JP2003086300A - ブラインド型差込プラグソケット - Google Patents

ブラインド型差込プラグソケット

Info

Publication number
JP2003086300A
JP2003086300A JP2001271362A JP2001271362A JP2003086300A JP 2003086300 A JP2003086300 A JP 2003086300A JP 2001271362 A JP2001271362 A JP 2001271362A JP 2001271362 A JP2001271362 A JP 2001271362A JP 2003086300 A JP2003086300 A JP 2003086300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
plug
electrode portion
shaped electrode
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001271362A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hosoda
賢治 細田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001271362A priority Critical patent/JP2003086300A/ja
Publication of JP2003086300A publication Critical patent/JP2003086300A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソケットの配設される場合、廻りの空間が狭
い場合でもプラグの挿着が簡単に、かつ無作為にできる
と共に簡単構造で安価に実施でき、確実に、かつ安全性
の高い電通ができるブラインド型差込プラグソケットを
提供する。 【解決手段】 建物等の壁7側に固定されるソケット1
の円錐状の差込み穴4の内面には内リング状電極部5a
が設けられ、差込み穴4の奥部には開口部を有するソケ
ット状電極部5bが配置され互いに絶縁されてリード線
6a,6bに連結される。一方、プラグ2の円錐頭部1
5の外向きには外リング状電極部17が設けられ、その
先端部には突状電極部16が設けられ、互いに絶縁され
てリード線19a,19bに連結される。プラグ2は円
周方向の挿入姿勢に関係なく、自由に差込み穴4内に挿
入され、両者が電通される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、差込プラグソケッ
トに係り、特に、ソケットの配設位置廻りが狭く、プラ
グの位置合わせの差込みがやり難い場所において有効に
使用され、差込み作業の容易化が図れるブラインド型差
込プラグソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】通常の差込プラグソケットとしては図1
2に示すように建物等の壁7側に固定されるソケット1
Bと、この差込み穴36に挿込される差込み部37を有
するプラグ2Bとからなる。ソケット1Bとプラグ2B
との電通は、差込み穴36に差込み部37を合致させて
挿着するだけでよく、極めて簡単である。また、差込み
穴36や差込み部37の替りに磁石等を用いて磁着によ
りソケットとプラグを電通させる型式のものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図12に示したソケッ
ト1Bとプラグ2Bの場合、ソケット1Bの配設されて
いる場所まわりに邪魔物がなく、比較的広い空間がある
場合はソケット1Bにプラグ2Bを挿着することは容易
である。しかしながら、図12に示すように壁7の近傍
に家具35等が置かれるとソケット1Bと家具35との
間の空間が極めて狭くなり、プラグ2Bをソケット1B
に挿着する作業が極めてやり難くなる。特に、磁着タイ
プではない通常の型式のソケット1Bとプラグ2Bの場
合にはプラグ2Bの差込み部37をソケット1Bの差込
み穴36に位置合わせすることが難しい。従って、挿着
に時間がかかると共に挿着が不十分となり、漏電の原因
となる可能性がある。また、ソケット1Bの廻りの空間
が仮りに広い場合でも、ソケット1Bにプラグ2Bを挿
着するためには差込み部37と差込み穴36との位置合
わせが少なくとも必要であり、その分だけ挿着作業が複
雑となり、かつ不十分の挿着も生じ易い。以上のことか
ら、差込プラグソケットの場合にはプラグを無作為にソ
ケット内に挿着しても両者の電通が確実に行われること
が望まれる。
【0004】本発明は、以上の要請に鑑みて発明された
ものであり、プラグを無作為にソケットに挿入しても確
実な挿着ができ、このためにソケットまわりの空間が狭
くてもプラグの挿着が容易に、かつ確実に行われ、漏電
等の不具合の生じないブラインド型差込プラグソケット
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、請求項1の発明は、円錐状の差込み穴
を形成するソケットと、該ソケットの前記差込み穴に着
脱可能に挿着され前記差込み穴に略密接嵌合する円錐頭
部を有するプラグとを備える差込プラグソケットであっ
て、前記ソケットの差込み穴内には互いに絶縁されて夫
々のリード線に連結される電極部が形成され、前記プラ
グの前記円錐頭部には挿着時において前記ソケットの前
記電極部に夫々接触する電極部が互いに絶縁されて夫々
のリード線に連結されて形成され、前記プラグは、その
円錐頭部を前記ソケットの前記差込み穴内に無作為に挿
入するだけで前記ソケット側と電通することを特徴とす
る。以上の構成により、ソケットの差込み穴内にプラグ
の円錐頭部を挿入するだけの簡単な動作ソケットの電極
部とプラグの電極部が確実に連結され両者の電通が行わ
れる。差込み穴は円錐状の穴からなり、ソケットの円錐
頭部はこの円錐状の穴に略密接する形状の円錐体からな
り、両者の挿着は極めて容易にできる。
【0006】また、請求項2の発明は、前記ソケットの
前記電極部が、前記差込み穴の内面に固持されている内
リング状電極部と前記差込み穴の奥部に配置され弾性把
持部をプラグ側に向けて開口するソケット状電極部とか
らなり、前記プラグの前記電極部が、前記円錐頭部の外
面に固持されて挿着時に前記内リング状電極部に接触す
る外リング状電極部と前記円錐頭部のソケット側の先端
部に突出形成され挿着時に前記ソケット状電極部に嵌合
する突状電極部とからなることを特徴とする。ソケット
の電極部とプラグの電極部とはプラグの挿入形態が無作
為であっても確実に電通する形式のものが必要であり、
請求項2のブラインド型差込プラグソケットはこの必要
要件を満たす実施の形態の1つを示すものである。即
ち、ソケットとプラグを挿入するとソケット側の内リン
グ状電極部とプラグの外リング状電極部が接触すると共
にソケットのソケット状電極部にプラグの突状電極部が
嵌り込んで互いに接触する。内リング状電極部と外リン
グ状電極部とはリング状の部材からなり、プラグの円周
方向の挿入位置ずれがあっても必ず接触する。また、ソ
ケット状電極部はソケットの奥部にあり、突状電極部は
プラグの先端部に突出形成されているため、両者は確実
に接触する。
【0007】また、請求項3の発明は、前記ソケットの
電極部が、前記差込み穴の内面に適宜間隔で並設される
内リング状電極部からなり、前記プラグの前記電極部
が、前記円錐頭部の外面に適宜間隔で並設され挿着時に
おいて前記内リング状電極部に接触する外リング状電極
部とからなることを特徴とする。以上の構成により、ソ
ケットにプラグを挿入すると内リング状電極部と外リン
グ状電極部とがプラグの内周方向挿入形態の如何に拘ら
ず確実に接触し、ソケットとプラグは電通する。
【0008】また、請求項4の発明は、前記ソケットの
前記内リング状電極部及び/又はプラグの前記外リング
状電極部には、挿着時においてプラグ側及び/又はソケ
ット側の電極部に接触する多数の舌状片が垂れ下がり及
び/又は持ち上り状態で形成されることを特徴とする。
舌状片がなくてもソケットとプラグの電極部とは互いに
接触し合うが、更に確実の接触が行われるため舌状片を
形成する。この舌状片はプラグ側やソケット側に向かっ
て垂れ下がり又は持ち上り状態に形成されており、かつ
多数個形成されているためソケットとプラグとの接触が
必ず行われ、両者の確実な電通が可能になる。
【0009】また、請求項5の発明は、前記ソケットと
プラグには、挿着時において互いに電通するアース線が
設けられることを特徴とする。これにより安全性の向上
が図れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のブラインド型差込
プラグソケットの実施の形態を図面を参照して詳述す
る。本発明のブラインド型差込プラグソケットとしては
大別にて2つの型式のものからなる。即ち、図1に示す
ようにその1つ型式のブラインド型差込プラグソケット
100は、そのソケット1が建物等の壁7に直接固設さ
れ、プラグ2はこのソケット1に挿着される型式のもの
からなる場合である。この場合、リード線9,19はソ
ケット1及びプラグ2に直接連結されている。一方、も
う1つの型式のブラインド型差込プラグソケット100
Aは通常使用されているソケット1Bに挿着される別体
のソケット1Aと、通常使用されているプラグ2Bに挿
着される別体プラグ2Aからなる場合である。一般に通
常の形式のソケット1Bやプラグ2Bがポピラーに使用
されているため、本発明のブラインド型差込プラグソケ
ットは実際上は型式2の場合のブラインド型差込プラグ
ソケット100Aが採用されるものと思われる。しかし
ながら、以下の説明は図1に示す型式1の場合のブライ
ンド型差込プラグソケット100についての実施の形態
について説明する。また、以下の実施の形態では2種類
のブラインド型差込プラグソケット100について説明
しているが勿論これに限定するものではない。
【0011】図3は本発明の型式1におけるブラインド
型差込プラグソケット100の1つの実施の形態を示
す。ブラインド型差込プラグソケット100は図示のよ
うに、ソケット1とこれに着脱可能に挿着されるプラグ
2とからなる。ソケット1は壁7側に固定される本体ケ
ース3と、この本体ケース3のほぼ中央に形成される円
錐状の差込み穴4と、差込み穴4まわりに配設される電
極部5等とからなる。また、電極部5は本実施の形態で
は内リング状電極部5aとソケット状電極部5bとから
なる。また、内リング状電極部5a及びソケット状電極
部5bにはリード線6a,6bが連結されている。ま
た、リード線6a,6b間及び内リング状電極部5aと
ソケット状電極部5b間は夫々絶縁状態で配置される。
【0012】ソケット1の円錐状の差込み穴4は奥部に
向かって縮寸する円錐穴8からなり、その奥部の端には
拡寸された室9が形成される。この室9内にはソケット
状電極部5bが収納される。
【0013】内リング状電極部5aは図3乃至図5に示
す形状のものからなり、差込み穴4の内面に埋設される
導電性部材からなる。その形状としては、例えば、図示
のように鍔部10と差込み穴4のテーパに倣う傾斜面を
内面に形成する傾斜部11からなる。なお、傾斜部11
の内面の傾斜面は差込み穴の円錐部4aの内面と一致す
る形態で配置される。一方、図3乃至図5に示すように
傾斜部11には放射状のスリット12が形成され、スリ
ット12,12間には舌状部13が形成される。なお、
舌状部13の内面は傾斜部11の内面よりやや中心側に
倒れた状態で形成されている。即ち、傾斜部の内面より
少し出っ張った状態で配設される。なお、図3に示すよ
うに内リング状電極部5aの鍔部10にはリード線6a
が連結される。
【0014】ソケット状電極部5bは、円錐穴4a側に
向かって弾性把持部14を形成する断面コ字形状の導電
性の弾性部材からなり、弾性把持部14は後に説明する
プラグ2の空状電極部16の挿入部18の外径より自由
状態において小径のものからなる。また、図3に示すよ
うに、ソケット状電極部5bにはリード線6bが連結さ
れる。
【0015】図3に示すように、プラグ2は先端側に向
かって縮寸する円錐状の円錐頭部15と、円錐頭部15
の先端部からソケット1側に向かって突出する突状電極
部16と、円錐頭部15の外周に埋設される外リング状
電極部17等とからなる。また、外リング状電極部17
と突状電極部16とは絶縁され、夫々にはリード線19
a,19bが連結される。勿論、リード線19a,19
b間も絶縁されている。
【0016】外リング状電極部17は円錐頭部15の外
テーパに倣う傾斜面を有するリング状部材の導電材から
なる。なお、その傾斜面は円錐頭部15の傾斜面と面一
に形成される。なお、本実施の形態では外リング状電極
部17には前記の舌状部13の如きものは形成されてい
ないがあってもよい。
【0017】一方、突状電極部16はその先端部に膨出
した挿入部18を形成するものからなり、導電材から形
成される。なお、前記したように挿入部18の外径はソ
ケット1側のソケット状電極部5bの弾性把持部14の
自由状態に開口径よりも大径のものからなる。
【0018】次に、以上の構造のソケット1とプラグ2
との挿着作用を図6により説明する。ソケット1の差込
み穴4内にプラグ2の円錐頭部15を挿入し互いのテー
パ部が略密接するまでプラグ2を挿入する。これによ
り、プラグ2の先端部の突状電極部16の挿入部18が
突状電極部16の挿入部18がソケット1のソケット状
電極部5bの弾性把持部14を押し広げて挿入されて嵌
合する。一方、この状態でソケット1側の内リング状電
極部5aとプラグ2側の外リング状電極部17とが接触
する。突状電極部16にはリード線19bが連結し、ソ
ケット状電極部5bにはリード線6bが連結されている
ため突状電極部16とソケット状電極部5bとの嵌合に
よりリード線19bとリード線6bとは電通する。一
方、内リング状電極部5aにはリード線6aが連結し、
外リング状電極部17にはリード線19aが連結されて
いるためリード線19aとリード線6aとは電通する。
以上により、差込ソケットプラグとしての機能が満足さ
れる。
【0019】前記したように、ソケットのソケット状電
極部5bは弾性把持部14を入口側に形成するものから
なり、一旦挿着された後は、ソケット状電極部5bによ
りプラグ2側の突状電極部16は強く把持され、簡単に
両者は離れない。よって各部の電通が極めて確実に行わ
れる。なお、プラグ2とソケット1との電通を解除する
にはプラグ2を手前側に引くことにより突状電極部16
の挿入部18が弾性把持部14から開放され、引き抜く
ことが容易にできる。
【0020】前記のように、内リング状電極部5a及び
外リング電極部17はリング状の部材からなるため、ソ
ケット1に対するプラグ2の内周方向の挿入位置が任意
の角度位置にあってもこの両者は確実に接触する。ま
た、ソケット1のソケット電極部5bとプラグ2の突状
電極部16は共に同一軸線上に配置されているため、プ
ラグ2の挿入により必ず接触する。従って、単に無作為
にプラグ2を挿入するためでソケット1とプラグ2とは
電通される。このため、ソケット1のまわりに狭い空間
しかない場合でもプラグ2をソケット1内に簡単に挿入
し両者を電通させることができる。
【0021】また、内リング状電極部5a又は外リング
状電極部17には舌状片13が設けられているため、ソ
ケット1とプラグ2との電通をより確実にすることがで
きる。
【0022】次に、図7,図8により本発明の別の実施
の形態のブラインド型差込プラグソケットを説明する。
このブラインド型差込プラグソケット100aは図7に
示すソケット1aとこれに挿着される図8に示すプラグ
1bとからなる。
【0023】ソケット1aは図7に示すように、壁7に
固持され中央部に差込み穴20を有する本体ケース21
と、差込み穴20内に埋設される2つの内リング状電極
部22a,22bとからなる。内リング状電極部22
a,22bは適宜間隔を介し互いに絶縁状態で配設され
リード線23a,23bが夫々に連結される。
【0024】プラグ1bはソケット1aの差込み穴20
に着脱可能に挿着される円錐頭部24を有するものから
なり、円錐頭部24には挿着時にソケット1aの内リン
グ状電極部22a,22bに接触する外リング状電極部
25a,25bが埋設される。なお、これ等の外リング
状電極部25a,25bにはリード線26a,26bが
連結される。勿論、外リング状電極部25a,25b間
やリード線26a,26b間は絶縁される。
【0025】以上の構造のブラインド型差込プラグソケ
ット100aのソケット1aとプラグ1bとを挿着合体
することにより内リング状電極部22a,22bと外リ
ング状電極部25a,25bとが接触し、リード線23
aとリード線26a及びリード線23bとリード線26
bとが電通する。
【0026】以上の図7,図8に示すブラインド型差込
プラグソケット100aによっても前記の実施の形態の
ブラインド型差込プラグソケット100とほぼ同様の効
果を上げることができる。また、このブラインド型差込
プラグソケット100aの場合、挿着されたプラグ1b
のソケット1a側との固持が不十分の場合があるため、
磁石等を用いて挿着姿勢を保持することが必要になる。
また、磁着の解除手段を付設することが望ましい。
【0027】本発明のブラインド型差込プラグソケット
は前記の実施の形態のブラインド型差込プラグソケット
100aに限定するものでなく、そのほかの類似する形
態のものと採用される。また、ブラインド型差込プラグ
ソケット100やブラインド型差込プラグソケット10
0aのソケット1の円錐穴の内径は指の挿入不可能の大
きさにし、ショート等の危険性をなくすように配慮する
ことも望ましい。
【0028】図9は図3に示したブラインド型差込プラ
グソケット100にアース回路を設けた実施の形態を示
す。図示のように、ソケット1の本体ケース3の差込み
穴4内にはアース用内リング状電極部27が設けられ、
アース線28が連結される。一方、図示のように、プラ
グ2の円錐頭部15にはアース用外リング状電極部29
が設けられ、アース線30が連結される。ソケット1に
プラグ2を挿入した状態でアース用内リング状電極部2
7とアース用外リング状電極部29とが接触し、アース
線28と30が電通される。以上のように、アース線2
8,30を設けることにより使用時における安全性の向
上が図れる。
【0029】図10,図11は図7及び図8に示したブ
ラインド型差込プラグソケット100aにアース回路を
設けた実施の形態を示す。ソケット1aの本体ケース2
1の差込み穴20内にはアース用内リング状電極部31
が設けられ、アース線32が連結される。一方、図11
に示すように、プラグ2aの円錐頭部24にはアース用
外リング状電極部33が設けられ、アース線34が連結
される。以上により、ソケット1aとプラグ2bの挿着
時にアース機能が生じ安全性の向上が図れる。
【0030】
【発明の効果】1)本発明の請求項1のブラインド型差
込プラグソケットによれば、ソケット側やプラグ側に互
いに絶縁されている電極部が夫々設けられ、この電極部
はソケットにプラグを挿入するときに接触し、電通す
る。なお、この電極部はソケットに対するプラグの円周
方向の挿入姿勢に無関係に互いに電通される。このた
め、ソケットが仮りに狭い空間の部分に配置されていて
もプラグとソケットとの穴合わせが不必要になり、極め
て挿着作業が楽になると共に位置合わせが殆ど無用とな
り取扱性の大幅の向上が図れる。 2)本発明の請求項2のブラインド型差込プラグソケッ
トによれば、ソケット側には差込み穴間に内リング状電
極部を設け、差込み穴の奥部にソケット状電極部を設け
ると共に、プラグ側にソケットへの挿着時において前記
各電極部に接触する外リング状電極部を設けるため、単
にソケット内にプラグを無作為に挿着するだけでソケッ
トとプラグとの電通が確実に行われる。 3)本発明の請求項3のブラインド型差込プラグソケッ
トによれば、プラグ側には互いに絶縁されている内リン
グ状電極部が並設され、プラグ側にはプラグの挿着時に
これ等の内リング状電極部に必ず接触する外リング状電
極部を設けるためプラグの円周方向の位置ずれがあって
もソケットとプラグは確実に電通される。 4)本発明
の請求項4のブラインド型差込プラグソケットによれ
ば、内リング状電極部や外リング電極部に舌状片を形成
するため、電極部の接触の確実度が向上し、電通の確実
化が図れる。 5)本発明の請求項5のブラインド型差込プラグソケッ
トによれば、ソケット及びプラグ間にアース線を設ける
ことにより、安全性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建物等の壁に固定式のソケットとこれに挿着さ
れる一般的なソケットとからなる本発明の差込みプラグ
ソケットの概要構造を示す模式図。
【図2】一般のソケットとプラグとの間に介設される本
発明の差込みプラグソケットの概要構造を示す模式図。
【図3】本発明のブラインド型差込プラグソケットの一
実施の形態の詳細構造を示す軸断面図。
【図4】図3及び図7等に使用される本発明のブライン
ド型差込プラグソケットの内リング状電極部の詳細構造
を示す正面図。
【図5】図4のA−A線断面図。
【図6】図3に示すブラインド型差込プラグソケットの
ソケットとプラグの挿着状態を示す軸断面図。
【図7】本発明のブラインド型差込プラグソケットの別
の実施の形態のソケットの詳細構造を示す軸断面図。
【図8】本発明のブラインド型差込プラグソケットの別
の実施の形態のプラグの詳細構造を示す軸断面図。
【図9】図3に示したブラインド型差込プラグソケット
にアース線を設けた実施の形態を示す軸断面図。
【図10】図7に示したブラインド型差込プラグソケッ
トのソケットにアース線を設けた実施の形態を示す軸断
面図。
【図11】図8に示したブラインド型差込プラグソケッ
トのプラグにアース線を設けた実施の形態を示す軸断面
図。
【図12】従来の差込みプラグソケットにおける問題点
を説明するための模式図。
【符号の説明】
1 ソケット 1A ソケット 2 プラグ 2A プラグ 3 本体ケース 4 差込み穴 5a 内リング状電極部 5b 内リング状電極部 6 リード線 6a リード線 6b リード線 7 壁 8 円錐穴 9 室 10 鍔部 11 傾斜部 12 スリット 13 舌状部 14 弾性把持部 15 円錐頭部 16 突状電通部 17 外リング状電極部 18 挿入部 19a リード線 19b リード線 20 差込み穴 21 本体ケース 22a 内リング状電極部 22b 外リング状電極部 23a リード線 23b リード線 24 円錐頭部 25a 外リング状電極部 25b 外リング状電極部 26a リード線 26b リード線 27 アース用内リング状電極部 28 アース線 29 アース用外リング状電極部 30 アース線 31 アース用内リング状電極部 32 アース線 33 アース用外リング状電極部 34 アース線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01R 103:00 H01R 17/04 510A 107:00 510F 510K

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円錐状の差込み穴を形成するソケット
    と、該ソケットの前記差込み穴に着脱可能に挿着され前
    記差込み穴に略密接嵌合する円錐頭部を有するプラグと
    を備える差込プラグソケットであって、前記ソケットの
    差込み穴内には互いに絶縁されて夫々のリード線に連結
    される電極部が形成され、前記プラグの前記円錐頭部に
    は挿着時において前記ソケットの前記電極部に夫々接触
    する電極部が互いに絶縁されて夫々のリード線に連結さ
    れて形成され、前記プラグは、その円錐頭部を前記ソケ
    ットの前記差込み穴内に無作為に挿入するだけで前記ソ
    ケット側と電通することを特徴とするブラインド型差込
    プラグソケット。
  2. 【請求項2】 前記ソケットの前記電極部が、前記差込
    み穴の内面に固持されている内リング状電極部と前記差
    込み穴の奥部に配置され弾性把持部をプラグ側に向けて
    開口するソケット状電極部とからなり、前記プラグの前
    記電極部が、前記円錐頭部の外面に固持されて挿着時に
    前記内リング状電極部に接触する外リング状電極部と前
    記円錐頭部のソケット側の先端部に突出形成され挿着時
    に前記ソケット状電極部に嵌合する突状電極部とからな
    ることを特徴とする請求項1に記載のブラインド型差込
    プラグソケット。
  3. 【請求項3】 前記ソケットの電極部が、前記差込み穴
    の内面に適宜間隔で並設される内リング状電極部からな
    り、前記プラグの前記電極部が、前記円錐頭部の外面に
    適宜間隔で並設され挿着時において前記内リング状電極
    部に接触する外リング状電極部とからなることを特徴と
    する請求項1に記載のブラインド型差込プラグソケッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記ソケットの前記内リング状電極部及
    び/又はプラグの前記外リング状電極部には、挿着時に
    おいてプラグ側及び/又はソケット側の電極部に接触す
    る多数の舌状片が垂れ下がり及び/又は持ち上り状態で
    形成されることを特徴とする請求項2又は3に記載のブ
    ラインド型差込プラグソケット。
  5. 【請求項5】 前記ソケットとプラグには、挿着時にお
    いて互いに電通するアース線が設けられることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載のブラインド型差
    込プラグソケット。
JP2001271362A 2001-09-07 2001-09-07 ブラインド型差込プラグソケット Pending JP2003086300A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001271362A JP2003086300A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 ブラインド型差込プラグソケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001271362A JP2003086300A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 ブラインド型差込プラグソケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003086300A true JP2003086300A (ja) 2003-03-20

Family

ID=19096884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001271362A Pending JP2003086300A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 ブラインド型差込プラグソケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003086300A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007323865A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Sumitomo Metal Electronics Devices Inc 同軸コネクタとそれを用いた半導体素子収納用パッケージとこれらに接続される同軸アダプタ
JP2011073846A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd クレーンの給電装置
JP4802292B1 (ja) * 2010-06-29 2011-10-26 保夫 磯部 ジャックの差し込み口を有する電気器具
KR200485044Y1 (ko) * 2017-04-18 2017-11-23 정지윤 단일단자형 전기플러그와 콘센트를 구비한 전원연결장치
EP3336974A1 (de) * 2016-12-14 2018-06-20 RIEDEL Communications International GmbH Intercom-steckverbinder für audio-verbindungen
CN109560420A (zh) * 2018-11-27 2019-04-02 杭州航天电子技术有限公司 一种可盲插圆形水下密封电连接器
US10516241B2 (en) 2016-12-14 2019-12-24 Riedel Communications International GmbH Audio intercom plug connector
KR102355564B1 (ko) * 2021-06-23 2022-02-08 주식회사 엘파워 수배전반, 분전반, 접속반, 제어반의 아크제거기

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007323865A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Sumitomo Metal Electronics Devices Inc 同軸コネクタとそれを用いた半導体素子収納用パッケージとこれらに接続される同軸アダプタ
JP2011073846A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd クレーンの給電装置
JP4802292B1 (ja) * 2010-06-29 2011-10-26 保夫 磯部 ジャックの差し込み口を有する電気器具
JP2012014844A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Yasuo Isobe ジャックの差し込み口を有する電気器具
EP3336974A1 (de) * 2016-12-14 2018-06-20 RIEDEL Communications International GmbH Intercom-steckverbinder für audio-verbindungen
US10516241B2 (en) 2016-12-14 2019-12-24 Riedel Communications International GmbH Audio intercom plug connector
KR200485044Y1 (ko) * 2017-04-18 2017-11-23 정지윤 단일단자형 전기플러그와 콘센트를 구비한 전원연결장치
CN109560420A (zh) * 2018-11-27 2019-04-02 杭州航天电子技术有限公司 一种可盲插圆形水下密封电连接器
CN109560420B (zh) * 2018-11-27 2023-12-05 杭州航天电子技术有限公司 一种可盲插圆形水下密封电连接器
KR102355564B1 (ko) * 2021-06-23 2022-02-08 주식회사 엘파워 수배전반, 분전반, 접속반, 제어반의 아크제거기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6848922B2 (en) Socket contact with integrally formed arc arresting portion
JP5722440B2 (ja) 回転自在のプラグ型コネクタ
JPH076813A (ja) 電気コネクタ
US7967609B2 (en) System for connecting appliances to wall outlets
JP2008530754A (ja) スナップロック接続端子
JPH11505361A (ja) コネクタとブシュとを備えた差込み結合器
CN214957444U (zh) 具有冠簧之电源连接器
JP3475331B2 (ja) 電気接続装置
KR20020087404A (ko) 전원코드 접속세트
JP2003086300A (ja) ブラインド型差込プラグソケット
JPH06275333A (ja) コネクタ用端子
US7114966B2 (en) Apparatus for a quick release safety connector assembly
JP3399537B2 (ja) 一体化された両端が広がった胴部を備えた絶縁端子
KR100767265B1 (ko) 전기 접속 커넥터
JPH0850947A (ja) 丸型端子用コネクタ
CN104466522B (zh) 适合于被连接到燃气安全阀和热电偶的热电偶连接器
JP3078586U (ja) 改良型電気プラグ/ソケット
EP1261076A3 (en) Watertight electrical cable connector
US6270370B1 (en) Anti-loose midway electric receptacle
JP3079264U (ja) アース機能付きコード接続セット
CN210224488U (zh) 一种射频同轴连接器
CN216929009U (zh) 电连接线
WO2002097930A1 (en) Connector for electronic appliance
JP2008059762A (ja) コネクタ装置
CN210723586U (zh) 端子插固式电源连接器结构