JP2011069891A - カラーフィルター用感光性赤色組成物及びそれを用いたカラーフィルター - Google Patents

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Abstract

【課題】C.I.ピグメントレッド242を微細に、かつ安定に分散し、粘度変化の少ない、高透過率の感光性赤色組成物及びそれを用いたカラーフィルターを提供する。
【解決手段】少なくとも(A)顔料、(B)顔料誘導体、(C)分散剤、(D)バインダー樹脂、(E)光重合性モノマー、(F)光重合開始剤及び(G)溶剤を含有する感光性赤色組成物であって、(A)顔料がC.I.ピグメントレッド242とC.I.ピグメントレッド254を含有し、顔料中の(C.I.ピグメントレッド242/C.I.ピグメントレッド254)の質量比が(51/49)〜(85/15)であり、(B)顔料誘導体がC.I.ピグメントレッド242から得られるスルホン酸基を有する化合物を含有し、(C)分散剤のアミン価が1〜200mgKOH/gであり、かつ(D)バインダー樹脂が側鎖に少なくとも水酸基及びエチレン性不飽和二重結合基を有する樹脂を含有することを特徴とするカラーフィルター用感光性赤色組成物及びそれを用いたカラーフィルターである。
【選択図】なし

Description

本発明は、カラーフィルターに有用な感光性赤色組成物及びそれを用いたカラーフィルターに関する。
一般に液晶表示装置等に用いられるカラーフィルターを製造する方法としては、顔料分散法、染色法、電着法、印刷法、インクジェット法が知られている。そのなかでも顔料分散法が最も広範に採用されている。
ところで、近年、カラーフィルターに対しては、更なる高透過率、かつ高コントラストが要求されてきた。例えば、特許文献1では、粘度変化が少なく、明度が高い着色組成物を得るべく、C.I.ピグメントレッド242(以下、「PR242」という)と一つ以上の赤色顔料又は/及び黄色顔料とを同時に分散した、顔料分散法によるカラーフィルター用赤色組成物が提案されている。
また、特許文献2では、主顔料としてC.I.ピグメントレッド254(以下、「PR254」という)を、調色顔料としてPR242を含有する混合顔料を含む、顔料分散法によるカラーフィルター用赤色硬化性組成物が提案されている。
さらに、特許文献3では、顔料中、PR242を20重量%以上含む、顔料分散法によるカラーフィルター用感放射線性組成物が提案されている。
しかしながら、これらの場合、PR242の分散が困難であるという問題があった。
特開2002−309135号公報 特開2002−372618号公報 特開2006−47686号公報
本発明は、このような状況下で、PR242を微細に、かつ安定に分散し、粘度変化の少ない、高透過率で高コントラストの感光性赤色組成物及びそれを用いたカラーフィルターを提供することを課題とするものである。
本発明者は、前記課題を達成するために鋭意研究を重ねた結果、PR242とPR254とを適切な質量比で用いると共に、特定の顔料誘導体、バインダー樹脂及び分散剤を用いることにより上記課題を達成し得ることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて完成したものである。
すなわち、本発明は、
[1]少なくとも(A)顔料、(B)顔料誘導体、(C)分散剤、(D)バインダー樹脂、(E)光重合性モノマー、(F)光重合開始剤及び(G)溶剤を含有する感光性赤色組成物であって、(A)顔料がPR242とPR254を含有し、顔料中の(PR242/PR254)の質量比が(51/49)〜(85/15)であり、(B)顔料誘導体がPR242から得られるスルホン酸基を有する化合物を含有し、(C)分散剤のアミン価が1〜200mgKOH/gであり、かつ(D)バインダー樹脂が側鎖に少なくとも水酸基及びエチレン性不飽和二重結合基を有する樹脂を含有することを特徴とするカラーフィルター用感光性赤色組成物、
[2]上記[1]に記載のカラーフィルター用感光性赤色組成物を有するカラーフィルター、及び
[3]C光源及び2°視野の条件において、XYZ表色系色度図における色度座標(x,y)が以下の範囲にある上記[2]に記載のカラーフィルターである。
0.575≦x≦0.670
0.339≦y≦0.349
本発明によれば、PR242を微細に、かつ安定に分散し、粘度変化の少ない、高透過率で高コントラストの感光性赤色組成物及びそれを用いたカラーフィルターを提供することができる。
本発明のカラーフィルター用感光性赤色組成物は、少なくとも(A)顔料、(B)顔料誘導体、(C)分散剤、(D)バインダー樹脂、(E)光重合性モノマー、(F)光重合開始剤及び(G)溶剤を含有する感光性赤色組成物であって、(A)顔料がPR242とPR254を含有し、顔料中の(PR242/PR254)の質量比が(51/49)〜(85/15)であり、(B)顔料誘導体がPR242から得られるスルホン酸基を有する化合物を含有し、(C)分散剤のアミン価が1〜200mgKOH/gであり、かつ(D)バインダー樹脂が側鎖に少なくとも水酸基及びエチレン性不飽和二重結合基を有する樹脂を含有することを特徴とする。
ここで、PR242は縮合アゾ系レッド顔料であり、PR254は、DPP(ジケトピロロピロール)系レッド顔料である。
本発明のカラーフィルター用感光性赤色組成物は、上記の(A)顔料と、(B)顔料誘導体と、(C)分散剤と、(D)バインダー樹脂と、(E)光重合性モノマーと、(F)光重合性開始剤と、(G)溶剤と、所望により添加される添加剤とを混合分散して得られる。(A)顔料と上記成分の一部を混合分散して、顔料分散液を作成し、さらに、残りの成分を添加、混合分散して本発明の感光性赤色組成物を作成しても良い。
混合分散はペイントシェイカー、ビーズミル、ボールミル、ディゾルバー、ニーダー、ロールミル、高圧分散機、ホモミキサ等の混合分散機を使用して行われる。
上記(A)顔料を分散する際には、側鎖に水酸基及びエチレン性不飽和二重結合基を有するバインダー樹脂を添加することが好ましく、アミン価が1〜200mgKOH/gの分散剤を添加することが好ましい。顔料分散液の分散性が向上するからである。
また、PR242から得られるスルホン酸基を有する顔料誘導体は顔料を作成する際に添加しても良いし、顔料分散液を混合分散する際に添加しても良いし、感光性赤色組成物を混合分散する際に添加しても良い。
本発明のカラーフィルター用感光性赤色組成物に用いられる(A)顔料において、顔料中の(PR242/PR254)の質量比が(51/49)〜(85/15)の範囲内であることを要する。質量比が(51/49)より小さいと高透過率を達成できなくなり、また、質量比が(85/15)より大きいと、表示色が赤色ではなくオレンジ色となり、所望の分光特性より外れるからである。
さらに、顔料中のPR242とPR254の合計量は、90〜100質量%であることが好ましい。上記範囲内であれば、高透過率を達成できるからである。
また、本発明の感光性赤色組成物の固形成分中の顔料の量は、好ましくは5〜50質量%、特に好ましくは10〜45質量%である。5質量%以上であれば、本発明の感光性赤色組成物を用いてカラーフィルターを形成した場合に現像残渣が発生することを好適に防ぐことができると共に、現像性を好適に確保できるからである。また、50質量%以下であれば、本発明の感光性赤色組成物を用いてカラーフィルターを形成した場合に、着色層の発色が好適に十分なものとなるからである。
本発明のカラーフィルター用感光性赤色組成物は、PR242から得られるスルホン酸基を有する化合物を含有する顔料誘導体を含むことを要する。本発明のカラーフィルター用感光性赤色組成物の分散性の向上のためである。このPR242から得られるスルホン酸基を有する化合物は、例えば、次のような方法により合成される。PR242を濃硫酸、発煙硫酸、クロロスルホン酸、又はこれらの混合液などに投入してスルホン化反応を行う。得られた反応液を水で希釈し、場合により金属アルカリ水溶液またはアミン又はその水溶液で中和する。このようにして得られた懸濁液をろ過した後に水系の洗浄液で洗浄し、乾燥する。
上記の合成過程で中和を行う場合、金属アルカリ水溶液もしくはアミン水溶液を用いるが、好ましくはアミン水溶液を用いるほうが良い。中和に用いるアミン水溶液としてはアンモニア、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシドなどの水溶液を用いることができる。本発明では特にこれらに限定されずに種々のアミン水溶液を使用することができるが、アンモニアの使用がその揮発のしやすさから好ましい。
本発明において用いられる、PR242から得られるスルホン酸基を有する化合物を含有する顔料誘導体の、1分子あたりのスルホン酸基の平均導入数は、好ましくは1個〜4個、より好ましくは1.1個〜3個である。スルホン酸基の導入数が少なすぎると、顔料粒子間の静電反発力が弱くなり分散不安定化する場合がある。スルホン酸基の導入数が多すぎると、極性が高過ぎて分散不安定化する場合がある。
また、PR242から得られるスルホン酸基を有する化合物を含有する顔料誘導体は、本発明のカラーフィルター用感光性赤色組成物に含まれるPR242の質量100質量部に対して1〜15質量部、好ましくは2〜10質量部含まれることが好ましい。1質量部以上であれば感光性赤色組成物の分散安定性がより向上し、15質量部以下であれば感光性赤色組成物の色調ずれや輝度低下を好適に防止することができる。
本発明のカラーフィルター用感光性赤色組成物は、さらに、アミン価1〜200mgKOH/gの(C)分散剤を含有することを要する。本発明のカラーフィルター用感光性赤色組成物の分散性の向上のためである。アミン価が1〜200mgKOH/gの分散剤としては、高分子分散剤が好ましく、各種市販されている。例えば、Disperbyk-161(アミン価:36.6mgKOH/g、ビックケミー社製)、Disperbyk-162(アミン価:34.2mgKOH/g、ビックケミー社製)、Disperbyk-163(アミン価:22.2mgKOH/g、ビックケミー社製)、Disperbyk-164(アミン価:30mgKOH/g、ビックケミー社製)、Disperbyk-166(アミン価:66.7mgKOH/g、ビックケミー社製)、Disperbyk-167(アミン価:25mgKOH/g、ビックケミー社製)、Disperbyk-182(アミン価:25mgKOH/g、ビックケミー社製)、Disperbyk-2000(アミン価:10mgKOH/g、ビックケミー社製)、Disperbyk-2001(アミン価:63mgKOH/g、ビックケミー社製)、BYK LPN-6919(アミン価:180mgKOH/g、ビックケミー社製)、BYK LPN-21116(アミン価:72.5mgKOH/g、ビックケミー社製)等が挙げられる。
なお、アミン価は、ASTM D 2074に準拠して測定される。
本発明のカラーフィルター用感光性赤色組成物に用いられる(C)分散剤の使用量は、(A)顔料100質量部に対して、10〜160質量部であることが好ましい。10質量部以上であれば顔料の分散性を好適に確保でき、160質量部以下であれば現像性を良好にできるからである。
また、本発明においては、(D)バインダー樹脂が側鎖に水酸基及びエチレン性不飽和二重結合基を有する樹脂を含有することを要する。水酸基と顔料誘導体中のスルホン基との相互作用により、分散液及び/又は感光性赤色組成物の分散経時安定性が増し、またエチレン性不飽和二重結合により感光性赤色組成物の硬化性が向上するからである。
具体的には、カルボキシル基等の酸性官能基を有するアルカリ可溶性樹脂に、分子内にエポキシ基とエチレン性不飽和基とを併せ持つ化合物、例えばグリシジル(メタ)アクリレート、グリシジルα−エチルアクリレート、(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチル(メタ)アクリレート、クロトニルグリシジルエーテル、クロトン酸グリシジルエーテル、イソクロトン酸グリシジルエーテル等を付加させ、側鎖に水酸基とエチレン性不飽和基を導入したものを挙げることができる。カルボキシル基を有するアルカリ可溶性樹脂としては、カルボキシル基含有不飽和単量体と他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体の共重合体が好ましい。
カルボキシル基含有不飽和単量体としては、例えば、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、コハク酸モノ[2−(メタ)アクリロイロキシエチル]、フタル酸モノ[2−(メタ)アクリロイロキシエチル]、ω−カルボキシポリカプロラクトンモノ(メタ)アクリレート等が好ましく、(メタ)アクリル酸が特に好ましい。なお、カルボキシル基含有不飽和単量体は、単独もしくは数種類を組み合わせることができる。
エチレン性不飽和単量体としては、メチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、スチレン、α−メチルスチレン、ベンジル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシル(メタ)エチルアクリレート等、及び、これらのマクロモノマー類;N−メチルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N−ベンジルマレイミド、N−フェニルマレイミド、N−メチルフェニルマレイミド等のN置換マレイミド類等を挙げることができる。なお、エチレン性不飽和単量体は、単独もしくは数種類を組み合わせることができる。
側鎖に水酸基及びエチレン性不飽和二重総合基を有する樹脂の水酸基価は15mgKOH/g〜200mgKOH/gの範囲内であることが好ましく、15mgKOH/g〜150mgKOH/gの範囲内であることがより好ましく、20mgKOH/g〜100mgKOH/gの範囲内であることが特に好ましい。水酸基価が15mgKOH/g以上であれば、顔料誘導体中のスルホン基との相互作用が強くなり、分散液あるいは感光性赤色組成物の分散経時安定性が向上するからである。また200mgKOH/g以下であれば、アルカリ現像時に露光された感光性赤色組成物塗膜が溶解することなく、所望のパターンがより好適に得られる。
また、二重結合当量は300〜10000の範囲内であることが好ましく、350〜5000の範囲内であることがより好ましく、400〜3000の範囲内であることが特に好ましい。二重結合当量が300以上であれば、二重結合量が多過ぎないので、分子量の経時的な増加が起こりにくくなりゲル化しにくくなる。また10000以下であれば、二重結合量が少な過ぎないので、露光時の硬化不足が起こりにくくなり、アルカリ現像時に露光された感光性赤色組成物塗膜が溶解しにくくなるので、所望のパターンが得られやすくなり、得られたパターンの表面荒れも起こりにくくなるからである。
本発明のカラーフィルター用赤色感光性組成物に含まれる(D)バインダー樹脂は少なくとも上記樹脂を含むものであるが、必要に応じてその他の樹脂を含んでも良い。
このような樹脂としてはカラーフィルターに一般的に用いられるものを使用でき、具体的にはエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂などの感光性、非感光性樹脂を挙げることができる。
本発明の感光性赤色組成物の固形成分中の(D)バインダー樹脂の量は10〜50質量%が好ましく、より好ましくは、15〜40質量%である。上記範囲内であることにより未露光箇所における現像残渣が少なく、現像時に起こる露光箇所の表面荒れが少なく、密着性が良いものとすることができるからである。
本発明において用いられる(E)光重合性モノマーとしては、具体的には、不飽和二重結合を有する多官能モノマーが挙げられる。
上記の多官能モノマーとしては、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,5−ペンタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,3−プロパンジオールアクリレート、1,4−シクロヘキサンジオールジアクリレート、2,2−ジメチロールプロパンジアクリレート、グリセロールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート等の二官能モノマー;グリセロールトリアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ポリオキシエチル化トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、ポリオキシプロピルトリメチロールプロパントリアクリレート、ブチレングリコールジアクリレート、1,2,4−ブタントリオールトリアクリレート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジアクリレート、ジアリルフマレート、1,10−デカンジオールジメチルアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、コハク酸変性ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等の三官能以上のモノマー、及び上記のアクリレートをメタクリレートに変えたもの、並びにγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、1−ビニル−2−ピロリドン等が挙げられる。上記の多官能モノマーを1種又は2種以上の混合物として、あるいは、その他の化合物との混合物として、(E)光重合性モノマーに使用することができる。
以上述べた(E)光重合性モノマーは、組成物の固形成分中に5〜80質量%程度含有されることが好ましい。
また、本発明において用いられる(F)光重合開始剤としては、具体的には、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン(4,4'−ビスジメチルアミノベンゾフェノン)、4,4'−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、4−メトキシ−4'−ジメチルアミノベンゾフェノン、2−エチルアントラキノン、フェナントレン等の芳香族ケトン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインフェニルエーテル等のベンゾインエーテル類、メチルベンゾイン、エチルベンゾイン等のベンゾイン、2−(o−クロロフェニル)−4,5−フェニルイミダゾール2量体、2−(o−クロロフェニル)−4,5−ジ(m−メトキシフェニル)イミダゾール2量体、2−(o−フルオロフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール2量体、2−(o−メトキシフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール2量体、2,4,5−トリアリールイミダゾール2量体、2−(o−クロロフェニル)−4,5−ジ(m−メチルフェニル)イミダゾール2量体、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン、2−トリクロロメチル−5−スチリル−1,3,4−オキサジアゾール、2−トリクロロメチル−5−(p−シアノスチリル)−1,3,4−オキサジアゾール、2−トリクロロメチル−5−(p−メトキシスチリル)−1,3,4−オキサジアゾール等のハロメチルチアゾール化合物、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−p−メトキシスチリル−S−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−(1−p−ジメチルアミノフェニル−1,3−ブタジエニル)−S−トリアジン、2−トリクロロメチル−4−アミノ−6−p−メトキシスチリル−S−トリアジン、2−(ナフト−1−イル)−4,6−ビス−トリクロロメチル−S−トリアジン、2−(4−エトキシ−ナフト−1−イル)−4,6−ビス−トリクロロメチル−S−トリアジン、2−(4−ブトキシ−ナフト−1−イル)−4,6−ビス−トリクロロメチル−S−トリアジン等のハロメチル−S−トリアジン系化合物、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルフォリノプロパノン、1,2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1,1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニルケトン、ベンジル、ベンゾイル安息香酸、ベンゾイル安息香酸メチル、4−ベンゾイル−4´−メチルジフェニルサルファイド、ベンジルメチルケタール、ジメチルアミノベンゾエート、P−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、2−n−ブチキシエチル−4−ジメチルアミノベンゾエート、2−クロロチオキサントン、2,4ジエチルチオキサントン、2,4ジメチルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、スピードキュアーBMS(ラムソン社製)、イルガキュアー184(チバ・スペシャルティケミカルズ社製)、イルガキュアー369(チバ・スペシャルティケミカルズ社製)、イルガキュアー379(チバ・スペシャルティケミカルズ社製)、イルガキュアー651(チバスペシャルティケミカルズ社製)、イルガキュアー819(チバスペシャルティケミカルズ社製)、イルガキュアー907(チバ・スペシャルティケミカルズ社製)、イルガキュアーOXE01(チバ・スペシャルティケミカルズ社製)、イルガキュアーOXE02(チバ・スペシャルティケミカルズ社製)、ダロキュアーTPO(チバ・スペシャルティケミカルズ社製)等の光重合開始剤が挙げられる。本発明では、これらの光重合開始剤を単独で、又は、2種以上を混合して使用することができる。
本発明の感光性赤色組成物固形成分中の、(F)光重合開始剤の使用量としては、3〜40質量%、特に5〜15質量%の範囲内であることが好ましい。
また、上記の(F)光重合開始剤と併用して、水素供与体として、脂肪族あるいは芳香族の単、多官能チオール化合物や芳香族アミン系化合物を用いることができる。本発明の感光性赤色組成物固形成分中の、上記の水素供与体の使用量としては、0.5〜30質量%、特に2〜20質量%の範囲内であることが好ましい。
本発明において用いられる(G)溶剤としては、一般的にカラーフィルター用感光性赤色組成物に使用されているものであれば特に限定されるものではない。具体的には、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル等の(モノあるいはポリ)アルキレングリコール(モノあるいはポリ)アルキルエーテル類、及びこれらのアセテート類;プロピレングリコールジアセテート、1,3−ブチレングリコールジアセテート等のジアセテート類;テトラヒドロフラン等のエーテル類;メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、2−ヘプタノン等のケトン類;2−ヒドロキシプロピオン酸メチル、3−ヒドロキシプロピオン酸エチル、酢酸エチル、n−ブチルアセテート、i−ブチルアセテート、酪酸i−ブチル、酪酸n−ブチル、3−メトキシプロピオン酸エチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、3−メトキシブチルアセテート、3−メチル−3−メトキシブチルアセテート、乳酸エチル、シクロヘキサノールアセテート等のエステル類;トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類等を挙げることができる。これらの溶剤のうち、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、3−メトキシブチルアセテート、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル等が溶解性、顔料分散性、塗布性の観点から好ましい。なお、上記溶剤は、単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
本発明の感光性赤色組成物全量中の、(G)溶剤量としては、好ましくは50〜90質量%、特に好ましくは60〜85質量%である。
また、本発明のカラーフィルター用感光性赤色組成物には、添加剤として、増感剤、重合停止剤、連鎖移動剤、レベリング剤、可塑剤、シランカップリング剤、界面活性剤、消泡剤等が必要に応じて用いられる。
本発明において用いることができる界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリエチレングリコールジラウレート、ポリエチレングリコールジステアレート、ソルビタン脂肪酸エステル類、脂肪酸変性ポリエステル類、3級アミン変性ポリウレタン類等を挙げることができる。
本発明の感光性赤色組成物は通常、紫外線照射や可視光線照射により硬化するが、紫外線照射による硬化が好ましい。
上記のように調製された本発明の感光性赤色組成物は、例えば、これを用いて、遮光層がパターン形成されたカラーフィルター用のガラス基板に回転塗布(スピンコート)、流延塗布、浸漬塗布、ロール塗布、特にダイコート法等の公知の塗布方法により塗布し、真空度が0.1〜1.0torr程度、例えば0.2torrに到達するまで真空ベイクを行って0.5〜4μm程度(乾燥膜厚)の塗布膜を得る。得られた塗布膜に目的の画素を形成するためのネガ型のフォトマスクを介して高圧水銀灯や超高圧水銀灯等により10〜500mJ/cm2 程度の光量の紫外線を照射し露光する。露光後、光硬化した塗膜を公知のアルカリ現像液を使用してスプレイ法や浸漬法にて現像し、未露光部を溶解して目的とする色に相当する画素を得る。必要に応じて、現像後、200〜250℃程度の温度で10〜60分程度、後硬化処理(ポストベイク)することができる。上記の画素を得る工程を、カラーフィルターに必要とされる色の数だけ繰り返すことによって目的とするカラーフィルターが得られる。上記のカラーフィルターは、赤の画素のみを有する赤色カラーフィルターとして製造しても良いが、通常、本発明の感光性赤色組成物を用いて形成する赤の画素のほか、緑及び青の各画素を遮光層がパターン形成されたカラーフィルター用のガラス基板上に配置したものが製造される。
以上のように製造したカラーフィルターは、C光源及び2°視野の条件において、XYZ表色系色度図における色度座標(x,y)が以下の範囲にあることが好ましい。
0.575≦x≦0.670
0.339≦y≦0.349
この範囲に色度座標(x,y)があれば、赤色画素の色調が黄色やオレンジ色に偏ることなく、且つ高透過率が実現できる。
本発明を実施例により、さらに詳細に説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定されるものではない。
なお、感光性赤色組成物の分散性、色度x、色度y及び輝度Yは、下記の方法に従って評価した。
<分散性>
東機産業(株)製B型粘度計を用い、回転数60rpmにて粘度変化比{粘度変化比=(10日後の粘度)/(初期粘度)}を測定し、下記基準により評価した。
○: 感光性赤色組成物の粘度変化が少なく、上記粘度変化比が1.5未満である。
×: 感光性赤色組成物の粘度変化が大きく、上記粘度変化比が1.5以上である。
<色度x、色度y及び輝度Y>
オリンパス(株)製 OSP−SP200顕微分光測光装置を用いて、JIS Z8701に定める色度x、色度y及びXYZ表色系における三刺激値のY(明るさY)値を輝度Yとして測定した。測定条件は、光源がC光源、照明倍率20倍、ピンホールNo.7(50μm)である。
製造例1 顔料誘導体の調製
60gのPR242(商品名「NOVOPERM SCARLET 4RF」(Clariant社製))を撹拌しながら90℃で発煙硫酸(28%SO3)800g中に投入した。3時間撹拌した後、氷水1500g中に注ぎ入れた。30分間放置後、生じた懸濁液を濾過し、得られた生成物を300mlの純水で洗浄した。純水2000ml中へ前記生成物を投入し、アンモニア水溶液でpHが7以上になるまでアンモニア水溶液を添加し、中和を行い、次いで濾過を行った。得られたウェット結晶を純水で洗浄した後、80℃で乾燥した。乾燥して得られたものを純水による洗浄、濾過、乾燥という操作を10回繰り返して、62gのPR242から得られるスルホン酸基を有する顔料誘導体を得た。
製造例2 バインダー樹脂:側鎖に水酸基及びエチレン性不飽和二重結合基を有する樹脂の調製
ベンジルメタクリレート30g(0.17モル)、メタクリル酸メチル38g(0.38モル)、メタクリル酸18g(0.21モル)及びt−ブチル−オキシ−2−エチルヘキサノエート(商品名パーブチルO、日本油脂社製)10gの混合液を、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート150gを入れた重合槽中に、窒素気流下100℃で、3時間かけて滴下した。
滴下終了後、さらに3時間加熱することにより重合体溶液を得た。この重合体溶液の重量平均分子量(Mw)はポリスチレン換算で8,000であった。
次に、得られた重合体溶液に、グリシジルメタクリレート14g(0.10モル)、トリエチルアミン0.2g及びp−メトキシフェノール0.05gを添加し、110℃で10時間加熱することにより主鎖メタクリル酸のカルボン酸基とグリシジルメタクリレートのエポキシ基との反応を行なった。反応中は、グリシジルメタクリレートの重合を防ぐため、反応溶液内に空気をバブリングさせた。反応は、溶液の水酸基価測定により追跡した。得られた反応溶液は固形分(NV)40質量%、水酸基価75mgKOH/gであり、重量平均分子量(Mw)は10,000、二重結合当量は1014であった。
重量平均分子量(Mw)は、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)により標準ポリスチレン換算値として求めた。
水酸基価はJIS K0070に従って測定した後、固形分濃度から固形分1g当りの水酸基価を算出した。
二重結合当量は、バインダー樹脂における二重結合1個当りの重量平均分子量のことであり、下記の式により算出することができる。
二重結合当量=(配合した単量体の総質量)/{(配合した単量体において分子内にエポキシ基とエチレン性不飽和基を持つ化合物のモル数)×(分子内にエポキシ基とエチレン性不飽和基を持つ化合物中のエチレン性不飽和基の数)}
製造例3〜9 (A)顔料Al〜A7の調製
表1に示す配合組成によりペイントシェーカーにて(0.3mmジルコニアビーズ、3時間)分散し、(A)顔料Al〜A7を調製した。
Figure 2011069891
(注)
PR242:商品名「NOVOPERM SCARLET 4RF」(Clariant社製)
PR254:商品名「IRGAPHOR RED BT-CF」(チバ・スペシャルティー・ケミカルズ社製)
PY139:商品名「IRGAPHOR YELLOW 2R-CF」(チバ・スペシャルティー・ケミカルズ社製)
顔料誘導体:製造例1で得られた顔料誘導体
分散剤1:商品名「Disperbyk-161」(アミン価:36.6mgKOH/g、固形分30質量%、ビックケミー社製)
分散剤2: 商品名「Disperbyk-103」(アミン価:0mgKOH/g、固形分40質量%、ビックケミー社製)
分散剤3: 商品名「Disperbyk-130」(アミン価:372.5mgKOH/g、固形分51質量%、ビックケミー社製)
バインダー樹脂:製造例2で得られた側鎖に水酸基及びエチレン性不飽和二重結合基を有する樹脂(固形分40質量%)
溶剤:プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
実施例1及び比較例1〜6
製造例3〜9で得られた(A)顔料Al〜A7を用いて、表2に示す配合組成にて、ディゾルバーを用いて1時間撹拌し、実施例1及び比較例1〜6のネガ型感光性赤色組成物を調製した。得られた各感光性赤色組成物の分散性を上記の方法により評価した。評価結果を表2に示す。
Figure 2011069891
(注)
顔料分散液:製造例3〜9で得られた顔料分散液A−1〜A−7
バインダー樹脂:製造例2で得られた側鎖に水酸基及びエチレン性不飽和二重結合基を有する樹脂(固形分40質量%)
光重合性モノマー:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)
光重合開始剤:2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)ブタン−1−オン(商品名イルガキュアー369、チバ・スペシャルティー・ケミカルズ社製)
溶剤:プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)
次に、透明ガラス基版上に上記の実施例1及び比較例1で得られた各感光性赤色組成物をスピンコーターで塗布し、その後、80℃中ホットプレートにて、3分間加熱処理(プレベイク)することにより、感光性赤色組成物塗膜を得た。なお、感光性赤色組成物の塗布は、スピンコーター回転数を調整して、パターンの色度がC光源でx=0.588、y=0.343になるように調整した。次にプロキシ露光機にてクロムマスクを介し、露光ギャップ150μm、超高圧水銀灯でi線換算60mjの光量で所定領域を露光し、次に、0.05%の水酸化カリウム水溶液(任意で界面活性剤添加有り)でアルカリ現像を行ない、続いて純水洗浄を行なうことにより、パターニング基板を得た。得られたパターニング基板を熱風オーブン中230℃で、30分問保持することにより、アクリル系樹脂の硬化を行なった。以上より、赤色画素を形成した基板を作製した。
上記の基板を使用し、色度x、色度及び輝度Yに関して上記の測定方法により評価した。評価結果を表2に示す。なお、分散性の悪い比較例2〜6の感光性赤色組成物は、感光性赤色組成物塗膜を得るに至らず、色度x、色度及び輝度Yを測定できなかった。
表2から明らかなように、本発明の実施例1の感光性赤色組成物は、比較例1の感光性赤色組成物と同等の分散性を得ることができ、輝度Yも比較例1と比較して大幅に良好であり、高透過率及び高コントラストを実現できた。比較例2〜6の感光性赤色組成物は、いずれも分散安定性が悪く、分散直後から著しい増粘を起こすためスピンコート等で塗布した際に均一な赤色組成物塗膜が形成できず、使用に耐えるものではなかった。
本発明の感光性赤色組成物は、カラーフィルターに好適に用いられ、それを有するカラーフィルターは、テレビジョン等に用いられる高精細なカラーフィルター、特に、大型テレビジョン等の液晶表示装置の大型ガラス基板を有するカラーフィルターとして好適に用いられる。

Claims (3)

  1. 少なくとも(A)顔料、(B)顔料誘導体、(C)分散剤、(D)バインダー樹脂、(E)光重合性モノマー、(F)光重合開始剤及び(G)溶剤を含有する感光性赤色組成物であって、(A)顔料がC.I.ピグメントレッド242とC.I.ピグメントレッド254を含有し、顔料中の(C.I.ピグメントレッド242/C.I.ピグメントレッド254)の質量比が(51/49)〜(85/15)であり、(B)顔料誘導体がC.I.ピグメントレッド242から得られるスルホン酸基を有する化合物を含有し、(C)分散剤のアミン価が1〜200mgKOH/gであり、かつ(D)バインダー樹脂が側鎖に少なくとも水酸基及びエチレン性不飽和二重結合基を有する樹脂を含有することを特徴とするカラーフィルター用感光性赤色組成物。
  2. 請求項1に記載のカラーフィルター用感光性赤色組成物を有するカラーフィルター。
  3. C光源及び2°視野の条件において、XYZ表色系色度図における色度座標(x,y)が以下の範囲にある請求項2に記載のカラーフィルター。
    0.575≦x≦0.670
    0.339≦y≦0.349
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