JP2011066861A - 医療機器設置場所案内装置及び医療機器設置場所案内システム - Google Patents

医療機器設置場所案内装置及び医療機器設置場所案内システム Download PDF

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Abstract

【課題】迅速に医療機器の設置場所を案内することができる医療機器設置場所案内装置及び医療機器設置場所案内システムを提供すること。
【解決手段】対象者の生体情報を検出する生体情報検出部23を有する端末本体部20と、対象者の位置情報を取得する位置情報取得部43を有する案内部40と、これら端末本体部と案内部とを着脱可能にするための着脱部11と、を備え、案内部は、少なくとも、位置情報と、特定医療機器の設置場所に関する特定医療機器設置場所情報72に基づき、当該特定医療機器設置場所を案内する設置場所案内部50を有すると共に、着脱部は、設置場所案内部の動作に際し、端末本体部と案内部とを相互に離脱可能な状態とする構成となっている医療機器設置場所案内装置10。
【選択図】図1

Description

本発明は、必要に応じて迅速に使用することができるように各所に配置されている例えばAED(自動体外式除細動器、Automated External Defibrillator)等の医療機器の配置場所まで迅速に案内することができる医療機器設置場所案内装置及び医療機器設置場所案内システムに関するものである。
従来より、心臓疾患等を有する人の心電図等を長時間測定するための提案はなされている(例えば、特許文献1)。
一方で、このような心臓疾患等を有する人が、外出先等で発作等を起こした場合、迅速に対処できるように、各所に例えばAEDが設置されている。
特許第3711236号公報
しかし、例えば、心臓疾患等を有する人が、外出先等で発作等を起こしても、直ぐにAED等の医療機器の設置場所が分からず、迅速にかかる医療機器を利用することができないという問題があった。
そこで、迅速に医療機器の設置場所を案内することができる医療機器設置場所案内装置及び医療機器設置場所案内システムを提供することを目的とする。
前記課題は、本発明によれば、対象者の生体情報を検出する生体情報検出部を有する端末本体部と、当該対象者の位置情報を取得する位置情報取得部を有する案内部と、これら端末本体部と案内部とを着脱可能にするための着脱部と、を備える医療機器設置場所案内装置であって、前記案内部は、少なくとも、前記位置情報と、特定医療機器の設置場所に関する特定医療機器設置場所情報に基づき、当該前記特定医療機器設置場所を案内する設置場所案内部を有すると共に、前記着脱部は、前記設置場所案内部の動作に際し、前記端末本体部と前記案内部とを相互に離脱可能な状態とする構成となっていることを特徴とする医療機器設置場所案内装置により達成される。
前記構成によれば、対象者の生体情報を検出する生体情報検出部を有する端末本体部と、対象者の位置情報を取得する位置情報取得部を有する案内部と、これら端末本体部と案内部とを着脱可能にするための着脱部と、を備え、案内部は、少なくとも、位置情報と、特定医療機器の設置場所に関する特定医療機器設置場所情報に基づき、当該特定医療機器設置場所を案内する設置場所案内部を有している。
このため、医療機器設置場所案内装置は、例えば異状な生体情報が検出されたことを把握することができると共に、その設置場所案内部は、現在位置から、この対象者に使用すべき特定医療機器である例えば、AED(自動体外式除細動器)の設置場所まで案内することができる。
したがって、迅速にAED等の特定医療機器を対象者に使用することができ、救命処置を適切にすることができる。
また、前記構成では、着脱部は、設置場所案内部の動作に際し、端末本体部と案内部とを相互に離脱可能な状態とする構成となっているので、生体情報検出部を有する端末本体部を対象者が保持しつつ、介護者等が、これと分離された案内部に案内されて特定医療機器設置場所に到達することができる。
したがって、対象者の生体情報を検出しつつ、同時に、介護者等を特定医療機器設置まで案内することができる。
好ましくは、前記位置情報取得部により得られた現在位置情報と最も近接した前記特定医療機器設置場所情報である近接特定医療機器設置情報に基づき、前記端末案内部が、前記現在位置情報と、前記近接特定医療機器設置情報を案内部側表示部に表示し、及び/又は、前記現在位置から前記近接特定医療機器設置場所までの道程を音声で案内する構成となっていることを特徴とする医療機器設置場所案内装置である。
前記構成によれば、位置情報取得部により得られた現在位置情報と最も近接した特定医療機器設置場所情報である近接特定医療機器設置情報に基づき、端末案内部が、現在位置情報と、近接特定医療機器設置情報を案内部側表示部に表示し、及び/又は、現在位置から近接特定医療機器設置場所までの道程を音声で案内する構成となっている。
このため、対象者の現在位置と最も近接した場所に配置されている特定医療機器を案内部側表示部に表示、及び/又は音声で案内することができ、案内部を保持して特定医療機器を探索する介護者等は、効率よく特定医療機器に到達することができる。
好ましくは、前記端末案内部の前記案内動作中に、更新された現在位置情報である最新現在位置情報と、当該最新現在位置情報と最も近接した前記特定医療機器設置情報である最新近接特定医療機器設置情報を前記案内部側表示部に表示し、及び/又は音声で案内することを特徴とする医療機器設置場所案内装置である。
前記構成によれば、端末案内部の案内動作中に、更新された現在位置情報である最新現在位置情報と、当該最新現在位置情報と最も近接した特定医療機器設置情報である最新近接特定医療機器設置情報を案内部側表示部し、及び/又は音声で案内する構成となっている。
このため、端末案内部の案内動作中に、案内部を保持して移動している介護者等の正確な位置を把握することができ、このため、この正確な位置に最も近い場所に配置されている特定医療機器を表示、及び/又は案内することができる。
したがって、より効率よく介護者等を特定医療機器に到達させることができる。
好ましくは、前記生体情報検出部が検出した前記生体情報に基づいて、対象者の異状の有無を判断する異状判断部を有することを特徴とする医療機器設置場所案内装置である。
前記構成によれば、医療機器設置場所案内装置は、生体情報検出部が検出した生体情報に基づいて、対象者の異状の有無を判断する異状判断部を有している。
このため、医療機器設置場所案内装置は、それを保持している対象者の状態を監視することができ、心停止等の異状が発生した場合は、直ちにその異状を検知することができる構成となっている。
好ましくは、前記端末本体部が、対象者の病気に関する関連情報である病気関連情報を取得し、前記端末本体部側表示部に前記病気関連情報を表示することを特徴とする医療機器設置場所案内装置である。
前記構成によれば、端末本体部が、対象者の病気に関する関連情報である病気関連情報を取得し、端末本体側表示部に病気関連情報を表示する構成となっている。
このため、端末本体部と分離された案内部を保持している介護者等が特定医療機器を取りに行っている間に、対象者が依然保持している端末本体部の端末本体側表示部に、対象者の病気関連情報である、例えばかかりつけ病院、医師、疾患履歴等を表示させることができ、到着した例えば、救急隊員等の第3者に対して有効な情報を提供でき、より適切な救命処置を施すことができる。
好ましくは、前記異状判断部が前記端末本体部に形成され、前記異状判断部の異状なし情報に基づいて特定医療機器不要情報が、前記案内部に送信され、前記案内部の前記端末案内部は、この特定医療機器不要情報に基づいて前記案内動作を終了する構成となっていることを特徴とする医療機器設置場所案内装置である。
前記構成によれば、異状判断部が端末本体部に形成され、異状判断部の異状なし情報に基づいて特定医療機器不要情報が、案内部に送信され、案内部の端末案内部は、この特定医療機器不要情報に基づいて案内動作を終了する構成となっている。
このため、例えば、対象者が心停止から蘇生等し、異状なしとなった場合、もはやAED等の特定医療機器の使用は不要となる。そこで、その事実を端末本体部が直ちに案内部に知らせることで、無駄な特定医療機器の探索を直ちに中止することができるようになっている。
好ましくは、前記医療機器設置場所案内装置と通信可能な管理サーバを有し、前記管理サーバは、前記医療機器設置場所案内装置から受信した対象者の前記生体情報に基づいて、前記特定医療機器を使用すべきか否かを判断する特定医療機器使用判断部を有し、前記特定医療機器使用判断部の結果を前記医療機器設置場所案内装置に送信することを特徴とする医療機器設置場所案内装置を有する医療機器設置場所案内システムである。
前記構成によれば、医療機器設置場所案内装置と通信可能な管理サーバを有し、管理サーバは、医療機器設置場所案内装置から受信した対象者の生体情報に基づいて、特定医療機器を使用すべきか否かを判断する特定医療機器使用判断部を有し、特定医療機器使用判断部の結果を医療機器設置場所案内装置に送信する構成となっている。
すなわち、対象者がAED等の特定医療機器を使用すべきか否かの判断は、医療機器設置場所案内装置ではなく、情報量が豊富な管理サーバの特定医療機器使用判断部が実行し、その結果が医療機器設置場所案内装置へと送信されることになる。
このため、AED等の特定医療機器を使用すべきか否かを正確に判断するために必要な多くの情報量を携帯しない管理サーバ側に配置し、その判断をさせることで、医療機器設置場所案内装置を小型化することができ、携帯に便利な装置とすることができる。
好ましくは、前記管理サーバは、救急連絡先情報及び/又は緊急連絡先情報を有し、これらの救急連絡先及び/又は緊急連絡先に対象者の異状情報を送信するか否かを判断する通知判断部を有することを特徴とする医療機器設置場所案内システムである。
前記構成によれば、管理サーバは、救急連絡先情報及び/又は緊急連絡先情報を有し、これらの救急連絡先及び/又は緊急連絡先に対象者の異状情報を送信するか否かを判断する通知判断部を有する構成となっているので、対象者の異状に基づき必要に応じて迅速に必要な連絡先に通知することができる。
好ましくは、前記位置情報取得部がGPS(全地球測位システム、Global Positioning System)、特定医療機器がAED(自動体外式除細動器、Automated External Defibrillator)であることを特徴とする医療機器設置場所案内装置である。
好ましくは、前記位置情報取得部がGPS(全地球測位システム、Global Positioning System)、特定医療機器がAED(自動体外式除細動器、Automated External Defibrillator)であることを特徴とする医療機器設置場所案内システムである。
本発明は、迅速に医療機器の設置場所を案内することができる医療機器設置場所案内装置及び医療機器設置場所案内システムを提供することができるという利点がある。
本発明に係る医療機器設置場所案内装置である例えば、端末装置を有する医療機器設置場所案内システムであるAED設置場所案内システムを示す概略図である。 図1の端末本体部の内部構成等を示す概略ブロック図である。 図1の案内部の内部構成等を示す概略ブロック図である。 図1の管理サーバの内部構成等を示す概略ブロック図である。 本実施の形態のAED設置場所案内システムの動作等を示す概略フローチャートである。 本実施の形態のAED設置場所案内システムの動作等を示す他の概略フローチャートである。 本実施の形態のAED設置場所案内システムの動作等を示す他の概略フローチャートである。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明に係る医療機器設置場所案内装置である例えば、端末装置10を有する医療機器設置場所案内システムであるAED設置場所案内システム1を示す概略図である。
図1に示すように端末装置1は、端末本体部20及び案内部40を有している。
これら端末本体部20及び案内部20は、それぞれ、端末本体部側アンテナ21及び案内部側通信アンテナ42を有しており、それぞれ、携帯電話等の通信基地局2と通信可能な構成となっている。
また、通信基地局2は、インターネット網3と接続し、このインターネット網3と管理サーバ60が通信可能に接続されているため、端末装置10の端末本体部20と案内部40は、それぞれ、管理サーバ60と通信可能となっている。
また、案内部40には、地球を周回する軌道上に配置されるGPS(全地球測位システム、Global Positioning System)衛星4a乃至4dからの信号を受信するためのGPS用アンテナ42が備わっている。
このGPS用アンテナ42で受信したGPS衛星4a等からの信号に基づいて、後述する位置情報取得部である例えばGPS装置43が、その位置を測位する構成となっている。
また、図1の端末本体部20と案内部40とは、ロック部11を介して連結されている。このロック部11は、図3に示すロック開閉部11aの制御により、端末本体部20と案内部40とを着脱可能にすることができる構成となっている。このため、ロック部11及びロック開閉部11aが、着脱部の一例となっている。
なお、本実施の形態では、案内部20に案内部側通信用アンテナ41と案内部側測位用アンテナ42を設けたが、これに限らず、1本のアンテナで双方の役割を果たしてもよい。
また、本実施の形態では、位置を測位するのにGPS衛星4a等からの信号を受信するGPSシステムを用いたが、これに限らず、携帯電話の複数のCDMA(Code Division Multiple Access)基地局を用いて位置を測位する方式であっても構わない。
図2は、図1の端末本体部20の内部構成等を示す概略ブロック図であり、図3は、図1の案内部40の内部構成等を示す概略ブロック図である。また、図4は、図1の管理サーバ60の内部構成等を示す概略ブロック図である。
ところで、図1に示す、端末本体部10、案内部40及び管理サーバ60はそれぞれ情報を処理するためコンピュータを有しており、このコンピュータは、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を有し、これらは、バス等を介して配置されている。
また、このバスに、図3の端末本端部20では、図1の端末本体部側アンテナ21と接続されている端末本体部側送受信部22、心電図測定器23、血流情報測定器24、動脈血酸素飽和度測定器25、脈波情報測定器26、端末本体部側表示部27、アラーム音発生装置28等が接続されている。
このため、これらは、図2の端末本体部側制御部29を介して動作等する構成となっている。
これら心電図測定器23、血流情報測定器24、動脈血酸素飽和度測定器25及び脈波情報測定器26は、生体情報検出部の一例である。すなわち、これら心電図測定器23等は、それぞれ、センサーを有し、これらのセンサーが図1に示すように、対象者の身体に配置されている。このため、これら心電図測定器23等は、常時、対象者の生体情報を測定できる構成となっている。対象者のQOLの観点から、好ましくは、下着を兼ねた着衣に導電性シートを心電測定用電極として実装し、心電図測定器23の一部として構成してもよい。
また、端末本体部側表示部27は、情報を画面上で表示するディスプレイであり、アラーム音発生装置28は、後述するように、生体情報に異状がある場合に、その事実を音声で知らせる装置である。
また、図3の場合は、上述のバスに、図1のロック開閉部11a、上述のGPS装置43、図1の案内部側通信用アンテナ41と接続されている案内部側送受信部44及びディスプレイ等である案内部側表示部45等が接続されている。このため、これらは、図3の案内部側制御部46を介して動作等する構成となっている。
本実施の形態では、ロック開閉部11aが、案内部40側に配置されているが、本発明では、これに限らず、端末本体部20側に配置されていても構わない。
また、図4の場合は、上述のバスに、通信用のサーバ側送受信部161が接続されている。このため、図4のサーバ側制御部162を介して動作等する構成となっている。
ところで、上述のバスは、すべてのデバイスを接続する機能を有し、アドレスやデータパスを有する内部パスである。CPUは所定のプログラムの処理を行う他、バスに接続されたROM等を制御している。ROMは、各種プログラムや各種情報等を格納している。RAMは、プログラム処理中のメモリの内容を対比したり、プログラムを実行するためのエリアとしての機能を有する。
また、本実施の形態の端末装置10には、携帯電話、PHS(Personal Handy−phone System)及びPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末等が含まれる。
図5乃至図7は、本実施の形態のAED設置場所案内システム1の動作等を示す概略フローチャートである。
以下、図5乃至図7のフローチャートに沿って、AED設置場所案内システム1の動作等を説明しながら図2乃至図5の各構成等についても説明する。
本実施の形態のAED設置場所案内システム1では、先ず、対象者が図1の端末装置10を装着する。具体的には、対象者の着用するベスト等に端末装置10を取り付け、端末本体部20の心電図測定器23、血流情報測定器24、動脈血酸素飽和度測定器25、脈波情報測定器26の各センサーを対象者の該当部位に配置する。
そして、端末装置10のスイッチをON状態にすると、心電図測定器23等は、対象者の生体情報の測定を開始し、その結果を図2の生体情報記憶部32に記憶する。この測定は、対象者が移動中も行われる。
この状態で、図5のST1が実行される。ST1では、端末装置10の装着者に異状があるか否かが判断される。
すなわち、ST1では、心電図測定器23等が測定した生体情報記憶部32内の各生体情報(心電図情報、血流情報、動脈血酸素飽和度情報、脈波情報)に異状がないか否かを判断する。
具体的には、図2の端末本体部20の異状判断部(プログラム)30が動作し、図2の異状判断用閾値情報記憶部31の情報を参照して判断する。
つまり、異状判断用閾値情報記憶部31には、心電図情報、血流情報、動脈血酸素飽和度情報、脈波情報が異状か否かを判断する閾値情報が記憶されている。例えば、心電図では、心臓の収縮で発生する電流が一時的に切れる、脚ブロックが発生したか否かが閾値情報であり、血流情報では、血流が止まることが閾値情報となり、動脈血酸素飽和度情報では、90%以下か否かが閾値情報となり、脈波情報では、脈波を検出出来なくなることが閾値情報となる。
そして、異状判断部30は、これらの各生体情報のいずれか一つが、各閾値情報を超えた場合に「装着者に異状あり」と判断する。
ST1で、「装着者に異状あり」と判断された場合、ST2へ進む。ST2では、図2の端末本体部側表示部27に「異状あり」の文言を表示し、図2のアラーム音発生装置28が動作して、アラーム音を鳴らすことになる。
これにより、装着者(対象者)の生体情報に異状があったことがわかり、付近に居る介護者等に装着者の異状を知らせることができる。
次いで、ST3へ進む。ST3では、図3の案内部40のGPS装置43が動作して、端末装置10、すなわち装着者の現在位置を測位する。
具体的には、図1に示すように、例えば4つのGPS衛星4a、4b、4c、4dからの信号を受信して、GPS衛星4a等からの距離を計算し、これらの距離情報から現在位置情報を計算する。
計算して取得した現在位置情報は、図3の現在位置情報記憶部47に緯度及び経度情報として記憶される。
次いで、ST4へ進む。ST4では、図2の端末本体部20の生体情報記憶部32内の生体情報と、図3の案内部40の現在位置情報47が関連付けられて、それぞれ、端末本体部側送受信部22及び案内部側送受信部44を介して、図1の管理サーバ60に送信される。
すると、管理サーバ60は、図4のサーバ側送受信部161でかかる情報を受信し、装着者情報記憶部61に、これらの生体情報及び現在位置情報を記憶する。
次いで、ST5へ進む。ST5では、装着者に対し処置が必要か否かが判断される。具体的には、図4の管理サーバ60の装着者状態判断部(プログラム)62が動作し、装着者情報記憶部61内の生体情報と、装着者状態判断用記憶部63内の情報に基づき判断する。
すなわち、装着者状態判断用記憶部63内には、心電図等のデータの組み合わせ例と、その組み合わせに対応する疾患名や状態等、及び、疾患名や状態等とAED使用との対応が情報として記憶されている。また、その場合の救命処置方法の情報も記憶されている。
例えば、心電図が、平坦になったり、不規則な動きをしたときは、状態が心停止であり、AEDの使用が有効等であり、救命処置方法は、AEDによる除細動や、胸骨圧迫(心臓マッサージ)・人工呼吸が挙げられる。
したがって、装着者状態判断部(プログラム)62は、装着者情報記憶部61内の生体情報が装着者状態判断用記憶部63内の組み合わせ例に当てはめ、心停止等に該当した場合は、状態が心停止であり、AEDの使用が必要であると判断することができる。また、心停止でAEDの使用が必要である場合の救命処置方法の情報を得ることができる。
次いで、装着者状態判断部(プログラム)62は、判断済みの装着者状態情報、例えば、心停止でAED使用が必要、そして、その救命処置方法等の情報を、図4の判断済み装着者状態情報記憶部64に記憶する。
このように、装着者状態判断部(プログラム)62は、特定医療機器使用判断部の一例となっている。
装着者の現在の状態等の判断は、出来るだけ多くの情報に基づき行うべきであるが、この点、本実施の形態では、携帯するため小型化の要請がある端末装置10でなく、管理サーバ60にかかる情報、例えば図4の装着者状態判断用情報記憶部63の情報を蓄積するため、多くの情報を記憶させることができる。
また、このような役割を管理サーバ60に担わせることで、端末装置10の大型化を回避しつつ、精度に高い判断を装着者状態判断部(プログラム)62に行わせることができる。
一方、ST5で、装着者状態判断部(プログラム)62が、装着者に対し、特に処置は必要でないと判断した場合は、その旨を端末装置10に通知して、終了する。
ST5で「YES」の場合は、ST6へ進む。ST6では、装着者の状態を他に通知する必要があるか否かが判断される。
具体的には、図4の通知判断部(プログラム)65が動作し、判断済み装着者状態情報記憶部64の疾患名や状態等の情報を参照し、また、図4の通知判断用情報記憶部66の情報を参照する。この通知判断用情報記憶部66には、通知すべき疾患名や状態等の情報が記憶されている。
したがって、図4の通知判断部(プログラム)65は、判断済み装着者状態情報記憶部64の疾患名や状態等の情報を参照し、この疾患名や状態等が通知判断用情報記憶部66に記憶されている疾患名や状態等に該当する場合は、通知すべきと判断する。
ST6で、他に通知すべき状態と判断された場合は、ST7へ進む。ST7では、管理サーバ60から119番へ装着者の状態と装着者の現在位置情報を送信し、救急車を要請する。
具体的には、図4の通知判断部(プログラム)65が、図4の119番情報記憶部67を参照して、その通信アドレスを取得し、サーバ側送受信部161を介して、救急車の出動を要請する。その際、判断済み装着者状態情報記憶部64に記憶されている疾患名や状態等の情報を同時に送信すると共に、装着者情報記憶部61に記憶されている現在位置情報も同時に送信する。
したがって、救急車は装着者の現在位置や状態を充分把握したうえで向かうので、効率的な救急措置が可能となる。
次いで、ST8で、通知判断部(プログラム)65は、図4の緊急連絡先情報記憶部68を参照し、装着者情報記憶部61に当該装着者の例えば自宅等の緊急連絡先が登録されている場合は、当該連絡先にメール等で装着者の異状を通知する。
このように、管理サーバ60は、装着者の状態を判断して、救急要請や自宅等の連絡が必要か否かを判断し、必要な場合は迅速に連絡することができるので、極めて効率よく救命措置を講じることができる。
なお、119番情報記憶部67の情報が、救急連絡先情報の一例であり、緊急連絡先情報記憶部68の情報が、緊急連絡先情報の一例である。
次いで、ST9へ進む。ST9では、管理サーバ60から端末本体部20にAED使用の必要性や救命処置方法等の情報が送信される。
具体的には、図4の救命処置方法等送信部69が動作して、判断済み装着者状態情報記憶部64に記憶されている疾患名や状態、そしてAEDの使用の必要性、更に救命処置方法に関する情報を端末本体部20に送信することとなる。
すると、これらの情報を受信した端末本体部20は、これらの情報を図2の端末側救命処置方法等情報記憶部33に記憶させる。
そして、ST10へ進む。ST10では、端末装置10側で、AEDの使用が必要か否かを判断する。
具体的には、図2のAED使用可否判断部(プログラム)34が動作し、図2の端末側救命処置方法等情報記憶部33内の情報を参照して判断する。
すなわち、この端末側救命処置方法等情報記憶部33内には、管理サーバ60から受け取ったAED使用の必要性に関する情報が記憶されているので、この情報を参照して判断することになる。
ST10で、AEDの使用が必要であると判断した場合は、ST11へ進む。ST11では、当該端末装置10の現在位置に最も近いAED設置場所を管理サーバ60に要求する。
具体的には、図3の案内部40のAED設置情報要求部(プログラム)48が動作して、当該端末装置10の現在位置に最も近いAED設置場所の情報を管理サーバ60に求める。
すると、ST12へ進む。ST12では、管理サーバ60が、当該端末装置10の現在位置に最も近い位置にあるAED設置場所の情報を検索する。
具体的には、図4のAED設置場所検索部(プログラム)70が動作し、装着者情報記憶部61内に記憶されている現在位置情報に基づき、図4のAED設置場所データベース71を参照して検索する。
すなわち、AED設置場所データベース71には、全国のAED設置場所の位置情報が緯度及び経度情報で登録されているため、現在位置情報の緯度及び経度情報と比べることで、最も近いAED設置場所情報を検索することができる。
次いで、AED設置場所検索部(プログラム)70は、検索されたAED設置場所情報を図4のAED設置場所記憶部72に記憶させる。
この検索されたAED設置場所情報が、近接特定医療機器設置情報の一例である。
次いで、ST13へ進む。ST13では、管理サーバ60が端末本体10の案内部40へAED設置場所情報を送信する。
具体的には、図4のAED設置場所情報送信部(プログラム)73が動作して、AED設置場所記憶部72内の端末装置10に最も近いAED設置場所情報である緯度及び経度情報を送信する。
次いで、ST14へ進む。ST14では、端末装置10の案内部40がAED設置場所情報を受信する。
具体的には、受信した端末装置10に最も近いAED設置場所情報は、図3のAED設置場所情報記憶部49に記憶される。
次いで、ST15へ進む。ST15では、図3のロック開閉部11aが動作してロック部11が解除され、図1の端末本体部20と案内部40とは相互に分離(離脱)可能な状態となる。
次いで、ST16に進む、ST16では、図3の案内部40の探索部50が動作し、案内部側表示部45に当該端末装置10の現在位置と、最も近いAED設置場所を地図上に配置する。
具体的には、図3の探索部(プログラム)50が動作し、図3のAED設置場所情報記憶部49内の端末装置10と最も近いAED設置場所情報、現在位置情報記憶部47の現在位置情報及び地図情報データベース51の地図情報に基づき、現在位置とAED設置場所を地図上に示す。また、これらの情報は、案内部40の案内部側表示部45に表示される。
なお、この地図情報データベース51には、例えば、日本全国の地図情報が記憶されている。また、探索部(プログラム)50が、設置場所案内部の一例である。
このように、本実施の形態では、探索部(プログラム)50の動作に際して、ロック部11が解除される構成となっている。
これにより、装着者の介護者等は、分離可能な案内部40を端末本体部20から分離させ、案内部40を所持し、この案内部40の案内部側表示部45に表示された地図上の現在位置及びAED設置場所を視認することで、迅速にAED設置場所を認識することができる。
また、介護者等は、かかるAED設置場所が現在位置との関係で示されている案内部40を所持しながらAED設置場所に向かって移動することができるので、案内部40によりAED設置場所に案内されることになる。
したがって、介護者等は迅速にAEDを取得することができるので、装着者の救命処置を迅速に行うことができる。
なお、本実施の形態では、案内部40は、地図上に現在位置とAED設置場所を示すことで、介護者等を案内したが、本発明はこれに限らず、地図上に示すと共に、又は、その代わりに音声で介護者等を現在位置からAED設置場所に案内してもよい。
ST16で、介護者等による移動等が開始されると、次いでST17へ進む。ST17では、端末本体部20からAED不要情報を受信したか否かを判断する。この工程については、後述する。
ST17で、AED不要情報を受信しない場合は、ST18へ進む。ST18では、GPS装置43で端末装置10の最新現在位置を測位する。そして、この最新現在位置情報を図3の最新現在位置情報記憶部52に記憶する。
次いで、ST19へ進む。ST19では、当該端末装置10とAED設置場所とが一致したか否かを判断する。
具体的には、図3の案内終了判断部(プログラム)53が動作し、最新現在位置情報記憶部52の位置情報と、現在位置情報記憶部47の位置情報を比較して、これらが所定の誤差の範囲内に存在するか否かを判断する。
ST19で、一致していない(所定の誤差範囲内に存在しない)場合は、未だ、介護者等がAED設置場所に達していないと判断して、ST20へ進む。ST20では、管理サーバ60へ最新現在位置情報を送信する。
具体的には図3の最新現在位置情報送信部(プログラム)54が動作し、最新現在位置情報記憶部52に記憶されている最新現在位置情報を案内部側送受信部44を介して送信する。
次いで、ST21へ進む。ST21では、ST20で送信した最新現在位置に最も近いAED設置場所情報を管理サーバ60に要求する。具体的には、図3のAED設置情報要求部(プログラム)が動作する。
次いで、ST22で、管理サーバ60は、最新現在位置に最も近いAED設置場所を検索し、ST23で、管理サーバ60が端末装置10の案内部40に最も近いAED設置場所の緯度及び経度情報を送信し、ST24で、端末装置10の案内部40が当該最も近いAED設置場所情報を受信する。
これらST22乃至ST24の工程は、ST12乃至ST14とほぼ同様である。但しST22等は、ST12等と異なり、更新された最新現在位置を使用して、最新のAED設置場所を取得する工程となっている。
この最新のAED設置場所情報が、最新近接特定医療機器設置情報の一例となっている。
このように、本実施の形態では、ST16以下で、介護者等が案内部40の案内に従い、AED設置場所へ向かっている場合でも、繰り返し、最新現在位置情報をGPS装置43から取得し、最新の情報に更新し、この更新された最新現在位置情報から更新された最新のAED設置場所情報を案内部40が取得する構成となっている。
このため、案内部40を保持して移動等している介護者等の正確な位置を把握することができ、この正確な位置に最も近い場所に設置されているAEDを案内部側表示部45に表示することができる。したがって、より効率良く介護者等をAEDに案内することができる。
一方、ST19で、当該端末装置10とAED設置場所とが一致したと判断された場合は、案内部40を所持した介護者等が、AED設置場所に到着したと判断し、ST25へ進む。
ST25では、案内部側表示部45における当該端末装置10(現在位置若しくは最新現在位置)とAED設置場所(又は最新AED設置場所)の表示を終了する。
これにより、以後は、介護者等は、AEDを装着者の元へ持参し、AEDの操作指示に従い、救命処置等を行う。
この際、介護者等は、図2の端末本体部20の端末側救命処置方法等情報記憶部33に記憶されている救命処置方法に関する情報を、端末本体部側表示部27に表示させ、AED等による救命措置の参考とすることができる。
一方、ST10でAEDが必要でないと判断された場合やST15で案内部40がロック部11を解除したとき端末本体部20は、ST26以下のように動作等する。
先ず、ST26では、端末本体部20が、管理サーバ60に、かかりつけ病院、医師、疾患履歴の検索を要求する。具体的には、図2の病院及び医師等情報検索要求部(プログラム)35が動作し、かかる要求を管理サーバ60へ送信する。
次いで、ST27へ進む。ST27では、管理サーバ60が、かかりつけ病院、医師、疾患履歴を検索する。具体的には、図4の管理サーバ60の病院及び医師等情報検索部(プログラム)74が動作し、病院及び医師等データベース75を参照して検索する。
この病院及び医師等データベース75には、装着者(対象者)毎のかかりつけ病院、医師、疾患履歴の情報が登録されている。
このため、病院及び医師等情報検索部(プログラム)74は、装着者の識別番号等をキーに該当情報を検索する。
そして、検索された装着者のかかりつけ病院、医師、疾患履歴の情報は、管理サーバ60から端末本体部20に送信される。
次いで、ST28へ進む。ST28では、上述の装着者のかかりつけ病院、医師、疾患履歴の情報を端末本体部20が受信する。
次いで、ST29では、受信した端末本体部20の端末本体部側表示部27に、当該情報が表示される。具体的には、図2の病院及び医師等情報表示部(プログラム)36が動作して実行される。
また、この装着者のかかりつけ病院、医師、疾患履歴の情報が、病気関連情報の一例である。
このように、端末本体部側表示部27に、装着者のかかりつけ病院、医師、疾患履歴等が表示されることにより、例えば、到着した救急救命士等の第3者等に、装着者の情報を適確に知らせることができ、より適切な救命処置を施すことができる。
次いで、ST30へ進む。ST30では、異状判断部(プログラム)30により装着者の異状の有無が再び判断される。異状が継続している場合は、ST29の表示をし続けるが、異状なし、すなわち、心停止等から蘇生した場合は、ST31へ進む。
ST31では、端末本体部20が、案内部40へAED不要情報を送信する。
具体的には、図2のAED不要情報発信部(プログラム)37が動作して、かかるAED不要情報を案内部40に送信する。このAED不要情報が特定医療機器不要情報の一例である。
すると、ST17へ進む。ST17では、端末本体部20からAED不要情報を受信したか否かが判断される。具体的には、図3のAED不要情報受信判断部(プログラム)55が判断する。
そして、ST17で、端末本体部20からAED不要情報を受信したと判断した場合は、ST25へ進み、案内部40は、案内部側表示部45の表示を終了する。
したがって、もはやAEDが必要なくなったときは、端末本体部20が直ちに、その旨を通知することで、介護者等に無駄な探索を中止させることができる。
このように本実施の形態では、端末本体部20と案内部40とが分離した後は、案内部40がAED設置場所を案内している間に、端末本体部20は、装着者のかかりつけ病院等の情報を取得し、その情報を端末本体部側表示部45に表示し、救急救命士等に必要な情報を提供することができる。
また、端末本体部20は、介護者等が案内部40の案内でAEDを探索している間に継続して、装着者の心電図等の生体情報を取得し続けるので、装着者の状態をモニターし続けることができる。
さらに、このように、端末本体部20が装着者の生体情報を検出するので、装着者が状態の変化を案内部40等に知らせることもできる。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。
1・・・AED設置場所案内システム、2・・・通信基地局、3・・・インターネット網、4a、4b、4c・・・GPS衛星、10・・・端末本体部、11・・・ロック部、11a・・・ロック開閉部、20・・・端末本体部、21・・・端末本体部側アンテナ、22・・・端末本体部側送受信部、23・・・心電図測定器、24・・・血流情報測定器、25・・・動脈血酸素飽和度測定器、26・・・脈波情報測定器、27・・・端末本体部側表示部、28・・・アラーム音発生装置、29・・・端末本体部側制御部、30・・・異状判断部(プログラム)、31・・・異状判断用閾値情報記憶部、32・・・生体情報記憶部、33・・・端末側救命処置方法等情報記憶部、34・・・AED使用可否判断部(プログラム)、35・・・病院及び医師等情報検索要求部(プログラム)、36・・・病院及び医師等情報表示部(プログラム)、37・・・AED不要情報発信部(プログラム)、40・・・案内部、41・・・案内部側通信用アンテナ、42・・・案内部側測位用アンテナ、43・・・GPS装置、44・・・案内部側送受信部、45・・・案内部側表示部、46・・・案内部側制御部。47・・・現在位置情報記憶部、48・・・AED設置情報要求部(プログラム)、49・・・AED設置場所情報記憶部、50・・・探索部(プログラム)、51・・・現在位置情報及び地図情報データベース、52・・・最新現在位置情報記憶部、53・・・案内終了判断部(プログラム)、54・・・最新現在位置情報送信部(プログラム)、55・・・AED不要情報受信判断部(プログラム)、60・・・管理サーバ、63・・・装着者状態判断用情報記憶部、64・・・判断済み装着者状態情報記憶部、65・・・通知判断部(プログラム)、66・・・通知判断用情報記憶部、67・・・119番情報記憶部、68・・・緊急連絡先情報記憶部、69・・・救命処置方法等送信部、70・・・AED設置場所検索部(プログラム)、71・・・AED設置場所データベース、72・・・AED設置場所記憶部、73・・・AED設置場所情報送信部(プログラム)、74・・・病院及び医師等情報検索部(プログラム)、75・・・病院及び医師等データベース、161・・・サーバ側送受信部、162・・・サーバ側制御部

Claims (10)

  1. 対象者の生体情報を検出する生体情報検出部を有する端末本体部と、
    当該対象者の位置情報を取得する位置情報取得部を有する案内部と、
    これら端末本体部と前記案内部とを着脱可能にするための着脱部と、を備える医療機器設置場所案内装置であって、
    前記案内部は、少なくとも、前記位置情報と、特定医療機器の設置場所に関する特定医療機器設置場所情報に基づき、当該前記特定医療機器設置場所を案内する設置場所案内部を有すると共に、前記着脱部は、前記設置場所案内部の動作に際し、前記端末本体部と前記案内部とを相互に離脱可能な状態とする構成となっていることを特徴とする医療機器設置場所案内装置。
  2. 前記位置情報取得部により得られた現在位置情報と最も近接した前記特定医療機器設置場所情報である近接特定医療機器設置情報に基づき、前記端末案内部が、前記現在位置情報と、前記近接特定医療機器設置情報を案内部側表示部に表示し、及び/又は、前記現在位置から前記近接特定医療機器設置場所までの道程を音声で案内する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の医療機器設置場所案内装置。
  3. 前記端末案内部の前記案内動作中に、更新された現在位置情報である最新現在位置情報と、当該最新現在位置情報と最も近接した前記特定医療機器設置情報である最新近接特定医療機器設置情報を前記案内部側表示部に表示し、及び/又は音声で案内することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の医療機器設置場所案内装置。
  4. 前記生体情報検出部が検出した前記生体情報に基づいて、対象者の異状の有無を判断する異状判断部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の医療機器設置場所案内装置。
  5. 前記端末本体部が、対象者の病気に関する関連情報である病気関連情報を取得し、前記端末本体部側表示部に前記病気関連情報を表示することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の医療機器設置場所案内装置。
  6. 前記異状判断部が前記端末本体部に形成され、前記異状判断部の異状なし情報に基づいて特定医療機器不要情報が、前記案内部に送信され、前記案内部の前記端末案内部は、この特定医療機器不要情報に基づいて前記案内動作を終了する構成となっていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の医療機器設置場所案内装置。
  7. 前記医療機器設置場所案内装置と通信可能な管理サーバを有し、前記管理サーバは、前記医療機器設置場所案内装置から受信した対象者の前記生体情報に基づいて、前記特定医療機器を使用すべきか否かを判断する特定医療機器使用判断部を有し、
    前記特定医療機器使用判断部の結果を前記医療機器設置場所案内装置に送信することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の医療機器設置場所案内装置を有する医療機器設置場所案内システム。
  8. 前記管理サーバは、救急連絡先情報及び/又は緊急連絡先情報を有し、これらの救急連絡先及び/又は緊急連絡先に対象者の異状情報を送信するか否かを判断する通知判断部を有することを特徴とする請求項7に記載の医療機器設置場所案内システム。
  9. 前記位置情報取得部がGPS(全地球測位システム、Global Positioning System)、特定医療機器がAED(自動体外式除細動器、Automated External Defibrillator)であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の医療機器設置場所案内装置。
  10. 前記位置情報取得部がGPS(全地球測位システム、Global Positioning System)、特定医療機器がAED(自動体外式除細動器、Automated External Defibrillator)であることを特徴とする請求項7又は請求項8のいずれかに記載の医療機器設置場所案内システム。
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