。給電台車20は、コンテナターミナル50のレーン52(図8参照)に沿って設置した給電線21から電気の供給を受けるように構成している。給電線21は、地平面51に設置した架台23に設置しており、給電台車20の有する集電子22は、この給電線21と接触しながら移動する。
ここで、電気は、コンテナターミナル50の給電設備から給電線21に流れ、給電台車20の集電子22を経由して雌部4の内周面に形成した電極面12に流れる。更に、この電極面12から雄部3の外周面に形成した電極面10を経由して、クレーン24に流れるように構成している。
なお、クレーン24に雌部4、給電台車20に雄部3を設置した構成としてもよい。また、雄部3が大型になる場合には、雄部3を別途用意したワイヤ等で懸吊し、電源ケーブル6はこのワイヤに沿わせて設置しても良い。この構成により、電源ケーブル6に雄部3の荷重がかからないため、電源ケーブル6の劣化を防止することができる。
図2にコネクタ部2の雄部3を示しており、雄部3は、下部が縮小する円錐形状の雄部本体9と、雄部本体9の側面に帯状に形成した複数の電極面10(10a、10b、10c、10d)を有している。これは、電源ケーブル6が例えば、3相交流電源で、4つの電線を有している場合の例である。4つの電線は、それぞれ対応する電極面10に接続しており、120°ずつ位相の異なるR、S、Tの端子と、アースであるGの端子に対応している。また、電極面10と同様に、電磁石13(13S、13N)を設置している。
図3にコネクタ部2の雌部4を示しており、雌部4は、上方に向けて拡開して雄部3を収容する雌部本体11と、雌部本体11の内側側面に帯状に形成した複数の電極面12(12a、12b、12c、12d)を有し、同様に、電磁石14(14N、14S)を設置している。この電磁石14により、図2に示した雄部3の電磁石13との間に引力及び斥力を発生させ、コネクタ部2の着脱を制御することができる。また、雄部3を雌部4に導くためにガイド部材15を設置することが望ましく、このガイド部材15の設置により、雄部3と雌部4の相対的な位置が大きくずれている場合であっても、コネクタ部2の連結を実現することができる。
雄部3及び雌部4の電極面10、12を、それぞれ円周状に形成する構成により、コネクタ部2の接続の際に、軸の位置合わせのみを行えば、回転方向の位置合わせを行うことなく接続を実現することができる。また、電磁石13、14により雄部3と雌部4の固定を行うため、効果的に電気的接触を維持することができる。なお、電磁石13、14の設置数を増減することは可能である。
図4に、本発明に係る異なる実施の形態のコネクタ部2Aを示す。このコネクタ部2A
の雄部3Aは、大きさの異なる複数の円板状部材17(17a、17b、17c、17d)を連結し、下部が縮小する円錐形状とした雄部本体9Aと、複数の円板状部材17の下面に円周状に形成した電極面10(10a、10b、10c、10d)を有している。ここで、円板状部材17a、17b、17cは、電源ケーブル6に沿って移動自在に設置している。
の雄部3Aは、大きさの異なる複数の円板状部材17(17a、17b、17c、17d)を連結し、下部が縮小する円錐形状とした雄部本体9Aと、複数の円板状部材17の下面に円周状に形成した電極面10(10a、10b、10c、10d)を有している。ここで、円板状部材17a、17b、17cは、電源ケーブル6に沿って移動自在に設置している。
雌部4Aは、雄部3Aの複数の円板状部材17に対応した階段状の係止部材18(18a、18b、18c、18d)を有し、雄部3Aを収容する上方に向けて拡開した雌部本体11Aと、係止部材18の上面に円周状に形成した電極面12を有している。
ここで、円板状部材17の下面にテーパー面を形成し、このテーパー面を電極面10とし、係止部材18の上面にもテーパー面を形成し、このテーパー面を電極面12としてもよい。この構成により、雄部3Aを雌部4Aにスムーズに導くことができる。
図5に、図4に示したコネクタ部2Aの連結時の様子を示す。雄部3Aを雌部4Aに落とし込むと、円板状部材17は、対応する大きさの係止部材18にそれぞれ係止されて、コネクタ部2Aの連結を実現する。この構成により、雄部3A及び雌部4Aの有するそれぞれの電極面10、12が平面となり、また、円板状部材17は、係止部材18の設置位置に合わせて移動することができるため、電極面同士の良好な接触を容易に得ることができる。つまり、電極面10、12を曲面で形成した場合は、互いの寸法精度をある程度高く保たなければ良好な接触面を得られないのに対して、平面で形成した場合は、高い寸法精度が要求されず、雄部3A及び雌部4Aを安価に製作することができる。
図6に、図4及び5に示すコネクタ部の1例としての雄部3Bの一部を示す。雄部3Bは、4つの電線7を有する電源ケーブル6に、円板状部材17(17a、17b、17c、17d)を設置しており、それぞれの円板状部材17を、対応するそれぞれの位相を有する電線7と接続している。円板状部材17の下面には、円周状に電極面10(10a、10b、10c、10d)を配置し、同時に、電磁石13(13S)を配置している。
図7に、図6に示した雄部3Bと対応する雌部4Bを示す。雌部4Bは、4つの電線7を有する電源ケーブル6と、環状の係止部材18(18a、18b、18c、18d)を有しており、それぞれの係止部材18を、対応する位相を有する電線7と接続している。
係止部材18の上面には、雄部3Bの電極面10と電磁石13に対応する電極面12(12a、12b、12c、12d)と電磁石14(14N)を配置している。また、雌部4Bの係止部材18にカバー32を設置し、耐久性の向上、及び、雄部3Bの円滑な収容を実現することもできる。また、図4、5にも示したように、円板状部材17の下面にテーパー面を形成し、このテーパー面を電極面10とし、係止部材18の上面にもテーパー面を形成し、このテーパー面を電極面12としてもよい。この構成により、雄部3Aを雌部4Aにスムーズに導くことができる。
なお、製作時の寸法制度は高いものが要求されるが、円板状部材17の外周の側面と、係止部材18の内側の側面に電極面10、12及び電磁石13、14を設置する構成としても良い。
以上、3相交流で4つの電線7を有する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、2つの電線7を有する直流電源の場合や、3相交流で3つの電線7を有する場合等、複数の電線7を有する電源ケーブル6のコネクタ部2として利用することができる。
1 給電装置
2、2A、2B コネクタ部
3、3A、3B 雄部
4、4A、4B 雌部
5 腕部
6 電源ケーブル
7 電線
9 雄部本体
10 電極面
11 雌部本体
12 電極面
13 電磁石
14 電磁石
17 円板状部材
18 係止部材
20 給電台車
24 クレーン
50 コンテナターミナル
x 横行方向
y 走行方向
z 鉛直方向
2、2A、2B コネクタ部
3、3A、3B 雄部
4、4A、4B 雌部
5 腕部
6 電源ケーブル
7 電線
9 雄部本体
10 電極面
11 雌部本体
12 電極面
13 電磁石
14 電磁石
17 円板状部材
18 係止部材
20 給電台車
24 クレーン
50 コンテナターミナル
x 横行方向
y 走行方向
z 鉛直方向
Claims (5)
- 海上用輸送コンテナを荷役するクレーンに、前記コンテナを載置するレーンに沿って敷設した給電線から、前記給電線に沿って移動する給電台車とコネクタ部を介して給電するクレーンの給電装置において、
前記コネクタ部が雄部と雌部を有しており、
前記雄部は、下部が縮小する円錐形状の雄部本体と、前記雄部本体の側面に帯状に形成した複数の電極面を有しており、
前記雌部は、上方に向けて拡開して前記雄部を収容する雌部本体と、前記雌部本体の内側側面に帯状に形成した複数の電極面を有していることを特徴とするクレーンの給電装置。 - 海上用輸送コンテナを荷役するクレーンに、前記コンテナを載置するレーンに沿って敷設した給電線から、前記給電線に沿って移動する給電台車とコネクタ部を介して給電するクレーンの給電装置において、
前記コネクタ部が雄部と雌部を有しており、
前記雄部は、大きさの異なる複数の円板状部材を連結し、下部が縮小する円錐形状とした雄部本体と、前記複数の円板状部材の下面に円周状に形成した電極面を有しており、
前記雌部は、前記雄部の複数の円板状部材をそれぞれ係止する階段状の係止部材を有し、前記雄部を収容する上方に向けて拡開した雌部本体と、前記係止部材の上面に円周状に形成した電極面を有していることを特徴とするクレーンの給電装置。 - 前記雄部と接続した電源ケーブルに沿って、前記複数の円板状部材をそれぞれ移動自在に設置したことを特徴とする請求項2に記載のクレーンの給電装置。
- 前記雄部及び前記雌部の対応する電極面のうち、少なくとも1対の電極面を電磁石で構成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のクレーンの給電装置。
- 前記雄部及び前記雌部を三相交流の電源ケーブルにそれぞれ接続し、前記雄部の前記電極面の位相と、前記雌部の前記電極面の位相を対応させたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のクレーンの給電装置。
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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