JP2011071567A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】高い機械的強度を有し、信頼性が高い電子機器を提供する。
【解決手段】筐体と、前記筐体の内側に設けられ、少なくとも1つの電子部品が載置された回路基板と、前記筐体の内側に形成された空間に設けられた補強部材と、を備え、前記補強部材は、ハニカム構造を有することを特徴とする電子機器が提供される。
【選択図】図1
【解決手段】筐体と、前記筐体の内側に設けられ、少なくとも1つの電子部品が載置された回路基板と、前記筐体の内側に形成された空間に設けられた補強部材と、を備え、前記補強部材は、ハニカム構造を有することを特徴とする電子機器が提供される。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子機器に関する。
携帯電話機、携帯情報端末等の電子機器への依存度は、益々増加する傾向にある。これにともない、これらの電子機器については、その小型化、薄型化の要求が増加している。さらに、これらの電子機器については、カバンや衣服のポケットに収納する都合上、曲げや捻りに対し高い強度が要求されている。
このような状況のなか、例えば、携帯電話機では、筐体の機械的強度を保つために樹脂筐体にフィラーを混入する方法や(例えば、特許文献1参照)、樹脂筐体に板金をインサート成形する方法がある(例えば、特許文献2参照)。
このような状況のなか、例えば、携帯電話機では、筐体の機械的強度を保つために樹脂筐体にフィラーを混入する方法や(例えば、特許文献1参照)、樹脂筐体に板金をインサート成形する方法がある(例えば、特許文献2参照)。
しかし、フィラーを混入させた樹脂筐体は、樹脂筐体そのものに比べ値段が高い。また、板金を樹脂筐体にインサート成形する方法では、成形後の樹脂筐体の反りを抑制するために、複雑な成形技術が要求される。このため、樹脂筐体の低コスト化には限界が生じてしまう。
また、板金の比重は樹脂に比べ高い。このため、板金をインサート成形した樹脂筐体の軽量化は困難である。
さらに、電波を送受信するアンテナモジュール付近には、電波障害の観点から板金を配置することができない。このため、上述した電子機器については、アンテナモジュール付近の機械的強度が向上しないという不具合があった。
また、板金の比重は樹脂に比べ高い。このため、板金をインサート成形した樹脂筐体の軽量化は困難である。
さらに、電波を送受信するアンテナモジュール付近には、電波障害の観点から板金を配置することができない。このため、上述した電子機器については、アンテナモジュール付近の機械的強度が向上しないという不具合があった。
本発明の目的は、上記の課題を解決することにある。
本発明の一態様によれば、筐体と、前記筐体の内側に設けられ、少なくとも1つの電子部品が載置された回路基板と、前記筐体の内側に形成された空間に設けられた補強部材と、を備え、前記補強部材は、ハニカム構造を有することを特徴とする電子機器が提供される。
本発明によれば、高い機械的強度を有し、さらに信頼性が高い電子機器が実現する。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態にかかる電子機器を表す模式図であり、図1(a)は、電子機器の斜視模式図であり、図1(b)は、電子機器の各構成を説明する模式図である。図1(b)には、電子機器の組み立て前の状態が示されている。
図1に示す電子機器1は、成形体10と、成形体10に対向する成形体20と、成形体10と成形体20との間に設けられた、回路基板30と、ハニカム構造を有する補強部材40と、を備える。成形体10、20は、電子機器1の筐体である。
電子機器1としては、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)などがある。図1においては、樹脂などから成る成形体10および成形体20が嵌め合わされて筐体を構成する。電子機器1においては、その表面の上側に表示パネル部1aが設けられ、下側にキーボード部などを含む操作部1bが設けられる。そのため、成形体20には、液晶表示装置などの表示パネル、操作部を組み込むために、それらの形状に対応した孔部が設けられている。なお、表示パネル部1aがいわゆるタッチ式パネルであり、使用者が表示パネル部1aから情報を入力できる場合には、操作部1bは略される場合もある。
また、操作部1bが配置された領域において、成形体10と成形体20との間には、電子回路が形成された回路基板30、充電式電池などが配置される。
電子機器1としては、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)などがある。図1においては、樹脂などから成る成形体10および成形体20が嵌め合わされて筐体を構成する。電子機器1においては、その表面の上側に表示パネル部1aが設けられ、下側にキーボード部などを含む操作部1bが設けられる。そのため、成形体20には、液晶表示装置などの表示パネル、操作部を組み込むために、それらの形状に対応した孔部が設けられている。なお、表示パネル部1aがいわゆるタッチ式パネルであり、使用者が表示パネル部1aから情報を入力できる場合には、操作部1bは略される場合もある。
また、操作部1bが配置された領域において、成形体10と成形体20との間には、電子回路が形成された回路基板30、充電式電池などが配置される。
回路基板30には、給電部を含む高周波回路、制御回路、電源回路などが形成されている(図示しない)。回路基板30は、成形体10の内側に設けられた基板支持領域10r上に載置される。回路基板30には、これらの回路を構成するための配線パターンや電子部品30ca、30cbが設けられている。電子部品30ca、30cbは、例えば、制御用IC、メモリ等の半導体チップが該当する。また、回路基板30と表示パネルとの間、回路基板30とキーボードとの間などにも、これらの間を接続するための配線層が設けられている(図示しない)。
また、電子機器1のアンテナモジュール領域1cには、アンテナパターン(内蔵アンテナ)などの導電パターンが設けられている。導電パターンは、導電パターンの保護膜、絶縁膜などを含む。アンテナモジュール領域1cでは、外部通信を図るために、電波が送受信される。
なお、図1では、アンテナモジュール領域1cが電子機器1の先端部分に配置されている形態が例示されているが、アンテナモジュール領域1cが設けられる部分は、この領域に限られるものではない。必要に応じて、表示パネル部1aの周辺、もしくは操作部1bの周辺に設けてもよい。また、図1では、平面状の電子機器1を示しているが、電子機器1は、2枚の平面を折りたたむことができる折りたたみ式構造でもよく、スライド式構造であってもよい。
なお、図1では、アンテナモジュール領域1cが電子機器1の先端部分に配置されている形態が例示されているが、アンテナモジュール領域1cが設けられる部分は、この領域に限られるものではない。必要に応じて、表示パネル部1aの周辺、もしくは操作部1bの周辺に設けてもよい。また、図1では、平面状の電子機器1を示しているが、電子機器1は、2枚の平面を折りたたむことができる折りたたみ式構造でもよく、スライド式構造であってもよい。
成形体10、20の材質は、例えば、ポリカーボネート樹脂、アクリロニトリルとブタジエンとスチレンとの共重合合成樹脂(ABS樹脂)、アクリル樹脂、あるいはこれらの複合樹脂などである。成形体10、20の内部には、必要に応じて、シリカなどの無機フィラーを含ませてもよい。
回路基板30の材質は、例えば、ガラスエポキシ樹脂、シリコンなどである。
回路基板30の材質は、例えば、ガラスエポキシ樹脂、シリコンなどである。
さらに、電子機器1においては、成形体10と成形体20との間に、ハニカム構造を有する補強部材40を備える。補強部材40には、例えば、表示パネル部1a、操作部1bを受容するための凹部40a、40bが設けられている。これらの凹部40a、40bの深さは、表示パネル部1a、操作部1bが電子機器1内に堀下がる程度に応じて適宜調整される。必要に応じて、凹部40a、40bを貫通させてもよい(図示しない)。さらに、補強部材40の先端には、例えば、凹部40cが設けられている。凹部40c内には、アンテナモジュール領域1cが収まる。これにより、アンテナ周辺には、補強部材40が配置される。
補強部材40を、図1の一部を拡大した図2、図3を用いて説明する。
図2は、電子機器を表す模式図である。ここで、図2(a)には、補強部材40を取り除いた状態の電子機器が示され、図2(b)には、電子機器1の斜視模式図が示されている。また、図3には、図2(b)のX−Y断面が示されている。
図2(a)に示すように、回路基板30の所定の箇所には、電子部品30ca、30cbが設けられている。電子機器1においては、電子部品30ca、30cbに成形体20の内面を接触させない都合上、回路基板30と成形体20との間、あるいは電子部品30ca、30cbと成形体20との間には、必然的に空間1spが形成する。このような空間1spは、回路基板30と成形体20との間のほか、表示パネル部1aの周辺、アンテナモジュール領域1cの周辺にも形成される。
図2は、電子機器を表す模式図である。ここで、図2(a)には、補強部材40を取り除いた状態の電子機器が示され、図2(b)には、電子機器1の斜視模式図が示されている。また、図3には、図2(b)のX−Y断面が示されている。
図2(a)に示すように、回路基板30の所定の箇所には、電子部品30ca、30cbが設けられている。電子機器1においては、電子部品30ca、30cbに成形体20の内面を接触させない都合上、回路基板30と成形体20との間、あるいは電子部品30ca、30cbと成形体20との間には、必然的に空間1spが形成する。このような空間1spは、回路基板30と成形体20との間のほか、表示パネル部1aの周辺、アンテナモジュール領域1cの周辺にも形成される。
本実施の形態の係る電子機器1では、図2(b)並びに図3(a)に示すように、電子機器1内に形成する空間1spに補強部材40が配置される。
補強部材40は、回路基板30の主面に対し、略垂直に補強部材40をみた場合、ハニカム構造を有する。補強部材40は、板状部材40pと空間40spとを含み、板状部材40pが六角柱の一面をなす。
また、補強部材40には、切削加工などが施されて、矢印Aの方向に段差が設けられている。また、補強部材40は、打ち抜き加工などにより矢印Aの方向に貫通孔を設けることもできる。
補強部材40は、回路基板30の主面に対し、略垂直に補強部材40をみた場合、ハニカム構造を有する。補強部材40は、板状部材40pと空間40spとを含み、板状部材40pが六角柱の一面をなす。
また、補強部材40には、切削加工などが施されて、矢印Aの方向に段差が設けられている。また、補強部材40は、打ち抜き加工などにより矢印Aの方向に貫通孔を設けることもできる。
例えば、電子部品30ca、30cb上の補強部材40の厚みは、電子部品30ca、30cbが配置されていない回路基板30上の補強部材40の厚みに比べて薄い。このような段差を補強部材40に設けることにより、回路基板30と成形体20との間、電子部品30ca、30cbと成形体20との間に補強部材40を隙間なく配置することができる。また、補強部材40の段差によって、回路基板30の位置決めをすることもできる。
このように、補強部材40の段差、貫通孔は、表示パネル部1a、操作部1bが電子機器1内に堀下がる程度、表示パネル部1a、操作部1bの面積、アンテナモジュール領域1cの厚み、アンテナモジュール領域1cの容量等に加え、回路基板30の凹凸形状、電子部品30ca、30cbの実装高さ等を考慮して適宜形成される。
そして、補強部材40を電子機器1の内部に配置することにより、電子機器1全体が曲げられたり、電子機器1全体が捻られたりしても、電子機器1は、高い機械的強度を保持する。この場合、電子機器1全体が曲げられたり、電子機器1全体が捻られたりしても、補強部材40は、成形体10、20の内壁、回路基板30の主面、電子部品30ca、30cbに当接している。
従って、補強部材40の板状部材40pのうち、その端面40ptによる抗力が働き、電子機器1は曲げ、捻りに対し高い機械的強度を保持する。また、電子機器1を押し潰す力(矢印Aの方向の圧縮力)が働いても、板状部材40pの端面40ptによる抗力が働き、圧縮力に対し高い抗力を有する。
また、補強部材40は、ハニカム構造を有するので周期的に空間40spが設けられている。その結果、補強部材40自体の軽量化を図ることができる。
また、補強部材40は、ハニカム構造を有するので周期的に空間40spが設けられている。その結果、補強部材40自体の軽量化を図ることができる。
補強部材40の材質は、例えば、セルロース繊維、アラミド繊維などを含む紙、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、アクリル樹脂、あるいはこれらの複合樹脂、これらの紙およびこれらの樹脂の複合材などである。特に、補強部材40の材質が紙、樹脂であれば、補強部材40の塑性変形が生じ難い。
従前では、アンテナモジュール領域1c付近に板金を配置できず、このモジュール領域の周辺の機械的強度を向上させることができなかった。しかしながら、本実施の形態では、例えば、材質が紙、樹脂で構成されている補強部材40を電子機器1内に配置する。これにより、アンテナモジュール領域1c周辺の機械的強度が増加する。この場合、補強部材40の材質は、紙、樹脂なので、アンテナから放出される電波に対し補強部材40は悪影響を与えない。
なお、本実施の形態は、図3(a)に示すように、補強部材40を回路基板30の主面の上側に設ける構造に限らず、図3(b)に示すように、回路基板30を回路基板30の主面の下側に設ける構造を含む。
図3(b)に示す構造であれば、回路基板30は、補強部材40を介して成型品10上に配置される。このような構造であれば、電子部品30ca、30cbを有する回路基板30は、電子機器1の曲げ、捻りに対し、成型品10からの影響をより受け難くなる。その結果、電子機器1はより高い耐久性を維持する。
次に、電子機器1の変形例について説明する。以下の説明では、電子機器1と同じ部材には同じ符号を付し、その詳細な説明については適宜省略する。
図4は、電子機器の変形例を表す模式図である。図4には、電子機器の各構成が示されいる。
電子部品30ca、30cbが作動すると、回路基板30から電磁波が放出される場合がある。このような電磁波がアンテナから放出される電波に重畳すると、通話品質の低下をもたらす場合がある。
本実施の形態では、電子機器2内に、部分的に材質が異なる補強部材41を配置し、回路基板30のEMI(Electro Magnetic Interference)対策が施されている。
電子部品30ca、30cbが作動すると、回路基板30から電磁波が放出される場合がある。このような電磁波がアンテナから放出される電波に重畳すると、通話品質の低下をもたらす場合がある。
本実施の形態では、電子機器2内に、部分的に材質が異なる補強部材41を配置し、回路基板30のEMI(Electro Magnetic Interference)対策が施されている。
例えば、電子機器2に係る補強部材41は、アンテナモジュール領域1cの周辺の材質が上述した紙もしくは樹脂、または紙および樹脂の複合材で構成された補強部材412と、これ以外の部分の材質が金属で構成された補強部材411とを含む。
ここで、金属とは、アルミニウム(Al)、ステンレス鋼などである。金属表面には、アルミニウム(Al)、ステンレス鋼などの酸化膜(絶縁層)が設けてもよい。このような絶縁層の形成により、回路基板30上に補強部材41を載置しても、回路基板30の配線層同士が短絡することはない。
このように、回路基板30上の補強部材41の材質は、金属となり、回路基板30から放出される電磁波が補強部材41により遮蔽される。その結果、回路基板30から放出される電磁波は、アンテナから放出される電波に重畳し難くなり、ノイズの少ない電波がアンテナから効率よく放射される。
特に、補強部材41が図3(b)に示す形態である場合、回路基板30の上面および下面の双方の主面が金属製の補強部材41で被覆されるので、回路基板30から放出される電磁波はより効率よく遮蔽される。
特に、補強部材41が図3(b)に示す形態である場合、回路基板30の上面および下面の双方の主面が金属製の補強部材41で被覆されるので、回路基板30から放出される電磁波はより効率よく遮蔽される。
なお、回路基板30から放出される電磁波を効率よく遮蔽するために、補強部材41の空間40spの径は、回路基板30から放出される電磁波の波長以下に構成されていることが好ましい。
また、補強部材411の材質が金属であれば、電子部品30ca、30cbおよび回路基板30などから発した熱が効率よく補強部材411を介し成型体20から放出される。
このように、電子機器2は、電子機器1と同様の効果を有するほか、高い通話品質、高い放熱効果を有する。
また、補強部材411の材質が金属であれば、電子部品30ca、30cbおよび回路基板30などから発した熱が効率よく補強部材411を介し成型体20から放出される。
このように、電子機器2は、電子機器1と同様の効果を有するほか、高い通話品質、高い放熱効果を有する。
また、図5は、電子機器の別の変形例を表す模式図である。
例えば、図5(a)に示す電子機器3では、補強部材40の空間40spに、シリコンゲル、エラストマ、プラストマ等の樹脂50を配置している。これにより、補強部材40の機械的強度は、さらに増加する。
例えば、図5(a)に示す電子機器3では、補強部材40の空間40spに、シリコンゲル、エラストマ、プラストマ等の樹脂50を配置している。これにより、補強部材40の機械的強度は、さらに増加する。
また、補強部材については、一体である必要はない。例えば、実際の電子機器では、成形体10と成形体20との間に、しきい板や止めピンを設ける必要もある。このような場合、一体の補強部材40を成形体10と成形体20との間に配置することは難しい。
このような場合、例えば、図5(b)に示す電子機器4では、分割された補強部材40が成形体10と成形体20とが嵌合して形成する空間1sp内に配置される。分離した補強部材40の間には、しきい板や止めピンが配置される。このような形態であれば、補強部材40の配置の自由度がより向上する。
なお、成形体10と成形体20とが嵌合したときの厚みは、一例として、3mm以上、15mm以下である。補強部材40の最大厚みは、例えば、1mm以上、10mm以下である。但し、この数値に限定されるものではない。
また、本実施の形態のハニカム構造は、空間40spの形状が六角形であるハニカムに限らない。例えば、回路基板30の主面に対し、略垂直に補強部材40をみた場合、空間40spが六角形以外の多角形(三角形、四角形など)もしくは円、楕円もハニカム構造と呼ぶ。
また、本実施の形態のハニカム構造は、空間40spの形状が六角形であるハニカムに限らない。例えば、回路基板30の主面に対し、略垂直に補強部材40をみた場合、空間40spが六角形以外の多角形(三角形、四角形など)もしくは円、楕円もハニカム構造と呼ぶ。
このように本実施の形態に係る電子機器は、ハニカム構造などを有する補強部材40を備える。これにより、電子機器1の軽量化がなされ、電子機器は、高い機械的強度を有する。また、成形体10、20には板金を封入する必要がない。さらに、フィラーを混入せずとも、成形体10、20は、高い機械的強度を維持する。これにより、成形体10、20は、低コストで製造できる。さらに、電波を送受信するアンテナモジュール付近にも、補強部材が配置され、アンテナから放出される電波に対し悪影響を与えずに、アンテナモジュール付近の機械的強度が向上する。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
例えば、補強部材40の材質、セルサイズ、段差形状、貫通孔形状などを適宜調整することで、適用する製品の仕様に合わせることできる。また、電子機器1としては、携帯電話機、PDAに限られるものではなく、ノート型パーソナルコンピュータ、電子辞書、移動型パーソナルコンピューター、電子式卓上計算機、メモリスティックなどであってもよい。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて複合させることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
1、2、3、4 電子機器
1a 表示パネル部
1b 操作部
1c アンテナモジュール領域
1sp 空間
10、20 成形体
10r 基板支持領域
30 回路基板
30ca、30cb 電子部品
40、41、411、412 補強部材
40a、40b、40c 凹部
40p 板状部材
40pt 端面
40sp 空間
50 樹脂
A 矢印
1a 表示パネル部
1b 操作部
1c アンテナモジュール領域
1sp 空間
10、20 成形体
10r 基板支持領域
30 回路基板
30ca、30cb 電子部品
40、41、411、412 補強部材
40a、40b、40c 凹部
40p 板状部材
40pt 端面
40sp 空間
50 樹脂
A 矢印
Claims (5)
- 筐体と、
前記筐体の内側に設けられ、少なくとも1つの電子部品が載置された回路基板と、
前記筐体の内側に形成された空間に設けられた補強部材と、
を備え、
前記補強部材は、ハニカム構造を有することを特徴とする電子機器。 - 前記補給部材の少なくとも一部は、前記回路基板の主面上に設けられ、
前記回路基板の前記主面上に設けられた前記補強部材の材質は、金属であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 前記筐体の内側に設けられ、電波を送受信するアンテナをさらに備え、
前記アンテナ周辺に配置された前記補強部材の材質は、紙もしくは樹脂であることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。 - 前記補強部材は、前記筐体の内側において分割されて配置されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の電子機器。
- 前記補強部材の厚みは、前記電子部品が配置されている前記回路基板の領域と、前記電子部品が配置されていない前記回路基板の領域と、で異なることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の電子機器。
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