JP2011070940A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 長手方向両端部の明るさを向上できる照明器具を提供する。
【解決手段】 照明器具1は、器具本体2と、反射部材9と、光源部13と、光源部カバー21を具備する。器具本体2の長手方向両端部2bに支持部6を夫々設ける。これら支持部6にわたって反射部材9を器具本体2の下側に支持する。反射部材9はその幅方向両側に張り出した反射部9aを有している。光源部13を反射部材9に取付けて支持部6間に配置する。光源部カバー21を、光源部13を下方から覆って反射部材9に支持する。光源部カバー21は、拡散透過性であるとともに、反射部9aに対して下方に突出される光拡散部22を備える。この光拡散部22が反射部材9の長手方向の端部2bに対する光漏れ用の漏光端部22aを有していて、この漏光端部22aから漏れる光によって照明器具1の長手方向の端部2bを照らすようにしたことを特徴としている。
【選択図】図6

Description

本発明は例えば建物や列車の天井等に設置して使用される照明器具に関する。
天井に固定される本体ケースが底面視において長尺な四角形状であり、このケースの短手方向中央部の長手方向両端部に下方へ突出するソケットを夫々固定し、これら一対のソケット間に直管型の蛍光ランプを取付けるとともに、本体ケースの長手方向にスライド可能なソケットカバーを、ソケットを被覆する位置とソケットを露出する位置とにわたって移動可能に本体ケースに取付けた蛍光灯ユニットが、従来技術として知られている。
特開2006−49042号公報(段落0014−0025、図1)
従来技術に係る蛍光灯ユニットでは、本体ケースの中央部の短手方向両端に形成された本体ケースの傘部で、蛍光ランプから斜め上側に向けて出射された光を下方へ反射させることができる。
しかし、蛍光灯ユニットの長手方向両端に、ランプソケットとこれを覆ったソケットカバーとが配設されている。そのため、蛍光灯ユニットの長手方向両端部は、蛍光ランプ及びこのランプの光で照らされる傘部より暗くなる。
こうしたことから、例えば、複数の蛍光灯ユニットがその長手方向に連続させてライン状に配設された場合、隣接する蛍光灯ユニットが連続する部分が、そこへの光の入射がランプソケット及びソケットカバーで遮られて暗くなる。
これとともに、ライン状に配設された複数の蛍光灯ユニットの内で端に配置された蛍光灯ユニットの長手方向の一端に連続する天井部分、或いは蛍光灯ユニットが非連続又は単独に設置される場合、これら蛍光灯ユニットの長手方向両端に連続する天井部分への光の入射がランプソケット及びソケットカバーで遮られるので、前記天井部分が暗くなる。
前記のように従来の蛍光灯ユニットは、その長手方向両端部が暗くなる、という課題がある。
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、器具本体と;この器具本体の長手方向両端部に夫々設けられた支持部にわたって前記器具本体の下側に支持されるとともに幅方向両側に張り出した反射部を有する反射部材と;この反射部材に取付けられて前記支持部間に配置された光源部と;この光源部を下方から覆って前記反射部材に支持されるとともに前記反射部に対して下方に突出される光拡散部を備え、この光拡散部が前記反射部材の長手方向の端部に対する光漏れ用の漏光端部を有した拡散透過性の光源部カバーと;を具備することを特徴としている。
この発明で、器具本体の端部に設けられた支持部は、器具本体とは別成形されたものをねじ止め等により固定することで設けてもよく、或いは、器具本体の端部の一部を下方に突出するように変形させて、その突出部分を支持部として用いることも可能である。この発明で、反射部材は、その少なくとも反射部の表面が光反射性能を有するものであればよく、反射部の表面は、光反射のための反射層を有していてもよく、或いは金属の地肌面で光を反射させるものであってもよい。
この発明で、光源部には、蛍光ランプ、又はモジュール基板に複数の発光素子を実装してなる発光装置を用いることができる。発光装置を用いる場合、それが有する発光素子には、半導体発光素子、例えばLED(発光ダイオードイ)やEL(エレクトロルミネセンス)素子等を用いることができる。発光素子がLEDの場合、SMD(表面実装型)のLEDやベアチップからなるLED等を用いることができる。こうしたLEDを有する発光装置からなる光源部を用いた場合、前記反射部材を金属製として、この反射部材に発光装置を熱伝導するように装着することで、LEDが発する熱を反射部材から放熱することが可能である。
この発明で、光源部カバーの拡散透過性は、光源部カバーを拡散透過性の材料製とすることで得ることができ、又は、透光性材料の成形体に例えばフロスト加工を施すことによって得ることができる。この発明で、光源部カバーの光拡散部は、上方に開放した凹状であっても、或いは凹状ではなく開放部を有さないソリッド構造であってもよい。この発明で、光拡散部の漏光端部とは、光拡散部が上方に開放した凹状である場合、この光拡散部の長手方向の端部を閉じて一体に設けられる端壁を指しており、光拡散部がソリッド構造である場合、この光拡散部の長手方向の端面を指している。
請求項1の発明の照明器具は、建物などの天井に設置して使用される。この照明器具が点灯された状態で、光源部から出射された光は、下方の光源部カバーの光拡散部に入射して、この光拡散部を拡散透過する。これにより、光拡散部の下方に向けて拡散光が透過するだけではなく、光拡散部の側方へ向けて拡散光が透過するとともに、光拡散部の漏光端部にも拡散光が透過する。
光拡散部の側方へ向けて透過した拡散光の一部は反射部材の反射部に入射して下方へ反射されるので、光拡散部とその両側の反射部とが共に光って下方の照明に供される。更に、漏光端部を透過した拡散光の一部が照明器具の長手方向の端部を照らすので、これらの端部が暗くならないようにその明るさを向上できる。したがって、本発明の照明器具が単独で建物の天井に設置された場合、この照明器具の長手方向の端部及びその近傍の天井部分を照らすことができる。又、本発明の照明器具が複数連続させてライン状に天井に設置された場合、隣接する照明器具の連続する部分が暗くならないように、この部分を照らすことができる。
請求項の2の発明は、請求項1の発明において、前記反射部材に対する前記光源部カバーの長手方向移動を規制するストッパが、前記反射部材の長手方向両端部に夫々取付けられていて、これらストッパの反射性能が前記反射部の反射性能と同じかそれ以上であることを特徴としている。
この請求項2の発明では、漏光端部を透過した拡散光の一部が、反射部材の長手方向両端部でその反射部により下方へ反射されることに加えて、ストッパでも下方へ反射される。そのため、照明器具の長手方向の端部がより明るくなり、照明器具の長手方向の端部で下方へ反射される光量を増やすことができる。
請求項1の発明の照明器具によれば、光源を覆う拡散透光性カバーの長手方向の端から器具本体の長手方向に漏れる光によって、照明器具の長手方向両端部の明るさを向上できる、という効果がある。
請求項2の発明の照明器具によれば、請求項1の発明において、更に、照明器具の長手方向の端部の明るさをより向上できる、という効果がある。
(A)は本発明の一実施の形態に係る照明器具を示す平面図である。(B)は同照明器具を一部切欠いて示す側面図である。 図1の照明器具を一部切欠いて示す下面図である。 図1(B)中F3−F3線から見るとともに一部を切欠いて示す図1の照明器具の端面図である。 図1(B)中F4−F4線に沿って示す照明器具の断面図である。 図1の照明器具の長手方向の一端部を示す断面図である。 図1の照明器具を分解して示す斜視図である。
以下、図1〜図6を参照して本発明の一実施の形態について、詳細に説明する。
図1〜図6中符号1は照明器具例えば光源に複数のLEDを用いたLED照明器具を示している。この照明器具1は、器具本体2と、電源部4と、複数例えば一対の支持部6と、光源モジュール8と、光源部カバー21と、一対のストッパ25と、カバー部材27を具備している。光源モジュール8は、反射部材9と、光源部13とからなる。
器具本体2は、金属板製であって、帯状の平板の両側部を図4に示すように夫々下方に折り曲げてなり、図1(A)に示すように平面視長四角形状に形成されている。この器具本体2の両側部間の平板部に固定部2aが複数設けられている。固定部2aは、例えばねじ通孔からなり、これら固定を下方から上向きに挿通する図示しないねじによって、器具本体2は建物や列車の天井材A(図3及び図4参照)に固定されるようになっている。
図1(A)(B)、図3、及び図4に示すように電源部4は、電源部ホルダ4aと、点灯装置4bと、端子台4c,4dを有している。
電源部ホルダ4aは、金属製であって、器具本体2の長手方向中央部に上方に突出して取付けられている。点灯装置4bは、後述する光源部13のLED15を発光させるとともに調光制御を担うものであって、電源部ホルダ4aの天面部下面に取付けられている。端子台4cは、電源用であって、電源部ホルダ4aの一方の起立壁に取付けられている。端子台4dは、調光信号用であって、電源部ホルダ4aの他方の起立壁に取付けられている。この電源部4は天井材Aに設けた天井孔B(図4参照)に通されるようになっている。
一対の支持部6は、器具本体2とは別に成形されていて、器具本体2の長手方向の端部2bに夫々下方に突出して固定されている。これら支持部6は、金属製であり、図4及び図6に示すように水平な受け板部6aを有し、この受け板部6aの略中央部にねじ孔6bを有している。
光源モジュール8の反射部材9は、放熱部材を兼ねるために金属製、好ましくは熱伝導性及び光反射性に優れるアルミニウム合金の押し出し型材からなる。反射部材9の全長は器具本体2の全長と略同じである。図4及び図6に示すように反射部材9は、ベース部9aと、一対の側壁部9bと、一対の反射部9cとを有している。
ベース部9aは、水平な板部であり、その長手方向の端部9dにねじ通孔10(図5及び図6参照)を夫々有している。一対の側壁部9bはベース部9aの側縁から下方に略直角に折れ曲がるように一体に連続されていて、ベース部9aの幅方向に相対向している。ここに幅方向とはベース部9aの長手方向に直交する短手方向(図4では左右方向)を指している。これらベース部9aと一対の側壁部9bとにより、下方及び長手方向の両端が夫々開放した溝が形成されている。一対の反射部9cは、側壁部9bの下端から直角に折れ曲がるように一体に連続されていて、互に遠ざかるように側方に張り出している。これら反射部9cは略水平であり、その下面に意匠性向上のために複数の筋が長手方向に連続して設けられている。
図4及び図6に示すように側壁部9bと反射部9cとが連続した角部の夫々に、前記溝に向けて開放するカバー取付け溝11が形成されている。このカバー取付け溝11の長手方向両端は夫々開放されている。
光源モジュール8の光源部13は、図2に示すように複数の発光モジュール13aを一列に真っ直ぐ並べて形成されている。各発光モジュール13aは、例えばCOB(chip on board)型のものであって、所定の配線パターン(図示しない)が設けられたモジュール基板14と、このモジュール基板14に実装された複数の発光素子例えばベアチップからなるLED15と、図示しない蛍光体層を有して形成されている。
モジュール基板14には金属ベース基板を好適に用いることができる。各LED15は前記配線パターンなどを介して電気的に直列に接続されている。なお、隣接した発光モジュール13aが有するLED同士は、図示しない電気コネクタを介して電気的に直列に接続されている。各LED15には青色LEDが用いられている。蛍光体層は、蛍光体が混ぜられた透光性樹脂からなり、各LED15及び配線パターンを覆ってこれらを封止して設けられている。蛍光体には、白色の照明光を得るために青色とは補色の関係にある黄色の蛍光体が用いられている。
光源部13は、そのモジュール基板14を前記ベース部9aの下面に熱伝導可能に密接させてベース部9aにねじ止め等により固定されている。以上の構成の光源モジュール8は、その反射部材9のベース部9aの長手方向の端部9dの上面を、支持部6の受け板部6aに下側から接触させて、取付けねじ16をねじ通孔10に通してねじ孔6bにねじ込むことにより、器具本体2の下側に一対の支持部6に渡って支持されている。
光源部カバー21は拡散透光性を有している。そのために、例えばアクリル樹脂の成形体の表面にフロスト加工が施された光源部カバー21が使用されている。この光源部カバー21は、光拡散部22と、一対の取付け縁23を備えている。
光拡散部22は光源モジュール8全体を下方から覆うことができる大きさであるが、その全長は一対の支持部6の最短の離間寸法より多少短い。この光拡散部22の長手方向の端部は夫々漏光端部22aをなしているとともに、これら漏光端部22a間の部位はその長手方向と直交する幅方向(短手方向)の断面は半円弧状をなしている(図4参照)。そのため、光拡散部22は上方に開放されている。なお、光拡散部22の前記部位の断面形状は半円弧状に制約されず、略U字状又は略V字状等であってもよいとともに、前記部位は中実(ソリッド構造)であってもよい。
図4に示すように光拡散部22の幅W1は、モジュール基板14の幅W2、より正確には蛍光体層の幅以上に広くすることが好ましく、更に、光拡散部22の幅W1に対して図3中ニ点鎖線で示すように高さ寸法Hを2倍以上とすることが好ましい。このようにした場合、光拡散部22で拡散されてその側方(幅方向)に透過する光で、照明器具1の幅方向両側を広域に照明することが可能である。
漏光端部22aは、本実施形態では光拡散部22の長手方向の端をなす端壁で形成されている。この漏光端部22aで拡散された拡散光の一部を光拡散部22の長手方向に透過させることができる。
取付け縁23は光拡散部22の上端から夫々幅方向両側に略水平状に張り出している。これらの取付け縁23を前記一対のカバー取付け溝11に、反射部材9の端面から長手方向に挿入してスライドさせることによって、光源部カバー21が反射部材9の下端部に支持されている。こうして支持された光源部カバー21は光源部13の下方に配置されていて、光源部13を下方から覆っている。
これとともに、光源部カバー21の光拡散部22は、反射部材9の反射部9c間にあって、かつ、これら反射部9cに対して下方に突出されている。更に、図5に示すように光拡散部22の漏光端部22aは、反射部材9の長手方向の端部9dの下方で、かつ、この端部9dに対して斜め上方向から臨むように配置されている。
一対のストッパ25は、金属製であって、図6に示すように水平板部25aの両側縁から下方にL字状のストッパ部25bを折り曲げて形成されている。ストッパ25は、そのストッパ部25bの先端部をカバー取付け溝11に挿入して、反射部材9の長手方向の端部において反射部9c間にこれらにわたって設けられている。これとともに、ストッパ25は、その水平板部25aをベース部9aの長手方向の端部9d下面に接触させた状態で、前記取付けねじ16により反射部材9の長手方向の端部9dに夫々固定されている。
したがって、取付けねじ16は、ベース部9aの長手方向の端部9dと水平板部25aを共に締め付けている。それにより、ベース部9aの長手方向の端部9dが支持部6の受け板部6aとストッパ25の水平板部25aとの間に挟持されている。こうしてねじ止めされた一対のストッパ25のストッパ部25bは、前記取付け縁23に至近距離で対向している。それによって、反射部材9に対する光源部カバー21の長手方向移動が規制され、光源部カバー21が位置決めされている。
一対のストッパ25はその表面に金属めっき又は塗装により形成された光反射層(図示しない)を有している。この光反射層により、ストッパ25の反射性能は、反射部9cの反射性能と同じがそれ以上となっている。
カバー部材27は、金属製であって、長四角の枠状に形成されている。カバー部材27は、その上端に幅方向に沿って互に遠ざかる方向に張り出した上部折り曲げ部27aを有しているとともに、下端に幅方向に沿って互に近づく方向に張り出した下部折り曲げ部27bを有している。
カバー部材27は、その下部折り曲げ部27bを反射部9cの上面に載置して、器具本体2及び光源モジュール8の反射部9cを除いた部分を収容している。そのため、反射部9c及び光源部カバー21はカバー部材27の下側に配置されているとともに、カバー部材27は、照明器具1を下方から見てストッパ25及びこれを貫通した取付けねじ16を覆うことがなく、それにより、それらの視認及び取付けねじ16の締付け操作が可能となるように設けられている。
取付けねじ16の締め付けによって、カバー部材27の上部折り曲げ部27aが天井材Aの下面に密接されるとともに下部折り曲げ部27bが反射部9cの上面に密接されて、このカバー部材27が天井材Aと反射部9cとの間に挟まれるようになっている。それにより、金属製のカバー部材27が反射部材9に熱伝導可能に接触されるので、LED15が発した熱を反射部9cだけではなく、カバー部材27に伝導させて外部に放出することができる。
照明器具1を空調照明器具として実施する場合、カバー部材27に空調用スリット29が設けられる。具体例としては、図5及び図6に示すようにカバー部材27の長手方向の両端を担った端板27cの幅方向中央部に、その下縁に開放する空調用スリット29が切欠いて形成される。そのため、照明器具1の空調用スリット29を経由させて空気調節のシステムによる給排気を行わせることができる。
このような空調用スリット29をカバー部材27に設けた構成では、照明器具1を天井に取付け施工して設置することで、同時に空調用スリットも設置できる。そのため、これらの施工を別々に行う必要がなくなり、施工性を向上できる。これとともに、別々に施工を行う場合のように空調用スリットを天井に設置するための専用の備品を省略できる利点がある。なお、空調用スリット29は、複数の照明器具1を連続させて天井に設置した場合、隣接した照明器具1同士に渡る送り配線が通る通線部として利用でき、そして、この点はスリットが空調用でない場合にも同様である。
前記構成の照明器具1の組立て手順を説明する。
まず、予め、電源部4と支持部6が固定された器具本体2を天井材Aに固定する。この場合、電源部4が天井材Aの天井孔Bに挿入されることで、器具本体2は天井材Aの下面に接触されるので、固定部2aにねじを通して器具本体2を天井材Aに直付けできる。
次に、器具本体2を収めるようにカバー部材27を配置した状態を維持しつつ、予め、光源部カバー21がカバー取付け溝11に挿入して支持された光源モジュール8を器具本体2の下側に配置し、その反射部材9のベース部9aの長手方向の端部9dを夫々支持部6に接触させた上で、ベース部9aの端部9d下面にストッパ25を配置して、取付けねじ16を用いてストッパ25と光源モジュール8の端部を支持部6に固定する。
これにより照明器具1が組立てられ、器具本体2の下側に光源モジュール8が固定されると同時に、カバー部材27が反射部材9の反射部9cと天井材Aとの間に挟設される。これともに、ストッパ25のストッパ部25bが、光源部カバー21が有した取付け縁23の長手方向の端面に近接ないしは軽微に接するように設けられることにより、光源部カバー21が長手方向に移動しないように位置決めされる。
なお、以上の手順を繰り返して複数の照明器具1を直線状に連続させて天井材Aに固定した場合、図1及び図5に示すように隣接する照明器具1のカバー部材27の端板27c同士は互に接する。そのため、空調照明器具である場合には、互に接触された端板27cの空調用スリット29同士は連続する。
以上のように建物などの天井に照明器具1が設置された状態で、光源部13が点灯装置4bにより点灯されると、光源部13から出射された光が、光源部13より下側の光源部カバー21の光拡散部22に入射して、この光拡散部22を拡散透過する。これにより、光拡散部22の下方に向けて拡散光が透過して、照明器具1の下方空間の照明に供される。
それだけではなく、拡散光の一部は光拡散部22の側方へ向けて透過するとともに、拡散光の他の一部は光拡散部22の長手方向両端の漏光端部22aを透過する。
光拡散部22の側方へ向けて透過した拡散光は、光拡散部22の上端部からその両側に張り出して連続するように設けられている反射部材9の反射部9cに入射して下方へ反射される。このイメージを図3及び図4中矢印Cで示す。したがって、光拡散部22とその両側の反射部9cとが共に明るく光って下方の照明に供される。
更に、漏光端部22aを透過した拡散光は、照明器具1の長手方向両端部2bを照らすので、これらの端部2bが暗くならないようにその明るさを向上できる。このイメージを図5中矢印Dで示す。
そのため、照明器具1が単独で建物等の天井に設置された場合、この照明器具1の長手方向の端部2b及びその近傍の天井部分を明るく照らすことができる。又、照明器具1が複数連続してライン状に天井に設置された場合、隣接する照明器具1の連続する部分が暗くならないように、この部分を明るく照らして、連続された照明器具1の光る部分の連続性を得ることができる。
しかも、反射部材9の長手方向の端部9dに配設されていて光源部カバー21を動き止めストッパ25は、反射部9cの反射性能と同じかそれ以上の反射性能を有している。そのため、漏光端部22aを透過した拡散光が、反射部材9の長手方向の端部9dでその反射部9cで下方へ反射されることに加えて、これら反射部9c間に設けられているストッパ25でも下方へ反射される。これにより、照明器具1の長手方向の端部の明るさをより明るくできるとともに、照明器具1の長手方向の端部で下方へ反射される光量を増やすことができる。
また、光源モジュール8は発光素子として複数のLED15を備えているので、その発光時に高い熱を発する。この熱はモジュール基板14を経由して金属製の反射部材9のベース部9aに伝導される。更に、ベース部9aの熱は、側壁部9b及び反射部9cへと伝導されて、この反射部9cから外部に放出される。これと共に、反射部9cの熱は金属製のカバー部材27にも伝導されて、このカバー部材27から外部に放出される。したがって、こうした放熱によりLED15の温度過昇を抑制できるので、各LED15の発光性能及び寿命の低下を抑制できる。更に、以上のように反射部材9を放熱部材として兼用したので、特別に放熱部材を要することがない。
1…照明器具、2…器具本体、2a…器具本体の長手方向の端部、6…支持部、9…反射部材、9c…反射部、13…光源部、21…光源部カバー、22…光拡散部、22a…漏光端部、25…ストッパ

Claims (2)

  1. 器具本体と;
    この器具本体の長手方向両端部に夫々設けられた支持部にわたって前記器具本体の下側に支持されるとともに幅方向両側に張り出した反射部を有する反射部材と;
    この反射部材に取付けられて前記支持部間に配置された光源部と;
    この光源部を下方から覆って前記反射部材に支持されるとともに前記反射部に対して下方に突出される光拡散部を備え、この光拡散部が前記反射部材の長手方向の端部に対する光漏れ用の漏光端部を有した拡散透過性の光源部カバーと;
    を具備することを特徴とする照明器具。
  2. 前記反射部材に対する前記光源部カバーの長手方向移動を規制するストッパが、前記反射部材の長手方向両端部に夫々取付けられていて、これらストッパの反射性能が前記反射部の反射性能と同じかそれ以上であることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
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