JP2011068009A - 吐出液攪拌機構および吐出液攪拌機構を備えるインクジェット記録装置 - Google Patents

吐出液攪拌機構および吐出液攪拌機構を備えるインクジェット記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡易な構成でありながら吐出液中の粒子成分等の沈降を防止することが可能な吐出液攪拌機構および吐出液攪拌機構を備えるインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】 記録材料とインクジェットヘッド100とを相対的に移動させることにより、記録材料に吐出液を吐出するインクジェット記録装置における、吐出液攪拌機構であって、可撓性部材から成るメインタンク80と、メインタンク80を支持する載置テーブル81と、メインタンク80と載置テーブル81との間に圧縮気体を流入させるためのノズル83と、可撓性部材から成る複数のサブタンク90と、サブタンク90を支持する複数の板状体91と、サブタンク90と板状体91との間に圧縮気体を流入させるためのノズル93と、メインタンク80とサブタンク90とを連結する管路86と、サブタンク90とインクジェットヘッド100とを連結する管路96とを備える。
【選択図】 図2

Description

この発明は、インクジェット方式で記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置における吐出液攪拌機構および吐出液攪拌機構を備えるインクジェット記録装置に関する。
このようなインクジェット記録装置においては、記録媒体に画像等を記録するための吐出液として、顔料インクや、UV硬化性樹脂、あるいは、硬化促進剤等が混入されたUV(Ultravioret)インクが使用されている。なお、UVインクは、記録媒体にインクが吐出された直後にUVランプから紫外線を照射されることにより硬化する。このため、このようなUVインクを使用することにより、普通の紙だけでなく、インクを吸収しない樹脂製フィルム等に対しても、適正な印刷を実行することが可能となる。
ところで、このようなUVインクでは、色材としての顔料や特殊な光沢を出すための金属粒子、その他の含有粒子等が、インクタンクの内部やインク供給路において沈降するという問題がある。そして、インクタンクの内部でのこれらの粒子の濃度分布が不均一となると、印刷精度が損なわれる原因となるばかりでなく、インクジェット記録装置を一定期間以上使用しなかった場合には、インクジェットヘッドにおける吐出不良の原因となる可能性がある。
このため、特許文献1に記載のインクジェット記録装置は、メインタンクとサブタンクを備え、ポンプを用いてそれらを接続している管路にインクを循環させることにより、インク内の含有粒子等の沈降を防止している。
特開2006−327048号公報
しかしながら、一般にUVインクに含有されるUV硬化型樹脂は、腐食性が高い。このため、上述した特許文献1に記載の構成を採用した場合には、耐腐食性がある高価なポンプを使用する必要があり、装置全体の価格が高くなるという問題が生じる。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、ポンプによりインクを循環させることなく、簡易な構成でありながら吐出液中の粒子成分等の沈降を防止することが可能な吐出液攪拌機構および吐出液攪拌機構を備えるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、記録材料とインクジェットヘッドとを相対的に移動させることにより、記録材料に吐出液を吐出するインクジェット記録装置における、吐出液攪拌機構であって、可撓性の吐出液容器と、前記吐出液容器を支持する支持部材と、前記吐出液容器と前記支持部材との間に圧縮気体を流入させるための気体供給手段と、を備え、前記気体供給機構により供給された圧縮気体の気流により、前記吐出液容器を振動させて吐出液を攪拌することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記気体供給手段は、前記インクジェットヘッドによる吐出液の吐出が行われていないときに前記吐出液容器へ圧縮気体を間欠的に供給する。
請求項3に記載の発明は、記録材料とインクジェットヘッドとを相対的に移動させることにより、記録材料に吐出液を吐出するインクジェット記録装置における、吐出液攪拌機構であって、可撓性部材から成るメインタンクと、前記メインタンクを支持する第1支持部材と、前記メインタンクと前記第1支持部材との間に圧縮気体を流入させるための第1気体供給手段と、可撓性部材から成る複数のサブタンクと、前記サブタンクを支持する複数の第2支持部材と、前記サブタンクと前記第2支持部材との間に圧縮気体を流入させるための第2気体供給手段と、前記メインタンクと前記サブタンクとを連結する第1管路と、前記サブタンクと前記インクジェットヘッドとを連結する第2管路と、を備え、前記第1気体供給管手段および前記第2気体供給手段は、前記メインタンクおよび前記サブタンクのそれぞれに圧縮気体を供給することにより、前記メインタンクと前記サブタンクを各々振動させて吐出液を攪拌することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記第1気体供給手段および前記第2気体供給手段は、前記インクジェットヘッドによる吐出液の吐出が行われていないときに前記メインタンクおよび前記サブタンクへの圧縮気体の供給を間欠的に行う。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記第1支持部材は、略水平方向を向く載置テーブルであり、前記メインタンクは、前記載置テーブル上に載置される。
請求項6に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記第2支持部材は、略鉛直方向を向く板状体であり、前記サブタンクは、前記板状体に貼設される。
請求項7に記載の発明は、記録材料とインクジェットヘッドとを相対的に移動させることにより、記録材料に吐出液を吐出するインクジェット記録装置であって、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の吐出液攪拌機構を備える。
請求項1乃至請求項7に記載の発明によれば、気体供給機構により供給された圧縮気体の気流により、吐出液容器を振動させることから、簡易な構成でありながら、その内部に貯留された吐出液を攪拌することが可能となる。
請求項2および請求項4に記載の発明によれば、インクジェットヘッドによる吐出液の吐出が行われていないときに間欠的に圧縮気体を供給することから、圧縮気体を供給しているときの吐出液容器の振動の影響をインクジェットヘッドに与えることを防止し、印刷精度を高精度に保つことが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、メインタンクとサブタンクを備えることから、メインタンクの液量変動の影響を受けにくく、吐出量を一定に保つことができるとともに、メインタンクを交換することにより、吐出液の補充が清潔かつ容易に行うことが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、載置テーブルとそこに載置されたメインタンクとの間に圧縮気体を流入させることにより、メインタンクでの吐出液の攪拌を効率よく行うことが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、サブタンクを略鉛直方向に列設することにより、狭い
スペースでも複数のサブタンクを配設することが可能となる。
この発明に係るインクジェット記録装置の側面概要図である。 吐出液攪拌機構の概要を説明するための説明図である。 メインタンク80への圧縮空気の供給状態を説明する説明図である。 サブタンク90への圧縮空気の供給状態を説明する説明図である。 この発明に係るインクジェット記録装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。まず、この発明に係るインクジェット記録装置の構成について説明する。図1は、この発明に係るインクジェット記録装置の側面概要図である。
インクジェット記録装置は、テーブル1上に吸着保持された記録材料としての印刷用紙に画像の記録を行うものであり、給紙部2と、排紙部4と、一定間隔で配置された10個のテーブル1を周回軌道に沿って移動させるテーブル移動機構5と、このテーブル移動機構5により移動するテーブル1上の印刷用紙に画像を記録する画像記録部3と、タッチパネル式の入出力部を有するGUI(Graphical User Interface)6と、移動中のテーブル1の表面温度を測定する温度センサ10と、を備える。
給紙部2は、ストッカー部40と供給部50とから構成される。ストッカー部40はその上部に印刷用紙を載置し、印刷用紙を一枚ごとに供給部50に給紙するよう構成されている。また、供給部50は、ストッカー部40から給紙された印刷用紙を、周回軌道に沿って移動するテーブル1に、供給するように構成されている。
画像記録部3は、テーブル移動機構5により一方向に走行するテーブル1の上面に吸着保持された印刷用紙に対し、インクジェット方式で画像を記録するものである。この画像記録部3は、前処理剤塗布ヘッド21と、4個の記録ヘッド22、23、24、25と、5個のヒータ26、28、29、30、31と、スキャナー32とを備える。なお、後述する吐出液攪拌機構は、この画像記録部3に配設される。
前処理剤塗布ヘッド21は、4個の記録ヘッド22、23、24、25により画像を記録する前に、印刷用紙に透明な前処理剤を塗布するものである。この前処理剤としては、例えば、グロス系の印刷用紙や光沢系の印刷用紙を使用したときに、インクの印刷用紙への付着性を向上させるためのアンカーコートが使用される。
4個の記録ヘッドは、ブラックインク用の記録ヘッド22と、シアンインク用の記録ヘッド23と、マゼンタインク用の記録ヘッド24と、イエローインク用の記録ヘッド25である。これらの記録ヘッド22、23、24、25は、一方向に移動するテーブル1の上方に配設されている。そして、これらの記録ヘッド22、23、24、25は、テーブル1の移動方向と直交する方向に列設された多数のインクジェットノズル有する複数のインクジェットヘッドを備え、これらのインクジェットノズルから印刷用紙上にインクを吐出して画像を記録する。
5個のヒータは、プレヒート用のヒータ26と、中間ヒート用のヒータ28、29、30と、メインヒート用のヒータ31とである。これらのヒータ26、28、29、30、31は、印刷用紙に熱風を吹き付ける構成となっている。また、スキャナー32は、ライン状のCCDカメラを備え、記録された画像全体やパッチの濃度を測定する構成となって
いる。
テーブル1の走行経路の下方には、吸着ファン55が配設されている。なお、テーブル1は中空状の構造を有し、その表面に中空部と連通する吸着孔が形成されたものである。このため、吸着ファン55から排気を行うことにより、テーブル1の表面に供給された印刷用紙を、吸着孔を介してテーブル1上に吸着保持するようにしている。
排紙部4は、印刷用紙をその外周部に巻回してテーブル1から分離する排紙胴77を備える。この排紙部4は、排紙胴77から受け取った印刷用紙を、第1コンベア73および第2コンベア76による搬送路と、第3コンベア74および第4コンベア75による搬送路の2方向への切り替え搬送が可能な構成となっている。
次に、吐出液攪拌機構について説明する。図2は、吐出液攪拌機構の概要を説明するための説明図である。
この吐出液攪拌機構は、吐出液容器として、可撓性材料で形成された袋状のメインタンク80と、同じく可撓性材料で形成された袋状の4個のサブタンク90を備える。メインタンク80とサブタンク90は、図1に示す画像記録部3における前処理剤塗布ヘッド21と4個の記録ヘッド22、23、24、25の上方にそれぞれ配設される。なお、図2においては、8個のインクジェットヘッド100を備える記録ヘッド22の上方に配設された吐出液攪拌機構を例に示している。
メインタンク80は、略水平方向を向く載置テーブル81の上に載置されており、その全体はケーシング82に収容されている。載置テーブル81の底面には、圧縮気体供給手段を構成するノズル83を接続して、圧縮気体である圧縮空気を流入させるための孔部84が形成されている。ノズル83には圧縮空気を送り出すためのコンプレッサー87が接続され、ケーシング82にはインクをメインタンク80からサブタンク90に送液するため、ケーシング内の圧力を所定の圧力とするための加圧調整部88が接続されている。なお、これらのコンプレッサー87および加圧調整部88には、工場設備の圧力配管を分岐して使用してもよい。
サブタンク80はメインタンク90と比較して容量は小さく、この実施形態では、約2〜3Lの容量を有する1個のメインタンクに対して、約100mlの容量のサブタンクを4個配設している。4個のサブタンク90はメインタンク80と、管路85を介して接続されており、さらに、4個のサブタンク90から記録ヘッド22におけるインクジェットヘッド100にそれぞれ管路96を介してインクが供給される。
なお、メインタンク80とサブタンク90は可撓性材料で形成された袋状容器であるため、その内部に貯留している前処理剤やインクの量の増減に応じて変形する。仮に、吐出液容器が変形しない場合には、吐出液容器内に空気の層が生じ、その内部に貯留している前処理剤やインクの量の減少による内部圧力の変化により、インクジェットノズルから空気が逆流する現象が発生し、これが、インクジェットノズルの吐出不良の原因となることがある。このため、メインタンク80とサブタンク90は可撓性材料で形成し、内部の液量に応じて液密な状態で変形させることで、メインタンク80とサブタンク90内の空気によるインクジェットノズルの吐出不良を防止することができる。
図3は、メインタンク80への圧縮空気の供給状態を説明する説明図である。図3(a)はメインタンク80へ圧縮空気を吹きつける様子を示し、図3(b)はメインタンク80へ圧縮空気を吹きつけたときの様子を拡大して示している。
メインタンク80は、インクの排出口89が横向きになるように載置テーブル81の上に載置される。このようにメインタンク80を載置することで、メインタンク80の袋形状の外面と載置テーブル81の上面との接触面積を大きく確保することができる。また、載置テーブル81には、インクタンク80のインクの排出口89に近い側に孔部84が形成されている。図3(a)に示すように、この孔部84を通して、インクタンクの排出口89とは逆方向となる一方向に気流が形成されるように、載置テーブル81の斜め下方から、ノズル83によりメインタンク80に圧縮空気が吹き付けられる。メインタンク80に圧縮空気が吹き付けられると、メインタンク80と載置テーブル81の間の隙間が減圧され、可撓性のメインタンク80が一時的に載置テーブル81の上面に密着する。その後さらに圧縮空気が吹き付けられると、図3(b)に示すように、可撓性のメインタンク80の外面が波打つように小刻みに振動する。このように、メインタンク80を振動させることで、メインタンク80内の吐出液を均一に攪拌することができる。
なお、効果的にメインタンク80を振動させて吐出液を攪拌するためには、載置テーブル81の孔部84とノズル83の位置関係が、圧縮空気の流れが載置テーブル81とメインタンク80との間において、メインタンク80の長手方向である一方向に形成されるような配置である必要がある。このため、載置テーブル81における孔部84の位置は、排出口89に近い位置であることが好ましく、排出口89の下に位置する載置テーブル81の側板に孔部を設けてもよい。
図4は、サブタンク90への圧縮空気の供給状態を説明する説明図である。図4(a)はサブタンク90周辺の正面図であり、図4(b)はサブタンク90周辺の側面図である。
サブタンク90は、メインタンク80から管路85を介してインクを流入させる流入口98とサブタンク90とインクジェットヘッド100を接続する管路96にインクを排出する排出口99を備える。そして、サブタンク90は、略鉛直方向を向く支持部材としての板状体91に、流入口98と排出口99が横向きとなるように貼設される。図5(b)に示すように、板状体91は、その側面視においてL字状の形状を有する。サブタンク90は、板状体91との間にノズル93からの圧縮空気が流入可能な隙間が形成されるように、板状体91に対して、両面テープを利用して部分的に貼つけられている。なお、図3においてはその図示を省略しているが、サブタンク90に圧縮空気を供給する圧縮気体供給手段を構成するノズル93も、上述したノズル83と同様にコンプレッサー87に接続されている。
図4(a)、(b)に示すように、サブタンク90に対しては、ノズル93によりその側方から、サブタンク90の下側に位置する板状体91とサブタンク90の外面との間の隙間に向けて、水平方向の気体の流れが形成されるように、圧縮空気が供給される。これにより、上述したメインタンク80の場合と同様に、サブタンク90が振動し、サブタンク90内の吐出液が均一に攪拌される。
図5は、上述したインクジェット記録装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。このインクジェット記録装置は、制御時にデータ等が一時的にストアされるRAM191と、装置の制御に必要な動作プログラムが格納されたROM192と、論理演算を実行するCPU193とから成る制御部190を備える。この制御部190は、インターフェース195を介して、上述したGUI6およびインクジェット記録装置の各部を駆動するためのドライバー86と接続されている。さらに、この制御部190は、上述したコンプレッサー87および加圧調整部88と接続されている。この制御部190は、インクジェット記録装置の各種の動作を制御する。
以上のような構成を有するインクジェット記録装置においては、通常の画像の記録時は、コンプレッサー87からの圧縮空気の供給は停止した状態となっている。この状態において、印刷用紙を吸着保持したテーブル1を周回軌道に沿って移動させながら、インクジェットヘッド内に配設されたピエゾ素子の作用により、インクジェットノズルからインクを吐出させる。
なお、メインタンク80を収容しているケーシング82内は、加圧調整部88の作用により、一定の圧力(この実施形態では、0.02MPa)に加圧されている。このとき、このインクジェット記録装置においては、メインタンク80からサブタンク90への吐出液の供給が継続的に行われ、サブタンク90内の吐出液量をサブタンク90の容量の約50〜70%に保つようにしている。
ノズル83、93から、メインタンク80およびサブタンク90への圧縮空気の供給は、画像の記録の準備中もしくは画像の記録を一時停止しているときなどの画像の記録を実行していないと、すなわち、インクジェットヘッド100による吐出液の吐出が行われていないときに、コンプレッサー87を駆動することにより行われる。このように、メインタンク80およびサブタンク90への圧縮空気の供給を、画像の記録を実行していないときに行うのは、メインタンク80およびサブタンク90に付与された振動が記録ヘッド22、23、24、25に伝わることで描画精度が損なわれることを防止するためである。
また、吐出液が一般的な水溶性の顔料インクであれば、メインタンク80およびサブタンク90への圧縮空気の供給、約1時間に1回の頻度で間欠的に行えばよく、圧縮空気を供給する時間も、工場配管で使用される0.5MPa程度の圧縮空気で約10秒間行えば、十分に吐出液を攪拌でき、吐出液の均一性を維持することができる。
このため、このインクジェット記録装置では、メインタンク80およびサブタンク90への圧縮空気の供給を、インクジェットヘッド100による吐出液の吐出が行われていないときに間欠的に行うように、コンプレッサー87の駆動を制御している。
また、コンプレッサー87に換えて、圧縮空気の供給源として工場設備としての圧縮空気配管を分岐して使用する場合には、配管に配設した開閉バルブの駆動を制御することで、メインタンク80およびサブタンク90への圧縮空気の供給時間、供給間隔、および供給タイミングを調整することができる。
このインクジェット記録装置では、圧縮空気の供給時間、供給間隔、および供給タイミングは、画像記録に使用する吐出液の性状に応じて、適宜変更することも可能である。また、制御部190におけるROM192に格納された記録装置の動作プログラムに依らず、圧縮空気の供給を手動で行うようにしてもよい。
1 テーブル
2 給紙部
3 画像記録部
4 排紙部
5 テーブル移動機構
6 GUI
10 温度センサ
21 前処理剤塗布ヘッド
22 記録ヘッド
23 記録ヘッド
24 記録ヘッド
25 記録ヘッド
40 ストッカー部
50 供給部
55 吸着ファン
73 第1コンベア
74 第3コンベア
75 第4コンベア
76 第2コンベア
77 排紙胴
80 メインタンク
81 載置テーブル
82 ケーシング
83 ノズル
84 孔部
85 管路
86 ドライバー
87 コンプレッサー
88 加圧調整部
89 排出口
90 サブタンク
91 板状体
93 ノズル
96 管路
98 流入口
99 排出口
100 インクジェットヘッド
190 制御部

Claims (7)

  1. 記録材料とインクジェットヘッドとを相対的に移動させることにより、記録材料に吐出液を吐出するインクジェット記録装置における、吐出液攪拌機構であって、
    可撓性の吐出液容器と、
    前記吐出液容器を支持する支持部材と、
    前記吐出液容器と前記支持部材との間に圧縮気体を流入させるための気体供給手段と、
    を備え、
    前記気体供給機構により供給された圧縮気体の気流により、前記吐出液容器を振動させて吐出液を攪拌することを特徴とする吐出液攪拌機構。
  2. 請求項1に記載の吐出液攪拌機構において、
    前記気体供給手段は、前記インクジェットヘッドによる吐出液の吐出が行われていないときに前記吐出液容器へ圧縮気体を間欠的に供給する吐出液攪拌機構。
  3. 記録材料とインクジェットヘッドとを相対的に移動させることにより、記録材料に吐出液を吐出するインクジェット記録装置における、吐出液攪拌機構であって、
    可撓性部材から成るメインタンクと、
    前記メインタンクを支持する第1支持部材と、
    前記メインタンクと前記第1支持部材との間に圧縮気体を流入させるための第1気体供給手段と、
    可撓性部材から成る複数のサブタンクと、
    前記サブタンクを支持する複数の第2支持部材と、
    前記サブタンクと前記第2支持部材との間に圧縮気体を流入させるための第2気体供給手段と、
    前記メインタンクと前記サブタンクとを連結する第1管路と、
    前記サブタンクと前記インクジェットヘッドとを連結する第2管路と、
    を備え、
    前記第1気体供給管手段および前記第2気体供給手段は、前記メインタンクおよび前記サブタンクのそれぞれに圧縮気体を供給することにより、前記メインタンクと前記サブタンクを各々振動させて吐出液を攪拌することを特徴とする吐出液攪拌機構。
  4. 請求項3に記載の吐出液攪拌機構において、
    前記第1気体供給手段および前記第2気体供給手段は、前記インクジェットヘッドによる吐出液の吐出が行われていないときに前記メインタンクおよび前記サブタンクへの圧縮気体の供給を間欠的に行う吐出液攪拌機構。
  5. 請求項3に記載の吐出液攪拌機構において、
    前記第1支持部材は、略水平方向を向く載置テーブルであり、
    前記メインタンクは、前記載置テーブル上に載置される吐出液攪拌機構。
  6. 請求項3に記載の吐出液攪拌機構において、
    前記第2支持部材は、略鉛直方向を向く板状体であり、
    前記サブタンクは、前記板状体に貼設される吐出液攪拌機構。
  7. 記録材料とインクジェットヘッドとを相対的に移動させることにより、記録材料に吐出液を吐出するインクジェット記録装置であって、
    請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の吐出液攪拌機構を備えるインクジェット記録装置。
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