JP2011069115A - スマートエントリーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】電池消耗による動作不能のおそれがなくかつ電池の交換や充電の手間が不要な小
形で利便性に優れた携帯キーを備え、高いセキュリティ性能を有するコスト低廉なスマー
トエントリーシステムを提供する。
【解決手段】車両側制御部3Cに制御される車両側無線通信部2Cと、キー側制御部3K
に制御されるキー側無線通信部2Kとは0相互に無線信号を送受信し、車両に設けられた
高周波給電部4は、ドアを構成する導電性のドアパネル91を送電用アンテナとして高周
波電力P1を給電することにより高周波電波RFを放射させ、携帯キー5に設けられた受
電用アンテナ6は高周波電波RFを受信し、整流回路部は受電用アンテナ6の高周波出力
を直流に変換し、蓄電手段8は整流回路部7の直流出力P2を蓄電(蓄電電圧V)してキ
ー側無線通信部3Kおよびキー側制御部2Kを駆動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に用いられるスマートエントリーシステムに関する。
運転者が所持する携帯キーからの無線信号を車両で受信して、ドアを自動的に解錠およ
び施錠するスマートエントリーシステムが実用化されている。スマートエントリーシステ
ムでは、無線通信を行うための電源として携帯キーに電池を備えるのが一般的である。電
池には、使い切りタイプの一次電池、および、充電による再利用が可能な二次電池のいず
れも適用可能であるが、電池の消耗による機能低下や動作不能のおそれは共通している。
動作不能への対策として、イモビライザを搭載した機械的キーを併用することが行われて
いる、イモビライザは、機械的キーの側に受動式で電池の不要なICチップを用い、車両
側で機械的キーのIDコードを車両側IDコードと比較照合して、一致したときにのみド
アの解錠およびエンジンの始動を許す電子的ロック装置である。
機械的キーの有無に関わらず、携帯キーの電池が消耗したときには交換または充電が必
要で、手間がかかり煩雑である。このため、電池の消耗を抑制し残留容量の調査を容易に
した技術が開発されており、例えば特許文献1および2に開示されている。特許文献1の
スマートエントリーシステムは、車室外無線ポーリング手段、ポーリング節電休止制御手
段、無線ポーリング再開手段、を備え、予め定められた節電条件とトリガ条件とにより、
無線ポーリングを休止および再開するようになっている。これにより、車室内に無線携帯
キーが検出された場合に無線ポーリングを禁止して、無線携帯キーの応答による電池の消
耗を回避できる、とされている。
特許文献2のキーレス操作装置は、無線送信機のバッテリの残留容量を判定するバッテ
リ残留容量判定手段と、無線送信機の作動状態を報知する報知手段と、該報知手段を用い
て残留容量判定結果を警報するバッテリ残留容量警報手段とを備えている。これにより、
装置を分解せずに容易にバッテリの残留容量の調査が可能となる、とされている。さらに
、報知および警報を禁止する報知禁止機構を備えることにより、バッテリを長寿命化でき
る、とされている。
特開2008−127913号公報 特開2004−293163号公報
ところで、特許文献1および2の装置では、電池の消耗を抑制して長寿命化できても電
池自体をなくすことはできず、動作不能のおそれおよび電池の交換や充電の手間は依然と
して残る。この対策として電池容量を大きくすればその分だけ携帯キーは大形化し、また
、機械的キーを併用することによっても携帯キーは大形化して、携帯に不便となる、この
ような電池の交換や充電の手間、および大形化により携帯キーの利便性が低下する。さら
には、大容量電池や機械的キーを備えることでコストが上昇し、低価格の車両への搭載が
経済的に難しくなる。
一方、セキュリティ性能を向上するためにIDコードなどの認証情報を含む無線信号を
使用していても、第三者による不正行為のおそれがある。例えば、悪意のある第三者が無
線中継器を用いて車両と遠く離れた携帯キーとの間の無線信号を増幅し、無線通信を可能
として不正にドアを解錠し、さらには不正にエンジンを始動するおそれがある。また、機
械的キーを併用することでも、セキュリティ性能は低下する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、電池消耗による動作不能のおそれがなく
かつ電池の交換や充電の手間が不要な小形で利便性に優れた携帯キーを備え、高いセキュ
リティ性能を有するコスト低廉なスマートエントリーシステムを提供することを解決すべ
き課題とする。
上記課題を解決する請求項1に係るスマートエントリーシステムの発明は、携帯キーか
らの無線信号を車両で受信して、ドアを自動的に解錠および施錠するスマートエントリー
システムであって、前記車両に設けられる車両側無線通信部、車両側制御部、および高周
波給電部と、前記携帯キーに設けられるキー側無線通信部、キー側制御部、受電用アンテ
ナ、整流回路部、および蓄電手段とを備え、前記車両側制御部に制御される前記車両側無
線通信部と、前記キー側制御部に制御される前記キー側無線通信部とは、相互に前記無線
信号を送受信し、前記高周波給電部は、前記ドアを構成する導電性のドアパネルまたはド
アハンドルを送電用アンテナとして高周波電力を給電することにより高周波電波を放射さ
せ、前記受電用アンテナは前記高周波電波を受信し、前記整流回路部は前記受電用アンテ
ナの高周波出力を直流に変換し、前記蓄電手段は前記整流回路部の直流出力を蓄電して前
記キー側無線通信部および前記キー側制御部を駆動する、ことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記車両側無線通信部および前記キー側無
線通信部は、前記高周波電波を搬送波として前記無線信号を重畳する変調および該無線信
号を分離する復調を行うことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2において、前記高周波給電部は、常時所定の
頻度で間欠的に前記高周波電力を給電し、前記携帯キーが前記ドアパネルまたは前記ドア
ハンドルに近接することにより、前記高周波電力の送電効率が向上して前記蓄電手段の蓄
電電圧が所定の最低動作電圧を越えたときに、前記キー側制御部が動作して前記キー側無
線通信部から近接確認信号を送信し、該近接確認信号を前記車両側無線通信部が受信した
ときに、前記車両側制御部からの指令により前記高周波給電部は常時よりも高頻度で前記
高周波電力を給電する、ことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3において、前記蓄電手段の前記蓄電電圧が所定の安定
動作電圧を越えたときに、前記キー側無線通信部から認証情報を含む正規信号を送信し、
該正規信号を前記車両側無線通信部が受信したときに、前記車両側制御部は前記認証情報
の正当性を確認してから前記ドアの施錠装置に解錠指令を送出することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4において、前記携帯キーを所持する運転者が前記ドア
パネルまたは前記ドアハンドルに触れることにより、前記高周波電力の前記送電効率が近
接時よりもさらに向上して前記蓄電手段の前記蓄電電圧が高く安定し前記正規信号が高頻
度で送信されることを必要条件として、前記車両側制御部は前記解錠指令を送出すること
を特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか一項において、前記高周波給電部は、
前記車両のハンドルを構成する導電体または該ハンドルに内蔵された導電体にも前記高周
波電力を給電することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6において、前記携帯キーを所持する運転者が前記ハン
ドルに触れることにより、前記高周波電力の送電効率が向上して前記蓄電手段の前記蓄電
電圧が高く安定し前記正規信号が高頻度で送信されることを必要条件として、前記車両側
制御部はイグニッションスイッチをオンすることを特徴とする。
請求項1に係るスマートエントリーシステムの発明では、車両に設けられる高周波給電
部がドアを構成する導電性のドアパネルまたはドアハンドルを送電用アンテナとして高周
波電力を給電することにより高周波電波を放射させ、携帯キーに設けられる受電用アンテ
ナ、整流回路部、および蓄電手段が高周波電波を受信し直流に変換して蓄電することによ
り電源の役割を果たす。つまり、蓄電手段は、高周波電波の到達により自動的に電気エネ
ルギを蓄積し、キー側無線通信部およびキー側制御部を駆動すると電気エネルギを消費す
る。したがって、従来と異なり電池消耗による動作不能のおそれがなく、電池の交換や充
電の手間が不要になる。また、送受信のたびに電気エネルギの放出と蓄積を繰り返して行
うので、蓄電手段は小容量で小形かつ安価になり、携帯キーを小形化、低コスト化できる
。このように電池の交換や充電の手間を不要とし、また、携帯キーを小形化できることで
携帯に好適となり利便性が向上する。さらに、動作不能のおそれがなく機械的キーを併用
する必要がないことからも携帯キーを小形化できるとともに、セキュリティ性能が向上す
る。
請求項2に係る発明では、車両側無線通信部およびキー側無線通信部は、送電用の高周
波電波を搬送波として変調および復調を行う。したがって、送電用と無線通信用でアンテ
ナや発振器などの構成部品を兼用でき、部品点数を削減してシステムを小形化、低コスト
化できる。
請求項3に係る発明では、高周波給電部は、携帯キーがドアパネルまたはドアハンドル
に近接したときに、離隔しているときよりも高頻度で高周波電力を給電する。したがって
、システムは近接センサの機能を有するとともに、離隔時には不要な高周波電波の放射を
低頻度にして節電し、近接時には蓄電手段の蓄電電圧が確実に上昇してキー側無線通信部
およびキー側制御部が確実に動作する。
請求項4に係る発明では、携帯キーの蓄電手段の蓄電電圧が所定の安定動作電圧を越え
たときに認証情報を含む正規信号を送信し、車両側で認証情報の正当性を確認してからド
アを解錠するようにしている。つまり、携帯キーを所持する運転者が車両に近接したこと
に加えて、認証情報による正当性の確認を解錠の必要条件としており、セキュリティ性能
が向上する
請求項5に係る発明では、携帯キーを所持する運転者がドアパネルまたはドアハンドル
に触れることにより、高周波電力の送電効率が近接時よりもさらに向上して蓄電手段の蓄
電電圧が高く安定し正規信号が高頻度で送信されることを必要条件として、ドアを解錠す
るようにしている。システムは、運転者がドアパネルまたはドアハンドルに触れることで
人体が高周波電力の送電経路になって送電効率が向上することを検出し、換言すれば接触
センサの機能を有している。これにより、システムは、ドアパネルまたはドアハンドルに
触れた運転者の乗車意図を察知して自動的にドアを解錠する。したがって、正規信号が高
頻度であることを解錠の必要条件とするので、セキュリティ性能がより一層向上する。ま
た、乗車意図のない運転者が車両に近接しただけで、誤ってドアが解錠されることがない
請求項6に係る発明では、高周波給電部は、車両のハンドルを構成する導電体またはハ
ンドルに内蔵された導電体にも前記高周波電力を給電する。このため、ハンドルを握って
運転している運転者の人体が高周波電力の送電経路になり、蓄電手段の蓄電電圧が高く安
定する。したがって、携帯キーでの無線信号の送受信が安定し、降車時に自動的にドアを
施錠する動作が確実となる。
請求項7に係る発明では、携帯キーを所持する運転者がハンドルに触れることにより、
高周波電力の送電効率が向上して蓄電手段の蓄電電圧が高く安定し正規信号が高頻度で送
信されることを必要条件として、車両側制御部はイグニッションスイッチをオンする。つ
まり、システムは接触センサの機能を有し、ハンドルに触れた運転者の発車意図を察知し
て自動的にイグニッションスイッチをオンする。換言すれば、スマートスタートの機能を
有している。
第1実施形態のスマートエントリーシステムを説明する図であり、(1)は全体構成図、(2)は携帯キーの機能ブロック図である。 第1実施形態のスマートエントリーシステムの作用を説明する図であり、(1)は離隔時、(2)は近接時、(3)は接触時、をそれぞれ示している。 第1実施形態における車両側制御部の制御フローの図である。 第1実施形態におけるキー側制御部の制御フローの図である。 第2実施形態のスマートエントリーシステムを説明する全体構成図ある。
本発明の第1実施形態のスマートエントリーシステムについて、図1〜図4を参考にし
て説明する。図1は、第1実施形態のスマートエントリーシステム1を説明する図であり
、(1)は全体構成図、(2)は携帯キー5の機能ブロック図である。スマートエントリ
ーシステム1は、車両に設けられる車両側無線通信部2C、車両側制御部3C、および高
周波給電部4と、携帯キー5に設けられるキー側無線通信部2K、キー側制御部3K、受
電用アンテナ6、整流回路部7、および蓄電手段8とを備えている。
図1(1)に示されるように、車両側無線通信部2Cは、送信部21、受信部22、ミ
キサ23などを有し、高周波給電部4が給電する間欠的な高周波電力P1により放射され
る高周波電波RFを搬送波として、無線信号Smの変調および復調を行う。ミキサ23で
は、高周波給電部4の高周波電力P1に送信部21の応答要求信号S1を重畳して無線信
号Smを生成している。応答要求信号S1は、携帯キー5に応答を要求する信号であり、
認証情報を含んでいる。無線信号Smを含む高周波電力P1は、ドアを構成する導電性の
ドアパネル91に給電される。ドアパネル91は、無線通信アンテナとして作用し、無線
信号Smを含む高周波電波RFを放射する。なお、変調方式には一般的な無線通信方式を
適用できるので、送信部21および受信部22の詳細な説明は省略する。
車両側制御部3Cは、車両側無線通信部2Cを制御して、送受信する無線信号Smの内
容を把握、管理する。また、車両側制御部3Cは、後述の近接確認信号S2や正規信号S
3の受信状況に応じ、高周波給電部4を制御して高周波電波RFを放射する頻度を変更す
る。さらに、車両側制御部3Cは、正規信号S3の受信頻度が高いことおよび正規信号S
3中の認証情報が正当であることを確認してからドアの施錠装置93に対して解錠指令U
Nを送出する。車両側制御部3Cの詳細な制御機能は、後のフローチャートで説明する。
高周波給電部4は、ドアパネル91を送電用アンテナとして間欠的に高周波電力P1を
給電することにより高周波電波RFを放射させるものである。高周波給電部4には、一般
的な発振器を用いることができ、周波数はGHz帯のマイクロ波を用いる。高周波電力P
1に相当する発振器の出力パワーは、ドアパネル91および携帯キー5の受電用アンテナ
6のアンテナ効率や無線通信を可能とする距離などを考慮して、適宜定めることができる
。なお、前述のように、高周波電波RFは搬送波に兼用されており、ドアパネル91は送
電用アンテナと無線通信アンテナの機能を兼ねる。
車両側の車両側無線通信部2C、車両側制御部3C、および高周波給電部4は、車載バ
ッテリの出力を分岐して構成した電源部94から電源を供給されている。
一方、図1(2)に示されるように、携帯キー5の受電用アンテナ6は受電用だけでな
く無線通信アンテナを兼ねており、ドアパネル91から放射された高周波電波RFを受信
する。アンテナからの高周波出力は整流回路部7に入力されるとともに、高周波出力に含
まれる無線信号Smがキー側無線通信部2Kに入力される。
キー側無線通信部2Kは、車両側無線通信部2Cと同機能の送信部21および受信部2
2を有し、さらに図略のミキサや、高周波給電部4と同機能の発振器を有して、車両側無
線通信部2Cと相互に無線信号Smを送受信するようになっている。
キー側制御部3Kは、キー側無線通信部2Kを制御して、送受信する無線信号Smの内
容を把握、管理する。キー側無線通信部2Kおよびキー側制御部3Kは、動作し得る下限
の最低動作電圧V0および安定して動作する安定動作電圧V1が定まっている。そして、
車両からの応答要求信号S1に対し、電源電圧に相当する蓄電手段8の蓄電電圧Vが最低
動作電圧V0に到達した時点で、キー側制御部3Kが動作してキー側無線通信部2Kに近
接確認信号S2を送出するように指令する。近接確認信号S2は、単に携帯キーがドアパ
ネルに近接したことを通知する信号である。さらに、蓄電電圧Vが安定動作電圧V1に到
達した時点で、キー側制御部3Kは、応答要求信号S1に含まれる認証情報の正当性を確
認してから、キー側無線通信部2Kに正規信号S3を一定時間間隔で送出するように指令
する。正規信号S3は認証情報を含み、ドアの解錠を要求する信号である。キー側制御部
3Kの詳細な制御機能は、後のフローチャートで説明する。
整流回路部7は、受電用アンテナ6の高周波出力を入力とし、整流された直流出力P2
を蓄電手段8に出力する回路である。整流回路部7は、キー側無線通信部2Kやキー側制
御部3Kの動作状況や無線通信の成否および信号内容に関わりなく高周波電波RFを受信
している間動作し、受電用アンテナ6からの高周波出力の大小に応じて直流出力P2が変
化する。整流回路部7は、ダイオードなどを組み合わせて構成することができる。
蓄電手段8は、整流回路部7の直流出力P2を蓄電して、キー側無線通信部2Kおよび
キー側制御部3Kを駆動する手段である。蓄電手段8には、電気エネルギを化学エネルギ
に変換して蓄積する二次電池や、電気エネルギの形態のままで蓄積するコンデンサ素子を
用いることができる。蓄電手段8の蓄電電圧Vは、キー側無線通信部2Kおよびキー側制
御部3Kの電源として用いられる。蓄電手段8では、受電用アンテナ6が高周波電波RF
を受信した受信時に電気エネルギが蓄積されて蓄電電圧Vが上昇し、あるいは蓄電量が増
加する。また、蓄電手段8では、キー側無線通信部2Kおよびキー側制御部3Kが動作し
た送信時に電気エネルギが消費されて蓄電電圧Vが低下し、あるいは蓄電量が減少する。
蓄電手段8の容量やその他の特性量は、キー側無線通信部2Kおよびキー側制御部3Kの
最低動作電圧V0、安定動作電圧V1、および消費電力などを考慮して、適宜定めること
ができる。
次に、上述のように構成されたスマートエントリーシステム1の機能、作用について、
図2を参考にして説明する。図2は、第1実施形態のスマートエントリーシステム1の作
用を説明する図であり、(1)は離隔時、(2)は近接時、(3)は接触時、をそれぞれ
示している。
図2(1)は携帯キー5がドアパネル91から離隔している状態であり、車両側制御部
3Cは、間欠的に高周波電波RFを放射する頻度を低頻度とするように車両側無線通信部
2Cおよび高周波給電部4に指令する。これにより、常時はドアパネル91から低頻度で
無線信号Smを含む高周波電波RFが放射される。携帯キー5の受電用アンテナ6はドア
パネル91から離隔しているので高周波電波RFの受信強度は小さく、整流回路部7に入
力される高周波出力および直流出力P2も小さくなる。つまり、車両側の高周波給電部4
からの高周波電力P1の送電効率が低いので、蓄電手段8の蓄電電圧Vはあまり上昇せず
最低動作電圧V0を越えない。したがって、携帯キー5は動作せず休止状態となる。一方
車両側では、応答要求信号S1を発信しても携帯キー5からの近接確認信号S2および正
規信号S3を受信しない間、低頻度での高周波電波RFの放射を継続する。
携帯キー5を所持する運転者Dが車両に近づき、携帯キー5がドアパネル91に近接す
ると図2(2)の状態となる。近接時には、受電用アンテナ6が受信する高周波電波RF
の受信強度が大きくなって送電効率が向上するので、受信回数を重ねるにつれて蓄電手段
8の蓄電電圧Vが徐々に上昇して最低動作電圧V0に達する。これにより、キー側制御部
3Kが動作し、携帯キー5から応答信号として近接確認信号S2を発信する。近接確認信
号S2を車両側無線通信部2Cが受信したとき、車両側制御部3Cは、運転者Dがドアパ
ネル91に近接したことを察知する。換言すれば、システム1は近接センサの機能を有し
ていることになる。そして、車両側制御部3Cは、高周波電波RFを放射する頻度を高頻
度とするように車両側無線通信部2Cおよび高周波給電部4に指令する。これにより、車
両側から高頻度で無線信号Smを含む高周波電波RFが放射される。
すると、高周波電波RFの受信強度が大きいことに加えて受信が高頻度となることから
、蓄電手段8の蓄電電圧Vがさらに上昇して安定動作電圧V1に達する。すると、キー側
制御部3Kは、応答要求信号S1が含む認証情報をキー側の認証情報と照合し、正当性を
確認してからキー側無線通信部2Kに指令し、携帯キー5から応答信号として正規信号S
3の高周波電波RFを放射する。ただし、送信により蓄電手段8の蓄電電圧Vが安定動作
電圧V1よりも低下するため、正規信号S3を一定時間間隔で送信することはできず、次
回以降の応答要求信号S1による蓄電を待つことになる。つまり、携帯キー5は低頻度で
正規信号S3を送信する。車両側無線通信部2Cが受信する正規信号S3の頻度が低い間
、車両側制御部3Cはドアを解錠しない。
携帯キー5を所持する運転者Dがドアパネル91に触れると、図2(3)の状態となる
。接触時には、ドアパネル91と携帯キー5との間に運転者Dの人体が介在する。周知の
ように人体のインピーダンスは空間と比較して小さい。このため、人体が送電経路の一部
となり受電用アンテナ6の受信強度が最大となって、送電効率が近接時よりもさらに向上
するので、蓄電手段8の蓄電電圧Vが安定動作電圧V1よりも高く安定する。したがって
、携帯キー5は高頻度で正規信号S3を送信する。
車両側無線通信部2Cが高頻度で正規信号S3を受信するようになったとき、車両側制
御部3Cは、運転者Dがドアパネル91に触れて乗車意図を持っていることを察知する。
換言すれば、接触センサの機能を有していることになる。そして、車両側制御部3Cは、
正規信号S3が含む認証情報を車両側の認証情報と照合し、正当性を確認してからドアの
施錠装置93に解錠指令UNを送出する。これにより、ドアが解錠され、運転者Dがドア
を開けて乗車できるようになる。なお、運転者Dがドアパネル91に近接しただけで触れ
ない場合、正規信号S3は高頻度にならずドアは解錠されない。つまり、運転者Dに乗車
意図がないとき、誤ってドアが解錠されることがない。
車両側制御部3Cは、運転者Dが降車した後にも、応答要求信号S1を放射するように
指令する。そして、車両側制御部3Cは、携帯キー5からの正規信号S3または近接確認
信号S2が受信できなくなった時点で、ドアの施錠装置93に施錠指令LKを送出して、
ドアを自動的に施錠する。
次に、上述のような機能、作用を実現する制御フローについて、図3および図4を参考
にして説明する。図3は車両側制御部3Cの制御フローの図であり、図4はキー側制御部
3Kの制御フローの図である。
車両側制御部3Cは、図3のステップC1で、間欠的に低頻度で応答要求信号S1を発
信して高周波電波RFを放射させる。次にステップC2で、近接確認信号S2の受信を待
ち、受信されない間はステップC1を繰り返す。近接確認信号S2を受信するとステップ
C3で、高周波電波RFの放射を高頻度とする。次にステップC4で、正規信号S3の受
信を待ち、受信されない場合にはステップC2に戻る。正規信号S3を受信すると、続く
ステップC5で、正規信号S3の頻度を調べる。正規信号S3が低頻度であれば、ステッ
プC4に戻って次の正規信号S3を待つ。
正規信号S3が高頻度になると、ステップC6で、正規信号S3が含む認証情報を照合
して正当性を調べる。正当性を確認できたら、ステップC7で、解錠装置93に解錠指令
UNを送出する。その後ステップC8で、解錠した旨を伝える解錠信号S4を携帯キー5
に送信する。これで所定の動作を完了し停止する。ステップC6で万一正当性を確認でき
ない場合にはステップC9で、受信した認証情報を記録するなどの異常時処理を行い、最
初のステップC1からやり直す。
一方、キー側制御部3Kは、携帯キー5がドアパネル91から離隔していると蓄電手段
8の蓄電電圧Vが低いので、図4のステップK1に示されるように休止状態となる。携帯
キー5を所持する運転者Dがドアパネル91に近接して高周波電波RFの受信強度が大き
くなり、ステップK2で蓄電電圧Vが最低動作電圧V0を越えるとキー側制御部3Kは動
作状態になる。そして次のステップK3で、近接確認信号S2を送信する。次にステップ
K4で、蓄電電圧Vが安定動作電圧V1を越えていないとステップK2に戻る。
高周波電波RFを高頻度で受信して蓄電電圧Vが安定動作電圧V1を越えると、ステッ
プK5で、応答要求信号S1が含む認証情報を照合して正当性を調べる。正当性を確認し
てからステップK6で、正規信号S3を発信する。次にステップK7で、車両からの解錠
信号S4を受信したか調べ、受信していなければステップK4に戻る。解錠信号S4を受
信したときには、所定の動作を完了したので停止する。ステップK5で万一正当性を確認
できない場合にはステップK8で、受信した認証情報を記録するなどの異常時処理を行い
、ステップK2からやり直す。
第1実施形態のスマートエントリーシステム1では、蓄電手段8が高周波電波RFの到
達により自動的に電気エネルギを蓄積し、蓄電電圧Vでキー側無線通信部2Kおよびキー
側制御部3Kを駆動する。したがって、蓄電手段8によれば動作不能のおそれがなく、電
池の交換や充電の手間が不要になる。また、送受信のたびに電気エネルギの放出と蓄積を
繰り返して行うので、蓄電手段8は小容量でその外形は小さくなり、携帯キー5を小形化
できる。さらに、機械的キーを併用しないので、携帯キー5をカードキーまで薄型化でき
る。このように、電池の交換や充電の手間を不要とし、また、携帯キー5を小形化、薄型
化することで携帯に好適となり、利便性が向上する。一方、車両側では、携帯キー5の離
隔時に高周波電波RFの放射を低頻度として車載バッテリを節電するとともに、近接時に
高頻度として確実に無線通信を行えるようにしたので動作信頼性が高い。
また、車両側無線通信部2Cおよびキー側無線通信部2Kは、送電用の高周波電波RF
を搬送波として変調および復調を行う。したがって、送電用と無線通信用でアンテナや発
振器などの構成部品を兼用できて部品点数を削減でき、システム1を小形化、低コスト化
できる。
さらに、システム1は、認証情報を含む無線信号Smを用いるだけでなく、運転者Dの
意図を察知する近接センサおよび接触センサの機能を有し、加えて機械的キーを併用しな
いので、第三者による不正行為のおそれは殆どなくなり、セキュリティ性能は極めて高く
なる。
なお、上述の説明では、ドアパネル91を送電用アンテナとしたが、これに限定されな
い。例えば、ドアパネル91と高周波的に絶縁されているドアハンドル92を送電用アン
テナとしてもよく、ドアパネル91およびドアハンドル92を導通させて両方を送電用ア
ンテナとしてもよい。また、ドアパネル91は、運転席の1つのドア、車両の全ドアのど
ちらとしてもよい。
また、第1実施形態では、携帯キー5から正規信号S3を一定時間間隔で送信するもの
としたが、車両からの応答要求信号S1を受信したときに送信するようにしてもよい。い
ずれにしても、蓄電電圧Vが低下すれば正規信号S3を送信することはできず、正規信号
S3の送信の頻度は蓄電電圧Vに相関する。
さらに、無線通信に用いる通信周波数と送電用の高周波電波RFの周波数とを別にして
、無線通信と無線送電とを独立して行うようにしてもよい。周波数を別にすることにより
、通信タイミングおよび送電タイミングを自由に設定でき、設計上の自由度が拡がる。
次に、運転者Dが乗車した後の機能を付加した第2実施形態のスマートエントリーシス
テム10について、図5を参考にして、第1実施形態と異なる点を主にして説明する。図
5は、第2実施形態のスマートエントリーシステム10を説明する全体構成図である。図
示されるように第2実施形態では、高周波給電部4はハンドルのステアリングホイール9
5に内蔵された環状の導電体96に高周波電力P1を給電し、導電体96を送電用アンテ
ナとして高周波電波RF2を放射させる。導電体96およびドアパネル91への給電は、
並列に常に行うようにしてもよいし、スイッチを付加してドア解錠以前はドアパネル91
へ給電し、ドア解錠以降は導電体96へ給電するようにしてもよい。
第2実施形態のスマートエントリーシステム10は、次のように機能、作用する。すな
わち、ドアが解錠されて運転者Dが乗車すると、車両内で携帯キー5と導電体96が近接
し、車両外で携帯キー5とドアパネル91が近接した状態に類似する。つまり、近接によ
り携帯キー5から近接確認信号S2が発信され、車両側から高頻度で無線信号Smの高周
波電波RFが放射され、携帯キー5の蓄電電圧Vが安定動作電圧V1に達して低頻度で正
規信号S3を送信する。
ここで、運転者がハンドルのステアリングホイール95に触れることにより、人体が送
電経路となって送電効率が近接時よりもさらに向上し、携帯キー5の蓄電電圧Vが安定動
作電圧V1よりも高く安定して高頻度で正規信号S3を送信する。正規信号S3が高頻度
で送信されていることを確認した車両側制御部3Cは、運転者Dの発車意図を察知して、
イグニッションスイッチをオンする。これにより、車両内の電気系統が自動的に始動し、
いわゆるスマートスタート機能を有する。
さらに、運転者Dがステアリングホイール95を握って運転している間、高い送電効率
が維持され、蓄電手段8の蓄電電圧Vが高く安定する。したがって、停車後に運転者Dが
降車する際の無線信号の送受信が安定し、自動的にドアを施錠する動作が確実となる。
1、10:スマートエントリーシステム
2C:車両側無線通信部 3C:車両側制御部 4:高周波給電部
5:携帯キー
2K:キー側無線通信部 3K:キー側制御部
6:受電用アンテナ 7:整流回路部 8:蓄電手段
91:ドアパネル 92:ドアハンドル 93:ドアの施錠装置
96:ハンドルに内蔵された導電体
RF;高周波電波 P1:高周波電力 P2:直流出力
V:蓄電電圧 V0:最低動作電圧 V1:安定動作電圧
Sm:無線信号 S1:応答要求信号 S2:近接確認信号
S3:正規信号 S4:解錠信号

Claims (7)

  1. 携帯キーからの無線信号を車両で受信して、ドアを自動的に解錠および施錠するスマー
    トエントリーシステムであって、
    前記車両に設けられる車両側無線通信部、車両側制御部、および高周波給電部と、前記
    携帯キーに設けられるキー側無線通信部、キー側制御部、受電用アンテナ、整流回路部、
    および蓄電手段とを備え、
    前記車両側制御部に制御される前記車両側無線通信部と、前記キー側制御部に制御され
    る前記キー側無線通信部とは、相互に前記無線信号を送受信し、
    前記高周波給電部は、前記ドアを構成する導電性のドアパネルまたはドアハンドルを送
    電用アンテナとして高周波電力を給電することにより高周波電波を放射させ、
    前記受電用アンテナは前記高周波電波を受信し、
    前記整流回路部は前記受電用アンテナの高周波出力を直流に変換し、
    前記蓄電手段は前記整流回路部の直流出力を蓄電して前記キー側無線通信部および前記
    キー側制御部を駆動する、
    ことを特徴とするスマートエントリーシステム。
  2. 請求項1において、前記車両側無線通信部および前記キー側無線通信部は、前記高周波
    電波を搬送波として前記無線信号を重畳する変調および該無線信号を分離する復調を行う
    ことを特徴とするスマートエントリーシステム。
  3. 請求項1または2において、前記高周波給電部は、常時所定の頻度で間欠的に前記高周
    波電力を給電し、
    前記携帯キーが前記ドアパネルまたは前記ドアハンドルに近接することにより、前記高
    周波電力の送電効率が向上して前記蓄電手段の蓄電電圧が所定の最低動作電圧を越えたと
    きに、前記キー側制御部が動作して前記キー側無線通信部から近接確認信号を送信し、
    該近接確認信号を前記車両側無線通信部が受信したときに、前記車両側制御部からの指
    令により前記高周波給電部は常時よりも高頻度で前記高周波電力を給電する、
    ことを特徴とするスマートエントリーシステム。
  4. 請求項3において、前記蓄電手段の前記蓄電電圧が所定の安定動作電圧を越えたときに
    、前記キー側無線通信部から認証情報を含む正規信号を送信し、該正規信号を前記車両側
    無線通信部が受信したときに、前記車両側制御部は前記認証情報の正当性を確認してから
    前記ドアの施錠装置に解錠指令を送出することを特徴とするスマートエントリーシステム
  5. 請求項4において、前記携帯キーを所持する運転者が前記ドアパネルまたは前記ドアハ
    ンドルに触れることにより、前記高周波電力の前記送電効率が近接時よりもさらに向上し
    て前記蓄電手段の前記蓄電電圧が高く安定し前記正規信号が高頻度で送信されることを必
    要条件として、前記車両側制御部は前記解錠指令を送出することを特徴とするスマートエ
    ントリーシステム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、前記高周波給電部は、前記車両のハンドルを構
    成する導電体または該ハンドルに内蔵された導電体にも前記高周波電力を給電することを
    特徴とするスマートエントリーシステム。
  7. 請求項6において、前記携帯キーを所持する運転者が前記ハンドルに触れることにより
    、前記高周波電力の送電効率が向上して前記蓄電手段の前記蓄電電圧が高く安定し前記正
    規信号が高頻度で送信されることを必要条件として、前記車両側制御部はイグニッション
    スイッチをオンすることを特徴とするスマートエントリーシステム。
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