JP2011064264A - 動力伝達構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】オルダム継手の軸方向両端に形成した両受容部の相対的な位置精度の向上を図った動力伝達構造を提供することを目的としている。
【解決手段】オルダム継手43のうちモータ駆動軸39が嵌合する第1受容部たる嵌合孔44を断面略矩形状の貫通孔として形成する一方、オルダム継手43のうちポンプ駆動軸28が嵌合する第2受容部たる嵌合凹部45を、当該オルダム継手43の軸方向端面43bから軸方向中間部までの深さをもって断面略矩形状に形成する。嵌合孔44と嵌合凹部43は、その断面における長手方向中央部を互いに共有するかたちで交差して形成されていて、オルダム継手43の型成形時に共通の型要素によってそれぞれ形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は駆動軸から被駆動軸へトルクを伝達する動力伝達構造に関し、特に、駆動軸と被駆動軸との軸心のずれを許容するオルダム継手を介してトルク伝達を行う動力伝達構造に関する。
この種の動力伝達構造として例えば特許文献1に記載のものが提案されている。特許文献1に記載の技術では、オルダム継手であるドライブジョイントの両端に、当該ドライブジョイントの径方向に延びる溝状の嵌合凹部を受容部としてそれぞれ形成し、駆動軸である回転軸と被駆動軸である支軸の先端にそれぞれ形成した嵌合凸部を対応する受容部にそれぞれ嵌合させたものである。そして、上記両受容部は上記ドライブジョイントの軸心方向に直交する投影面上で略直交するように形成されており、上記両嵌合凸部と上記両受容部とが相対的にスライドすることにより、上記回転軸および支軸との軸心のずれを許容するようになっている。
特開2002−31152号公報
ここで、上記オルダム継手を金属材料をもって型成形しようとした場合、当該オルダム継手の軸方向一端の成形を司る型要素に一方の受容部に相当する成形面を形成する一方で、上記オルダム継手の軸方向他端の成形を司る型要素に他方の受容部に相当する成形面を形成することになる。
しかしながら、両受容部に相当する成形面がそれぞれ異なる型要素に形成されることになるため、両受容部の相対的な角度位置の精度が低下してしまう虞があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、特に上記両受容部の相対的な角度位置の精度を向上させた動力伝達構造を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、駆動軸および被駆動軸の先端面にそれぞれ突設した嵌合凸部の幅寸法をそれぞれ異ならしめる一方、オルダム継手が、当該オルダム継手の径方向に延びる偏平形状の断面形状をもってそのオルダム継手を軸方向に貫通し、上記両嵌合凸部のうち幅寸法の小さい一方の嵌合凸部が上記オルダム継手の軸方向一端側から挿入されているとともに、その幅寸法が上記両嵌合凸部のうち幅寸法の大きい他方の嵌合凸部よりも小さく設定されている第1受容部と、上記オルダム継手の軸方向他端面から軸方向中間部までの深さに上記オルダム継手の径方向に延びる偏平形状の断面形状をもって凹設され、且つその断面における長手方向中央部を上記第1受容部と共有するかたちでその第1受容部と交差して形成されているとともに、上記他方の嵌合凸部が挿入された第2受容部と、を備えていることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、上記駆動軸および被駆動軸の先端面にそれぞれ突設した嵌合凸部の長手方向寸法をそれぞれ異ならしめる一方、オルダム継手が、当該オルダム継手の径方向に延びる偏平形状の断面形状をもってそのオルダム継手を軸方向に貫通し、上記両嵌合凸部のうち長手方向寸法の小さい一方の嵌合凸部が上記オルダム継手の軸方向一端側から挿入されているとともに、その長手方向寸法が上記両嵌合凸部のうち幅寸法の大きい他方の嵌合凸部よりも小さく設定されている第1受容部と、上記オルダム継手の軸方向他端面から軸方向中間部までの深さに上記オルダム継手の径方向に延びる偏平形状の断面形状をもって凹設され、且つその断面における長手方向中央部を上記第1受容部と共有するかたちでその第1受容部と交差して形成されているとともに、上記他方の嵌合凸部が挿入された第2受容部と、を備えていることを特徴としている。
すなわち、請求項1,2に記載の発明では、上記第1受容部を貫通孔として形成し、上記両受容部を互いに連通させていることから、上記オルダム継手の型成形する際に、上記両受容部を共通の型要素をもって成形することが可能となる。また、上記オルダム継手の軸方向他端面には上記両受容部がそれぞれ開口することになるが、上記第1受容部の断面形状が上記他方の嵌合凸部を挿入できないように設定されているため、上記第2の受容部に挿入すべき他方の嵌合凸部を上記第1受容部に挿入してしまう誤組付を防止することができる。
本発明によれば、両受容部をそれぞれ共通の型要素をもって成形することにより、両受容部の相対的な角度位置の精度を向上させることができる。
本発明に係る動力伝達構造が適用されるパワーステアリング装置のシステム構成図。 図1に示すポンプユニットの縦断面図。 本発明の第1の実施の形態に係る動力伝達構造として、図2に示すモータ駆動軸からポンプ駆動軸への動力伝達構造を示す分解斜視図。 図3に示すオルダム継手の詳細を示す斜視図。 図4に示すオルダム継手を成形するための金型を示す断面図。 嵌合凸部の幅寸法とモーメントスパンとの関係を示す説明図。 本発明の第2の実施の形態としてオルダム継手の軸方向一端面を示す図。
図1は本発明に係る動力伝達構造が適用されるパワーステアリング装置のシステム構成図である。
図1に示すように、運転者がステアリングホイールSWを操舵するとシャフト2を介してピニオン4が駆動され、いわゆるラック&ピニオン機構によりラック軸5が軸方向に移動し、左右の前輪6a,6bを操舵する。シャフト2には運転者の操舵トルクを検出するトルクセンサTSが設けられ、コントロールユニット7に対しトルク信号を出力する。
ラック軸5には、運転者の操舵トルクに応じてラック軸5の移動をアシストするパワーステアリング機構が設けられている。このパワーステアリング機構は、駆動源としてのモータMとそのモータMにより駆動する被駆動要素としての可逆式のポンプ3およびコントロールユニット7からなるポンプユニットPと、ラック軸5を左右に移動させるパワーシリンダ8とを有している。
そして、コントロールユニット7には、トルクセンサTSからのトルク信号、および変速機信号に加え、イグニッションスイッチからのスイッチ信号、エンジン回転数センサからのエンジン回転数信号、車速センサからの車速信号等が入力され、これら各種信号に基づいて操舵アシスト力を決定し、モータMおよび後述する電磁切換弁18に対し指令信号を出力する。これにより、パワーシリンダ8に油圧が供給され、操舵アシストが行われることになる。
また、パワーシリンダ8の内部には軸方向移動可能なピストン8cが設けられ、このピストン8cによってパワーシリンダ8の内部に第1シリンダ室8aおよび第2シリンダ室8bが隔成されている。
第1シリンダ室8aは第1油路10を介してポンプ3と接続している一方、第2シリンダ室8bは第2油路11を介してポンプ3と接続している。さらに、両油路10,11はそれぞれ第1、第2補給油路12,13および第1、第2吸入チェック弁14,15を介してリザーバタンク9と接続している。そして、両吸入チェック弁14,15により、リザーバタンク9への作動油の逆流を防止するとともに、両油路10,11における作動油が不足した場合にはリザーバタンク9から作動油を補給することになる。
両油路10,11は連通路16によりポンプ3を介さずに互いに接続し、その連通路16は接続部17において電磁切換弁18が設けられたドレン油路19に接続している。そして、連通路16はドレン油路19を介してリザーバタンク9に接続し、電磁切換弁18により連通路16とリザーバタンク9との連通および遮断が行われる。また、連通路16上であって接続部17と両油路10,11との間にはそれぞれ接続部17側への流れのみを許容するチェック弁20,21が設けられている。つまり、電磁切換弁18は通常時においては遮断される一方、フェイル時に開弁されて手動による操舵操作を可能とする構成になっている。
また、両油路10,11は、バイパスバルブ1および背圧弁22を介してリザーバタンク9に接続されている。このバイパスバルブ1は第1油路10と背圧弁22との間を開閉する第1バルブ1aと、第2油路11と背圧弁22との間を開閉する第2バルブ1bと、両油路10,11の差圧に応じて第1、第2バルブ1a,1bを開閉操作するピストン部材1cとを有している。
そして、第1油路10が高圧のときにはピストン部材1cが第2バルブ1bを開弁し、第2油路11とリザーバタンク9とが背圧弁22を介して連通する一方、第2油路11が高圧のときにはピストン部材1cが第1バルブ1aを開弁し、第1油路10とリザーバタンク9とが背圧弁22を介して連通することになる。
背圧弁22は第1、第2バルブ1a,1bからリザーバタンク9へ向かう流れのみを許容し、リザーバタンク9からの逆流を防止している。つまり、この背圧弁22を設けることにより作動油量の収支を合わせている。
図2は、本発明に係る動力伝達構造が適用されたポンプユニットPの縦断面図である。図2に示すように、ポンプ3は、ポンプ作用を司るいわゆるトロコイド型のポンプ要素23と、そのポンプ要素23を収容するポンプハウジング24と、から構成されている。
ポンプ要素23は、ポンプハウジング24内に摺動回転自在に保持され、内周側に複数の内歯が形成された環状のアウターロータ25と、そのアウターロータ25の内側に配置され、外周側に上記各内歯に噛合する外歯を有するインナーロータ26と、そのインナーロータ26の軸心を挿通しつつ当該インナーロータ26と一体回転可能に固定された被駆動軸たるポンプ駆動軸28とから主として構成されている。
ポンプ駆動軸28は、内部中実状に形成され、インナーロータ26の内部にピン27を介して固定された軸本体29と、その軸本体29のうち電動モータM側の先端から軸方向へ延出された被駆動軸側嵌合凸部であるポンプ側嵌合凸部30と、から構成されている。
ポンプハウジング24は、モータM側の第1ハウジング31と反モータM側の第2ハウジング32との間に円環状のカムリング33を挟持することで構成されており、カムリング33の内周側に両ロータ25,26を収容している。
そして、内部に作動油を貯留する中空状のリザーバタンク9が、第2ハウジング32およびカムリング33を覆うように第1ハウジング31の外周側に固定されている。なお、リザーバタンク9のうち上端の開口はキャップ34によって閉塞されている。
モータMは、ポンプ3を正逆回転駆動させるモータ要素35と、そのモータ要素35をポンプ3側から覆うかたちで反ポンプ3側に開口部を有するモータケーシング36と、そのモータケーシング36のうち反ポンプ3側の開口部を閉塞する略有底円筒状のモータカバー37と、を有している。
モータケーシング36は、モータ要素35のポンプ3側とコントロールユニット7とを内部に収容する略ブロック状の第1ケーシング36aと、その第1ケーシング36aのうちポンプ3側の開口を閉塞する第2ケーシング36bとから構成されている。
モータ要素35は、モータケーシング36とモータカバー37に軸受38a,38bを介して回転自在に支持された駆動軸たるモータ駆動軸39と、そのモータ駆動軸39の外周側に固定されたほぼ円筒状のロータ35aと、そのロータ35aの外周に非接触状態に配置され、コイルが捲回された円筒状のステータ35bとから主として構成されている。
モータ駆動軸39は、内部中実状の外周面が段差形状に形成され、外周にロータ35aが固定された大径部40と、その大径部40からポンプ3側に軸方向へ延出された小径部41と、その小径部41の先端側から軸方向へ延出された駆動軸側嵌合凸部たるモータ側嵌合凸部42とから構成されている。そして、ポンプ駆動軸28のポンプ側嵌合凸部30とモータ駆動軸39のモータ側嵌合凸部42とをオルダム継手43を介して連結することにより、モータ駆動軸39からポンプ駆動軸28へトルクを伝達するようになっている。なお、モータ駆動軸39は、その外周面に両軸受38a,38bおよびロータ35aが圧入固定されていることから、その硬度がポンプ駆動軸28よりも低く設定されている。
図3,4は本発明の第1の実施の形態としてモータ駆動軸39からポンプ駆動軸28へトルクを伝達する動力伝達構造を示す図であって、そのうち図3はその動力伝達構造の分解斜視図、図4はオルダム継手43の詳細を示す斜視図である。
図3に示すように、モータ側嵌合凸部42は、モータ駆動軸39の軸心位置から径方向へ横長状に形成された断面略矩形状を呈している。換言すれば、モータ側嵌合凸部42は、モータ駆動軸39の軸心に直交する断面形状がモータ駆動軸39の径方向に延びる偏平形状を呈している。そして、そのモータ側嵌合凸部42の外周面には、当該モータ側嵌合凸部42の幅方向で一対の平坦な動力伝達面42aがそれぞれ形成されていて、両動力伝達面42a間の幅寸法W1は、後述するポンプ側嵌合凸部30の幅寸法W2よりも小さく設定されている。なお、モータ側嵌合凸部39の長手方向両端面42bは、小径部41における先端面41aの外周縁部に沿って湾曲した曲面として形成されている。
同様に、ポンプ側嵌合凸部30は、ポンプ側駆動軸28の軸心位置から径方向へ横長状に形成された断面略矩形状を呈している。換言すれば、ポンプ側嵌合凸部28は、ポンプ駆動軸28の軸心に直交する断面形状がポンプ駆動軸28の径方向に延びる偏平形状を呈している。そして、そのポンプ側嵌合凸部30の外周面には、当該ポンプ側嵌合凸部30の幅方向で一対の平坦な動力伝達面30aがそれぞれ形成されている。なお、ポンプ側嵌合凸部30の長手方向両端面30bは、軸本体29における先端面29aの外周縁部に沿って湾曲した曲面として形成されている。また、軸本体29の先端面29aは小径部41の先端面41aと同径に形成されている。
一方、オルダム継手43は略円柱状に形成されていて、オルダム継手43に第1受容部として貫通形成された長孔形状の嵌合孔44と、オルダム継手43のうちポンプ駆動軸28側の軸方向端面43bから軸方向中間部までの深さに第2受容部として凹設された長孔形状の嵌合凹部45と、を有している。そして、嵌合凹部45は、その長手方向中央部を嵌合孔44と共有するかたちでその嵌合孔44と連通するように形成されていて、嵌合孔44と嵌合凹部45とは略90°の角度をなすように十字状に交差している。
より具体的には図4に示すように、嵌合孔44は、平坦面として形成された一対の動力伝達面44a間に形成されているものであって、オルダム継手43の軸心位置から径方向へ横長状に形成された断面略矩形状を呈している。換言すれば、嵌合孔44の断面形状はオルダム継手43の径方向に延びる偏平形状を呈している。そして、嵌合孔44のうち両動力伝達面44a間の幅寸法W3は、モータ側嵌合凸部42の幅寸法W1よりも大きく、且つポンプ側嵌合凸部30の幅寸法W2よりも小さく設定されている。つまり、嵌合孔44は、モータ側嵌合凸部42を受容可能であって、且つポンプ側嵌合凸部30を受容することのできない形状に形成されている。さらに、嵌合孔44の長手方向寸法L3は、モータ側嵌合凸部42の長手方向寸法L1よりも大きく設定されている。
嵌合凹部45は、平坦面として形成された一対の動力伝達面45a間に形成されているものであって、オルダム継手43の軸心位置から嵌合孔44と略直交する方向へ横長状に形成された断面略矩形状を呈している。換言すれば、嵌合凹部45の断面形状はオルダム継手43の径方向に延びる偏平形状を呈している。さらに、嵌合凹部45のうち両動力伝達面45a間の幅寸法W4および長手方向寸法L4は、ポンプ側嵌合凸部30の幅寸法W2および長手方向寸法L2よりもそれぞれ大きく設定されている。これにより、嵌合凹部45にポンプ側嵌合凸部30を受容可能になっている。
また、オルダム継手43のうち軸方向両端面43a,44aと各動力伝達面44a,45aとのなすそれぞれのコーナー部には、嵌合孔44または嵌合凹部45の内側に向かって下り勾配に傾斜した傾斜面46がそれぞれ形成されている。つまり、両駆動軸28,39の組付状態において、両傾斜面46と両嵌合凸部30,42の各動力伝達面30a,42aとの間に間隙が形成されることにより、動力伝達時におけるオルダム継手43の撓み変形を吸収するようになっている。
ここで、オルダム継手43は、いわゆる粉末冶金法をもって成形された焼結合金製のものである。そして、オルダム継手43となるべき圧粉体47を圧縮成形するための金型48の断面を図5に示す。なお、図5では金型48の型締め状態を図示している。
図5に示すように、金型48は、円筒内周面を有するダイ49と、そのダイ49のうち下端の開口を閉止するように設けられ、オルダム継手43のうち嵌合孔44のみが開口する軸方向端面43a(図4参照)の成形を司る下型50と、オルダム継手43のうち嵌合孔44および嵌合凹部45がそれぞれ開口する軸方向端面43b(図4参照)の成形を司る上型51と、上型51および下型50を摺動自在に挿通していて、オルダム継手の内面である各動力伝達面44a,45a(図4参照)の成形を司るパンチ52と、を備えている。なお、下型50およびパンチ52には、オルダム継手43の各傾斜面46(図4参照)を成形するための成形面が形成されている。
このように構成した金型48では、型開き状態でダイ49の内周側に金属粉末を充填した上で、上型51とパンチ52とを下降させて金属粉末全体を均等に加圧,圧縮して圧粉体47を成形することになる。その上で、金型58をもって成形された圧粉体47を、図示外の焼結炉をもって焼き固めることでオルダム継手43が成形されることになる。
そして、以上のように成形されたオルダム継手43に両駆動軸28,39を組み付けるには、図3に示すように、オルダム継手43のうち嵌合孔44のみが開口する軸方向端面43aからモータ側嵌合凸部42を嵌合孔44に挿入する一方、オルダム継手43のうち嵌合孔44および嵌合凹部45の両者が開口する軸方向端面43bからポンプ側嵌合凸部30を嵌合凹部45に挿入することになる。その結果、両嵌合凸部30,42が略90°の角度をなす周方向位置でオルダム継手43を介して互いに連結されることになる。また、嵌合孔44は上述したようにポンプ側嵌合凸部30を挿入することができない形状に形成されていることから、ポンプ側嵌合凸部30を誤って嵌合孔44に挿入してしまうようなことはない。
両駆動軸28,39が連結された状態においては、両嵌合凸部30,42がそれぞれの長手方向においてオルダム継手43と相対変位することにより、両駆動軸28,39の軸心のずれが許容される一方、各動力伝達面30a,42a,44a,45aを介してモータ駆動軸39からポンプ駆動軸28へトルクが伝達されることになる。
ここで、モータ駆動軸39からポンプ駆動軸28へトルクを伝達する際には、両嵌合凸部30,42の各動力伝達面30a,42aが、それら各動力伝達面30a,42aと長手方向両端面30b,42bとのなすコーナー部またはその近傍においてオルダム継手43側の各動力伝達面44a,45aに圧接することになるから、幅寸法W1の比較的小さいモータ側嵌合凸部42は幅寸法W2の比較的大きいポンプ側嵌合凸部30よりも強度的に有利となる。なぜなら、図6に示すように、嵌合凸部の幅寸法が小さい場合のモーメントスパンDは、嵌合凸部の幅寸法が大きい場合のモーメントスパンCよりも大きくなるためである。これにより、ポンプ側嵌合凸部30よりも硬度の低いモータ側嵌合凸部42の強度を補うようになっている。
したがって、本実施の形態によれば、嵌合孔44と嵌合凹部45をそれぞれ共通の型要素であるパンチ52をもって成形することにより、嵌合孔44と嵌合凹部45との相対的な角度位置の精度を向上させることができる。
その上、嵌合孔44はポンプ側嵌合凸部30を挿入することができない形状に形成されていることから、ポンプ側嵌合凸部30を誤って嵌合孔44に挿入してしまう誤組付を防止することができる。
なお、本実施の形態では、嵌合孔44の幅寸法W3をポンプ側嵌合凸部30の幅寸法W2よりも小さく設定することにより、その嵌合孔44にポンプ側嵌合凸部30を挿入できないようにしているが、嵌合孔44の長手方向寸法L3をポンプ側嵌合凸部30の長手方向寸法L2よりも小さく設定することにより、その嵌合孔44にポンプ側嵌合凸部30を挿入できないようにすることも可能である。
具体的には、ポンプ側嵌合凸部30の長手方向寸法L2をモータ側嵌合凸部42の長手方向寸法L1よりも大きく設定するとともに、嵌合孔44の長手方向寸法L3をポンプ側嵌合凸部30の長手方向寸法L2よりも小さく、且つモータ側嵌合凸部42の長手方向寸法L1よりも大きく設定するとよい。なお、この場合には、両嵌合凸部30,42の幅寸法W1,W2の幅寸法を違いに異ならしめる必要はなく、また、嵌合孔44と嵌合凹部45の幅寸法W3,W4をそれぞれ異ならしめる必要もない。そして、この場合においても上述した第1の実施の形態と同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、本実施の形態では、モータ側嵌合凸部42の幅寸法W1をポンプ側嵌合凸部30の幅寸法W2よりも小さく設定し、モータ側嵌合凸部42を嵌合孔44に、ポンプ側嵌合凸部30を嵌合凹部45にそれぞれ挿入しているが、モータ側嵌合凸部42の幅寸法W1をポンプ側嵌合凸部30の幅寸法W2よりも大きく設定し、ポンプ側嵌合凸部30を嵌合孔44に、モータ側嵌合凸部42を嵌合凹部45にそれぞれ挿入するようにしてもよい。この場合、上述した第1の実施の形態と比較してモータ側嵌合凸部42の幅寸法W1が大きくなることから、上述したように比較的硬度の低いモータ側嵌合凸部42の剛性を高めることができるメリットがある。
図7は、本発明の第2の実施の形態として、オルダム継手53のうち第1受容部たる嵌合孔54のみが開口する軸方向端面53aを示す図である。なお、図7ではオルダム継手の各動力伝達面のうちうち代表例として嵌合孔54の両動力伝達面54aのみを図示しているが、嵌合凹部における両動力伝達面も同様に形成されている。
図7に示す第2の実施の形態は、嵌合孔54の両動力伝達面54aを、オルダム継手53の軸心に直交する断面上で円弧状に湾曲した凸面として形成したものであって、他の部分は上述した第1の実施の形態と同様である。
したがって、この第2の実施の形態では、モータ側嵌合凸部42の両動力伝達面42aが、当該両動力伝達面42aと長手方向両端面42bとのなすコーナー部またはその近傍において嵌合孔54の両動力伝達面54aに圧接することを防止できるようになるから、各動力伝達面42a,54aで生じる摩耗を抑制することができるメリットがある。
ここで、上記各実施の形態から把握しうる特許請求の範囲に記載したもの以外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(1)上記オルダム継手の内周面と両端面とがなすそれぞれのコーナー部に傾斜面を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の動力伝達構造。
(1)に記載の技術的思想によれば、上記傾斜面と両嵌合凸部との間に間隙が形成されることにより、上記オルダム継手の撓み変形を吸収できるようになる。
(2)モータによって回転駆動される上記駆動軸としてのモータ駆動軸の先端面が、オイルポンプを回転駆動する上記被駆動軸としてのポンプ駆動軸の先端面と同径に形成されていて、且つ上記モータ駆動軸に形成した上記駆動軸側嵌合凸部の幅寸法が、上記ポンプ駆動軸に形成した上記被駆動軸側嵌合凸部の幅寸法よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の動力伝達構造。
(2)に記載の技術的思想によれば、上記モータ駆動軸は上記モータの構造上比較的低硬度に設定せざるを得ないが、そのモータ駆動軸に形成された上記駆動軸側嵌合凸部を上記被駆動軸側嵌合凸部よりも幅狭に形成することにより、動力伝達時における上記駆動軸側嵌合凸部のモーメントスパンが上記被駆動軸側嵌合凸部よりも大きくなり、上記駆動軸側嵌合凸部の強度を補うことができる。
(3)モータによって回転駆動される上記駆動軸としてのモータ駆動軸の先端面が、オイルポンプを回転駆動する上記被駆動軸としてのポンプ駆動軸の先端面と同径に形成されていて、且つ上記モータ駆動軸に形成した上記駆動軸側嵌合凸部の幅寸法が、上記ポンプ駆動軸に形成した上記被駆動軸側嵌合凸部の幅寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の動力伝達構造。
(3)に記載の技術的思想によれば、上記モータ駆動軸は上記モータの構造上比較的低硬度に設定せざるを得ないが、そのモータ駆動軸に形成された上記駆動軸側嵌合凸部を上記被駆動軸側嵌合凸部よりも幅広に形成することにより、上記駆動軸側嵌合凸部の剛性を向上させることができる。
(4)上記両受容部がそれぞれ一対の動力伝達面間に形成されているとともに、それら両受容部におけるそれぞれの動力伝達面が、上記オルダム継手の軸心に直交する断面上で円弧状に湾曲した凸面として形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の動力伝達構造。
(4)に記載の技術的思想によれば、上記両嵌合凸部がその外周面のコーナー部またはその近傍において上記オルダム継手の各動力伝達面と圧接することを防止できるようになるから、上記オルダム継手の各動力伝達面および上記両嵌合凸部の摩耗を抑制することができる。
3…ポンプ(被駆動要素)
28…ポンプ駆動軸(被駆動軸)
30…ポンプ側嵌合凸部(被駆動軸側嵌合凸部)
39…モータ駆動軸(駆動軸)
42…モータ側嵌合凸部(駆動軸側嵌合凸部)
43…オルダム継手
44…嵌合孔(第1受容部)
45…嵌合凹部(第2受容部)
53…オルダム継手
54…嵌合孔(第1受容部)
M…モータ(駆動源)

Claims (2)

  1. 駆動源における駆動軸の先端と被駆動要素における被駆動軸の先端とを、金属材料をもって型成形されたオルダム継手をもって連結し、上記駆動軸と被駆動軸との軸心のずれを許容しつつ上記駆動軸から被駆動軸へトルクを伝達する動力伝達構造において、
    上記駆動軸の先端面に突設され、その駆動軸の軸心に直交する断面形状が当該駆動軸の径方向に延びる偏平形状を呈している駆動軸側嵌合凸部と、
    上記被駆動軸の先端面に突設され、その被駆動軸の軸心に直交する断面形状が当該被駆動軸の径方向に延びる偏平形状を呈しているとともに、その断面形状の幅寸法が上記駆動軸側嵌合凸部と相違している被駆動軸側嵌合凸部と、
    上記オルダム継手の径方向に延びる偏平形状の断面形状をもってそのオルダム継手を軸方向に貫通し、上記両嵌合凸部のうち幅寸法の小さい一方の嵌合凸部が上記オルダム継手の軸方向一端側から挿入されているとともに、その幅寸法が上記両嵌合凸部のうち幅寸法の大きい他方の嵌合凸部よりも小さく設定されている第1受容部と、
    上記オルダム継手の軸方向他端面から軸方向中間部までの深さに上記オルダム継手の径方向に延びる偏平形状の断面形状をもって凹設され、且つその断面における長手方向中央部を上記第1受容部と共有するかたちでその第1受容部と交差して形成されているとともに、上記他方の嵌合凸部が挿入された第2受容部と、
    を備えていることを特徴とする動力伝達構造。
  2. 駆動源における駆動軸の先端と被駆動要素における被駆動軸の先端とを、金属材料をもって型成形されたオルダム継手をもって連結し、上記駆動軸と被駆動軸との軸心のずれを許容しつつ上記駆動軸から被駆動軸へトルクを伝達する動力伝達構造において、
    上記駆動軸の先端面に突設され、その駆動軸の軸心に直交する断面形状が当該駆動軸の径方向に延びる偏平形状を呈している駆動軸側嵌合凸部と、
    上記被駆動軸の先端面に突設され、その被駆動軸の軸心に直交する断面形状が当該被駆動軸の径方向に延びる偏平形状を呈しているとともに、その断面形状の長手方向寸法が上記駆動軸側嵌合凸部と相違している被駆動軸側嵌合凸部と、
    上記オルダム継手の径方向に延びる偏平形状の断面形状をもってそのオルダム継手を軸方向に貫通し、上記両嵌合凸部のうち長手方向寸法の小さい一方の嵌合凸部が上記オルダム継手の軸方向一端側から挿入されているとともに、その長手方向寸法が上記両嵌合凸部のうち幅寸法の大きい他方の嵌合凸部よりも小さく設定されている第1受容部と、
    上記オルダム継手の軸方向他端面から軸方向中間部までの深さに上記オルダム継手の径方向に延びる偏平形状の断面形状をもって凹設され、且つその断面における長手方向中央部を上記第1受容部と共有するかたちでその第1受容部と交差して形成されているとともに、上記他方の嵌合凸部が挿入された第2受容部と、
    を備えていることを特徴とする動力伝達構造。
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