JP2011072081A - プラグイン充電車両の制御装置及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要以上の電力消費を招くことなく、充電中に発生した異常の原因を適切にユーザに伝えることが可能なプラグイン充電車両の制御装置を提供する。
【解決手段】充電ケーブル300を介して高圧バッテリ150を充電する制御装置であって、制御情報を記憶する記憶部と、車両の状態を報知する報知装置13を含む第一の制御部が接続された第一給電線6bに制御用電力を供給する第一給電制御と、前記高圧バッテリ150を充電する第二の制御部が接続された第二給電線6aに制御用電力を供給する第二給電制御の何れかを選択的に実行するように構成され、前記第二給電制御を実行する場合に、さらに前記第一給電制御を所定時間実行して前記報知装置に充電に関する情報を報知させる状態報知制御を実行するシステム制御部と、を備えているプラグイン充電車両の制御装置。
【選択図】図4

Description

本発明は、プラグイン充電車両の制御装置及び制御方法に関する。
環境に配慮した車両として、電気自動車やハイブリッド車、燃料電池車などが近年注目されている。これらの車両には、走行駆動力を発生する電動機と、その電動機に供給される電力を蓄える高圧のバッテリとが搭載されている。ハイブリッド車には、動力源として電動機とともに内燃機関がさらに搭載され、燃料電池車には、車両駆動用の直流電源として燃料電池が搭載されている。
このような車両に搭載された車両駆動用の高圧バッテリを、一般家庭の電源から直接充電することが可能な車両が注目されている。例えば、家屋に設けられた商用電源のコンセントと車両に設けられた充電口とを充電ケーブルで接続することにより、一般家庭の電源から高圧バッテリへ電力が供給される。このように車両外部の電源から車両に搭載された高圧バッテリを直接充電することが可能な車両を「プラグイン車両」と称する。
充電ケーブルには、CCID(Charging Circuit Interrupting Device)と称される充電制御回路が設けられ、CCIDにパイロット信号を生成するコントロールパイロット回路が組み込まれている。
車両側の制御装置は、充電制御回路から出力されるパイロット信号の信号レベルを制御することにより、充電ケーブルの電流容量を認識し、車両側の高圧バッテリを所定の充電電流で充電する。
また、充電ケーブルが車両に接続されたことを検知するケーブル接続信号が、充電ケーブルから車両側の制御装置に入力され、制御装置は、ケーブル接続信号に基づいて充電ケーブルが車両に接続されていると判定すると、高圧バッテリへの充電を開始するように構成されている。
プラグイン車両に関する規格は、アメリカ合衆国では「エスエーイー エレクトリック ビークル コンダクティブ チャージ カプラ」により制定され、日本では「電気自動車用コンダクティブ充電システム一般要求事項」により制定されている。
「エスエーイー エレクトリック ビークル コンダクティブ チャージ カプラ」及び「電気自動車用コンダクティブ充電システム一般要求事項」では、一例として、コントロールパイロットに関する規格が定められている。コントロールパイロットは、構内配線から車両へ電力を供給するEVSE(Electric Vehicle Supply Equipment)の制御回路と車両の接地部とを車両側の制御回路を介して接続する制御線と定義されており、この制御線を介して通信されるパイロット信号に基づいて、充電ケーブルの接続状態や電源から車両への電力供給の可否、EVSEの定格電流などが判断される。
特許文献1には、コネクタ信号(ケーブル接続信号)が入力されて充電ケーブルが車両に接続されたことを検知し、CCIDからのパイロット信号が入力されると、高圧のバッテリを外部の商用電源から直接充電するプラグイン充電車両が提案されている。
このようなプラグイン充電車両では、高圧バッテリの給電線に、降圧用のレギュレータ回路を介して補機バッテリが接続され、高圧バッテリから補機バッテリが充電可能に構成されるとともに、補機バッテリからの給電線に複数の電子制御装置等の負荷が接続されている。
そして、補機バッテリからの給電線は、プラグイン充電時に必要な負荷に給電するための充電時の給電系統と、プラグイン充電以外の通常の走行時に必要な負荷に給電するための通常時の給電系統の二系統に分けられ、プラグイン充電時に不必要な負荷による電力消費を低減するように構成されていた。
例えば、エンジンやモータジェネレータを制御する電子制御装置やインスツルメントパネルの表示を制御するメータ表示用の電子制御装置等は、通常時の給電系統に接続されていた。
特開2009−071900号公報
上述したプラグイン充電車両に、充電ケーブルが車両に接続され、高圧バッテリが充電されている状態や、充電時に異常が発生した状態をユーザに報知するために、車両のダッシュボード近傍にモニタ用のLEDランプを設置して、例えば、充電の実行中にLEDランプが点灯し、充電の終了後にLEDランプが消灯し、充電時に異常が発生するとLEDランプが点滅するように構成することが考えられている。
しかし、ユーザがLEDランプの表示態様を認識して、異常が発生していることに気付いても、その原因を把握することができず、適切に対処することが困難であるという問題がある。
そのような場合に、ユーザが、車両の電源スイッチを操作することにより、通常時の給電系統から給電されるメータ表示用の電子制御装置を起動して、メータ表示用の電子制御装置によりインスツルメントパネルに表示される故障情報を確認することも考えられるが、煩雑で手間がかかる。
本発明の目的は、必要以上の電力消費を招くことなく、充電中に発生した異常の原因を適切にユーザに伝えることが可能な制御装置、及び、制御方法を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明によるプラグイン充電車両の制御装置の特徴構成は、車両外部の電源と車両を繋ぐ充電ケーブルを介して車両に搭載されたバッテリを充電するプラグイン充電車両の制御装置であって、制御情報を記憶する記憶部と、車両の状態を報知する報知装置を含む第一の制御部が接続された第一給電線に制御用電力を供給する第一給電制御と、前記バッテリを充電する第二の制御部が接続された第二給電線に制御用電力を供給する第二給電制御の何れかを選択的に実行するように構成され、前記第二給電制御を実行する場合に、さらに前記第一給電制御を所定時間実行して前記報知装置に充電に関する情報を報知させる状態報知制御を実行するシステム制御部と、を備えている点にある。
上述の構成によれば、ユーザが特段の操作を行わなくとも、バッテリの充電時に第二給電制御が実行されている状態で実行される状態報知制御により、第一給電制御が所定時間実行されるため、第一給電線に接続された報知装置を介して、充電に関する情報が適切にユーザに報知されるようになる。しかも、第一給電制御は所定時間経過すると終了するため、必要以上の電力消費を招くことが無い。
以上説明した通り、本発明によれば、必要以上の電力消費を招くことなく、充電中に発生した異常の原因を適切にユーザに伝えることが可能な制御装置を提供することができるようになった。
プラグインハイブリッド車の全体構成図 動力分割機構の説明図 動力分割機構を介して接続されるモータジェネレータとエンジンの回転数の関係を示す説明図 プラグインハイブリッド車の給電系統図 プラグインハイブリッド車のシステム状態の遷移図 本発明による制御装置の回路図 電源スイッチの操作による制御装置の動作を説明するフローチャート 充電ケーブルが接続された場合の制御装置の動作を説明するフローチャート 制御装置により実行される充電制御を説明するフローチャート 制御装置により実行される状態報知制御を説明するフローチャート 別実施形態を示し、プラグインハイブリッド車の給電系統図 別実施形態を示し、プラグインハイブリッド車のシステム状態の遷移図
以下、本発明によるプラグイン充電車両の制御装置について説明する。
図1に示すように、ハイブリッド電気自動車1は、動力源として、燃料タンクに充填されたガソリン等で駆動されるエンジン100、主に発電機として機能する第1モータジェネレータ(以下、モータジェネレータを「MG」と記す。)110、主に電動機として機能する第2MG120、バッテリとしてモータジェネレータに給電するための高圧バッテリ150及び電子制御装置や補機に給電するための低圧バッテリ20を備えている。高圧バッテリとしてニッケル水素二次電池やリチウムイオン二次電池が用いられている。
第1MG110及び第2MG120は交流回転電機で構成され、例えば、U相コイル、V相コイル及びW相コイルを備える三相交流同期回転機が用いられる。
第1MG110による発電電力により第2MG120が駆動され、或いは高圧バッテリ150が充電される。高圧バッテリ150に充電された電力は必要に応じて第2MG120に供給されて車両の走行に消費される。
エンジン100または第2MG120の少なくとも一方からの駆動力によって車両が走行可能なように、エンジン100と第1MG110及び第2MG120が動力分割機構130に連結されている。
図2に示すように、動力分割機構130は、サンギヤSGと、ピニオンギヤPGと、プラネタリキャリヤPCと、リングギヤRGとを含み、ピニオンギヤPGがサンギヤSG及びリングギヤRGと係合する遊星歯車機構で構成されている。ピニオンギヤPGを自転可能に支持するプラネタリキャリヤPCがエンジン100のクランクシャフトに連結され、サンギヤが第1MG110の回転軸に連結され、リングギヤRGが第2MG120の回転軸及び減速機構140に連結され、減速機構140及びデファレンシャルギヤDGを介して車軸160に駆動力が伝達される。尚、図1中、符号170で示される部位は、車軸160に固定された車輪170を示している。
図3に示すように、遊星歯車機構は、サンギヤSG、リングギヤRG、及びプラネタリキャリヤPCのうちの何れか二つについて回転数が決定されると、残り一つの回転数は一定に定まり、エンジン100、第1MG110、及び第2MG120の回転数が共線図上に直線で結ばれるように関係付けられている。
図3(a)の停車時から車両が発進するときには、図3(b)に示すように、エンジン100が停止された状態で、第2MG120が駆動される。軽負荷での走行時も、同様にエンジン100が停止された状態で、第2MG120が駆動される。エンジン効率のよい運転領域で定常走行する場合には、主にエンジン100の出力で走行し、動力分割機構を介して駆動される第1MG110による発電電力で第2MG120が駆動され、エンジン出力がアシストされる。
図3(c)に示すように、エンジン100の始動時には、スタータとして機能する第1MG110が駆動され、エンジン100の始動後は第1MG110による発電電力で高圧バッテリ150が充電される。図3(d)に示すように、定常走行から加速する場合には、エンジン100の回転数を上昇させると同時に、第1MG110による発電電力により第2MG120を駆動し、発電電力が不十分な場合には、高圧バッテリ150から第2MG120に電力が供給される。
図4に示すように、低圧バッテリ20から分岐する3つの給電線が備えられ、第一給電線6aは、給電リレーRY1を介して低圧バッテリ20からの制御用の電力が供給され、第二給電線6bは給電リレーRY2を介して低圧バッテリ20からの制御用の電力が供給され、第三給電線6cは、常時、低圧バッテリ20からの制御用の電力が常時給電されるように構成されている。
第三給電線6cには、盗難防止機能を実現する防盗ECU、スマートキーで車両のロックまたはロック解除を制御するスマートECU等の電子制御装置(以下、「ECU」と記す。尚、ECUは、Electric Control Unitの略記である。)が接続されている。
第一給電線6aには、第一の制御部として、エンジン100を制御するエンジンECU(以下、「ENG−ECU」と記す。)11、第1MG110及び第2MG120を制御するモータジェネレータECU(以下、「MG−ECU」と記す。)12、ナビゲーションシステムを構成するナビゲーションECU(以下、「ナビECU」と記す。)13、各種の情報を運転席前部のインスツルメントパネルに表示するメータECU14等が接続されている。ナビECUまたはメータECU14が、車両の状態を報知する報知装置として機能する。
第二給電線6bには、充電ケーブルを介して外部電源から高圧バッテリ150を充電するプラグイン充電のために必要な第二の制御部として、充電器40や、パーキングロック機構を制御するトランスミッションECU(以下、「TR−ECU」と記す。)15等が接続されている。
パーキングロック機構とは、例えば、車両運転時に選択されるドライブレンジ(Dレンジ)、車両後進時に選択されるリバースレンジ(Rレンジ)、ニュートラルレンジ(Nレンジ)及び駐車時に選択されるパーキングレンジ(Pレンジ)等の間でギヤ位置を選択できるように構成されたシフトレバーの操作位置のうち、Pレンジの選択時に車軸160の回転がロック機構により機械的に阻止するように構成された機構である。
尚、第二の制御部にTR−ECU15が含められているのは、プラグインによる充電時に、誤って車両が走行しないように、後述のPIHV−ECU10が、TR−ECU15とCAN通信して、シフトレバーがPレンジに操作されていることを確認する等の必要があるからである。
各ECUには、CPU、CPUで実行されるイベント駆動型の制御プログラムが格納されたROM、ワーキングエリアとして使用されるRAMを備えた単一または複数のマイクロコンピュータと、入出力インタフェース回路等の周辺回路、必要に応じて重要な制御データを格納するためのEEPROM等の不揮発性メモリが設けられている。尚、前記ROMには、EEPROMやフラッシュROM(登録商標)などの不揮発性メモリが採用されている。
各ECUには、低圧バッテリ20から供給されるDC12Vの直流電圧から所定レベルの制御電圧(例えば、DC5V)を生成するDCレギュレータが設けられ、DCレギュレータの出力電圧がマイクロコンピュータ等の制御回路に供給され、CPUにより制御プログラムが実行されることにより、ECU毎に所期の機能が実現される。
各ECUは、バス型ネットワークであるCAN(Controller Area Network)やBEAN(Body Electronics Area Network)等の通信ラインを介して接続され、ECU間で各種の制御情報が授受される。尚、CAN通信ラインにはパワートレーン系のECUが接続され、BEAN通信ラインには電装系のECUが接続され、双方の交信のためにゲートウェイECUが設けられている。
上述した複数のECU11,12,13,14,15が、プラグインハイブリッドビークルECU(以下、「PIHV−ECU」と記す。)10によって統括制御され、これら複数のECUにより車両の制御システムが実現されている。
図5に示すように、ハイブリッド電気自動車1の給電システムは、システムが停止しているオフ状態で電源スイッチがオンされると、走行制御のためのECUが動作可能なオン状態に遷移し、オン状態で電源スイッチがオンされると、オフ状態に遷移する。さらにオフ状態で充電ケーブル300が接続されると、高圧バッテリ150を充電する充電状態に遷移し、充電状態で充電ケーブル300が車両から離脱され、或いは充電が終了すると、オフ状態に遷移するように構成されている。
以下、図6の回路図、及び図7,図8のフローチャートに基づいて、PIHV−ECU10により制御されるハイブリッド電気自動車1の給電システムについて説明する。
PIHV−ECU10は、第一のマイクロコンピュータ10aと、第二のマイクロコンピュータ10bを備え、各マイクロコンピュータ10a,10bがDMAコントローラにより通信可能な通信線10cで接続されている。
PIHV−ECU10は、ハイブリッド電気自動車1のシステム制御部として機能し、第一のマイクロコンピュータ10aは、主にハイブリッド電気自動車1の制御用電源を管理する電源制御部として機能し、第二のマイクロコンピュータ10bは、各ECUを制御して車両を走行させる走行制御部、或いは高圧バッテリをプラグイン充電する充電制御部として機能する。
第一のマイクロコンピュータ10aは、電源スイッチの状態にかかわらず動作可能なように、第三給電線6cに接続され、第二のマイクロコンピュータ10bは、第二給電線6bに接続されている。
PIHV−ECU10は、電源スイッチの操作に基づいて給電リレーRY1を制御し、充電ケーブル300が車両へ接続されると給電リレーRY2を制御する。
例えば、電源スイッチが操作され、第一のマイクロコンピュータ10aに電源スイッチの操作信号が入力されると(SA1)、第一のマイクロコンピュータ10aは、第一給電線6aに制御用電力を供給する第一給電制御を実行し、ポートPa1から制御信号を出力して給電リレーRY1をオンする(SA2)。
給電リレーRY1がオンされると、低圧バッテリ20からの制御電力が第一給電線6aに接続された第一の制御部に供給される。
さらに、第一給電線6aの電圧がダイオードD2を介してOR回路201の一方の入力端子に入力されて、給電リレーRY2がオンして、第二の給電線6bから第二のマイクロコンピュータ10bに低圧バッテリ20からの制御電力が供給される(SB1)。
その後、第一のマイクロコンピュータ10aは、通信線10cを介して電源スイッチの投入信号を第二のマイクロコンピュータ10bに送信する(SA3)。
第二のマイクロコンピュータ10bは、第一のマイクロコンピュータ10aから電源スイッチの投入信号を受信すると(SB2)、ポートPb1からOR回路201の他方の入力端子に制御信号を出力して、給電リレーRY2のオン状態を保持する(SB3)。
このようにして、給電リレーRY1,RY2がオンされた後、第二のマイクロコンピュータ10bは、各ECUとCAN通信して各ECUが正常に作動しているか否か、各種センサの値が正常か否か等の車両の状態を確認し(SB4)、正常であれば、図2で説明したような車両の走行制御を実行する(SB5)。
第一のマイクロコンピュータ10aは、給電リレーRY1がオン状態で、電源スイッチの操作信号が入力されると(SA4)、通信線10cを介して第二のマイクロコンピュータ10bに電源スイッチの遮断信号を出力する(SA5)。
第二のマイクロコンピュータ10bは、電源スイッチの遮断信号を受信すると(SB6)、CANを介して各ECUに電源スイッチの遮断信号を送信して、各ECUの動作を停止させ(SB7)、各ECUの停止を確認すると、通信線10cを介して第一のマイクロコンピュータ10aに電源スイッチの遮断確認信号を出力し(SB8)、その後、SOC等の重要な制御情報を不揮発性メモリに退避した後、ポートPb1から制御信号を出力して給電リレーRY2をオフする(SB9)。
第一のマイクロコンピュータ10aは、電源スイッチの遮断確認信号を受信すると(SA6)、ポートPa1から制御信号を出力して給電リレーRY1をオフして第一給電制御を終了し(SA7)、待機状態に移行する(SA8)。待機状態とは、第一のマイクロコンピュータ10aが、ストップ命令やホールト命令を実行して省電力状態に移行した状態をいう。
待機状態で電源スイッチが操作されると(SA1)、第一のマイクロコンピュータ10aは、待機状態から通常状態に復帰して、上述した第一給電制御を実行し、同様の処理を繰り返す。
尚、第二のマイクロコンピュータ10bは、ステップSB4のシステムチェックで、何らかの異常を検知すると、走行制御を禁止して異常情報をメータECU14に送信し、メータECU14によりインスツルメントパネルに異常情報を表示させ(SB10)、その後、電源スイッチの遮断信号を受信すると(SB11)、ステップSB7以降の処理を実行する。
車両外部に設置された商用電源から高圧バッテリ150を充電するために、充電ケーブルが用いられる。
充電ケーブル300には、信号生成部と給電用のリレー等が組み込まれたCCID(Charging Circuit Interrupt Device)360を備えている(図4参照)。信号生成部は、マイクロコンピュータ及び入出力回路を備えて構成され、外部電源から車両に給電可能な定格電流を示すパルス信号であるコントロールパイロット信号CPLT(以下、「パイロット信号」と記す。)を生成して、PIHV−ECU10に出力する。パイロット信号は、初期にV1(DC12V)の電圧を示す。
車両に備えたインレット270に充電ケーブル300のコネクタ330が装着されると、PIHV−ECU10にパイロット信号CPLT及びケーブル接続信号PISWが入力される(図6参照)。ケーブル接続信号PISWは、コネクタ330に組み込まれたスイッチ信号で、PIHV−ECU10が、インレット270にコネクタ330が装着されたことを検知するための信号である。
電源スイッチがオフされ、第一のマイクロコンピュータ10aが待機状態にあるときに、車両に充電ケーブル300が接続されると、第一のマイクロコンピュータ10aにパイロット信号CPLTが入力される。
第一のマイクロコンピュータ10aは、当該パイロット信号CPLTの立ち上がりで待機状態から通常状態に復帰して(SC1)、第二給電制御を開始し、ポートPa2からOR回路201の一方の入力端子に制御信号を出力して、給電リレーRY2をオンする(SC2)。
給電リレーRY2がオンすると(SD1)、第二給電線6bに接続された第二の制御部及び第二のマイクロコンピュータ10bに給電される。
第一のマイクロコンピュータ10aは、通信線10cを介してオン状態の充電モード信号を第二のマイクロコンピュータ10bに送信して、プラグインの充電モードであることを通知する(SC3)。
第二のマイクロコンピュータ10bは、オン状態の充電モード信号を受信すると(SD2)、ポートPb1からOR回路201の他方の入力端子に制御信号を出力して、給電リレーRY2のオン状態を保持し(SD3)、充電制御の開始を通知すべく、通信線10cを介してオン状態の充電実行モード信号を第一のマイクロコンピュータ10aに送信して(SD4)、高圧バッテリ150を充電する(SD5)。
第二のマイクロコンピュータ10bは、高圧バッテリ150の充電が終了すると(SD6)、通信線10cを介してオフ状態の充電実行モード信号を第一のマイクロコンピュータ10aに送信して、充電が終了したことを通知する(SD7)。
第一のマイクロコンピュータ10aは、オン状態の充電実行モード信号を受信した後(SC4)、オフ状態の充電実行モード信号を受信すると(SC5)、充電モード信号をオフ状態に切り替えて、通信線10cを介して第二のマイクロコンピュータ10bに送信する(SC6)。さらに、ポートPa2から制御信号を出力して給電リレーRY2をオフし(SC7)、第二給電制御を終了して待機状態に移行する(SC)。
第二のマイクロコンピュータ10bは、オフ状態の充電モード信号を受信すると(SD8)、SOC等の重要なデータを不揮発性メモリに退避して(SD9)、ポートPb1から制御信号を出力して給電リレーRY2をオフする(SD10)。
つまり、PIHV−ECU10は、車両の状態を報知する報知装置を含む第一の制御部が接続された第一給電線1aに制御用電力を供給する第一給電制御と、高圧バッテリ150を充電する第二の制御部が接続された第二給電線1bに制御用電力を供給する第二給電制御の何れかを選択的に実行するように構成されている。
尚、第一のマイクロコンピュータ10aを待機状態から通常状態に復帰させるための信号として、パイロット信号CPLTに替えてケーブル接続信号PISWをもちいてもよい。
以下、図9に示すフローチャートに基づいて、第二の給電制御に伴なって第二マイクロコンピュータ10bにより実行される高圧バッテリ150の充電制御(図8のステップSD5の処理)を説明する。
第二のマイクロコンピュータ10bは、第一のマイクロコンピュータ10aからオン状態の充電モード信号を受信すると(SE1)、充電制御を開始すべく、第一のマイクロコンピュータ10aにオン状態の充電実行モード信号を送信すると同時に(SE2)、充電ケーブル300が接続され、充電を開始することを操作者に報知するために、インレット270の近傍または運転席前部のダッシュボードに設置されたモニタ用のLEDランプ43を比較的長い数Hzの第一周期で点滅表示させる(SE3)。
第二のマイクロコンピュータ10bは、電圧V1のパイロット信号を検知すると、パイロット信号の信号線とアースとの間に抵抗とトランジスタスイッチが直列接続された二つの降圧回路の一方を制御して、パイロット信号の電圧レベルをV1からV2(+9V)に降圧する(SE4)。
CCID360は、パイロット信号がV1からV2に低下したことを検出すると、所定周波数(例えば1KHz)のパルス状のパイロット信号を出力する。当該パイロット信号の信号レベルは±V1であるが、上限レベルは降圧回路によりV2に降圧されている。
パイロット信号のデューティ比は、充電ケーブル300の電流容量を示し、充電ケーブル300毎に予め設定されている。例えば、電流容量が12Aの場合には20%、電流容量が30Aの場合には50%に設定されている。
第二のマイクロコンピュータ10bは、パイロット信号のデューティ比を検知して、充電ケーブル300の充電容量を認識すると(SE5)、さらに他方の降圧回路を制御してパイロット信号の電圧レベルをV2からV3(+6V)に降圧して(SE6)、SMR151をオンし(SE7)、操作者に充電が正常に開始したことを報知するために、モニタ用のLEDランプ43を点灯させる(SE8)。
CCID360は、パイロット信号の信号レベルがV2からV3に低下したことを検知すると、給電用のリレーを閉じて車両側に交流電力を供給する。
第二のマイクロコンピュータ10bは、充電ケーブル300の電流容量に基づいて高圧バッテリ150のSOCを目標SOCまで充電するための電流値を設定し、充電器40に充電指令を出力する(SE9)。
充電指令を受けた充電器40は、AC/DC変換器から所定の充電電力が出力されるように制御し、高圧バッテリ150に充電電力を供給する。
高圧バッテリ150の給電線には、降圧用のDC/DCコンバータ21を介して低圧バッテリ20が接続されているため(図3参照)、同時に低圧バッテリ20も充電される。
第二のマイクロコンピュータ10bは、高圧バッテリ150の充電電流と電圧と温度をモニタして、それらのモニタ値に基づいて高圧バッテリ150のSOCを算出し、目標SOCまで充電すると充電を終了する(SE10)。
先ず、第二のマイクロコンピュータ10bは、充電器40に充電終了指令を出力するとともに、SMR151をオフし(SE11)、降圧回路を介してパイロット信号の電圧レベルをV3からV2に復帰させる(SE12)。
CCID360の信号生成部は、パイロット信号がV3からV2に上昇したことを検出すると、CCID360のリレーを開放して車両側への交流電力の供給を停止する。
第二のマイクロコンピュータ10bは、降圧回路を介してパイロット信号の電圧レベルを当初のV1に復帰させる(SE13)。CCID360は、パイロット信号の電圧レベルがV1に復帰すると、発振を停止してパイロット信号の電圧レベルを直流電圧V1に維持して待機する。
第二のマイクロコンピュータ10bは、パイロット信号の発振が停止したことを検知すると、通信線10cを介してオフ状態の充電実行モード信号を第一のマイクロコンピュータ10aに送信して、充電が終了したことを通知し、さらに、モニタ用のLEDランプ43を消灯する(SE14)。
第一のマイクロコンピュータ10aは、オフ状態の充電実行モード信号を受信すると、充電モード信号をオフ状態に切り替えて、通信線10cを介して第二のマイクロコンピュータ10bに送信する。さらに、ポートPa2から制御信号を出力して給電リレーRY2をオフして第二給電制御を終了し(SE15)、待機状態に移行する(SE16)。
第二のマイクロコンピュータ10bは、オフ状態の充電モード信号を受信すると、SOC等の重要なデータを不揮発性メモリに退避して、ポートPb1から制御信号を出力して給電リレーRY2をオフする。
このようにして、PIHV−ECU10は、車両外部の商用電源に接続された充電ケーブル300が車両に接続されると、高圧バッテリ150を充電制御する。
第二のマイクロコンピュータ10bは、上述したステップSE2からSE13の充電制御の途中で充電制御が適正に実行できるか否かを検知する異常検知処理を実行し、異常検知処理により適正に充電ができない異常状態を検知すると、モニタ用のLEDランプ43を第一周期より短い第二周期で点滅表示して、操作者に報知するように構成されている。
従って、操作者は、モニタ用のLEDランプ43の点灯状態を目視確認することにより充電状態を認識することができる。例えば、LEDランプ43が第一周期で点滅していると充電の準備段階であり、点灯していると充電の実行段階であり、消灯すると充電が完了したと認識でき、第二周期で点滅していると何らかの異常が発生したと認識できる。
異常検知処理について説明する。第二のマイクロコンピュータ10bは、ステップSE2からSE13の充電制御の途中で、パイロット信号CPLT及びケーブル接続信号PISWを監視するとともに、TR−ECU15の状態、低圧バッテリ21からの給電線の電圧Va、高圧バッテリ150からの給電線の電圧Vb、充電器40から高圧バッテリ150への充電電流、充電電圧、高圧バッテリ150の温度を、所定のインタバルで発生するタイマ割込み処理で監視する。
TR−ECU15からシフトレバーがパーキング位置に設定されていない場合には、充電制御ができないと判定し、対応する異常コードをRAMに記憶する。誤って車両が走行すると充電ケーブル300が破損する虞があるためである。
ケーブル接続信号PISWがオフすると、充電ケーブル300が引き抜かれ、充電制御が継続できないと判定し、対応する異常コードをRAMに記憶する。
パイロット信号CPLTが−V1でラッチされると、CCID360に異常が発生し、充電制御が継続できないと判定し、対応する異常コードをRAMに記憶する。
パイロット信号CPLTの出力が途絶えると、充電ケーブル300のプラグが商用電源から引き抜かれ、或いは商用電源に停電が発生し、充電制御が継続できないと判定し、対応する異常コードをRAMに記憶する。
ステップSE5でパイロット信号CPLTの発振が確認できない場合に、CCID360が故障していると判定し、対応する異常コードをRAMに記憶する。
ステップSE9の実行中に、高圧バッテリ150の温度が異常上昇すると、対応する異常コードをRAMに記憶する。
第二給電制御により低圧バッテリ20から第二給電線6bを介して給電される電圧Vaが許容範囲に収まっているか否かを判定し、許容範囲から逸脱していると給電線の異常と判定し、対応する異常コードをRAMに記憶する。許容範囲から下方に逸脱していると、各ECUの正常な動作が保証できず、許容範囲から上方に逸脱していると、過電圧により各ECUが破損する虞があるためである。
ステップSE7で実行されるSMR151のオン前に、高圧バッテリ150からの給電線の電圧Vbをチェックする。SMR151のオン前に電圧が検知されると、SMR151の溶着異常、或いは低圧バッテリ20に接続された給電線と短絡が発生していると判定し、対応する異常コードをRAMに記憶する。電圧Vbが許容範囲に収まっている場合には、SMR151の溶着異常と判定し、電圧Vbが許容範囲の下方に逸脱し、低圧バッテリ20の出力電圧付近であれば、低圧バッテリ20に接続された給電線と短絡が発生していると判定する。
ステップSE7で実行されるSMR151のオン後に、高圧バッテリ150からの給電線の電圧Vbをチェックする。電圧Vbが許容範囲から下方に逸脱し、ほぼ接地レベルであれば、給電線の地絡異常が発生していると判定し、対応する異常コードをRAMに記憶する。
尚、上述した異常検知処理は例示であり、これらに限定されるものではなく、必要に応じて他の種類の異常検知を実行し、対応する異常コードをRAMに記憶するように構成してもよい。
このようにして、第二のマイクロコンピュータ10bにより、適正に充電ができない異常状態が検知されると、モニタ用のLEDランプ43が第二周期で点滅される。
しかし、操作者は、何らかの異常が発生したことを認識することができるが、その原因が特定できないため、適切な対処を採り難いという問題がある。そのため、充電ケーブル300を車両から引き抜いて、再度車両に接続する等の煩雑な操作を余儀なくされるが、不具合が解消されない虞が十分にある。
そこで、PIHV−ECU10は、第二給電制御の実行中に、さらに第一給電制御を所定時間実行して報知装置に充電に関する情報を報知させる状態報知制御を実行するように構成されている。
充電に関する情報とは、上述した異常検知処理で判定された異常情報を含む充電状態を示す詳細な情報であり、充電ケーブル300の接続状態、正常な充電状態、充電時に生じた異常状態等を操作者に報知する情報をいい、充電が正常に実行可能な状態であるのか、異常により充電が実行できない状態であるのか、充電ができない原因がどこにあるのかを報知するための情報である。
PIHV−ECU10は、少なくとも第二給電制御の開始時に状態報知制御を所定時間実行し、さらにその後、上述した異常検知処理により異常を検知したときに、再度、状態報知制御を所定時間実行する。
正常な場合には、操作者が正常である旨の確認ができればよいので、当該状態報知制御による消費電力を低減させるべく、例えば3分程度の比較的短い時間だけ状態報知制御を実行し、異常が検知された場合には、操作者が異常の原因を誤り無く確認するために、たとえば10分程度の比較的長い時間状態報知制御を実行する。
尚、これらの時間は一応の目安であり、この値に制限されるものではなく、少なくとも異常検知処理により異常が検知されたときに状態報知制御を実行する所定時間が、異常が検知されないときに状態報知制御を実行する所定時間よりも長い時間に設定されていればよい。
また、PIHV−ECU10は、状態報知制御の実行中に所定のスイッチ入力を検知すると状態報知制御を終了するように構成されている。操作者の確認がなされた後に状態報知制御を継続する必要は無く、無用な電力消費を回避するためである。
以下、図10に示すフローチャートに基づいて、状態報知制御を説明する。
図8のステップSC3で、オン状態の充電モード信号を第一のマイクロコンピュータ10aから受信した第二のマイクロコンピュータ10bは、通信線10cを介して第一のマイクロコンピュータ10aに第一給電制御を要求する(SF1)。
第一のマイクロコンピュータ10aは、第一給電制御が要求されると、第一給電リレーRY1をオンして第一制御部に給電を開始し、通信線10cを介して第二のマイクロコンピュータ10bに第一給電リレーRY1をオンした旨の制御情報を送信する。
第二のマイクロコンピュータ10bは、第一給電リレーRY1をオンした旨の制御情報を受信すると(SF2)、その後、3分の報知タイマをセットして(SF3)、車両の状態を報知する報知装置として機能するメータECU14にCANを介して充電に関する情報、異常検知処理で正常判定された場合は正常コード、異常判定された場合はRAMに記憶された異常コードを送信して、インスツルメントパネルに充電に関する情報を報知させる(SF4)。
報知タイマとは、充電に関する情報を報知させる時間が設定されるタイマであり、報知タイマがカウントアップされて設定された時間になると、マイクロコンピュータのタイマレジスタにタイマ割込みフラグがセットされるように構成されている。CPUはタイマ割込みフラグをチェックすることにより報知タイマがカウントアップ下か否かを判別する。
インスツルメントパネルには、充電モードであることを示す絵文字と、複数のメッセージが表示可能な液晶表示部と、確認スイッチを備えている。絵文字が点灯することにより第二のマイクロコンピュータ10bにより充電制御が実行されていることが報知される。異常検知処理の結果、正常判定されると絵文字が点灯する。異常検知処理の結果、異常判定されると絵文字が点滅し、異常の原因を特定するメッセージが液晶表示部に表示される。
ケーブル接続信号PISWがオフされていると『充電ケーブルが車に接続されていません』、パイロット信号が途絶えると『停電、または、充電ケーブルが電源に接続されていません』、パイロット信号が−V1にラッチされていれば『充電ケーブルが故障しています』等の異常の原因を特定するメッセージが表示される。
この間に、第二のマイクロコンピュータ10bは、異常検知処理で異常判定すると、報知時間が10分となるように報知タイマの値を更新する(SF5)。その後、報知タイマがカウントアップされ、所定時間経過したことを検知すると(SF6)、メータECU14にCANを介して報知処理の終了を要求して(SF7)、通信線10cを介して第一のマイクロコンピュータ10aに第一給電制御の終了を要求する(SF8)。
第一のマイクロコンピュータ10aは、第一給電制御の終了が要求されると、第一給電リレーRY1をオフして第一制御部への給電を停止し、通信線10cを介して第二のマイクロコンピュータ10bに第一給電リレーRY1をオフした旨の制御情報を送信する(SF9)。
第二のマイクロコンピュータ10bは、ステップSF5で報知タイマがカウントアップする迄に、メータECU14からCANを介して送信される確認スイッチの入力を検知すると(SF11)、報知タイマのカウントアップを待つことなく、ステップSF6以降の処理を実行する。
ステップSF8の後、第二のマイクロコンピュータ10bは、異常検知処理で異常判定すると(SF10)、ステップSF1からステップSF9の処理を繰り返す。尚、この場合、ステップSF3では、10分の報知タイマをセットする。
尚、インスツルメントパネルに備えた液晶表示部に異常の原因を特定するメッセージを表示する態様について説明したが、メッセージに替えて異常コードを表示するように構成してもよい。
また、車両にナビゲーションシステムが搭載されている場合には、メータECU14に替えてナビECU13に、異常検知処理で正常判定された場合は正常コード、異常判定された場合はRAMに記憶された異常コードを送信して充電に関する情報を報知させる充電状態報知指令を送信してもよい。ナビゲーションシステムに備えた液晶の表示装置を介して充電に関する情報を、より詳細に報知することができるからである。
尚、第二のマイクロコンピュータ10bは、異常検知処理で異常判定した場合には、上述の状態報知制御を所定時間実行した後、または確認スイッチが操作された後に、図8のステップSD7からステップSD10の充電制御の終了処理を実行し、第一のマイクロコンピュータ10aは、これに応答して、図8のステップSC5からSC8の処理を実行する。
以下、別実施形態を説明する。
上述した実施形態では、インスツルメントパネルやナビゲーション装置の表示装置に、充電に関する情報を表示する状態報知制御について説明したが、状態報知制御で報知される情報は視覚情報に限るものではなく、聴覚情報を含めてもよい。例えば、メータECU14またはナビECU13に音声メモリを備え、充電に関する情報を音声で報知するように構成してもよい。また、ブザー等の鳴動部を備え、異常を報知する際には当該ブザーを鳴動させてもよい。
上述した実施形態では、充電ケーブル300が車両に接続されると、PIHV−ECU10により、直ちに充電制御が実行される場合を説明したが、操作者により予め設定された予約時刻に充電制御が開始されるような構成である場合には、当該予約時刻に高圧バッテリを充電するための第二給電制御が実行され、さらに、上述の状態報知制御が実行されるように構成してもよい。
この場合、インスツルメントパネルに充電時刻の予約のための操作部を備え、メータECU14から予約時刻がPIHV−ECU10に送信されるように構成すればよく、PIHV−ECU10の第一のマイクロコンピュータ10aが、当該充電予約時刻に待機状態から通常状態に復帰して、図8のステップSC2以降の処理、図9及び図10の処理を実行するように構成すればよい。
しかし、充電予約時刻が深夜時間帯であれば、操作者が車両の近傍に存在する可能性は極めて低いため、報知の目的を達成できない。
そこで、PIHV−ECU10が、状態報知制御の実行時に、第一給電制御により給電される通信機器を介して所定の外部機器に充電に関する情報を送信するように構成することが好ましい。
例えば、ナビゲーションシステムに携帯電話機と交信するBluetooth(ブルートゥース:商標登録)用のインタフェース回路を備えることにより、インスツルメントパネルに充電に関する情報を表示するとともに、或いは、インスツルメントパネルに充電に関する情報を表示する替りに、当該情報を外部機器に送信することができるようになる。
CANを介してPIHV−ECU10から充電を正常に開始した旨の情報または、異常コードを受信したナビECU13は、当該インタフェース回路を介してナビゲーションシステムにセットされている携帯電話機と交信して、当該携帯電話機から予め登録された操作者の携帯電話機に、携帯電話回線網を介して音声通報し、或いは電子メールを送信するのである。
異常検知処理による判定結果が、上述の通信機器を介して、操作者のパーソナルコンピュータに電子メールで通知されるように構成してもよいし、データセンタのサーバに構築されたWEBサイトに送信され、操作者がサーバに構築されたホームページ上で確認できるように構成してもよい。
通信機器は、携帯電話機に限るものではなく、車両に登録されたBluetoothデバイスが通信圏内にある場合には、Bluetooth通信を実行して充電に関する情報を送信するように構成してもよいし、車両の通信回路に無線LANを備えて通信可能に構成してもよく、所定の外部機器に送信可能な通信装置であれば特に限定されるものではない。
上述した実施形態では、車両の状態を報知する報知装置を含む第一の制御部に、ENG−ECU11やMG−ECU13等の車両の走行制御を実行するECUが含まれる例を説明したが、第一給電線6aから給電される第一の制御部は、少なくともメータECU14またはナビECU13等の報知装置が含まれていればよい。
例えば、図11に示すように、報知装置やAV機器等が第一の制御部として第一給電線6aから給電され、ENG−ECU11やMG−ECU13等の車両の走行制御を実行するECUは、第一給電線6aとは異なり、低圧バッテリ20から第三給電リレーRY3を介して給電される第四給電線6dに接続されるように構成してもよい。
具体的には、図6と同様に、第一のマイクロコンピュータ10aにより、第一給電リレーRY1がオンされると、OR回路201を介して第二給電リレーRY2がオンされるように構成し、第一のマイクロコンピュータ10aにより、第三リレーRY3が独立して制御されるように構成すればよい。
この場合、図12に示すように、ハイブリッド電気自動車1の給電システムは、システムが停止しているオフ状態で電源スイッチがオンされると、給電リレーRY1,RY2がオンして、報知装置やAV機器等のアクセサリ機器に給電可能なACC状態に遷移し、ACC状態で電源スイッチが操作されると、給電リレーRY3がオンして、エアコンディショナ等の全ての機器が使用可能なIG−ON状態に遷移する。
ACC状態またはIG−ON状態で電源スイッチがオンされると、オフ状態に戻る。オフ状態またはACC状態で、シフトレバーがパーキング位置に操作され、ブレーキペダルの操作信号が入力されるとともに電源スイッチがオンされると、給電リレーRY1〜RY3がオンしてIG−ON状態に移行し、車両のシステムチェックが各ECUにより実行され、正常であれば走行可能なReady−On状態に遷移する。Ready−On状態で電源スイッチがオンされるとオフ状態に遷移する。
さらにオフ状態で充電ケーブル300が接続されると、給電リレーRY2がオンして、高圧バッテリ150を充電する充電状態に遷移し、充電状態で充電ケーブル300が車両から離脱され、或いは充電が終了すると、オフ状態に遷移する。
充電状態に遷移したときに、第一のマイクロコンピュータ10aにより給電リレーRY1がオンされた後に、第二のマイクロコンピュータ10bにより上述の状態報知制御が実行されるのである。
上述した実施形態では、本発明によるシステム制御部が、PIHV−ECU10で構成され、PIHV−ECU10が二つのマイクロコンピュータ10a,10bを備えて構成された場合を説明したが、PIHV−ECU10は、上述した二つのマイクロコンピュータ10a,10bのそれぞれの処理を実行する一つのマイクロコンピュータで構成されていてもよい。
以上説明したように、PIHV−ECU10は、車両外部の電源と車両を繋ぐ充電ケーブル300を介して車両に搭載された高圧バッテリ150の充電を実行し、電源スイッチが投入されると、車両の状態を報知する報知装置14を含む第一の制御部が接続された第一給電線6aに制御用電力を供給する第一給電制御と、充電ケーブル300が車両へ接続されると、高圧バッテリ150を充電する第二の制御部が接続された第二給電線6bに制御用電力を供給する第二給電制御との何れかを選択的に実行し、第二給電制御を実行する場合に、さらに第一給電制御を所定時間実行して報知装置14に充電に関する情報を報知させる状態報知制御を実行するように構成されている。
上述した実施形態では、何れも報知装置が第二給電線6bとは異なる給電線に接続されている場合を説明したが、報知装置が第二給電線6bに接続されている場合には、PIHV−ECU10は、充電ケーブル300が車両へ接続されると、高圧バッテリ150を充電する制御部(例えば、充電器やTR−ECU15)が接続された給電線に制御用電力を供給する給電制御を実行し、報知装置に充電に関する情報を所定時間報知させる状態報知制御を実行するように構成すればよい。この場合には、第一給電制御が不要となり、PIHV−ECU10は、状態報知制御を所定時間継続した後に報知装置による報知処理を停止させるように制御すればよい。
このように構成することで、電源スイッチの操作に応じて複数の給電リレーを制御する必要がなくなり、複雑な制御が簡素化され、部品コストも低減させることができる。
図1及び図4を参照して、第二のマイクロコンピュータ10bにより実行される走行制御(図7のステップSB5の処理)の一例を説明する。
PIHV−ECU10は、運転者により操作されるアクセルペダルの踏込み量等に基づいて算出した運転者の要求出力と、高圧バッテリ150の充電状態に基づいて算出した充電要求値とから車両に必要とされる全出力を算出し、エンジン動力が必要な場合にENG−ECU11にエンジン制御指令を出力し、モータ動力が必要な場合にMG−ECU12にモータ制御指令を出力する。
PIHV−ECU10により所定インタバルで高圧バッテリ150の電流、電圧、温度が監視され、それらの値を変数とする所定の演算式に基づいて、高圧バッテリ150の充電状態SOC(State of Charge)が算出され、PIHV−ECU10に備えたRAMに記憶される。
ENG−ECU11は、PIHV−ECU10からのエンジン制御指令に基づいて、目標回転数と目標トルクを満たすようにエンジン100を駆動制御する。エンジンの動力の一部が車両の走行に用いられ、一部が第1MG11による発電動力に用いられる。
高圧バッテリ150からの給電経路には、システムメインリレー(以下、「SMR」と記す。)151を介して高圧負荷である昇降圧コンバータ200が設けられ、昇降圧コンバータ200に並列に接続された第1インバータ210、第2インバータ220を介して第1MG110及び第2MG120のU相,V相,W相の各コイルが接続されている。
MG−ECU12は、PIHV−ECU10からのモータ制御指令に基づいて、動力分割機構130を介して駆動される第1MG110からの発電電力を、第1インバータ210を介して取り出して、第2インバータ220を介して第2MGに供給し、或いは、第1インバータ210を介して取り出した電力を昇降圧コンバータ200を介して所定の充電電圧に降圧して高圧バッテリ150を充電する。
また、モータ単独走行時には、MG−ECU12は、PIHV−ECU10からのモータ制御指令に基づいて、高圧バッテリ150の出力電圧を昇降圧コンバータ200により昇圧するとともに第2インバータ220を制御して、第2MG120を所定のトルクで駆動する。
車両のシステムが停止状態のときに、車両に備えた充電用のインレット270に外部の電源と車両を繋ぐ充電ケーブル300のコネクタ330が装着されると、PIHV−ECU10は、そのときの高圧バッテリ150の充電状態SOCに基づいて必要な充電量を算出し、高圧バッテリ150を充電制御する充電器40に充電指令を出力する。
充電器40には、第二給電線6bから制御用電力が供給されるマイクロコンピュータと、外部電源から供給される交流電力を直流電力に変換するAC/DC変換器を備え、AC/DC変換器により変換された直流電力を高圧バッテリ150に供給して充電する。
AC/DC変換器は、車両の外部電源から充電ケーブル300を介して供給される交流電力を直流電力に変換するインバータと、直流電圧を所定の充電電圧に昇圧するDC/DCコンバータとを備え、充電ケーブル300を介して給電される交流電力がインバータに供給され、DC/DCコンバータで直流電力に変換された後に高圧バッテリ150に充電されるように構成されている。
高圧バッテリとして用いられるニッケル水素二次電池やリチウムイオン二次電池の充電状態SOCが所定の上限値及び下限値の範囲に維持されるように、PIHV−ECU10により管理される。
高圧バッテリ150のSOCが所定範囲内にあるとき、PIHV−ECU10は、高圧バッテリ150に蓄えられた電力または第1MG110により発電された電力の少なくとも一方を用いて第2MG120を駆動し、エンジン100の動力をアシストする。第2MG120の駆動力は減速機構140を介して車軸160に伝達される。
PIHV−ECU10は、高圧バッテリ150のSOCが予め定められた値よりも低いと判断すると、ENG−ECU11を介してエンジン100を始動し、動力分割機構130を介して駆動される第1MG110の発電電力を高圧バッテリ150に充電する。
一方、高圧バッテリ150のSOCが予め定められた値よりも高いと判断すると、PIHV−ECU10は、ENG−ECU11を介してエンジン100を停止し、MG−ECU12を介して高圧バッテリ150に蓄えられた電力を用いて第2MG120を駆動する。
PIHV−ECU10は、車両の制動時に、減速機構140を介して車軸160により駆動される第2MG120を発電機として制御し、第2MG120により発電された電力を供給するようにMG−ECU12に制御指令を発し、当該電力を高圧バッテリ150に充電する。即ち、第2MG120は、制動エネルギーを電力に変換する回生ブレーキとして用いられる。
即ち、PIHV−ECU10は、車両の要求トルクと高圧バッテリ150のSOC等に基づいて、エンジン100、第1MG110及び第2MG120を制御するように構成されている。
本発明は、モータで車輪を駆動し、エンジンはモータへの電力供給のための発電機を駆動するために用いられるシリーズハイブリッドシステムを採用したプラグインハイブリッド自動車や、エンジンとモータの双方で車輪を直接駆動するパラレルハイブリッドシステムを採用したプラグインハイブリッド自動車にも適用可能である。
以上説明した実施形態は、本発明の一例に過ぎず、本発明の作用効果を奏する範囲において各ブロックの具体的構成等を適宜変更設計できることは言うまでもない。
1:プラグイン充電車両
6b:第一給電線
6a:第二給電線
10:システム制御部(PIHV−ECU)
10a:第一のマイクロコンピュータ
10b:第二のマイクロコンピュータ
13:報知装置、通信装置(ナビECU)
14:報知装置(メータECU)
20:低圧バッテリ
150:高圧バッテリ
300:充電ケーブル

Claims (8)

  1. 車両外部の電源と車両を繋ぐ充電ケーブルを介して車両に搭載されたバッテリを充電するプラグイン充電車両の制御装置であって、
    制御情報を記憶する記憶部と、
    車両の状態を報知する報知装置を含む第一の制御部が接続された第一給電線に制御用電力を供給する第一給電制御と、前記バッテリを充電する第二の制御部が接続された第二給電線に制御用電力を供給する第二給電制御の何れかを選択的に実行するように構成され、前記第二給電制御を実行する場合に、さらに前記第一給電制御を所定時間実行して前記報知装置に充電に関する情報を報知させる状態報知制御を実行するシステム制御部と、
    を備えているプラグイン充電車両の制御装置。
  2. 前記システム制御部は、前記第二給電制御の実行中に異常を検知したときに、前記状態報知制御を所定時間実行する請求項1記載のプラグイン充電車両の制御装置。
  3. 異常が検知されたときに前記状態報知制御を実行する所定時間が、異常が検知されないときに前記状態報知制御を実行する所定時間よりも長い時間に設定されている請求項1または2記載のプラグイン充電車両の制御装置。
  4. 前記状態報知制御は、少なくとも前記第二給電制御の開始時に実行される請求項1から3の何れかに記載のプラグイン充電車両の制御装置。
  5. 前記システム制御部は、前記状態報知制御の実行中に所定のスイッチ入力を検知すると前記状態報知制御を終了する請求項1から4の何れかに記載のプラグイン充電車両の制御装置。
  6. 前記システム制御部は、前記状態報知制御の実行時に、前記第一給電制御により給電される通信機器を介して所定の外部機器に充電に関する情報を送信する請求項1から5の何れかに記載のプラグイン充電車両の制御装置。
  7. 車両外部の電源と車両を繋ぐ充電ケーブルを介して車両に搭載されたバッテリを充電するプラグイン充電車両の制御装置であって、
    制御情報を記憶する記憶部と、
    充電ケーブルが車両へ接続されると、前記バッテリを充電する制御部が接続された給電線に、制御用電力を供給する給電制御を実行するように構成され、前記給電制御を実行する場合に、報知装置に、充電に関する情報を所定時間報知させる状態報知制御を実行するシステム制御部と、
    を備えているプラグイン充電車両の制御装置。
  8. 車両外部の電源と車両を繋ぐ充電ケーブルを介して車両に搭載されたバッテリを充電するプラグイン充電車両の制御方法であって、
    車両の状態を報知する報知装置を含む第一の制御部が接続された第一給電線に制御用電力を供給する第一給電制御と、前記バッテリを充電する第二の制御部が接続された第二給電線に制御用電力を供給する第二給電制御との何れかを選択的に実行し、前記第二給電制御を実行する場合に、さらに前記第一給電制御を所定時間実行して前記報知装置に充電に関する情報を報知させる状態報知制御を実行するプラグイン充電車両の制御方法。
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