JP2008131106A - 通信会議システム - Google Patents

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Abstract

【課題】選択的に高精細度のデータを低品位のデータとともに送受信可能とする通信会議システムを提供する。
【解決手段】遠隔操作送信部113は、所定の時間位置、または所定の範囲の時間位置を示す「キャプチャ指示」を送信部100に送信する。送信部100は、「キャプチャ指示」の時間位置が示す高品位データを低品位データと共に受信部110に送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、通信会議システムに関する。より詳細には、通信会議システムにおいて、高品位のデータを選択的に送受信できるシステムに関する。
従来から、相隔たった複数の地点を通信網で結び会議を行う通信会議システムが利用されている。通信会議システムでは、相隔たった複数の地点同士で画像、音声、データ、またはこれらの複数の組み合わせを相互にやり取りする技術が活用されている。
また、従来の通信会議システムにおいては、特定の画像をズーム機能でより詳細な画像データとしてデータ転送する技術が知られている(特許文献1参照)。この技術を使用することにより、通信会議システムでは、拡大表示された画像を確認することで細部の状態まで把握しやすくなった。
特開2005−159490
従来の通信会議システムにおいては、システム利用者の所望により高品位のデータが必要になる場合が発生するが、高品位のデータは、データ容量が大きいため、画像を圧縮符号化してデータ量を減少させたとしてもネットワークにかかる負荷は相当大きいという問題があった。
また、高品位のデータを通信してリアルタイムの会議を行うことは非常に困難であるという問題もあった。
さらに、従来の通信会議システムにおいては、送受信される画像データや音声データについて高品位のデータにすればするほど伝送時間の大幅な遅延(再生時差)が生じていた。すなわち、従来の通信会議システムではネットワークや圧縮技術の問題により、その再生に遅延が生じてしまうのが必至であり、システムで再生されている画像/音声/データを確認してその時間的位置を指定すると、どうしても「ずれ」が生じてしまう問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、再生される画像/音声/データに時間的位置を指定するものを付加し、システム利用者の所望の時点でその時間的位置を元に、送信側に蓄積されているより高品位の画像/音声/データを再送する手段を含む通信会議システムを提供することにある。
このような目的を達成するため、本発明に係る通信会議システムは、送信手段(送信部100)、および受信手段(受信部110)を備える通信会議システムであって、送信手段は、送信手段に入力されるデータにタイムコードを付加する付加手段(インターフェース部102)と、データを圧縮符号化し、第1のデータとして受信手段に常に送信する第1の符号化手段(圧縮符号化部103)と、データを圧縮符号化し、第1のデータよりも低い圧縮率で圧縮された第2のデータを生成する第2の符号化手段(高品位圧縮符号化部104)と、第2の符号化手段によって圧縮符号化された第2のデータを格納する格納手段(蓄積データベース105)とを備え、受信手段は、第1の符合化手段から送信された、圧縮符号化された第1のデータを復号する第1の復号手段(復号部111)と、第2の符号化手段から送信された、圧縮符号化された第2のデータを復号する第2の復号手段(復号部111)と、第1の復号手段および第2の復号手段によって復号された第1のデータおよび第2のデータを再生する再生手段(再生機112)と、再生手段にて再生する第2のデータの開始位置と終了位置の位置を示す「キャプチャ指示」を送信する操作命令送信手段(遠隔操作送信部113)とを備え、第2の符号化手段によって圧縮符号化された第2のデータは、送信手段が「キャプチャ指示」を受信するまで受信手段に送信されず、「キャプチャ指示」を受信した場合に、送信手段は、第2のデータを格納手段から読み出して受信手段に送信することを特徴とする。
本発明によれば、高品位の画像/音声/データのうち利用者の所望の箇所について受信機側で取得することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明に係る通信会議システムの例示的な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では画像データおよび音声データを中心に説明するが、本発明はこれらに限定されることなく、例えば、文字または数値データをやり取りする通信会議システムにおいても利用可能である。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信会議システムを示すブロック図である。
カメラ130およびマイク131に接続する送信部100と受信部110とは、ネットワーク回線120を介して接続される。
送信部100は、カメラ130およびマイク131に接続し、かつ制御部101、音声CODEC103aおよび画像CODEC103bを備える圧縮符号化部103、および音声CODEC104aおよび画像CODEC104bを備える高品位圧縮符号化部104に接続する周辺機器インターフェース部102と、制御部101、圧縮符号化部103、高品位圧縮符号化部104、ネットワーク回線120に接続するネットワークインターフェース部107、および蓄積データベース105に接続する遠隔操作処理部106とを備える。
受信部110は、再生機112およびネットワークインターフェース部114に接続する、音声CODEC111aと画像CODEC111bを備える復号部111と、ネットワークインターフェース部114および入力部115に接続する遠隔操作送信部113と、再生機112に接続し、リモコン116から操作命令を受信可能な入力部115とを備える。
制御部101は、送信部101の全体の制御を統括するCPUを備え、かつカメラ130およびマイク131から各々取り込んだ画像データおよび音声データに付加するタイムコードを発生させ、インターフェース部102に送信することができる。該タイムコードは、インターフェース部102にて送信部101に取り込まれた上記画像データおよび音声データに付加される。
また、制御部101は、後述するように、圧縮符号化部103や高品位圧縮符号化部104で圧縮符号化されたデータを生成すること、および蓄積データベース105から所定のデータを読み出す処理をすること、および受信部110に圧縮符号化されたデータを送信することについても制御する。
周辺機器インターフェース部102は、カメラ130およびマイク131から各々画像データおよび音声データを受信するインターフェース部であり、制御部101からタイムコードを受け取り、該各々の画像データおよび音声データに該タイムコードをメタデータとして付加する処理を行う。なお、該メタデータには、タイムコード以外にもフレーム番号などの情報が含まれる。その後、周辺機器インターフェース部102は、該各々の画像データおよび音声データを圧縮符号化部103および高品位圧縮符号化部104に送信する。
また、周辺機器インターフェース部102は、受信部110からカメラ130およびマイク131に関する操作命令を、遠隔操作処理部106および制御部101を介して受け取り、カメラ130およびマイク131に該操作命令も送信する。
カメラ130およびマイク131は、各々、受信側が必要としている画像および音声を取り込み、該画像および音声に関する画像データおよび音声データを周辺機器インターフェース部102に送信する。また、カメラ130およびマイク131は、上述の操作命令を受信した後、該操作命令に従った動作を行う(例えば、ズーム画像の取得、音量の調節など)。
圧縮符号化部103は、上記送信された画像データおよび音声データを圧縮符号化し、圧縮符号化された画像データおよび音声データを生成する。すなわち、圧縮符号化部103は、カメラ130から送信されてきた画像データ(例えば、NTSC信号)を内蔵する画像CODEC103bを使用して、例えば、H.264などの画像符号化方式に従って圧縮符号化する。また、圧縮符号化部103は、マイク131から送信されてきたアナログ音声信号を内蔵する音声CODEC103aを使用して、例えば、G.728などの音声符号化方式に従って圧縮符号化する。なお、圧縮符号化部103における画像データおよび音声データの圧縮符号化方式は、上記の例以外の圧縮符号化方式であっても特に構わず、限定されない。
また、圧縮符号化部103は、上記圧縮符号化された画像データおよび音声データをネットワークインターフェース部107に送信し、送信された画像データおよび音声データは、ネットワーク回線120を介して受信部110に常に送信される。ここで圧縮符号化部103からネットワークインターフェース部107へは、1つの回路で送信するよう記載しているが、複数の回路で送信するようにしても構わない。
このように、圧縮符号化部103は、上記画像データおよび音声データを圧縮符号化してネットワーク回線120を流れるデータ量を減少させている。
高品位圧縮符号化部104は、上記カメラ130およびマイク131から送信された画像データおよび音声データを圧縮符号化し、圧縮符号化された画像データおよび音声データを生成する。
高品位圧縮符号化部104で圧縮されるデータは、圧縮符号化部103で圧縮符号化されるデータよりも高品位なものとなる。なお、本明細書で「高品位」なデータとは、高品位圧縮符号化部104で生成される圧縮符号化されたデータであって、圧縮符号化部103で生成される圧縮符号化されたデータよりも圧縮率が低いデータを指す。
圧縮符号化部103で説明したように、高品位圧縮符号化部104も、上記画像データおよび音声データを内蔵する画像CODEC104bおよび音声CODEC104aによって圧縮符号化する。高品位圧縮符号化部104における画像データおよび音声データの圧縮符号化方式は、圧縮符号化部103と同様に、特に限定されない。
また、高品位圧縮符号化部104は、上記圧縮符号化された画像データおよび音声データを上記メタデータとともに蓄積データベース105に格納する。なお、後述するように、制御部101は、遠隔操作処理部106から「キャプチャ指示」に基づくデータ送信命令を受け取るまで蓄積データベース105から受信部110に対して高品位データを送信しない。
蓄積データベース105は、上述したように、高品位圧縮符号化部104から送信された圧縮符号化後の画像データおよび音声データを格納する。本発明の一実施形態に係る蓄積データベース105は、DRAMなどの記憶媒体を使用しており、会議が終わる度(つまり、電源OFFがある度)にその会議で蓄積されたデータは蓄積データベース105から削除される。
なお、蓄積データベース105からデータが削除されるタイミングとしては、これ以外にも、予め所定の蓄積量を決めておき、該蓄積量が満杯になった時点で自動的に古いデータから削除することや、予め定めた一定期間を過ぎた段階で削除することや、システム利用者の操作によって一括で削除されるなどの実施形態も可能であり、特に限定されない。
遠隔操作処理部106は、遠隔操作送信部113から受信した命令の内容を制御部101に伝送し、制御部101は、該命令に従って各種処理を行う(例えば、高品位データを蓄積データベース105から読み出して受信部110に送信する、またはカメラ130やマイク131に対して操作する、など)。
復号部111は、ネットワークインターフェース部114を介して受信した圧縮符号化された画像データおよび音声データを復号する。すなわち、復号部111は、内蔵する画像CODEC111bを使用して該画像データを再生機112のモニタで再生可能な画像データ(例えば、NTSC信号などテレビ用の映像信号)に復号する。また、復号部111は、内蔵する音声CODEC111aを使用して該音声データを再生機112のスピーカで出力可能な音声データ(例えば、アナログ音声信号)に復号する。
復号部111は、上記復号処理の後、復号した画像データおよび音声データを再生機112に送信する。
再生機112は、該画像データおよび音声データを受信して再生機112のモニタに該画像データを表示し、再生機112のスピーカから該音声データを出力する。なお、再生機112のスピーカは、再生機112に内蔵されていても、外付け方式であってもいずれでも構わない。
本実施形態では、復号部111は、圧縮符号化部103で生成された圧縮符号化されたデータと高品位圧縮符号化部104で生成された圧縮符号化されたデータとを復号するが、圧縮符号化部103で生成された圧縮符号化されたデータと高品位圧縮符号化部104で生成された圧縮符号化されたデータとを別個の復号部で復号する実施形態も可能であり、特に限定されない。
遠隔操作送信部113は、入力部115から送信部100、カメラ130、およびマイク131に対する操作命令を受信し、ネットワーク回線120を介して該操作命令を送信することができる。
すなわち、遠隔操作送信部113は、カメラ130やマイク131を任意に動作させる命令(例えば、ズーム機能を使用して拡大画像を取得、など)を送信部100に送信したり、「キャプチャ指示」命令を送信したりすることもできる。
本明細書で、「キャプチャ指示」とは、常時送信しているデータ(低品位の画像、音声データ)とともに高品位のデータも送信部100から受信部100に対して送信する命令を指す。この「キャプチャ指示」は、後述するように、特定の時間位置のデータを指定して送信するようにすることも可能であり、または指定される所定の範囲(開始から終了まで)の時間位置のデータを指定して送信するようにすることも可能である。
入力部115は、送信部100に対する操作命令を入力する手段であり、入力された操作命令は遠隔操作送信部113によって送信部100に送信される。
操作命令を入力する一例を挙げると、図4に示すように、再生機112のモニタ上に表示されている「1フレームキャプチャ」ボタンを指定することで「キャプチャ指示」命令を送信部100に送信することができる。また、「キャプチャ開始」ボタンを指定することで再生されている画像や音声などのデータの所定の範囲の時間位置のうち開始位置を指定することができる。本実施形態では「キャプチャ開始」ボタンが指定されると、「キャプチャ開始」ボタンは「キャプチャ終了」ボタンに変わる。このため、「キャプチャ終了」ボタンを指定することによって所定の範囲の時間位置のうち終了位置を指定することができ、送信部100に対して所定の範囲の時間位置に係る高品位のデータを送信してもらう「キャプチャ指示」命令を送信することが可能となる。
すなわち、本発明に係る通信会議システムでは、今現在見ている/聞いている低品位の画像や音声などを元にして、利用者が「ここ」(上述の「1フレームキャプチャ」ボタンの指定)や「ここからここ」(上述の「キャプチャ開始」ボタンを指定してから「キャプチャ終了」ボタンを指定するまで)と指示を出すことによって、高品位の画像や音声などについて所望の時間位置のものを送信部100から送信してもらうことが可能となる。
なお、該時間位置を指定するものとしてタイムコードやフレーム番号を使用することが可能であり、「1フレームキャプチャ」ボタンや「キャプチャ開始」ボタンを指定したタイミングで自動的にそのデータに該当するタイムコードやフレーム番号が開始位置を示す情報として指定される。
該時間位置を指定する他の例としてメタデータも可能である。例えば、本発明の実施形態に係るカメラを使用して道路を行き交う自動車の状況を監視する場合には、通り過ぎる自動車の1台1台のナンバープレートの位置から自動車のナンバーを認識し、認識したナンバーをメタデータとして映像と共に送信することが考えられる。かかる場合には、「今通り過ぎたナンバー“1234”の自動車の高品位画像データを取得しようとする場合、メタデータとして記憶されているナンバーの情報を元にデータの時間位置を指定することも可能となる。すなわち、映像の中の特定の部分から時間位置を指定するために利用することが可能な情報をメタデータとして記憶させ、該メタデータを利用して時間位置を指定することが可能である。
また、他の例を挙げると、図5に示すように、リモコン116からも操作命令を入力することができる。ユーザは、リモコン116を操作して、上述した時間位置の指定を入力部115(または、再生機112)に送信することができる。
さらに他の例を挙げると、本システムの利用者が発する所定の言葉に反応して上記「キャプチャ」指示を送信させることも可能であり(例えば、「ここ」という言葉に入力部115が有するセンサが反応して「キャプチャ指示」を送信する、など)、図5のリモコンなどを利用して所定の時間に高品位の画像や音声などのデータを再送信させるようタイマ設定することも可能であり、今現在見ている画像や音声に予め指定した所定の変化(トリガー)が発生した際に上記「キャプチャ指示」を送信することも可能である。
なお、図1においては、受信部110側のカメラやマイクを省略して記載したが、受信部110から送信部100に対しても画像データや音声データを送信できる。しかしながら、本発明の要旨に焦点をあてて説明するため、受信部110側のカメラやマイク、およびそれに関するデータの流れおよび処理内容の説明は省略する。
次に、図2を参照して、本発明の一実施形態に係る通信会議システムにおける画像データおよび音声データの処理のフローを説明する。
ステップS201で、カメラ130およびマイク131は、システム利用者の画像データおよび音声データを各々取得し、周辺機器インターフェース部102に送信する。
ステップS202で、周辺機器インターフェース部102は、制御部101からタイムコードを受け取り、上記画像データおよび音声データにメタデータとして付加する。周辺機器インターフェース部102は、該タイムコードが付加された画像データおよび音声データを圧縮符号化部103および高品位圧縮符号化部104に送信する。
なお、圧縮符号化部103に送信された後の処理フローについては、ステップS203以降で説明し、高品位圧縮符号化部104に送信された後の処理フローについては、ステップS206以降で説明する。
ステップS203で、圧縮符号化部103は、上記送信された画像データおよび音声データを圧縮符号化して、ネットワークインターフェース部107を介して受信部110に送信する。該画像データおよび音声データを画像CODEC103bおよび音声CODEC103aの各々を使用して圧縮符号化する処理については、図1で説明した通りである。
ステップS204で、復号部111は、上記圧縮符号化された画像データおよび音声データを受信し、復号する。画像CODEC111bおよび音声CODEC111aを使用して復号する処理については、図1で説明した通りである。復号部111は、再生機112で再生可能および出力可能になった画像データおよび音声データを再生機112に送信する。
ステップS205で、再生機112は、上記受信した画像データおよび音声データを各々再生機112のモニタおよびスピーカによって再生し、出力する。
ステップS206で、高品位圧縮符号化部104は、上記送信された画像データおよび音声データを圧縮符号化部103で圧縮されたデータよりも高品位に圧縮符号化、すなわち低い圧縮率で圧縮符合化する。該画像データおよび音声データを画像CODEC104bおよび音声CODEC104aの各々を使用して圧縮符号化する処理については、図1で説明した通りである。その後、高品位圧縮符号化部104は、圧縮符号化した画像データおよび音声データをメタデータ(タイムコードが含まれる)とともに蓄積データベース105に送信する。
ステップS207で、蓄積データベース105は、該圧縮符号化した画像データおよび音声データをメタデータとともに格納する。
なお、図2に示す処理フローは、送信部100から受信部110に対して画像データおよび音声データを送信する実施形態について示しているが、受信部110から送信部100に対して画像データおよび音声データを送信することができることはもちろんである。
次に、図3を参照して、本発明の一実施形態に係る通信会議システムにおいて、「キャプチャ指示」の命令が出された場合の処理フローを説明する。
ステップS301で、遠隔操作送信部113は、入力部115から「キャプチャ指示」の操作命令を受け取ると、ネットワークインターフェース部114を介して送信部100に対し、「キャプチャ指示」の操作命令を送信する。なお、「キャプチャ指示」には、上述したように「1フレームキャプチャ」ボタンを指定した場合(すなわち、システム利用者が「ここ」と指定した場合)および「キャプチャ開始」ボタンと「キャプチャ終了」ボタンを指定した場合(システム利用者が「ここからここ」と指定した場合)が含まれる。
ステップS302で、遠隔操作処理部106は、ネットワークインターフェース部107を介して「キャプチャ指示」を受信し、制御部101に「キャプチャ指示」を送信する。
ステップS303で、制御部101は「キャプチャ指示」の内容が「1フレームキャプチャ」を指定したものか、あるいは「キャプチャ開始」および「キャプチャ終了」を指定したものかを判定する。
ステップS304で、制御部101は、ステップS303で判定した内容に従って、蓄積データベース105から「1フレームキャプチャ」に該当する時間位置を示す画像や音声などのデータを指定し、あるいは「キャプチャ開始」および「キャプチャ終了」に該当する時間位置を示す画像や音声などのデータを指定する。
ステップS305で、制御部101は、ステップS304で指定した高品位の画像や音声などのデータを、インターフェース部107を介して受信部110に送信する。かかる場合であっても、圧縮符号化部103から受信部110に対して低品位のデータは送信され続ける。
ステップS306で、復号部111は、ネットワークインターフェース部114を介して受信した高品位の画像データおよび音声データを復号し、再生機112にて画像データを再生し、音声データを出力する。
上記の説明では、遠隔操作送信部113から「キャプチャ指示」が送信された実施形態について説明したが、遠隔操作送信部113から送信可能な操作命令は「キャプチャ指示」以外にもあり、該操作命令と組み合わせることも可能である。
例えば、カメラ130を操作して特定の患部を拡大表示した後に高品位の画像データを送信するよう制御することも可能である。この場合、遠隔操作処理部106が制御部101および周辺機器インターフェース部102を介してカメラ130に該操作命令を送信する。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、「1フレームキャプチャ」や「キャプチャ開始」ボタンを指定した際の時間位置を元に高品位データを送信する実施形態について説明したが、予め設定された差分(例えば、3秒前など)を利用して、再生されているものから該設定された差分前から高品位のデータを送信するようにする実施形態も可能である。かかる場合には、該差分を遠隔操作送信部113などに設定情報として格納しておき利用する。
また、上記実施形態では、ネットワーク回線120を介して1つの回線で接続されているが、送信部100から送信する場合に使用する回線と、受信部110から送信する場合に使用する回線とを分けても構わない。その場合には、ネットワークインターフェース部107および114がデータ送受信の振り分けを制御する。
また、高品位圧縮符号化部104は、カメラ130およびマイク131から送信された画像データおよび音声データを圧縮せずに符号化し、符号化された画像データおよび音声データをメタデータとともに蓄積データベース105に格納する実施形態も可能である。すなわち、非圧縮(圧縮率0)のデータについても送信部100から受信部110に対して送信することが可能である。
また、上記実施形態では、カメラ130およびマイク131を利用して画像データおよび音声データを取得する実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されることはない。例えば、スキャナを利用して画像データを送信部に取り込むことも可能である。
また、上記実施形態では、制御部101が生成したタイムコードは、インターフェース部102にて画像データおよび音声データにメタデータとして追加されるが、圧縮符号化部103や高品位圧縮符号化部104で圧縮された後のパケットに該メタデータを追加することも可能である。かかる場合、圧縮符号化部103や高品位圧縮符号化部104から出力されるパケットに対して、メタデータをヘッダに埋め込むという処理を行うと、受信側ではパケットのヘッダさえ確認すれば時間位置情報をすぐに取得することが可能となる点でシステム構築上有利な場合もある。なお、圧縮符号化部103および高品位圧縮符号化部104での処理時間の差異が存在することから、圧縮符号化部103および高品位圧縮符号化部104から出力されるデータにユニークIDをつけておくことが必要となる。
本発明の通信会議システムの一実施形態を示すブロック図である。 本発明の通信会議システムにおける画像データおよび音声データの処理を示すフローチャートである。 本発明の通信会議システムにおいて「キャプチャ指示」の命令が出された場合の処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る再生機の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るリモコンの一例を示す図である。
符号の説明
100 送信部
101 制御部
102 周辺機器インターフェース部
103 圧縮符号化部
104 高品位圧縮符号化部
105 蓄積データベース(DB)
106 遠隔操作処理部
107、114 ネットワークインターフェース部
110 受信部
111 復号部
112 再生機
113 遠隔操作送信部
120 ネットワーク回線
130 カメラ
131 マイク

Claims (4)

  1. 送信手段、および受信手段を備える通信会議システムであって、
    前記送信手段は、
    前記送信手段に入力されるデータにタイムコードを付加する付加手段と、
    前記データを圧縮符号化し、第1のデータとして前記受信手段に常に送信する第1の符号化手段と、
    前記データを圧縮符号化し、前記第1のデータよりも低い圧縮率で圧縮された第2のデータを生成する第2の符号化手段と、
    前記第2の符号化手段によって圧縮符号化された前記第2のデータを格納する格納手段と
    を備え、
    前記受信手段は、
    前記第1の符合化手段から送信された、圧縮符号化された前記第1のデータを復号する第1の復号手段と、
    前記第2の符号化手段から送信された、圧縮符号化された前記第2のデータを復号する第2の復号手段と、
    前記第1の復号手段および前記第2の復号手段によって復号された前記第1のデータおよび前記第2のデータを再生する再生手段と、
    前記再生手段にて再生する前記第2のデータの開始位置と終了位置の位置を示す「キャプチャ指示」を送信する操作命令送信手段と
    を備え、
    前記第2の符号化手段によって圧縮符号化された前記第2のデータは、前記送信手段が前記「キャプチャ指示」を受信するまで前記受信手段に送信されず、
    前記「キャプチャ指示」を受信した場合に、前記送信手段は、前記第2のデータを前記格納手段から読み出して前記受信手段に送信することを特徴とする通信会議システム。
  2. 前記「キャプチャ指示」によって示される開始位置と終了位置の位置は、同一であることを特徴とする請求項1に記載の通信会議システム。
  3. 前記位置は、前記タイムコードまたはフレーム番号を使用して示すことを特徴とする請求項1に記載の通信会議システム。
  4. 前記第2の符号化手段は、圧縮率0で前記第2のデータを生成することを特徴とする請求項1に記載の通信会議システム。
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