JP2011066944A - テレビ電話装置、テレビ電話装置における映像データ処理方法 - Google Patents
テレビ電話装置、テレビ電話装置における映像データ処理方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】テレビ電話装置1Aは、時刻t2において、テレビ電話装置1Bとのセッションを確立するためのシグナリング処理が終了すると、テレビ電話装置1Bへの映像データの送信を開始する。このとき、テレビ電話装置1Aは、セッション確立後の一定期間(時刻t3から時刻t5までの期間)では、イントラフレームの送信間隔を短くする。これにより、時刻t3でイントラフレームがネットワークのトラフィック負荷により消失したとしても、テレビ電話装置1B側では、時刻t4においてテレビ電話装置1Aから送信されたイントラフレームをすぐに受信し、受信したイントラフレームをキーにして、テレビ電話装置1Aからの映像を迅速に表示することができる。
【選択図】図2
Description
映像データをフレーム内符号化されたイントラフレームまたはフレーム間符号化されたインターフレームとして相手装置に送信するテレビ電話装置であって、
相手装置とのセッションを確立するためのシグナリング処理を行うシグナリング処理手段と、
イントラフレームを相手装置に送信し、該イントラフレームを送信する合間には、インターフレームを相手装置に送信するデータ送信手段とを有し、
前記データ送信手段は、相手装置とのセッション確立後の一定期間では、該一定期間経過後よりも短い間隔でイントラフレームを相手装置に送信するものである。
映像データをフレーム内符号化されたイントラフレームまたはフレーム間符号化されたインターフレームとして相手装置から受信するテレビ電話装置であって、
相手装置からイントラフレームを所定の間隔で受信し、該イントラフレームを受信する合間には、相手装置からインターフレームを受信するデータ受信手段と、
相手装置からイントラフレームを受信すると、該イントラフレーム以降に受信した映像データの格納を開始し、該イントラフレームを受信してから一定期間の経過前に通話録音開始の指示を受けた場合、以降に通話録音停止の指示を受けたタイミングで、格納している映像データのうち通話録音開始の指示を受ける直前にイントラフレームを受信してから通話録音停止の指示を受けるまでに受信した映像データを出力するバッファと、
通話録音停止の指示を受けたタイミングで、前記バッファから出力された映像データを保存する記憶手段と、
通話再生開始の指示を受けた場合に、前記記憶手段から読み出した映像データを復号化する復号化手段とを有するものである。
相手装置からイントラフレームを所定の間隔で受信し、該イントラフレームを受信する合間には、相手装置からインターフレームを受信するデータ受信手段と、
相手装置からイントラフレームを受信すると、該イントラフレーム以降に受信した映像データの格納を開始し、該イントラフレームを受信してから一定期間の経過前に通話録音開始の指示を受けた場合、通話録音開始の指示を受けたタイミングで、格納している映像データのうち通話録音開始の指示を受ける直前にイントラフレームを受信してから通話録音開始の指示を受けるまでに受信した映像データを出力するバッファと、
通話録音開始の指示を受けたタイミングで、以降に通話録音停止の指示を受けるまでに受信する映像データの保存を開始するとともに、該映像データの先頭部分に、前記バッファから出力された映像データを付加するように保存する記憶手段と、
通話再生開始の指示を受けた場合に、前記記憶手段から読み出した映像データを復号化する復号化手段とを有するものである。
前記復号化手段は、通話再生開始の指示を受けた場合、前記記憶手段からの映像データの読み出しを開始し、前記時間差情報で示される時間の経過後に読み出した映像データを復号化した映像から表示部への出力を開始することとしても良い。
映像データをフレーム内符号化されたイントラフレームまたはフレーム間符号化されたインターフレームとして相手装置から受信するテレビ電話装置であって、
相手装置からイントラフレームを所定の間隔で受信し、該イントラフレームを受信する合間には、相手装置からインターフレームを受信するデータ受信手段と、
通話録音開始の指示を受けた場合に、その直後に相手装置から受信した映像データに基づいてイントラフレームを生成するイントラフレーム生成手段と、
通話録音開始の指示を受けた場合に、それ以降に相手装置から受信する映像データの先頭部分に、前記イントラフレーム生成手段にて生成されたイントラフレームがマージされたものを保存する記憶手段と、
通話再生開始の指示を受けた場合に、前記記憶手段から読み出した映像データを復号化する復号化手段とを有するものである。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態によるテレビ電話装置の構成を示すブロック図である。ただし、図1は、本実施形態の本質的部分のみを示すものであり、実際には、当然ながらモニタ、マイク、スピーカ等のテレビ電話装置を構成する一般的な構成要素も設けられている。
(例1)
0.1s→0.2s→0.4s→0.8s→1.0s→1.5s→2.0s・・・
(例2)
0.5s→0.5s→0.5s→0.5s→1.0s→1.0s→1.0s・・・
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態によるテレビ電話装置の構成を示すブロック図である。ただし、図3は、本実施形態の本質的部分のみを示すものであり、実際には、当然ながらカメラ、マイク、スピーカ等のテレビ電話装置を構成する一般的な構成要素も設けられている。
図5は、本発明の第3の実施形態によるテレビ電話装置の構成を示すブロック図である。ただし、図5は、本実施形態の本質的部分のみを示すものであり、実際には、当然ながらカメラ、マイク、スピーカ等のテレビ電話装置を構成する一般的な構成要素も設けられている。
2,2A,2B テレビ電話装置
3,3A,3B テレビ電話装置
101 本体部
102 カメラ
103 NIC
104 シグナリング処理部
105 RTP処理部
106 ビデオエンコーダ
107 ビデオデコーダ
108 ビデオI/F
109 制御部
110 タイマ
111 映像データ制御部
201 本体部
202 モニタ
203 NIC
204 シグナリング処理部
205 RTP処理部
206 ビデオエンコーダ
207 ビデオデコーダ
208 ビデオI/O
209 HDD
210 制御部
211 イントラフレーム判定部
212 バッファ
301 本体部
302 モニタ
303 NIC
304 シグナリング処理部
305 RTP処理部
306 ビデオエンコーダ
307 ビデオデコーダ
308 ビデオI/O
309 HDD
310 制御部
311 コピー部
312 バッファ
313 マージ部
Claims (16)
- 映像データをフレーム内符号化されたイントラフレームまたはフレーム間符号化されたインターフレームとして相手装置から受信するテレビ電話装置であって、
相手装置からイントラフレームを所定の間隔で受信し、該イントラフレームを受信する合間には、相手装置からインターフレームを受信するデータ受信手段と、
相手装置からイントラフレームを受信すると、該イントラフレーム以降に受信した映像データの格納を開始し、該イントラフレームを受信してから一定期間の経過前に通話録音開始の指示を受けた場合、以降に通話録音停止の指示を受けたタイミングで、格納している映像データのうち通話録音開始の指示を受ける直前にイントラフレームを受信してから通話録音停止の指示を受けるまでに受信した映像データを出力するバッファと、
通話録音停止の指示を受けたタイミングで、前記バッファから出力された映像データを保存する記憶手段と、
通話再生開始の指示を受けた場合に、前記記憶手段から読み出した映像データを復号化する復号化手段とを有するテレビ電話装置。 - 映像データをフレーム内符号化されたイントラフレームまたはフレーム間符号化されたインターフレームとして相手装置から受信するテレビ電話装置であって、
相手装置からイントラフレームを所定の間隔で受信し、該イントラフレームを受信する合間には、相手装置からインターフレームを受信するデータ受信手段と、
相手装置からイントラフレームを受信すると、該イントラフレーム以降に受信した映像データの格納を開始し、該イントラフレームを受信してから一定期間の経過前に通話録音開始の指示を受けた場合、通話録音開始の指示を受けたタイミングで、格納している映像データのうち通話録音開始の指示を受ける直前にイントラフレームを受信してから通話録音開始の指示を受けるまでに受信した映像データを出力するバッファと、
通話録音開始の指示を受けたタイミングで、以降に通話録音停止の指示を受けるまでに受信する映像データの保存を開始するとともに、該映像データの先頭部分に、前記バッファから出力された映像データを付加するように保存する記憶手段と、
通話再生開始の指示を受けた場合に、前記記憶手段から読み出した映像データを復号化する復号化手段とを有するテレビ電話装置。 - イントラフレームを受信してからの一定期間とは、次にイントラフレームを受信するまでの期間である、請求項1または2に記載のテレビ電話装置。
- イントラフレームを受信してからの一定期間とは、前記バッファに格納している映像データが一定量に達するまでの期間である、請求項1または2に記載のテレビ電話装置。
- 前記記憶手段は、保存している映像データの先頭部分のイントラフレームを受信してから通話録音開始の指示を受けるまでの時間を示す時間差情報も保存し、
前記復号化手段は、通話再生開始の指示を受けた場合、前記記憶手段からの映像データの読み出しを開始し、前記時間差情報で示される時間の経過後に読み出した映像データを復号化した映像から表示部への出力を開始する、請求項1から4のいずれか1項に記載のテレビ電話装置。 - 映像データをフレーム内符号化されたイントラフレームまたはフレーム間符号化されたインターフレームとして相手装置から受信するテレビ電話装置であって、
相手装置からイントラフレームを所定の間隔で受信し、該イントラフレームを受信する合間には、相手装置からインターフレームを受信するデータ受信手段と、
通話録音開始の指示を受けた場合に、その直後に相手装置から受信した映像データに基づいてイントラフレームを生成するイントラフレーム生成手段と、
通話録音開始の指示を受けた場合に、それ以降に相手装置から受信する映像データの先頭部分に、前記イントラフレーム生成手段にて生成されたイントラフレームがマージされたものを保存する記憶手段と、
通話再生開始の指示を受けた場合に、前記記憶手段から読み出した映像データを復号化する復号化手段とを有するテレビ電話装置。 - 相手装置から受信する映像データの復号化を行う復号化手段をさらに有し、
前記イントラフレーム生成手段は、通話録音開始の指示を受けた場合に、その直後に相手装置から受信した映像データを復号化したものを前記復号化手段から取得し、取得した映像データを符号化してイントラフレームを生成する、請求項6に記載のテレビ電話装置。 - 通話録音開始の指示を受けた場合に、相手装置から受信する映像データの格納を開始するバッファと、
前記イントラフレーム生成手段にて生成されたイントラフレームを、前記バッファに格納された映像データの先頭部分にマージして出力し、以降、前記バッファに格納された映像データを順次出力するマージ手段とをさらに有し、
前記記憶手段は、前記マージ手段から出力された映像データを順次保存する、請求項6または7に記載のテレビ電話装置。 - 映像データをフレーム内符号化されたイントラフレームまたはフレーム間符号化されたインターフレームとして相手装置から受信するテレビ電話装置による映像データの処理方法であって、
相手装置からイントラフレームを所定の間隔で受信し、該イントラフレームを受信する合間には、相手装置からインターフレームを受信するステップと、
相手装置からイントラフレームを受信すると、該イントラフレーム以降に受信した映像データのバッファへの格納を開始し、該イントラフレームを受信してから一定期間の経過前に通話録音開始の指示を受けた場合、以降に通話録音停止の指示を受けたタイミングで、前記バッファに格納している映像データのうち通話録音開始の指示を受ける直前にイントラフレームを受信してから通話録音停止の指示を受けるまでに受信した映像データを前記バッファから出力するステップと、
通話録音停止の指示を受けたタイミングで、前記バッファから出力された映像データを記憶手段に保存するステップと、
通話再生開始の指示を受けた場合に、前記記憶手段から読み出した映像データを復号化するステップとを有する方法。 - 映像データをフレーム内符号化されたイントラフレームまたはフレーム間符号化されたインターフレームとして相手装置から受信するテレビ電話装置による映像データの処理方法であって、
相手装置からイントラフレームを所定の間隔で受信し、該イントラフレームを受信する合間には、相手装置からインターフレームを受信するステップと、
相手装置からイントラフレームを受信すると、該イントラフレーム以降に受信した映像データのバッファへの格納を開始し、該イントラフレームを受信してから一定期間の経過前に通話録音開始の指示を受けた場合、通話録音開始の指示を受けたタイミングで、前記バッファに格納している映像データのうち通話録音開始の指示を受ける直前にイントラフレームを受信してから通話録音開始の指示を受けるまでに受信した映像データを前記バッファから出力するステップと、
通話録音開始の指示を受けたタイミングで、以降に通話録音停止の指示を受けるまでに受信する映像データの記憶手段への保存を開始するとともに、該映像データの先頭部分に、前記バッファから出力された映像データを付加するように前記記憶手段に保存するステップと、
通話再生開始の指示を受けた場合に、前記記憶手段から読み出した映像データを復号化するステップとを有する方法。 - イントラフレームを受信してからの一定期間とは、次にイントラフレームを受信するまでの期間である、請求項9または10に記載の方法。
- イントラフレームを受信してからの一定期間とは、前記バッファに格納している映像データが一定量に達するまでの期間である、請求項9または10に記載の方法。
- 前記記憶手段に映像データを保存するステップでは、該記憶手段に保存している映像データの先頭部分のイントラフレームを受信してから通話録音開始の指示を受けるまでの時間を示す時間差情報も前記記憶手段に保存し、
映像データを復号化するステップでは、通話再生開始の指示を受けた場合に、前記記憶手段からの映像データの読み出しを開始し、前記時間差情報で示される時間の経過後に読み出した映像データを復号化した映像から表示部への出力を開始する、請求項9から12のいずれか1項に記載の方法。 - 映像データをフレーム内符号化されたイントラフレームまたはフレーム間符号化されたインターフレームとして相手装置から受信するテレビ電話装置による映像データの処理方法であって、
相手装置からイントラフレームを所定の間隔で受信し、該イントラフレームを受信する合間には、相手装置からインターフレームを受信するステップと、
通話録音開始の指示を受けた場合に、その直後に相手装置から受信した映像データに基づいてイントラフレームを生成するステップと、
通話録音開始の指示を受けた場合に、それ以降に相手装置から受信する映像データの先頭部分に、前記イントラフレーム生成手段にて生成されたイントラフレームがマージされたものを記憶手段に保存するステップと、
通話再生開始の指示を受けた場合に、前記記憶手段から読み出した映像データを復号化するステップとを有する方法。 - 相手装置から受信する映像データの復号化を行うステップをさらに有し、
イントラフレームを生成するステップでは、通話録音開始の指示を受けた場合に、その直後に相手装置から受信した映像データを復号化したものを取得し、取得した映像データを符号化してイントラフレームを生成する、請求項14に記載の方法。 - 通話録音開始の指示を受けた場合に、相手装置から受信する映像データのバッファへの格納を開始するステップと、
前記生成されたイントラフレームを、前記バッファに格納された映像データの先頭部分にマージして出力し、以降、前記バッファに格納された映像データを順次出力するステップとをさらに有し、
前記記憶手段に映像データを保存するステップでは、前記出力された映像データを順次保存する、請求項14または15に記載の方法。
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