JP2011066257A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 研磨速度の不均一性を低減し、下地のパターンに依存しない面内均一性の高い平坦化膜を形成可能な半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 所定の密度でパターンが形成された第一の領域を形成する工程と、前記第一の領域よりも高密度でパターンが形成された第二の領域を形成する工程と、前記第一及び第二の領域上に絶縁膜を形成する工程と、前記第二の領域上の絶縁膜に開口を形成する工程と、前記第一及び第二の領域上に絶縁膜をCMPにより平坦化する工程とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体装置の製造方法、特にCMP(Chemical Mechanical Polishing)技術を用いた半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置の製造工程において、一般的にトランジスタ等の素子を形成した後、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により配線などを覆う絶縁膜を形成する。このとき、CVD法で形成された絶縁膜は、トランジスタのゲート電極等の形状に沿うように成膜されるので、下地に形成されたパターンの形状や密度に強く影響を受ける。具体的には下地に大きいパターンが形成されていたり、パターン密度が大きかったりする場合に絶縁膜の表面が周囲よりも高くなり、結果として膜の凹凸を引き起こす。
このような凹凸が絶縁膜の広い領域で発生すると、CMPを行ったとしても膜全体を平坦化することは困難であった。平坦化が上手く行われないと上層に形成する膜の平坦性にも影響を及ぼし、リソグラフィ工程でのフォーカスずれ等の様々な加工上の問題を引き起こす。
上記の問題を解決するために、例えば、特許文献1では、平坦化するために研磨される膜の表面に開口部を設けることにより、研磨速度の不均一性を低減し、パターン密度、寸法に依存しない面内均一性の高い平坦化膜を形成している。
特開2003−163194
研磨速度の不均一性を低減し、下地のパターンに依存しない面内均一性の高い平坦化膜を形成可能な半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様による半導体装置の製造方法は、所定の密度でパターンが形成された第一の領域を形成する工程と、前記第一の領域よりも高密度でパターンが形成された第二の領域を形成する工程と、前記第一及び第二の領域上に絶縁膜を形成する工程と、前記第二の領域上の絶縁膜に開口を形成する工程と、前記第一及び第二の領域上に絶縁膜をCMPにより平坦化する工程とを備えたことを特徴とする。
研磨速度の不均一性を低減し、下地のパターンに依存しない面内均一性の高い平坦化膜を形成可能な半導体装置の製造方法を提供することができる。
本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法の領域Aにおける絶縁膜105表面の高さの分布を示したグラフである。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法のSRAMのゲート電極パターンを表した平面図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法のレジスト膜の開口パターンを表した平面図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法に用いるマスクパターンを示した平面図である。 本発明の比較例に係る半導体装置の製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の比較例に係る半導体装置の製造方法を模式的に示した断面図である。
本発明の実施例の説明に先立ち、発明者が本発明をなすに至った経緯について比較例を用いて説明する。
まず、図9(a)に示すように、半導体基板300上にゲート絶縁膜301、ゲート絶縁膜301上のゲート電極102、ゲート絶縁膜301及びゲート電極302の側壁に形成されたゲート側壁303等からなるトランジスタ構造304を複数形成する。このトランジスタ構造304は半導体基板300上に複数形成されており、それぞれいくつかのトランジスタ構造304の集合により各デバイス領域が構成されている。
例えば、領域Aは多くのトランジスタ構造304が形成された画素領域であり、領域Bは周辺回路領域であるとする。画素領域には所定の面積により多くの画素を形成することが求められるため、周辺回路領域よりもトランジスタ構造304の密度は大きくなる。
従って、図9(b)に示すように、領域A及び領域B上に絶縁膜305を例えば、CVD法等によって形成すると、領域A上の絶縁膜305の表面の高さが領域B上の絶縁膜305の表面の高さよりも高くなるように形成される。ここで絶縁膜305は例えば、シリコン酸化膜である。
続いて、図9(c)に示すように、絶縁膜305上にレジスト膜306を形成し、リソグラフィ工程等によって領域A上のレジスト膜306に開口を形成する。
次に、図10(a)に示すように、レジスト膜306をマスクとして絶縁膜305を、例えば、RIE(Reactive Ion Etching)等を用いてエッチングして領域A上の絶縁膜305に開口部307を形成する。CMPによる研磨速度の遅い領域A上の絶縁膜305に開口部307を設けることによって、研磨速度を速め研磨速度の面内均一性を向上させることができる。
しかし、この方法では図10(b)に示すように、領域Aと領域Bとの境界領域において平坦化しきれずに凹凸が残り、面内均一性の高い絶縁膜を形成することが困難であることが明らかになった。以下に上記の問題を解決するための本発明の実施例について説明する。
図1及び図2は本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を模式的に示した断面図である。図1乃至図4を用いて本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法について説明する。
まず、図1(a)に示すように、半導体基板100上にゲート絶縁膜101、ゲート絶縁膜101上のゲート電極102、ゲート絶縁膜101及びゲート電極102の側壁に形成されたゲート側壁103等からなるトランジスタ構造104を複数形成する。このトランジスタ構造104は半導体基板100上に複数形成されており、それぞれいくつかのトランジスタ構造104の集合により各デバイス領域が構成されている。ここでは、領域AをSRAM(Static Random Access Memory)領域、領域Bを周辺回路領域とし、SRAMが形成されている領域Aの方が領域Bよりもトランジスタ構造104の密度が大きいとする。ここで、領域AのSRAMのゲート電極102は図1の紙面奥行き方向に延びて形成されており、ラインアンドスペースパターン状に形成されている。
次に、図1(b)に示すように、領域A及び領域B上に絶縁膜105を例えば、CVD法等によって形成すると、領域A上の絶縁膜105の表面の高さが領域B上の絶縁膜105の表面の高さよりも高くなるように形成される。
続いて、図2(a)に示すように、絶縁膜105上にレジスト膜106を形成し、リソグラフィ工程等によって領域A上のレジスト膜106に開口を形成する。ここで、本実施例が前述した比較例と異なる点は、領域Aの中央から領域Bとの境界領域に近づくにつれて開口幅が小さくなるように形成されている。
次いで、図2(b)に示すように、レジスト膜106をマスクとして絶縁膜105を、例えば、RIE等を用いてエッチングして領域A上の絶縁膜105に開口部107を形成する。
図3は領域Aにおける絶縁膜105表面の高さの分布を示したグラフである。図2からも分かるように、領域A内のトランジスタ構造104の密度が一定であったとしても周辺の領域の影響によって絶縁膜105表面の高さに傾斜が生じる。従って、面内均一性の高いCMP工程を行うためには領域Aの中央部の絶縁膜105を領域Aの周辺部の絶縁膜105よりも多く研磨する必要がある。
本実施例では、図4に示すように、SRAMのゲート電極102がラインアンドスペースパターン状に形成されているため、領域Aの中央部の絶縁膜105に大きな開口を形成し、領域Aの周辺部の絶縁膜105には中央部よりも小さな開口を形成することにより絶縁膜105のCMP研磨量を揃えることができる。
以上のように、本実施例に係る半導体装置の製造方法により、研磨速度の不均一性を低減し、下地のパターンに依存しない面内均一性の高い平坦化膜を形成可能な半導体装置の製造方法を実施することが可能となる。
図5及び図6は本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法を模式的に示した断面図である。図5乃至図8を用いて本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法について説明する。
まず、図5(a)に示すように、半導体基板200上にゲート絶縁膜201、ゲート絶縁膜201上のゲート電極202、ゲート絶縁膜201及びゲート電極202の側壁に形成されたゲート側壁203等からなるトランジスタ構造204を複数形成する。このトランジスタ構造204は半導体基板200上に複数形成されており、それぞれいくつかのトランジスタ構造204の集合により各デバイス領域が構成されている。ここでは、領域AをCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ領域、領域Bを周辺回路領域とし、CMOSイメージセンサが形成されている領域Aの方が領域Bよりもトランジスタ構造204の密度が大きいとする。
次に、図5(b)に示すように、領域A及び領域B上に絶縁膜205を例えば、CVD法等によって形成すると、領域A上の絶縁膜205の表面の高さが領域B上の絶縁膜205の表面の高さよりも高くなるように形成される。
続いて、図6(a)に示すように、絶縁膜205上にレジスト膜206を形成し、リソグラフィ工程等によって領域A上のレジスト膜206に開口を形成する。ここで、本実施例が前述した比較例と異なる点は、領域Aの中央から領域Bとの境界領域に近づくにつれて開口幅が小さくなるように形成されている。本実施例では、図7に示すように、領域Aの中央部の開口が最も口径が大きく、周囲にいくにつれて口径が小さくなっていくようにレジスト膜206の開口となるホールパターンが形成される。
このような開口は、例えば、図8に示すような口径の同じパターンが複数形成されているマスクを用いて形成することができる。具体的には、領域Aの中央部でベストフォーカスとなるような条件で露光を行う。すると、下地の絶縁膜205の膜厚が薄くなるにつれてデフォーカスが生じて口径の小さいパターンを形成することができる。
次いで、図6(b)に示すように、レジスト膜206をマスクとして絶縁膜205を、例えば、RIE等を用いてエッチングして領域A上の絶縁膜205に開口部207を形成する。デフォーカスが生じたリソグラフィ開口パターンは、ベストフォーカスで露光された開口パターンと比較して解像深さも低下するため、レジスト膜206を現像した際にレジスト膜206に形成された開口に残膜を残し、続く絶縁膜205のエッチング工程における開口部207の開口深さを調整することができる。具体的には、領域Aの中央部から外周部に向かうほどデフォーカス量が増加するため開口部207の口径及び深さは小さくなる。
本実施例では、領域Aの中央部の絶縁膜205に大きな開口を形成し、領域Aの外周に近づくにつれて小さな開口を形成し、さらに開口深さを浅くなっていくように形成することにより絶縁膜205のCMP研磨量を揃えることができる。
以上のように、本実施例に係る半導体装置の製造方法により、研磨速度の不均一性を低減し、下地のパターンに依存しない面内均一性の高い平坦化膜を形成可能な半導体装置の製造方法を実施することが可能となる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々に変形して実施することができる。
100 半導体基板
101 ゲート絶縁膜
102 ゲート電極
103 ゲート側壁
104 トランジスタ構造
105 絶縁膜
106 レジスト膜
107 開口部

Claims (6)

  1. 所定の密度でパターンが形成された第一の領域を形成する工程と、
    前記第一の領域よりも高密度でパターンが形成された第二の領域を形成する工程と、
    前記第一及び第二の領域上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記第二の領域上の絶縁膜に開口を形成する工程と、
    前記第一及び第二の領域上に絶縁膜をCMPにより平坦化する工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第二の領域上の絶縁膜に形成された開口は、前記第二の領域上の絶縁膜の中央部から前記第一の領域との境界の方向に向かうにつれて開口幅が小さくなるように形成されることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第二の領域上の絶縁膜に開口を形成する工程は、前記絶縁膜上に形成されたレジスト膜をマスクとして形成されることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記絶縁膜上に形成された前記レジスト膜は、前記第二の領域上の絶縁膜の中央部にフォーカスが合うように露光されることを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法
  5. 前記第二の領域上の絶縁膜に形成された開口は、前記第二の領域上の絶縁膜の中央部から前記第二の領域上の絶縁膜の周辺部に向かうにつれて開口幅が小さくなるように形成されることを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第二の領域上の絶縁膜に形成された開口は、前記第二の領域上の絶縁膜の中央部から前記第二の領域上の絶縁膜の周辺部に向かうにつれて開口深さが小さくなるように形成されることを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11482448B2 (en) 2019-11-01 2022-10-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Planarization method of a capping insulating layer, a method of forming a semiconductor device using the same, and a semiconductor device formed thereby

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