JP2011072515A - 医用画像表示装置および方法ならびにプログラム - Google Patents

医用画像表示装置および方法ならびにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】被写体の形態情報と機能情報との双方を効率よく把握する。
【解決手段】形態画像SIと機能画像FIとが取得される。その後、形態画像SI内において基準線CLが設定され、基準線CLに基づいて機能画像FIが分割される。そして、形態画像SIと分割画像FI1、FI2とが重ね合わせて表示装置2に表示される。このとき、入力手段3からの入力に従い、機能画像FIが芯線CLを基準として分割表示される。もしくは、機能画像FIの表示を変えないまま、形態画像SIの表示する断面位置を回転させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体の3次元ボリュームデータや機能画像を表示する医用画像表示装置および方法ならびにプログラムに関するものである。
従来、被写体の血管、腸、気管支、動脈などの管腔臓器の病変を観察するために、CT等により得られた物体の3次元デジタルデータから3次元構造のイメージをボリュームレンダリングにより取得し、3次元のボリュームデータから内視鏡を模してあたかもその管腔内に入って見ているように管腔内面を観察できるモードを有する医用画像表示装置が知られている。さらに、3次元画像処理としてMIP(Maximum Intensity Projection)処理、MinIP(Minimum Intensity Projection)処理、MPR(Multi Planar Reconstruction)処理、CPR(Curved Planer Reconstruction)処理等が知られている。特に、CPR処理は3次元ボリュームデータのうち任意の曲面を指定し、指定した曲面に沿った3次元画像を2次原画像に再構成するものである。これにより、たとえば大腸や血管等の管状の構造物の内壁面の形態について長手方向の断面を一画面で表示することができる(たとえば特許文献1、2参照)。
上述したCT装置等から得られた被写体の形態を示す形態画像の他に、被写体の機能を示す機能画像を使用者に提供することが行われている。この機能画像として、たとえば単光子放出断層撮影(Single Photon Emission Tomography)により取得されたSPECT画像や、陽電子放出断層撮影(Positron Emission Tomography)により取得されたPET画像等や、形態画像や機能画像を解析したブルズアイ画像等の解析結果が知られている。
上述した形態画像および機能画像の表示方法として、形態画像と機能画像とを重ね合わせて表示することが知られている(たとえば特許文献3参照)。特許文献1には、機能画像と形態画像との相対位置関係を求め、相対位置関係に基づいて機能画像と形態画像との大きさを合わせるための座標変換を行った後に両画像を重ね合わせて表示することが開示されている。
特開2007−135843号公報 特開2004−283373号公報 特開2006−198060号公報
しかし、特許文献1に示すように機能画像と形態画像を単に重ね合わせた場合、被写体の各部位の機能は把握することはできても、形態が把握しづらくなってしまい診断効率が悪くなるという問題がある。たとえばCT画像等の形態画像から得られた血管等のCPR画像上にSPECT画像等を重ね合わせ表示する際に、単純にCPR上に直接重ね合わせ表示したときには重ね合わせ画像によって血管の狭窄状態やプラーク箇所といった形態情報が観察しづらくなる。一方で、機能画像と形態画像とをそれぞれ別々に表示したとしても、各部位の機能を一目で把握することができないという問題がある。
そこで、本発明は、被写体の形態情報と機能情報との双方を効率よく把握することができる医用画像表示装置および方法ならびにプログラムを提供することを目的とするものである。
本発明の医用画像表示装置は、ボリュームデータから生成された被写体の第1の画像と第2の画像とを取得する画像取得手段と、画像取得手段により取得された第1の画像内において基準線を設定する基準線設定手段と、基準線設定手段により設定された第1の画像内の基準線に基づいて第2の画像を2つの分割画像に分割する画像分割手段と、画像分割手段により分割された2つの分割画像を基準線から所定の距離だけ離して第1の画像上に重ね合わせて表示装置に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の医用画像表示方法は、ボリュームデータから生成された被写体の第1の画像と第2の画像とを取得し、取得した第1の画像内において基準線を設定し、設定した第1の画像内の基準線に基づいて第2の画像を2つの分割画像に分割し、分割した2つの分割画像を基準線から所定の距離だけ離して第1の画像上に重ね合わせて表示装置に表示することを特徴とするものである。
本発明の医用画像表示プログラムは、コンピュータに、ボリュームデータから生成された被写体の第1の画像と第2の画像とを取得し、取得した第1の画像内において基準線を設定する手順と、設定した第1の画像内の基準線に基づいて第2の画像を2つの分割画像に分割する手順と、分割した2つの分割画像を基準線から所定の距離だけ離して第1の画像上に重ね合わせて表示装置に表示する手順とを実行させるためのプログラムである。
ここで、被写体とは、たとえば人体の上皮組織・結合組織・筋肉組織・神経組織などの各組織や、血管、腸、気管支、動脈、冠動脈等の管状対象物を意味する。
また、第1の画像および第2の画像は、異なるまたは同一のボリュームデータから生成された画像であればなんでもよく、たとえば第1の画像は被写体の形態情報を示す形態画像であって、第2の画像が被写体の機能情報を示す機能画像であってもよい。機能画像は、単光子放出断層撮影(Single Photon Emission Tomography)により取得されたSPECT画像や、陽電子放出断層撮影(Positron Emission Tomography)により取得されたPET画像等や、形態画像や機能画像を解析した解析結果等が挙げられる。
つまり、形態画像は、被写体の形態情報を示す画像であればよく、管状対象物を被写体としたCPR画像であってもよい。このとき、基準線設定手段は、管状対象物の芯線を基準線として設定する。なお、「芯線」とは、管状対象物の各断面の中心(重心)を結んだ管状対象物の中心線を意味するものであり、当該芯線の抽出は公知の技術を用いることができる。
また、機能画像は芯線に直交するCPR画像の曲面とは独立した曲面の機能を芯線に沿って表したものであってもよい。このとき、表示制御手段は、CPR画像を芯線を軸として回転表示させる回転表示手段を有し、回転表示手段によりCPR画像が回転表示したときであっても機能画像の表示を変化させないようにしてもよい。
また、表示制御手段は入力手段の入力に従い第1分割機能画像と第2分割機能画像との芯線からの距離を調整する機能を有するものであってもよい。
本発明の医用画像表示装置および方法ならびにプログラムによれば、ボリュームデータから生成された被写体の第1の画像と第2の画像とを取得し、取得した第1の画像と第2の画像との重ね合わせを行い、第1の画像内において基準線を設定し、設定した基準線に基づいて第1の画像に重ね合わされた第2の画像を2つの分割画像に分割し、分割した2つの分割画像を第1の画像上であって基準線から所定の距離離れた位置に分割表示することにより、第1の画像内の観察したい領域上に基準線を設定して基準線近傍の領域には第2の画像を重ね合わせないようにすることができるため、形態を観察したい領域を機能画像によって観察しづらくなることを防止するとともに、第1の画像と第2の画像との双方を一目で把握できるようにし診断効率の向上を図ることができる。
また、表示制御手段が入力手段の入力に従い2つの分割画像と分割画像間の距離を調整する機能を有するものであれば、形態情報とそれに対応した機能画像との観察を使用者が最も観察しやすい画像配置で行うことができる。
さらに、機能画像が芯線に直交するCPR画像の曲面とは独立した曲面上の機能を芯線に沿って表したものであり、表示制御手段が、第1の画像であるCPR画像を芯線を軸として回転表示させる回転表示手段を有し、回転表示手段によりCPR画像が回転表示したときであっても機能画像の表示を変化させないようにしたとき、たとえば冠動脈の狭窄等による影響等の機能画像に基づいて被写体の状態を形態画像のみを回転させながら一目で把握することができる。
本発明の医用画像表示装置の好ましい実施形態を示すブロック図 図1の画像取得手段において取得される形態画像の一例を示す図 図1の画像取得手段において取得される機能画像の一例を示す図 図3の機能画像が表す機能の曲面の一例を示す模式図 図2のCPR画像が生成される様子を示す模式図 図1の表示制御手段において機能画像が芯線を基準に分割表示された様子を示す図 本発明の内視鏡画像処理方法の好ましい実施形態を示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明の医用画像表示装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の医用画像表示装置1の概略構成図である。なお、図1のような医用画像表示装置1の構成は、補助記憶装置に読み込まれた医用画像表示プログラムをコンピュータ上で実行することにより実現される。このとき、この医用画像表示プログラムは、CD−ROM等の記憶媒体に記憶され、もしくはインターネット等のネットワークを介して配布され、コンピュータにインストールされる。
図1の医用画像表示装置1は、画像取得手段10、基準線設定手段30、画像分割手段40、表示制御手段50を備えている。画像取得手段10は、ボリュームデータから生成された被写体Sの第1の画像SIと第2の画像FIとを取得するものである。以下、本実施形態においては、第1の画像SIは被写体の形態情報を示す形態画像であり、第2の画像FIは被写体Sの機能情報を示す機能画像FIである場合について例示する。ここで、形態画像SIとは、図2に示すように、血管等の管状対象物についてCT装置等により取得された画像からボリュームデータを取得してCPR(Curved Planer Reconstruction)処理を施すことにより生成されたCPR画像である。なお、CPR画像の生成は、たとえば特開2004−283373号公報参照等公知の技術を用いることができる。また、図2はいわゆるストレートビューモードで表示させた場合について例示しているがストレッチビューモードであってもよい。
画像取得手段10は、画像データベースDBに記憶されたCPR画像を取得するものであってもよいし、図示しないCPR画像取得手段において公知の技術により画像データベースDB内に記憶されたボリュームデータを用いて作成されたものを取得するようにしてもよい。
なお、形態画像SIと機能画像FIとが異なるボリュームデータ(たとえばCT画像に基づくボリュームデータとPET画像に基づくボリュームデータ)から生成されたものである場合、画像取得手段10は異なるボリュームデータ間の位置合わせ(座標変換)を行った後に、もしくは既に位置合わせされた画像データベースDB内の各ボリュームデータを用いて生成された形態画像SIと機能画像FIとを取得する。なお、異なるボリュームデータ間において位置合わせして形態画像SIおよび機能画像FIを生成する場合について例示しているが、形態画像SIおよび機能画像FIを取得した後に形態画像SIと機能画像FIとの位置合わせを行うようにしてもよい。さらに、画像取得手段10は、芯線CLの方向に対して形態画像SIと機能画像FIとの位置合わせを行うようにしてもよい。
一方、機能画像FIとは、形態画像SIを機能解析した結果を画像化したものの他、単光子放出断層撮影(Single Photon Emission Tomography)により取得されたSPECT画像や、陽電子放出断層撮影(Positron Emission Tomography)により取得されたPET画像等の形態画像FIとは異なる撮影手法により被写体Sの機能を画像化したものおよびこれらPET画像等を解析した結果を画像化したものを意味する。
機能画像FIは、たとえば図3に示すように被写体Sの芯線CLに直交するスライス面の機能を表した画像や被写体Sの各部位の機能を芯線CLに沿って平面に展開した画像からなっている。特に、図3の機能画像FIは、図4に示すように、たとえば冠動脈のCPR画像の芯線CL周辺であって左心室の軸を基準として形成される曲面について機能解析した結果を表したものである。
なお、画像取得手段10は画像データベースDBに記憶された機能画像FIを取得するものであってもよいし、図示しない機能解析手段によりボリュームデータやPET画像等の機能画像を用いて公知の技術により解析された機能画像FIを取得するようにしてもよい。
ここで、CPR画像(図2参照)の生成について冠動脈を例に説明する。まず、ボリュームデータを構成するボクセルデータの値に基づいて、冠動脈の芯線を構成する複数の候補点Niの位置と主軸方向とが算出される。もしくは、ボリュームデータについてヘッセ行列を算出し、算出されたヘッセ行列の固有値を解析することにより、冠動脈の芯線CLを構成する複数の候補点Niの位置情報と主軸方向とが算出される。そして、候補点Ni周辺のボクセルデータについて冠動脈らしさを表す特徴量が算出され、算出された特徴量に基づいてそのボクセルデータが冠動脈領域5を表すものであるか否かが判別される。特徴量に基づく判別は、たとえばマシンラーニングにより予め取得された評価関数に基づいて行なう。これにより、図5に示すような冠動脈領域5がボリュームデータから抽出される。
冠動脈領域5を抽出する過程で冠動脈の芯線CLが設定され、芯線CLを構成する候補点のそれぞれについて位置と主軸方向が算出される。よって、各候補点において算出された情報に基づき主軸方向と垂直な断面Pi(直交断面)とを設定することができる。その後、冠動脈領域5、各候補点の位置および主軸方向、芯線の経路、断面Pの位置や向き等を用いて、公知の手順によりストレートCPR画像が生成される。本実施形態では、観察範囲の始点および終点が設定された血管枝が選択された際に、その血管枝の全範囲を表すストレートCPR画像が表示される。
図1の基準線設定手段30は、形態画像SI内において後述する機能画像FIを分割する際の基準線CLを設定するものである。上述したように形態画像SIが管状対象物を被写体としたCPR画像であるとき、基準線設定手段30は管状対象物の芯線を基準線CLとして設定する。なお、基準線設定手段30は、使用者による入力手段3からの入力に従い使用者が観察したい部位付近に基準線CLが設定可能な機能を有していてもよい。
画像分割手段40は、芯線CLを基準に機能画像FIを2つの第1分割機能画像FI1と第2分割機能画像FI2とに分割するものである。表示制御手段50は、マウスやキーボード等の入力手段3の入力に従い形態画像SIおよび機能画像FIの表示形態を変更するものであって、分割画像移動手段51および回転表示手段52を有している。
図1の表示制御手段50はCPR画像と各分割機能画像FI1、FI2とを重ねて表示装置2に表示するものであって、分割画像移動手段51、回転表示手段52とを有している。分割画像移動手段51は、図5に示すように、画像分割手段40により分割された第1分割機能画像FI1および第2分割機能画像FI2の表示位置を芯線CLを基準に調整するものである。つまり、分割画像移動手段51は、入力手段3からの入力に従い、芯線CLと各分割機能画像FI1、FI2との距離ΔLを調整する。なお、入力手段3の入力によりΔL=0、すなわち機能画像FIとCPR画像とが単に重なりあるような表示を行うことが可能にもなっている。また、表示制御手段50は各分割機能画像FI1、FI2のうち形態画像SIに重なっている領域について表示し、重なってない領域(図5における上下にはみ出した領域)について非表示にする。
このように、形態画像SI上にSPECT画像等の機能画像FIを重ね合わせ表示する際に、CPR画像で観察したい形態情報はCPR画像の芯線CL付近である場合が多いことを考慮し、芯線CL付近以外に機能画像FIを表示させることにより、血管の狭窄状態やプラーク箇所といった形態情報が観察しづらくなるのを防止することができる。
図1の回転表示手段52は、CPR画像について芯線CLを軸として回転表示させる機能を有している。このとき、表示制御手段50は、回転表示手段52によりCPR画像が回転表示したときであっても機能画像FIの表示を変化させずに保つようにしてもよい。これにより、機能画像FIが形態画像SIの各位置での機能情報を示すものではなく、各スライス面における機能情報を示すような場合(たとえば図3、図4参照)において、機能画像FIを変化させることによる診断効率の低下を防止することができる。
すなわち、SPECT画像等の機能画像FIから得られた解析結果を、CT画像等から得られた冠動脈の形態画像SI上にマッピングする際に、単純に形態画像SIの画像位置に対する解析結果をマッピングすると、形態画像SIを回転させるたびにマッピングされる解析結果が変化する。このため、たとえば冠動脈の狭窄等による影響を一目で把握することが困難で、回転によっては誤った把握をしてしまう可能性がある。たとえば機能画像FIの解析結果が左心室の軸を中心に当左心室の軸に直交する方向に解析されたものである場合(図4参照)、回転表示手段52は冠動脈の形態画像SIの経路を左心室の軸を中心に回転してできる曲面上の画像位置に対する解析結果を形態画像SI上にマッピングする。
図6は本発明の医用画像表示方法の好ましい実施形態を示すフローチャートであり、図1から図6を参照して医用画像表示方法について説明する。まず、画像取得手段10において、形態画像SIと機能画像FIとが取得される(ステップST1、図2、図3参照)。その後、基準線設定手段30において基準線CLが設定され(ステップST2)、画像分割手段40において機能画像FIが2つの第1分割機能画像FI1、第2分割機能画像FI2に分割される(ステップST3)。そして、形態画像SI上に基準線CLから距離ΔLだけ離れた位置にそれぞれ第1分割機能画像FI1、第2分割機能画像FI2が重なった状態で表示装置2に表示される(ステップST4、図5参照)。
さらに、表示制御手段50において入力手段3からの入力に従い、機能画像FIが芯線CLを基準として分割表示される(ステップST5)。もしくは、機能画像FIの表示を変えないまま、形態画像SIの表示する断面位置を回転させる。
上記各実施の形態によれば、ボリュームデータから生成された被写体の第1の画像SIと第2の画像FIとを取得し、取得した第1の画像SIと第2の画像FIとの重ね合わせを行い、第1の画像SI内において基準線CLを設定し、設定した基準線CLに基づいて第1の画像に重ね合わされた第2の画像FIを2つの分割画像に分割し、分割した2つの分割画像を第1の画像SI上であって基準線CLから所定の距離ΔL離れた位置に分割表示することにより、形態を観察したい領域上に基準線CLを設定して基準線CL近傍の領域には機能画像FIを重ね合わせないようにすることができるため、形態を観察したい領域を機能画像FIによって観察しづらくなることを防止するとともに形態情報と機能情報とを一目で把握できるようにして診断効率の向上を図ることができる。
また、図5に示すように、表示制御手段50が入力手段の入力に従い第1分割機能画像FI1と第2分割機能画像FI2との芯線CLからの距離を調整する機能を有するものであれば、形態画像SIとそれに対応した機能画像FIとの観察を使用者が最も観察しやすい画像配置で行うことができる。
さらに、たとえば図4に示すように、機能画像FIが芯線に直交するCPR画像の曲面とは独立した曲面の機能を芯線に沿って表したものであり、表示制御手段50が、第1の画像であるCPR画像を芯線CLを軸として回転表示させる回転表示手段52を有し、回転表示手段52によりCPR画像が回転表示したときであっても機能画像FIの表示を変化させないようにしたとき、たとえば冠動脈の狭窄等による影響等の機能画像に基づいて被写体の状態を形態画像のみを回転させながら一目で把握することができる。
本発明の実施形態は上記実施の形態に限定されない。たとえば、上記実施の形態において、被写体が血管である場合について例示しているが、大腸等であってもよい。また、基準線設定手段30は芯線CLを基準線として自動的に設定する場合について例示しているが、使用者が形態を観察したい位置に基準線を設定できるようにしてもよい。
また、上記実施形態において、第1の画像が形態画像SIであり、第2の画像が機能画像FIである場合について例示しているが、第2の画像を機能画像FIに代えて過去にとられた画像や局所駆出率等の解析結果として第1の画像と重ね合わせ表示してもよい。この場合であっても、第1の画像上の観察したい領域を観察しやすくしながら第1の画像および第2の画像を一目で把握することができるため、診断効率の向上を図ることができる。
1 医用画像表示装置
10 画像取得手段
30 基準線設定手段
40 画像分割手段
50 表示制御手段
51 分割画像移動手段
52 回転表示手段
CL 基準線(芯線)
DB 画像データベース
FI 第2の画像(機能画像)
FI1 分割機能画像
FI2 分割機能画像
S 被写体
SI 第1の画像(形態画像、CPR画像)
ΔL 距離

Claims (7)

  1. ボリュームデータから生成された被写体の第1の画像と第2の画像とを取得する画像取得手段と、
    該画像取得手段により取得された前記第1の画像内において基準線を設定する基準線設定手段と、
    前記基準線設定手段により設定された前記第1の画像内の前記基準線に基づいて前記第2の画像を2つの分割画像に分割する画像分割手段と、
    該画像分割手段により分割された前記2つの分割画像を前記基準線から所定の距離だけ離して前記第1の画像上に重ね合わせて表示装置に表示する表示制御手段と
    を備えたことを特徴とする医用画像表示装置。
  2. 前記表示制御手段が入力手段の入力に従い前記2つの分割画像間の距離を調整する機能を有するものであることを特徴とする請求項1記載の医用画像表示装置。
  3. 前記第1の画像が前記被写体の形態情報を示す形態画像であり、前記第2の画像が前記被写体の機能情報を示す機能画像であることを特徴とする請求項1または2記載の医用画像表示装置。
  4. 前記形態画像が管状対象物を前記被写体としたCPR画像であり、
    前記基準線設定手段が前記管状対象物の芯線を基準線として設定するものであることを特徴とする請求項3記載の医用画像表示装置。
  5. 前記機能画像が前記芯線に直交する前記CPR画像の曲面とは独立した曲面の機能を該芯線に沿って表したものであり、
    前記表示制御手段が、前記CPR画像を前記芯線を軸として回転表示させる回転表示手段を有するものであり、該回転表示手段により前記CPR画像が回転表示したときであっても前記機能画像の表示を変化させないことを特徴とする請求項4記載の医用画像表示装置。
  6. ボリュームデータから生成された被写体の第1の画像と第2の画像とを生成し、
    生成した前記第1の画像内において基準線を設定し、
    設定した前記第1の画像内の前記基準線に基づいて前記第2の画像を2つの分割画像に分割し、
    分割した前記2つの分割画像を前記基準線から所定の距離だけ離して前記第1の画像上に重ね合わせて表示装置に表示する
    ことを特徴とする医用画像表示方法。
  7. コンピュータに、
    ボリュームデータから生成された被写体の第1の画像と第2の画像とを生成し、
    生成した前記第1の画像内において基準線を設定する手順と、
    設定した前記第1の画像内の前記基準線に基づいて前記第2の画像を2つの分割画像に分割する手順と、
    分割した前記2つの分割画像を前記基準線から所定の距離だけ離して前記第1の画像上に重ね合わせて表示装置に表示する手順と
    を実行させるための医用画像表示プログラム。
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