JP2011065593A - システム、そのシステムにおけるユーザインタフェース表示制御方法 - Google Patents

Abstract

【課題】情報処理装置に対して、ユーザインタフェースを表示するためのファイルを要求すると共にその情報処理装置の装置情報をサーバに送信するよう指示するシステムを提供する。
【解決手段】サーバは、情報処理装置からの要求に応じて情報処理装置にユーザインタフェースを表示するためのファイルを提供すると共に情報処理装置の装置情報をサーバに送信するよう情報処理装置に指示する。情報処理装置は、指示に応じて情報処理装置の装置情報を取得し、情報処理装置の装置情報をユーザインタフェースを表示するためのファイルの要求と共にサーバに送信する。サーバは、情報処理装置の装置情報を受信し、情報処理装置の装置情報に基づいたユーザインタフェースを表示するためのファイルを情報処理装置に提供する。情報処理装置は、提供されたファイルに基づいて情報処理装置の装置情報に基づいたユーザインタフェースを表示する。
【選択図】図８

Description

本発明は、ユーザインタフェースを表示するためのファイルを提供するサーバを含むシステム、ユーザインタフェース表示制御方法に関する。

ネットワーク上のＷｅｂサーバと接続されたＰＣ等の情報処理装置において、Ｗｅｂサーバにより提供された操作画面をＷｅｂブラウザ上に表示することが一般的に広く知られている。そのような構成においては、まず、情報処理装置のＷｅｂブラウザがＷｅｂサーバに対して操作画面を要求する。次に、Ｗｅｂサーバ上のＷｅｂアプリケーションが情報処理装置からの要求に応えて、Ｗｅｂブラウザに操作画面を表示させるためのＨＴＭＬファイルを情報処理装置に送信する。情報処理装置のＷｅｂブラウザは、受信したＨＴＭＬファイルを解析して、ＨＴＭＬファイルの記述に基づいた操作画面を表示する。更に、Ｗｅｂブラウザに表示された操作画面においてユーザが指示を入力すると、情報処理装置のＷｅｂブラウザは、その指示をＷｅｂサーバに対して通知する。その通知を受けたＷｅｂサーバ上のＷｅｂアプリケーションは、入力された指示に従って処理を実行する。

近年、スキャナやプリンタを備えたＭＦＰ（Multi Function Peripheral：多機能周辺装置）にも、Ｗｅｂブラウザを備えるようになってきた。ＭＦＰは、上記の手順でＷｅｂサーバにより提供される操作画面をＷｅｂブラウザ上に表示し、ユーザからの各種指示を受け付けることができる。また、Ｗｅｂサーバは、ＨＴＭＬファイルに組み込んだＪａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔや、ＨＴＭＬファイルに付随させたメタデータによって、ＭＦＰへの動作指示を表現したり、ＭＦＰから情報を取得して画面更新をハンドリングしたりすることもできる。更に、ＭＦＰとＷｅｂサーバともに、ユーザ認証の仕組みを導入しているケースが多い。この場合、ＭＦＰ内でのユーザのログイン／ログアウト状態と、Ｗｅｂサーバ側で動作するＷｅｂアプリケーションにおけるユーザのログイン／ログアウト状態を適切に連動する必要がある。

また、特許文献１の記載によると、Ｗｅｂサーバで同一画面に対して複数言語のページを用意しておき、ＭＦＰのＷｅｂブラウザより画面取得リクエストを受信すると、送信された言語情報に基づいて、Ｗｅｂサーバは、対応する言語ページをＭＦＰに送信する。これにより、ユーザが複数の言語環境におかれている場合であっても、Ｗｅｂサーバは、ＭＦＰから要求に応じた画面情報をＭＦＰのＷｅｂブラウザに送信することができる。

特開２００３−２９６２２３号公報

ところで、Ｗｅｂサーバ以外の情報処理装置上のユーザインタフェースのためのファイルは、Ｗｅｂサーバ上のＷｅｂアプリケーションによって提供される。従って、Ｗｅｂアプリケーションは、より適切な画面のためのファイルを情報処理装置に通知すべきである。そのような情報処理装置がＭＦＰである場合には、スキャンと送信等、複数処理を組み合わせた機能を実行する場合が多い。従って、個々の機能を実行するデバイスの装置情報をサーバに送信しておかなくては、Ｗｅｂサーバは適切な画面をＭＦＰに通知することができない。その場合に、ＭＦＰのユーザインタフェース画面上でユーザの指示による画面遷移のタイミングで、装置情報がサーバに送信されることが、装置間の通信の効率化のためにも望ましい。

上記の点に鑑み、本発明は、情報処理装置に対して、ユーザインタフェースを表示するためのファイルを要求すると共にその情報処理装置の装置情報をサーバに送信するよう指示するシステム、ユーザインタフェース表示制御方法を提供することを目的とする。

上記課題を解決するため、本発明に係るシステムは、ユーザインタフェースを表示する情報処理装置と、前記情報処理装置からの要求に応じてユーザインタフェースを表示するためのファイルを提供するサーバとを含むシステムであって、
前記サーバは、前記情報処理装置からの要求に応じて、当該情報処理装置にユーザインタフェースを表示するためのファイルを提供するとともに、前記情報処理装置の装置情報を前記サーバに送信するよう前記情報処理装置に指示する指示手段と、前記指示手段による指示に応じて前記情報処理装置から送信される前記情報処理装置の装置情報を受信する受信手段と、前記情報処理装置の装置情報に基づいたユーザインタフェースを表示するためのファイルを前記情報処理装置に提供する提供手段とを備え、
前記情報処理装置は、前記指示手段による指示に応じて、前記情報処理装置の装置情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記情報処理装置の装置情報を、ユーザインタフェースを表示するためのファイルの要求とともに前記サーバに送信する送信手段と、前記提供手段により提供されたファイルに基づいて、前記情報処理装置の装置情報に基づいたユーザインタフェースを表示する表示手段とを備えることを特徴とする。

本発明によれば、情報処理装置でのユーザインタフェースが遷移するタイミングで、情報処理装置の装置情報をサーバに送信することができる。

システムの全体構成を示す図である。 ＭＦＰのブロック構成を示す図である。 Ｗｅｂサーバのブロック構成を示す図である。 本システムにおけるソフトウェア構成を説明するための図である。 ＭＦＰが操作画面を要求する処理の手順を示す図である。 ＭＦＰの表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。 画面情報を示すＨＴＭＬファイルの一部を示す図である。 Ｗｅｂサーバがリクエストを受信した際の処理を示す図である。 リクエストに含まれる装置情報について説明した図である。 リクエストにＭＦＰの情報を載せて送信する処理を示す図である。 Ｗｅｂサーバがレスポンス画面を変更する処理を示す図である。 メンテナンス画面の一例を示す図である。 Ｗｅｂサーバがレスポンス画面を変更する他の処理を示す図である。 更新中表示を含む実行指示画面の一例を示す図である。 図１３に示す画面情報をＭＦＰで受信した際の処理を示す図である。 リクエストにＭＦＰの情報を載せて送信する他の処理を示す図である。

以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。

［実施例１］
ＭＦＰがユーザインタフェース画面の遷移するタイミングでＭＦＰ内の情報を取得し、次のリクエストにその情報を載せ、ＷｅｂサーバにおけるＷｅｂアプリケーションがＭＦＰに対して適切な画面を提示するユーザインタフェース表示制御について説明する。

図１は、本実施例におけるシステムの全体構成を示す図である。ＬＡＮ１０４には、情報処理装置としてのＭＦＰ１０１、ＬＤＡＰ（Lightweight Directory Access Protocol）サーバ１０２、Ｗｅｂサーバ１０３が相互に通信可能に接続されている。また、ＬＡＮ１０４上には不図示のＦＴＰ（File Transfer Protocol）サーバも接続されており、ＭＦＰ１０１からＦＴＰサーバに対して画像データをＦＴＰ送信することができる。

図２は、ＭＦＰ１０１のブロック構成を示す図である。ＣＰＵ２１１を含む制御部２１０は、ＭＦＰ１０１全体の動作を制御する。ＣＰＵ２１１は、ＲＯＭ２１２に記憶された制御プログラムを読み出して読取制御や送信制御などの各種制御処理を実行する。ＲＡＭ２１３は、ＣＰＵ２１１の主メモリ、ワークエリア等の一時的な記憶領域として用いられる。ＨＤＤ２１４は、画像データや各種プログラム等を記憶する。操作部Ｉ／Ｆ２１５は、操作部２１９と制御部２１０とを接続する。操作部２１９には、タッチパネル機能を有する液晶表示部やキーボード等が構成されている。また、ＭＦＰ１０１には、後述するＷｅｂブラウザ機能が備えられており、ＭＦＰ１０１のＷｅｂブラウザは、Ｗｅｂサーバ１０３から受信したＨＴＭＬファイルを解析し、ＨＴＭＬファイルの記述に基づく操作画面を操作部２１９上に表示する。プリンタＩ／Ｆ２１６は、プリンタ２２０と制御部２１０とを接続する。プリンタ２２０で印刷すべき画像データは、プリンタＩ／Ｆ２１６を介して制御部２１０からプリンタ２２０に転送され、プリンタ２２０において記録媒体上に印刷される。スキャナＩ／Ｆ２１７は、スキャナ２２１と制御部２１０とを接続する。スキャナ２２１は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナＩ／Ｆ２１７を介して制御部２１０に入力する。ネットワークＩ／Ｆ２１８は、制御部２１０をＬＡＮ１０４に接続する。ネットワークＩ／Ｆ２１８は、ＬＡＮ１０４上の他の装置（例えば、ＬＤＡＰサーバ１０２やＷｅｂサーバ１０３）に画像データや情報を送信したり、ＬＡＮ１０４上の他の装置から各種情報を受信する。

図３は、Ｗｅｂサーバ１０３のブロック構成を示す図である。ＣＰＵ３１１を含む制御部３１０は、Ｗｅｂサーバ１０３全体の動作を制御する。ＣＰＵ３１１は、ＲＯＭ３１２に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。ＲＡＭ３１３は、ＣＰＵ３１１の主メモリ、ワークエリア等の一時的な記憶領域として用いられる。ＨＤＤ３１４は、画像データや各種プログラム、或いは後述する各種情報テーブルを記憶する。ネットワークＩ／Ｆ３１５は、制御部３１０をＬＡＮ１０４に接続する。ネットワークＩ／Ｆ３１５は、ＬＡＮ１０４上の他の外部装置との間で各種情報を送受信する。

図４は、本システムにおけるソフトウェア構成を説明するための図である。図４に示す各機能部は、ＭＦＰ１０１、ＬＤＡＰサーバ１０２、Ｗｅｂサーバ１０３のそれぞれに備えられているＣＰＵが制御プログラムを実行することにより実現される。

ＭＦＰ１０１は、ログインアプリケーション４３０、Ｗｅｂブラウザ４４０、サービスプロバイダ４５０、ログ記録部４６０、ネイティブモジュール４９０を含む。ログインアプリケーション４３０は、画面表示部４３１と認証処理部４３２を含む。画面表示部４３１は、認証処理部４３２が実行する認証処理に必要な認証情報をユーザに入力させるための認証画面を操作部２１９に表示する。なお、この認証画面はＷｅｂサーバ１０３により提供されるものではなく、ログインアプリケーション４３０がＭＦＰ１０１内に保持している情報が読み出されて表示される。画面表示部４３１により表示された認証画面を介して認証情報が入力されると、認証処理部４３２が、入力された認証情報を用いてユーザ認証処理を行う。

ＬＤＡＰサーバ１０２は、認証情報管理部４７０と認証情報記憶部４８０を含む。認証情報記憶部４８０には、ＭＦＰ１０１の使用が許可されたユーザに対応する認証情報が予め記憶されている。認証情報管理部４７０は、認証情報記憶部４８０に記憶されている認証情報を管理する。認証処理部４３２により認証処理が行われる場合には、画面表示部４３１により表示される認証画面を介して入力された認証情報と、認証情報記憶部４８０に記憶されている認証情報とを照合する。そして、その照合結果に応じて、ユーザによるＭＦＰ１０１の使用が許可される。

Ｗｅｂブラウザ４４０は、通信部４４１、解析部４４２、画面表示部４４３とを含む。通信部４４１は、ＨＴＴＰプロトコルに従ってＷｅｂアプリケーション４１０のプレゼンテーション部４１１と通信する。例えば、通信部４４１は、Ｗｅｂブラウザ４４０で表示する操作画面をＷｅｂアプリケーション４１０に対して要求したり、Ｗｅｂブラウザ４４０で表示された操作画面を介して入力されたユーザからの指示をＷｅｂアプリケーション４１０に通知する。解析部４４２は、Ｗｅｂアプリケーション４１０から受信したＨＴＭＬファイルを解析する。このＨＴＭＬファイルには、Ｗｅｂブラウザに表示すべき操作画面の内容が記述されている。また、解析部４４２は、ＨＴＭＬファイルに含まれるＪａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔや、ＨＴＭＬファイルに付随したメタデータ（例えば、添付したＸＭＬファイル）の解釈も行う。画面表示部４４３は、解析部４４２による解析の結果に基づいて、操作部２１９上に操作画面を表示する。

ネイティブモジュール４９０は、プリンタ制御部４９１、スキャナ制御部４９２、ネットワーク制御部４９３を含む。プリンタ制御部４９１は、プリンタＩ／Ｆ２１６を介してプリンタ２２０の情報を取得する。スキャナ制御部４９２は、スキャナＩ／Ｆ２１７を介してスキャナ２２１の情報を取得する。ネットワーク制御部４９３は、ネットワークＩ／Ｆ２１８を介してＬＡＮ１０４の状態を取得する。Ｗｅｂブラウザ４４０の解析部４４２は、ＨＴＭＬファイルに含まれるＪａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔや付随したメタデータの指示により、このネイティブモジュール４９０に対してＭＦＰ１０１が正常に動作する状態なのかを問い合わせる。同様に、解析部４４２は、ログインアプリケーション４３０に対して、ユーザのログイン／ログアウト状態を問い合わせる。

Ｗｅｂサーバ１０３は、Ｗｅｂアプリケーション４１０とログ記録部４２０を含む。Ｗｅｂアプリケーション４１０は、プレゼンテーション部４１１、ロジック部４１２、認証処理部４１３を含む。プレゼンテーション部４１１は、ＭＦＰ１０１におけるＷｅｂブラウザ４４０の通信部４４１と通信し、ＭＦＰ１０１からの要求に応えてＭＦＰ１０１のＷｅｂブラウザ４４０で表示すべき操作画面をＭＦＰ１０１に送信する。また、ＭＦＰ１０１のＷｅｂブラウザ４４０に表示された操作画面を介して入力されたユーザからの指示をＭＦＰ１０１から受信する。このＭＦＰ１０１のＷｅｂブラウザ４４０からの要求には、ログイン／ログアウト情報等のユーザ情報も含まれる。

認証処理部４１３は、プレゼンテーション部４１１からの指示に従い、プレゼンテーション部４１１が受信したユーザ情報と同等の情報（例えば、ログイン／ログアウト情報）を記憶する。ロジック部４１２は、ＭＦＰ１０１に対して処理の実行を依頼する場合には、ＭＦＰ１０１のサービスプロバイダ４５０内の通信部４５１と通信する。例えば、ＭＦＰ１０１のプリンタ２２０による印刷処理の実行や、スキャナ２２１による読取処理の実行、或いは、ネットワークＩ／Ｆ２１８を介した送信処理の実行を依頼する。また、その処理結果をロジック部４１２において受信する。ログ記録部４２０は、ＭＦＰ１０１により実行された処理の結果を記録する。ロジック部４１２が処理結果を受け取ったタイミングにおいて、処理結果がログ記録部４２０に書き込まれる。なお、ログ記録部４２０には、Ｗｅｂサーバ１０３で更新されたユーザ情報（例えば、ログイン／ログアウト情報）の更新経過も記録される。これは、認証処理部４１３からの指示に従って書き込まれる。

サービスプロバイダ４５０は、通信部４５１、ジョブ生成部４５２を含む。通信部４５１は、Ｗｅｂアプリケーション４１０内のロジック部４１２からの処理依頼を受け付ける。Ｗｅｂアプリケーション４１０から処理の実行を依頼された場合に、ジョブ生成部４５２は、依頼された処理を実行するためのジョブを生成して実行する。ジョブを実行した結果は、ログ記録部４６０に記録される。なお、ログ記録部４６０には、ログインアプリケーション４３０により実行される認証処理の結果や、Ｗｅｂサーバ１０３との通信履歴なども記録される。

図５は、ＭＦＰ１０１がユーザ認証の処理を行うとともに、この認証に用いた認証情報をＷｅｂサーバ１０３に送信することにより、自装置のＷｅｂブラウザで表示すべき操作画面を要求する処理の手順を示すフローチャートである。図５のフローチャートに示す各動作は、ＭＦＰ１０１のＣＰＵ２１１が制御プログラムを実行することにより実現される。なお、Ｓ５０１〜Ｓ５０６はログインアプリケーション４３０により実行され、Ｓ５０７〜Ｓ５１２はＷｅｂブラウザ４４０により実行される。

Ｓ５０１において、画面表示部４３１が操作部２１９に認証画面を表示する。図６の（ａ）は、Ｓ５０１で表示される認証画面の一例を示す図である。以下、図６の（ａ）、（ｂ）、（ｃ）、（ｄ）は、同様に操作部２１９に表示される。ＭＦＰ１０１は、図６の（ａ）に示す認証画面を介して、ユーザからのユーザＩＤ及びパスワード入力を検知する。

Ｓ５０２において、画面表示部４３１がユーザから認証情報が入力されたか否かを判定する。例えば、図６の（ａ）に示す認証画面のＯＫボタン６０１が押下されたか否かによって判定される。ここで、認証情報が入力されたと判定した場合に、Ｓ５０３に進み、認証情報が入力されたと判定されるまで、Ｓ５０２の処理を繰り返す。

Ｓ５０３では、入力されたユーザＩＤ及びパスワードを用いて、認証処理部４３２が認証処理を行う。Ｓ５０４において、認証処理部４３２は、ＬＤＡＰサーバ１０２と通信し、入力されたユーザＩＤ及びパスワードを認証情報記憶部４８０に予め記憶されている情報と照合する。認証処理の結果、ユーザが正常に認証された場合には、Ｓ５０５に進み、認証されなかった場合には、本処理を終了する。Ｓ５０５において、認証処理部４３２が、認証されたユーザに対応するログインコンテキストを生成する。ログインコンテキストとは認証されたユーザを示す情報であって、図６の（ａ）に示す認証画面を介して入力されたユーザＩＤを含む。Ｓ５０６では、認証処理部４３２が、ユーザ認証が正常に終了してユーザがログインしたこと（ログインイベント）をＷｅｂブラウザ４４０に対して通知する。

Ｓ５０７において、Ｗｅｂブラウザ４４０における解析部４４２は、ログインアプリケーション４３０により生成されたログインコンテキストを取得する。Ｓ５０８において、解析部４４２は、取得したログインコンテキストの中から、図６の（ａ）に示す認証画面でユーザが入力したユーザＩＤを抽出する。Ｓ５０９において、解析部４４２は、ＭＦＰ１０１のＷｅｂブラウザに表示する操作画面の１つであって、ユーザが処理の実行を指示するためのメニュー画面を送信することをＷｅｂサーバ１０３に対して要求するためのメニュー画面送信要求を生成する。このメニュー画面送信要求には、Ｓ５０８で抽出されたユーザＩＤが含まれる。Ｓ５１０において、通信部４４１が、解析部４４２で生成したメニュー画面送信要求をＷｅｂサーバ１０３に対して送信する。

Ｓ５１１において、通信部４４１は、Ｓ５１０で送信したメニュー画面送信要求に応じてＷｅｂサーバ１０３からメニュー画面が送信されてきたか否かを判定する。例えば、メニュー画面をＷｅｂブラウザに表示するための画面情報として、ＨＴＭＬファイルがＷｅｂサーバ１０３から送信される。ここで、Ｗｅｂサーバ１０３からメニュー画面を受信したと判定された場合には、Ｓ５１２に進み、メニュー画面を受信していないと判定された場合には、メニュー画面を受信するまでＳ５１１を繰り返す。Ｓ５１２において、画面表示部４４３は、受信したＨＴＭＬファイルの記述に従って、図６の（ｂ）に示すようなメニュー画面を表示する。

図６の（ｂ）は、Ｓ５１２で表示されるメニュー画面の一例を示す図である。図６の（ｂ）には、ＭＦＰ１０１の機能を利用するためのメニューが表示されている。例えば、本実施例では、「スキャンしてＦＴＰサーバに送信する」機能６０３、「スキャンしてＦａｘ送信する」機能６０４、「Ｐｒｉｎｔする」機能６０５が選択ボタンとして表示されている。これらの選択ボタンがユーザにより選択され、ＯＫボタン６０２の押下をＷｅｂブラウザ４４０が検知すると、図６の（ｃ）に示すような実行指示画面に遷移する。画面遷移は、図６の（ａ）におけるＳ５０９〜Ｓ５１２に示す処理と同様に行われる。但し、ＯＫボタン６０２の押下を検知した場合の処理は、前述の処理とは異なる。これは図７において説明する。

図６の（ｃ）は、選択した機能を実行するための画面の一例を示す図である。図６の（ｃ）は、ＭＦＰ１０１のスキャナ２２１を用いて原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、生成した画像データをＬＡＮ１０４上のＦＴＰサーバに送信することを指示するための画面である。図６の（ｃ）は、画像データをＰＤＦフォーマットで生成し、「ｔｅｓｔ．ｐｄｆ」というファイル名を付与することが設定された状態の画面である。ここで、実行ボタン６０６の押下を検知すると実際に処理が実行され、完了すると図６の（ｄ）に示すような実行結果表示画面に遷移する。画面遷移は、図６の（ａ）におけるＳ５０９〜Ｓ５１２に示す処理と同様に行われる。

図６の（ｄ）は、実行結果を表示するための画面の一例を説明する図である。図６の（ｄ）では、実行結果がユーザに提示されている。ここで、ＯＫボタン６０７の押下を検知すると、図６の（ｂ）の画面に戻る。画面遷移は、図６の（ａ）におけるＳ５０９〜Ｓ５１２に示す処理と同様に行われる。

図７は、図６の（ｂ）の実行指示画面の画面情報を示すＨＴＭＬファイルの一部を示す図である。このＨＴＭＬファイルは、Ｗｅｂサーバ１０３から送られ、ＭＦＰ１０１のＣＰＵ２１１が制御プログラムを実行することにより解釈される。以下、画面遷移のタイミングでＭＦＰ１０１が、ＭＦＰ１０１の情報を取得して次のＨＴＴＰリクエストにその情報を載せる部分について説明する。図７に示すＨＴＭＬファイルのＪａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔの７０１の部分は、各機能の選択ボタン６０３〜６０５が選択された後のＯＫボタン６０２の押下をＷｅｂブラウザ４４０が検知した場合に、処理される。

Ｗｅｂブラウザ４４０は、その押下を検知するとｃｈｅｃｋ関数７０２を呼び出す。ｃｈｅｃｋ関数７０２は、７０３部分で、選択されたボタンを判断して各機器情報の確認を行っている。例えば、「スキャンしてＦＴＰサーバに送信する」機能６０３が選択された場合には、この機能を実現するために、スキャナ２２１とネットワーク（ＬＡＮ１０４）の情報確認が必要となる。従って、７０４部分で、選択状況を確認し、ｂｒｏｗｓｅｒ．ｇｅｔＤｅｖｉｃｅＳｔａｔｅ１という関数を呼び出している。このｂｒｏｗｓｅｒ．ｇｅｔＤｅｖｉｃｅＳｔａｔｅ１という関数は、Ｗｅｂブラウザ４４０が保持し、ネイティブモジュール４９０を介してスキャナ２２１とネットワーク（ＬＡＮ１０４）の情報確認を行う。

同様に、「スキャンしてＦａｘ送信する」機能６０４、「Ｐｒｉｎｔする」機能６０５が選択された場合には、７０５部分に示すように情報確認が行われる。ここでも同様に、Ｗｅｂブラウザ４４０は、ネイティブモジュール４９０を介してスキャナ２２１や不図示のＦａｘ回線の情報、プリンタ２２０の情報確認などを行う。７０４部分と７０５部分で取得した情報は、Ｗｅｂブラウザ４４０が提供した関数ｂｒｏｗｓｅｒ．ｓｅｔＮｅｘｔＲｅｑｕｅｓｔＨｅａｄｅｒ関数７０６が呼び出され、ＨＴＴＰリクエストヘッダに情報埋め込みが行われる。

ｃｈｅｃｋ関数７０２でこれらの処理が完了すると、７０１部分の処理に戻り、ＨＴＭＬに従って、設定されたＵＲＬ（Ｗｅｂサーバ１０３に存在するＵＲＬ）に対して送信処理（ｐｏｓｔ処理）が行われる。この送信処理の際に、Ｗｅｂブラウザ４４０の通信部４４１が機能し、上記で設定したＭＦＰ１０１の情報がＷｅｂサーバ１０３に送信される。なお、本実施例では、ＨＴＭＬとＪａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔを例としたが、他の方法が用いられても良い。例えば、ＭＦＰ１０１の情報をＨＴＴＰリクエストヘッダに埋め込まずに、設定されたＵＲＬに情報を付加する方法でも良い。また他の例として、ＨＴＭＬ上で送信指示（ｓｕｂｍｉｔ処理）を行わず、全てＪａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔで行う（Ｊａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔ内にｓｕｂｍｉｔ処理を記載する）方法でも良い。それらの詳細説明は割愛する。

図７においては、「スキャンしてＦＴＰサーバに送信する」機能のために必要なＭＦＰ１０１の情報取得が行われることが記述されている。これは、スキャン（原稿読み取り）を実行する場合に、スキャナ２２１の正常動作が必要であるからである。逆に、他の画面においては、このスキャナ２２１の状態取得をする必要はない。よって、この図６の（ｂ）に示すメニュー画面の画面情報にのみ、上記で説明した内容が含まれる。

本実施例において、ログアウト情報については、画面遷移のタイミングで情報を取得するのではなく、ログインアプリケーション４３０からの通知をＷｅｂブラウザ４４０が検知する。これも同様に、ＭＦＰ１０１に備えられているＣＰＵ２１１が、制御プログラムを実行することにより処理される。ログインアプリケーション４３０内の認証処理部４３２が何らかの要因（操作部２１９の不図示のログアウトキー押下など）によりログアウトを検知すると、Ｗｅｂブラウザ４４０の解析部４４２に通知する。解析部４４２は、この情報を通信部４４１に送信し、通信部４４１は、次のＨＴＴＰリクエストにこのログアウト情報を載せる。

図８は、Ｗｅｂサーバ１０３において、ＭＦＰ１０１からのＨＴＴＰリクエストを受信した場合の処理の手順について示すフローチャートである。特に、Ｊａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔを含む図６の（ｃ）と、その他の図６の（ａ）、（ｂ）、（ｄ）との画面作成の違いを説明する。なお、図８に示すフローチャートに示す各処理は、Ｗｅｂサーバ１０３のＣＰＵ３１１が制御プログラムを実行することにより実現される。Ｓ８０１において、Ｗｅｂサーバ１０３のＷｅｂアプリケーション４１０のプレゼンテーション部４１１で、ＭＦＰ１０１からのＨＴＴＰリクエストを受信したか否かを判定する。ここで、受信したと判定された場合には、Ｓ８０２に進み、受信すると判定されるまでＳ８０１を繰り返す。

Ｓ８０２において、プレゼンテーション部４１１が、Ｊａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔを含むべき画面か否かを判定する。そのような画面とは、例えば、図６の（ｂ）に表示する項目に列挙された「スキャンしてＦＴＰサーバに送信する」機能の実行画面である図６の（ｃ）である。または、不図示の「スキャンしてＦａｘ送信する」機能、「Ｐｒｉｎｔする」機能の実行指示画面がＪａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔを含むべき画面である。これらの画面は予め決定されてプレゼンテーション部４１１に保持されており、プレゼンテーション部４１１は、それに基づいて判定する。Ｓ８０２で、Ｊａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔを含むべき画面と判定された場合には、Ｓ８０３において、プレゼンテーション部４１１が、ＭＦＰ機器情報を取得するためのＪａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔを埋め込んだ画面情報をＨＴＴＰレスポンスとしてＭＦＰ１０１に送信する。一方、Ｊａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔを含むべき画面と判定されなかった場合には、Ｓ８０４に進み、プレゼンテーション部４１１が、Ｊａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔを含まずにＨＴＴＰレスポンスとしてＭＦＰ１０１に送信する。

図９の（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は、図７においてＭＦＰ１０１のＷｅｂブラウザ４４０がＷｅｂサーバ１０３に対してＭＦＰ１０１の情報（装置情報）を送信するために、ＨＴＴＰリクエストに含まれる情報について説明した図である。ＭＦＰ１０１に備えられているＣＰＵ２１１により処理される。図９の（ａ）の９０１の部分は、ログアウト情報の例である。ＨＴＴＰリクエストヘッダのＵｓｅｒ−Ａｇｅｎｔカラムに、ａａａというユーザがログアウトしたという情報が載せられている。図９の（ｂ）の９０２の部分は、スキャナ２２１のジャム（紙詰まり）の情報の例である。Ｕｓｅｒ−Ａｇｅｎｔカラムに、スキャナ２２１がインタラクション（対話）状態となり、その要因は、ジャムであることが示されている。図９の（ｃ）は、スキャナ２２１でジョブの上限超過が発生した場合の例である。これは、スキャナ２２１で受け入れられるジョブ数の上限をネイティブモジュール４９０におけるスキャナ制御部４９２が保持しており、そのジョブ数の上限を超過した際に起こるものである。ジョブに関する記述詳細は割愛する。ＨＴＴＰリクエストヘッダに情報を入れる例が図９（ｃ）の９０３の部分で示されている。ここで、本実施例においては、ＨＴＴＰリクエストヘッダのＵｓｅｒ−Ａｇｅｎｔカラムに情報を載せる例を記載したが、その方法はこの限りではない。

図６の（ａ）〜（ｄ）、図７、図９（ａ）、（ｂ）、（ｃ）で示した内容をフローで示したものを図１０の（ａ）、（ｂ）、図１１で説明する。図１０（ａ）、（ｂ）のフローチャートは、ＭＦＰ１０１により実行される処理であり、ＭＦＰ１０１のＣＰＵ２１１が制御プログラムを実行することにより実現される。図１０の（ａ）は、ＭＦＰ１０１においてログアウト情報をＷｅｂサーバ１０３に送信する場合のフローチャートである。Ｓ１００１において、Ｗｅｂブラウザ４４０は、ログインアプリケーション４３０から送信されるログアウトイベントを検知したか否かを判定する。ログアウトイベントを検知するまで、Ｓ１００１の処理を繰り返す。ここで、ログアウトイベント通知を検知すると、Ｓ１００２に進む。Ｓ１００２において、Ｗｅｂブラウザ４４０の解析部４４２は、ログアウト情報を通信部４４１に伝え、通信部４４１は、次のＨＴＴＰリクエストにそのログアウト情報を載せ、次のＨＴＴＰリクエストにおいて、Ｗｅｂサーバ１０３にその情報を送信する。

図１０（ｂ）は、ＭＦＰ１０１において取得されたＭＦＰ機器情報をＷｅｂサーバ１０３に送信する場合のフローチャートである。Ｓ１０１１において、Ｗｅｂブラウザ４４０は、Ｗｅｂサーバ１０３のＷｅｂアプリケーション４１０から画面情報を受信する。Ｓ１０１２において、Ｗｅｂブラウザ４４０は、画面遷移を検知したか否かを判定する。画面遷移を検知するまで、Ｓ１０１２の処理を繰り返す。Ｗｅｂブラウザ４４０が画面遷移を検知すると、Ｓ１０１３に進み、その画面遷移がｓｕｂｍｉｔボタンによるものか否かを判定する。ここで、ｓｕｂｍｉｔボタンによるものでないと判定された場合には、Ｓ１０１７に進み、通常のＨＴＴＰリクエストを送信する。Ｓ１０１３でｓｕｂｍｉｔボタンによるものと判定された場合にはＳ１０１４に進み、ＭＦＰ機器情報を取得するＪａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔを含むものか否かを判定する。Ｊａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔを含むものでないと判定された場合には、Ｓ１０１７に進み、通常のＨＴＴＰリクエストを送信する。一方、Ｊａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔを含むものと判定された場合には、Ｓ１０１５に進む。Ｓ１０１５においては、Ｗｅｂブラウザ４４０がネイティブモジュール４９０にＭＦＰ機器情報を問い合わせる（図７に示す７０３部分）。Ｓ１０１６において、取得したＭＦＰ機器情報をＨＴＴＰリクエストに載せて、Ｗｅｂサーバ１０３に送信する（図７に示す７０４部分）。

図１１は、Ｗｅｂサーバ１０３においてＭＦＰ１０１からのＨＴＴＰリクエストを受信して、ＨＴＴＰリクエストに含まれた情報に従って、レスポンス画面を変更する動作について説明したフローチャートである。図１１のフローチャートに示す各動作は、Ｗｅｂサーバ１０３のＣＰＵ３１１が制御プログラムを実行することにより実現される。Ｓ１１０１において、Ｗｅｂアプリケーション４１０は、ＭＦＰ１０１からのＨＴＴＰリクエストを受信したか否かを判定する。受信したと判定するまでＳ１１０１の処理を繰り返す。ＨＴＴＰリクエストを受信したと判定されるとＳ１１０２に進み、Ｗｅｂアプリケーション４１０は、ＨＴＴＰリクエストヘッダからログアウト情報を検知したか否かを判定する。ここで、ログアウト情報が含まれていると判定した場合に、Ｓ１１０３に進み、Ｗｅｂアプリケーション４１０内の認証処理部４１３で保持しているログイン／ログアウト情報をクリアする。

Ｓ１１０４において、Ｗｅｂサーバ１０３は、図６の（ａ）で示した認証画面の情報をＨＴＴＰレスポンスとしてＭＦＰ１０１に送信する。Ｓ１１０２において、ＨＴＴＰリクエストヘッダに含まれる情報がログアウト情報でなかったと判定した場合には、Ｓ１１０５に進み、ＭＦＰ１０１のＭＦＰ機器情報がメンテナンスを必要とする情報（障害情報）か否かを判定する。図９の（ｂ）、（ｃ）で説明したようなメンテナンスが必要な状態である場合には、Ｓ１１０６に進み、図１２で後述するメンテナンス画面（警告画面）の情報をＨＴＴＰレスポンスとしてＭＦＰ１０１に送信する。Ｓ１１０５でメンテナンスを必要とする情報がなかったと判定した場合には、Ｓ１１０７に進み、通常画面、例えば図６の（ｃ）の実行指示画面など画面情報をＨＴＴＰレスポンスとしてＭＦＰ１０１に送信する。

図１２は、図１１に示すＳ１１０６で説明したようなメンテナンス画面の一例を示す図である。図１２は、ＭＦＰ１０１における操作部２１９に表示される。これは、ＭＦＰ１０１から受信したＭＦＰ機器情報を元にＷｅｂサーバ１０３がメンテナンス画面をＨＴＴＰのレスポンスとして送信した画面情報に基づいて表示される。例えば、図１２はスキャナ２２１で紙詰まりが発生した場合の画面について示している。Ｗｅｂブラウザ４４０がＯＫボタン１２０１の押下を検知すると、Ｗｅｂサーバ１０３にその情報を伝え、取得した画面情報を元に、図６の（ｂ）に遷移する。

本実施例によれば、ＭＦＰ１０１における画面遷移のタイミングでＭＦＰ１０１内の情報を取得し、次のリクエストでその情報を載せるため、Ｗｅｂサーバ１０３におけるＷｅｂアプリケーション４１０が適切な画面をＭＦＰ１０１に提供することができる。上述のように、次のリクエストに情報を載せるので、ＭＦＰ１０１とＷｅｂサーバ１０３間の通信を最低限に抑え、無駄なやりとりを軽減することができる。また、ＭＦＰ１０１内の情報取得は、Ｗｅｂサーバ１０３におけるＷｅｂアプリケーション４１０から提供されたＨＴＭＬ（Ｊａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔ）に基づいて行うため、画面遷移制御をＷｅｂサーバ１０３主導で行うことができる。これはつまり、画面遷移の制御の変更を、ＭＦＰ１０１側に手を加えることなくできることを示す。さらには、ＭＦＰ１０１でユーザログアウトが発生した際に、Ｗｅｂサーバ１０３におけるＷｅｂアプリケーション４１０にもその情報が通知される。その結果、ユーザのログイン／ログアウト状態をＭＦＰ１０１とＷｅｂサーバ１０３とにおいて適切に連動することができる。

［実施例２］
次に、本発明の第２の実施例について説明する。第２の実施例では、更に、ＭＦＰから送られたＭＦＰ機器情報に基づいて、Ｗｅｂサーバ１０３がＭＦＰの状態に応じた詳細な画面構築を行い、レスポンスを送信するケースについて説明する。

図１３は、Ｗｅｂサーバ１０３においてＭＦＰ１０１からのＨＴＴＰリクエストを受信し、ＨＴＴＰリクエストに含まれた情報に従ってレスポンス画面を変更する処理の手順を示すフローチャートである。図１３に示す各処理は、Ｗｅｂサーバ１０３のＣＰＵ３１１が制御プログラムを実行することにより実現される。Ｓ１３０１において、Ｗｅｂアプリケーション４１０は、ＭＦＰ１０１からのＨＴＴＰリクエストを受信したか否かを判定する。ここで、受信したと判定するまでＳ１３０１の処理を繰り返す。ＨＴＴＰリクエストを受信したと判定すると、Ｓ１３０２に進み、Ｗｅｂアプリケーション４１０は、ＨＴＴＰリクエストからログアウト情報を検知したか否かを判定する。ここで、ログアウト情報が含まれていると判定された場合に、Ｓ１３０３に進み、Ｗｅｂアプリケーション４１０内の認証処理部４１３で保持しているログイン／ログアウト情報をクリアする。Ｓ１３０４において、図６の（ａ）で示した認証画面の情報をＨＴＴＰレスポンスとしてＭＦＰ１０１に送信する。

Ｓ１３０２において、ＨＴＴＰリクエストに含まれる情報がログアウト情報でなかった場合には、Ｓ１３０５に進み、ＭＦＰ１０１のＭＦＰ機器情報がメンテナンスを必要とする情報か否か、かつ、自動復帰可能な状態であるか否かを判定する。図９の（ｂ）で説明したような人が介在するような自動復帰不可能なメンテナンス状態の場合には、Ｓ１３０６に進み、図１２で示したようなメンテナンス画面の情報をＨＴＴＰレスポンスとしてＭＦＰ１０１に送信する。Ｓ１３０５で、自動復帰不可能なメンテナンス状態でない場合には、Ｓ１３０７に進み、自動復帰可能なメンテナンス状態か否かを判定する。自動復帰可能な状態と判定された場合には、例えば、図９の（ｃ）で示したようなジョブ上限超過などのケースが考えられる。自動復帰可能なメンテナンス状態と判定された場合には、後述する図１４のような画面情報をＨＴＴＰレスポンスとしてＭＦＰ１０１に送信する。Ｓ１３０７で自動復帰可能なメンテナンス状態と判定されなかった場合には、Ｓ１３０９に進み、通常画面、例えば、図６の（ｃ）の実行指示画面などの画面情報をＨＴＴＰレスポンスとしてＭＦＰ１０１に送信する。

図１４は、図１３のＳ１３０８で説明したような、更新中表示を含む実行指示画面の一例を示す図である。図１４は、ＭＦＰ１０１における操作部２１９に表示される。これはＭＦＰ１０１から受信したＭＦＰ機器情報を元にＷｅｂサーバ１０３が自動復帰可能な場合のメンテナンス画面をＨＴＴＰのレスポンスとして送信した画面情報に基づいて表示される。

図１５は、図１３で説明したＷｅｂサーバ１０３からの画面情報を、ＭＦＰ１０１で受信したときの処理の手順を示すフローチャートである。図１５のフローチャートに示す各処理は、ＭＦＰ１０１のＣＰＵ２１１が制御プログラムを実行することにより実現される。Ｓ１５０１において、ＭＦＰ１０１のＷｅｂブラウザ４４０は、ＨＴＴＰレスポンスを受信したか否かを判定する。ここで、ＨＴＴＰレスポンスを受信したと判定するまでＳ１５０１の処理を繰り返す。Ｓ１５０２において、Ｗｅｂブラウザ４４０は、画面情報の処理を開始する。Ｓ１５０３において、Ｗｅｂブラウザ４４０は、その画面情報にＪａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔが含まれるか否かを判定する。ここで、含まれると判定された場合には、Ｗｅｂブラウザ４４０がネイティブモジュール４９０に対してＭＦＰ機器情報の問い合わせを行う。これは、Ｗｅｂサーバ１０３が図１３のＳ１３０８において、自動復帰可能なメンテナンス画面（図１４）を送信したケースであり、Ｓ１５０５で復帰したか否かを判定し、復帰すると判定するまでＳ１５０５の処理を繰り返す。Ｓ１５０５において復帰したと判定された場合に、Ｓ１５０６において、Ｗｅｂブラウザ４４０は、画面表示を確定して操作部２１９に図６の（ｂ）のような表示を行う。

再び、Ｓ１５０３に戻る。Ｓ１５０３において、Ｊａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔを含まないと判定された場合は、図６の（ｂ）のメニュー画面や図１２に示すメンテナンス画面などの画面を表示する。

本実施例によれば、ＭＦＰ１０１における画面遷移のタイミングでＭＦＰ１０１内の情報を取得し、次のリクエストでその情報を載せることで、Ｗｅｂサーバ１０３におけるＷｅｂアプリケーション４１０が適切な画面をＭＦＰ１０１に提供できる。特に、ＭＦＰ１０１の装置状態によって、Ｗｅｂアプリケーション４１０側で詳細な画面を構築するため、よりユーザにわかりやすく適切な画面表示を行うことができる。

［実施例３］
次に、本発明の第３の実施例について説明する。第３の実施例では、第１の実施例に対し、ログアウト情報やＭＦＰ機器情報を取得するタイミングを画面情報受信時に行うケースについて説明する。

図１６の（ａ）、（ｂ）は、ＭＦＰ１０１で、画面情報受信時にログアウト情報やＭＦＰ機器情報を取得する場合のフローチャートである。図１６（ａ）、（ｂ）のフローチャートに示す各動作は、ＭＦＰ１０１において実行され、ＭＦＰ１０１のＣＰＵ２１１が制御プログラムを実行することにより実現される。

図１６の（ａ）は、ＭＦＰ１０１におけるログアウト情報を次のＨＴＴＰリクエストに載せるケースである。Ｓ１６０１において、ユーザがログインしたあとの、任意の画面取得リクエストをＷｅｂサーバ１０３に送信する。Ｓ１６０２において、Ｗｅｂサーバ１０３から、ログアウト情報を取得する設定、例えばＪａｖａ（登録商標）Ｓｃｒｉｐｔや、ＨＴＭＬに添付されたメタデータなどを含む、ＨＴＴＰレスポンス（ＨＴＭＬデータ）を受信する。

次に、Ｗｅｂブラウザ４４０は、Ｓ１６０３においてログアウト情報を取得し、Ｓ１６０４において、Ｗｅｂブラウザ４４０がログアウト情報を検知したか否かを判定する。ここで、検知したと判定した場合には、ログアウト情報を次のＨＴＴＰリクエストに埋め込み、Ｗｅｂサーバ１０３に送信できるよう、Ｓ１６０５でログアウト情報を保持する。Ｓ１６０４において、ログアウト情報を検知しなければ、何もせずに（画面はそのままで）本処理を終了する。

図１６の（ｂ）は、ＭＦＰ１０１におけるＭＦＰ機器情報を、次のＨＴＴＰリクエストに載せるケースである。Ｓ１６１１において、図６の（ｃ）に示す実行指示画面の取得リクエストをＷｅｂサーバ１０３に送信する。Ｓ１６１２において、Ｗｅｂサーバ１０３からＭＦＰ機器情報を取得する設定、例えば、Ｊａｖａ（登録商標）ＳｃｒｉｐｔやＨＴＭＬに添付されたメタデータなどを含む、ＨＴＴＰレスポンス（ＨＴＭＬデータ）を受信する。次に、Ｗｅｂブラウザ４４０は、Ｓ１６１３において、ＭＦＰ機器情報を取得し、Ｓ１６１４において、Ｗｅｂブラウザ４４０がＭＦＰ機器情報の変化を検知したか否かを判定する。ここで検知したと判定された場合に、次のＨＴＴＰリクエストに埋め込んでＷｅｂサーバ１０３に送信できるよう、Ｓ１６１５でＭＦＰ機器情報を保持する。Ｓ１６１４でＭＦＰ機器情報の変化を検知しなければ、何もせずに（画面はそのままで）終了する。

本実施例によれば、Ｗｅｂサーバ１０３のＷｅｂアプリケーション４１０が生成した画面情報を元に、ＭＦＰ１０１で受信したタイミングでＭＦＰ１０１内の情報を取得し、画面表示の決定をする。このとき、ＭＦＰが画面表示に適さない状態だった場合は、次のリクエストでその情報を載せ、適切な画面表示とする。よって、実施例１、２に加えて、Ｗｅｂサーバ１０３のＷｅｂアプリケーション４１０側で、常に画面情報に状態取得する設定が埋め込まれていたケースであっても適切な画面表示を行うことができる。

［他の実施形態］
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア（プログラム）を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ（またはＣＰＵやＭＰＵ等）がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (7)

1. ユーザインタフェースを表示する情報処理装置と、前記情報処理装置からの要求に応じてユーザインタフェースを表示するためのファイルを提供するサーバとを含むシステムであって、
   前記サーバは、
   前記情報処理装置からの要求に応じて、当該情報処理装置にユーザインタフェースを表示するためのファイルを提供するとともに、前記情報処理装置の装置情報を前記サーバに送信するよう前記情報処理装置に指示する指示手段と、
   前記指示手段による指示に応じて前記情報処理装置から送信される前記情報処理装置の装置情報を受信する受信手段と、
   前記情報処理装置の装置情報に基づいたユーザインタフェースを表示するためのファイルを前記情報処理装置に提供する提供手段とを備え、
   前記情報処理装置は、
   前記指示手段による指示に応じて、前記情報処理装置の装置情報を取得する取得手段と、
   前記取得手段により取得された前記情報処理装置の装置情報を、ユーザインタフェースを表示するためのファイルの要求とともに前記サーバに送信する送信手段と、
   前記提供手段により提供されたファイルに基づいて、前記情報処理装置の装置情報に基づいたユーザインタフェースを表示する表示手段とを備えることを特徴とするシステム。
2. ユーザインタフェースを表示する情報処理装置と、前記情報処理装置からの要求に応じてユーザインタフェースを表示するためのファイルを提供するサーバとを含むシステムにおいて実行されるユーザインタフェース表示制御方法であって、
   前記サーバが、前記情報処理装置からの要求に応じて、当該情報処理装置にユーザインタフェースを表示するためのファイルを提供するとともに、前記情報処理装置の装置情報を前記サーバに送信するよう前記情報処理装置に指示する指示工程と、
   前記情報処理装置が、前記指示工程における指示に応じて、前記情報処理装置の装置情報を取得する取得工程と、
   前記情報処理装置が、前記取得工程において取得された前記情報処理装置の装置情報を、ユーザインタフェースを表示するためのファイルの要求とともに前記サーバに送信する送信工程と、
   前記サーバが、前記送信工程において送信された前記情報処理装置の装置情報を受信する受信工程と、
   前記サーバが、前記情報処理装置の装置情報に基づいたユーザインタフェースを表示するためのファイルを前記情報処理装置に提供する提供工程と、
   前記情報処理装置が、前記提供工程において提供されたファイルに基づいて、前記情報処理装置の装置情報に基づいたユーザインタフェースを表示する表示工程と
   を備えることを特徴とするユーザインタフェース表示制御方法。
3. 外部装置からの要求に応じて、ユーザインタフェースを表示するためのファイルを提供するサーバであって、
   前記外部装置からの要求に応じて、当該外部装置にユーザインタフェースを表示するためのファイルを提供するとともに、前記外部装置の装置情報を前記サーバに送信するよう前記外部装置に指示する指示手段と、
   前記指示手段による指示に応じて前記外部装置から送信される前記外部装置の装置情報を受信する受信手段と、
   前記外部装置の装置情報に基づいたユーザインタフェースを表示するためのファイルを前記外部装置に提供する提供手段と
   を備えることを特徴とするサーバ。
4. 前記外部装置の装置情報が障害を表す情報であるか否かを判定する判定手段を更に備え、
   前記提供手段は、前記外部装置の装置情報が障害を表す情報であると判定された場合に、警告画面を表示するためのファイルを前記外部装置に提供することを特徴とする請求項３に記載のサーバ。
5. 外部装置からの要求に応じて、ユーザインタフェースを表示するためのファイルを提供するサーバにおいて実行されるプログラムであって、
   前記外部装置からの要求に応じて、当該外部装置にユーザインタフェースを表示するためのファイルを提供するとともに、前記外部装置の装置情報を前記サーバに送信するよう前記外部装置に指示する指示手段と、
   前記指示手段による指示に応じて前記外部装置から送信される前記外部装置の装置情報を受信する受信手段と、
   前記外部装置の装置情報に基づいたユーザインタフェースを表示するためのファイルを前記外部装置に提供する提供手段と
   してコンピュータを機能させるプログラム。
6. サーバから提供されたユーザインタフェースを表示するためのファイルに基づいて、ユーザインタフェースを表示する情報処理装置であって、
   前記サーバから、当該情報処理装置の装置情報を前記サーバに送信する指示を受信する受信手段と、
   前記受信手段により受信した指示に応じて、前記装置情報を取得する取得手段と、
   前記取得手段により取得された前記装置情報を、ユーザインタフェースを表示するためのファイルの要求とともに前記サーバに送信する送信手段と、
   前記サーバから提供されたファイルに基づいて、前記装置情報に基づいたユーザインタフェースを表示する表示手段と
   を備えることを特徴とする情報処理装置。
7. サーバから提供されたユーザインタフェースを表示するためのファイルに基づいて、ユーザインタフェースを表示する情報処理装置において実行されるプログラムであって、
   前記サーバから、当該情報処理装置の装置情報を前記サーバに送信する指示を受信する受信手段と、
   前記受信手段により受信した指示に応じて、前記装置情報を取得する取得手段と、
   前記取得手段により取得された前記装置情報を、ユーザインタフェースを表示するためのファイルの要求とともに前記サーバに送信する前記サーバに送信する送信手段と、
   前記サーバから提供されたファイルに基づいて、前記装置情報に基づいたユーザインタフェースを表示する表示手段と
   してコンピュータを機能させるプログラム。

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